JPH0442189A - カラー複写機 - Google Patents

カラー複写機

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JPH0442189A
JPH0442189A JP14932890A JP14932890A JPH0442189A JP H0442189 A JPH0442189 A JP H0442189A JP 14932890 A JP14932890 A JP 14932890A JP 14932890 A JP14932890 A JP 14932890A JP H0442189 A JPH0442189 A JP H0442189A
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cleaning
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JP14932890A
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Keiji Kusumoto
啓二 楠本
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各色のトナー像を重ね合わせることによって
カラー複写画像の形成を行うカラー複写機に関する。
[従来の技術] −iに、カラー複写機は、シアン(C)、マゼンタ(M
)、イエロー(Y)の3原色のトナー像を重ね合わせる
ことによってカラーの複写画像を形成する。
このようなカラー複写画像の形成の方式として、感光体
から感光体と同一の周速度で回転する転写媒体(トナー
像担持体)にトナー像を一色ずつ順に1次転写し、転写
媒体の表面でトナー像の重ね合わせを行い、その後に各
トナー像を一括して記録用紙(以下「用紙」という)に
2次転写する中間転写方式がある。
中間転写方式のカラー複写機では、転写媒体の表面を清
掃するためのクリーニング装置が設けられ、このクリー
ニング装置を用いて3色のトナー像の作像の開始前及び
終了後にそれぞれ転写媒体の清掃が行われる。
このような作像の開始前の清掃C以下「前クリニング」
という)、及び作像の終了後の清掃(以下「後クリーニ
ング」という)では、少なくとも転写媒体が1回転する
時間はクリーニング装置が作動状態におかれ、転写媒体
の全周にわたって余分のトナーが除去される。
後クリーニングは、2次転写の終了後に開始され、一定
時間の後クリーニングが終了すると、複写機の各部は作
像の開始以前の待機状態に戻される。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、カラー複写機では、2次転写が終了した時点で
、作像を開始させるだめのプリントキーの押下がを効と
される。すなわち、オペレータは、2次転写の終了後で
あって後クリーニングの最中に、次の作像の開始を指示
することができる。
しかしながら、従来においては、後クリーニングの最中
にプリントキーを押下した場合には、後クリーニングが
規定されている一定時間が経過するまで継続され、一定
時間の後クリーニングが終了した後、さらに引き続いて
、次の作像に対応した前クリーニングが、やはり規定さ
れている一定時間分行われる。
したがって、後クリーニングと作像に対応した前クリー
ニングとを合わせると、転写媒体の1回転時間を大きく
上回る時間にわたって連続的に転写媒体のクリーニング
が実施されることとなり、次の作像の開始が遅れるとい
う問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑み、転写媒体のクリニングを
効率よく行い、迅速に作像を開始することのできるカラ
ー複写機を提供することを目的としている。
C課題を解決するための手段〕 本発明に係るカラー複写機は、上述の課題を解決するた
め、複数色のトナー像を重ね合わせるためのトナー像担
持体と、前記トナー像担持体の表面をクリーニングする
クリーニング手段とを有し、カラー複写画像の作像に際
して、作像の開始時及び終了時にそれぞれ前記クリーニ
ング手段によって前クリーニング及び後クリーニングを
それぞれ一定の時間行うように構成されたカラー複写機
において、前記後クリーニング中に次のカラー複写画像
の作像の開始が指示されたときに、当該後クリーニング
を行った時間を差し引いた時間分の前クリーニングを当
該後クリーニングに引き続いて行うように前記クリーニ
ング手段を制御するクリニング制御手段を有してなる。
[作 用〕 クリーニング手段は、複数色のトナー像を重ね合わせる
ためのトナー像担持体の表面をクリーニングする。
クリーニング制御手段は、カラー複写画像の作像の終了
時に行う後クリーニング中に、次のカラー複写画像の作
像の開始が指示されたときに、当該後クリーニングを行
った時間を差し引いた時間分の前クリーニングを当該後
クリーニングに引き続いて行うようにクリーニング手段
を制御する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は複写機1の概略の構成を示す断面正面口である
複写機1の中央のやや左上方に感光体ドラム3が時計回
り方向(矢印M1方向)に回転可能に配置され、感光体
ドラム3の周囲には、帯電チャージャ4、編集イレーザ
5、現像器6〜9、中間転写媒体としての転写ベルト1
1、クリーニング装置22、メインイレーザ23が配設
されている。
感光体ドラム3は、その表面に感光体層を設けたもので
、メインイレーザ23及び帯電チャージャ4を通過する
ことにより表面が一様に帯電され、後述する光学系27
から潜像形成のための露光を受ける。
編集イレーザ5は、感光体ドラム3の軸方向に沿って配
置されたホルダ内に多数のLEDを1列に並べたLED
アレイからなり、感光体ドラム3上の潜像を部分的に消
去可能に構成されている。
各LEDの点灯タイミングの制御は画像処理部100に
よって行われる。
各現像器6,7,8.9には、それぞれイエロー (Y
) 、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブランク(BK
)の各色のトナーと摩擦帯電用のキャリアとを混合した
現像剤が収納され、これら各色のトナーの濃度を制御す
るためのトナー濃度センサー(ATDCセンサー)71
y、71m、71c、71kが設けられている。また、
現像器6の上方には、複写機1の内部の湿度を検知する
ための湿度センサー70が設けられている。
なお、現像器6〜9としては、感光体ドラム3の周囲に
固定配置する形式に限定されるものではなく、例えば現
像器6〜9を一体化して上下方向に移動可能とする形式
であってもよく、感光体ドラム3に対して選択的に異な
る色のトナーを供給できるものであればよい。
転写ベルト11は、現像器6〜9によって感光体ドラム
3上にて現像されたトナー像を用紙Pに転写(2次転写
)するために−旦保持するものであり、複数のローラ1
2〜16に掛は渡され、感光体ドラム3と常に当接しつ
つ反時計方向(矢印M4方向)に回転可能に支持されて
いる。
転写ベルト11の内側には、感光体ドラム3からトナー
像を転写ベルト11上に1次転写するための転写チャー
ジャ17が配置され、転写ベルト11の外側には、2次
転写のための転写チャージャ20、用紙Pを転写ベルト
11から分離する分離チャージャ21、及び転写ベルト
11の外側表面を清掃(クリーニング)するためのファ
ーブラシ190を有したベルトクリーナ19が配設され
ている。
また、ローラ15とローラ16の間、及びローラ12と
ローラ13の間には、それぞれ転写ベルト11の位置を
検知するためのベルトマークセンサー72.72sが固
定配置されている。
複写機1の上面には原稿台ガラス28が配置されており
、原稿台ガラス28の直下の奥側には、走査に支障のな
いように移動して原稿りの大きさを検知する原稿サイズ
検知装置101が組み込まれている。
また、複写mlの上部には、光学系27が配置されてい
る。光学系27は、原稿台ガラス28の下方で矢印M5
方向(往動方向)及び矢印M6方向(復動方向)に往復
移動可能とされたスキャナ30、複写倍率に応して位置
調整が行われる主レンズ35、色分解露光を行うフィル
タ選択装置36、フィルタ選択装置36に取り付けられ
たミラーで反射された走査光りを感光体ドラム3に導く
固定ミラー37、及びフィルタ選択装置36のミラーを
透過した走査光りを受光するカラーイメージセンサ−3
8などから構成され、スキャナ30の往動時に原稿りを
走査して感光体ドラム3の露光を行う。
スキャナ30は、露光ランプ33及びミラー34を有す
る第1スライダ31、ミラー35a、35bを有する第
2スライダ32からなり、原稿りの走査時において、第
1スライダ31は、感光体ドラム3の周速度Vに対して
