JPS6333067Y2 - - Google Patents

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JPS6333067Y2
JPS6333067Y2 JP1984199767U JP19976784U JPS6333067Y2 JP S6333067 Y2 JPS6333067 Y2 JP S6333067Y2 JP 1984199767 U JP1984199767 U JP 1984199767U JP 19976784 U JP19976784 U JP 19976784U JP S6333067 Y2 JPS6333067 Y2 JP S6333067Y2
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casing
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は天井埋込、天井吊形などのコンパクト
な構造を持つ高所設置形空気調和機に係り、特に
ケーシング内のデツドスペースが少ない個所にス
イツチボツクスを収納し取付けてなる空気調和機
におけるスイツチボツクス取付構造に関する。
(従来の技術) 小型軽量化のためデツドスペースを少なくして
なる高所設置形空気調和機のケーシング内に、フ
アンモータ、温度調節器などに連絡させる電気配
線・器具をまとめて収容したスイツチボツクスを
収納して取付ける場合、従来の殆どはケーシング
の内部で低温、高温の影響を受けないフアン室側
の背板等周壁板に沿わせてビス止めするのが一般
的な手段であつて、その配設形態としては天井吊
形空気調和機に関する実開昭59−16911号公報な
どにより開示される通りである。
(考案が解決しようとする問題点) このようにケーシング内で取付けるには、第6
図に示すように例えばスイツチボツクス8を背板
9に沿つた状態で天板27にビス固定しようとす
るとサービス口となる吸込口2から最深奥まで手
を差し入れて、しかも真上に向けてビスねじ込み
を行なう必要があるので作業が非常に困難であ
り、また、背板9にビス固定させようとすると、
この場合も真横にビス止めしなければならなくて
ドライバなど工具を操作するのに可成り広いサー
ビス口を要することとなる。
従つて、今までの固定構造では、スイツチボツ
クスの取り出しのために大きいスペースが必要と
なり、ケーシングをコンパクトにできないのと、
取付作業が可成り難かしい問題点があつたのに対
して本考案は成されたものであつて、サービス口
から遠い奥のスイツチボツクス上部側の固定はビ
ス止め式ではなくて鈎部材と孔などの受け部とか
らなる係合方式にさせて、スイツチボツクス最下
部においての斜め下方からのビス止め方式との組
合わせを行なうことによつて、ケーシング内での
取付け作業を容易にさせ特にサービス性の向上を
はかろうとするものである。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、高所設置形空気調和機におい
てケーシング1のスイツチボツクス取付個所とな
る周壁板9と前記スイツチボツクス8の周壁板1
5との一方に、係脱勝手を上下方向となした鈎部
材10を、他方に前記鈎部材10と係合し得る受
け部13を夫々設け、また、スイツチボツクス8
の前記周壁板15の下縁部から斜め後下方に突出
する固定用板片14を設けてこの固定用板片14
に止めねじ20を挿通する孔19を穿設する一
方、ケーシング1の前記周壁板9には、前記鈎部
材10と受け部13とを係合させた際に前記固定
用板片14に対応する個所に、該板片14との面
接触可能に斜め上前方に突出させた当て板片11
を設けると共に、その直下部に前方に突出させた
受け板片12を設けて、前記当て板片11に前記
止めねじ20を螺着し得るねじ孔18を穿設せし
めてなる構成としたことを特徴とする。
(作用) スイツチボツクス8を取付けるには、稍々後ろ
に傾けた状態でサービス口から約上半部をケーシ
ング1内に差し入れてスイツチボツクス8を上下
方向に摺動するようにして鈎部材10と受け部1
3とを係合させて、このスイツチボツクス8を背
板などの周壁板9に沿わせるよう垂直に保持する
と、スイツチボツクス8下部は受け板片12によ
り支えられた状態になり、上部は鈎部材10によ
り係止されているので、これだけでスイツチボツ
クス8は固定されるが、さらに固定用板片部14
と当て板片11とが接触しているので、止めねじ
20を斜め上方向きの最も作業し易い状態に保持
してねじ止めが可能であり、これで確実な固定が
実現されると共に、狭いスペースで楽な作業が行
なえる。
(実施例) 本考案の1実施例を添付図面にもとづいて以下
詳細に説明する。
図において1は吸込口2及び吹出口3を底面後
辺側及び正面に夫々開口してなる薄形のケーシン
グで、内部に利用側コイル4、電気ヒータ5、フ
アン6、ドレンパン7及びスイツチボツクス8が
収納されている。
スイツチボツクス8はケーシング1の周壁板9
例えば吹出口3を有する正面と反対の背面におけ
