JPH0443182B2 - - Google Patents

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JPH0443182B2
JPH0443182B2 JP62003660A JP366087A JPH0443182B2 JP H0443182 B2 JPH0443182 B2 JP H0443182B2 JP 62003660 A JP62003660 A JP 62003660A JP 366087 A JP366087 A JP 366087A JP H0443182 B2 JPH0443182 B2 JP H0443182B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positioning
state
grill
air outlet
grille
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62003660A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63172844A (ja
Inventor
Toshihiro Yamazaki
Yoshikazu Sato
Masayuki Tagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP62003660A priority Critical patent/JPS63172844A/ja
Publication of JPS63172844A publication Critical patent/JPS63172844A/ja
Publication of JPH0443182B2 publication Critical patent/JPH0443182B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ケーシングの前面に吸い込みグリル
を設けるとともに、前記吸い込みグリルの上方
に、前方に吹き出す前吹き出し状態と上方に吹き
出す上吹き出し状態とに固定位置を変更自在に吹
き出しグリルを取り付けて成る床置形空気調和機
の吹き出しグリル取付構造に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の構造としては、例えば、実公昭
48−22116号公報に示されたものであつた。第8
図および第9図はそれぞれ上記従来例の要部の拡
大断面図であり、ケーシング01の前面上部の空
間に、吹き出しグリル02が水平方向の回転軸心
03周りで回転自在に取り付けられ、かつ、その
吹き出しグリル02の吹き出し方向に直交する方
向の両横側面それぞれに、電磁石片またはローラ
ーキヤツチヤー等を使用した適宜の係止機構によ
つて構成される係止具04が付設され、吹き出し
グリル02を回転するとともに係止具04,04
の所定のものに化粧板に兼用の遮蔽板05を取り
付け、第8図に示すような前吹き出し状態と、第
9図に示すような上吹き出し状態とに切り換えら
れるように構成されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成を有する従来例
の場合では、吹き出しグリル02と遮蔽板05と
が別体のために、吹き出し状態を変更するとき
に、遮蔽板05の脱着操作と吹き出しグリル02
の回転操作とを必要とし、変更操作に手間を要す
る欠点があつた。
そこで、吹き出しグリル02と遮蔽板05とを
一体にし、その取り付け姿勢を反転して吹き出し
状態を変更することが考えられるが、通常では、
ケーシング01と遮蔽板05との隙間からの風の
洩れを防止するために遮蔽板05とケーシング0
1との間にシール材が介在されるものであり、そ
のシール材に圧接した状態で取り付けなければな
らないうえに、風の吹き出しによる浮き上がりを
防止しなければならない。そのためには、風の吹
き出し方向に沿つて浮き上がりを防止するように
吹き出しグリル02を取り付けるビスと、それに
直交してシール材に圧接するように遮蔽板05を
取り付けるビスが必要になり、吹き出し状態の変
更のたびに、2方向から多数のビスを脱着しなけ
ればならず、また、少なくとも一方のビスを止め
るときにシール材の弾性復元力に抗するために吹
き出しグリル02をケーシング01側に押さえな
ければならず、操作的に簡単にはならず、未だ改
善の余地があつた。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、吹き出しグリルと化粧板とを一体化
しながらも、吹き出し状態の変更に伴う吹き出し
グリルの脱着操作を容易迅速に行なうことができ
るようにすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような目的を達成するために、
冒頭に記載した床置形空気調和機の吹き出しグリ
ル取付構造において、 吹き出しグリル3と、その吹き出し面に直交す
る方向の面を覆う化粧板11とを一体連結し、前
記吹き出しグリル3のグリル枠4に位置決め片2
0,21を連接するとともに、ケーシング1側の
支持枠7の、前吹き出し状態および上吹き出し状
態それぞにおいて前記位置決め片20,21に対
応する位置に、前記位置決め片20,21を嵌入
する位置決め部19を設け、かつ、前記グリル枠
4の前記位置決め片20,21と同じ側に嵌合用
爪22とビス孔5とを形成し、更に、前記支持枠
7に、前記位置決め片20,21を前記位置決め
部19に嵌入した状態で揺動したときに前記嵌合
用爪22を強制的に嵌合する凹部23と、その嵌
合状態で前記ビス孔5に対応するネジ穴9とを形
成して構成する。
(作用) 上記構成によれば、前吹き出し状態および上吹
き出し状態のいずれであつても、位置決め片2
