JPH0521594Y2 - - Google Patents

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JPH0521594Y2
JPH0521594Y2 JP1987145289U JP14528987U JPH0521594Y2 JP H0521594 Y2 JPH0521594 Y2 JP H0521594Y2 JP 1987145289 U JP1987145289 U JP 1987145289U JP 14528987 U JP14528987 U JP 14528987U JP H0521594 Y2 JPH0521594 Y2 JP H0521594Y2
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propulsion
joint
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pipe
protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、推進工法に用いられる管継手に関す
る。
(従来の技術) 下水管やケーブル保護管等を地中に埋設する工
法として、推進工法がある。
この推進工法は、第6図に示すように、弾頭状
先導管201に先側推進管202を接合し、この
推進管202を立坑203内に配設したジヤツキ
204で押圧することにより地中205に圧入
し、次にこの圧入した先側推進管202に管継手
206を介して後側推進管207を接合し、この
後側推進管207を再びジヤツキ204で押圧し
て地中205に圧入するといつた動作を繰り返す
ことにより、必要数の推進管を地中205に埋設
していくものである。
この推進工法に用いられる従来管継手として
は、例えば第5図に示すものが知られている。
この従来の管継手100は、継手本体101の
推進方向側(先端側)の端口(先端口)102を
先側推進管103の後端部に嵌合接着させ、かつ
継手本体101の反推進方向側(後端側)の端口
(後端口)104に後側推進管105の先端部を
嵌合接着させることで、両推進管103,105
を継ぎ合わせるようにしたもので、この継手本体
101は、両推進管103,105の継ぎ合わせ
た状態を確実に保持する強度を得るに十分な肉厚
に形成されていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来の管継手100にあつ
ては、強度を得るために継手本体101の肉厚が
厚く形成されており、これを用いた施工状態で
は、継手本体101の肉厚Hの分だけ推進管10
3,105の外周に地山と間に間〓H1が生じる
ことになる。
従つて、この間〓H1によつて推進管103,
105に軸方向の撓みが生じて推進管103,1
05に亀裂が生じたり、地表の上載荷重によつて
地山が陥落し、路面を損傷させてしまうことがあ
るという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような従来の問題点を解決す
るためになされたものである。すなわち、本考案
の推進工法用管継手は、各端部に接続される推進
管の端部がそれぞれ挿入されて各推進管同士を接
続する推進工法用管継手であつて、継手本体の外
周面に、外方へ突出する突条が該継手本体の管軸
方向に沿つてそのほぼ全長に亘つて形成されてい
ることを特徴とする。
(作用) 本考案の推進工法用管継手では、継手本体の外
周面に管軸方向の突条が形成されており、この突
条によつて継手本体の圧縮強度の向上が得られる
ことになる。
従つて、突条によつて強度が得られる分だけ、
その肉厚を薄く形成することが可能となり、これ
により、施工状態での推進管と地山との間の間〓
を小さくすることができる。
しかも、突条は、推進管の推進方向である管軸
方向に設けられているので、この突条は、推進管
が推進する際の管軸心からのずれを防止する方向
規制手段となり、推進方向を正確に維持すること
ができる。
(実施例) 以下、本考案の二つの実施例を図面により詳述
する。
本考案の第1実施例の推進工法用管継手Aは、
第1図〜第3図に示すように、硬質塩化ビニル等
の合成樹脂による継手本体1の外周面に突条2が
一体に形成され、かつ継手本体1の内周面に環状
突起3が一体に形成されたものである。
前記継手本体1は、一端に形成した推進方向側
の端口(以下「先端口」という)11を先側推進
管4の後側部に接着剤を用いて嵌合接着させると
共に、他端に形成した反推進方向側の端口(以下
「後端口」という)12に後側推進管5の先端部
を接着剤を用いて嵌合接着させることによつて、
両推進管4,5を軸方向に継ぎ合わせていくもの
で、その肉厚Tは、従来品の半分の厚さに形成さ
れている。
突条2は、前記継手本体1の外周面に、外方へ
突出する突条が、該継手本体1の一方の端部を除
いて、管軸方向のほぼ全長に亘つて、その管軸方
向に沿つて形成され、実施例では、継手本体1の
外周面上に、6条の突条2が60°毎の等配間隔で
形成され、かつ継手本体1の肉厚Tを加えた突条
2の高さT1が従来品の肉厚と同等の厚さに形成
されている。
環状突起3は、前記継手本体1の内周面の中程
に環状に突出して形成され、この場合、該環状突
起3は、先端口11からの奥行幅L1と後端口1
2からの奥行幅L2とがL1:L2=1:2となるよ
うな位置に形成されている。
尚、6で示すものは面取り部で、突条2の先端
部から継手本体1の先端部にかけて先細状に角度
Θが約25°に傾斜したテーパ面に形成され、推進
時の抵抗の軽減を図つている。
次に、本考案の第1実施例の作用を説明する。
本考案の第1実施例の推進工法用管継手Aは、
先側推進管4の後端部に継手本体1を先端口11
