JPH0131662Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131662Y2 JPH0131662Y2 JP9434282U JP9434282U JPH0131662Y2 JP H0131662 Y2 JPH0131662 Y2 JP H0131662Y2 JP 9434282 U JP9434282 U JP 9434282U JP 9434282 U JP9434282 U JP 9434282U JP H0131662 Y2 JPH0131662 Y2 JP H0131662Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- joint groove
- grooves
- groove
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 2
- 206010048744 Fear of falling Diseases 0.000 description 1
- 210000001503 joint Anatomy 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈考案の技術分野〉
この考案はコンクリート製アーチ形カルバート
に関するものである。
に関するものである。
〈この考案が解消しようとする問題点〉
従来、コンクリート製カルバートは嵌合又は突
合わせにて接続布設して来たが、嵌合の場合は嵌
合の際に一部が相互に衝突して損壊するという問
題があり、また嵌合、突合わせのいずれもカルバ
ート間の隙間にモルタル等を充填して目地を形成
して、接続部の水洩れを防止して来たものであ
る。
合わせにて接続布設して来たが、嵌合の場合は嵌
合の際に一部が相互に衝突して損壊するという問
題があり、また嵌合、突合わせのいずれもカルバ
ート間の隙間にモルタル等を充填して目地を形成
して、接続部の水洩れを防止して来たものであ
る。
提案されている実公昭50−11694号公報は突合
わせ接続部の内側に環状においてあり溝形の目地
溝を形成して、そこに接着料(モルタル等)を充
填することを記載しているが、当該目地溝のう
ち、上部の目地溝にモルタル等を充填する際には
充填物が常時落下するおそれがあるため、作業が
むずかしく、かゝるために他部分に較べて詰め不
足による泥弱化するおそれがあるという問題があ
る。この点実開昭52−65927号公報は凹端側の上
部に小突出縁を設けて嵌合接続時にできる目地溝
を小突出縁にて上下に区分しているけれども、嵌
合接続によつて一部が損壊するおそれは依然とし
て解消されていないという問題がある。しかも下
半の内面にできる目地溝は凹凸嵌合によつて先部
が細いL形断面を呈すため、モルタル等の充填が
先部まで完全に埋め得ない個所も生じて、泥弱に
よる剥離脱落のおそれがある。本考案はこれらの
問題点を解消しようとするものである。
わせ接続部の内側に環状においてあり溝形の目地
溝を形成して、そこに接着料(モルタル等)を充
填することを記載しているが、当該目地溝のう
ち、上部の目地溝にモルタル等を充填する際には
充填物が常時落下するおそれがあるため、作業が
むずかしく、かゝるために他部分に較べて詰め不
足による泥弱化するおそれがあるという問題があ
る。この点実開昭52−65927号公報は凹端側の上
部に小突出縁を設けて嵌合接続時にできる目地溝
を小突出縁にて上下に区分しているけれども、嵌
合接続によつて一部が損壊するおそれは依然とし
て解消されていないという問題がある。しかも下
半の内面にできる目地溝は凹凸嵌合によつて先部
が細いL形断面を呈すため、モルタル等の充填が
先部まで完全に埋め得ない個所も生じて、泥弱に
よる剥離脱落のおそれがある。本考案はこれらの
問題点を解消しようとするものである。
〈考案の構成〉
本考案は管壁の開口方向の両端を扁平面にて形
成すると共に、該扁平面の上半に管壁の外側部分
の帯状切欠による外側目地溝を設け、同下半に管
壁の内側部分の帯状切欠による内側目地溝を形成
し、前記両目地溝の端部間に両目地溝と同幅の継
ぎ用目地溝を設けたことを特徴とするコンクリー
ト製アーチ形カルバートにある。
成すると共に、該扁平面の上半に管壁の外側部分
の帯状切欠による外側目地溝を設け、同下半に管
壁の内側部分の帯状切欠による内側目地溝を形成
し、前記両目地溝の端部間に両目地溝と同幅の継
ぎ用目地溝を設けたことを特徴とするコンクリー
ト製アーチ形カルバートにある。
〈実施例〉
以下図面に基づいて実施例を説明する。
各コンクリート製アーチ形カルバート1を構成
する管壁2は開口方向の両端を偏平面3,4にて
形成し、両偏平面3,4の上半部(実施例では円
曲壁部)に管壁2の外側半分を帯状において切欠
して外側目地溝5を形成し、また下半部(側壁部
と底版部)に管壁2の内側半分を前記同様に帯状
において切欠して内側目地溝6とする。両目地溝
5,6の端部間に両目地溝と同幅の継ぎ用目地溝
7を形成したのである。継ぎ用目地溝7は実施例