0,21を所定の側の位置決め部19に嵌入し、
その嵌入位置を中心としてグリル枠4をシール材
に圧接するように揺動し、嵌合用爪22を凹部2
3を強制的に嵌合することにより、吹き出しグリ
ル3をケーシング1の支持枠7に仮り止めし、そ
の状態で一方向からのみのビス10をビス孔5か
らネジ穴9にネジ込んで取り付け、所定の吹き出
し状態で固定することができる。
(実施例) 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第6図は、本発明の実施例に係る床置形空気調
和機の全体外観斜視図、第7図は、吹き出しグリ
ルを取り外した状態の全体外観斜視図である。こ
れらの図において、1はケーシングであり、この
ケーシング1の前面に吸い込みグリル2が設けら
れるとともに、この吸い込みグリル2の上方に吹
き出しグリル3が設けられ、図示しないが、吸い
込みグリル2の後方に熱交換器と送風機とが備え
られている。
吹き出しグリル3のグリル枠4の左右両端それ
ぞれにビス孔5が形成され、一方、ケーシング1
の上部に形成された吹き出しグリル3を取り付け
るための開口6において、その周囲の支持枠7を
構成する左右両端それぞれの受け止め部材8の前
面と上面それぞれにネジ穴9が形成され、両ネジ
穴9,9のいずれかを選択して2本のビス10,
10により止め付けることにより、前方に吹き出
す前吹き出し状態と上方に吹き出す上吹き出し状
態とに固定位置を変更自在に吹き出しグリル3を
取り付けることができるように構成されている。
吹き出しグリル3は、第1図の全体斜視図に明
示するように、そのグリル枠4に、その吹き出し
面に直交する方向に延びる状態で化粧板11の取
付台12が一体連接され、その取付台12に化粧
板11がビス13によつて着脱自在に取り付けら
れて構成されている。
グリル枠4と取付台12とは、合成樹脂材料に
より一体成型されている。また、化粧板11も合
成樹脂材料によつて成型されている。
取付台12において、化粧板11の取付側の面
には、その幅方向両端側それぞれに補強用の第1
リブ14が突設されるとともに、両第1リブ11
4,14にわたつて直交する縦方向に補強用の第
2リブ15…が突設され、更に、第1リブ14と
平行な横方向に補強用の第3リブ16,16が突
設されている。
化粧板11の取付台12側の面には、その全周
にわたつて、取付状態で第1リブ14,14の横
外側方に近接位置するようにリブ17が突設され
ている。
これらの構成により、化粧板11を取付台12
に取り付けた状態において、第1リブ14、第2
リブ15、第3リブ16およびリブ17により、
合成樹脂材料でありながら、吹き出しグリル3の
強度を高くできるとともに、化粧板11に対する
支持強度を高くできるようになつている。
更に、化粧板11の裏面と取付台12との間
に、第1リブ14、第2リブ15および第3リブ
16ならびにリブ17それぞれによつて囲まれて
断熱空間が形成され、冷風の吹き出し状態にあつ
て、化粧板11の外表面に結露により水滴が発生
付着することを良好に防止できるようになつてい
る。
また、取付台12には、風の吹き出し方向を左
右に調整する鉛直羽根18が、縦向き軸心周りで
回転操作自在に、かつ、回転操作されたそれぞれ
の位置で摩擦により固定可能に取り付けられてい
る。
グリル枠4の下側部分の中央と左右両端側それ
ぞれにおいて、支持枠7の下縁部分および上縁部
分それぞれに形成した切欠き孔19…に嵌入する
第1位置決め片20が突設されるとともに、それ
らの第1位置決め片20…の奥側に、第2図の要
部の縦断面図に示すように、第1位置決め片20
…との協働により、支持枠7の切欠き孔19より
奥の細幅部分を外嵌する第2位置決め片21がグ
リル枠4の長手方向全長にわたつて突設されてい
る。
図示しないが、前記切欠き孔19…の内、中央
に位置するもののみ第1位置決め片20の左右幅
とほぼ等しい長さに設定された左右方向の位置決
めを行なうように構成され、他の切欠き孔19,
19は、グリル枠4の熱膨張や熱収縮による伸縮
を許容できるように第1位置決め片20の左右幅
よりも長く設定されている。
また、グリル枠4の左右両端それぞれの前記ビ
ス孔5,5に近い位置で取付台12よりも離れる
側に、嵌合用爪22が突設されている。
一方、前記受け止め部材8には、第3図の斜視
図に示すように、その水平面と鉛直面それぞれの
所定箇所に、位置決め片としての第1位置決め片
20…および第2位置決め片21…を切欠き孔1
9…とその奥側のグリル枠4の細幅部分とで構成
される位置決め部に外嵌するように嵌入した状態
で揺動したときに前記嵌合用爪22を強制的に嵌
合する凹部23と、その嵌合状態で前記ビス孔5
に対応する前記ネジ穴9とが形成されている。
図示しないが、左右の受け止め部材8,8それ
ぞれの中央側を向いた面には、一部が水平面およ
び鉛直面よりも外方に突出する状態でシール材が
貼り付けられている。
以上の構成により、第4図aおよびbに示すよ
うに、第1位置決め片20を支持枠7の下縁側に
形成した切欠き孔19に嵌入するとともに細幅部
分を第2位置決め片21とによつて外嵌し、その
状態で揺動することにより嵌合用爪22を支持枠
7の鉛直面に形成した凹部23に強制的に嵌合し
て仮り止めし、その仮り止め状態でビス10をビ
ス孔5を通じてネジ穴9にネジ込み、前吹き出し
状態で固定することができる。
一方、第5図aおよびbに示すように、第1位
置決め片20を支持枠7の上縁側に形成した切欠
き孔19に嵌入するとともに細幅部分を第2位置
決め片21とによつて外嵌し、その状態で揺動す
ることにより嵌合用爪22を支持枠7の水平面に
形成した凹部23に強制的に嵌合して仮り止め
し、その仮り止め状態でビス10をビス孔5を通
じてネジ穴9にネジ込み、上吹き出し状態で固定
することができる。
上記実施例では、位置決め片として第1位置決
