JP2932599B2 - 複写機 - Google Patents
複写機Info
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- JP2932599B2 JP2932599B2 JP2109122A JP10912290A JP2932599B2 JP 2932599 B2 JP2932599 B2 JP 2932599B2 JP 2109122 A JP2109122 A JP 2109122A JP 10912290 A JP10912290 A JP 10912290A JP 2932599 B2 JP2932599 B2 JP 2932599B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- paper feed
- manual
- image
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録用紙の自動給紙及び手動給紙が可能と
された複写機に関する。
された複写機に関する。
一般に、電子写真プロセスを用いて複写画像を形成す
る複写機は、多数枚の記録用紙(以下「用紙」という)
を収納したカセット式又はホッパー式の用紙収納手段
と、用紙を1枚ずつ挿入するための手差し給紙口とを有
し、複写に際して、用紙収納手段から用紙を1枚ずつ繰
り出す自動給紙と手差し給紙口による手段給紙とが選択
可能に構成されている。給紙された用紙は、タイミング
ローラによって感光体又は中間転写媒体の回転に同期し
てトナー像の転写位置へ搬送され、トナー像の転写及び
定着を経て排出される。
る複写機は、多数枚の記録用紙(以下「用紙」という)
を収納したカセット式又はホッパー式の用紙収納手段
と、用紙を1枚ずつ挿入するための手差し給紙口とを有
し、複写に際して、用紙収納手段から用紙を1枚ずつ繰
り出す自動給紙と手差し給紙口による手段給紙とが選択
可能に構成されている。給紙された用紙は、タイミング
ローラによって感光体又は中間転写媒体の回転に同期し
てトナー像の転写位置へ搬送され、トナー像の転写及び
定着を経て排出される。
このような複写機では、用紙収納手段からの用紙と手
差し給紙口からの用紙とが重なり合ってタイミングロー
ラから送り出されるいわゆる二重送りを防止する必要が
ある。
差し給紙口からの用紙とが重なり合ってタイミングロー
ラから送り出されるいわゆる二重送りを防止する必要が
ある。
このため、従来の複写機では、手差し給紙口の近傍又
は操作パネル上に、自動給紙期間を含んだ所定の期間に
点灯する手差し禁止表示灯が設けられており、これによ
って、オペレータに対して手差し給紙口への用紙の挿入
が禁止されていた。
は操作パネル上に、自動給紙期間を含んだ所定の期間に
点灯する手差し禁止表示灯が設けられており、これによ
って、オペレータに対して手差し給紙口への用紙の挿入
が禁止されていた。
しかしながら、従来においては、オペレータが手差し
禁止表示灯の表示を見過ごした場合や操作に不慣れの場
合などにおいて、手差し禁止表示灯が点灯中にも係わら
ず手差し給紙口に用紙が挿入されて二重送りが発生する
という問題があった。
禁止表示灯の表示を見過ごした場合や操作に不慣れの場
合などにおいて、手差し禁止表示灯が点灯中にも係わら
ず手差し給紙口に用紙が挿入されて二重送りが発生する
という問題があった。
二重送りが発生すると、原稿Dの画像が2枚の用紙に
跨がって複写され、2枚の用紙及びトナーが無駄に消費
されることになる。
跨がって複写され、2枚の用紙及びトナーが無駄に消費
されることになる。
本発明は、上述の問題に鑑み、記録用紙の二重送りを
防止することによって記録用紙及びトナーの無駄な消費
を抑えることを目的としている。
防止することによって記録用紙及びトナーの無駄な消費
を抑えることを目的としている。
本発明に係る複写機は、記録用紙を収納した用紙収納
手段と、記録用紙を手動で給紙するための手差し給紙口
と、前記手差し給紙口への記録用紙の挿入を検知する手
差し検知手段と、トナー像形成手段と、前記トナー像形
成手段により形成されたトナー像を保持する回転体と、
前記回転体の回転と同期をとって記録用紙を前記トナー
像の転写位置へ搬送するタイミングローラとを有し、複
数のトナー像を形成して前記回転体に順に転写すること
により当該回転体上で重ね合わせる複写を行う電子写真
式の複写機であって、前記用紙収納手段と前記タイミン
グローラとの間の給紙路における記録用紙の有無を検知
する給紙状態検知手段と、前記手差し給紙口への前記記
録用紙の挿入が検知され、且つ前記給紙路に記録用紙が
無いことが検知されたときに手動給紙を開始する給紙制
御手段とを有してなる。
手段と、記録用紙を手動で給紙するための手差し給紙口
と、前記手差し給紙口への記録用紙の挿入を検知する手
差し検知手段と、トナー像形成手段と、前記トナー像形
成手段により形成されたトナー像を保持する回転体と、
前記回転体の回転と同期をとって記録用紙を前記トナー
像の転写位置へ搬送するタイミングローラとを有し、複
数のトナー像を形成して前記回転体に順に転写すること
により当該回転体上で重ね合わせる複写を行う電子写真
式の複写機であって、前記用紙収納手段と前記タイミン
グローラとの間の給紙路における記録用紙の有無を検知
する給紙状態検知手段と、前記手差し給紙口への前記記
録用紙の挿入が検知され、且つ前記給紙路に記録用紙が
無いことが検知されたときに手動給紙を開始する給紙制
御手段とを有してなる。
給紙状態検知手段は、用紙収納手段とタイミングロー
ラとの間の給紙路における記録用紙の有無を検知する。
ラとの間の給紙路における記録用紙の有無を検知する。
給紙制御手段は、手差し給紙口への記録用紙の挿入が
手差し検知手段によって検知され、且つ給紙路に記録用
紙が無いことが給紙状態検知手段によって検知されたと
きに手動給紙を開始する。
手差し検知手段によって検知され、且つ給紙路に記録用
紙が無いことが給紙状態検知手段によって検知されたと
きに手動給紙を開始する。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は複写機1の概略の構成を示す断面正面図であ
る。
る。
複写機1の中央のやや左上方に感光体ドラム3が時計
回り方向(矢印M1方向)に回転可能に配置され、感光体
ドラム3の周囲には、帯電チャージャ4、編集イレーサ
5、現像器6〜9、中間転写媒体としての転写ベルト1
1、クリーニング装置22、メインイレーサ23が配設され
ている。
回り方向(矢印M1方向)に回転可能に配置され、感光体
ドラム3の周囲には、帯電チャージャ4、編集イレーサ
5、現像器6〜9、中間転写媒体としての転写ベルト1
1、クリーニング装置22、メインイレーサ23が配設され
ている。
感光体ドラム3は、その表面に感光層を設けたもの
で、メインイレーサ23及び帯電チャージャ4を通過する
ことにより表面が一様に帯電され、後述する光学系27か
ら潜像形成のための露光を受ける。
で、メインイレーサ23及び帯電チャージャ4を通過する
ことにより表面が一様に帯電され、後述する光学系27か
ら潜像形成のための露光を受ける。
編集イレーサ5は、感光体ドラム3の軸方向に沿って
配置されたホルダ内に多数のLEDを1列に並べたLEDアレ
イからなり、感光体ドラム3上の潜像を部分的に消去可
能に構成されている。各LEDの点灯と消灯のタイミング
の個々の制御は画像処理部100の中のイレースコントロ
ーラによって行われる(第3図参照)。
配置されたホルダ内に多数のLEDを1列に並べたLEDアレ
イからなり、感光体ドラム3上の潜像を部分的に消去可
能に構成されている。各LEDの点灯と消灯のタイミング
の個々の制御は画像処理部100の中のイレースコントロ
ーラによって行われる(第3図参照)。
各現像器6,7,8,9には、それぞれイエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色の