、v/n(nは複写倍率)の速度で往動し、第2スライ
゛ダー32は、v/2nの速度で往動するように図外の
スキャンモータによって駆動される。スキャナ30の復
動の終了、つまりスキャナ30の基準位置(ホームポジ
ション)への復帰は、フォトセンサーからなるスキャナ
ホームスイッチ74によって検知される。
フィルタ選択装置36は、軸36aを中心にして、ハー
フミラ−36ND(透過と反射の割合は6対4)、及び
3個のフィルタミラー36YB。
36MG、36CRが互いに90度の角度をなして放射
状に設けられ、回転することによってこれらのミラーの
いずれかが選択的に切り替えられる。
フィルタミラー36VB、36MG、36CRは、それ
ぞれブルー(B)、グリーン(G)、レッド(R)の色
分解フィルタをミラー面に蒸着することによってミラー
とフィルターとを一体化したものであり、それぞれY、
M、Cの各色のトナーに対応して用いられる。
作像のための露光走査においては、選択されたミラーの
反射面が鉛直面に対して時計方向に約10度傾くように
位置決めされ、これによって走査光りは感光体ドラム3
の露光ポイントに導かれる。
また、原稿りの画像を読み取るための予備走査において
は、ハーフミラ−36NDが選択され、カラーイメージ
センサ−38のMTF (結像力)を向上させるため、
走査光りの入射方間に直交するように位置決めされる。
77はフィルタ選択装置36のホームポジションを決め
るための回転位置検知センサーであり、第1図ではフィ
ルタミラー36CRが選択されて位置決めされた状態が
示されている。
なお、以下の説明では、ハーフミラ−36ND。
フィルタミラー36VB、36MG、36CRを色分解
特性に基づき、それぞれNDフィルタ、Bフィルタ、G
フィルタ、Rフィルタということがある。
一方、複写IIIの下部には、多数枚の用紙Pを収納し
た上側の用紙カセット42及び下側の用紙カセット43
が装着され、複写機1の左側面部には、用紙Pを手動で
給紙するための手差し給紙口41が設けられている0手
差し給紙口41はJji[41aを開くことによって開
口する。これら用紙カ七ノド42、用紙カセット43、
手差し給紙口41は給紙に際して択一的に用いられる。
用紙カセット42,43には、それぞれ用紙Pを1枚ず
つ繰り出すビックアンプローラ44,45、用紙Pのサ
イズを検知するためのペーパーサイズセンサー81,8
2、用紙Pの欠乏を検知するためのペーパーエンプティ
センサー83.84が配設されており、手差し給紙口4
1には、用紙Pの挿入を検知するための手差しセンサー
87が設けられている。
用紙カセット42から繰り出された用紙Pは、給紙ロー
ラ47によってタイミングローラ46まで搬送され、用
紙カセット43から繰り出された用紙Pは、給紙ローラ
4B、47によってタイミングローラ46まで搬送され
、そこで待機する。
また、手差し給紙口41に挿入された用紙Pは、手差し
ローラ49によってタイミングローラ46まで搬送され
る。
給紙ローラ47の近傍には、給紙ローラ47とタイミン
グローラ46の間の給紙路R1における用紙Pの有無を
検知するペーパー検知センサー85が設けられ、タイミ
ングローラ46の近傍には、通過する用紙Pの先端位置
を検知するタイミングセンサー86が設けられている。
待機中の用紙Pは、タイミングローラ46の回転によっ
て転写ベルト11とタイミングを合わせて搬送され、転
写位置において転写ベルト11から用紙Pにトナー像が
2次転写される。その後、用紙PはA4サイズの用紙に
対応した直線距離をもつ搬送ベル)50によって定着ユ
ニット51へ送られる。
定着ユニット51は、ヒーターランプ54.55を有し
た上側ローラ52及びヒーターランプ56を有した下側
ローラ53から構成されており、トナー像を熔融させて
用紙Pに定着させる。各ローラ52.53の近傍には、
サーミスタからなる温度センサー91.92がそれぞれ
設けられている。
トナー像の定着によって所望の複写画像が形成された用
紙Pは、排出センサー88を近傍に配した排出ローラ5
7によってソーター2へ送り出され、ソーター2の収容
トレイ61又はソート用のベン(棚)62に排出される
また、本実施例の複写[91では、オーバーへ7ドブロ
ジエクタ用の複写画像を形成するOHPモードの作像時
に用いられる再定着用の返送装置60が装着されている
。返送装置60は、定着ユニット51を通過した用紙P
を再び定着ユニット51の入口(搬送ベルト50側)に
返すように搬送するためのものであり、定着ユニ7ト5
】の排出側(出口)から上述のタイミングローラ4Gに
通じる返送路R2を有した搬送機構58と、定着ユニッ
ト51から送り出された用紙Pの搬送方向を排出ローラ
57側又は返送路R2側に切り替えるための切替え爪5
9とから構成されている。切替え爪59は図外のソレノ
イドによって駆動され、切替え爪59の近くに返送路R
2内における用紙Pの有無を検知するための返送ペーパ
ー検知センサー89が配置されている。
なお、第1図において、24は主に用紙Pの給紙及び搬
送に関係する各部の駆動を受は持つメインモータ、25
は感光体ドラム3及び転写ベルト11などの駆動を受は
持つPCモータ、26は冷却ファンである。
以上のように構成された複写機lでは、上述のY、M、
C及びBKの各単一トナー色のモノカラー複写画像、Y
、 M、 Cの3原色の内の2色のトナー像を重ね合わ
せることによって得られるR(YとM)、G(YとC)
、B(MとC)の合成モノカラー複写画像、及び3原色
のトナー像を重ね合わせることによって得られるカラー
複写画像の形成が可能とされている。
単一トナー色のモノカラー複写画像の形成(モノカラー
モード)においては、ハーフミラ−36NDを用いて原
稿りの露光走査を行い、感光体ドラム3上に形成された
潜像を指定された色に応して各現像器6〜9のいずれか
1個を用いて現像し、トナー像を転写ベルト11上に転
写する。
合成モノカラー複写画像の形成においては、同一の原稿
りに対してハーフミラ−36NDによる露光走査を2回
行い、転写ベルト11上にて2色のトナー像を重ね合わ
せる。
また、カラー複写画像の形成(フルカラーモード)にお
いては、Y、M、Cのトナーを順に用いる。すなわち、
同一の原稿りに対して合計3回の露光走査を行い、各走
査毎にB、G、Hの各フィルタ及び現像装置6〜8を選
択的に切り替え、原稿りを色分解した潜像の形成と現像
とを行い、トナー像を転写ベルト11に順次転写し、転
写ベル)11上にて各色のトナー像を重ね合わせる。
トナー像の重ね合わせ(以下「多重転写」という)に際
しては、転写ベルトマークの同一の位置に各トナー像を
転写する必要があるので、本実施例の複写機1では、転
写ベルト11の1箇所に設けたベルトマークを早く検知
したベルトマークセンサー72又は72sからの信号を
ベルトマーク信号SIOとし、そのベルトマーク信号S
IOの発生タイミングを基準としてスキャナ3oの移動
の開始タイミング、つまり、感光体ドラム3での潜像の
形成の開始タイミングが制御される。
第2図は複写機1の上面に設けられた操作パネルOPの
平面圀である。
操作パネルOPの右側部には、自動用紙選択モードを指
定するキー250とその表示LED252、自動倍率選
択モードを指定するキー251とその表示LED253
、複写動作をスタートさせるためのプリントキー200
、複写が可能なときに緑色で点灯するLED200a、
?ji写枚数枚数の複写条件を設定するためのテンキー
202、複写枚数を表示する7セグメン)LED201
、クリア・ストップキー203、割り込みキー204、
複写倍率を設定するための倍率アンプ及び倍率ダウンキ
ー205,206、複写倍率を表示する3桁の7セグメ
ン)LED207、複写画像の濃度を段階的にマニュア
ル設定するためのアップキー210及びダウンキー20
8、複写画像の濃度レベルを表示するLED211、オ
ート濃度設定キー209、及び、オート濃度表示LED
222などの通常の複写動作において使用されるキーや
表示用LEDが配置されている。
また、操作パネルOPの左側部には、Y、M。
C,BKの各色のトナーの不足を表示するLED223
Y、223M、223C,223K、廃棄トナーの収納
容器の満杯を表示するLED224a1割り込み表示L
ED224 b、用紙Pのジャム表示LED224 c
、トラブル表示LED224d、モノカラー複写画像の
色を指定するための各色(Y、M、C,R,G、B、B
K)に対応するカラーキー225〜231、カラー複写
を指定するためのフルカラーキー232、OHPモード
を選択するためのOHPキー233、書籍などの見開き
の左右の頁を2枚の用紙Pに分けて複写する場合に用い
られるブックキー234、各キー225〜234のそれ
ぞれに対応する表示用のLED235〜244、用紙選
択キー245,246、選択された用紙カセット42.