め片20と第2位置決め片21とを設けている
が、本発明としては、位置決め部への嵌入状態で
揺動できるように構成するものであれば、いずれ
か一方のみによつて位置決め片を構成するなど各
種の変形が可能である。
また、位置決め部としても、切欠き孔19と支
持枠7の細幅部分とによつて構成するものに限ら
ず、本発明としては、例えば、切欠き孔19のみ
によつて構成するとか、または溝や突条によつて
構成するなど各種の変形が可能である。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、位置決め部1
9への位置決め片20,21の嵌入による位置決
め状態で揺動するだけで吹き出しグリル3をケー
シング1の支持枠7に仮り止めできるから、ビス
10による止め付けに際しては吹き出しグリル3
の支持枠7側に押さえる必要が無く、ビス10の
ネジ込みを容易に行なうことができるようになつ
た。
しかも、ビス10の止め方向に直交する方向の
ズレを、凹部23への嵌合用爪22の嵌合によつ
て防止できるから、一方向からのみビス10で止
めれば良く、ビス10の使用個数を少なくできて
ビス10のネジ込み作業を半減でき、全体とし
て、吹き出しグリル3と化粧板11とを一体化し
たものでありながらも、吹き出し状態の変更に伴
う脱着操作を容易迅速に行なうことができるよう
になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る床置形空気調
和機の吹き出しグリルの斜視図、第2図は、要部
の縦断面図、第3図は、受け止め部材の斜視図、
第4図は、前吹き出し状態を示す要部の縦断面
図、第5図は、上吹き出し状態を示す要部の縦断
面図、第6図は、本発明の実施例に係る床置形空
気調和機の全体外観斜視図、第7図は、吹き出し
グリルを取り外した状態の全体外観斜視図、第8
図および第9図はそれぞれ従来例の要部の拡大断
面図である。 1……ケーシング、2……吸い込みグリル、3
……吹き出しグリル、4……グリル枠、5……ビ
ス孔、7……支持枠、9……ネジ穴、11……化
粧板、19……位置決め部を構成する切欠き孔、
20……位置決め片を構成する第1位置決め片、
21……位置決め片を構成する第2位置決め片、
22……嵌合用爪、23……凹部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ケーシング1の前面に吸い込みグリル2を設
    けるとともに、前記吸い込みグリル2の上方に、
    前方に吹き出す前吹き出し状態と上方に吹き出す
    上吹き出し状態とに固定位置を変更自在に吹き出
    しグリル3を取り付けて成る床置形空気調和機の
    吹き出しグリル取付構造であつて、 前記吹き出しグリル3と、その吹き出し面に直
    交する方向の面を覆う化粧板11とを一体連結
    し、前記吹き出しグリル3のグリル枠4に位置決
    め片20,21を連接するとともに、前記ケーシ
    ング1側の支持枠7の、前記前吹き出し状態およ
    び上吹き出し状態それぞれにおいて前記位置決め
    片20,21に対応する位置に、前記位置決め片
    20,21を嵌入する位置決め部19を設け、か
    つ、前記グリル枠4の前記位置決め片20,21
    と同じ側に嵌合用爪22とビス孔5とを形成し、
    更に、前記支持枠7に、前記位置決め片20,2
    1を前記位置決め部19に嵌入した状態で揺動し
    たときに前記嵌合用爪22を強制的に嵌合する凹
    部23と、その嵌合状態で前記ビス孔5に対応す
    るネジ穴9とを形成して成る床置形空気調和機の
    吹き出しグリル取付構造。
JP62003660A 1987-01-09 1987-01-09 床置形空気調和機の吹き出しグリル取付構造 Granted JPS63172844A (ja)

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JP62003660A JPS63172844A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 床置形空気調和機の吹き出しグリル取付構造

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JP62003660A JPS63172844A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 床置形空気調和機の吹き出しグリル取付構造

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JPS63172844A JPS63172844A (ja) 1988-07-16
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JP62003660A Granted JPS63172844A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 床置形空気調和機の吹き出しグリル取付構造

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JP2005077072A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室内機
JP2015148405A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 三菱電機株式会社 空気調和機
JP6868451B2 (ja) * 2017-04-12 2021-05-12 シャープ株式会社 空気調和機

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