る背板9に沿わせて垂直に取付け固定されている
が、この取付個所はフアン6の吸込部に臨むフア
ン室で高温、低温の影響を受けない個所である。
しかしてこの背板9においてスイツチボツクス
8の取付個所には、鈎部材10と、当て板片11
と、受け板片12とを有しており、一方、スイツ
チボツクス8はその周壁板15例えば背面板15
に、横長スリツト状の孔などからなる受け部13
と、固定用板片14とを設けている。
前記鈎部材10は背板9を切り起して形成した
ものであつて、長方矩形の短辺側一辺を除く他の
三辺に対応する切り目によつて縦長の帯片に切り
起して、ケーシング1内の前方に約5mm程の間隙
を存して斜め下方に向け突出する突片部16と該
突片部16から連なつて鈍角に折れ曲り背板9に
略々平行に約10mm程の長さで垂下する垂下片部1
7とからなる下向きの鈎部材10を形成して、ス
イツチボツクス取付個所の上部に設けている。
次に当て板片11及び受け板片12は、背板9
を切り起しあるいは別の板片を溶着するなどによ
つて所定形状のものを背板9に一体させて形成す
るが、当て板片11はスイツチボツクス取付個所
の下部に、斜め上前方へ鋭角的に突出して設ける
と共に、止めねじ20を螺着するねじ孔18を穿
設している。
一方、受け板片12は背板9から直角に前方へ
向け適当長突出させて前記当て板片11の直下部
に設けている。
スイツチボツクス8の背面板15に設けた受け
部13と固定用板片部14とは、夫々前記鈎部材
10と当て板片11とに対応せしめた部材であつ
て、受け部13は前記垂下片部17を係入し得る
縦横寸法を有するスリツト状の孔に形成してい
る。
また、固定用板片部14は、背面板15の下縁
部から斜め後下方への鈍角的に、すなわち、前記
当て板片11の傾斜角に対し余角関係となる角度
で、突設せしめていて、スイツチボツクス9を鈎
部材10と孔13とを係合させた状態で背板9に
沿わせた際に、固定用板片部14と当て板片11
とが面接触し得るようになつている。
そして、この固定用板片部14には、当て板片
11のねじ孔18に対応する位置に止めねじ20
を挿通せしめる孔19を穿設している。
なお、図示例の空気調和機は利用側コイル4を
前傾姿勢で吹出口3の後方に配設すると共に、こ
の利用側コイル4の前面に沿わせて暖房時の補助
熱源用の電気ヒータ5を設けているが(第3図参
照)、この電気ヒータ5は棒状ヒータを縦格子状
あるいは横格子状に配置して窓枠状の固定部材2
2に取付けた構造を有する。
しかして、前記電気ヒータ5の取付構造につい
ては第3図、第5図イ〜ハに示されるが、前記固
定部材22を添着し固定させるために利用側コイ
ル4の周囲に設けてなる枠体21の両側枠におけ
る上部には、前記鈎部材10と同要領になる構造
の係止部材23を設け、一方、前記固定部材22
には、両側枠の上端の前記係止部材23に対応す
る位置に、後方へ直角に折曲した折曲片24を形
成せしめている。
さらに、前記枠体21の両側枠における下部に
は、止めねじ20を螺着するためのねじ孔25を
夫々設け、一方、固定部材22の両側枠における
下部には、前記ねじ孔25に対応する位置に孔2
6を設けている。
叙上の構成になる空気調和機において、スイツ
チボツクス8を取付けて固定する手順を第4図イ
〜ハに示しているが、スイツチボツクス8を僅か
に後傾する姿勢に保つてサービス口からケーシン
グ1内に差し込み、背面板15の上縁部が前記垂
下片部17に面接触すると、この状態で滑らせな
がら押し上げてゆくことにより、垂下片部17が
孔13に嵌まり込む。
そして垂下片部17が限度一杯嵌まり込んだ状
態になるとスイツチボツクス8を背板9に沿うよ
うに姿勢を起立させて固定用板片部14を前記受
け板片12上に載せると、ここでスイツチボツク
ス8は受け板片12により下方から支えられ、か
つ鈎部材10に係合して倒れないように支えられ
ているので、これだけでも十分固定が可能である
が、さらに、固定用板片部14と当て板片11と
が面接触していてねじ孔18と孔19とが合致し
ているので、止めねじ20によつて両部材11,
14を締め着けることにより確実な固定をなすこ
とができる。
この止めねじ20を螺着する場合、第1図及び
第4図ハに示すように、ドライバなどの工具の使
用勝手が斜め上前方となつていると共にサービス
口に近い個所での作業であるので非常に楽なもの
となる。
一方、点検などのためにスイツチボツクス8を
取り外す場合も工具を用いる作業はサービス口に
近い下方だけで前述した通り楽な作業姿勢で行な
え、上部側は鈎部材10と孔13との係合を脱す
るだけで良くて、この場合も楽に作業ができる。
次に電気ヒータ5を取付ける場合は、この取付
作業は主に組立てラインで開放状態で成されるも
のであるが、第5図イ〜ハに組立て順序が示され
るように、折曲片24を前記係止部材23の切り
起しによつて形成される袋部内に挿入し(第5図
ロ参照)、次いで固定部材22を枠体21に添接
した状態で第5図ハの如く矢示線方向に押し上げ
ることによつて固定部材22の上部は枠体21に
固定される。