43を表示するLED247,248、選択された用紙
カセット42.43における用紙Pの欠乏を表示するペ
ーパーエンプティLED249が配置されている。
第3図は複写機lの制御部400のブロック図である。
制御部400は、複写Illの全体の動作を制御するC
PU (中央処理装置)401を中心として、スキャナ
30の駆動制御を行うスキャンモータコントローラ40
2、複写倍率に応して主レンズ35の移動制御を行うレ
ンズモータコントローラ403、フィルタ選択装置36
の駆動制御を行うフィルタミラーモータコントローラ4
04、帯電チャージャコントローラ405、及び露光ラ
ンプコントローラ406などから構成されている。
CPU401には、各コントローラとともに、操作パネ
ルOP上の各操作キー及び各種表示LEDをそれぞれ縦
横に配置したスイッチマトリクス451及び表示マトリ
クス452.7セグメントLED201.20マ、スイ
ッチマトリクス451に対応したデコーダ453、各表
示LEDに対して点灯電力を供給するドライバ454,
455が接続されている。
また、CPU401には、カラーイメージセンサ−38
の光電変換信号SOの信号処理を行う画像処理部100
、及び複数の反射型フォトセンサーの各出力の組み合わ
せによって原稿りの大きさ及び載置方向(継又は横)を
判別する公知の検知手法を用いた原稿サイズ検知装置1
01が接続されている。
さらに、CPU401のアナログ入力ポート及びデジタ
ル入力ポートには、複写機1の各部に配置されたセンサ
ーの出力信号が入力され、これら各センサーとスイッチ
マトリクス451とからの信号、及び画像処理部100
と原稿サイズ検知装置101とからのデータに基づいて
、出力ボートに接続されたモータ24,25、現像クラ
ッチなどの各種クラッチ、各チャージャなどの各部のオ
ンオフ又は動作レベルの制御が行われる。
なお、CPU401には、複写の累積数やジャム発生回
数などの管理データを記憶するための不揮発メモリが内
蔵されている。
第15図はへルトクリーナ19の正面断面図である。
ベルトクリーナ19は、転写ベルト11を支持するロー
ラ15と対向するように配置された円筒状のファーブラ
シ190、ファーブラシ190によって転写ベルト11
から掻き取られたトナーを回収する回収ローラ191、
回収ローラ191の表面に付着したトナーを除去するブ
レード192、及びこれらの部材を支持する外装支持体
193などから構成され、支軸194を中心とした回動
によって、ファーブラシ190と転写ベルト11とが当
接する作動位置と、ファーブラシ190と転写ベルト1
1とが所定距離だけ離れた退避位置とに移動可能に設け
られている。
第15図はベルトクリーナ19が作動位置にある状態を
示しており、退避位置に移動したときには図の一点鎖線
で示された状態となる。
ベルトクリーナ19を移動させる機構は、回転軸196
aに取り付けられた円板状の偏心カム196、回転軸1
96aの回転を約180度毎に制止するアンクルレバー
】98、アンクルレバー198を回動させるソレノイド
195、ベルトクリーナI9を常に転写ヘルド】1側へ
押すように付勢するスプリング199、及び回転軸19
6aを常に矢印M9方向に回転するように付勢する図示
しないメカニカルクラッチなどから構成されている。
アンクルレバー198には、その先端に図示しない制止
爪及び制止頭部が設けられており、アンクルレバー19
80回動によって、回転軸196aに設けられた図示し
ない突起が制止爪又は制止頭部に交互に当接するように
回転軸196aが回転し、これによって回転軸196a
が180度毎に位置決めされる。
ソレノイド195は、上述のCPU401から出力され
る駆動制御信号S9により制御される駆動部195aに
よってオンオフ駆動される。また、ソレノイド195に
は、その温度を検知する温度センサー75が設けられ、
温度センサーの出力信号S7はCPU4’01へ送られ
る。
ソレノイド195がオフ状態とき、ベルトクリーナ19
は作動位置にある。このとき、偏心カム196は図の状
態にあり、外装支持体193の上部に回転可能に固定さ
れたローラ197と偏心カム196とが当接することに
よって、ファーブラシ190が転写ベルト11に適当に
圧接するようにヘルドクリーナ19が位置決めされてい
る。
駆動部195aに駆動制御信号S9が加えられてソレノ
イド195がオンされ、ロッド195bがスプリング1
98aの付勢力に抗して下方に移動すると、アンクルレ
バー198は支軸198bを中心に回動し、図示しない
制止爪又は制止頭部による回転軸196aの回転制止状
態が切り替わる。これによって、回転軸196aは半回
転し、偏心カム196がスプリング199の付勢力に抗
してローラ197を押し、ベルトクリーナー19は退避
位置に移動する。
転写ベルト11の表面に残存するトナーの除去、すなわ
ち転写ベルト11のクリーニングに際しては、ベルトク
リーナー19を作動位置に移動してファーブラシ190
を転写ベルト11に接触させ、図示しないクリーナチャ
ージ十によりファーブラシ190及び回収ローラ191
に帯電のための高電圧HV(クリーナバイアスHV)を
印加した状態でファーブラシ190及び回収ローラ19
1を回転させる。これにより、転写ベルト11上のトナ
ーは、ファーブラシ190により掻き取られ、帯電状態
のファーブラシ190に静電的に吸着する。クリーナバ
イアスHVは、回収ローラ191の帯電量がファーブラ
シ190の帯電量より大となるように設定されているの
で、ファーブラシ190に吸着したトナーは、吸着力の
大きな回収ローラ191に移る0回収ローラ]、 9 
]に吸着したトナーは、ブレード192によって回収ロ
ーラ191から掻き取られ、図外の廃棄トナーボトルに
溜められる。
なお、以下の説明では、ソレノイド195をオフするこ
とによってベルトクリーナー19を作動位置に移動させ
ることを「ファーブラシ190の圧接」といい、逆にソ
レノイド195をオンすることによってベルトクリーナ
19を退避位置に移動させることを「ファーブラシ19
0の退避Jという。また、ファーブラシ190及び回収
ローラ191にクリーナバイアスHVを印加することを
「クリーナバイアスHVのオン」といい、クリーナバイ
アスHVの印加を停止することを「クリーナバイアスH
Vのオフ」という。
次に、フローチャートを参照して複写機1の動作を説明
する。
第4図はCPU401の動作を概略的に示すメインフロ
ーチャートである。
電源が投入されてプログラムがスタートすると、まず、
レジスタや周辺インタフェースの初期設定を行い、CP
U401の1ルーチンの長さを規定するための内部タイ
マーのセントを行う(ステップ#1及びステップ#2)
続いて、電子写真プロセスに関係する作像処理、原稿り
の走査のためのスキャン処理、多重転写のタイミングを
定めるためのベルトマーク検出処理、転写ベルト11の
クリーニングのためのクリーニング処理、用紙Pの給紙
及び搬送を制御する給紙処理、用紙Pのジャム(用紙詰
まり)に対応したジャム検出処理、用紙カセフト42.
