JPH0442167A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH0442167A
JPH0442167A JP2149325A JP14932590A JPH0442167A JP H0442167 A JPH0442167 A JP H0442167A JP 2149325 A JP2149325 A JP 2149325A JP 14932590 A JP14932590 A JP 14932590A JP H0442167 A JPH0442167 A JP H0442167A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
state
image
storage means
image formation
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Pending
Application number
JP2149325A
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English (en)
Inventor
Keiji Kusumoto
啓二 楠本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0442167A publication Critical patent/JPH0442167A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、互いに異なる大きさの記録用紙を収納可能な
複数の用紙収納手段を有した複写機に関する。
〔従来の技術] 電子写真プロセスは、感光体の表面を一様に帯電させる
帯電プロセス、感光体に光を照射することにより帯電向
を部分的に除電して画像情報に応した潜像を形成する露
光プロセス、潜像に現像剤中のトナーを付着させてトナ
ー像を形成する現像プロセス、トナー像をトナー像担持
体から記録用紙(以下「用紙」という)に転写する転写
プロセス、及び用紙に転写されたトナー像を定着させる
定着プロセスからなり、ハードコピー画像の形成手法と
して広く用いられている。
さて、一般に電子写真プロセスを用いて複写画像を作像
する複写機は、多数枚の用紙を収納する用紙収納手段を
複数個有し、互いに異なる大きさの用紙を同時に装填で
きるようになっている。
用紙収納手段としては、着脱可能な用紙カセツト、給紙
に応して昇降するリフト機構からなるホンバー型の用紙
ユニットなどがあり、通常、用紙収納手段には用紙の欠
乏(エンプティ)を検知するためのセンサーが設けられ
ている。
複写画像の作像に際しては、各用紙収納手段のそれぞれ
が収納する用紙の大きさに応して、操作パネルによるキ
ー操作に基づいて適当な用紙収納手段が択一的に選択さ
れ、作像を開始させるプリントキーが押下されると、選
択された用紙収納手段から用紙が1枚ずつ繰り出されて
トナー像の転写位置へ給紙される。
ただし、従来より、プリントキーの押下の以前に用紙収
納手段の用紙の欠乏が検知された場合には、その用紙収
納手段を選択した状態での作像は禁止される。
[発明が解決しようとする課題] ところで、例えば同一の原稿に対する複数枚の複写画像
を作像するいわゆるマルチコピー(連続複写)において
は、作像の開始時点では用紙が存在するものの、作像開
始後に複数枚目の作像に用いるべき用紙が欠乏する場合
がある。
このような場合において、従来の複写機では、用紙の欠
乏を検知した時点で作像が中止され、電子写真プロセス
を担う各部の状態は、プリントキーの押下を待つ作像開
始前の待機状態に戻される。
例えば、トナー像担持体においては、既に形成されてい
るトナー像がクリーニング手段によって除去される。
その後、用紙の欠乏した用紙収納手段に用紙を補給する
か又は他の用紙収納手段に切り替えるキー操作を行い、
再びプリントキーを押下すると、複数枚目の作像がその
電子写真プロセスの最初から再実行される。
このように従来では、マルチコピーの作像中に作像開始
前に選択された用紙収納手段の用紙が欠乏したときには
、用紙に転写されずに除去されるトナー、及び作像の開
始から中止までに要した作像時間が無駄になるという問
題があった。
特に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)
の3原色のトナー像を重ね合わせるカラー複写画像の作
像においては、2色又は3色のトナー像を形成した段階
で作像が中止された場合には、単一色のトナーを用いる
モノカラー複写画像の作像が中止された場合に比べて、
無駄になるトナーの量が多い。
本発明は、上述の問題に鑑み、作像に際して選択された
用紙収納手段の記録用紙が作像中に欠乏したときのトナ
ーの無駄な消費を防止することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するため、請求項1の発明に係る複写
機は、互いに異なる大きさの記録用紙を収納可能な複数
の用紙収納手段を有し、前記各用紙収納手段の内の択一
的に選択された用紙収納手段の記録用紙を用いて電子写
真プロセスによる複写画像の作像を行う複写機において
、前記選択された用紙収納手段の記録用紙が作像中に欠
乏したときに、前記選択された用紙収納手段以外の用紙
収納手段の記録用紙が作像に適合するか否かを判別する
用紙サイズ判別手段と、前記用紙サイズ判別手段による
判別に基づいて、作像に適合する記録用紙を用いて少な
くとも1枚の複写画像の作像を継続するように電子写真
プロセスの制御を行う作像制御手段とを有してなる。
請求項2の発明に係る複写機は、原稿に対応した画像を
記録用紙に転写するための転写媒体と、前記用紙サイズ
判別手段による判別結果に基づいて、作像中の画像の全
体を転写可能な記録用紙が無いときに、作像中の画像を
前記転写媒体に保持させる作像保留手段とを存してなる
[作 用〕 電子写真プロセスによる複写画像の作像に際して、互い
に異なる大きさの記録用紙を収納可能な複数の用紙収納
手段が択一的に選択される。
用紙サイズ判別手段は、選択された用紙収納手段の記録
用紙が作像中に欠乏したときに、選択された用紙収納手
段以外の用紙収納手段の記録用紙が作像に適合するか否
かを判別する。
作像制御手段は、用紙サイズ判別手段による判別に基づ
いて、作像に適合する記録用紙を用いて少なくとも1枚
の複写画像の作像を継続するように電子写真プロセスの
制御を行う。
作像保留手段は、前記用紙サイ−ズ判別手段による判別
結果に基づいて、作像中の画像の全体を転写可能な記録
用紙が無いときに、原稿に対応した画像を記録用紙に転
写するための転写媒体に作像中の画像を保持させる。
〔実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は複写機1の概略の構成を示す断面正面図である
複写機1の中央のやや左上方に感光体ドラム3が時計回
り方向(矢印M1方向)に回転可能に配置され、感光体
ドラム3の周囲には、帯電チャージャ4、編集イレーザ
5、現像器6〜9、中間転写媒体としての転写ベルト1
1、クリーニング装置22、メインイレーザ23が配設
されている。
感光体ドラム3は、その表面に感光体層を設けたもので
、メインイレーザ23及び帯電チャージャ4を通過する
ことにより表面が一様に帯電され、後述する光学系27
から潜像形成のための露光を受ける。
編集イレーザ5は、感光体ドラム3の軸方向に沿って配
置されたホルダ内に多数のLEDを1列に並べたLED
アレイからなり、感光体ドラム3上の潜像を部分的に消
去可能に構成されている。
各LEDの点灯タイミングの制御は画像処理部100に
よって行われる。
各現像器6.78.9には、それぞれイエロ(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色
のトナーと摩擦帯電用のキャリアとを混合した現像剤が
収納され、これら各色のトナーの濃度を制御するための
トナー濃度センサー(ATDCセンサー)71y、71
m、71c、71kが設けられている。また、現像器6
の上方には、複写機1の内部の湿度を検知するための湿
度センサー70が設けられている。
なお、現像器6〜9としては、感光体ドラム3の周囲に
固定配置する形式に限定されるものではなく、例えば現
像器6〜9を一体化して上下方向に移動可能とする形式
であってもよく、感光体ドラム3に対して選択的に異な
る色のトナーを供給できるものであればよい。
転写ベルト11は、現像器6〜9によって感光体ドラム
3上にて現像されたトナー像を用紙Pに転写(2次転写
)するために−旦保持するものであり、複数のローラ1
2〜16に掛は渡され、感光体ドラム3と常に当接しつ
つ反時計方向(矢印M4方向)に回転可能に支持されて
いる。
転写ヘル)11の内側には、感光体ドラム3からトナー
像を転写ベルトll上に1次転写するための転写チャー
ジ中17が配置され、転写ヘルド11の外側には、2次
転写のための転写チャージ中20、用紙Pを転写ベルト
11から分離する分離チャージャ21、及び転写ヘルド
11の外側表面を清掃(クリーニング)するためのファ
ーブラン190を有したベルトクリーナ19が配設され
ている。
また、ローラ15とローラ16の間、及びローラ12と
ローラ13の間には、それぞれ転写ベルト11の位置を
検知するためのベルトマークセン4j−72,72sが
固定配置されている。
複写l111の上面には原稿台ガラス28が配置されて
おり、原稿台ガラス28の直下の奥側には、走査に支障
のないように移動して原稿りの大きさを検知する原稿サ
イズ検知装置101が組み込まれている。
また、複写機1の上部には、光学系27が配置されてい
る。光学系27は、原稿台ガラス28の下方で矢印M5
方向(往動方向)及び矢印M6方向(復動方向)に往復
移動可能とされたスキャナ30、複写倍率に応じて位置
調整が行われる主レンズ35、色分解露光を行うフィル
タ選択装置36、フィルタ選択装置36に取り付けられ
たミラーで反射された走査光りを感光体ドラム3に導く
固定ミラー37、及びフィルタ選択装置36のミラーを
透過した走査光りを受光するカラーイメージセンサ−3