トナーと摩擦帯電用のキャリアとを混合した現像剤が収
納され、これら各色のトナーの濃度を制御するためのト
ナー濃度センサー(ATDCセンサー)71y,71m,71c,71kが
設けられている。また、現像器6の上方には、複写機1
の内部の湿度を検知するための湿度センサー70が設けら
れている。
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色の
トナーと摩擦帯電用のキャリアとを混合した現像剤が収
納され、これら各色のトナーの濃度を制御するためのト
ナー濃度センサー(ATDCセンサー)71y,71m,71c,71kが
設けられている。また、現像器6の上方には、複写機1
の内部の湿度を検知するための湿度センサー70が設けら
れている。
なお、現像器6〜9としては、感光体ドラム3の周囲
に固定配置する形式に限定されるものではなく、例えば
現像器6〜9を一体化して上下方向に移動可能とする形
式であってもよく、感光体ドラム3に対して選択的に異
なる色のトナーを供給できるものであればよい。
に固定配置する形式に限定されるものではなく、例えば
現像器6〜9を一体化して上下方向に移動可能とする形
式であってもよく、感光体ドラム3に対して選択的に異
なる色のトナーを供給できるものであればよい。
転写ベルト11は、現像器6〜9によって感光体ドラム
3上にて現像されたトナー像を用紙Pに転写(2次転
写)するために一旦保持するものであり、複数のローラ
12〜16に掛け渡され、感光体ドラム3と常に当接しつつ
反時計方向(矢印M4方向)に回転可能に支持されてい
る。
3上にて現像されたトナー像を用紙Pに転写(2次転
写)するために一旦保持するものであり、複数のローラ
12〜16に掛け渡され、感光体ドラム3と常に当接しつつ
反時計方向(矢印M4方向)に回転可能に支持されてい
る。
転写ベルト11の内側には、感光体ドラム3からトナー
像を転写ベルト11上に1次転写するための転写チャージ
ャ17が配置され、転写ベルト11の外側には、2次転写の
ための転写チャージャ20、用紙Pを転写ベルト11から分
離する分離チャージャ21、及び転写ベルト11の外側表面
を清掃するためのファーブラシ19aを有したベルトクリ
ーナ19が配設されている。ファーブラシ19aは、転写ベ
ルト11との圧接(清掃時)又は離間が選択可能とされて
いる。
像を転写ベルト11上に1次転写するための転写チャージ
ャ17が配置され、転写ベルト11の外側には、2次転写の
ための転写チャージャ20、用紙Pを転写ベルト11から分
離する分離チャージャ21、及び転写ベルト11の外側表面
を清掃するためのファーブラシ19aを有したベルトクリ
ーナ19が配設されている。ファーブラシ19aは、転写ベ
ルト11との圧接(清掃時)又は離間が選択可能とされて
いる。
また、ローラ15とローラ16の間、及びローラ12とロー
ラ13の間には、それぞれ転写ベルト11の回転角度位置を
検知するためのベルトマークセンサー72,72sが固定配置
されている。
ラ13の間には、それぞれ転写ベルト11の回転角度位置を
検知するためのベルトマークセンサー72,72sが固定配置
されている。
複写機1の上面には原稿台ガラス28が配置されてお
り、原稿台ガラス28の直下の奥側には、走査に支障のな
いように移動して原稿Dの大きさを検知する原稿サイズ
検知装置101が組み込まれている。
り、原稿台ガラス28の直下の奥側には、走査に支障のな
いように移動して原稿Dの大きさを検知する原稿サイズ
検知装置101が組み込まれている。
また、複写機1の上部には、光学系27が配置されてい
る。光学系27は、原稿台ガラス28の下方で矢印M5方向
(往動方向)及び矢印M6方向(復動方向)に往復移動可
能とされたスキャナ30、複写倍率に応じて位置調整が行
われる主レンズ35、色分解露光を行うフィルタ選択装置
36、フィルタ選択装置36に取り付けられたミラーで反射
された走査光Lを感光体ドラム3に導く固定ミラー37、
及びフィルタ選択装置36のミラーを透過した走査光Lを
受光するカラーイメージセンサー38などから構成され、
スキャナ30の往動時に原稿Dを走査して感光体ドラム3
の露光を行う。
る。光学系27は、原稿台ガラス28の下方で矢印M5方向
(往動方向)及び矢印M6方向(復動方向)に往復移動可
能とされたスキャナ30、複写倍率に応じて位置調整が行
われる主レンズ35、色分解露光を行うフィルタ選択装置
36、フィルタ選択装置36に取り付けられたミラーで反射
された走査光Lを感光体ドラム3に導く固定ミラー37、
及びフィルタ選択装置36のミラーを透過した走査光Lを
受光するカラーイメージセンサー38などから構成され、
スキャナ30の往動時に原稿Dを走査して感光体ドラム3
の露光を行う。
スキャナ30は、露光ランプ33及びミラー34を有する第
1スライダ31、ミラー35a,35bを有する第2スライダ32
からなり、原稿Dの走査時において、第1スライダ31
は、感光体ドラム3の周速度vに対して、v/n(nは複
写倍率)の速度で往動し、第2スライダー32は、v/2nの
速度で往動するように図外のスキャンモータによって駆
動される。スキャナ30の復動の終了、つまりスキャナ30
の基準位置(ホームポジション)への復帰は、フォトセ
ンサーからなるスキャナホームスイッチ74によって検知
される。
1スライダ31、ミラー35a,35bを有する第2スライダ32
からなり、原稿Dの走査時において、第1スライダ31
は、感光体ドラム3の周速度vに対して、v/n(nは複
写倍率)の速度で往動し、第2スライダー32は、v/2nの
速度で往動するように図外のスキャンモータによって駆
動される。スキャナ30の復動の終了、つまりスキャナ30
の基準位置(ホームポジション)への復帰は、フォトセ
ンサーからなるスキャナホームスイッチ74によって検知
される。
フィルタ選択装置36は、軸36aを中心にして、ハーフ
ミラー36ND(透過と反射の割合は6対4)、及び3個の
フィルタミラー36YB,36MG,36CRが互いに90度の角度をな
して放射状に設けられ、回転することによってこれらの
ミラーのいずれかが選択的に切り替えられる。フィルタ
ミラー36YB,36MG,36CRは、それぞれブルー(B)、グリ
ーン(G)、レッド(R)の色分解フィルタをミラー面
に蒸着することによってミラーとフィルタとを一体化し
たものであり、それぞれY,M,Cの各色のトナーに対応し
て用いられる。
ミラー36ND(透過と反射の割合は6対4)、及び3個の
フィルタミラー36YB,36MG,36CRが互いに90度の角度をな
して放射状に設けられ、回転することによってこれらの
ミラーのいずれかが選択的に切り替えられる。フィルタ
ミラー36YB,36MG,36CRは、それぞれブルー(B)、グリ
ーン(G)、レッド(R)の色分解フィルタをミラー面
に蒸着することによってミラーとフィルタとを一体化し
たものであり、それぞれY,M,Cの各色のトナーに対応し
て用いられる。
作像のための露光走査においては、選択されたミラー
の反射面が鉛直面に対して時計方向に約10度傾くように
位置決めされ、これによって走査光Lは感光体ドラム3
の露光ポイントに導かれる。また、露光走査に先立って
行われる原稿Dの画像を読み取るための予備走査におい
ては、ハーフミラー36NDが選択され、カラーイメージセ
ンサー38のMTF(結像力)を向上させるため、走査光L
の入射方向に直交するように位置決めされる。77はフィ
ルタ選択装置36のホームポジションを決めるための回転
位置検知センサーであり、第1図ではフィルタミラー36
CRが選択されて位置決めされた状態が示されている。
の反射面が鉛直面に対して時計方向に約10度傾くように
位置決めされ、これによって走査光Lは感光体ドラム3
の露光ポイントに導かれる。また、露光走査に先立って
