JPH0421917Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0421917Y2
JPH0421917Y2 JP1987195224U JP19522487U JPH0421917Y2 JP H0421917 Y2 JPH0421917 Y2 JP H0421917Y2 JP 1987195224 U JP1987195224 U JP 1987195224U JP 19522487 U JP19522487 U JP 19522487U JP H0421917 Y2 JPH0421917 Y2 JP H0421917Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
female threaded
connecting bolt
threaded hole
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987195224U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01156287U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987195224U priority Critical patent/JPH0421917Y2/ja
Publication of JPH01156287U publication Critical patent/JPH01156287U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0421917Y2 publication Critical patent/JPH0421917Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、管渠ジヨイント構造に関するもの
である。
(ロ) 従来の技術 従来、管渠、例えば側溝ブロツク等を連結する
場合、各ブロツクの接合面にそれぞれ雄雌嵌合構
造が形成されているので、これを利用して接合連
結を行つている。
しかし、軟弱地盤や地層が変化する箇所での側
溝ブロツク等の連結に際しては、かかる雄雌嵌合
構造による連結だけでは上下、水平、引張りの各
方向に充分耐えることができないので、ブロツク
の接合部分をボルト等を利用して連結する手段が
多く採用されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、ブロツクの連結箇所にボルトを使用
する場合は、現場で連結作業を行うためにボルト
紛失が生じ、また、ボルト連結のためのブラケツ
ト等がブロツク表面より突出する構造となるため
に、ブロツクの管理に支障を生じ更には現場での
連結作業が円滑に行えない欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案では、管渠の端部側壁に、端面及び側
面開口の凹部を形成し、同凹部の管渠接合側の端
面に、雌ねじ孔を形成するとともに、同管渠に接
合連結する他の管渠の接合側端面に、連結用雌ね
じ孔を形成し、各管渠の接合時に、各雌ねじ孔を
それぞれ対向させ、さらに、いずれか一方の雌ね
じ孔に、一方向の螺合面を有する連結ボルトの一
端部を螺合し、しかも、同連結ボルトの中央部
に、同ボルトの締付操作を行うナツトを固着し
て、他方の雌ねじ孔に、連結ボルトの他端部を螺
合可能に構成したことを特徴とする管渠ジヨイン
ト構造を提供するものである。
(ホ) 作用・効果 この考案では、管渠の連結を行う場合には、一
方の管渠の凹部に形成した雌ねじ孔と他方の管渠
の雌ねじ孔とを対向状態とし、連結ボルトの両端
を各雌ねじ孔に螺合させて連結を終了するもので
あり、連結ボルトは予め一方の管渠の凹部に収納
状態で同凹部の雌ねじ孔に螺合して取付け状態と
しておき、現場では凹部の雌ねじ孔に螺合された
連結ボルトの他端を他方の管渠の雌ねじ孔に螺合
していくことにより連結固定作業を行つていくも
のであり、かかる構成によつて、連結ボルトは常
に一方の管渠に装着されているので紛失のおそれ
がなく、しかも、連結ボルトを凹部に収納した状
態で管渠の取扱いが行えるのでブロツク外表面か
ら突出する箇所もなく、その取扱いに支障がない
と共に、連結固定の構造も簡単、確実で、連結作
業も簡便に行える効果を有する。さらに、一方向
の螺合面を有する連結ボルトの他端部を他方の雌
ねじ孔に螺合させる際に、同ボルトの中央部に固
着したナツトをレンジ等で挟み操作することによ
り、他方の雌ねじ孔に螺合した同ボルトを解舒し
なから同ボルトの他端部を他の雌ねじ孔に螺入す
るので、その連結を容易に行うことができる。
従つて、連結ボルトの両端部の螺入調節を行つ