この固定状態の下でねじ孔25と孔26を用い
て固定部材22と枠体21の下部相互を確実に固
定でき、ねじ止め作業が従来の上部・下部四個所
について行なつていたものに比し半減し、組立て
工程の迅速化、簡易化が果される。
なお、以上説明した実施例においては鈎部材1
0をケーシング1側に、受け部13をスイツチボ
ツクス8側に夫々設けているが、それ等は反対に
設けても勿論差支えなく、また受け部13は孔に
限らなくて鈎部材10と対称形状の鈎片となして
も良い。
また、鈎部材10は切り起しにより形成してい
るので部品点数の削減により構造の簡易化が図れ
るが、この鈎部材10は必ずしも切り起しにより
形成しなくとも、例えば別部材を溶接等によりケ
ーシング1に接合させて設けても良いのは勿論で
ある。
さらに鈎部材10における垂下片部17も垂直
に設ける必要はなく前方斜下方に延びる如くなし
ても良く、この場合前記スリツト状の孔13との
係合はよりスムーズに行える利点がある。また、
鈎部材10、受け部13等の各部材はケーシング
1の背板、スイツチボツクス8の背面板に設ける
ことには限らなく、前面板を除く周壁板であれば
任意に選定し得るものである。
(考案の効果) 本考案は以上述べたようにスイツチボツクス8
の取付けに際して、サービス口から遠い奥側とな
る上部ではねじ止め方式でなくて鈎部材10とス
リツト状の孔などの受け部13との間の係合によ
つて固定させ、サービス口に近い手前の下部だけ
でビス止めを行わせているので、現地においての
スイツチボツクス取付作業は頗る簡便となる。
さらにケーシング1の奥深く手を差し入れて作
業する必要がないので、サービス口を大きく拡げ
なくても良いし、ケーシング1内のデツドスペー
スを最少限小さくし得る。
また、スイツチボツクス8の下部においてねじ
止めを行なう場合に、スイツチボツクス8が鈎部
材10と受け板片12とによつて支持されている
ので、確実に位置決めが成されていてスイツチボ
ツクス8を手で支える必要はなく、しかもねじ止
めの作業が斜め前上方勝手であるので楽な姿勢
で、かつ止めねじ20を脱落させないで作業が行
なえて取付作業の容易さと確実性を果す上に有効
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例に係る概要示構造
図、第2図は第1図におけるスイツチボツクス取
付部の部分拡大図、第3図は同じく利用側コイル
部の斜視図、第4図イ〜ハは本考案の例に係るス
イツチボツクス取付を順に示す説明図、第5図イ
〜ハは同じく電気ヒータ取付を順に示す説明図、
第6図は従来の空気調和機のスイツチボツクス取
付態様を示す要部構造図である。 1……ケーシング、8……スイツチボツクス、
9……周壁板、10……鈎部材、11……当て板
片、12……受け板片、13……受け部、14…
…固定用板片、15……周壁板、18……ねじ
孔、19……孔、20……止めねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチボツクス8をケーシング1内に取付け
    てなる高所設置形空気調和機において、ケーシン
    グ1のスイツチボツクス取付個所となる周壁板9
    と前記スイツチボツクス8の周壁板15との一方
    に、係脱勝手を上下方向となした鈎部材10を、
    他方に前記鈎部材10と係合し得る受け部13を
    夫々設け、また、スイツチボツクス8の前記周壁
    板15の下縁部から斜め後下方に突出する固定用
    板片14を設けて、この固定用板片14に止めね
    じ20を挿通する孔19を穿設する一方、ケーシ
    ング1の前記周壁板9には、前記鈎部材10と受
    け部13とを係合させた際に前記固定用板片14
    に対応する個所に、該板片14との面接触可能に
    斜め上前方に突出させた当て板片11を設けると
    共に、その直下部に前方に突出させた受け板片1
    2を設けて、前記当て板片11に前記止めねじ2
    0を螺着し得るねじ孔18を穿設せしめたことを
    特徴とする高所設置形空気調和機。
JP1984199767U 1984-12-24 1984-12-24 Expired JPS6333067Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012013299A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置の室外ユニット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3795116B2 (ja) * 1995-12-25 2006-07-12 三菱電機株式会社 空気調和機の電気品箱取付構造

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JPS61110018U (ja) 1986-07-12

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