43における用紙Pの有無を検出するペーパー欠乏検出
処理、用紙Pの欠乏又はジャムの発生により中断した作
像プロセスを再開するための作像再開処理、及び操作パ
ネルOP及び各部のセンサーからの信号の受は付けなど
を行うその他の処理を順次実行する(ステップ3〜ステ
ツプ11)。
以上の処理を実行した後、内部タイマーの待ち合わせを
行い(ステップ#12Lステップ#2へ戻る。これによ
り、1ルーチンの長さが一定に保たれ、電源が投入され
ている間は、ステップ3〜ステツプ#12の各処理が繰
り返される。
以下、第4図の各処理(ステップ3〜ステツプ#10)
を順に説明する。
第5図は第4図の作像処理のフローチャートである。
このルーチンでは、最初にステートカウンタのカウント
値により示される作像ステートのチェ7クを行い(ステ
ップ#20)、各ステ一トに応じて以下のような処理を
実行する。
電源投入直後の初期状態及び複写動作終了後の待機状態
では、ステートは「0」となっている。
ステート「0」においては、プリントキー200が押下
(オン)されるのを待つが、ペーパーエンプティLED
249の点灯中は、プリントキー200のオンを無効と
する(ステップ#21、ステップ#22)。
用紙選択キー245,246によって指定された用紙カ
セット42又は43に用紙Pが有るときは、プリントキ
ー200のオンに対応してメインモータ24及びPCモ
ータ25をオンし、感光体ドラム3などの各部の回転駆
動を開始する。そして、各モータ24,25の回転の安
定を待つためのカウンタからなるモータ立上がりタイマ
ーに所定のタイマー値をセットする(ステップ#23、
ステップ#24)。
ステート「1」においては、ステップ#31でモータ立
上がりタイマーの更新(カウントアツプ)を行うことに
よって、モータ立上がり時間を計時する。
モータ立上がりタイマーの更新がタイマー値に相当する
回数だけ実行されて計時が終了すると、用紙Pの搬送開
始の可否を給紙処理においてチエツクするための給紙許
可フラグをセットする(ステップ#32、ステップ#3
3)。
ステートr2Jにおいては、操作パネルOPによって指
定された複写モード(コピーモード)がモノカラーモー
ドであるかフルカラーモードであるかをチエツクする(
ステップ#41>、これにより、以降は各コピーモード
に応じた処理を実行することになる。
すなわち以降の処理の内、ステート「2」のステップ#
42〜ステップ#46、ステー)r3J。
ステート「4」、及びステート「13」〜ステー)r1
5Jはモノカラーモードに対応する。また、ステート「
2」のステップ#47〜ステンプ#49、ステート「5
」〜ステート「15」はフルカラーモードに対応する。
したがって、まず、モノカラーモードの処理について説
明する。
モノカラーモードの場合は、ステート「2」において、
NDフィルりのセット、帯電チャージャ4及び露光ラン
プ33のオン、スキャン要求(スキャン要求フラグのセ
ット)、及びカラーキー225〜231によって指定さ
れた再現色に対応した現像器(現像器6〜9の内の1個
)のオンを順次実行する。
このスキャン要求により、スキャン処理においてスキャ
ナ30の往動が開始され、潜像の形成が始まる。
ステート「3」においては、原稿りに対する走査(スキ
ャン)の終了を待って帯電チャージャ4及び露光ランプ
33をオフし、動作中の現像器をオフする(ステップ#
51〜ステップ#53)。
そして、作像中断フラグがリセット状態であれば、ステ
ート「4」の処理に移る(ステップ#54、ステップ4
5B)。
これに対し、作像中断フラグがセットされている場合に
は、後述のステー) r14Jによって中断する作像プ
ロセスをステート「15」によって再開するときに実行
すべきステートとして、ステート「4」をセントしてお
く (ステップ#55)。
そして、現時点で既に形成されているトナー像を転写ベ
ルト11上で保持するために、現時点から1次転写が完
了するまでの時間を計時する像保留タイマーをセットし
た後、ステートN 4Jへ移る(ステップ#56、ステ
ップ#57)。
ステート「4」においては、次コピーi求の有無、すな
わち指定された複写枚数の作像が終わったか否かをチエ
ツクする(ステップ#61)。
作像枚数が指定された枚数に達していない場合、通常は
、ステート「2」に戻って一連の作像プロセスを繰り返
す(ステップ#62、ステップ#63)。
ところが、ストップフラグがセットされている場合は、
用紙カセット42.43の選択を切り替えて作像を行っ
た場合であるので、この場合には待機状態に移行するた
めに、ストップフラグ及び給紙許可フラグをリセットし
た後、ステート「13」に移る(ステップ#62、ステ
ップ#64〜ステップ#66)。
ステート「13」においては、指定された複写枚数の最
終枚目の用紙P、又は複写中に給紙の選択を切り替えて
用いた用紙Pの排出が完了したか否かを排出センサー8
8の検知状態によってチエツクする(ステップ#141
)。
排出が完了した場合には、メインモータ24及びPCモ
ータ25をオフしくステップ#142)、複写機1を待
機状態とするため、ステートを初期値の「0」に戻す。
また、排出が完了していない場合には、2次転写の完了
時点でオンが有効とされるプリントキー200のチエツ
クを行い、オンされたときはステートを「2」に戻す(
ステップ#144、ステップ#145)。
ステート「14」及びステート「15」は、作像プロセ
スの中断及び再開のための処理を行う。
すなわち、ステー)r14Jにおいては、上述の像保留
タイマーの計時の終了を待ってファーブラシ190の退
避を行い、クリーニング処理におけるクリーナステート
を「9」とした後、PCモータ25をオフして次のステ
ートr15Jに移る(ステップ#151〜ステップ#1
57)。
ファーブラシ190の退避によって、トナー像は転写ベ
ルト上にて保持され、その転写ベルト11はPCモータ
25のオフにより回転を停止する。
ステート「15」においては、作像再開処理によって作
像中断フラグがリセットされるのを待ち、作像再開時の
ステートとして記憶しているステートに戻る(ステップ
#158、ステップ#159)。
次にフルカラーモードの処理について説明する。
フルカラーモードの場合は、ステート「2」において、
まず、Yトナーに対応した色分解露光を行うためのBフ
ィルタをセットする(ステップ#47)。
次に、作像の前処理として実施する転写ベルト11の清
掃(前クリーニング)の時間を設定するために、前処理
タイマーに前処理時間Tfに相当するカウント値をセッ
トする。このときの前処理時間Tfは、転写へルト11
の全周の清掃に要する前処理規定時間(転写ヘルド11
の1回転以上の時間)から前回の作像の後処理として実
施中の後クリーニングの実際の実施時間(後処理実施時
間)を差し引いた残りの時間とされる(ステップ#48
)。
ステート「5」においては、前クリーニングの完了を待
ってマーク検出許可のためのフラグをセントする(ステ
ップガフ1〜ステツプ#73)。
このマーク検出許可により、ベルトマーク検出処理にお
いて、多重転写のタイミングを制御するために、ベルト
マーク信号510の監視が始められる。また、ベルトマ
ーク検出処理によって与えられるスキャン許可を受けて
、スキャン処理においてベルトマーク信号SIOに同期
させてスキャンが開始される。
ステート「6」においては、スキャンの開始にタイミン
グを合わせて現像器6をオンする(ステップ#75、ス
テップ#76)、。
ステート「7」においては、まず、スキャンの終了を待
ち、露光ランプ33及び帯電チャージャ4をオフし、現
像器6をオフした後、次の露光に備えてGフィルタをセ
ットする(ステップ#81〜ステップ#84)。
そして、作像中断フラグのチエツクを行い、フラグがセ
