JPH0458265A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH0458265A
JPH0458265A JP2171555A JP17155590A JPH0458265A JP H0458265 A JPH0458265 A JP H0458265A JP 2171555 A JP2171555 A JP 2171555A JP 17155590 A JP17155590 A JP 17155590A JP H0458265 A JPH0458265 A JP H0458265A
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JP
Japan
Prior art keywords
image
magnification
copying
paper
main lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP2171555A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Deyama
弘幸 出山
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写画像の作像に先立って原稿画像の読み取
りを行う複写モードの選択が可能に構成された複写機に
関する。
〔従来の技術〕
ハードコピー画像の形成手法として広く用いられている
電子写真プロセスは、感光体の表面を一様に帯電させる
帯電プロセス、感光体に光を照射することにより帯電荷
を部分的に除電して原稿画像に応じた潜像を形成する露
光プロセス、潜像に現像剤中のトナーを付着させてトナ
ー像を形成する現像プロセス、トナー像を記録用紙(以
下「用紙」という)に転写する転写プロセス、及び用紙
に転写されたトナー像を定着させる定着プロセスからな
る。
電子写真プロセスを用いて複写画像を形成する複写機は
、操作キーによって複写倍率の指定が可能とされ、原稿
画像を感光体に投影する露光用のレンズを複写倍率に応
じて移動するようになっている、電源投入後の初期設定
状態では、レンズは、等倍複写(複写倍率が1)に対応
する位置(以下「ホーム位置」という)にあり、この状
態で、作像開始を指示するプリントキーが押下されると
、原稿画像と同じ大きさの複写画像が作像される。
さて、従来より、単一の光源によって原稿の走査と感光
体の露光とを同時に行ういわゆるアナログ式の複写機に
おいて、原稿画像を読み取るための撮像手段(CCD又
はMO5撮像素子など)を有し、電子写真プロセスによ
る作像に先立って原稿の予備走査を行い、原稿画像を読
み取った原稿情報に基づいて所望の複写画像を作像する
複写モードが選択可能に構成されたものがある。このよ
うな複写機において、撮像手段に対する原稿画像の投影
には、上述した露光用のレンズが兼用される0等倍型の
撮像手段を用いる場合、予備走査時のレンズの位置(以
下「読取り位置Jという)は、原理的にはホーム位置と
なるが、実際には撮像手段の取り付けの位置精度などに
起因する投影倍率のずれを補正した読取り位置(ホーム
位置の近傍の位置)となる。
予備走査を行う複写モードとしては、原稿画像をカラー
で再現するフルカラーモード、原稿画像の一部を消去又
は色変更した複写画像を作像する画像編集モードなどが
ある。
例えば、フルカラーモードの場合には、特開昭60−1
94469号公報に記載されているように、シアン、マ
ゼンタ、イエローの3原色のトナー像を順に形成する際
に、各色のトナーによる現像の対象外となる潜像を消去
(イレース)するために、予備走査で得られた原稿情報
が用いられる。
なお、以下の説明では、予備走査を行う複写モードのこ
とを「特定の複写モード」といい、予備走査を行わずに
作像する複写モードのことを「通常の複写モード」とい
うことがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の複写機においては、プリントキーの押下の以前に
おいて、複写倍率を変更する操作がなされると、露光用