行われる原稿Dの画像を読み取るための予備走査におい
ては、ハーフミラー36NDが選択され、カラーイメージセ
ンサー38のMTF(結像力)を向上させるため、走査光L
の入射方向に直交するように位置決めされる。77はフィ
ルタ選択装置36のホームポジションを決めるための回転
位置検知センサーであり、第1図ではフィルタミラー36
CRが選択されて位置決めされた状態が示されている。
なお、以下の説明では、ハーフミラー36ND、フィルタ
ミラー36YB,36MG,36CRを色分解特性に基づき、それぞれ
NDフィルタ、Bフィルタ、Gフィルタ、Rフィルタとい
うことがある。
ミラー36YB,36MG,36CRを色分解特性に基づき、それぞれ
NDフィルタ、Bフィルタ、Gフィルタ、Rフィルタとい
うことがある。
カラーイメージセンサー38は、主走査方向に配列した
多数個の受光素子からなる素子列を3列設けたものであ
り、第1〜第3の素子列には、それぞれRフィルタ、G
フィルタ、Bフィルタが設けられている。1つの受光素
子が原稿画像の1つの画素に対応し、各受光素子から画
素の1色に対する反射光強度に応じた光電変換信号S0が
原稿情報として画像処理部100へ送られる(第3図参
照)。
多数個の受光素子からなる素子列を3列設けたものであ
り、第1〜第3の素子列には、それぞれRフィルタ、G
フィルタ、Bフィルタが設けられている。1つの受光素
子が原稿画像の1つの画素に対応し、各受光素子から画
素の1色に対する反射光強度に応じた光電変換信号S0が
原稿情報として画像処理部100へ送られる(第3図参
照)。
一方、複写機1の下部には、用紙Pを収納した上側の
用紙カセット42及び下側の用紙カセット43が装着され、
複写機1の左側面部には、用紙Pを手動で給紙するため
に扉41aを開くことによって開口する手差し給紙口41が
設けられており、これら用紙カセット42、用紙カセット
43、手差し給紙口41は給紙に際して択一的に用いられ
る。
用紙カセット42及び下側の用紙カセット43が装着され、
複写機1の左側面部には、用紙Pを手動で給紙するため
に扉41aを開くことによって開口する手差し給紙口41が
設けられており、これら用紙カセット42、用紙カセット
43、手差し給紙口41は給紙に際して択一的に用いられ
る。
用紙カセット42,43には、それぞれ用紙Pを1枚ずつ
繰り出すピックアップローラ44,45、用紙Pのサイズを
検知するためのペーパーサイズセンサー81,82、用紙P
の欠乏を検知するためのペーパーエンプティセンサー8
3,84が配設されており、手差し給紙口41には、用紙Pの
挿入を検知するための手差しセンサー87が設けられてい
る。
繰り出すピックアップローラ44,45、用紙Pのサイズを
検知するためのペーパーサイズセンサー81,82、用紙P
の欠乏を検知するためのペーパーエンプティセンサー8
3,84が配設されており、手差し給紙口41には、用紙Pの
挿入を検知するための手差しセンサー87が設けられてい
る。
用紙カセット42から繰り出された用紙Pは、給紙ロー
ラ47によってタイミングローラ46まで搬送され、用紙カ
セット42から繰り出された用紙Pは、給紙ローラ48,47
によってタイミングローラ46まで搬送され、そこで待機
する。また、手差し給紙口41に挿入された用紙Pは、手
差しローラ49によってタイミングローラ46まで搬送され
る。
ラ47によってタイミングローラ46まで搬送され、用紙カ
セット42から繰り出された用紙Pは、給紙ローラ48,47
によってタイミングローラ46まで搬送され、そこで待機
する。また、手差し給紙口41に挿入された用紙Pは、手
差しローラ49によってタイミングローラ46まで搬送され
る。
給紙ローラ47の近傍には、給紙ローラ47とタイミング
ローラ46の間の給紙路R1における用紙Pの有無を検知す
るペーパー検知センサー85が設けられ、タイミングロー
ラ46の近傍には、通過する用紙Pの先端位置を検知する
タイミングセンサー86が設けられている。
ローラ46の間の給紙路R1における用紙Pの有無を検知す
るペーパー検知センサー85が設けられ、タイミングロー
ラ46の近傍には、通過する用紙Pの先端位置を検知する
タイミングセンサー86が設けられている。
待機中の用紙Pは、タイミングローラ46の回転によっ
て転写ベルト11とタイミングを合わせて搬送され、転写
位置において転写ベルト11から用紙Pにトナー像が2次
転写される。その後、用紙PはA4サイズの用紙に対応し
た直線距離をもつ搬送ベルト50によって定着ユニット51
へ送られる。
て転写ベルト11とタイミングを合わせて搬送され、転写
位置において転写ベルト11から用紙Pにトナー像が2次
転写される。その後、用紙PはA4サイズの用紙に対応し
た直線距離をもつ搬送ベルト50によって定着ユニット51
へ送られる。
定着ユニット51は、ヒーターランプ54,55を有した上
側ローラ52及びヒーターランプ56を有した下側ローラ53
から構成されており、トナー像を溶融させて用紙Pに定
着させる。各ローラ52,53の近傍には、サーミスタから
なる温度センサー91,92がそれぞれ設けられている。
側ローラ52及びヒーターランプ56を有した下側ローラ53
から構成されており、トナー像を溶融させて用紙Pに定
着させる。各ローラ52,53の近傍には、サーミスタから
なる温度センサー91,92がそれぞれ設けられている。
トナー像の定着によって所望の複写画像が形成された
用紙Pは、排出センサー88を近傍に配した排出ローラ57
によってソーター2へ送り出され、ソーター2の収容ト
レイ61又はソート用のベン(棚)62に排出される。
用紙Pは、排出センサー88を近傍に配した排出ローラ57
によってソーター2へ送り出され、ソーター2の収容ト
レイ61又はソート用のベン(棚)62に排出される。
また、本実施例の複写機1では、後述のOHPモードの
複写時に用いられる再定着用の返送装置60が装着されて
いる。返送装置60は、定着ユニット51を通過した用紙P
を再び定着ユニット51の入口(搬送ベルト50側)に返す
ように搬送するためのものであり、定着ユニット51の排
出側(出口)から上述のタイミングローラ46に通じる返
送路R2を有した搬送機構58と、定着ユニット51から送り
出された用紙Pの搬送方向を排出ローラ57側又は返送路
R2側に切り替えるための切替え爪59とから構成されてい
る。切替え爪59は図外のソレノイドによって駆動され
る。また、搬送機構58をガイド板と適所に設けたベルト
又ローラなどの搬送手段からなり、搬送機構58には切替
え爪59の近くに返送路R2内における用紙Pの有無を検知
するための返送ペーパー検知センサー89が配置されてい
る。
複写時に用いられる再定着用の返送装置60が装着されて
いる。返送装置60は、定着ユニット51を通過した用紙P
を再び定着ユニット51の入口(搬送ベルト50側)に返す
ように搬送するためのものであり、定着ユニット51の排
出側(出口)から上述のタイミングローラ46に通じる返
送路R2を有した搬送機構58と、定着ユニット51から送り
出された用紙Pの搬送方向を排出ローラ57側又は返送路
R2側に切り替えるための切替え爪59とから構成されてい
る。切替え爪59は図外のソレノイドによって駆動され
る。また、搬送機構58をガイド板と適所に設けたベルト
又ローラなどの搬送手段からなり、搬送機構58には切替
え爪59の近くに返送路R2内における用紙Pの有無を検知
するための返送ペーパー検知センサー89が配置されてい
る。
この返送装置60により、従来のような手動による再給
紙を行うことなく、用紙Pに対して複数回の定着処理を
施すことが可能となる。
紙を行うことなく、用紙Pに対して複数回の定着処理を
施すことが可能となる。
なお、第1図において、24主に用紙Pの給紙及び搬送
に関係する各部の駆動を受け持つメインモータ、25は感
光体ドラム3及び転写ベルト11などの駆動を受け持つPC