て、連結ボルトによる両雌ねじ孔への連結を確実
に行うことができる。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
Aは管渠の例としての一方の側溝用コンクリート
ブロツクを示し、Bは他方の側溝用コンクリート
ブロツクを示しており、一方の側溝用コンクリー
トブロツクAの端部側壁には端面及び側面開口の
凹部1を形成し、同凹部1の管渠接合側の端面に
雌ねじ孔2を形成しており、雌ねじ孔2は、雌ね
じ管3を側壁中に埋設することにより形成してい
る。
3−1は、雌ねじ管3の終端部に連設した座板
であり、雌ねじ管3の固定と、同管中に終端部よ
りコンクリートが漏入するのを防止するものであ
る。
また、他方の側溝用コンクリートブロツクBに
は、接合側端面に同じく連結用雌ねじ孔4を形成
しており、同雌ねじ孔4は、連結用雌ねじ管5を
側壁中に埋設することにより形成している。
しかも、他方の側溝用コンクリートブロツクB
においても、連結用コンクリートブロツクAと同
様に、連結用凹部6を端部側壁に形成し管渠接合
側の端面に雌ねじ管5を埋入することによつて形
成されている。図中5−1は、座板である。
しかも、他方のブロツクBの連結用凹部6は、
一方のブロツクAの凹部よりも長さを短くしてい
る。これは、後述する連結ボルト7の長さが可及
的に短くできるようにするためである。
そして、各ブロツクA,Bが接合される際に
は、雌ねじ孔2と連結用雌ねじ孔4とは互いに対
向すべく構成されており、各雌ねじ孔2,4に
は、一本の連結ボルト7の両端が螺合自在となる
ように構成されている。
連結ボルト7は回動操作を行うために中途部に
締付け用のナツト8が溶着されている。
本実施例では、連結ボルト7の全周面に、一方
向の螺合面を設けており、その中央部にナツト8
を固着している。そして、連結ボルト7の中央部
に固着してナツト8をレンジ等で挟み操作するこ
とにより、一方の雌ねじ孔2に螺合した同ボルト
7を解舒しながら同ボルト7の他端部を他の雌ね
じ孔4に螺入させる。
連結ボルト7は、通常は、一方の側溝用コンク
リートブロツクAの雌ねじ孔2中に螺合されて、
先端部は、凹部1中に収納された状態となつてお
り、一方の側溝用コンクリートブロツクAのみ表
面より突出しない状態となつている。
なお、凹部1及び連結用凹部6は、いづれも外
側方に向つて拡散状態のテーパーに形成されてお
り、側溝用コンクリートブロツクA,Bの側面に
広く開口すべく形成されている。
このように構成された側溝用コンクリートブロ
ツクA,Bの連結作業を説明すると、まず、溝中
に連結すべき側溝用コンクリートブロツクA,B
を敷設し、連結ボルト7にて連結作業を行つてい
くものであり、連結ボルト7は、予め、一方の側
溝用コンクリートブロツクAの雌ねじ孔2に螺合
されて凹部1中に収納状態であるために、ナツト
8を介して連結ボルト7を緩めていき、雌ねじ孔
2から他方の連結用雌ねじ孔4方向に移動させ
て、同雌ねじ孔4に先端を螺合させることによ
り、両ブロツク端面の連結ボルト7による連結を
行うものである。
しかも、かかる連結ボルト7の操作は凹部1の
側面開口部分から行うものであり、連結終了後は
凹部1にコンクリート或はモルタルを詰めて閉塞
する。
そして、一方の雌ねじ孔2に螺合させた連結ボ
ルト7の他端部を他方の雌ねじ孔4に螺合させる
際に、同ボルト7の中央部のナツト8をレンジ等
で挟み操作することにより、一方の雌ねじ孔2に
螺合した同ボルト7を解舒しながら同ボルト7の
他端部を他方の雌ねじ孔4に螺入するので、その
連結を容易に行うことができる。従つて、本考案
では、連結ボルト7の両端部の螺入調節を行つ
て、連結ボルト7による両雌ねじ孔2,4への連
結を確実に行うことができる。
なお、他方の側溝用コンクリートブロツクBの
連結用凹部6は、一方のブロツクの凹部1と共
に、接合時に長方形の窓部を形成することになる
ので、更に連結ボルト7の操作が行いやすくなる
ものである。
第7図、第8図に示すものは、他の実施例であ
り、他方の側溝用コンクリートブロツクBには、
連結用凹部6を形成していないものであり、しか
も、各雌ねじ管3,5は、終端部を中割りして互
い違い方向に折曲せしめているものであり、かか
る構成とすることによつて、座板3−1,5−1
を不要とし、各雌ねじ管3,5の固着を強固にし
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案構造の分解状態の側面図。第2
図は、施工前の状態の側面図。第3図は、施工終
了後の側面図。第4図は、本案構造の管渠の正面
図。第5図は、第4図−線拡大断面図。第6
図は、第図−線の断面図。第7図は、他の
実施例の側面図。第8図は、他の実施例の雌ねじ
管の斜視図。 A……側溝用コンクリートブロツク、B……側