のレンズは、複写モードの選択にかかわらず、新たに指
定された複写倍率に対応する位置(以下「指定倍率位置
」という)へ移動される。
つまり、まず、特定の複写モードが選択されてレンズが
既に読取り位置に移動されている場合であっても、複写
倍率を例えば1(等倍)から1以外の値(変倍)に変更
するような複写倍率の指定操作が行われると、レンズは
指定倍率位置へ移動される。
したがって、その後にプリントキーが押下されて複写動
作が開始されると、予備走査のために、レンズは指定倍
率位置から読取り位置へ移動され、予備走査の終了後に
、読取り位置から指定倍率位置へ移動されることになる
このように、従来では、予備走査の以前に、読取り位置
と指定倍率位置との間でレンズの無駄な往復移動が行わ
れ、その移動時間だけ作像の開始が遅れるという問題が
あった。
本発明は、上述の問題に鑑み、複写倍率に応じて移動す
る結像手段の無駄な移動を無くし、迅速に複写画像を形
成することのできる複写機を提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るカラー複写機は、上述の課題を解決するた
め、複写倍率に対応して移動する結像手段と、前記結像
手段によって原稿画像が投影される撮像手段とを有し、
複写画像の作像前に前記撮像手段を用いて前記原稿画像
を読み取るための予備走査を行い、当該予備走査で得ら
れた原稿情報に基づいて作像を行う特定の複写モードと
、前記予備走査によらず作像を行う通常の複写モードの
選択が可能に構成された複写機において、前記特定の複
写モードが選択された時点で、複写倍率に係わらず前記
結像手段を前記予備走査に対応した位置へ移動させ、前
記予備走査が終了した後に、前記結像手段を複写倍率に
対応した位置へ移動させる移動制御手段を有してなる。
〔作 用〕
移動制御手段は、複写画像の作像前に撮像手段を用いて
原稿画像の予備走査を行う特定の複写モードが選択され
た時点で、複写倍率に係わらず結像手段を原稿画像の読
み取りに対応した位置へ移動させ、原稿画像の読み取り
が終了した後に、結像手段を複写倍率に対応した位置へ
移動させる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は複写機1の概略の構成を示す断面正面図である
複写機1の中央のやや左上方に感光体ドラム3が時計回
り方向(矢印M1方向)に回転可能に配置され、感光体
ドラム3の周囲には、帯電チャージャ4、編集イレーザ
5、現像器6〜9、中間転写媒体としての転写ベルト1
1、クリーニング装置22、メインイレーザ23が配設
されている。
感光体ドラム3は、その表面に感光体層を設けたもので
、メインイレーザ23及び帯電チャージャ4を通過する
ことにより表面が一様に帯電され、後述する光学系27
から潜像形成のための露光を受ける。
編集イレーザ5は、感光体ドラム3の軸方向に沿って配
置されたホルダ内に多数のLEDを1列に並べたLED
アレイからなり、感光体ドラム3上の潜像を部分的に消
去可能に構成されている。
各LEDの点灯と消灯のタイミングの個々の制御は画像
処理部100の中のイレースコントローラによって行わ
れる(第3図参照)。
各現像器6.7,8.9には、それぞれイエロー (Y
) 、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK
)の各色のトナーが収納され、これら各色のトナーの濃
度を制御するためのトナー濃度センサー(ATDCセン
サー)71y、71m71c、71kが設けられている
。また、現像器6の上方には、複写機1の内部の湿度を
検知するための湿度センサー70が設けられている。
なお、現像器6〜9としては、感光体ドラム3の周囲に
固定配置する形式に限定されるものではなく、例えば現
像器6〜9を一体化して上下方向に移動可能とする形式
であってもよく、感光体ドラム3に対して選択的に異な
る色のトナーを供給できるものであればよい。
転写ベルト11は、現像器6〜9によって感光体ドラム
3上にて現像されたトナー像を用紙Pに転写(2次転写
)するために−旦保持するものであり、複数のローラ1
2〜16に掛は渡され、感光体ドラム3と常に当接しつ