モータ、26は冷却ファンである。
に関係する各部の駆動を受け持つメインモータ、25は感
光体ドラム3及び転写ベルト11などの駆動を受け持つPC
モータ、26は冷却ファンである。
以上のように構成された複写機1では、上述のY,M,C
及びBKの各単一トナー色のモノカラー複写画像、Y,M,C
の3原色の内の2色のトナー像を重ね合わせることによ
って得られるR(YとM),G(YとC),B(MとC)の
合成モノカラー複写画像、及び3原色のトナー像を重ね
合わせることによって得られるカラー(フルカラー)複
写画像の形成が可能とされている。
及びBKの各単一トナー色のモノカラー複写画像、Y,M,C
の3原色の内の2色のトナー像を重ね合わせることによ
って得られるR(YとM),G(YとC),B(MとC)の
合成モノカラー複写画像、及び3原色のトナー像を重ね
合わせることによって得られるカラー(フルカラー)複
写画像の形成が可能とされている。
単一トナー色及び合成モノカラー複写画像の形成にお
いては、ハーフミラー36NDを用いて原稿Dの露光走査を
行い、感光体ドラム3上に形成された潜像を指定された
色に応じて各現像器6〜9のいずれか1個を用いて現像
し、トナー像を転写ベルト11上に転写する。さらに合成
モノカラー複写画像の場合には、再度、同一の原稿Dに
対してハーフミラー36NDによる露光走査を行い、前とは
別の現像器6〜9を用いて現像したトナー像を転写ベル
ト11転写し、転写ベルト11上にて2色のトナー像を重ね
合わせる。
いては、ハーフミラー36NDを用いて原稿Dの露光走査を
行い、感光体ドラム3上に形成された潜像を指定された
色に応じて各現像器6〜9のいずれか1個を用いて現像
し、トナー像を転写ベルト11上に転写する。さらに合成
モノカラー複写画像の場合には、再度、同一の原稿Dに
対してハーフミラー36NDによる露光走査を行い、前とは
別の現像器6〜9を用いて現像したトナー像を転写ベル
ト11転写し、転写ベルト11上にて2色のトナー像を重ね
合わせる。
また、カラー複写画像の形成においては、複写機1に
は、黒色部分の再現性を高めるためにY,M,CにBKを加え
た4色のトナーを順に用いる。すなわち、同一の原稿D
に対して合計4回の露光走査を行い、各走査毎にB,G,R,
NDの各フィルタ及び現像装置6〜9を選択的に切り替
え、原稿Dを色分解した潜像の形成と現像とを行い、ト
ナー像を転写ベルト11に順次転写し、転写ベルト11上に
て各色のトナー像を重ね合わせる。
は、黒色部分の再現性を高めるためにY,M,CにBKを加え
た4色のトナーを順に用いる。すなわち、同一の原稿D
に対して合計4回の露光走査を行い、各走査毎にB,G,R,
NDの各フィルタ及び現像装置6〜9を選択的に切り替
え、原稿Dを色分解した潜像の形成と現像とを行い、ト
ナー像を転写ベルト11に順次転写し、転写ベルト11上に
て各色のトナー像を重ね合わせる。
トナー像の重ね合わせ(以下「多重転写」という)に
際しては、転写ベルト11上の同一の位置に各トナー像を
転写する必要があるので、本実施例の複写機1では、上
述のベルトマークセンサー72又は72sからのベルトマー
ク信号S10の発生タイミングを基準としてスキャナ30の
移動の開始タイミング、つまり、感光体ドラム3での潜
像の形成の開始タイミングが制御される。
際しては、転写ベルト11上の同一の位置に各トナー像を
転写する必要があるので、本実施例の複写機1では、上
述のベルトマークセンサー72又は72sからのベルトマー
ク信号S10の発生タイミングを基準としてスキャナ30の
移動の開始タイミング、つまり、感光体ドラム3での潜
像の形成の開始タイミングが制御される。
なお、カラー複写画像の形成に際しては、予備走査を
行い、原稿Dの画像を彩色を含むカラー画像部と無彩色
のみからなるモノクロ画像部とに判別しておき、Y,M,C
の各トナーによる作像時には現像に先立ってモノクロ画
像部に対応した潜像を編集イレーサ5によって消去し、
逆にBKトナーによる作像時には現像に先立ってカラー画
像部に対応した潜像を消去する。つまり、カラー画像部
については、Y,M,Cの各トナーの多重転写によって再現
し、モノクロ画像部については、BKトナーのみによって
再現する。これにより、一般に黒色で表される文字や線
画などの線幅の小さい画像に対して微妙な色ずれのない
鮮明な複写画像を得ることができるとともに、カラー写
真などの多色画像に対して色の再現性の良好な自然な複
写画像を得ることができる。
行い、原稿Dの画像を彩色を含むカラー画像部と無彩色
のみからなるモノクロ画像部とに判別しておき、Y,M,C
の各トナーによる作像時には現像に先立ってモノクロ画
像部に対応した潜像を編集イレーサ5によって消去し、
逆にBKトナーによる作像時には現像に先立ってカラー画
像部に対応した潜像を消去する。つまり、カラー画像部
については、Y,M,Cの各トナーの多重転写によって再現
し、モノクロ画像部については、BKトナーのみによって
再現する。これにより、一般に黒色で表される文字や線
画などの線幅の小さい画像に対して微妙な色ずれのない
鮮明な複写画像を得ることができるとともに、カラー写
真などの多色画像に対して色の再現性の良好な自然な複
写画像を得ることができる。
第2図は複写機1の上面に設けられた操作パネルOPの
平面図である。
平面図である。
操作パネルOPの右側部には、自動用紙選択モードを指
定するキー250とその表示LED252、自動倍率選択モード
を指定するキー251とその表示LED253、複写動作をスタ
ートさせるためのプリントキー200、複写が可能なとき
に点灯するLED200a、複写枚数などの複写条件を設定す
ためのテンキー202、複写枚数を表示する7セグメントL
ED201、クリア・ストップキー203、割り込みキー204、
複写倍率を設定するための倍率アップ及び倍率ダウンキ
ー205,206、複写倍率を表示する3桁の7セグメントLED
207、複写画像の濃度を段階的にマニュアル設定するた
めのアップ及びダウンキー210,208、複写画像の濃度レ
ベルを表示するLED211、オート濃度設定キー209、及
び、オート濃度表示LED222などの通常の複写動作におい
て使用されるキーや表示用LEDが配置されている。
定するキー250とその表示LED252、自動倍率選択モード
を指定するキー251とその表示LED253、複写動作をスタ
ートさせるためのプリントキー200、複写が可能なとき
に点灯するLED200a、複写枚数などの複写条件を設定す
ためのテンキー202、複写枚数を表示する7セグメントL
ED201、クリア・ストップキー203、割り込みキー204、
複写倍率を設定するための倍率アップ及び倍率ダウンキ
ー205,206、複写倍率を表示する3桁の7セグメントLED
207、複写画像の濃度を段階的にマニュアル設定するた
めのアップ及びダウンキー210,208、複写画像の濃度レ
ベルを表示するLED211、オート濃度設定キー209、及
び、オート濃度表示LED222などの通常の複写動作におい
て使用されるキーや表示用LEDが配置されている。
また、操作パネルOPの左側部には、Y,M,C,BKの各色の
トナーの不足を表示するLED223Y,223M,223C,223K、廃棄
トナーの収納容器の満杯を表示するLED224a、割り込み
表示LED224b、用紙Pのジャム表示LED224c、トラブル表
示LED224d、モノカラー複写画像の色を指定するための
各色(Y,M,C,R,G,B,BK)に対応するカラーキー225〜23
1、カラー複写を指定するためのフルカラーキー232、OH
P(オーバーヘッドプロジェクタ)用の透明シートなど
を用紙Pとする場合に利用されるOHPモードを選択する
ためのOHPキー233、書籍などの見開きの左右の頁を2枚
の用紙Pに分けて複写する場合に用いられるブックキー
234、各キー225〜234のそれぞれに対応する表示用のLED