8などから構成され、スキャナ30の往動時に原稿りを
走査して感光体ドラム3の露光を行う。
スキャナ30は、露光ランプ33及びミラー34を有す
る第1スライダ31、ミラー35a、35bを有する第
2スライダ32からなり、原稿りの走査時において、第
ニスライダ31は、感光体ドラム3の周速度■に対して
、v/n(nは複写倍率)の速度で往動し、第2スライ
ダー32は、V/2nの速度で往動するように図外のス
キャンモータによって駆動される。スキャナ30の復動
の終了、つまりスキャナ30の基準位置(ホームポジシ
ョン)への復帰は、フォトセンサーからなるスキャナホ
ームスインチア4によって検知される。
フィルタ選択装置36は、軸36aを中心にして、ハー
フミラ−36ND(透過と反射の割合は6対4)、及び
3個のフィルタミラー36YB36MG、36CRが互
いに90度の角度をなして放射状に設けられ、回転する
ことによってこれらのミラーのいずれかが選択的に切り
替えられる。
フィルタミラー36YB、36MG、36CRは、それ
ぞれブルー(B)、グリーン(G)、レッド(R)の色
分解フィルタをミラー面に蒸着することによってミラー
とフィルターとを一体化したものであり、それぞれY、
M、Cの各色のトナーに対応して用いられる。
作像のための露光走査においては、選択されたミラーの
反射面が鉛直面に対して時計方向に約10度傾くように
位置決めされ、これによって走査光りは感光体ドラム3
の露光ポイントに導かれる。
また、原稿りの画像を読み取るための予備走査において
は、ハーフミラ−36NDが選択され、カラーイメージ
センサ−38のMTF(結像力)を向上させるため、走
査光りの入射方向に直交するように位置決めされる。7
7はフィルタ選択装置36のホームポジションを決める
ための回転位置検知センサーであり、第1図ではフィル
タミラー36CRが選択されて位置決めされた状態が示
されている。
なお、以下の説明では、ハーフミラ−36ND、フィル
タミラー36YB  36MG、36CRを色分解特性
に基づき、それぞれNDフィルタ、Bフィルタ、Gフィ
ルタ、Rフィルタということがある。
一方、複写機1の下部には、多数枚の用紙Pを収納した
上側の用紙カセット42及゛び下側の用紙カセット43
が装着され、複写Illの左側面部には、用紙Pを手動
で給紙するための手差し給紙口41が設けられている0
手差し給紙口41は扉41aを開(ことによって開口す
る。これら用紙カセット42、用紙カセット43、手差
し給紙口41は給紙に際して択一的に用いられる。
用紙カセツト42.43には、それぞれ用紙Pを1枚ず
つ繰り出すピンクアップローラ44,45、用紙Pのサ
イズを検知するためのペーパーサイズセンサー81,8
2、用紙Pの欠乏を検知するためのペーパーエンプティ
センサー83.84が配設されており、手差し給紙口4
1には、用紙Pの挿入を検知するための手差しセンサー
87が設けられている。
用紙カセット42から繰り出された用紙Pは、給紙ロー
ラ47によってタイミングローラ46まで搬送され、用
紙カセット43から繰り出された用紙Pは、給紙ローラ
48.47によってタイミングローラ46まで搬送され
、そこで待機する。
また、手差し給紙口41に挿入された用紙Pは、手差し
ローラ49によってタイミングローラ46まで搬送され
る。
給紙ローラ47の近傍には、給紙ローラ47とタイミン
グローラ46の間の給紙路R1における用紙Pの有無を
検知するペーパー検知センサー85が設けられ、タイミ
ングローラ46の近傍には、通過する用紙Pの先端位置
を検知するタイミングセンサー86が設けられている。
待機中の用紙Pは、タイミングローラ46の回転によっ
て転写ベルト11とタイミングを合わせて搬送され、転
写位置において転写ベルト11から用紙Pにトナー像が
2次転写される。その後、用紙PはA4サイズの用紙に
対応した直線距離をもつ搬送ベルト50によって定着ユ
ニット51へ送られる。
定着ユニット51は、ヒーターランプ54.55を有し
た上側ローラ52及びヒーターランプ56を有した下側
ローラ53から構成されており、トナー像を熔融させて
用紙Pに定着させる。各ローラ52,53の近傍には、
サーミスタからなる温度センサー91.92がそれぞれ
設けられていトナー像の定着によって所望の複写画像が
形成された用紙Pは、排出センサー88を近傍に配した
排出ローラ57によってソーター2へ送り出され、ソー
ター2の収容トレイ61又はソート用のペン(棚)62
に排出される。
また、本実施例の複写機1では、オーバーへ。
ドブロジエクタ用の複写画像を形成するOHPモードの
作像時に用いられる再定着用の返送装置60が装着され
ている。返送装置60は、定着ユニット51を通過した
用紙Pを再び定着ユニ、ト51の入口(B送ベルト50
側)に返すように搬送するためのものであり、定着ユニ
ット51の排出側(出口)から上述のタイミングローラ
46に通じる返送路R2を有した搬送機構58と、定着
ユニット51から送り出された用紙Pの搬送方向を排出
ローラ57側又は返送路R2側に切り替えるための切替
え爪59とから構成されている。切替え爪59は図外の
ソレノイドによって駆動され、切替え爪59の近くに返
送路R2内における用紙Pの有無を検知するための返送
ペーパー検知センサー89が配置されている。
なお、第1図において、24は王に用紙Pの給紙及び搬
送に関係する各部の駆動を受は持つメインモータ、25
は感光体ドラム3及び転写ベルト11などの駆動を受は
持つPCモータ、26は冷却ファンである。
以上のように構成された複写機1では、上述のY、M、
C及びBKの各単一トナー色のモノカラー複写画像、Y
、M、Cの3原色の内の2色のトナー像を重ね合わせる
ことによって得られるR(YとM)、G(YとC)、B
(MとC)の合成モノカラー複写画像、及び3原色のト
ナー像を重ね合わせることによって得られるカラー複写
画像の形成が可能とされている。
単一トナー色のモノカラー複写画像の形成(モノカラー
モード)においては、ハーフミラ−36NDを用いて原
稿りの露光走査を行い、感光体ドラム3上に形成された
潜像を指定された色に応じて各現像器6〜9のいずれか
1個を用いて現像し、トナー像を転写ベル)11上に転
写する。
合成モノカラー複写画像の形成においては、同一の原稿
りに対してハーフミラ−36NDによる露光走査を2回
行い、転写ベルト11上にて2色のトナー像を重ね合わ
せる。
また、カラー複写画像の形成(フルカラーモード)にお
いては、Y、M、Cのトナーを順に用いる。すなわち、
同一の原稿りに対して合計3回の露光走査を行い、各走
査毎にB、G、Rの各フィルタ及び現像装置6〜8を選
択的に切り替え、原稿りを色分解した潜像の形成と現像
とを行い、トナー像を転写ベル)11に順次転写し、転
写ヘルド11上にて各色のトナー像を重ね合わせる。
トナー像の重ね合わせ(以下「多重転写」という)に際
しては、転写ベルト11上の同一の位置に各トナー像を
転写する必要があるので、本実施例の複写機lでは、転
写ベルト11の1¥M所に設けたベルトマークを早く検
知したベルトマークセンサー72又は72sからの信号
をベルトマーク信号S10とし、そのベルトマーク信号
s10(7)発生タイミングを基準としてスキャナ30
の移動の開始タイミング、つまり、感光体ドラム3での
潜像の形成の開始タイミングが制御される。
第2図は複写機1の上面に設けられた操作パネルOPの
平面図である。
操作パネルOPの右側部には、自動用紙選択モードを指
定するキー250とその表示LED252、自動倍率選
択モードを指定するキー251とその表示LED253
、複写動作をスタートさせるためのプリントキー200
、複写が可能なときに緑色で点灯するLED200a、
複写枚数などの複写条件を設定するためのテンキー20
2、複写枚数を表示する7セグメン)LEI)201、
クリア・ストップキー203、割り込みキー204、複
写倍率を設定するための倍率アップ及び倍率ダウンキー
205,206、複写倍率を表示する3桁の7セグメン
)LED207、複写画像の濃度を段階的にマニュアル
設定するためのアップキー210及びダウンキー208
、複写画像の濃度レベルを表示するLP0111、オー
)1度設定キー209、及び、オート濃度表示LED2
22などの通常の複写動作において使用されるキーや表
示用LEDが配置されている。
また、操作パネルOPの左側部には、Y、M。
C,BKの各色のトナーの不足を表示するLED223
Y、223M、223C,223K、廃棄トナーの収納
容器の満杯を表示するLED224a、割り込み表示L
ED224b、用紙Pのジャム表示LED224 c、
トラブル表示LED224d、モノカラー複写画像の色
を指定するための各色(Y、M、C,R,G、B、BK
)に対応するカラーキー225〜231、カラー複写を
指定するためのフルカラーキー232、OHPモードを
選択するための○HPキー233、書籍などの見開きの
左右の頁を2枚の用紙Pに分けて複写する場合に用いら
れるブンクキー234、各キー225〜234のそれぞ
れに対応する表示用のLED235〜244、用紙選択
キー245,246、選択された用紙力セント42.4
3を表示するLED247,248、選択された用紙カ
セット42.43における用紙Pの欠乏を表示するペー
パーエンプティLED249が配置されている。
第3図は複写機1の制御部400のブロック図である。
制御部400は、複写機1の全体の動作を制御するcp
u (中央処理装置)401を中心として、スキャナ3
0の駆動制御を行うスキャンモータコントローラ402
、複写倍率に応して主レンズ35の移動制御を行うレン
ズモータコントローラ403、フィルタ選択装置36の
駆動制御を行うフィルタミラーモータコントローラ40
4、帯電チャージャコントローラ405、及び露光ラン
プコントローラ406などから構成されている。
CPU401には、各コントローラとともに、操作パネ
ルoP上の各操作キー及び各種表示LEDをそれぞれ縦
横に配置したスイッチマトリクス451及び表示マトリ
クス452.7セグメントLED201.207、スイ
ッチマトリクス451に対応したデコーダ453、各表
示LEDに対して点灯電力を供給するドライバ454.