つ反時計方向(矢印M4方向)に回転可能に支持されて
いる。
転写ベル)11の内側には、感光体ドラム3からトナー
像を転写ベル)11上に1次転写するための転写チャー
ジ中17が配置され、転写ベルト11の外側には、2次
転写のための転写チャージャ20、用紙Pを転写ベル)
11から分離する分離チャージャ21、及び転写ベルト
11の外側表面を清掃するためのファーブラシ19aを
有したベルトクリーナ19が配設されている。ファーブ
ラシ19aは、転写ベルト11との圧接(清掃時)又は
離間が選択可能とされている。
また、ローラ15とローラ16の間、及びローラ12と
ローラ13の間には、それぞれ転写ベルト11の回転角
度位置を検知するためのベルトマークセンサー72.7
2sが固定配置されている。
複写機1の上面には原稿台ガラス28が配置されており
、原稿台ガラス28の直下の奥側には、走査に支障のな
いように移動して原稿りの大きさを検知する原稿サイズ
検知装置101が組み込まれている。
また、複写機1の上部には、光学系27が配置されてい
る。光学系27は、原稿台ガラス28の下方で矢印M5
方向(往動方向)及び矢印M6方向(復動方向)に往復
移動可能とされたスキャナ30、複写倍率に応じてステ
ンピングモータによって位置調整が行われる主レンズ3
5、色分解露光を行うフィルタ選択装置36、フィルタ
選択装置36に取り付けられたミラーで反射された走査
光りを感光体ドラム3に導く固定ミラー37、及びフィ
ルタ選択装置36のミラーを透過した走査光りを受光す
る等倍型のカラーイメージセンサ−38などから構成さ
れ、スキャナ30の往動時に原稿りを走査して感光体ド
ラム3の露光を行う。
スキャナ30は、露光ランプ33及びミラー34を有す
る第1スライダ31、ミラー35a、35bを有する第
2スライダ32からなり、原稿りの走査時において、第
1スライダ31は、感光体ドラム3の周速度Vに対して
、v/n(nは複写倍率)の速度で往動し、第2スライ
ダー32は、v / 2 nの速度で往動するように図
外のスキャンモータによって駆動される。スキャナ3o
の復動の終了、つまりスキャナ30の基準位置(ホーム
ポジション)への復帰は、フォトセンサーからなるスキ
ャナホームスイッチ74によって検知される。
フィルタ選択装置36は、軸36aを中心にして、ハー
フミラ−36NDC透過と反射の割合は6対4)、及び
3個のフィルタミラー36YB。
36MG、36CRが互いに90度の角度をなして放射
状に設けられ、回転することによってこれらのミラーの
いずれかが選択的に切り替えられる。
フィルタミラー36YB、36MG、36CRは、それ
ぞれブルー(B)、グリーン(G)、レッド(R)の色
分解フィルタをミラー面に蒸着することによってミラー
とフィルターとを一体化したものであり、それぞれY、
M、Cの各色のトナーに対応して用いられる。
作像のための露光走査においては、選択されたミラーの
反射面が鉛直面に対して時計方向に約10度傾くように
位置決めされ、これによって走査光りは感光体ドラム3
の露光ポイントに導かれる。
また、露光走査に先立って行われる原稿りの画像を読み
取るための予備走査においては、ハーフミラ−36ND
が選択され、カラーイメージセンサ−38のMTF (
結像力)を向上させるため、走査光りの入射方向に直交
するように位置決めされる。77はフィルタ選択装置3
6のホームポジションを決めるための回転位置検知セン
サーであり、第1図ではフィルタミラー36CRが選択
されて位置決めされた状態が示されている。
なお、以下の説明では、ハーフミラ−36ND、フィル
タミラー36VB、36MG、36CRを色分解特性に
基づき、それぞれNDフィルタ、Bフィルタ、Gフィル
タ、Rフィルタということがある。
カラーイメージセンサ−38は、主走査方向に配列した
多数個の受光素子からなる素子列を3列設けたものであ
り、第1〜第3の素子列には、それぞれRフィルタ、G
フィルタ、Bフィルタが設けられている。1つの受光素
子が原稿画像の1つの画素に対応し、各受光素子から画
素の1色に対する反射光強度に応じた光電変換信号so
が原稿情報として画像処理部100へ送られる(第3図