235〜244、用紙カセット42,43を選択するための用紙選
択キー245,246、選択された用紙カセット42,43を表示す
るLED247,248、選択された用紙カセット42,43における
用紙Pの欠乏を表示するペーパーエンプティLED249が配
置されている。
トナーの不足を表示するLED223Y,223M,223C,223K、廃棄
トナーの収納容器の満杯を表示するLED224a、割り込み
表示LED224b、用紙Pのジャム表示LED224c、トラブル表
示LED224d、モノカラー複写画像の色を指定するための
各色(Y,M,C,R,G,B,BK)に対応するカラーキー225〜23
1、カラー複写を指定するためのフルカラーキー232、OH
P(オーバーヘッドプロジェクタ)用の透明シートなど
を用紙Pとする場合に利用されるOHPモードを選択する
ためのOHPキー233、書籍などの見開きの左右の頁を2枚
の用紙Pに分けて複写する場合に用いられるブックキー
234、各キー225〜234のそれぞれに対応する表示用のLED
235〜244、用紙カセット42,43を選択するための用紙選
択キー245,246、選択された用紙カセット42,43を表示す
るLED247,248、選択された用紙カセット42,43における
用紙Pの欠乏を表示するペーパーエンプティLED249が配
置されている。
なお、以下の説明では、カラーキー225,226,227,228,
229,230,231をそれぞれYキー、Mキー、Cキー、Rキ
ー、Gキー、Bキー、BKキーということがある。
229,230,231をそれぞれYキー、Mキー、Cキー、Rキ
ー、Gキー、Bキー、BKキーということがある。
第3図は複写機1の制御部400のブロック図である。
制御部400は、複写機1の全体の動作を制御するCPU
(中央処理装置)401を中心として、スキャナ30の駆動
制御を行うスキャンモータコントローラ402、複写倍率
に応じて主レンズ35移動制御を行うレンズモータコント
ローラ403、フィルタ選択装置36の駆動制御を行うフィ
ルタミラーモータコントローラ404、帯電チャージャコ
ントローラ405、及び露光ランプコントローラ406などか
ら構成されている。
(中央処理装置)401を中心として、スキャナ30の駆動
制御を行うスキャンモータコントローラ402、複写倍率
に応じて主レンズ35移動制御を行うレンズモータコント
ローラ403、フィルタ選択装置36の駆動制御を行うフィ
ルタミラーモータコントローラ404、帯電チャージャコ
ントローラ405、及び露光ランプコントローラ406などか
ら構成されている。
CPU401には、各コントローラとともに、操作パネルOP
上の各操作キー及び各種表示LEDをそれぞれ縦横に配置
したスイッチマトリクス451及び表示マトリクス452、7
セグメントLED201,207、スイッチマトリクス451に対応
したデコーダ453、各表示LEDに対して点灯電力を供給す
るドライバ454,455が接続されている。
上の各操作キー及び各種表示LEDをそれぞれ縦横に配置
したスイッチマトリクス451及び表示マトリクス452、7
セグメントLED201,207、スイッチマトリクス451に対応
したデコーダ453、各表示LEDに対して点灯電力を供給す
るドライバ454,455が接続されている。
また、CPU401には、原稿Dに対して微小領域毎にその
色を判別し、判別結果に基づいて編集イレーサ5の制御
を行う画像処理部100、及び複数の反射型フォトセンサ
ーの各出力の組み合わせによって原稿Dの大きさ及び載
置方向(縦又は横)を判別する公知の検知手法を用いた
原稿サイズ検知装置101が接続されている。
色を判別し、判別結果に基づいて編集イレーサ5の制御
を行う画像処理部100、及び複数の反射型フォトセンサ
ーの各出力の組み合わせによって原稿Dの大きさ及び載
置方向(縦又は横)を判別する公知の検知手法を用いた
原稿サイズ検知装置101が接続されている。
さらにCPU401のアナログ入力ポート及びデジタル入力
ポートには、複写機1の各部に配置されたセンサーの出
力信号が入力され、これら各センサーとスイッチマトリ
クス451とからの信号、及び画像処理部100と原稿サイズ
検知装置101とからのデータに基づいて、出力ポートに
接続されたモータ24,25、現像クラッチなどの各種クラ
ッチ、各チャージャなどの各部のオンオフ又は動作レベ
ルの制御が行われる。
ポートには、複写機1の各部に配置されたセンサーの出
力信号が入力され、これら各センサーとスイッチマトリ
クス451とからの信号、及び画像処理部100と原稿サイズ
検知装置101とからのデータに基づいて、出力ポートに
接続されたモータ24,25、現像クラッチなどの各種クラ
ッチ、各チャージャなどの各部のオンオフ又は動作レベ
ルの制御が行われる。
なお、CPU401には、複写の累積数やジャム発生回数な
どの管理データを記憶するための不揮発メモリが内蔵さ
れている。
どの管理データを記憶するための不揮発メモリが内蔵さ
れている。
次に、フローチャートを参照して複写機1の動作を説
明する。
明する。
第4図はCPU401の動作を概略的に示すメインフローチ
ャートである。
ャートである。
電源が投入されてプログラムがスタートすると、ま
ず、レジスタや周辺インターフェースの初期設定を行い
(ステップ#1)、CPU401の1ルーチンの長さを規定す
るための内部のタイマーのセットを行う(ステップ#
2)。
ず、レジスタや周辺インターフェースの初期設定を行い
(ステップ#1)、CPU401の1ルーチンの長さを規定す
るための内部のタイマーのセットを行う(ステップ#
2)。
ステップ#3では、電子写真プロセスに関係する作像
処理を行い、ステップ#4では、原稿Dの走査のための
スキャン処理を実行する。
処理を行い、ステップ#4では、原稿Dの走査のための
スキャン処理を実行する。
ステップ#5では、多重転写のタイミングを定めるた
めのベルトマーク検知処理を行い、ステップ#6では、
用紙Pの給紙及び搬送を制御する給紙処理を実行する。
また、ステップ#7では、手差し給紙口41による手動の
給紙のタイミングを定める手差しペーパー受付処理を実
行する。
めのベルトマーク検知処理を行い、ステップ#6では、
用紙Pの給紙及び搬送を制御する給紙処理を実行する。
また、ステップ#7では、手差し給紙口41による手動の
給紙のタイミングを定める手差しペーパー受付処理を実
行する。
続いて、定着ユニット51の温度を調整する温調処理
(ステップ#8)、転写ベルト11を清掃するためのベル
トクリーニング処理(ステップ#9)、複写倍率に応じ
て主レンズ35の移動を制御するレンズ処理(ステップ#
10)、及び操作パネルOPの操作キーからの信号を受け付
ける入力処理などのその他の処理(ステップ#11)から
なる一連の複写シーケンス処理を実行する。
(ステップ#8)、転写ベルト11を清掃するためのベル
トクリーニング処理(ステップ#9)、複写倍率に応じ
て主レンズ35の移動を制御するレンズ処理(ステップ#
10)、及び操作パネルOPの操作キーからの信号を受け付
ける入力処理などのその他の処理(ステップ#11)から
なる一連の複写シーケンス処理を実行する。
これらの処理を実行した後、ステップ#12で内部タイ
マーの待ち合わせを行い、ステップ#2へ戻る。これに
より、1ルーチンの長さが一定に保たれ、電源が投入さ
れている間は、ステップ#2〜ステップ#12の各処理が
繰り返される。
マーの待ち合わせを行い、ステップ#2へ戻る。これに
より、1ルーチンの長さが一定に保たれ、電源が投入さ
れている間は、ステップ#2〜ステップ#12の各処理が
繰り返される。
第5図(a)〜(c)は第4図の給紙処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
このルーチンでは、最初にステートカウンタのカウン
ト値により示される給紙ステートのチェックを行い(ス
