JPS582947Y2 - コンクリ−ト管 - Google Patents

コンクリ−ト管

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Publication number
JPS582947Y2
JPS582947Y2 JP1979112577U JP11257779U JPS582947Y2 JP S582947 Y2 JPS582947 Y2 JP S582947Y2 JP 1979112577 U JP1979112577 U JP 1979112577U JP 11257779 U JP11257779 U JP 11257779U JP S582947 Y2 JPS582947 Y2 JP S582947Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
segments
flat steel
segment
concrete
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979112577U
Other languages
English (en)
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JPS5515498U (ja
Inventor
都築好郎
Original Assignee
都築 純一
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Filing date
Publication date
Application filed by 都築 純一 filed Critical 都築 純一
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Publication of JPS5515498U publication Critical patent/JPS5515498U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、円筒を周方向に3等分割した形状のコンク
リートセグメントを組立てたコンクリート管に関するも
のであり、その目的とするところは、所要の長さと厚味
と直径とを有する円筒を周方向に3等分割した形状のコ
ンクリートセグメントを成型し、こ力5ら3箇のセグメ
ントを組立て安定したスリーヒンジの管を構成すること
によって、運搬上、あるいは組立上、作業上において最
も経済的にしてかつ組立の容易な大口径のコンクリート
パイプを提供しようとするものである。
従来、コンクリート管体の推進工法(押し管工法)にお
いて採用される大口径のコンクリートパイプの直径は通
常4m以下であるが、その自重は犬であり、かつ相当大
きい容積を必要とするので1本の大口径のコンクリート
パイプを運搬するのにトレーラ−1台に1本しか塔載し
えず、運賃の占める数字が極めて大きくしかも1本の管
体の自重が大きいため起重機その他の段取りが著しく大
となり、さらに竪坑における管体の操作も容易でないた
め1本物の大口径コンクリートパイプを推進工法におい
て採用することは種々の欠点を有している。
この考案のコンクリートセグメントはコンクリート製の
円筒を周方向に向って3等分割することによって構成さ
れているので、当然1箇のセグメントは従来の1本物の
管体と比較して、運搬に便利であるとともに、1台のト
ラックに無駄なく積み重ねて搭載できるため運搬能率を
上げることが可能である。
また、円筒を周方向に3等分割したセグメントより、な
るスリーヒンジの管体が地中に埋設サレると1本物のパ
イプと同様の安定した管を構成しえることは実験によっ
て明らかとなった。
なお、大口径のコンクリート管体を周方向に2等分割し
たセグメントは構造物としては安定であるが、重量が比
較的太であり、起重機等の費用も犬となり、しかも作業
中の取扱い作業も容易でないためその作業効率が極めて
小さく、また円筒を周方向に4等分割したセグメントは
重量が軽減される利点があるが構造としては最も不安定
で組立作業が極めて困難であるという欠点がある。
この考案は、前記事情に鑑み創案されたものであって、
その構成は所要の厚みと直径を有する円筒を周方向に3
等分割し、周方向接続面には凹凸の保合部を有し、かつ
この接続面には継手金具を設けてなるコンクリートセグ
メントを設けてなるコンクリートセグメントからなり、
前記セグメントの3箇をその凹凸の保合と接手金具の平
鋼板を突合せ、ボルト通し孔に挿通したボルトとナンド
による結合によって管体に組立て、かつ軸方向にも接手
金具をボルトで結合してコンクリート管を形成するよう
にしたものである。
以下、この考案のコンクリート管の構成を図面に示した
実施例に基づいて説明すると、この考案は管体の円筒を
周方向3等分割した形状にコンクリートセグメント1を
形成し、この各セグメント1同士の接続面には一側面に
凹部2、他側面には凸部3の係合部が形成されている。
また、この接続面に沿って接手金具5が埋設しである。
この接手金具5は箱型に形成され、その四囲側部、およ
び底部を平鋼板にて形成し、この各部に囲まれた部分を
セグメント表面に開口する凹溝4となしている。
そして前記四囲側部に設けた平鋼板の内。正面に配設し
た平鋼板の中央にボルト通し孔Iが設けてあり、この正