参照)。
一方、複写機lの下部には、用紙Pを収納した上側の用
紙カセット42及び下側の用紙カセット43が装着され
、複写機1の左側面部には、用紙Pを手動で給紙するた
めに扉41aを開くことによって開口する手差し給紙口
41が設けられており、これら用紙カセット42、用紙
カセット43、手差し給紙口41は給紙に際して択一的
に用いられる。
用紙カセット42.43には、それぞれ用紙Pを1枚ず
つ繰り出すピックアップローラ44,45、用紙Pのサ
イズを検知するためのペーパーサイズセンサー81.8
2、用紙Pの欠乏を検知するためのペーパーエンプティ
センサー83.84が配設されており、手差し給紙口4
1には、用紙Pの挿入を検知するための手差しセンサー
87が設けられている。
用紙カセット42から繰り出された用紙Pは、給紙ロー
ラ47によってタイミングローラ46まで搬送され、用
紙カセット43から繰り出された用紙Pは、給紙ローラ
48,47によってタイミングローラ46まで搬送され
、そこで待機する。
また、手差し給紙口41に挿入された用紙Pは、手差し
ローラ49によってタイミングローラ46まで搬送され
る。
給紙ローラ47の近傍には、給紙ローラ47とタイミン
グローラ46の間の給紙路R1における用紙Pの有無を
検知するペーパー検知センサー85が設けられ、タイミ
ングローラ46の近傍には、通過する用紙Pの先端位置
を検知するタイミングセンサー86が設けられている。
待機中の用紙Pは、タイミングローラ46の回転によっ
て転写へルト11とタイミングを合わせて搬送され、転
写位置において転写ベルト11から用紙Pにトナー像が
2次転写される。その後、用紙PはA4サイズの用紙に
対応した直線距離をもつ搬送ベルト50によって定着ユ
ニット51へ送られる。
定着ユニット51は、2個のヒーターランプ54.55
を有した上側ローラ52.1個のヒーターランプ56を
有した下側ローラ53、及び各ローラ52,53の近傍
に配置されたサーミスタからなる温度センサー91.9
2などから構成され、トナー像を溶融させて用紙Pに定
着させる。なお、本実施例の複写機1では、ヒーターラ
ンプ54の定格電力は700ワツト、ヒーターランプ5
5゜56の定格電力は350ワツトに選定されている。
トナー像の定着によって所望の複写画像が形成された用
紙Pは、排出センサー88を近傍に配した排出ローラ5
7によってソーター2へ送り出され、ソーター2の収容
トレイ61又はソート用のペン(棚)62に排出される
また、複写Illでは、OHPモードの複写時に用いら
れる再定着用の返送装置60が装着されている。返送装
置60は、定着ユニット51を通過した用紙Pを再び定
着ユニット51の入口(搬送ベルト50側)に返すよう
に搬送するためのものであり、定着ユニット51の排出
側(出口)から上述のタイミングローラ46に通じる返
送路R2を有した搬送機構58と、定着ユニット51か
ら送り出された用紙Pの搬送方向を排出ローラ57側又
は返送路R2側に切り替えるための切替え爪59とから
構成されている。切替え爪59は図外のソレノイドによ
って駆動される。また、搬送機構58はガイド板と適所
に設けたベルト又はローラなどの搬送手段からなり、搬
送機構58には切替え爪59の近くに返送路R2内にお
ける用紙Pの有無を検知するための返送ペーパー検知セ
ンサー89が配置されている。
この返送装置60により、手動による再給紙を行うこと
なく、用紙Pに対して複数回の定着処理を加えてトナー
像の溶融を完全なものとし、複写画像の透光性を確保す
ることが可能となる。
なお、第1図において、24は主に用紙Pの給紙及び搬
送に関係する各部の駆動を受は持つメインモータ、25
は感光体ドラム3及び転写ヘルド11などの駆動を受は
持つPCモータ、26は冷却ファンである。
以上のように構成された複写機1では、上述のY、M、
C及びBKの各単一トナー色のモノカラー複写画像、Y
、M、Cの3原色中の2色のトナー像を重ね合わせるこ
とによって得られるR(YとM)、C;(YとC)、B
(MとC)の合成モノカラー複写画像、及び3原色のト
ナー像を重ね合わせることによって得られるフルカラー