テップ#300)、各ステートにおいて以下のような処理
を実行する。
ト値により示される給紙ステートのチェックを行い(ス
テップ#300)、各ステートにおいて以下のような処理
を実行する。
電源投入直後の初期状態及び複写動作終了後の待機状
態では、ステートは「0」となっている。
態では、ステートは「0」となっている。
ステート「0」においては、まず、給紙許可フラグを
チェックする(ステップ#301)。
チェックする(ステップ#301)。
給紙許可フラグは、作像処理において、メインモータ
24及びPCモータ25をオンした後、各モータの回転の安定
を待つためのモータ立上がりタイマーの計時が終了した
ときにセットされ、用紙Pの排出の完了にともなってリ
セットされる。
24及びPCモータ25をオンした後、各モータの回転の安定
を待つためのモータ立上がりタイマーの計時が終了した
ときにセットされ、用紙Pの排出の完了にともなってリ
セットされる。
給紙許可フラグがセットされているときは、続けて手
差し受付フラグを確認する(ステップ#302)。手差し
受付フラグは、手差しペーパー受付処理において、後述
するように各部の状態に応じてセット及びリセットされ
る。
差し受付フラグを確認する(ステップ#302)。手差し
受付フラグは、手差しペーパー受付処理において、後述
するように各部の状態に応じてセット及びリセットされ
る。
手差し受付フラグがリセット状態の場合には、操作パ
ネルOPの用紙選択キー245,246によって指定されている
一方の用紙カセット42又は用紙カセット43から給紙する
ために、ピックアップローラ44又は45と必要とされる給
紙ローラ47,48とをオンする。すなわち、各ローラにク
ラッチを介してメインモータ24の駆動力を伝える(ステ
ップ#303)。
ネルOPの用紙選択キー245,246によって指定されている
一方の用紙カセット42又は用紙カセット43から給紙する
ために、ピックアップローラ44又は45と必要とされる給
紙ローラ47,48とをオンする。すなわち、各ローラにク
ラッチを介してメインモータ24の駆動力を伝える(ステ
ップ#303)。
また、手差し受付フラグがセットされている場合に
は、手差しローラ49をオンする(ステップ#304)。
は、手差しローラ49をオンする(ステップ#304)。
このように、用紙カセット42,43又は手差し給紙口41
からの給紙を開始した後、ステートを「1」に更新する
(ステップ#305)。
からの給紙を開始した後、ステートを「1」に更新する
(ステップ#305)。
ステート「1」においては、タイミングセンサー86が
オン状態であるか否か、すなわち用紙Pを検知している
か否かを判断するオンチェックを行う。
オン状態であるか否か、すなわち用紙Pを検知している
か否かを判断するオンチェックを行う。
移動中の用紙Pの先端がタイミングセンサー86を設け
た位置まで到達し、タイミングセンサー86がオン状態と
なったときには、タイミングローラ46と回転中のピック
アップローラ44又は45とをオフする(ステップ#312、
ステップ#313)。なお、以前にオンされた給紙ローラ4
7,48の回転は継続される。これによって、用紙Pはタイ
ミングローラ46の入口で湾曲し、搬送方向に対する用紙
Pの傾きを修正するためのいわゆるペーパーループが形
成される。
た位置まで到達し、タイミングセンサー86がオン状態と
なったときには、タイミングローラ46と回転中のピック
アップローラ44又は45とをオフする(ステップ#312、
ステップ#313)。なお、以前にオンされた給紙ローラ4
7,48の回転は継続される。これによって、用紙Pはタイ
ミングローラ46の入口で湾曲し、搬送方向に対する用紙
Pの傾きを修正するためのいわゆるペーパーループが形
成される。
そして、適当なペーパーループを得るための時間を計
時するペーパーループタイマーをセットし(ステップ#
314)、ステートを「2」に更新する(ステップ#31
5)。
時するペーパーループタイマーをセットし(ステップ#
314)、ステートを「2」に更新する(ステップ#31
5)。
ステート「2」においては、まず、ペーパーループタ
イマーのカウントアップ、すなわちカウント値の更新を
行う(ステップ#321)。これにより、メインフローチ
ャートの1ルーチンを実行する毎にペーパーループタイ
マーによる計時が進行する。
イマーのカウントアップ、すなわちカウント値の更新を
行う(ステップ#321)。これにより、メインフローチ
ャートの1ルーチンを実行する毎にペーパーループタイ
マーによる計時が進行する。
次に、ペーパーループタイマーのカウント数が所定値
に達しているか否かのチェック、すなわち計時の終了チ
ェックを行う(ステップ#322)。
に達しているか否かのチェック、すなわち計時の終了チ
ェックを行う(ステップ#322)。
計時が終了している場合には、続けて手動給紙のため
の手差しローラ49のオンチェックを行う(ステップ#32
3)。
の手差しローラ49のオンチェックを行う(ステップ#32
3)。
手差しローラ49がオフ状態であれば、自動給紙用の給
紙ローラ47,48の回転を停止させる(ステップ#324)。
また、手差しローラ49がオン状態であれば、手差し給紙
ローラ49の回転を停止させる(ステップ#325)。
紙ローラ47,48の回転を停止させる(ステップ#324)。
また、手差しローラ49がオン状態であれば、手差し給紙
ローラ49の回転を停止させる(ステップ#325)。
これらの処理を終えた後、ステートを「3」に更新す
る。
る。
ステート「3」においては、転写ベルト11上のトナー
像と用紙Pとの位置合わせを規定するレジストタイミン
グであるか否かをチェックする(ステップ#331)。
像と用紙Pとの位置合わせを規定するレジストタイミン
グであるか否かをチェックする(ステップ#331)。
レジストタイミングであれば、タイミングローラ46を
オンして転写位置への用紙Pの搬送を開始する(ステッ
プ#332)。
オンして転写位置への用紙Pの搬送を開始する(ステッ
プ#332)。
次に、OHPキー233によってOHPモードが選択されてい
るか否かをチェックする(ステップ#333)。ここで、O
HPモードとは、定着ユニット51の各ローラ52,53の回転
速度を通常よりも遅くするか、又は返送装置60を用いて
用紙Pが定着ユニット51を複数回通過するように搬送す
ることにより、1枚の用紙Pにおけるトナー像の定着の
ための加熱時間を通常よりも長くする動作モードであ
る。OHPモードによって複写画像を形成した場合には、
用紙P上でトナーが完全に溶融し、トナー像の表面が平
坦となるので、複写画像の彩色部の透光性が確保され
る。
るか否かをチェックする(ステップ#333)。ここで、O
HPモードとは、定着ユニット51の各ローラ52,53の回転
速度を通常よりも遅くするか、又は返送装置60を用いて
用紙Pが定着ユニット51を複数回通過するように搬送す
ることにより、1枚の用紙Pにおけるトナー像の定着の
ための加熱時間を通常よりも長くする動作モードであ
る。OHPモードによって複写画像を形成した場合には、
用紙P上でトナーが完全に溶融し、トナー像の表面が平
坦となるので、複写画像の彩色部の透光性が確保され
る。
まず、OHPモードが選択されていない場合には、通常
の搬送及び排出を行うための一連の処理を実行する。す
なわち、複数の用紙Pを連続的に搬送するときに、各用
紙Pの間隔を一定とするための給紙間隔タイマーをセッ
トし(ステップ#334)、ステートを「4」に更新する
(ステップ#335)。そして、ステート「4」におい
て、給紙間隔タイマーを更新し(ステップ#341)、ス
テート「4」の繰り返しによりステップ#341が給紙間
隔タイマーにセットされた時間に相当する回数だけ実行
されて給紙間隔タイマーの計時が終了すると(ステップ
#342)、次の用紙Pに対する給紙動作に移るようにス
