JPH0440097Y2 - - Google Patents

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JPH0440097Y2
JPH0440097Y2 JP1987164464U JP16446487U JPH0440097Y2 JP H0440097 Y2 JPH0440097 Y2 JP H0440097Y2 JP 1987164464 U JP1987164464 U JP 1987164464U JP 16446487 U JP16446487 U JP 16446487U JP H0440097 Y2 JPH0440097 Y2 JP H0440097Y2
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mounting plate
hook
heater
piece
body frame
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、樹脂製の本体フレームにおける内壁
面に、遮熱板を兼用する取付板を介して空気加熱
用のヒータを取付けるようにした空気調和機にお
けるヒータ取付構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、一般に、空気調和機内における熱交換器
の背方には、暖房時の補助熱源を得たり、又、冷
房時の除湿を目的とした再熱器としての利用を図
るために、ヒータを設置するようにしている。
ところが、一方で空気調和機の本体フレーム
は、その加工勝手の良さから樹脂成形品で構成さ
れるのが一般的であるため、ヒータの発熱による
本体フレームへの熱影響が懸念される。これに対
し例えば、実開昭60−75822号公報に開示されて
いるように、ヒータと本体フレームの間に遮熱板
の役目を担う取付板を配置して、この取付板に、
ヒータを支持し該取付板を前記フレームにねじ止
めによつて取付けるようにしたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記公報記載のものでは、取付板を
本体フレームに固定するのに、ねじ止めを行つて
いるので、ねじ部品が必要で取付工数も多くかゝ
るのであつたし、しかも、ヒータの発熱が取付板
からねじを介して樹脂成形品である本体フレーム
側のねじ孔に伝つて、該ねじ孔が溶融してしまう
という取付構造に大きなダメージを与える虞れも
あり、ヒータ発熱による本体フレーム側の保護の
点からも不十分であつた。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あつて、ねじ等を使わずに主にスライト式の嵌め
込みによつて取付板を本体フレーム側に取付ける
ようにして、構造の簡素化、組付性の容易化を図
ることができ、しかも、ヒータ発熱による取付構
造へのダメージも少ない空気調和機におけるヒー
タ取付構造を提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、樹脂製
の本体フレーム1における内壁面1Aに、遮熱板
を兼用する取付板6を介して空気加熱用のヒータ
7を取付けるようにした空気調和機におけるヒー
タ取付構造であつて、前記フレーム1に、前記取
付板6の幅方向側縁部分を、長さ方向に移動自由
に保持する保持片1Bと、前記取付板6における
移動方向一方側の移動を係止する係止片1Cと、
前記内壁面1Aに沿つて張出状に延びるフツク1
Dとを一体に形成すると共に、前記取付板6の長
さ方向一側に前記フツク1Dに係止する係止孔6
Aをもつた引掛片6Bを形成していることを特徴
とするものである。
(作用) 本考案は、上記構成により組付けする場合は、
本体フレーム1に設けた保持片1Bに取付板6の
幅方向側縁部分を挿入して、長さ方向に移動自由
に保持させておいて、本体フレーム1の前記取付
板6における移動方向一方側に設けた係止片1C
に、取付板6の幅方向側縁部分の他方側を係止し
て、取付板6の移動を阻止すると共に、本体フレ
ーム1の内壁面1Aに沿つて張出状に延びるよう
に形成されたフツク1Dに、取付板6の長さ方向
一側に形成された引掛片6Bの係止孔6Aを係止
させるようにして、ヒータ7を取付ける取付板6
を本体フレーム1に取付けるのである。
そして、このように、前記保持片1Bと係止片
1Cとフツク1Dとが本体フレーム1と一体に形
成され、これに、係止孔6Aをもつ前記引掛片6
Bが形成されている取付板6を組付けるようにし
ているので、取付ねじなどを必要とせずに構造の
簡素化が図れて組付性の容易化を図ることができ
ると共に、ねじ孔溶融といつた弊害も当然防止で
きるのである。
(実施例) 以下、本考案にかゝる空気調和機におけるヒー
タ取付構造を図面に示す実施例について説明す
る。
第3図は壁掛式の空気調和機を示しており、樹
脂製の本体フレーム1の前方に、吸込口2と吹出
口3とをもつ前面カバー11を備え、内部にフア
ン4と熱交換器5とを内装して、吸込口2から取
込む室内空気を、熱交換器5で熱交換して吹出口
3から吹出すようにしている。
前記本体フレーム1における内壁面1Aには、
遮熱板と熱輻射板とを兼用する取付板6を介して
空気加熱用のヒータ7を取付けるようにしてい
る。
尚、8はヒータ7の取付板6への取付基台であ
る。
そして、第1図及び第2図に明示するように、
本体フレーム1に取付板6の幅方向側縁部分を、
長さ方向に移動自由に保持する保持片1Bと、取
付板6における移動方向一方側の移動を係止する
係止片1Cと、前記内壁面1Aに沿つて張出状に
延びるフツク1Dとを一体に形成する。
また、前記取付板6の長さ方向一側に前記フツ
ク1Dに係止する係止孔6Aをもつた引掛片6B
を形成すると共に、該取付板6の長さ方向他側に
前記保持片1Bに挿入保持される突出片6Cを形
成する。