複写画像の形成が可能とされている。
単一トナー色及び合成モノカラー複写画像の形成におい
ては、ハーフミラ−36NDを用いて原稿りの露光走査
を行い、感光体ドラム3上に形成された潜像を指定され
た色に応じて各現像器6〜9のいずれか1個を用いて現
像し、トナー像を転写ベルト11上に転写する。さらに
合成モノカラー複写画像の場合には、再度、同一の原稿
りに対してハーフミラ−36NDによる露光走査を行い
、前とは別の現像器6〜9を用いて現像したトナー像を
転写ヘルド11に転写し、転写ベルト11上にて2色の
トナー像を重ね合わせる。
また、フルカラー複写画像の形成においては、複写機1
は、黒色部分の再現性を高めるためにY。
M、CにBKを加えた4色のトナーを順に用いる。
すなわち、同一の原稿りに対して合計4回の露光走査を
行い、各走査毎にB、 G、  R,NDの各フィルタ
及び現像装置6〜9を選択的に切り替え、原稿りを色分
解した潜像の形成と現像とを行い、トナー像を転写ベル
ト11に順次転写し、転写ベルト11上にて各色のトナ
ー像を重ね合わせる。
トナー像の重ね合わせ(以下「多重転写」という)に際
しては、転写ベルト11上の同一の位置に各トナー像を
転写する必要があるので、本実施例の複写機1では、転
写ベルト11の1箇所に設けたベルトマークを早く検知
したベルトマークセンサー72又は72sからの信号を
ベルトマーク信号SlOとし、そのベルトマークi号S
10の発生タイミングを基準としてスキャナ30の移動
の開始タイミング、つまり、感光体ドラム3での潜像の
形成の開始タイミングが制御される。
なお、フルカラー複写画像の形成に際しては、予備走査
を行い、原稿りの画像を彩色を含むカラー画像部と無彩
色のみからなるモノクロ画像部とに判別しておき、Y、
M、Cの各トナーによる作像時には現像に先立ってモノ
クロ画像部に対応した潜像を編集イレーザ5によって消
去し、逆にBKトナーによる作像時には現像に先立って
カラー画像部に対応した潜像を消去する。つまり、カラ
ー画像部については、Y、M、Cの各トナーの多重転写
によって再現し、モノクロ画像部については、BK)ナ
ーのみによって再現する。これにより、一般に黒色で表
される文字や線画などの線幅の小さい画像に対して微妙
な色ずれのない鮮明な複写画像を得ることができるとと
もに、カラー写真などの多色画像に対して色の再現性の
良好な自然な複写画像を得ることができる。
第2図は複写機lの上面に設けられた操作パネルOPの
平面図である。
操作パネルOPの右側部には、自動用紙選択モードを指
定するキー250とその表示LED252、自動倍率選
択モードを指定するキー251とその表示LED253
、複写動作をスタートさせるためのプリントキー200
、複写動作のスタートが可能なときに緑色で点灯する待
機表示LED200a、複写枚数などの複写条件を設定
するためのテンキー202、複写枚数を表示する7セグ
メントLED201、クリア・ストップキー203、割
り込みキー204、複写倍率を設定するための倍率アッ
プキー及び倍率ダウンキー205206、複写倍率を表
示する3桁の7セグメントLED207、複写画像の濃
度を段階的にマニュアル設定するためのアップキー及び
ダウンキー210.208、複写画像の濃度レベルを表
示するLED211、オート濃度設定キー209、及び
、オート濃度表示LED222などの通常の複写動作に
おいて使用されるキーや表示用LEDが配置されている
また、操作パネルOPの左側部には、Y、 M。
C,BKの各色のトナーの不足を表示するLED223
Y、 223M、 223C,2238に、廃棄トナー
の収納容器の満杯を表示するLED224a、割り込み
表示LED224 b、用紙Pのジャム表示LED22
4c、)ラブル表示LED224d、モノカラー複写画
像の色を指定するための各色(Y、M、C,R,G、B
、BK)に対応するカラーキー225〜231、フルカ
ラーモードを選択するためのフルカラーキー232.0
HP(オーバーへッドブロジェクタ)用の透明シートな
どを用紙Pとする場合に利用されるOHPモードを選択
するためのOHPキー233、書籍などの見開きの左右