では外上、内下の傾斜が附されている。
する管壁2は開口方向の両端を偏平面3,4にて
形成し、両偏平面3,4の上半部(実施例では円
曲壁部)に管壁2の外側半分を帯状において切欠
して外側目地溝5を形成し、また下半部(側壁部
と底版部)に管壁2の内側半分を前記同様に帯状
において切欠して内側目地溝6とする。両目地溝
5,6の端部間に両目地溝と同幅の継ぎ用目地溝
7を形成したのである。継ぎ用目地溝7は実施例
では外上、内下の傾斜が附されている。
アーチ形カルバート1を突合わせ並列すると、
内側及び外側目地溝5,6と及び継ぎ用目地溝が
それぞれ互いに相対して2倍幅の目地溝となる。
そこで拡大された内側目地溝6には内側からモル
タル等の接着性充填材を充填して内側目地6aと
し、外側目地溝5には外側から同材を充填して外
側目地5aとするのである。この際継ぎ用目地溝
7には内、外両方から充填材を詰入れて中間目地
7aを形成して密に塞ぐのである。
内側及び外側目地溝5,6と及び継ぎ用目地溝が
それぞれ互いに相対して2倍幅の目地溝となる。
そこで拡大された内側目地溝6には内側からモル
タル等の接着性充填材を充填して内側目地6aと
し、外側目地溝5には外側から同材を充填して外
側目地5aとするのである。この際継ぎ用目地溝
7には内、外両方から充填材を詰入れて中間目地
7aを形成して密に塞ぐのである。
〈考案の効果〉
本考案は管壁の開口方向両端を扁平面としたた
め、アーチ形カルバートは単に突合わせることに
よつて接合することができ、接合に当つて従来生
じていた管端の部分破損を解消することができ
る。
め、アーチ形カルバートは単に突合わせることに
よつて接合することができ、接合に当つて従来生
じていた管端の部分破損を解消することができ
る。
また突合わされる外側目地溝は管壁上に位置す
るため、充填物材を落下のおそれなしに充填し得
る結果、確実で強化された外側目地を形成し得、
継ぎ用目地溝も内側及び外側目地溝と同幅のため
強固な目地を容易に形成し得るという大きな効果
が奏される。
るため、充填物材を落下のおそれなしに充填し得
る結果、確実で強化された外側目地を形成し得、
継ぎ用目地溝も内側及び外側目地溝と同幅のため
強固な目地を容易に形成し得るという大きな効果
が奏される。
第1図は本考案アーチ形カルバートの斜視図、
第2図は開口部の端面図、第3図は接合部の縦断
面図、1はコンクリート製アーチ形カルバート、
2は管壁、3,4は偏平面、5は外側目地溝、6
は内側目地溝、7は継ぎ用目地溝、5aは外側目
地、6aは内側目地、7aは中間目地である。
第2図は開口部の端面図、第3図は接合部の縦断
面図、1はコンクリート製アーチ形カルバート、
2は管壁、3,4は偏平面、5は外側目地溝、6
は内側目地溝、7は継ぎ用目地溝、5aは外側目
地、6aは内側目地、7aは中間目地である。
Claims (1)
- 管壁の開口方向の両端を扁平面にて形成すると
共に、該扁平面の上半に管壁の外側部分の帯状切
欠による外側目地溝を設け、同下半に管壁の内側
部分の帯状切欠による内側目地溝を形成し、前記
両目地溝の端部間に両目地溝と同幅の継ぎ用目地
溝を設けたことを特徴とするコンクリート製アー
チ形カルバート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9434282U JPS591787U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | ア−チ形カルバ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9434282U JPS591787U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | ア−チ形カルバ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS591787U JPS591787U (ja) | 1984-01-07 |
JPH0131662Y2 true JPH0131662Y2 (ja) | 1989-09-28 |
Family
ID=30225867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9434282U Granted JPS591787U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | ア−チ形カルバ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591787U (ja) |
-
1982
- 1982-06-25 JP JP9434282U patent/JPS591787U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS591787U (ja) | 1984-01-07 |
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