テートを初期状態の「0」に戻す(ステップ#343)。
の搬送及び排出を行うための一連の処理を実行する。す
なわち、複数の用紙Pを連続的に搬送するときに、各用
紙Pの間隔を一定とするための給紙間隔タイマーをセッ
トし(ステップ#334)、ステートを「4」に更新する
(ステップ#335)。そして、ステート「4」におい
て、給紙間隔タイマーを更新し(ステップ#341)、ス
テート「4」の繰り返しによりステップ#341が給紙間
隔タイマーにセットされた時間に相当する回数だけ実行
されて給紙間隔タイマーの計時が終了すると(ステップ
#342)、次の用紙Pに対する給紙動作に移るようにス
テートを初期状態の「0」に戻す(ステップ#343)。
一方、上述のステート「3」において、OHPモードが
選択されている場合には、形成すべき複写画像の透光性
の要否をチェックする(ステップ#336)。ここで、透
光性が不要と判断される場合としては、フルカラーの再
現が指定されているが、画像処理部100によって原稿D
の画像が黒色のモノカラー画像と判別された場合、及び
BKキー231によってモノカラー複写の現像色としてブラ
ック(BK)が指定されている場合がある。これら透光性
の確保が不要の場合には、通常の搬送及び排出に対応し
た上述の一連の処理を実行する。
選択されている場合には、形成すべき複写画像の透光性
の要否をチェックする(ステップ#336)。ここで、透
光性が不要と判断される場合としては、フルカラーの再
現が指定されているが、画像処理部100によって原稿D
の画像が黒色のモノカラー画像と判別された場合、及び
BKキー231によってモノカラー複写の現像色としてブラ
ック(BK)が指定されている場合がある。これら透光性
の確保が不要の場合には、通常の搬送及び排出に対応し
た上述の一連の処理を実行する。
これに対し、写画像の透光性の確保を要する場合に
は、OHPモードに特有の以下の処理を実行する。
は、OHPモードに特有の以下の処理を実行する。
すなわち、速度切換え判定タイマーをセットし(ステ
ップ#337)、ステートを「5」に進める。速度切換え
判定タイマーは、定着ユニット51の各ローラ52,53の回
転速度を低下することが、トナー像の乱れを防止する上
で可能か否かの判断基準となる用紙Pのサイズを検知す
るためのものである。
ップ#337)、ステートを「5」に進める。速度切換え
判定タイマーは、定着ユニット51の各ローラ52,53の回
転速度を低下することが、トナー像の乱れを防止する上
で可能か否かの判断基準となる用紙Pのサイズを検知す
るためのものである。
ステート「5」においては、速度切換え判定タイマー
を更新し(ステップ”#351)、その後に速度切換え判
定タイマーのカウント値が、2次転写位置と定着位置の
距離及び用紙Pの搬送速度によって規定される値より小
さいか否かを判断する(ステップ#352)。
を更新し(ステップ”#351)、その後に速度切換え判
定タイマーのカウント値が、2次転写位置と定着位置の
距離及び用紙Pの搬送速度によって規定される値より小
さいか否かを判断する(ステップ#352)。
速度切換え判定タイマーの値が規定値を越える場合
は、用紙Pのサイズは、2次転写位置と定着ユニット51
とに跨がるような大きな(例えばA3サイズ)ものであ
る。したがって、この場合には、定着ユニット51の各ロ
ーラ52,53の回転速度を低下することができないので、
用紙Pが返送装置60の返送路R2を通るように切替え爪59
を作動し(ステップ#353)、ステートを「8」に進め
る。
は、用紙Pのサイズは、2次転写位置と定着ユニット51
とに跨がるような大きな(例えばA3サイズ)ものであ
る。したがって、この場合には、定着ユニット51の各ロ
ーラ52,53の回転速度を低下することができないので、
用紙Pが返送装置60の返送路R2を通るように切替え爪59
を作動し(ステップ#353)、ステートを「8」に進め
る。
速度切換え判定タイマーの値が規定値以下の場合は、
タイミングセンサー86のオンチェックを行う(ステップ
#355)。
タイミングセンサー86のオンチェックを行う(ステップ
#355)。
タイミングセンサー86がオフ状態であれば、このとき
既に用紙Pの後端はタイミングセンサー86を通過してお
り、用紙Pのサイズは小さいので、各ローラ52,53の回
転速度の低下が可能である。そこで、続いて用紙Pの後
端が2次転写位置を通過するのを待つための速度切換開
始タイマーをセットし(ステップ#356)、ステートを
「6」に更新する。
既に用紙Pの後端はタイミングセンサー86を通過してお
り、用紙Pのサイズは小さいので、各ローラ52,53の回
転速度の低下が可能である。そこで、続いて用紙Pの後
端が2次転写位置を通過するのを待つための速度切換開
始タイマーをセットし(ステップ#356)、ステートを
「6」に更新する。
ステート「6」においては、速度切換開始タイマーを
更新し(ステップ#361)、計時の終了をチェックする
(ステップ#362)。
更新し(ステップ#361)、計時の終了をチェックする
(ステップ#362)。
速度切換開始タイマーの計時が終了すると、メインモ
ータ24の回転速度をそのままとし、クラッチなどを用い
て定着ユニット51の各ローラ52,53の回転速度を遅くす
る(ステップ#363)。
ータ24の回転速度をそのままとし、クラッチなどを用い
て定着ユニット51の各ローラ52,53の回転速度を遅くす
る(ステップ#363)。
また、用紙Pの破損を防止するため、定着ユニット51
からの用紙Pの送り出し速度に合わせるように排出ロー
ラ57及びソーター2の駆動速度を通常より遅くする(ス
テップ#364)。
からの用紙Pの送り出し速度に合わせるように排出ロー
ラ57及びソーター2の駆動速度を通常より遅くする(ス
テップ#364)。
そして、ステートを「7」に更新する(ステップ#36
5)。
5)。
ステート「7」においては、排出センサー88の検知状
態によって、用紙Pの排出の完了を確認し(ステップ#
371)、定着ユニット51及びソーターなどの駆動速度を
通常の速度に復帰し(ステップ#372,ステップ#37
3)、ステートを「0」に戻す。
態によって、用紙Pの排出の完了を確認し(ステップ#
371)、定着ユニット51及びソーターなどの駆動速度を
通常の速度に復帰し(ステップ#372,ステップ#37
3)、ステートを「0」に戻す。
ステート「8」においては、返送ペーパー検知センサ
ー89のオンチェックを行い(ステップ#381)、用紙P
が返送路R2に送り込まれるのを待ってステートを「9」
に更新する(ステップ#365)。
ー89のオンチェックを行い(ステップ#381)、用紙P
が返送路R2に送り込まれるのを待ってステートを「9」
に更新する(ステップ#365)。
ステート「9」においては、再び、返送ペーパー検知
センサー89のオンチェックを行い(ステップ#385)、
用紙Pの後端が返送ペーパー検知センサー89を通り過ぎ
たことを確認した後に、切替え爪59を切り換えて返送路
R2を閉じる(ステップ#386)。そして、ステートを更
新する。
センサー89のオンチェックを行い(ステップ#385)、
用紙Pの後端が返送ペーパー検知センサー89を通り過ぎ
たことを確認した後に、切替え爪59を切り換えて返送路
R2を閉じる(ステップ#386)。そして、ステートを更
新する。
ステート「10」においては、用紙Pの排出の完了を確
認し(ステップ#391)、ステートを「0」に戻す(ス
テップ#392)。
認し(ステップ#391)、ステートを「0」に戻す(ス
テップ#392)。
第6図は第4図の手差しペーパー受付処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
まず、手差しセンサー87のオンチェックを行い(ステ
ップ#401)、用紙Pの手差し給紙口41に用紙Pが挿入
されているときは、次に複写機1が待機状態であるか否