の頁を2枚の用紙Pに分けて複写する場合に用いられる
ブックキー234、各キー225〜234のそれぞれに
対応する表示用のLED235〜244、用紙カセット
42.43を選択するための用紙選択キー245,24
6、選択された用紙カセット42.43を表示するLE
D247,24B、選択された用紙カセット42.43
における用紙Pの欠乏を表示するペーパーエンプティL
ED249が配置されている。
なお、フルカラーキー232は、押下する毎にフルカラ
ーモードの選択と選択解除とが切り替えられる。
第3図は複写機1の制御回路400のブロック図である
制御回路400は、複写IIの全体の動作を制御するC
PU (中央処理装置)401を中心さして、スキャナ
30の駆動制御を行うスキャンモータコントローラ40
2、複写倍率に応じて主レンズ35の移動制御を行うレ
ンズモータコントローラ403、フィルタ選択装置36
の駆動制御を行うフィルタミラーモータコントローラ4
04、帯電チャージ中コントローラ405、及び露光ラ
ンプコントローラ406などから構成されている6CP
U401には、各コントローラとともに、操作パネルo
P上の各操作キー及び各種表示LEDをそれぞれ縦横に
配置したスイッチマトリクス451及び表示マトリクス
452.7セグメントLED201,207、スイッチ
マトリクス451に対応したデコーダ453、各表示L
EDに対して点灯電力を供給するドライバ454.45
5が接続されている。
また、CPU401には、原稿りに対して微小領域毎に
その色を判別し、判別結果に基づいて編集イレーザ5の
制御を行う画像処理部100、及び複数の反射型フォト
センサーの各出力の組み合わせによって原稿りの大きさ
及び載置方向(縦又は横)を判別する公知の検知手法を
用いた原稿サイズ検知装置101が接続されている。
さらに、CPU401のアナログ入力ボート及びデジタ
ル入力ポートには、複写機lの各部に配置されたセンサ
ーの出力信号が入力され、これら各センサーとスイッチ
マトリクス451とからの信号、及び画像処理部100
と原稿サイズ検知装置101とからのデータに基づいて
、出力ポートに接続されたモータ24,25、現像クラ
ッチなどの各種クラッチ、各チャージャなどの各部のオ
ンオフ又は動作レヘルの制御が行われる。
なお、CPU401には、複写の累積数やジャム発生回
数などの管理データを記憶するための不揮発メモリが内
蔵されている。
次に、フローチャートを参照して複写機1の動作を説明
する。
第4図はCPU401の動作を概略的に示すメインフロ
ーチャートである。
電源が投入されてプログラムがスタートすると、まず、
レジスタや周辺インタフェースの初期設定を行い(ステ
ップ#1)、CPU401の1ルーチンの長さを規定す
るための内部タイマーのセットを行う(ステップ#2)
ステップ#3では、電子写真プロセスに関係する作像処
理を行い、ステップ#4では、原稿りの走査のためのス
キャン処理を実行する。
ステップ#5では、多重転写のタイミングを定めるため
のベルトマーク検知処理を行い、ステップ#6では、用
紙Pの給紙及び搬送を制御する給紙処理を実行する。ま
た、ステップ#7では、手差し給紙口41による手動の
給紙のタイミングを定める手差しペーパー受付処理を実
行する。
続いて、定着ユニット51の温度を調整する温調処理(
ステップ#8)、転写ベルト11を清掃するためのベル
トクリーニング処理(ステップ#9)、複写倍率に応し
て主レンズ35の移動を制御するレンズ処理(ステップ
#10)、及び操作パネルOPの操作キーからの信号を
受は付ける入力処理などのその他の処理(ステップ#1
1)からなる一連の複写シーケンス処理を実行する。
これらの処理を実行した後、ステップ#12で内部タイ
マーの待ち合わせを行い、ステップ#2へ戻る。これに
より、1ルーチンの長さが一定に保たれ、電源が投入さ
れている間(電源コンセントに接続されている間)は、
複写機lの図外のメインスイッチのオンオフにかかわら
ずステップ#2〜ステップ#12の各処理が繰り返され
る。
第5図はステップ#10のレンズ処理のフローチャート
である。
レンズ処理では最初にステートカウンタにより示される