455が接続されている。
また、CPU401には、カラーイメージセンサ−38
の光電変換信号SOの信号処理を行う画像処理部100
、及び複数の反射型フォトセンサーの各出力の組み合わ
せによって原稿りの大きさ及び載置方向(縦又は横)を
判別する公知の検知手法を用いた原稿サイズ検知装置1
01が接続されている。
さらに、CPU401のアナログ入力ボート及びデジタ
ル入力ポートには、複写機1の各部に配置されたセンサ
ーの出力信号が入力され、これら各センサーとスイッチ
マトリクス451とからの信号、及び画像処理部100
と原稿サイズ検知装置101とからのデータに基づいて
、出力ポートに接続されたモータ24,25、現像クラ
ッチなどの各種クラッチ、各チャージャなどの各部のオ
ンオフ又は動作レベルの制御が行われる。
なお、CPU401には、複写の累積数やジャム発生回
数などの管理データを記憶するための不揮発メモリが内
蔵されている。
第15図はベルトクリーナI9の正面断面図である。
ヘルドクリーナ19は、転写ベルト11を支持するロー
ラ15と対向するように配置された円筒状のファーブラ
シ190、ファーブラシ190によって転写ベルト11
から掻き取られたトナーを回収する回収ローラ191、
回収ローラ191の表面に付着したトナーを除去するブ
レード192、及びこれらの部材を支持する外装支持体
193などから構成され、支軸194を中心とした回動
によって、ファーブラシ190と転写ベルト11とが当
接する作動位置と、ファーブラシ190と転写ベルト1
1とが所定距離だけ離れた退避位置とに移動可能に設け
られている。
第15図はベルトクリーナ19が作動位置にある状態を
示しており、退避位置に移動したときには図の一点鎖線
で示された状態となる。
ベルトクリーナ19を移動させる機構は、回転軸196
aに取り付けられた円板状の偏心カム196、回転軸1
96aの回転を約180度毎に制止するアンクルレバー
198、アンクルレバー198を回動させるソレノイド
195、ヘルドクリーナ19を常に転写ヘルド11側へ
押すように付勢するスプリング199、及び回転軸19
6aを常に矢印M9方向に回転するように付勢する図示
しないメカニカルクラッチなどから構成されている。
アンクルレバー198には、その先端に図示しない制止
爪及び制止頭部が設けられており、アンクルレバー19
8の回動によって、回転軸196aに設けられた図示し
ない突起が制止爪又は制止頭部に交互に当接するように
回転軸196aが回転し、これによって回転軸196a
が180度毎に位置決めされる。
ソレノイド195は、上述のCPU401から出力され
る駆動制御信号S9により制御される駆動部195aに
よってオンオフ駆動される。また、ソレノイド195に
は、その温度を検知する温度センサー75が設けられ、
温度センサーの出力信号S7はCPU401へ送られる
ソレノイド195がオフ状態とき、ヘルドクリーナ19
は作動位置にある。このとき、偏心カム196は図の状
態にあり、外装支持体193の上部に回転可能に固定さ
れたローラ197と偏心カム】96とが当接することに
よって、ファーブラシ190が転写ベルト11に適当に
圧接するようにヘルドクリーナ19が位置決めされてい
る。
駆動部195aに駆動制御信号S9が加えられてソレノ
イド195がオンされ、ロッド195bがスプリング1
98aの付勢力に抗して下方に移動すると、アンクルレ
バー198は支1ib198bを中心に回動し、図示し
ない制止爪又は制止頭部による回転軸196aの回転制
止状態が切り替わる。これによって、回転軸196aは
半回転し、偏心カム196がスプリング199の付勢力
に抗′してローラ197を押し、ベルトクリーナー19
は退避位置に移動する。
転写ベルト11の表面に残存するトナーの除去、すなわ
ち転写ベルト11のクリーニングに際しては、ベルトク
リーナー19を作動位置に移動してファーブラシ190
を転写ヘルド11に接触させ、図示しないクリーナチャ
ージャによりファーブラシ190及び回収ローラ191
に帯電のための高電圧HV(クリーナバイアスHV)を
印加した状態でファーブラシ190及び回収ローラ】9
1を回転させる。これにより、転写ヘルド11上のトナ
ーは、ファーブラシ190により掻き取られ、帯電状態
のファーブラシ190に静電的に吸着する。クリーナバ
イアスHVは、回収ローラ191の帯電量がファーブラ
シ190の帯電量より大となるように設定されているの
で、ファーブラン190に吸着したトナーは、吸着力の
大きな回収ローラ191に移る。回収ローラ191にW
&着したトナーは、ブレード192によって回収ローラ
191から掻き取られ、図外の廃棄トナーボトルに溜め
られる。
なお、以下の説明では、ソレノイド195をオフするこ
とによってベルトクリーナー19を作動位置に移動させ
ることを[ファーブラシ190の圧接」といい、逆にソ
レノイド195をオンすることによってベルトクリーナ
19を退避位置に移動させることをrファーブラシ19
0の退避Jという。また、ファーブラシ190及び回収
ローラ191に6クリーナバイアスHVを印加すること
を「クリーナバイアスHVのオン」といい、クリーナバ
イアスHVの印加を停止することを[クリーナバイアス
HVのオフ」という。
次に、フローチャートを参照して複写機1の動作を説明
する。
第4図はCPU401の動作を概略的に示すメインフロ
ーチャートである。
電源が投入されてプログラムがスタートすると、まず、
レジスタや周辺インタフェースの初期設定を行い、CP
U401の1ルーチンの長さを規定するための内部タイ
マーのセットを行う(ステップ#1及びステップ#2)
続いて、電子写真プロセスに関係する作像処理、原稿り
の走査のためのスキャン処理、多重転写のタイミングを
定めるためのベルトマーク検出処理、転写ベルト11の
クリーニングのためのクリーニング処理、用紙Pの給紙
及び搬送を制御する給紙処理、用紙Pのジャム(用紙詰
まり)に対応したジャム検出処理、用紙力セント42.