溝用コンクリートブロツク、1……凹部、2……
雌ねじ孔、3……雌ねじ管、4……連結用雌ねじ
孔、5……連結用雌ねじ管、6……連結用凹部、
7……連結ボルト、8……ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 管渠の端部側壁に、端面及び側面開口の凹部1
    を形成し、同凹部1の管渠接合側の端面に、雌ね
    じ孔2を形成するとともに、 同管渠に接合連結する他の管渠の接合側端面
    に、連結用雌ねじ孔4を形成し、各管渠の接合時
    に、各雌ねじ孔2,4をそれぞれ対向させ、 さらに、いずれか一方の雌ねじ孔2に、一方向
    の螺合面を有する連結ボルト7の一端部を螺合
    し、しかも、同連結ボルト7の中央部に、同ボル
    ト7の締付操作を行うナツト8を固着して、他方
    の雌ねじ孔4に、連結ボルト7の他端部を螺合可
    能に構成したことを特徴とする管渠ジヨイント構
    造。
JP1987195224U 1987-12-22 1987-12-22 Expired JPH0421917Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987195224U JPH0421917Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987195224U JPH0421917Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01156287U JPH01156287U (ja) 1989-10-26
JPH0421917Y2 true JPH0421917Y2 (ja) 1992-05-19

Family

ID=31485910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987195224U Expired JPH0421917Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0421917Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722583B2 (ja) * 1974-05-14 1982-05-13

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4727119U (ja) * 1971-04-10 1972-11-28
JPS5722583U (ja) * 1980-07-12 1982-02-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722583B2 (ja) * 1974-05-14 1982-05-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01156287U (ja) 1989-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5309691A (en) Shear connected structural units
JPH10245855A (ja) 鋼管杭用鉄筋接続具
JPH0421917Y2 (ja)
JPH0213553Y2 (ja)
JPS6124638Y2 (ja)
JPS6038771Y2 (ja) コンクリ−トブロツク
JP2713119B2 (ja) プレキャスト被覆鋼管コンクリート柱とプレキャスト梁の仕口構造
JPH0476119A (ja) 基礎構築用ブロック構造物の接合構造
JPS6035649Y2 (ja) マンホ−ル
JPH0684638B2 (ja) 組立式地下構築物
JP2574191Y2 (ja) ねじ鉄筋用継手
JPH0239961B2 (ja) Konkuriitoseihinsetsuzokuyojubuzainomaisetsuhoho
JPH09221766A (ja) Pc基礎連結具
JPS6233773Y2 (ja)
JPS6042134Y2 (ja) コンクリ−トブロツクの連結装置
JPH0493Y2 (ja)
JPH0649674Y2 (ja) コンクリートセグメントの継手構造
JP2560068Y2 (ja) コンクリートセグメントの継手用金具
JPH01226955A (ja) Pcコンクリート部材の接合用具
JP2576787Y2 (ja) 杭頭接合金物
JPS6381998U (ja)
JPH1181495A (ja) コンクリート部材の接続具とその接続方法
JP3410855B2 (ja) Pcコンクリート基礎の接合構造
JPS6311259Y2 (ja)
JPH0417725Y2 (ja)