JPS6233773Y2 - - Google Patents

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JPS6233773Y2
JPS6233773Y2 JP1980145520U JP14552080U JPS6233773Y2 JP S6233773 Y2 JPS6233773 Y2 JP S6233773Y2 JP 1980145520 U JP1980145520 U JP 1980145520U JP 14552080 U JP14552080 U JP 14552080U JP S6233773 Y2 JPS6233773 Y2 JP S6233773Y2
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JP
Japan
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groove
sheet pile
joint
end surface
connecting metal
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JP1980145520U
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English (en)
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JPS5771541U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は矢板継手部の漏水、漏砂防止を著し
く高めた矢板の継手装置に関する。
従来、矢板継手部の漏水、漏砂を防止するため
に第2図および第3図に示すように矢板接合面に
互いに係合する凹凸の継手8,9を形成したり水
や砂の漏出通路が折返し通路になるように鈎継で
撃合わさる接続金具10,11を固着してなる矢
板の継手装置が一般に知られている。
しかし、この種の矢板の継手装置では漏砂防止
はあまり期待できない。そこで出願人は先に実公
昭37−30837号公報に示されるようなコ状の継手
金具を組合わせる構造を提案したが継手金具相互
の接触が多く、かつ構造が複雑で実用に適さなか
つた。この考案は前記事情に鑑み考案されたもの
で、その目的は矢板接合端面の一方に矢板上下方
向に連続する凹溝を形成するとともに、矢板接合
端面に二種類の簡単な接続金具を凹溝内方に突設
し、それら二種類の接続金具を組合せることによ
り凹溝上下方向に連続する中空部を形成すること
により矢板壁構成後時間の経過とともに前記中空
部に粘土、シルト、砂等が詰まつて漏水、漏砂を
確実に防止できるようにした矢板の継手装置を提
供することにある。
以下、この考案を図示する一実施例によつて説
明する。
図中、符号1は複数枚の矢板2によつて構成さ
れた矢板壁であり、矢板2は鉄筋コンクリートを
もつて成形されその一方の接合端面には矢板2の
上下方向に連続して、開口端より奥方向に徐々に
せまくなるような凹溝3(以下凹溝3という。)
が形成されかつ先端が凹溝3の内方に折曲する板
状の接続金具4が凹溝3を略覆うように突設さ
れ、かつ接合端面に添わせて接続金具4はスタツ
ドボルト等のアンカー部材5によつて矢板1の接
合端部に添つて固着されている。また、矢板1の
他方の接合端面には前記凹溝3の内面に沿つて折
曲する板状の接続金具6が凹溝3の内方に突設さ
れている。また、接続金具6は接続金具4と同様
にアンカー部材5によつて矢板1の接合端部に固
着されている。
そして接続金具6は接続金具4と係合して接合
したとき凹溝3内に凹溝3の上下方向に連続する
中空部7を形成している。
このような構成において、複数本の矢板2,2
…によつて構成され矢板壁1は時間の経過ととも
に中空部7内に粘土、シルト、砂等が自然に充填
されて矢板継手部の水密性が著しく高められ漏
水、漏砂を確実に防止することができる。
なお、矢板2,2…を埋殺しにする場合は中空
部7内にモルタル等を充填してもよい。
この考案は以上の構成からなり次の効果が期待
できる。
相対する矢板の接合端面間に板状の接合金具
4,6が介在して接続部を補強する。また矢板の
一方にのみ凹溝を形成すれはよく、接続金具も簡
単で製作が容易であり、接続金具相互の接触が少
なくて打込みが容易であり、かつ矢板壁構成後、
時間の経過とともに周辺地盤の粘土、シルト、砂
等が中空部に自然に充填されて矢板継手部の水密
性が著しく高められ漏水、漏砂を確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は矢板継手部を示す矢板壁の横断面図で
一部は接続前の状態を示している。第2図および
第3図は従来の矢板継手部を示す矢板壁の横断面
図である。 1……矢板壁、2……矢板、3……凹溝、4…
…接続金具、5……アンカー部材、6……接続金
具、7……中空部、8,9……継手、10,11
……接続金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄筋コンクリート矢板の一方の接合端面には開
    口端より奥方向に徐々にせまくなるような凹溝3
    が上下方向に連続して形成され、先端が前記凹溝
    3の内方に折曲する板状の接続金物4が凹溝3を
    略覆うように突設され、かつ接合端面に添わせて
    固着してあり、他方の接合端面には開口端より奥
    方向に徐々にせまくなるような前記凹溝3の内面
    に添つて折曲する板状の接続金物6が突設され、
    かつ接合端面に固着してあり、接続金物6が突設
    され、かつ接合端面に固着してあり、接続金物
    4,6を係合して凹溝3内に上下方向に連続する
    中空部7を形成してなることを特徴とする矢板の
    継手装置。
JP1980145520U 1980-10-13 1980-10-13 Expired JPS6233773Y2 (ja)

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JP1980145520U JPS6233773Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13

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JPS5771541U JPS5771541U (ja) 1982-05-01
JPS6233773Y2 true JPS6233773Y2 (ja) 1987-08-29

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