43における用紙Pの有無を検出するペーパー欠乏検出
処理、用紙Pの欠乏又はジャムの発生により中断した作
像プロセスを再開するための作像再開処理、及び操作パ
ネルOP及び各部のセンサーからの信号の受は付けなど
を行うその他の処理を順次実行する(ステップ3〜ステ
ツプ11)。
以上の処理を実行した後、内部タイマーの待ち合わせを
行い(ステップ#12)、ステップ#2へ戻る。これに
より、1ルーチンの長さが一定に保たれ、電源が投入さ
れている間は、ステップ3〜ステツプ#12の各処理が
繰り返される。
本実施例の複写機1では、上述したように、2個の用紙
カセット42.43が設けられており、各用紙カセット
42.43は、それぞれ互いに異なる大きさの用紙Pを
収納可能である。
そこで、以下の説明では、上側の用紙カセット42には
、例えば85横サイズの用紙Pが収納され、下側の用紙
カセット43には、例えばB4縦サイズの用紙Pが収納
されているものとする。
ここで、B5横サイズとは、大きさがB5の用紙Pがそ
の長手方向を搬送方向と直交させて収納されている場合
をいい、B4縦サイズとは、大きさが84の用紙Pがそ
の長手方向を搬送方向と一致させて収納されている場合
をいう。
また、説明の都合上、上側の用紙カセット42の用紙P
を[用紙PIJといい、下側の用紙カセット43の用紙
Pを[用紙P2Jということによって、両者を区別する
ことがある。
さて、複写に際しては、オペレータにより所望の用紙サ
イズに応じて用紙選択キー245.246が押下され、
一方の用紙カセット42又は43が指定される。このと
き、CPU401は、その指定に対応して給紙のための
用紙カセットを選択する。つまり、給紙に際して駆動す
べき各種ローラなどを決める。
各用紙カセット42.43におけ゛る用紙Pの有無は、
ペーパー欠乏検出処理においてチエツクされ、選択され
た用紙カセツトに用紙Pが1枚も無いときは、ペーパー
エンプティLED249が点灯され、複写の開始が禁止
される。つまり、この状態でのプリントキー200の押
下は無効とされる。
一方、選択された用紙カセットに用紙Pが1枚でも有る
ときは、プリントキー200の押下によって複写が開始
される。このため、複写枚数が複数の場合、すなわちマ
ルチコピーの場合には、複写が開始された後に複数枚目
の作像のための用紙Pが欠乏することがある。
例えば、上側の用紙カセット42のBS横サイズの用紙
P1が選択され、複写が開始された後に、用紙カセット
42内の用紙Piが欠乏したものとする。このような場
合、CPU401は、複数枚目の作像のための給紙を行
う時点で、他方の用紙カセット、すなわち下側の用紙カ
セット43に収納されている用紙P2のサイズをチエツ
クする。
用紙P2のサイズはB4縦であり、用紙P2は用紙P1
の2倍の面積を有する。したがって、B5横の用紙P1
に転写する予定のトナー像の全体を用紙P2に転写する
ことが可能である。そこで、複写1S11では、複写中
に用紙Pが欠乏した場合であっても、従来のように複写
が中止されず、用紙カセット42から用紙カセット43
に用紙カセットの選択が切り替えられ、用紙P2を用い
て複写が継続される。
ただし、CPU401は、用紙カセット42に代えて用
紙Pカセット43を選択するときに、2枚目の用紙P2
の給紙を禁止するストップフラグをセットする。これに
より、用紙P1に代わって用いられた1枚の用紙P2が
排出された時点で、電子写真プロセスを担う各部は、複
写の開始前の待機状態に戻され、複写は一旦終了される
この状態において、オペレータは、再びプリントキー2
00を押下することにより、用紙P2による複写を開始
させることができる。また、上側の用紙カセット42に
用紙PLを補給し、改めて用紙カセット42を指定した
後にプリントキー200を押下することにより、用紙P
Iによる複写を開始させることもできる。
これに対し、上述の例とは逆に、複写の開始前に下側の
用紙カセット43が選択され、複写の途中で下側の用紙
カセット43の用紙P2が欠乏した場合には、上側の用
紙カセット42の用紙P1のサイズがチエツクされる。
しかしながら、用紙P1は用紙P2の半分の大きさであ
り、用紙P2に転写する予定のトナー像の全体を用紙P
1に転写することは通常は不可能である。ただし、複写
倍率が例えば2分の1のように縮小倍率であって、用紙
P2に転写する予定のトナー像の大きさが85横の用紙
P1に収まる大きさである場合には転写が可能である。
また、用紙P1も欠乏している場合には、当然に用紙P
2に転写する予定のトナー像を転写することは不可能で
ある。
このように、たとえ用紙カセットを切り替えたとしても
トナー像の全体を転写することが不可能であるとき、C
PU40 iは、給紙処理において作像中断フラグをセ
ットし、作像処理においてトナー像を転写ベルト11上
に保持させるように各部の制御を行って複写を中断する
オペレータによって下側の用紙カセット43に用紙P2
が補給され、再びプリントキー200が押下されると、
CPU401は、作像再開処理において作像中断フラグ
をリセットし、一連の作像プロセスを継続するように複
写を再開するための制御を行う。
以下、第4図の各処理(ステップ#3〜ステップ#10
)を順に説明する。
第5図は第4図の作像処理のフローチャートである。
このルーチンでは、最初にステートカウンタのカウント
値により示される作像ステートのチエツクを行い(ステ
ップ#20)、各ステートに応して以下のような処理を
実行する。
′t!j、源投入直後の初期状態及び複写動作終了後の
待機状態では、ステートは「0」となっている。
ステート「0」においてば、プリントキー200が押下
(オン)されるのを待つが、ペーパーエンプティLED
249の点灯中は、プリントキー200のオンヲ無効と
する(ステップ#21、ステップ#22)。
用紙選択キー245,246によって指定された用紙カ
セット42又は43に用紙Pが有るときは、プリントキ
ー200のオンに対応してメインモータ24及びPCモ
ータ25をオンし、感光体ドラム3などの各部の回転駆
動を開始する。そして、各モータ24.25の回転の安
定を待つためのカウンタからなるモータ立上がりタイマ
ーに所定のタイマー値をセットする(ステップ#23、
ステップ#24)。
ステート「l」においては、ステップ#31でモータ立
上がりタイマーの更新(カウントアツプ)を行うことに
よって、モータ立上がり時間を計時する。
モータ立上がりタイマーの更新がタイマー値に相当する
回数だけ実行されて計時が終了すると、用紙Pの搬送開
始の可否を給紙処理においてチエツクするための給紙許
可フラグをセットする(ステップ#32、ステップ#3
3)。
ステート「2」においては、操作パネルOPによって指
定された複写モード(コピーモード)がモノカラーモー
ドであるかフルカラーモードであるかをチエツクする(
ステップ#41)。これにより、以降は各コピーモード
に応じた処理を実行することになる。
すなわち以降の処理の内、ステート「2」のステップ#
42〜ステップ#46、ステート「3」、ステート「4
」、及びステート「13」〜ステート「15」はモノカ
ラーモードに対応する。また、ステート「2」のステッ
プ#47〜ステップ#49、ステート「5」〜ステート
「15」はフルカラーモードに対応する。
したがって、まず、モノカラーモードの処理について説
明する。
モノカラーモードの場合は、ステート「2」において、
NDフィルタのセット、帯電チャージ中4及び露光ラン
プ33のオン、スキャン要求(スキャン要求フラグのセ
ット)、及びカラーキー225〜231によって指定さ
れた再現色に対応した現像器(現像器6〜9の内の1個
)のオンを順次実行する。
このスキャン要求により、スキャン処理においてスキャ
ナ30の往動が開始され、潜像の形成が始まる。
ステート「3」においては、原稿りに対する走査(スキ
ャン)の終了を待って帯電チャージャ4及び露光ランプ
33をオフし、動作中の現像器をオフする(ステップ#
51〜ステップ#53)。
そして、作像中断フラグがリセット状態であれば、ステ
ート「4」の処理に移る(ステップ#54、ステップ#
58)。
これに対し、作像中断フラグがセットされている場合に
は、後述のステー)r14Jによって中断する作像プロ
セスをステート「15Jによって再開するときに実行す
べきステートとして、ステートr4.をセットしておく
(ステップ#55)。
そして、現時点で既に形成されているトナー像を転写ベ
ルト11上で保持するために、現時点から1次転写が完
了するまでの時間を計時する像保留タイマーをセットし
た後、ステート「14」へ移る(ステップ#56、ステ