ットされている場合には、マーク検出許可フラグをリセ
ットして作像再開時のステートを「8Jとし、像保留タ
イマーをセットしてモノカラーモードの場合と同様にス
テー)r14Jの処理に移る(ステップ#85〜ステッ
プ#89)。
以下、ステート「8」及びステート「9」、ステート「
10」及びステートrl IJにおいては、M、 Cの
各トナー像の作像を行うための一連の処理、すなわちス
テート「6」及びステート「7」と同様に、対応する現
像器7.8のオン、スキャン終了に伴う露光ランプ33
及び帯電チャージャ4のオフ、作像中断フラグがセット
されている場合における作像再開時のステートの記憶及
び像保留タイマーのセットなどを行う。
ステート「12」においては、次コピー要求の有無をチ
エツクし、次コピー要求がなければ給紙許可フラグ及び
マーク検出許可フラグをリセットし、上述のステート「
13」に移って作像終了時の処理を行う(ステップ#1
31〜ステップ#134)。
次コピー要求がある場合には、通常は、Bフィルタをセ
ットした後にステート「6」に戻り、Y。
M、Cの各トナー像の作像を繰り返す(ステップ#13
5〜ステップ#I 37) 。
ところが、ストップフラグがセットされている場合は、
モノカラーモードのときと同じく待機状態に移行するた
めの処理として、ストップフラグ、給紙許可フラグ、及
びマーク検出許可フラグをリセットした後、ステート「
13」に移る(ステップ#135、ステップ#138、
ステップ#132〜ステップ#134)。
第6図は第4図のスキャン処理のフローチャートである
最初にスキャンステートのチエツクを行い(ステップ#
200)、各ステートに応じて以下の処理を実行する。
ステート「0」では、まず、スキャン要求フラグによっ
てスキャン要求の有無をチエツクする(ステップ#20
1)、スキャン要求フラグは、上述したように、作像処
理においてモノカラーモードの場合にセットされる。
スキャン要求があれば、直ちにスキャンモータコントロ
ーラ404を介してスキャナ30の往動をスタートさせ
る(ステップ#202) 、そして、ステート「2」に
移る(ステップ#203)。
また、スキャン要求がない場合には、スキャン許可フラ
グによってスキャン許可の有無をチエツクする(ステッ
プ#204)。スキャン許可フラグは、フルカラーモー
ドの場合に、ベルトマーク検出処理によってセットされ
る。
スキャン許可があれば、次のステー) rl、に進む(
ステップ#205)。
ステート「1」においては、ベルトマーク信号510の
出力タイミングでスキャナ30の往動をスタートさせる
(ステップ#212)。
ステート「2」においては、往動中のスキャナ30が原
稿りの後端に達してスキャンが終了したか否かをチエツ
クする(ステップ#215)。
スキャンが終了すれば、直ちにスキャナ30のリターン
を開始させる(ステップ#216)。
ステート「3Jにおいては、スキャナ30のリターンの
終了を待ってステートを初期値の「0」に戻す。
第7図は第4図のベルトマーク検出処理のフローチャー
トである。
このルーチンにおいても、最初にステップ#300でマ
ークステートをチエツクし、各ステートに応じて以下の
処理を実行する。
ステート「0」においては、プリントキー200のオン
を待ってコピーモードをチエツクし、フルカラーモード
の場合に次のステートに進む(ステップ#301〜ステ
ップ#303)。
ステート「1」においては、まず、作像処理においてマ
ーク検出許可フラグがセントされるのを待つ(ステップ
#311)。
マーク検出許可フラグがセットされると、次に、用紙サ
イズ又は原稿サイズと複写倍率とに関連する後述のスキ
ャンテーブルTSを参照して、ヘルドマーク信号SIO
の発生毎にスキャンが可能か否かをチエツクする(ステ
ップ#312)。
ベルトマーク信号SIOの発生毎のスキャンが可能であ
れば、ステップ#314へ移り、ステートを「2」に更
新する。
また、ベルトマーク信号Shoの発生毎のスキャンが不
可能であれば、ヘルドマーク信号SIOをその発生の1
回毎にスキャンに関して無効とするためのスキップフラ
グをセットしくステップ#313)、その後にステート
を更新する。
第14図はスキャンテーブルTSの内容を示す図である
スキャンテーブルTSは、自動給紙の場合にペーパーサ
イズセンサー81.82によって検知される用紙Pの大
きさ又は手差し給紙の場合に原稿サイズ検知装置101
によって検知される原稿りの大きさと、テンキー202
を用いて設定される複写倍率との相互の関係によって定
まるスキャナ30の往復移動時間を予め求め、スキャン
開始の必要条件となるベルトマーク信号S10の発生回
数(「1」又は「2」)をデータとして記憶するもので
ある。
同図における用紙サイズ又は原稿サイズの表記において
、例えば、A3縦とは、A3サイズの用紙Pをその長手
方向を搬送方向として給紙する場合、又はA3サイズの
原稿りがその長手方向をスキャン方向として原稿台ガラ
ス28上に載置された場合をいい、A4横とは、A4サ
イズの用紙Pをその長手方向が搬送方向と直交するよう
に給紙する場合、又はA4サイズの原稿りがその長手方
向をスキャン方向と直交させて原稿台ガラス28上に載
置された場合をいう。
複写機1では、転写ベルト11の周囲長が450mmと
され、通常の複写モードにおけるシステム速度が110
mm/秒とされている。
したがって、転写ベルト11の1回転時間(ベルトマー
ク信号の発生周期)は、4.09秒とな一方、スキャナ
30においては、加速、定速、減速の各期間からなる往
復移動に要する時間は、用紙P又は原稿りのサイズと複
写倍率とによって種々異なる。
例えば、A4横の原稿りに対して等倍複写を行う場合に
は、3.0秒(往復が2.2秒、復動が0.8秒)であ
り、この場合には、移動時間がベルトマーク信号SIO
の発生周期よりも短いので、ベルトマーク信号SIOの
発生毎(転写ヘルドの1回転毎)に連続してスキャンを
開始することができる。
これに対して、同じく等倍複写であっても、A3Nの原
稿りの場合には、スキャナー30の往復移動時間は、5
.4秒(往動が4.2秒、復動が1.2秒)であってベ
ルトマーク信号SIOの発生周期よりも長いので、ベル
トマーク(g号s10の発生毎に連続してスキャンを開
始することができない、したがって、この場合には、上
述したようにベルトマーク信号SIOがその発生の1回
おきに無効とされ、ヘルドマーク信号SIOの2回の発
生毎にスキャンが開始される。
第7図に戻り、ステート「2」においては、ベルトマー
ク信号SIOをチエ、りする(ステ、プ#321)。
ヘルドマーク信号SIOがオン(発生)すれば、露光ラ
ンプ33の点灯タイミングを定めるためのカウンタから
なる露光ランプオンタイマーをセットしくステップ#3
22) 、ステートを「3」に更新する(ステップ#3
23)。
つまり、転写ベル)11は一定速度(システム速度)で
回転駆動されており、ベルトマーク信号SIOの発生周
期は一定である。したがって、複写機1では、ベルトマ
ーク信号SIOを基準に開始されるスキャンにおいて、
露光ランプ33の光量が安定しているように、スキャン
開始の1つ前のヘルドマーク信号S10の発生タイミン
グから時間を見計らって露光ランプ33を点灯するため
に、露光ランプオンタイマーを設けている。
これにより、露光ランプ33の無駄な点灯、及び光量の
不安定状態でのスキャンを防止することができる。
ステート「3」においては、露光ランプオンタイマーの
計時の終了を待つ(ステップ#331、ステップ#33
2)。
このとき、露光ランプオンタイマーの計時中に再びマー
ク検出許可フラグをチエツクしくステップ#337)、
作像処理においてマーク検出許可フラグがリセットされ
たときには、複写機lを待機状態とするためにステート