尚、前記本体フレーム1の内壁面1Aには縦方
向の複数条のリブ1Eが突設されている。
前記保持片1Bは、両端開放状の断面L字状を
呈する一対の突起片1b,1bより形成され、ま
た、前記係止片1Cは、幅方向外側部位が側壁で
閉鎖された一端のみ開放状の断面L字状を呈する
一対の突出片1c,1cより形成されている。ま
た、前記フツク1Dは前記突出片1c,1cの中
間部位より立上り、内壁面1Aに沿つて保持片1
B側に張出状に延び、かつ、その先端係止部1d
が前方に突出した形状を呈している。
また、前記引掛片6Bは、前記取付板6の長さ
方向一側より前方に向けて立上り、所定位置で内
壁面1Aと平行し、かつ、その端縁の中央部位を
前方に向けて立上り状に若干屈曲させた形状を呈
しており、内壁面1Aとの平行面部分に前記フツ
ク1Dを挿入する角孔状の係止孔6Aを設けてい
る。
上記構成により、ヒータ7が支持された取付板
6を本体フレーム1に取付ける場合、保持片1B
を構成する各突起片1b,1bに取付板6の突出
片6cを挿入して、図中右端に一端寄せておい
て、引掛片6Bの端隅縁を係止片1Cを構成する
各突出片1c,1cの開放側から挿入して閉鎖側
即ち左側へスライドさせると共に、フツク1Dの
先端係止部1dに、引掛片6Bの係止孔6Aを係
止させるのである。
この場合、保持片1Bを構成する各突起片1
b,1b、係止片1Cを構成する各突出片1c,
1c及び、フツク1Dとは、何れも本体フレーム
1と一体に形成され、これらに係止孔6Aをもつ
引掛片6Bを一体に備える取付板6をスライト式
に嵌合係止させるようにしているため、取付ねじ
などを必要とせずに構造の簡素化が図れて組付性
の容易化を図ることができ、又、当然ねじ孔も必
要とせず、ヒータ7の発熱による取付構造のダメ
ージもなくし得るのである。また、前記フツク1
Dが取付板1の内壁面1Aに沿つて張出状に延び
るように形成してあるので、フツク1Dの出張り
が少なくて空気調和機の空気通路に弊害を与える
ことがないという利点も同時に得られるのであ
る。
また、本実施例にあつては、本体フレーム1の
内壁面1Aに縦方向に複数条のリブ1Eを突設し
たので、第4図に明示するように、取付板6の組
付時に、このリブ1Eで取付板6を本体フレーム
1から確実に浮かすことができるので、本体フレ
ーム1側への熱の影響が確実に排される。更に、
リブ1Eを利用して取付板6に撓みを与えて本体
フレーム1に固定するようにすれば、フツク1D
における先端係止部1dと係止孔6A間の遊びに
よる微動をも確実に阻止できて、振動等に対する
安定性も高め得る。
尚、本実施例にあつては、保持片1Bを一対の
突起片1b,1bにて形成し、また、係止片1C
を1対の突出片1c,1cにて形成したものにつ
いて述べたが、保持片1Bと係止片1Cは、1つ
の突起片1bと1つの突出片1cで形成すること
も可能である。
(考案の効果) 本考案は、以上述べたように、樹脂製の本体フ
レーム1における内壁面1Aに、遮熱板を兼用す
る取付板6を介して空気加熱用のヒータ7を取付
けるようにした空気調和機におけるヒータ取付構
造であつて、前記フレーム1に、前記取付板6の
幅方向側縁部分を、長さ方向に移動自由に保持す
る保持片1Bと、前記取付板6における移動方向
一方側の移動を係止する係止片1Cと、前記内壁
面1Aに沿つて張出状に延びるフツク1Dとを一
体に形成すると共に、前記取付板6の長さ方向一
側に前記フツク1Dに係止する係止孔6Aをもつ
た引掛片6Bを形成するものであるから、取付ね
じなどを必要とせずに構成の簡素化及び組付性の
向上を図ることができ、又、ヒータ7の発熱によ
る取付構造へのダメージも少なくできるのであ
る。
更に、前記フツク1Dが本体フレーム1の内壁
面1Aに沿つて張出状に延びるように形成されて
いるので、フツク1Dの出張りが少なくて空気通
路に弊害を与えることも低減できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかゝる空気調和機におけるヒ
ータ取付構造を示す要部分解斜視図、第2図は本
体フレームの要部正面図、第3図は本考案の取付
構造を備えた空気調和機の縦断面図、第4図は保
持片部位を縦に切つた拡大縦断面図である。 1……本体フレーム、1A……内壁面、1B…
…保持片、1C……係止片、1D……フツク、6
……取付板、6A……係止孔、6B……引掛片、
7……ヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂製の本体フレーム1における内壁面1A
    に、遮熱板を兼用する取付板6を介して空気加熱
    用のヒータ7を取付けるようにした空気調和機に
    おけるヒータ取付構造であつて、前記フレーム1
    に、前記取付板6の幅方向側縁部分を、長さ方向
    に移動自由に保持する保持片1Bと、前記取付板
    6における移動方向一方側の移動を係止する係止
    片1Cと、前記内壁面1Aに沿つて張出状に延び
    るフツク1Dとを一体に形成すると共に、前記取
    付板6の長さ方向一側に前記フツク1Dに係止す
    る係止孔6Aをもつた引掛片6Bを形成している
    ことを特徴とする空気調和機におけるヒータ取付
    構造。
JP1987164464U 1987-10-27 1987-10-27 Expired JPH0440097Y2 (ja)

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JPH0170016U JPH0170016U (ja) 1989-05-10
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JPH0170016U (ja) 1989-05-10

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