ップ#57)。
ステート「4」においては、次コピー要求の有無、すな
わち指定された複写枚数の作像が終わったか否かをチエ
ツクする(ステップ#61)。
作像枚数が指定された枚数に達していない場合、通常は
、ステート「2」に戻って一連の作像プロセスを繰り返
す(ステップ#62、ステップ#63)。
ところが、ストップフラグがセットされている場合は、
用紙カラ7)42.43の選択を切り替えて作像を行っ
た場合であるので、この場合には待機状態に移行するた
めに、ストップフラグ及び給紙許可フラグをリセットし
た後、ステート[13Jに移る(ステップ#62、ステ
ップ#64〜ステップ#66)。
ステート「13Jにおいては、指定された複写枚数の最
終枚目の用紙P、又は複写中に給紙の選択を切り替えて
用いた用紙Pの排出が完了したか否かを排出センサー8
8の検知状態によってチエツクする(ステップ#141
)。
排出が完了した場合には、メインモータ24及びpcモ
ータ25をオフしくステップ#142)、複写機1を待
機状態とするため、ステートを初期値の「0」に戻す。
また、排出が完了していない場合には、2次転写の完了
時点でオンが有効とされるプリントキー200のチエツ
クを行い、オンされたときはステートを「2」に戻す(
ステップ#I44、ステップ#145)。
ステート「14」及びステート「15」は、作像プロセ
スの中断及び再開のための処理を行う。
すなわち、ステートr14Jにおいては、上述の像保留
タイマーの計時の終了を待ってファーブラシ190の退
避を行い、クリーニング処理におけるクリーナステート
を「9Jとした後、PCモータ25をオフして次のステ
ー1+5Jに移る(ステップ#151〜ステップ#15
7)。
ファーブラシ190の退避によって、トナー像は転写ベ
ルト上にて保持され、その転写ヘルド11はPCモータ
25のオフにより回転を停止する。
ステート「15」においては、作像再開処理によって作
像中断フラグがリセットされるのを待ち、作像再開時の
ステートとして記憶しているステートに戻る(ステップ
#158、ステップ#159)。
次にフルカラーモードの処理について説明する。
フルカラーモードの場合は、ステート「2」において、
まず、Yトナーに対応した色分解露光を行うためのBフ
ィルタをセットする(ステップ#47)。
次に、作像の前処理として実施する転写ベルト11の清
掃(前クリーニング)の時間を設定するために、前処理
タイマーに前処理時間Tfに相当するカウント値をセッ
トする。このときの前処理時間Tfは、転写ベルト11
の全周の清掃に要する前処理規定時間(転写ベルト11
01回転以上の時間)から前回の作像の後処理として実
施中の後クリーニングの実際の実施時間(後処理実施時
間)を差し引いた残りの時間とされる(ステ、プ#48
)。
ステート「5」においては、前クリーニングの完了を待
ってマーク検出許可のためのフラグをセットする(ステ
ップ#71〜ステンブ#73)。
このマーク検出許可により、ベルトマーク検出処理にお
いて、多重転写のタイミングを制御するために、ベルト
マーク信号SIOの監視が始められる。また、ベルトマ
ーク検出処理によって与えられるスキャン許可を受けて
、スキャン処理においてベルトマーク信号SIOに同期
させてスキャンが開始される。
ステート「6」においては、スキャンの開始にタイミン
グを合わせて現像器6をオンする(ステップ#75、ス
テップ#76)。
ステート「7」においては、まず、スキャンの終了を待
ち、露光ランプ33及び帯電チャージャ4をオフし、現
像器6をオフした後、次の露光に備えてGフィルタをセ
ットする(ステップ#81〜ステップ#84)。
そして、作像中断フラグのチエツクを行い、フラグがセ
ットされている場合には、マーク検出許可フラグをリセ
ットして作像再開時のステートを「8」とし、像保留タ
イマーをセントしてモノカラーモードの場合と同様にス
テー)’14.の処理に移る(ステップ#85〜ステン
ブ#89)。
以下、ステート「8」及びステート「9」、ステートr
lOJ及びステート「11」においては、M、Cの各ト
ナー像の作像を行うための一連の処理、すなわちステー
ト「6」及びステート「7」と同様に、対応する現像器
7,80オン、スキャン終了に伴う露光ランプ33及び
IF電チャージャ4のオフ、作像中断フラグがセントさ
れている場合における作像再開時のステートの記憶及び
像保留タイマーのセットなどを行う。
ステートr12Jにおいては、次コピー要求の有無をチ
エツクし、次コピー要求がなければ給紙許可フラグ及び
マーク検出許可フラグをリセットし、上述のステートr
13Jに移っ゛て作像終了時の処理を行う(ステップ#
13I〜ステップ#134)。
次コピー要求がある場合には、通常は、Bフィルタをセ
ットした後にステート「6」に戻り、Y。
M、Cの各トナー像の作像を繰り返す(ステップ#13
5〜ステップ#137)。
ところが、ストップフラグがセットされている場合は、
モノカラーモードのときと同しく待機状態に移行するた
めの処理として、ストップフラグ、給紙許可フラグ、及
びマーク検出許可フラグをリセットした後、ステート「
13」に移る(ステップ#135、ステップ#138、
ステップ#132〜ステップ#134)。
第6図は第4図のスキャン処理のフローチャートである
最初にスキャンステートのチエツクを行い(ステップ#
200) 、各ステートに応して以下の処理を実行する
ステート「o」では、まず、スキャン要求フラグによっ
てスキャン要求の有無をチエツクする(ステップ#20
1)、スキャン要求フラグは、上述したように、作像処
理においてモノカラーモードの場合にセントされる。
スキャン要求があれば、直ちにスキャンモータコントロ
ーラ404を介してスキャナ30の往動をスタートさせ
る(ステップ#202)、そして、ステート「2」に移
る(ステップ#203)。
また、スキャン要求がない場合には、スキャン許可フラ
グによってスキャン許可の有無をチエツクする(ステッ
プ#204)。スキャン許可フラグは、フルカラーモー
ドの場合に、ベルトマーク検出処理によってセットされ
る。
スキャン許可があれば、次のステート「l」に進む(ス
テップ#205)。
ステー) rlJにおいては、ベルトマーク信号SIO
の出力タイミングでスキャナ30の往動をスタートさせ
る(ステップ#212)。
ステート「2」においては、往動中のスキャナ30が原
稿りの後端に達してスキャンが終了したか否かをチエツ
クする(ステップ#215)。
スキャンが終了すれば、直ちにスキャナ30のリターン
を開始させる(ステップ#216)。
ステート「3」においては、スキャナ30のリターンの
終了を待ってステートを初期値のr□。
に戻す。
第7図は第4図のベルトマーク検出処理のフローチャー
トである。
このルーチンにおいても、最初にステップ#300でマ
ークステートをチエツクし、各ステートに応じて以下の
処理を実行する。
ステート「0」においては、プリントキー200のオン
を待ってコピーモードをチエツクし、フルカラーモード
の場合に次のステートに進む(ステップ#301〜ステ
ップ#303)。
ステー) rlJにおいては、まず、作像処理において
マーク検出許可フラグがセットされるのを待つ(ステッ
プ#311)。
マーク検出許可フラグがセットされると、次に、用紙サ
イズ又は原稿サイズと複写倍率とに関連する後述のスキ
ャンテーブルTSを参照して、ベルトマーク信号SIO
の発生毎にスキャンが可能か否かをチエツクする(ステ
ップ#312)。
ベルトマーク信号SIOの発生毎のスキャンが可能であ
れば、ステップ#314へ移り、ステートを「2」に更
新する。
また、ベルトマーク信号SIOの発生毎のスキャンが不
可能であれば、ベルトマーク信号SIOをその発生の1
回毎にスキャンに関して無効とするためのスキップフラ
グをセットしくステップ#313)、その後にステート
を更新する。
第14図はスキャンテーブルTSの内容を示す図である
スキャンテーブルTSは、自動給紙の場合にペーパーサ
イズセンサー8182によって検知される用紙Pの大き
さ又は手差し給紙の場合に原稿サイズ検知装置101に
よって検知される原稿りの大きさと、テンキー202を
用いて設定される複写倍率との相互の関係によって定ま
るスキャナ30の往復移動時間を予め求め、スキャン開
始の必要条件となるベルトマーク信号Shoの発生回数
(「1」又は「2」)をデータとして記憶するものであ
る。
同図における用紙サイズ又は原稿サイズの表記において
、例えば、A3縦とは、A3サイズの用紙Pをその長手
方向を搬送方向として給紙する場合、又はA3サイズの