をrOjに戻す。
露光ランプオンタイマーの計時が終了すれば、スキャン
のmlとして露光ランプ33及び帯電チャージャ4をオ
ンしくステップ#333) 、上述のスキャン処理にて
チエツクされるスキャン許可フラグをセットする(ステ
ップ#334)。
その後、スキャンの開始タイミングの正否をチエツクす
るためのスキャン監視タイマーのセット(ステップ#3
35)を行い、ステートを「4」に更新する。
ステート「4」においては、ベルトマーク信号SIOの
オンを待って(ステップ;#341)、ステートを「5
」に更新する。
ステート「5」においては、スキャン監視タイマーの更
新(ステップ#345)、及び終了チエ・ツク(ステッ
プ#346)を行い、べJレトマーク信号S10のオン
から所定時間が経過してスキャン監視タイマーが終了す
るとステートを「6」とする。
ステート「6」においては、まず、スキャン処理にてス
キャンが開始されたか否かをチエツクする。
スキャンが開始された場合には、スキャンが正規のタイ
ミングで開始されなかった回数を示すスタート失敗カウ
ンタ、及びスキャン許可フラグをそれぞれリセットする
(ステップ#352、ステップ#353)。
そして、スキップフラグのチエツクを行う〔ステップ#
354)。
スキップフラグがリセット状態の場合は、ベルトマーク
信号S10の発生毎にスキャンを開始する場合であるの
で、直ちに露光ランプオンタイマーをセットしくステッ
プ#356)、ステートを「3」に戻して次のスキャン
に備える。
スキップフラグがセント状態の場合は、ヘルドマーク信
号51002回の発生毎にスキャンを開始する場合であ
るので、この場合にはステートを「7」に更新しくステ
ップ#355) 、ステート「7」において、ベルトマ
ーク信号S10のオンを待って露光ランプオンタイマー
をセットしくステップ#372) 、ステートを「3」
に戻す。
一方、上述のステップ#351においてノーの場合、す
なわちスキャン開始タイミングが到来したにもかかわら
ず、何らかの原因によってスキャンが開始されなかった
場合には、−旦、露光ランプ33及び帯電チャージャ4
をオフしくステップ435 B) 、スキャン許可フラ
グをリセットする(ステップ#359)、そして、スタ
ート失敗カウンタのインクリメントを行う(ステップ#
360)。
次に、スタート失敗カウンタの値のチエツクを行う(ス
テップ#361)。
スタート失敗カウンタの値が所定の許容値以下であれば
、再度のスキャン開始を試みるように上述のステップ#
354へ進む。
これに対して、スタート失敗カウンタの値が所定の許容
値を越える場合には、スキャンが開始されない原因は偶
発的ではなく、自然復旧を望めないと判断し、トラブル
の発生をオペレータに知らせるために、操作パネルOP
のトラブル表示LED224dを点灯する(ステップ#
362)。
第8図は第4図のクリーニング処理のフローチャートで
ある。
最初にクリーナステートのチエツクを行い(ステップ#
400)、各ステートに応じて以下の処理を実行する。
ステート「0」においては、プリントキー200のオン
を待ってファーブラシ190の圧接及びクリーナバイア
スHVのオンを行い、転写ベルト11のクリーニングを
開始する(ステップ#401〜ステップ6403)。
ステート「1」においては、まず、コピーモードのチエ
ツクを行う(ステップ#411)。
コピーモードがモノカラーモードの場合は、ステート「
7」に移る(ステップ#415)。
これに対し、コピーモードがフルカラーモードの場合は
、転写ベルト11の前クリーニングの時間を補正するた
め、ベルトクリーナ19のソレノイド195の温度を検
出し、その検出結果に基づいてファーブラシ190の退
避のタイミングを定めるための退避タイマーのタイマー
値の補正値を決定し、ステート「2」に進む(ステップ
#412〜ステップ#414)。
ステートr2ゴにおいては、スキャンが開始されると、
退避タイマーに、そのタイマー値として予め定められた
標準値に上述のステップ#413で決定した補正値を加
算した値をセットし、ステートr3Jに進む(ステップ
#421〜ステップ#423)。
ステート「3」においては、退避タイマーの計時が終了
した時点で、ファーブラシ190の退避、及びクリーナ
バイアスHVのオフを行い、これにより、前クリーニン
グを終える(ステップ#431〜ステップ#435)。
ステート「4」においては、レジストタイミングとなっ
てタイミングローラ46がオンすると、画像先端到達タ
イマーをセットする(ステップ#441〜ステップ#4
43)、画像先端到達タイマーは、転写ベルト11にお
けるトナー像の先端に対応した部位が2次転写位置から
ベルトクリーナ19の配設位置まで回転移動する時間を
計時するものである。
ステートr5Jにおいては、画像先端到達タイマーの計
時が終了すると、転写ベルト11の後クリーニングを開
始するため、クリーナバイアスH■をオンし、ファーブ
ラシ190を圧接する(ステップ#451〜ステップ#
454)。
そして、転写ベルト11の後クリーニングの時間を補正
するため、ベルトクリーナ19のソレノイド195の温
度を検出し、その検出結果に基づいて補正したタイマー
値を退避タイマーにセットする(ステップ#455、ス
テップ#456)。
ステート「6」においては、退避タイマーの計時の終了
タイミングで、ファーブラシ190を退避すせ、クリー
ナバイアスHVをオフする(ステップ#461〜ステッ
プ#464)。
その後、次コピー要求がなければ、ステートを「0」に
戻して待機状態に移行し、次コピー要求があれば、ステ
ート「4」に戻る(ステップ#465〜ステップ#46
7)。
一方、退避タイマーの計時中、すなわち後クリーニング
の途中でプリントキー200がオンされた場合は、ステ
ート「1」に戻る(ステップ#468、ステップ#46
9)。
ステート「7」及びステート「8」においては、モノカ
ラーモードの後クリーニングのための処理を実行する。
まず、ステート「7」においては、スキャンが終了した
時点で、次コピー要求の有無をチエツクし、次コピー要
求がない場合に、後処理タイマーをセットする(ステッ
プ#471〜ステップ#473)。後処理タイマーは、
転写ベル)11の1回転時間を計時するものである0次
コピー要求がある場合は、ファーブラシ190を圧接さ
せたままでよいので何の処理も行わない。
次に、ステート「8」においては、後処理タイマーの計
時の終了を待ってファーブラシ190を退避させ、クリ
ーナバイアスHVをオフした後、ステートを初期値の「
0」に戻す(ステップ#481〜ステップ#485)。
一方、後処理タイマーの計時中にプリントキー200が
オンされた場合は、ステート「1」に戻る(ステップ#
486、ステップ4487)。
ステートr9.〜ステートrl IJは、作像が中断さ
れた場合に実行される。
ステート「9」においては、作像中断フラグがリセット
されるのを待つ(ステップ#491)。
作像中断フラグがリセットされるまでの間は、作像処理
の作像ステート「14」によるファープラス190の退
避状態が継続される。すなわち、転写ヘルド11のクリ
ーニングが禁止され、これによって、転写ベルト11上
にトナー像が保持される。
作像中断フラグがリセットされると、コピーモードのチ
エツクを行い、フルカラーモードの場合は、ステート「
4」に戻り、モノカラーモードの場合はステート「10
」に進む(ステップ#492〜ステップ#494)。
ステート「lO」においては、レジストタイミングで、
圧接タイマーのセットを行い、ステート「11」に進む
(ステップ#501〜ステップ#503)、圧接タイマ
ーは、フルカラーモードにて用いられる画像先端到達タ
イマーに相当するもので、転写ベルト11におけるトナ
