JPS6021598Y2 - コンクリ−ト管の可撓性継手構造 - Google Patents
コンクリ−ト管の可撓性継手構造Info
- Publication number
- JPS6021598Y2 JPS6021598Y2 JP8162479U JP8162479U JPS6021598Y2 JP S6021598 Y2 JPS6021598 Y2 JP S6021598Y2 JP 8162479 U JP8162479 U JP 8162479U JP 8162479 U JP8162479 U JP 8162479U JP S6021598 Y2 JPS6021598 Y2 JP S6021598Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete pipe
- concrete
- flexible member
- joint structure
- metal cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンクリート管の可撓性継手構造に関する。
複数本のコンクリート管を接続して地中に埋設配管する
場合、コンクリート管同志を強固に接続すると、地震や
地盤の不等沈下などによってコンクリート管や接続部の
破損が生じる。
場合、コンクリート管同志を強固に接続すると、地震や
地盤の不等沈下などによってコンクリート管や接続部の
破損が生じる。
かかる破損を防止するため、従来からゴムバッキング等
を介してコンクリート管同志を接続し、相互に可撓性を
持たせることが行なわれており、種々の可撓性継手が知
られている。
を介してコンクリート管同志を接続し、相互に可撓性を
持たせることが行なわれており、種々の可撓性継手が知
られている。
しかしながら、コンクリート管と継手との接合が不充分
であるためコンクリート管相互を確実に接続し、かつ充
分な可撓性を持たせたものはなかった。
であるためコンクリート管相互を確実に接続し、かつ充
分な可撓性を持たせたものはなかった。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、コンクリ
ート管と継手との密着性を向上し、コンクリート管相互
を確実に接続すると共に充分な可撓性を有するコンクリ
ート管の可撓性継手構造を提供するとを目的とする。
ート管と継手との密着性を向上し、コンクリート管相互
を確実に接続すると共に充分な可撓性を有するコンクリ
ート管の可撓性継手構造を提供するとを目的とする。
以下、図示の実施例を参照しながら本考案を詳細に説明
する。
する。
第１図および第２図において、１１，１゜は互いに接続
すべきコンクリート管である。
すべきコンクリート管である。
２は上記コンクリート管１１，１□の突合せ部両者間に
介在すべき環状部３を有し、かつ該環状部の両面外周縁
に沿って肉厚の薄い筒部４を延設した可撓性部材で、こ
の可撓性部材２はゴム等により成形したもので、両側筒
部４内面に鍔付金属筒体５を焼付けにより一体に配装し
である。
介在すべき環状部３を有し、かつ該環状部の両面外周縁
に沿って肉厚の薄い筒部４を延設した可撓性部材で、こ
の可撓性部材２はゴム等により成形したもので、両側筒
部４内面に鍔付金属筒体５を焼付けにより一体に配装し
である。
上記可撓性部材２および鍔付金属筒体５の筒部４および
６には任意の個所に後述する合成樹脂材を注入するため
の孔７が穿設されている。
６には任意の個所に後述する合成樹脂材を注入するため
の孔７が穿設されている。
上記可撓性部材２の環状部３には円周方向に沿って複数
本の鋼材８が配筋してあり、可撓性部材２が外方へ飛び
出すのを防止している。
本の鋼材８が配筋してあり、可撓性部材２が外方へ飛び
出すのを防止している。
９は上記コンクリート管１１，１□の外周面と鍔付金属
筒体５の内周面とに間隙Ａを形威すべくコンクリート管
１□、１゜外周面端部に円周方向に沿って形威された凹
部である。
筒体５の内周面とに間隙Ａを形威すべくコンクリート管
１□、１゜外周面端部に円周方向に沿って形威された凹
部である。
１０は、上記孔７および凹部９に配設されたエポキシ樹
脂等の合成樹脂材であり、これは上記孔７から注入され
てコンクリート管１１−１２と鍔付金属筒体５を固着し
て連結している。
脂等の合成樹脂材であり、これは上記孔７から注入され
てコンクリート管１１−１２と鍔付金属筒体５を固着し
て連結している。
１１は気密保持のため上記コンクリート管１１，１□と
可撓性部材２との間隙に目地詰めされた樹脂モルタルで
ある。
可撓性部材２との間隙に目地詰めされた樹脂モルタルで
ある。
しかして、上記構成の可撓性継手構造によれば、予め焼
付は等によって鍔付金属筒体５を一体に設けた可撓性部
材２の両側からコンクリート管１１．１□を嵌入する。
付は等によって鍔付金属筒体５を一体に設けた可撓性部
材２の両側からコンクリート管１１．１□を嵌入する。
そして、孔７から間隙Ａ内に合成樹脂材１０を注入し鍔
付金属筒体５とコンクリート管１□、１□とを固着する
。
付金属筒体５とコンクリート管１□、１□とを固着する
。
合成樹脂材１０を注入しているとき他の使われない孔７
は空気抜きとして作用する。
は空気抜きとして作用する。
したがって、コンクリート管１□、１゜相互にずれ等が
生じた場合にはこれに追従して任意に動くことができる
ので極めて柔軟性を持つことができる。
生じた場合にはこれに追従して任意に動くことができる
ので極めて柔軟性を持つことができる。
以上、述べたように本考案によるコンクリート管の可撓
性継手構造によれば、可撓性部材の筒部内面に鍔付金属
筒体を互いの鍔部によって可視性部材の環状部を挾持す
べく一体に配装したので、可撓性部材を補強するととも
にコンクリート管相互のずれによって可撓性部材を損傷
させる虞れがない。
性継手構造によれば、可撓性部材の筒部内面に鍔付金属
筒体を互いの鍔部によって可視性部材の環状部を挾持す
べく一体に配装したので、可撓性部材を補強するととも
にコンクリート管相互のずれによって可撓性部材を損傷
させる虞れがない。
また、可撓性部材および鍔付金属筒体の筒部に互いに対
応する孔を穿設し、かつ上記コンクリート管の外周面端
部に凹部を形威し、上記可撓性部材、鍔付金属筒体およ
びコンクリート管を一体に固着する合成樹脂材を上記可
撓性部材および鍔付金属筒体の孔と、コンクリート管の
