JPH0441375Y2 - - Google Patents

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JPH0441375Y2
JPH0441375Y2 JP14286086U JP14286086U JPH0441375Y2 JP H0441375 Y2 JPH0441375 Y2 JP H0441375Y2 JP 14286086 U JP14286086 U JP 14286086U JP 14286086 U JP14286086 U JP 14286086U JP H0441375 Y2 JPH0441375 Y2 JP H0441375Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はマイクロコンピユータのホールド制御
回路に関し、特に、ホールド解除した後の誤動作
を防止する回路に関する。
(ロ) 従来の技術 一般にマイクロコンピユータにはホールド命令
が備えられており、プログラムの途中に挿入され
たホールド命令が実行されたとき、マイクロコン
ピユータの動作を制御するシステムクロツクの発
生を止めて、待機状態にすることにより、消費電
力を低減している。
第3図は従来のマイクロコンピユータのホール
ド制御回路の回路図である。図に於いて、1はホ
ールド状態を記憶するフリツプフロツプであり、
ホールド命令が実行されたときに出力されるマイ
クロインストラクシヨン信号I,HOLD及びシ
ステムクロツクCP3が印加されたANDゲート2
によりセツトされ、ホールド解除信号R,
HOLDの発生を保持するD−FF3の出力でリセ
ツトされる。4は基準クロツクパルスを分周する
分周回路5からの出力に基いてシステムクロツク
CP1,CP2,CP3,及び、CP4を作成するク
ロツクジエネレータである。6はコンデンサ7と
インバータ8,9,10から成る遅延回路であ
り、その出力はクロツクジエネレータ4
のNANDゲート11に印加されシステムクロツ
クCP1,CP2,CP3,及び、CP4の発生を制
御する。12は命令を記憶するROMであり、シ
ステムクロツクCP3のタイミングで命令を読み
出すためのプリチヤージが為される。13は
ROM12から読み出された命令を保持するイン
ストラクシヨンレジスタであり、システムクロツ
クCP1で制御される。14は、インストラクシ
ヨンレジスタ13に保持された命令を解読しマイ
クロインストラクシヨンμIを出力するインストラ
クシヨンデコーダであり、システムクロツクCP
1でプリチヤージが為される。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、第3図に示されたホールド制御
回路では、ホールド命令が実行された直後にホー
ルド解除信号R,HOLDが発生すると、誤動作
する欠点があつた。その原因を第4図を参照して
説明する。第4図に示す如く、マイクロインスト
ラクシヨンI,HOLDが“1”の状態でシステ
ムクロツクCP3が“1”になるとANDゲート2
及びフリツプフロツプ1の反転等の遅延による時
間Aだけ遅れて信号CSTOPが“1”となる。更
に、遅延回路6のコンデンサ7とインバータ9の
スレツシヨルドによつて遅延されて信号
が時間B遅れて“0”になる。この信号
=“0”によりNANDゲート11の素子遅延分C
遅れてシステムクロツクCP1〜CP4が“1”と
なり、また、システムクロツクCP1=“1”とな
ることによつて発生するインストラクシヨンデコ
ーダ14のプリチヤージクロツクPCHは、イン
バータ15の遅延分D遅れて“0”となる。この
とき、システムクロツクCP1によりインストラ
クシヨンレジスタ13からの出力が禁止され、そ
の出力が完全に消滅してからのインストラクシヨ
ンデコーダ14のプリチヤージが開始される。し
かし、ホールド命令の実行直後にホールド解除信
号R,HOLDが発生するとフリツプフロツプ1
が反転して信号CSTOPが“0”となり、遅延回
路6の出力が時間B′遅れて“1”とな
り、更に、NANDゲート11の遅延分C′遅れて
システムクロツクCP1が“0”となる。また、
プリチヤージクロツクPCHも時間D′遅れて“1”
となるため、プリチヤージ期間はTPCHと短縮され
てしまう。このプリチヤージ期間TPCHでは、イン
ストラクシヨンデコーダ14のダイナミツク
NANDROM(FET16,17,18で構成され
る。)のセツトアツプが十分確保されず、誤つた
マイクロインストラクシヨン信号を発生してしま
うのである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述した点に鑑みて創作されたもの
であり、ホールド命令の実行によつてセツトされ
ホールド解除信号の発生に基いてリセツトされる
フリツプフロツプの出力に、セツト時よりリセツ
ト時の遅延時間が長い遅延回路を設け、該遅延回
路の出力でクロツクジエネレータのパルス発生を
制御するようにしたものである。
(ホ) 作用 上述の手段によれば、ホールド命令が実行され
た直後にホールド解除信号が発生した場合でも、
フリツプフロツプがリセツトされることによる出
力変化は、遅延回路により十分遅延されるため、
プリチヤージクロツクPHCが終了するまでの時
間が長くなり、インストラクシヨンデコーダのプ
リチヤージが十分に為されるようになる。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の実施例を示す回路図である。
図に於いて、第3図と同じものには同一番号を付
している。1はホールド状態を記憶するフリツプ
フロツプであり、マイクロインストラクシヨン
I,HOLDが出力された状態で出力されるシス
テムクロツクCP3のタイミングでセツトされ、
