JP3038603U - ブロック連結金具 - Google Patents

ブロック連結金具

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JP3038603U
JP3038603U JP1996012590U JP1259096U JP3038603U JP 3038603 U JP3038603 U JP 3038603U JP 1996012590 U JP1996012590 U JP 1996012590U JP 1259096 U JP1259096 U JP 1259096U JP 3038603 U JP3038603 U JP 3038603U
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shaped
anchored
blocks
muscle
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卓生 行本
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卓生 行本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1点に会合する3個のブロックA1 、A2
3 を単一のブロック連結金具Cによって結合し、施工
性を向上するとともに、ブロック敷設面の不等沈下、局
部洗掘に伴う集中応力の発生による破壊を防止する。 【解決手段】 相隣る第1のブロックA1 及び第2のブ
ロックA2 の連結部にアンカーされたU型又は環状の連
結用挿入筋a1 、a2 を連綴するU字状片1の基端彎曲
部2の両端から夫々延設された両側部片の先端をL型状
彎曲部片3に曲成するとともに、同部片の先端に第3の
ブロックA3 にアンカーされた連結用挿入筋a3 の内外
に臨む連結金物挿貫部4に、同挿入筋a3 の一側片を跨
ぐボルト5、ナット6を装架した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は1点において会合する3個以上の部材、例えば護岸用コンクリートブ ロックの連結金具に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の連結金具は平面形状に形成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って1点に立体的に会合する3個以上の前記ブロックの連結部にアンカーさ れた連結挿入筋を単一の連結金具で連結することは困難であって、このような場 合複数個の連結金具が使用されることとなり、施工が繁雑で多大の手間と時間を 要し、またブロック連結部が不等沈下、局部洗掘に対して、敷設面の変形に馴染 んだ対応ができず、集中応力によるブロック連結部の破壊を生じる惧れがあった 。
【0004】 本考案は前記した従来技術の有する問題点に鑑みて提案されたもので、その目 的とするところは、施工性に優れ、ブロック連結部の不等沈下、局部洗掘に伴う 集中応力による破壊の発生を防止しうるブロック連結金具を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本考案に係るブロック連結金具は、1点において 会合する3個以上のブロックにおける接合部に夫々アンカーされた3本以上のU 型、若しくは環状の連結用挿入筋を連結するブロック連結金具であって、相隣る 第1及び第2の各ブロックの連結部に夫々アンカーされたU型、又は環状の連結 用挿入筋を連綴するU字状片の基端彎曲部の両端から夫々延設された両側部片の 各先端をL型状曲線に曲成するとともに、同各L型状彎曲部の各自由端部を夫々 第3のブロックの連結部にアンカーされたU型又は環状の連結用挿入筋を挟んで 、同連結用挿入筋の内外に位置せしめ、前記各L型状彎曲部の自由端部に亘って 、前記第3のブロックにアンカーされたU型若しくは環状の連結用挿入筋の一側 片を跨ぐ連結桿挿貫部を配設して構成されている。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を本考案の最も好ましい実施の形態を示す図面について説明する 。 図3は平面杵状の法覆コンクリートブロックを法面に敷設した状態を示す平面 図で、Bは3個の法覆コンクリートブロックA1 、A2 、A3 が会合する個所を 示す。
【0007】 図1(イ)(ロ)(ハ)における3は前記3個の法覆コンクリートブロックA 1 、A2 、A3 が会合する個所に適用されるブロック連結金具Cを示し、U字状 片1の基端彎曲部2の両端から夫々延設された両側部片の先端をL型状彎曲部片 3に曲成し、同各L型状彎曲部片3の立ち上がり部先端に環状の連結金物挿貫部 4を設けて構成されている。図中a1 、a2 及びa3 は1点に会合する前記各法 覆コンクリートブロックA1 、A2 及びA3 に夫々アンカーされた連結用挿入筋 で、環状、又はU型に形成されている。