面平鋼板部分が前記接続面に表われている。
一方、セグメント1を組立て形成したリング同士を接続
するためにセグメントの円周方向に接手金具6が説けで
ある。
この接手金具6は前記接手金具5と全く同様に形成され
、その正面平鋼板の中央にはボルト通し孔が設けである
なお、接手金具5,6はいずれもセグメントの内部に埋
設した補強筋に連結しである。
セグメント1の組立に際しては、まず隣り合せたセグメ
ント1の凹部2と凸部3の係合部同士を噛合させること
によって位置決めし、次いで接手金具5の正面平鋼板同
士を突合せボルト通し孔7を連通せしめ、このボルト通
し孔にボルトを挿通しナンドにて緊結することによって
接続し、リングを形成する。
形成したリング同士を接続するには、セグメント1の円
周方向に設けた接手金具6の正面平鋼板同士を突合せ、
ボルト通し孔1を連通せしめ、このボルト通し孔にボル
トを挿通しナツトにて緊結する。
なお、前記凹部2と凸部3の係合部には合成樹脂製の接
着剤を使用して接合強度を向上させ、かつ止水性をもた
らす。
この考案は以上の構成からなり、同一形状のコンクリー
トセグメントを用い、埋設現場にてスリーヒンジのコン
クリート管体に組み立て構成シ、これを推進工法によっ
て埋設することによって最も経済的に大口径コンクリー
トパイプの埋設を実施しえる。
また、円周を軸方向に3等分割することによってすべて
同一の型枠にてセグメントの製をなしうるので、型枠製
作の簡素化、経費の削減、製造能率の向上をなしえる。
しかも、セグメントの組立に際しては凹凸の係合部の噛
合せによって位置決めし、箱型の接手金具の平鋼板同士
を突合せ、その中央に形成されたボルト通し孔にボルト
を挿通し、ナツトで緊結することにより現場で容易に組
立てることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のコンクリートセグメン)Kより組立
てたトンネルの斜視図、第2図は同正面図、第3図は接
合部の断面図、第4図はセグメントの斜視図である。 1・・・・・・セグメント、2・・・・・・凹部、3・
・・・・・凸、部、4・・・・・・凹溝、5,6・・・
・・・接手金具、1・・・・・・ボルト通し五カ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要の厚味と直径を有する円筒を周方向に3等分割した
    形状の3箇のセグメントを形成上、各セグメントはその
    周方向接続面に凹凸の係合部を有するとともに、この接
    続面にはさらに接手金具を埋設し、この接手金具は平鋼
    板にて箱型に形成しセグメント表面に開口する凹溝を設
    け、かつ正面に配設した平鋼板はその中央にボルト通し
    孔を有し前記接続面より表われてなり、これら3箇のセ
    グメント同士は凹凸の保合部の係合、および接手金具の
    正面平鋼板同士を突合せボルト通し孔に挿通したボルト
    ナツトにょる緊結によって管体に組立てら力1、この管
    体同士も箱型の接手金具同士をボルトとナツトにて緊結
    することにより軸方向に組立てられてなるコンクリート
    管。
JP1979112577U 1979-08-16 1979-08-16 コンクリ−ト管 Expired JPS582947Y2 (ja)

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JP1979112577U JPS582947Y2 (ja) 1979-08-16 1979-08-16 コンクリ−ト管

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JP1979112577U JPS582947Y2 (ja) 1979-08-16 1979-08-16 コンクリ−ト管

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Publication Number Publication Date
JPS5515498U JPS5515498U (ja) 1980-01-31
JPS582947Y2 true JPS582947Y2 (ja) 1983-01-19

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ID=29061539

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002188759A (ja) * 2000-12-25 2002-07-05 Nishimatsu Constr Co Ltd 推進管及び推進工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919968U (ja) * 1972-05-22 1974-02-20

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JPS4919968U (ja) * 1972-05-22 1974-02-20

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JPS5515498U (ja) 1980-01-31

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