ー像の先端に対応した部位が2次転写位置からベルトク
リーナ19の配設位置まで回転移動する時間を計時する
ためのタイマーである。
ステート「11」においては、圧接タイマーの計時の終
了後、ファーブラシ190を圧接させ、クリーナバイア
スHVをオンする(ステップ#511〜ステップ#51
4)。
その後、次コピー要求がある場合は、ステート「7」に
戻り、次コピー要求がない場合は、後処理タイマーのセ
ットを行いステート「8」に戻る(ステップ#515〜
ステップ451B)。
第9図は第4図の給紙処理のフローチャートである。
最初に給紙ステートのチエツクを行い(ステップ#60
0) 、各ステートにおいて以下の処理を実行する。
ステート「0」においては、給紙許可フラグがセットさ
れるのを待ってペーパーエンプティLED249のチエ
ツクを行う(ステップ#601、ステップ#602)。
ペーパーエンプティLED249が消灯状態であれば、
通常の給紙のための処理として、選択されている一方の
用紙カセット42又は用紙カセット43から給紙するた
めに、ピックアップローラ44又は45と必要とされる
給紙ローラ47,48とをオンする。すなわち、各ロー
ラにクラッチを介してメインモータ24の駆動力を伝え
ることによって、用紙Pの搬送を開始する(ステップ#
603)。そして、用紙Pの先端がタイミングローラ4
6に到達する以前のジャムの発生を検出するための給紙
ジャムタイマーをセットし、ステート「1」に移る(ス
テップ#604、ステップ#605)。
一方、ペーパーエンプティLED249が点灯状態の場
合は、選択されている一方の用紙カセット42又は用紙
カセット43の用紙Pが欠乏している場合であるので、
他方の用紙カセット43又は用紙カセット42の用紙P
の有無をチエツクする(ステップ#602、ステップ#
606)。
他方の用紙カセット43又は42の用紙Pも欠乏してい
る場合は、2次転写が不可能であるので、作像中断フラ
グをセットし、メインモータ24をオフすることにより
用紙Pの搬送を停止させ、給紙許可フラグのリセットを
行う(ステップ#606、ステップ#610〜ステップ
#612)。
他方の用紙カセット43又は42に用紙Pが有る場合は
、その用紙Pのサイズが既に形成されているトナー像の
全体を転写可能なサイズであるが否かをチエツクする(
ステップ#607)。
転写可能であれば、ストンプフラグをセットした後、用
紙カセットの選択を切り替え、切り替えて選択した他方
の用紙カセット43又は42による給紙を行う(ステッ
プ#607〜ステップ#609、ステップ#603)。
転写不可能であれば、作像中断フラグをセットする(ス
テップ#607、ステ7ブ#610)。
ステート「1」においては、移動中の用紙Pの先端がタ
イミングローラ46に到達することによってタイミング
センサー86がオンするのを待ち、回転中のピンクアッ
プローラ44又は45をオフし、給紙ジャムタイマーを
リセットする(ステップ#621〜ステップ#623)
、なお、以前にオンされた給紙ローラ47,48の回転
は継続される。これによって、用紙Pはタイミングロー
ラ46の入口で湾曲し、搬送方向に対する用紙Pの傾き
を修正するためのペーパーループが形成されそして、適
当なペーパール−プを得るための時間を計時するペーパ
ーループタイマーをセットシ、ステート「2」に進む(
ステップ#624、ステップ#625)。
ステート「2」においては、ペーパーループタイマーの
計時が終了した後、給紙ローラ47.48の回転を停止
させる(ステップ#631〜ステップ#633) 。
ステート「3」においては、転写ベルト11上のトナー
像と用紙Pとの位置合わせを規定するレジストタイミン
グの到来を待ち、レジストタイミングでタイミングロー
ラ46をオンして転写位置への用紙Pの搬送を開始し、
搬送の開始から用紙Pの排出までの間のジャムの発生を
検出するための排出ジャムタイマーをセントし、2次転
写用の転写チャージャ17をオンする(ステップ#64
1〜ステップ#644)。
ステート「4」においては、用紙Pの後端がタイミング
ローラ46を離れてタイミングセンサー86がオフした
後に、転写チャージャ17のオフタイミングを定めるた
めのチャージャオフタイマーをセットする(ステップ#
651、ステップ#652)。
ステート「5」においては、チャージャオフタイマーの
計時が終了した後に、タイミングローラ46及び転写チ
ャージャ17をオフする(ステップ#661〜ステップ
#664)。
ステート「6」においては、排出センサー88の検知状
態によって用紙Pの排出の完了を確認し、排出ジャムタ
イマーをリセ・ツトし、ステートを初期値の「0」に戻
す(ステ、プ#671〜ステップ#673)。
第10図は第4図のジャム検出処理のフローチャートで
ある。
最初にジャムステートのチエツクを行い(ステップ#7
00)、各ステートにおいて以下の処理を実行する。
ステート「0」においては、給紙ジャムタイマー及び排
出ジャムタイマーの状態チエツクによってジャムの発生
の有無をチエツクする(ステンプ#701〜ステップ#
706)。
通常は、給紙ジャムタイマー及び排出ジャムタイマーは
、その計時の終了前にリセットされる、ところが、これ
らタイマーの内、一方でも計時が終了した場合には、予
定の時間を過ぎても用紙Pが所定の位置に到達していな
い場合であって、搬送中にジャムが発生したことになる
ジャムが発生したときには、ジャム表示LED224d
を点灯することによって、ジャムの発生をオペレータに
知らせた後に、2次転写中であるか否かのチエツクを行
う(ステップ#707、ステップ#708)。
2次転写中の場合、すなわち既にトナー像の一部がジャ
ムとなった用紙Pに転写されている場合に、新たな用紙
Pの給紙を行ったとしても完全な複写画像を得ることは
できない。したがって、この場合には、作像を中止する
ための処理として、メインモータ24及びPCモータ2
5のオフ、作像の制御のための各種データの初期設定、
及びジャム発生中であることを示すジャム発生フラグの
セントを行い、ステー1・「2」に移る(ステップ#7
13〜ステップ#716)。
一方、2次転写中でない場合には、ジャム発生フラグの
七ノドの後に、転写ベルト11上にトナーを保持させる
ための処理として、作像中断フラグをセットし、メイン
モータ24をオフしてステート「1」に進む。
メインモータ24のオフによって用紙Pの搬送系は停止
するが、作像中断フラグをセットしたので、PCモータ
は、作像処理において1次転写が完了する時点までオン
状態とさる。
ステート「1」においては、後述の作像再開処理におい
て実行されるペーパーチエツク処理(ステップ#931
)によってジャム発生フラグがりセットされるのを待ち
、ジャム発生フラグのりセントとともにジャム表示LE
D224dを消灯し、ステートを「0」に戻す(ステッ
プ#721〜ステップ#723)。
また、ステートr2.においでもくサブルーチンとして
実行するペーパーチエツク処理によりジャム発生フラグ
かりセントされるのを待ち、ジャム発生フラグのりセン
トとともにジャム表示LED224dを消灯し、ステー
トをr□、に戻す(ステップ#731〜ステップ#73
4)。
第11図はステップ#731のペーパーチエツク処理の
フローチャートである。
ペーパー検知センサー85、タイミングセンサー86、
及び排出センサー88の検知状態を順次チエツクし、こ
れら全てのセンサーの出力がオフ状態である場合のみ、
ジャムとなった用紙Pが取り除かれて搬送路内に用紙P
が無い状態であると判断し、ジャム発生フラグをリセッ
トする(ステップ#741〜ステンブ#744)。
第12図は第4図のペーパー欠乏検出処理のフローチャ
ートである。
まず、給紙口として選択された用紙カセットが上側の用