【0008】 而して前記法覆コンクリートブロックA1 、A2 及びA3 を連結する場合、図 2に示す如く、ブロック連結金具Cの基端彎曲部2を相隣る法覆コンクリートブ ロックA1 、A2 の連結部にアンカーされたU型の連結用挿入筋a1 、a2 に亘 って挿貫し、一方のL型状彎曲部片3を法覆コンクリートブロックA3 、A2 の 連結用挿入筋a3 、a2 に潜通せしめ、一方のL型状彎曲部片3先端の連結金物 挿貫部4を前記連結用挿入筋a3 の内部に臨ましめ他方のL型状彎曲部片3を法 覆コンクリートブロックA1 の連結用挿入筋a1 に潜通せしめて先端の連結金物 挿貫部4を法覆コンクリートブロックA3 の連結用挿入筋a3 の外側に位置せし め、同連結用挿入筋a3 の内外に位置する一双のL型状彎曲部片3の各先端連結 金物としてのボルト5を挿貫してナット6を緊締することによって、単一のブロ ック連結金具Cを介して1点に会合する3個の法覆コンクリートブロックA1 、 A2 、A3 に夫々アンカーされた各連結用挿入筋a1 、a2 、a3 を連結するこ とによって、前記3個の法覆コンクリートブロックA1 、A2 、A3 が単一のブ ロック連結金具Cによって連結するものである。
【0009】 また前記連結金具CのU字状片の基端彎曲部両側より延びる両側部片の先端が 、夫々L型状彎曲部片3に曲成され、同一双の両L型状彎曲部片3、3先端に設 けた連結金物挿貫部4、4が設けられ、同両挿貫部にボルト5、ナット6が装架 されることによって第3のコンクリートブロックA3 が第1、第2の両コンクリ ートブロックA1 、A2 とともに連結されるので、コンクリートブロックの連結 部がフレキシブルに構成され、不等沈下、局部洗掘の生じた場合、コンクリート ブロックが敷設法面に馴染んだ対応ができ、集中応力による破壊を生じない。
【0010】 なお以上は本考案をコンクリートブロックの連結に適用した場合を例示したも のであるが、本考案はコンクリートブロックの他、種々の重量物の連結に適用さ れる。
【0011】
【考案の効果】
本考案に係るブロック連結金具は前記したように、1点において会合する3個 以上のブロックの連結部にアンカーされた各U型又は環状の連結用挿入筋のうち 、相隣る第1、第2の各ブロックの連結用挿入筋を連綴するU型状片の基端彎曲 部の両端から夫々延設された両側部片5をL型状彎曲部に曲成し、同一双のL型 状彎曲部における先端部に第3のブロックの連結用挿入筋を跨いでその内外に位 置する連結桿挿入部を設けた立体的な構成とすることによって、1点において会 合する立体的に配設された3個以上のブロックを単一の連結金具で連結すること ができ、前記ブロックの接合作業を簡単、且つ迅速に連結することができる。
【0012】 また前記ブロック連結金具はフレキシブルな立体的構成を有するので、同金具 を介して連結されたブロック構造物が、敷設面の不等沈下、局部洗掘を生じた場 合、前記連結金具によってブロックが敷設面の変位、変形に馴染んだ対応ができ るので、集中応力による破壊を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)(ロ)及び(ハ)は夫々ブロック連結金
具の平面図、側面図及び正面図である。
【図2】(イ)及び(ロ)は前記ブロック連結金具によ
るブロック連結部を示す平面図及び正面図である。
【図3】本考案が適用される法覆ブロックの敷設状態を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 、A2 、A3 法覆コンクリートブロック B ブロック会合部 C ブロック連結金具 1 U字状片 2 基端彎曲部 3 L型状彎曲部片 4 連結金物挿貫部 5 ボルト 6 ナット a1 、a2 、a3 連結用挿入筋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1点において会合する3個以上のブロッ
    クにおける接合部に夫々アンカーされた3本以上のU
    型、若しくは環状の連結用挿入筋を連結するブロック連
    結金具であって、相隣る第1及び第2の各ブロックの連
    結部に夫々アンカーされたU型、又は環状の連結用挿入
    筋を連綴するU字状片の基端彎曲部の両端から夫々延設
    された両側部片の各先端をL型状曲線に曲成するととも
    に、同各L型状彎曲部の各自由端部を夫々第3のブロッ
    クの連結部にアンカーされたU型又は環状の連結用挿入
    筋を挟んで、同連結用挿入筋の内外に位置せしめ、前記
    各L型状彎曲部の自由端部に亘って、前記第3のブロッ
    クにアンカーされたU型若しくは環状の連結用挿入筋の
    一側片を跨ぐ連結桿挿貫部を配設してなることを特徴と
    するブロック連結金具。
JP1996012590U 1996-12-10 1996-12-10 ブロック連結金具 Expired - Lifetime JP3038603U (ja)

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