レンズステートのチエツクを行い(ステップ#800)
、各ステートに応じて以下の処理を実行する。
メインスイッチをオンする以前の状態では、ステートは
「0」となっている。
ステート「O」においては、まず、メインスイッチのオ
ンチエツクを行う(ステップ#801)。
メインスイッチがオンされると、初期設定の処理として
、主レンズ35をホーム位1に移動させるための処理を
実行する。すなわち、主レンズ35の位置がホーム位置
であるか否かをチエツクしくステップ#802) 、ホ
ーム位置でなければ、レンズモータコントローラ403
に対して主レンズ35の移動を開始させる(ステップ#
803)。
すなわち、主レンズ35を駆動するステッピングモータ
に対する駆動パルスの供給を開始させる。
そして、ステートを「1」に更新する。
主レンズ35が既にホーム位置にある場合には、ステー
トを「2」に進めて待機状態に移行する。
ステート「1」においては、主レンズ35がホ−人位置
に到達したか否かをチエツクしくステップ#811)、
主レンズ35がホーム位置に到達するまで主レンズ35
の移動を継続させ(ステンプ#814L到達した時点で
主レンズ35の移動を停止させる(ステップ#812)
ステート「2」においては、待機状態の処理として、ま
ず、操作パネルOP上のフルカラーキー232によって
フルカラーモードが選択されたか否かをチエツクする(
ステップ#821)。
フルカラーモードでない場合は、次に複写倍率の変更、
すなわち新たな複写倍率の指定の有無をチエツクする(
ステップ#822)。
複写倍率の変更があれば、その時点の主レンズ35の位
置から指定倍率位置までの移動量、すなわち主レンズ3
5を駆動するステッピングモータの回転ステップ数を算
出しくステップ#823)、その後に主レンズ35の移
動を開始させ(ステップ#824)、ステートを「3」
に更新する。
一方、フルカラーモードであれば、読取り位置までの移
動量を算出する(ステップ#826)。
上述したように、カラーイメージセンサ−38は等倍型
であるので、本来ならばホーム位置と読取り位置とが一
致する。しかしながら、カラーイメージセンサ−38の
特性や取り付は位置精度によっては読取り位置とホーム
位置とが若干ずれることがある。このため、複写機1で
は、ホーム位1に対する読取り位置の調整距離を制御部
400に設けた図外のデイツプスイッチによって設定可
能とされている。
つまり、読取り位置までの移動量を算出においては、予
め設定されている調整距離が参照される。
その後、主レンズ35の移動を開始させ(ステップ#8
27)、ステートを「4」に進める。
ステート「3」においては、レンズモータコントローラ
403からステッピングモータに印加された駆動パルス
数を検知することによって主レンズ35が指定倍率位置
に到達したか否かをチエツクしくステップ#831)、
主レンズ35が指定倍率位置に到達するまで移動を継続
させる(ステップ#834)、この間にもフルカラーモ
ードが選択されたか否かのチエツクを行う(ステップ#
835)。そして、フルカラーモードが選択されると、
指定倍率位置への移動を中止して直ちに主レンズ35を
読取り位置へ移動させるために、その移動量を算出しく
ステップ#836Lステートを「4」に更新する。
主レンズ35が指定倍率位置に到達すると、主レンズ3
5の移動を停止させ(ステップ#832)、ステートを
「2」に戻す。
ステート「4」においては、主レンズ35が読取り位置
に到達したか否かをチエツクしくステップ#841)、
主レンズ35が読取り位置に到達するまで主レンズ35
の移動を継続させる(ステップ#844)、主レンズ3
5が読取り位置に到達した時点で主レンズ35の移動を
停止させ(ステップ#842) 、ステートを「5」に
更新する。
ステート「5」においては、プリントキー200が押下
されることにより予備スキャン(予備走査)が開始され
たか否かチエツクしくステップ#851)、開始されて
いるときは、ステートを「6」に更新する。
予備スキャンの開始前であれば、フルカラーモードが解
除されたか否かをチエツクする(ステップ#853)。
フルカラーモードが解除された場合には、予備スキャン