ホールド解除信号R,HOLDの発生を保持する
D−FF3の出力でリセツトされる。4は基準ク
ロツクパルスを分周する分周回路5からの出力に
基いてシステムクロツクCP1〜CP4を作成する
クロツクジエネレータである。19はコンデンサ
21とシユミツトインバータ22及びインバータ
20,23で構成された遅延回路であり、その出
力はクロツクジエネレータ4のNANDゲ
ート11に印加される。12は命令を記憶する
ROM,13はROM12から読み出された命令
を保持するインストラクシヨンレジスタ、14
は、インストラクシヨンレジスタ13に保持され
た命令を解読するインストラクシヨンデコーダで
ある。
本考案の特徴は、フリツプフロツプ1の出力に
遅延回路19を設けた点にある。遅延回路19
は、MOS容量等によつて作られたコンデンサ2
1とスレツシヨルド電圧VtL及びVtHを有するシユ
ミツトインバータ22から構成され、フリツプフ
ロツプ1がセツトされたときには、インバータ2
0の出力がコンデンサ21により徐々に低下し、
低い方のスレツシヨルド電圧VtLとなつたとき、
出力が“0”となり、一方、フリツプフ
ロツプ1がリセツトされたときには、インバータ
20の出力がコンデンサ21により徐々に立ち上
がり高い方のスレツシヨルド電圧VtHとなつたと
きに出力が“1”となる。即ち、シユミ
ツトインバータ22のヒステリシス幅だけ出力
CSTOPの立ち上がり時間が長くなるのである。
その動作を第2図の波形図に示す。第2図に於
いて、ホールド命令が実行されて、そのマイクロ
インストラクシヨンI,HOLDが出力されてい
るときシステムクロツクCP3が立ち上がると、
フリツプフロツプ1はセツトされ、その遅延Aだ
け遅れて出力CSTOPが“1”となる。出力
CSTOPが“1”となると、インバータ20の出
力は徐々に低下しスレツシヨルド電圧VtLになつ
たとき、出力が“0”となる。この遅延
はBで示される。更に、システムクロツクCP1
〜CP4は、時間Cだけ遅れて“1”となり、プ
リチヤージクロツクジPCHは更に時間Dだけ遅
れて“0”となる。そこで、ホールド命令実行直
後にホールド解除信号R,HOLDが発生すると、
フリツプフロツプ1がリセツトされ、出力
CSTOPが“0”となり、インバータ20の出力
は徐々に上昇する。そして、スレツシヨルド電圧
VtHとなつたとき、出力が“1”となり、
時間C′遅れてシステムクロツクCP1が“0”と
なる。従つて、プリチヤージクロツクPCHは、
時間D′遅れて“1”となるため、プリチヤージ
期間TPCHは十分長いものとなり、インストラクシ
ヨンデコーダ14のダイナミツクNANDROM
(FET16,17,18で構成される。)のセツ
トアツプが確保される。
(ト) 考案の効果 上述の如く本考案によれば、ホールド命令実行
直後にホールド解除が為されても誤動作が防止さ
れ、信頼性の高いマイクロコンピユータが得られ
る利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図
は第1図に示された実施例の動作を示す図、第3
図は従来例を示す回路図、第4図は第3図の回路
の動作を示す図である。 1……フリツプフロツプ、4……クロツクジエ
ネレータ、19……遅延回路、12……ROM、
13……インストラクシヨンレジスタ、14……
インストラクシヨンデコーダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基準クロツクパルスに基いて復数のシステムク
    ロツクを作成するクロツクジエネレータと、ホー
    ルド命令の実行時にセツトされ外部要因等によつ
    て発生するホールド解除信号に基いてリセツトさ
    れるフリツプフロツプとを備え、該フリツプフロ
    ツプの出力により前記クロツクジエネレータのパ
    ルス発生を制御するマイクロコンピユータのホー
    ルド制御回路に於いて、前記フリツプフロツプの
    セツト時よりリセツト時の遅延時間が長い遅延回
    路を前記フリツプフロツプの出力に接続し、該遅
    延回路の出力で前記クロツクジエネレータを制御
    することを特徴としたマイクロコンピユータのホ
    ールド制御回路。
JP14286086U 1986-09-17 1986-09-17 Expired JPH0441375Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14286086U JPH0441375Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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JP14286086U JPH0441375Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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Publication Number Publication Date
JPS6348232U JPS6348232U (ja) 1988-04-01
JPH0441375Y2 true JPH0441375Y2 (ja) 1992-09-29

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JP14286086U Expired JPH0441375Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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