原稿りがその長手方向をスキャン方向として原稿台ガラ
ス2日上に載置された場合をいい、A4横とは、A4サ
イズの用紙Pをその長手方向が搬送方向と直交するよう
に給紙する場合、又はA4サイズの原稿りがその長手方
向をスキャン方向と直交させて原稿台ガラス2日上に載
置された場合をいう。
複写機1では、転写ベルト11の周囲長が450mmと
され、通常の複写モードにおけるシステム速度が110
mm/秒とされている。
したがって、転写ベルト11の1回転時間(ベルトマー
ク信号の発生周期)は、4.09秒となる。
一方、スキャナ30においては、加速、定速、減速の各
期間からなる往復移動に要する時間は、用紙P又は原稿
りのサイズと複写倍率とによって種々異なる。
例えば、A4横の原稿りに対して等倍複写を行う場合に
は、3. 0秒(往復が2,2秒、復動が0.8秒)で
あり、この場合には、移動時間がベルトマーク信号51
0の発生周期よりも短いので、ベルトマーク信号510
の発生毎(転写ベルトの1回転毎)に連続してスキャン
を開始することができる。
これに対して、同しく等倍複写であっても、A3縦の原
稿りの場合には、スキャナー30の往復移動時間は、5
.4秒(往動が4.2秒、復動が1.2秒)であってベ
ルトマーク信号510の発生周期よりも長いので、ベル
トマーク信号510の発生毎に連続してスキャンを開始
することができない。したがって、この場合には、上述
したようにベルトマーク信号SIOがその発生の1回お
きに無効とされ、ベルトマーク信号SlOの2回の発生
毎にスキャンが開始される。
第7図に戻り、ステート「2」においては、ベルトマー
ク信号510をチエツクする(ステップ;#321)。
ヘルドマーク信号SIOがオン(発生)すれば、露光ラ
ンプ33の点灯タイミングを定めるためのカウンタから
なる露光ランプオンタイマーをセットシ(ステップ#3
22) 、ステートを「3」に更新する(ステップ#3
23) 。
つまり、転写ベルト11は一定速度(システム速度)で
回転駆動されており、ベルトマーク信号510の発生周
期は一定である。したがって、複写tでは、ベルトマー
ク信号310を基準に開始されるスキャンにおいて、露
光ランプ33の光量が安定しているように、スキャン開
始の1つ前のヘルドマーク信号SIOの発生タイミング
がら時間を見計らって露光ランプ33を点灯するために
、露光ランプオンタイマーを設けている。
これにより、露光ランプ33の無駄な点灯、及び光量の
不安定状態でのスキャンを防止することができる。
ステート「3」においては、露光ランプオンタイマーの
計時の終了を待つ(ステップ#331、ステップ#33
2)。
このとき、露光ランプオンタイマーの計時中に再びマー
ク検出許可フラグをチエツクしくステップ#337)、
作像処理においてマーク検出許可フラグがリセットされ
たときには、複写機1を待機状態とするためにステート
を7o」に戻す。
露光ランプオンタイマーの計時が終了すれば、スキャン
の11!備として露光ランプ33及び帯電チャージャ4
をオンしくステップ#333)、上述のスキャン処理に
てチエツクされるスキャン許可フラグをセントする(ス
テップ#334)。
その後、スキャンの開始タイミングの正否をチエツクす
るためのスキャン監視タイマーの七ノド(ステップ#3
35)を行い、ステートをr4゜に更新する。
ステート「4」においては、ベルトマーク信号SIOの
オンを待って(ステップ#341)、ステートを「5」
に更新する。
ステート「5」においては、スキャン監視タイマーの更
新(ステップ#345) 、及び終了チエ7り(ステ、
プ#346)を行い、ヘルドマーク信号SIOのオンか
ら所定時間が経過してスキャン監視タイマーが終了する
とステートを「6」とする。
ステート「6」においては、まず、スキャン処理にてス
キャンが開始されたが否がをチエツクする。
スキャンが開始された場合には、スキャンが正規のタイ
ミングで開始されなかった回数を示すスタート失敗カウ
ンタ、及びスキャン許可フラグをそれぞれリセットする
(ステップ#352、ステップ#353)。
そして、スキ・ンブフラグのチエツクを行う(ステップ
#354)。
スキップフラグがリセット状態の場合は、ベルトマーク
信号SIOの発生毎にスキャンを開始する場合であるの
で、直ちに露光ランプオンタイマーをセントしくステッ
プ#356)、ステートをr3.に戻して次のスキャン
に備える。
スキップフラグがセット状態の場合は、ベルトマーク信
号SIOの2回の発生毎にスキャンを開始する場合であ
るので、この場合にはステートをr7.に更新しくステ
ップ#355Lステート「7」において、ベルトマーク
信号SIOのオンを待って露光ランプオンタイマーをセ
ットしくステップ#372)、ステートを「3」に戻す
一方、上述のステップ#351においてノーの場合、す
なわちスキャン開始タイミングが到来したにもかかわら
ず、何らかの原因によってスキャンが開始されなかった
場合には、−旦、露光ランプ33及び帯電チャージャ4
をオフしくステップ635B)、スキャン許可フラグを
リセットする(ステップ#359)、そして、スタート
失敗カウンタのインクリメントを行う(ステップ#36
0)。
次に、スタート失敗カウンタの値のチエツクを行う(ス
テップ#361)。
スタート失敗カウンタの値が所定の許容値以下であれば
、再度のスキャン開始を試みるように上述のステップ#
354へ進む。
これに対して、スタート失敗カウンタの値が所定の許容
値を越える場合には、スキャンが開始されない原因は偶
発的ではなく、自然復旧を望めないと判断し、トラブル
の発生をオペレータに知らせるために、操作バフルOP
のトラブル表示LED224dを点灯する(ステップ#
362)。
第8図は第4図のクリーニング処理のフローチャートで
ある。
最初にクリーナステートのチエ7りを行い(ステップ#
40[)L各ステートに応して以下の処理を実行する。
ステート「0」においては、プリントキー200のオン
を待ってファーブラン190の圧接及びクリーナバイア
スHVのオンを行い、転写へルト11のクリーニングを
開始する(ステップ#401〜ステップ#403)。
ステート「1」においては、まず、コピーモードのチエ
ツクを行う(ステップ#411)。
コピーモードがモノカラーモードの場合は、ステート「
7」に移る(ステップ#415)。
これに対し、コピーモードがフルカラーモードの場合は
、転写ベルト11の前クリーニングの時間を補正するた
め、ベルトクリーナ19のソレノイド195の温度を検
出し、その検出結果に基づいてファーブラシ190の退
避のタイミングを定めるための退避タイマーのタイマー
値の補正値を決定し、ステート「2」に進む(ステップ
#412〜ステップ#414)。
ステート「2」においては、スキャンが開始されると、
退避タイマーに、そのタイマー値として予め定められた
標準値に上述のステップ#413で決定した補正値を加
算した値をセントし、ステート「3」に進む(ステップ
#421〜ステップ#423)。
ステート「3」においては、退避タイマーの計時が終了
した時点で、ファーブラシ190の退避、及びクリーナ
バイアスHVのオフを行い、これにより、前クリーニン
グを終える(ステップ#43!〜ステップ#435)。
ステート「4」においては、レジストタイミングとなっ
てタイミングローラ46がオンすると、画像先端到達タ
イマーを′セットする(ステ、ブ#441〜ステップ4
443)。画像先端到達タイマーは、転写へルト11に
おけるトナー像の先端に対応した部位が2次転写位置か
らベルトクリナ19の配設位置まで回転移動する時間を
計時するものである。
ステート「5」においては、画像先端到達タイマーの計
時が終了すると、転写ベル)+1の後クリーニングを開
始するため、クリーナバイアスH■をオンし、ファープ
ラン190を圧接する(ステップ#451〜ステップ#
454)。
そして、転写ヘルド11の後クリーニングの時間を補正
するため、ベルトクリーナ19のソレノイド195の温
度を検出し、その検出結果に基づいて補正したタイマー
値を退避タイマーにセ・7トする(ステップ#455、
ステップ#456)。
ステート「6」においては、退避タイマーの計時の終了
タイミングで、ファーブラシ190を退避させ、クリー
ナバイアスHVをオフする(ステツブ#461〜ステッ
プ#464)。
その後、次コピー要求がなければ、ステートをrQ、に
戻して待機状態に移行し、次コピー要求があれば、ステ
ート「4」に戻る(ステップ#465〜ステップ#46
7)。
一方、退避タイマーの計時中、すなわち後クリニングの
途中でプリントキー200がオンされた場合は、ステー