が不要なので、読取り位置から指定倍率位置までの主レ
ンズ3,5の移動量を夏出しくステップ#854L主レ
ンズ35の移動を開始させた後にステートを「3」に戻
す(ステップ#855、ステップ#856)。
ステート「6」においては、予備スキャンの終了チエツ
クを行う(ステップ#861)。
予備スキャンが終了すると、指定倍率位置までの主レン
ズ35の移動量を算出しくステップ#862)、主レン
ズ35の移動を開始させた後にステートを「7」に更新
する(ステップ#863、ステップ#864)。
ステート「7」においては、主レンズ35が指定倍率位
置に到達したか否かをチエツクしくステップ#871)
、主レンズ35が指定倍率位置に到達するまで移動を継
続させる(ステップ#874)、主レンズ35が指定倍
率位置に到達すると、主レンズ35の移動を停止させ(
ステツプ#872)、ステートを「8」に更新する。
ステート「8」においては、テンキー202によって指
定された枚数の複写画像の作像が終了するの待って、ス
テートを「2」に戻す(ステップ#88Lステップ48
82)。
上述の実施例によれば、フルカラーキー232によって
フルカラーモードが選択されたときは、その後に倍率ア
ップキー205又は倍率ダウンキー206、及びテンキ
ー202によって複写倍率を変更する操作がなされたと
しても、予備スキャンが終了するまで、主レンズ35は
読取り位置に静止されるので、主レンズ35について従
来のような複写倍率の指定に追従した無駄な移動を無く
すことができる。これによって、主レンズ35及び主レ
ンズ35を駆動するモーフなどの無駄な消耗を防止し、
長寿命化を図ることができる。
上述の実施例によれば、指定倍率位置へ主レンズ35が
移動している途中にフルカラーキー232によってフル
カラーモードが選択された場合には、指定倍率位置への
移動を中止して直ちに主レンズ35ば読取り位置への移
動を開始するので、指定倍率位置に到達した後に読取り
位置へ移動するものに比較して、無駄な主レンズ35の
移動が無くなる分だけ早く作像を開始することができる
〔発明の効果〕
本発明によれば、複写倍率に応じて移動する結像手段の
無駄な移動を無(すことができ、迅速に複写画像を形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機の概略の構成を示す断面正面図、第2図
は複写機の上面に設けられた操作パネルの平面図、 第3図は複写機の制御部のブロック図、第4図及び第5
図は複写機の動作を示すフローチャートである。 1・・・複写機、35・・・主レンズ(結像手段)、3
8・・・カラーイメージセンサ−(撮像手段)、40I
・・・CPU (移動wI優平手段 SO・・・光電変
換信号(画像情報)。 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複写倍率に対応して移動する結像手段と、前記結
    像手段によって投影される原稿画像を読み取る撮像手段
    とを有し、 複写画像の作像前に前記撮像手段を用いて 前記原稿画像を読み取るための予備走査を行い、当該予
    備走査で得られた原稿情報に基づいて作像を行う特定の
    複写モードと、前記予備走査によらず作像を行う通常の
    複写モードの選択が可能に構成された複写機において、
    前記特定の複写モードが選択された時点で、複写倍率に
    係わらず前記結像手段を前記予備走査に対応した位置へ
    移動させ、前記予備走査が終了した後に、前記結像手段
    を複写倍率に対応した位置へ移動させる移動制御手段を
    有してなることを特徴とする複写機。
JP2171555A 1990-06-28 1990-06-28 複写機 Pending JPH0458265A (ja)

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JP2171555A JPH0458265A (ja) 1990-06-28 1990-06-28 複写機

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