凹部に配設したので、可撓性部材、鍔付金属筒体および
コンクリート管を確実に接続できる。
応する孔を穿設し、かつ上記コンクリート管の外周面端
部に凹部を形威し、上記可撓性部材、鍔付金属筒体およ
びコンクリート管を一体に固着する合成樹脂材を上記可
撓性部材および鍔付金属筒体の孔と、コンクリート管の
凹部に配設したので、可撓性部材、鍔付金属筒体および
コンクリート管を確実に接続できる。
第１図および第２図は本考案によるコンクリート管の可
撓性継手構造の一実施例を示し、第１図は部分縦断面図
、第２図は第１図の部分拡大断面図である。 １１．１゜・・・・・・コンクリート管、２・・・・・
・可撓性部材、３・・・・・・環状部、４，６・・・・
・・筒部、５・・・・・・鍔付金属筒体、７・・・・・
・孔、訃・・・・・鋼材、９・・・・・・凹部、１０・
・・・・・合成樹脂材、Ａ・・・・・・間隙。
撓性継手構造の一実施例を示し、第１図は部分縦断面図
、第２図は第１図の部分拡大断面図である。 １１．１゜・・・・・・コンクリート管、２・・・・・
・可撓性部材、３・・・・・・環状部、４，６・・・・
・・筒部、５・・・・・・鍔付金属筒体、７・・・・・
・孔、訃・・・・・鋼材、９・・・・・・凹部、１０・
・・・・・合成樹脂材、Ａ・・・・・・間隙。
Claims (2)
- （１）互いに接続すべきコンクリート管と、これらコン
クリート管の突合せ部両者間に介在すべき環状部を有し
、かつ該環状部の両面外周縁に沿って肉厚の薄い筒部を
延設した可撓性部材とを備え、上記筒部に上記コンクリ
ート管を挿入し、かつ該筒部内面とコンクリート管外面
との間に硬化材を注入し、互いに固着して連結するよう
にしたコンクリート管の可撓性継手構造において、上記
筒部内面に鍔付金属筒体を互いの鍔部によって上記環状
部を挾持すべく一体に配送するとともに、上記可撓性部
材および鍔付金属筒体の筒部に互いに対向する孔を穿設
し、かつ上記コンクリート管の外周面端部に凹部−を形
威し、上記可撓性部材、鍔付金属筒体およびコンクリー
ト管を一体に固着する合成樹脂材を上記可撓性部材およ
び鍔付金属筒体の孔と、コンクリート管の凹部に配設し
たことを特徴とするコンクリート管の可視性継手構造。 - （２）上記環状部に円周方向に沿って鋼材を配筋したこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第（１）項に記
載のコンクリート管の可撓性継手構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8162479U JPS6021598Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | コンクリ−ト管の可撓性継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8162479U JPS6021598Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | コンクリ−ト管の可撓性継手構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55181086U JPS55181086U (ja) | 1980-12-26 |
| JPS6021598Y2 true JPS6021598Y2 (ja) | 1985-06-27 |
Family
ID=29314887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8162479U Expired JPS6021598Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | コンクリ−ト管の可撓性継手構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021598Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-15 JP JP8162479U patent/JPS6021598Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55181086U (ja) | 1980-12-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6021598Y2 (ja) | コンクリ−ト管の可撓性継手構造 | |
| JPH0141823Y2 (ja) | ||
| JPS6016567Y2 (ja) | シユ−ト | |
| JPS6238070Y2 (ja) | ||
| JPS5921346Y2 (ja) | 管継手 | |
| JPH0941885A (ja) | セグメントの継手部構造 | |
| JPH01283495A (ja) | コルゲート管の結合構造 | |
| JPS5849233Y2 (ja) | 合成樹脂製水路 | |
| JPS6135829Y2 (ja) | ||
| JP2575192B2 (ja) | コンクリートセグメント | |
| JPS605169Y2 (ja) | コンクリ−ト管の可撓性継手構造 | |
| JPH0521594Y2 (ja) | ||
| JP3049147U (ja) | 成型体の接合部の構造 | |
| JPS6120151Y2 (ja) | ||
| JPS607156B2 (ja) | フランジ付管継手 | |
| JPS63118436A (ja) | 構造材の接合方法およびそれに用いるジヨイント部材 | |
| JPS582947Y2 (ja) | コンクリ−ト管 | |
| JPS6224585B2 (ja) | ||
| JP2003096768A (ja) | ネガティブフリクション対策杭 | |
| JPS6261831B2 (ja) | ||
| JPH0545661Y2 (ja) | ||
| JPH0414692Y2 (ja) | ||
| JPS6118299Y2 (ja) | ||
| EP0400814A1 (en) | Reinforced concrete lining segment incorporating nonreturn valve | |
| JPH089278Y2 (ja) | 覆工体構造 |