ト「1」に戻る(ステップ#468、ステップ#469
)。
ステートr7.及びステート「8」においては、モノカ
ラーモードの後クリーニングのための処理を実行する。
まず、ステートr7Jにおいては、スキャンが終了した
時点で、次コピー要求の有無をチエツクし、次コピー要
求がない場合に、後処理タイマーをセントする(ステッ
プ#471〜ステップ#473)。後処理タイマーは、
転写ベルト11の1回転時間を計時するものである9次
コピー要求がある場合は、ファーブラシ190を圧接さ
せたままでよいので何の処理も行わない。
次に、ステート「8」においては、後処理タイマーの計
時の終了を待ってファーブラシ190を退避させ、クリ
ーナバイアスHVをオフした後、ステートを初期値の「
0」に戻す(ステップ#481〜ステップ#485)。
一方、後処理タイマーの計時中にプリントキー200が
オンされた場合は、ステート「l」に戻る(ステップ#
486、ステップ#487) 。
ステート[9」〜ステート「11」は、作像が中断され
た場合に実行される。
ステート「9」においては、作像中断フラグがリセット
されるのを待つ(ステップ#491)。
作像中断フラグがリセットされるまでの間は、作像処理
の作像ステートr14Jによるファープラス190の退
避状態が継続される。すなわち、転写ベルト11のクリ
ーニングが禁止され、これによって、転写ベルトll上
にトナー像が保持される。
作像中断フラグがリセットされると、コピーモードのチ
エツクを行い、フルカラーモードの場合は、ステート「
4」に戻り、モノカラーモードの場合はステート「10
Jに進む(ステップ#492〜ステップ#494)。
ステート「10」においては、レジストタイミングで、
圧接タイマーのセントを行い、ステート「11」に進む
(ステップ#501〜ステップ#503)、圧接タイマ
ーは、フルカラーモードにて用いられる画像先端到達タ
イマーに相当するもので、転写ベルト11におけるトナ
ー像の先端に対応した部位が2次転写位置からベルトク
リーナ19の配設位置まで回転移動する時間を計時する
ためのタイマーである。
ステートrl iJにおいては、圧接タイマーの計時の
終了後、ファーブラシ190を圧接させ、クリーナバイ
アスHVをオンする(ステップ#511〜ステップ#5
14)。
その後、次コピー要求がある場合は、ステート「7」に
戻り、次コピー要求がない場合は、後処理タイマーのセ
ットを行いステート「8」に戻る(ステップ#515〜
ステップ#518)。
第9図は第4図の給紙処理のフローチャートである。
最初に給紙ステートのチエツクを行い(ステップ#6Q
O)、各ステートにおいて以下の処理を実行する。
ステー) rOJにおいては、給紙許可フラグがセント
されるのを待ってペーパーエンプティLED249のチ
エツクを行う(ステップ#601、ステップ#602)
ペーパーエンプティLED249が消灯状態であれば、
通常の給紙のための処理として、選択されている一方の
用紙カセット42又は用紙カセット43から給紙するた
めに、ピックアップローラ44又は45と必要とされる
給紙ローラ4748とをオンする。すなわち、各ローラ
にクラッチを介してメインモータ24の駆動力を伝える
ことによって、用紙Pの搬送を開始する(ステップ#6
03)、そして、用紙Pの先端がタイミングローラ46
に到達する以前のジャムの発注を検出するための給紙ジ
ャムタイマーをセットし、ステート「1」に移る(ステ
ップ#604、ステップ#605)。
一方、ペーパーエンプティLED249が点灯状態の場
合は、選択されている一方の用紙カセット42又は用紙
カセット43の用紙Pが欠乏している場合であるので、
他方の用紙カセット43又は用紙カセット42の用紙P
の有無をチエツクする(ステップ#602、ステップ#
606)。
他方の用紙カセット43又は42の用紙Pも欠乏してい
る場合は、2次転写が不可能であるので、作像中断フラ
グをセットし、メインモータ24をオフすることにより
用紙Pの搬送を停止させ、給紙許可フラグのリセットを
行う(ステップ#606、ステップ#610〜ステップ
#612)。
他方の用紙カセット43又は42に用紙Pが有る場合は
、上述したように、その用紙Pのサイズが既に形成され
ているトナー像の全体を転写可能なサイズであるか否か
をチエツクする(ステップ#607)。
転写可能であれば、ストップフラグをセントした後、用
紙力セントの選択を切り替え、切り替えて選択した他方
の用紙カセット43又は42による給紙を行う(ステッ
プ#607〜ステップ#609、ステ・ンブ#603ン
転写不可能であれば、作像中断フラグをセットする(ス
テップ#607、ステップ#610)。
ステート「1」においては、移動中の用紙Pの先端がタ
イミングローラ46に到達することによってタイミング
センサー86がオンするのを待ち、回転中のピックアッ
プローラ44又は45をオフし、給紙ジャムタイマーを
リセットする(ステップ#621〜ステップ#623)
。なお、以前にオンされた給紙ローラ47,48の回転
は継続される。これによって、用紙Pはタイミングロー
ラ46の入口で湾曲し、搬送方向に対する用紙Pの傾き
を修正するためのペーパーループが形成すれる。
そして、適当なペーパーループを得るための時間を計時
するペーパーループタイマーをセン)し、ステート「2
」に進む(ステップ#624、ステップ#625)。
ステート「2」においては、ペーパーループタイマーの
計時が終了した後、給紙ローラ47,4Bの回転を停止
させる(ステップ#631〜ステップ#633)。
ステート「3」においては、転写へシト11上のトナー
像と用紙Pとの位置合わせを規定するレジストタイミン
グの到来を待ち、レジストタイミングでタイミングロー
ラ46をオンして転写位置への用紙Pの搬送を開始し、
搬送の開始から用紙Pの排出までの間のジャムの発生を
検出するための排出ジャムタイマーをセントし、2次転
写用の転写チャージ+17をオンする(ステップ#64
1〜ステップ#644)。
ステート「4」においては、用紙Pの後端がタイミング
ローラ46を離れてタイミングセンサー86がオフした
後に、転写チャージャ17のオフタイミングを定めるた
めのチャージャオフタイマーをセットする(ステップ#
651、ステップ#652)。
ステート「5」においては、チャージャオフタイマーの
計時が終了した後に、タイミングローラ46及び転写チ
ャージャ17をオフする(ステンプ#661〜ステ、プ
#664)。
ステート「6」においては、排出センサー88の検知状
態によって用紙Pの排出の完了を確認し、排出ジャムタ
イマーをリセットし、ステートを初期(1の「0」に戻
す(ステップ#671〜ステ。
プ#673)。
第10図は第4図のジャム検出処理のフローチャートで
ある。
最初にジャムステートのチエツクを行い(ステップ#7
00)、各ステートにおいて以下の処理を実行する。
ステート「0」においては、給紙ジャムタイマー及び排
出ジャムタイマーの状態チエ、りによってジャムの発生
の有無をチエツクする(ステップガフ01〜ステツプ#
706)。
通常は、給紙ジャムタイマー及び排出ジャムタイマーは
、その計時の終了前にリセットされる。
ところが、これらタイマーの内、一方でも計時が終了し
た場合には、予定の時間を過ぎても用紙Pが所定の位置
に到達していない場合であって、搬送中にジャムが発生
したことになる。
ジャムが発生したときには、ジャム表示LED224d
を点灯することによって、ジャムの発生をオペレータに
知らせた後に、2次転写中であるか否かのチエツクを行
う(ステップ#707、ステップ670B)。
2次転写中の場合、すなわち既にトナー像の一部がジャ
ムとなった用紙Pに転写されている場合に、新たな用紙
Pの給紙を行ったとしても完全な複写画像を得ることは
できない。したがって、この場合には、作像を中止する
ための処理として、メインモータ24及びPCモータ2
5のオフ、作像の制御のための各種データの初期設定、
及びジャム発生中であることを示すジャム発生フラグの
セントを行い、ステー) r2Jに移る(ステップ#7
13〜ステップ#716)。
一方、2次転写中でない場合には、ジャム発生フラグの
セットの後に、転写ベルト11上にトナーを保持させる
ための処理として、作像中断フラグをセントし、メイン
モータ24をオフしてステート「1」に進む。
メインモータ24のオフによって用紙Pの搬送系は停止
するが、作像中断フラグをセットしたので、PCモータ
は、作像処理において1次転写が完了する時点までオン
状態とさる。
ステート「1」においては、後述の作像再開処理におい
て実行されるペーパーチエツク処理(ステップ#931