紙カセット42であるか下側の用紙カセット43である
かをチエツクする(ステップ#801)。
そして、選択された一方の用紙カセット42゜43につ
いて、ペーパーエンプティセンサー83゜84によって
用紙Pの有無をチエツクし、用紙Pが有ればペーパーエ
ンプティLED249を消灯し、用紙Pが無ければペー
パーエンプティLED249を点灯する(ステップ#8
02〜ステップ#807)。
第13図は第4図の作像再開処理のフローチャートであ
る。
最初に再開ステートのチエツクを行い(ステップ#90
0)、各ステートに応じて以下のような処理を実行する
ステート「0」においては、作像再開の要求の有無を確
認するために、作像中断フラグのチエツクを行う(ステ
ップ#901)。
作像中断フラグがセットされて作像再開が要求されてい
る場合は、続いて、ジャム発生フラグのチエツクを行い
、作像の中断が用紙Pの欠乏によるものか又はジャムの
発生によるものかによって以降の処理が分かれる(ステ
ップ#902〜ステップ#−9104)。
まず、作像の中断が用紙Pの欠乏による場合は、ステー
トMJ及びステートr2jを実行する。
ステート「1」においては、ペーパーエンプティLED
249の消灯を確認した後、プリントキー200のオン
を待ち、コピーモードが作像を中断時以後に変更されて
いない否かをチエツクする(ステップ#911〜ステッ
プ#913)。
作像中断時のコピーモードと現時点のコピーモードとが
一致している場合は、メインモータ24及びPCモータ
25をオンし、モーター立上がりタイマーをセットして
ステート「2」に進む(ステ・ンブ#914〜ステンブ
#916)。
一方、作像中断後にコピーモードが変更されている場合
は、作像処理のステートを「0」に戻し、作像中断フラ
グをリセットしてステート「0」に戻る(ステップ#9
17〜ステップ#919)。
これにより、複写I!lの動作状態は待機状態となる。
ステート「2」においては、モーター立上がりタイマー
の計時の終了を待って給紙許可フラグをセットし、作像
中断フラグをリセットしてステー) rOJに戻る(ス
テップ#921〜ステップ#925)。
作像中断フラグのリセットにより、作像処理のステート
r15Jにおいて、作像ステートが作像中断時に実行し
ていた作像ステートの次の作像ステートに戻される。
ステート「3」においては、ジャムの発生により中断さ
れた作像を再開するための処理を実行する。
すなわち、第11図のペーパーエンプティによってジャ
ム発生フラグがリセットされたことを確認した後、プリ
ントキー200のオンを待ち、コピーモードが作像を中
断時以後に変更されていない否かをチエツクする(ステ
ップ#931〜ステップ#934)。
コピーモードに変更がなければ、メインモータ24及び
PCモータ25のオン、モーター立上がりタイマーのセ
ットを行ってステート「2」に進む(ステップ#935
〜ステップ#937)。
一方、作像中断後にコピーモードが変更されている場合
は、作像処理のステートを「0」に戻し、作像中断フラ
グ及び給紙許可フラグををリセットしてステート[OJ
に戻る(ステップ#938〜ステップ#941)。
なお、フローチャートの図示は省略したが、合成モノカ
ラー複写画像を形成する合成モノカラーモードが選択さ
れた場合には、上述したように、ヘルドマーク信号51
0に基づくスキャンによって、2色のトナー像の多重転
写が行われる。
上述の実施例において、CPU401が実行する各処理
の内、作像処理のステップ#48、及びステップ#71
〜ステップ#73は、本発明の構成要素であるクリーニ
ング制御手段に対応する。
上述の実施例によれば、後クリーニングの最中、すなわ
ち、クリーニング処理のステートr6J!こおける退避
タイマーの計時中にプリントキーがオンされた場合には
、作像処理において、前クリーニングの時間を設定する
ための前処理タイマーの計時時間Tfとして、はぼ転写
ベルト11の1回転時間に相当する前処理規定時間から
、後クリーニングの実施時間(退避タイマーが実際に計
時した時間)を差し引いた残りの時間がセントされる。
つまり、実施中の後クリーニングが、次の作像のための
前クリーニングの一部として組み入れられ、プリントキ
ーのオンから前処理規定時間が経過すると、次の作像が
開始されるので、従来のような後クリーニングと前クリ
ーニングとの重複が避けられ、クリーニングの効率化が
図れるとともに、次の作像の開始を早めることができる
上述の実施例において、フローチャートの内容及び順序
、用紙Pの収納手段を含め複写機1の各部材の構造、形
状、材質、位置、個数などは、上述した以外に種々変更
することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、転写媒体のクリーニングの効率を高め
ることができるとともに、迅速に作像を開始することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機の概略の構成を示す断面正面図、第2図
は複写機の上面に設けられた操作パネルの平面図、 第3図は複写機の制御部のブロック図、第4図〜第13
図は複写機の動作を示すフローチャート、 第14図はスキャンテーブルの内容を示す図、第15図
はベルトクリーナの断面正面図である。 1・・・複写It(カラー複写機)、11・・・転写ベ
ルト(トナー像担持体)、19・・・ベルトクリーナ(
クリーニング手段)、401・・・CPU (クリーニ
ング制御手段)。 出願人  ミノルタカメラ株式会社 代理人  弁理士  久 保 幸 雄 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数色のトナー像を重ね合わせるためのトナー像
    担持体と、 前記トナー像担持体の表面をクリーニング するクリーニング手段とを有し、 カラー複写画像の作像に際して、作像の開 始時及び終了時にそれぞれ前記クリーニング手段によっ
    て前クリーニング及び後クリーニングをそれぞれ一定の
    時間行うように構成されたカラー複写機において、 前記後クリーニング中に次のカラー複写画 像の作像の開始が指示されたときに、当該後クリーニン
    グを行った時間を差し引いた時間分の前クリーニングを
    当該後クリーニングに引き続いて行うように前記クリー
    ニング手段を制御するクリーニング制御手段を有し てなることを特徴とするカラー複写機。
JP14932890A 1990-06-07 1990-06-07 カラー複写機 Pending JPH0442189A (ja)

Priority Applications (2)

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JP14932890A JPH0442189A (ja) 1990-06-07 1990-06-07 カラー複写機
US07/711,611 US5173735A (en) 1990-06-07 1991-06-05 Image forming apparatus with improved cleaning operation

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005186578A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Canon Finetech Inc 記録装置及び記録制御方法
JP2020067600A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 キヤノン株式会社 画像形成装置

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