かをチェックする(ステップ#402)。
ップ#401)、用紙Pの手差し給紙口41に用紙Pが挿入
されているときは、次に複写機1が待機状態であるか否
かをチェックする(ステップ#402)。
待機状態であれば、上述の手差し受付フラグをセット
する(ステップ#403)。
する(ステップ#403)。
待機状態以外の状態であれば、複写の回数を計数する
カウンタの値に基づいて、その時点で給紙中の用紙P、
すなわち排出されていない用紙Pが、テンキー202によ
り指定された複写枚数の内の最終枚に対応するか否かを
チェックする(ステップ#404)。
カウンタの値に基づいて、その時点で給紙中の用紙P、
すなわち排出されていない用紙Pが、テンキー202によ
り指定された複写枚数の内の最終枚に対応するか否かを
チェックする(ステップ#404)。
最終枚目以外に対する場合は、引き続き次の用紙Pを
用紙カセット42,43から給紙することになるので、この
場合には、用紙Pの2重送りを防止するために手差し受
付フラグをリセットする(ステップ#407)。
用紙カセット42,43から給紙することになるので、この
場合には、用紙Pの2重送りを防止するために手差し受
付フラグをリセットする(ステップ#407)。
また、最終枚目に対応する場合には、用紙Pの搬送の
状態、すなわち上述の給紙処理におけるステートが
「8」〜「10」以外であるか否かを判断する(ステップ
#405)。
状態、すなわち上述の給紙処理におけるステートが
「8」〜「10」以外であるか否かを判断する(ステップ
#405)。
ステップ#405でノーの場合は、返送装置60による搬
送を行うことになるので、この場合にも手差し受付フラ
グをリセットする。
送を行うことになるので、この場合にも手差し受付フラ
グをリセットする。
ステップ#405でイエスの場合は、続いて、ペーパー
検知センサー85のオンチェックを行う(ステップ#40
6)。
検知センサー85のオンチェックを行う(ステップ#40
6)。
ペーパー検知センサー85がオン状態の場合は、多重転
写のために露光走査が繰り返されている場合などがあっ
て、この場合にも給紙路R1に有る用紙Pと手差し給紙口
41からの用紙Pとが重なるのを防止するために、手差し
受付フラグをリセットする。
写のために露光走査が繰り返されている場合などがあっ
て、この場合にも給紙路R1に有る用紙Pと手差し給紙口
41からの用紙Pとが重なるのを防止するために、手差し
受付フラグをリセットする。
ペーパー検知センサー85がオフ状態であれば、搬送に
支障が生じる心配がないので、上述のステップ#403に
おいて手差し受付フラグをセットする。
支障が生じる心配がないので、上述のステップ#403に
おいて手差し受付フラグをセットする。
上述の実施例によれば、手差し給紙口41に用紙Pが挿
入された場合には、ペーパー検知センサー85のオンチェ
ックが行われ、給紙路R1に用紙Pが無いことを確認した
上で手動給紙が開始されるので、以前に給紙された用紙
Pの排出が完了していない時点で手差し給紙口41に用紙
Pが挿入されたとしても、従来にみられる二重送りの発
生が防止される。
入された場合には、ペーパー検知センサー85のオンチェ
ックが行われ、給紙路R1に用紙Pが無いことを確認した
上で手動給紙が開始されるので、以前に給紙された用紙
Pの排出が完了していない時点で手差し給紙口41に用紙
Pが挿入されたとしても、従来にみられる二重送りの発
生が防止される。
本発明によれば、記録用紙の二重送りを防止すること
ができ、記録用紙及びトナーの無駄な消費を抑えること
ができる。
ができ、記録用紙及びトナーの無駄な消費を抑えること
ができる。
第1図は複写機の概略の構成を示す断面正面図、 第2図は複写機の上面に設けられた操作パネルの平面
図、 第3図は複写機の制御部のブロック図、 第4図〜第6図は複写機の動作を示すフローチャートで
ある。 1……複写機、11……転写ベルト(回転体)、41……手
差し給紙口、42,43……用紙カセット(用紙収納手
段)、46……タイミングローラ、85……ペーパー検知セ
ンサー(給紙状態検知手段)、87……手差しセンサー
(手差し検知手段)、401……CPU(給紙制御手段)、D
……原稿、P……用紙(記録用紙)、R1……給紙路。
図、 第3図は複写機の制御部のブロック図、 第4図〜第6図は複写機の動作を示すフローチャートで
ある。 1……複写機、11……転写ベルト(回転体)、41……手
差し給紙口、42,43……用紙カセット(用紙収納手
段)、46……タイミングローラ、85……ペーパー検知セ
ンサー(給紙状態検知手段)、87……手差しセンサー
(手差し検知手段)、401……CPU(給紙制御手段)、D
……原稿、P……用紙(記録用紙)、R1……給紙路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 11/00 - 11/02 B65H 1/00 - 3/68
Claims (1)
- 【請求項1】記録用紙を収納した用紙収納手段と、記録
用紙を手動で給紙するための手差し給紙口と、前記手差
し給紙口への記録用紙の挿入を検知する手差し検知手段
と、トナー像形成手段と、前記トナー像形成手段により
形成されたトナー像を保持する回転体と、前記回転体の
回転と同期をとって記録用紙を前記トナー像の転写位置
へ搬送するタイミングローラとを有し、複数のトナー像
を形成して前記回転体に順に転写することにより当該回
転体上で重ね合わせる複写を行う電子写真式の複写機に
おいて、 前記用紙収納手段と前記タイミングローラとの間の給紙
路における記録用紙の有無を検知する給紙状態検知手段
と、 前記手差し給紙口への前記記録用紙の挿入が検知され、
且つ前記給紙路に記録用紙が無いことが検知されたとき
に手動給紙を開始する給紙制御手段と を有してなることを特徴とする複写機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2109122A JP2932599B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2109122A JP2932599B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 複写機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH047226A JPH047226A (ja) | 1992-01-10 |
JP2932599B2 true JP2932599B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=14502118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2109122A Expired - Lifetime JP2932599B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 複写機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2932599B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009007156A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP2109122A patent/JP2932599B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH047226A (ja) | 1992-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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