)によってジャム発生フラグかりセントされるのを待ち
、ジャム発生フラグのリセットとともにジャム表示LE
D224 dを消灯し、ステートを「0」に戻す(ステ
ップ#721〜ステップ#723)。
また、ステート「2」においても、サブルーチンとして
実行するペーパーチエツク処理によりジャム発生フラグ
がリセットされるのを待ち、ジャム発生フラグのりセン
トとともにジャム表示LED224dを消灯し、ステー
トを「0」に戻す(ステップガフ31〜ステツプ#73
4)。
ml 1図はステップ#731のペーパーチエツク処理
のフローチャートである。
ヘーパー検知センサー85、タイミングセンサ86、及
び排出センサー88の検知状態を順次チエツクし、これ
ら全てのセンサーの出力がオフ状態である場合のみ、ジ
ャムとなった用紙Pが取り除かれて搬送路内に用紙Pが
無い状態であると判断し、ジャム発生フラグをリセット
する(ステップガフ41〜ステツプ#744)。
第12図は第4図のペーパー欠乏検出処理のフローチャ
ートである。
まず、給紙口として選択された用紙カセットが上側の用
紙カセット42であるか下側の用紙カセット43である
かをチエツクする(ステップ#801)。
そして、選択された一方の用紙カセット42゜43につ
いて、ペーパーエンプティセンサー83゜84によって
用紙Pの有無をチエツクし、用紙Pが有ればペーパーエ
ンプティLED249を消灯し、用紙Pが無ければペー
パーエンプティLED249を点灯する(ステップ#8
02〜ステンプ#807)。
第13図は第4図の作像再開処理のフローチャートであ
る。
最初に再開ステートのチエツクを行い(ステ。
プ#!900)、各ステートに応して以下のような処理
を実行する。
ステート「O」においては、作像再開の要求の有無を確
認するために、作像中断フラグのチエツクを行う(ステ
ップ#901)。
作像中断フラグがセットされて作像再開が要求されてい
る場合は、続いて、ジャム発生フラグのチエツクを行い
、作像の中断が用紙Pの欠乏によるものか又はジャムの
発生によるものかによって以降の処理が分かれる(ステ
ップ#902〜ステップ#904)。
まず、作像の中断が用紙Pの欠乏による場合は、ステー
ト「1」及びステート「2」を実行する。
ステート「1」においては、ペーパーエンプテイLED
249の消灯を確認した後、プリントキー200のオン
を待ち、コピーモードが作像を中断時以後に変更されて
いない否かをチエツクする(ステップ#911〜ステッ
プ#913)。
作像中断時のコピーモードと現時点のコピーモードとが
一致している場合は、メインモータ24及びPCモータ
25をオンし、モーター立上がりタイマーをセットして
ステート「2」に進む(ステップ#914〜ステップ#
916)。
一方、作像中断後にコピーモードが変更されている場合
は、作像処理のステートをr□、に戻し・作像中断フラ
グをリセットしてステート「0」に戻る(ステップ#9
17〜ステップ#919)。
これにより、複写機1の動作状態は待機状態となる。
ステート「2」においては、モーター立上がりタイマー
の計時の終了を待って給紙許可フラグをセットし、作像
中断フラグをリセットしてステート「0」に戻る(ステ
ップ#921〜ステ・ノブ#925)。
作像中断フラグのり七ノドにより、作像処理のステート
r15Jにおいて、作像ステートが作像中断時に実行し
ていた作像ステートの次の作像ステートに戻される。
ステート「3」においては、ジャムの発生により中断さ
れた作像を再開するための処理を実行する。
すなわち、第11図のペーパーチエツク処理によってジ
ャム発生フラグがリセットされたことを確認した後、プ
リントキー200のオンを待ち、コピーモードが作像を
中断時以後に変更されていない否かをチエツクする(ス
テンプ#931〜ステップ#934)。
コピーモードに変更がなければ、メインモータ24及び
PCモータ25のオン、モーター立上がりタイマーのセ
ットを行ってステート「2」に進む(ステップ#935
〜ステップ#937)。
一方、作像中断後にコピーモードが変更されている場合
は、作像処理のステートを「0」に戻し、作像中断フラ
グ及び給紙許可フラグををリセットしてステート「0」
に戻る(ステップ#938〜ステップ#941)。
なお、フローチャートの図示は省略したが、合成モノカ
ラー複写画像を形成する合成モノカラーモードが選択さ
れた場合には、上述したように、ヘルドマーク信号51
0に基づくスキャンによって、2色のトナー像の多重転
写が行われる。
上述の実施例において、CPU401が実行する各処理
の内、給紙処理のステップ#6o2、ステップ#606
、及びステップ#607は、本発明の構成要素である用
紙サイズ判別手段に対応し、ステップ#608及びステ
ップ#609は、用紙選択切替え手段に対応する。また
、給紙処理のステップ#603と作像処理のステート「
4」及びステート「12」とが作像制御手段に対応する
さらに、作像処理のステップ#54〜ステンプ#57、
ステップ#85〜ステップ#89、ステ、7ブ#105
〜ステツプ#109、及びステップ#124〜ステップ
#128は、作像保留手段に対応する。
上述の実施例によれば、マルチコピーの開始後に、予め
選択されている一方の用紙カセット42又は43の用紙
Pが欠乏した場合には、給紙を行う時点で、他方の用紙
カセット43又は42に収納されている用紙Pのサイズ
がチエツクされる。
そして、そのサイズが、転写予定のトナー像の全体を転
写することが可能なサイズであれば、他方の用紙カセッ
ト43又は42の用紙Pにトナー像が転写される。また
、他方の用紙カセット43又は42の用紙Pのサイズが
、転写予定のトナー像の全体を転写することが不可能な
サイズであれば、トナー像は転写へシト11上に保持さ
れる。つまり、予め選択されている用紙Pが欠乏した場
合であっても、既に形成されているトナー像は除去され
ないので、トナーの無駄な消費が防止される。
上述の実施例において、フローチャートの内容及び順序
、用紙Pの収納手段を含め複写11の各部材の構造、形
状、材質、位置、個数などは、上述した以外に種々変更
することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、作像に際して選択された用紙収納手段
の記録用紙が作像中に欠乏した場合であっても、トナー
の無駄な消費が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機の概略の構成を示す断面正面図、第2図
は複写機の上面に設けられた操作パネルの平面図、 第3図は複写機の制御部のブロック図、第4図〜第13
図は複写機の動作を示すフローチャート、 第14閏はスキャンテーブルの内容を示す図、第15図
はベルトクリーナの断面正面図である。 1・・・複写機、11・・・転写ベルト(転写媒体)、
42.43・・・用紙カセット(用紙収納手段)、40
1・・・CPU (用紙サイズ判別手段、用紙選択切換
え手段、作像制御手段、作像保留手段)、P・・・用紙
(記録用紙)。 出願人  ミノルタカメラ株式会社 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに異なる大きさの記録用紙を収納可能な複数
    の用紙収納手段を有し、 前記各用紙収納手段の内の択一的に選択さ れた用紙収納手段の記録用紙を用いて電子写真プロセス
    による複写画像の作像を行う複写機において、 前記選択された用紙収納手段の記録用紙が 作像中に欠乏したときに、前記選択された用紙収納手段
    以外の用紙収納手段の記録用紙のサイズが作像中の画像
    の全体を転写可能な大きさであるか否かを判別する用紙
    サイズ判別手段と、 前記用紙サイズ判別手段による判別結果に 基づいて、転写可能な記録用紙を収納した用紙収納手段
    を選択する用紙選択切替え手段と、前記用紙選択切換え
    手段により切り替えら れた用紙収納手段の記録用紙を用いて少なくとも1枚の
    複写画像の作像を継続するように電子写真プロセスの制
    御を行う作像制御手段とを有し てなることを特徴とする複写機。
  2. (2)原稿に対応した画像を記録用紙に転写するための
    転写媒体と、 前記用紙サイズ判別手段による判別結果に 基づいて、作像中の画像の全体を転写可能な記録用紙が
    無いときに、作像中の画像を前記転写媒体に保持させる
    作像保留手段とを有してなることを特徴とする請求項1
    記載の複 写機。
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