から嵌合接着し、次に該継手本体1の後端口12
に後側推進管5の先端部を嵌合接着して、両推進
管4,5を継ぎ合わせるもので、この場合、先側
推進管4及び後側推進管5は、その挿入端を環状
突起3に当接する状態で嵌合接着され、従つて、
推進管4,5に作用する推進力は環状突起3によ
つて支えられることから、継手本体1と推進管
4,5との接合部が推進力の作用によつて破壊さ
れることはない。
又、環状突起3が、L1:L2=1:2となる位
置に形成されていることから、推進力の作用を多
く受ける継手本体1の推進側の奥行幅が小さくな
り、それだけ継手本体1の推進側の歪が小さくな
つて先側推進管4と、継手本体1との嵌合部への
土砂の噛み込みを防止できる。
又、継手本体1は、その肉厚Tが従来品の半分
の厚さに形成されていることから、その分だけ施
工状態における推進管4,5と地山との間の間〓
Sが小さくなり、又、肉厚Tを薄くしたことによ
る継手本体1の強度低下に対しては、突条2によ
つてこれが補強される。
又、突条2は、推進方向である管軸方向に設け
られているので、この突条2が、推進管4,5が
推進する際の管軸心からのずれを防止する方向規
制手段となり、推進管4,5の推進方向を正確に
維持することができる。
本考案の第2実施例の推進工法用管継手Bは、
第4図に示すように、継手本体1の環状突起3を
境とし、その先端口側と後端口側との内周面に環
状凹溝7がそれぞれ形成されている。この環状凹
溝7以外は、第1実施例の推進工法用管継手Aと
同様に構成されている。
しかして、この管継手Bの先端口と後端口とに
前述の如く先側推進管4の後端部と後側推進管5
の先端部とを嵌合させる際に、上記環状凹溝7に
ゴム環などの弾性パツキン8を嵌挿し、第4図に
示すように、両推進管4,5を軸方向に継ぎ合わ
せていく。なお、予め、ゴム環などの弾性パツキ
ン8を環状凹溝7に嵌挿してなる管継手Bを用い
てもよい。
このように、ゴム環などの弾性パツキン8を装
着すると、接着剤による接着や溶接による接着な
どの面倒な作業を行なうことなしに推進管4,5
内への土砂や水の侵入が確実に防止される。ま
た、管継手Bと推進管4,5との間〓を比較的広
く設定することができ、管継手Bへの推進管4,
5の嵌挿操作が容易で、しかも推進管4,5が確
実に抜け止めされる。
以上、本考案の二つの実施例を図面により説明
したが、本考案の具体的な構成は前記実施例に限
定されることはなく、考案の要旨を逸脱しない範
囲の設計変更があつても本考案に含まれる。
例えば、第1実施例では、接着剤を用いて管継
手Aに推進管4,5を嵌合接着させたが、嵌合し
た推進管4,5を管継手Aの端縁で溶接により接
着してもよく、或いは接着剤や溶接を全く行わず
嵌合するだけでも可能である。又、実施例では突
条2を6条形成した場合を示したが、この突条2
は3条以上あればよいし、突条2の軸直角方向の
断面形状は、三角、四角などの多角、半円、半長
円、山形等、任意である。
又、環状突起3は継手本体1の内周面の中央に
形成してもよく、面取り部6は必ずしも必要でな
い。また、面取り部6は、継手本体1の先端側及
び後端側の両方に形成してもよい。
又、第2実施例におけるが如き環状凹溝7を、
推進管4,5の先端部と後端部に形成するように
してもよい。また、環状凹溝7を、管継手Bと推
進管4,5のいずれにも形成せずに、継手Bと推
進管4,5との間〓にゴム環などの弾性パツキン
8を装着してもよい。
(考案の効果) 上述の通り、本考案の推進工法用管継手にあつ
ては、継手本体の外周面に突条が形成され、この
突条によつて継手本体の強度が得られる分だけ、
継手本体の肉厚を薄く形成することが可能とな
り、これにより推進管を施工したときの推進管と
地山との間の間〓を小さくすることができ、推進
管の撓みや地山の陥没といつた不具合を防止する
ことができる。
又、突条が推進方向である管軸方向に形成され
ているので、この突条が推進する際のずれを防止
する方向規制手段となり、推進管の推進方向を正
確に維持して、推進管を真直に埋設することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の推進工法用管継手
を示す軸方向断面図、第2図は第1図の−断
面図、第3図は第1図の推進工法用管継手の施工
状態を示す断面図、第4図は本考案第2実施例の
推進工法用管継手の施工状態を示す一部拡大断面
図、第5図は従来技術の説明図、第6図は推進工
法の説明図である。 A……推進管用管継手、1……継手本体、2…
…突条、3……環状突起、4……先側推進管、5
……後側推進管、7……環状凹溝、8……弾性パ
ツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各端部に接続される推進管の端部がそれぞれ挿
    入されて各推進管同士を接続する推進工法用管継
    手であつて、継手本体の外周面に、外方へ突出す
    る突条が該継手本体の管軸方向に沿つてそのほぼ
    全長に亘つて形成されていることを特徴とする推
    進工法用管継手。
JP1987145289U 1986-10-09 1987-09-22 Expired - Lifetime JPH0521594Y2 (ja)

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JP1987145289U JPH0521594Y2 (ja) 1986-10-09 1987-09-22

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JPS63156295U JPS63156295U (ja) 1988-10-13
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