JP3677299B2 - 低電圧動作prom内蔵マイクロコンピュータ - Google Patents

低電圧動作prom内蔵マイクロコンピュータ Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、低電圧動作のPROM(プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)内蔵マイクロコンピュータに関し、特に動作電源電流の低減回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の低電源電圧で動作するPROM内蔵のマイクロコンピュータ(以後マイコンと称す)は、図7に示すように、クロック生成回路21と、このクロック生成回路21の出力を分周し複数のシステムクロック31−a,b,cを出力する分周回路22と、PROM28を動作させるために電源電圧をクロックによって昇圧しPROM28のXデコーダ29に昇圧した電圧を供給する昇圧回路23と、CPU27からの信号によってリセットされ外部トリガ信号30でセットされるRSフリップフロップ24と、このRSフリップフロップ24の出力Qによって昇圧回路23に分周回路22の複数のシステムクロック出力31−a,bのうちいずれかを選択して入力するセレクタ25と、同じくRSフリップフロップ24の出力QによってCPU27に入力する分周回路22のシステムクロック出力31−cを制御するAND回路26を有する。なお、図7では、マイコン内部のCPU27とPROM28およびXデコーダ29だけを図示するが、その他の周辺回路は図示しない。
【0003】
次にこの回路の動作について説明する。クロック生成回路21で生成されたクロックは分周回路22に入力される。分周回路22はクロック生成回路21から入力されたクロックを分周し、3つの異なる周期のシステムクロック31−a,b,cをマイコン内部へそれぞれ出力する。一般にマイコンにおいてクロック31−aは約1kHz、クロック31−bは約1MHz、クロック31−cは約4MHzとなっている。
【0004】
一方、PROM28のアドレスを選択するXデコーダ29に供給する電圧が低い場合、PROM28に記録されているデータが正確にCPU27に読み込まれないため、低電圧動作のマイコンではクロックを使用して低電圧をPROM28が動作する電圧までに昇圧する昇圧回路23を用いる。
【0005】
この昇圧回路23の例を示す図8を参照すると、4個のトランジスタはすべてnチャンネルであり、信号φ、φ(反転値)は昇圧回路23に入力されるクロックをあらわし、コンデンサC1,C2,C3がある。
【0006】
信号φがGNDレベルのときコンデンサC1には(VDD−VTN)の電圧で電荷Q1が蓄積され、つぎに、信号φがVDDレベルになるとコンデンサC1の両端電圧が(VDD−VTN)なので、点aの電圧は2*VDD−VTNになる。
【0007】
同様に、信号φ(反転値)がGNDレベルのとき、コンデンサC2に(VDD−VTN)の電圧で電荷Q2が蓄積され、信号φ(反転値)がVDDレベルになると、点bの電圧は2VDD−VTNとなる。信号φとφ(反転値)がVDDレベルになる期間は、半周期ずれているのでクロックが入力され続ける間、点cの電圧は常に2*(VDD−VTN)になる。コンデンサC3は点cの電圧を保持するためにある。
【0008】
このように、昇圧回路23で電源電圧VDDを昇圧するにはクロック入力が必要で、最初に電源電圧VDDを昇圧するためには信号φあるいはφ(反転値)にたとえば4クロックの入力が必要である。
【0009】
一般にマイコンでは、その消費電力を抑えるために電源電流を減少させる動作モード(以下Haltモートと称す)がある。Haltモード時はCPU27に入力するシステムクロックを止めることで、電源電流を低減している。
【0010】
図7の低電圧動作PROM内蔵マイコンの動作タイミングチャートを示す図9において、HaltモードにするにはCPU27からの信号によってRSフリップフロップ24をリセットする。このRSフリップフロップ24の出力Qがロウレベルになるため、CPU27に入力するクロックを制御するAND回路26の出力が“0”に固定され、CPU27へのシステムクロック31−cの入力は停止する。
【0011】
前述したように、昇圧回路23へのシステムクロックの入力を停止させた場合、Haltモードから通常動作モードに移行したときに、昇圧回路23による電源電圧の昇圧にたとえば4クロックが必要になるため、昇圧回路23へのクロック入力はHaltモード時も停止させることができない。
【0012】
この場合、動作電流を少しでも減少させるために、昇圧回路23に入力するシステムクロックの周波数を低くしている。昇圧回路23に入力するシステムクロックは、低い周波数のシステムクロック31−aと高い周波数のシステムクロック31−bとのいずれかをRSフリップフロップ24の出力Qによってセレクタ25で選択している。
【0013】
図7に示すように、通常動作時はRSフリップフロップ24の出力Qはハイレベルでシステムクロック31−bが選択され、Haltモード時はRSフリップフロップ24の出力Qはロウレベルでシステムクロック31−aが選択される。システムクロック31−aの周波数をシステムクロック31−bの1/10にすることでHaltモード時の電源電流を通常動作より減らしている。
【0014】
Haltモードを解除して通常動作モードにするには、外部トリガ信号30でRSフリップフロップ24をセットする。図9に示すように、RSフリップフロップ24の出力Qはロウレベルになり、AND回路26がただちにアクティブになり、CPU27にシステムクロック31−cが入力されるようになる。
【0015】
同時に昇圧回路23にはセレクタ25によって選択されたシステムクロック31−bが入力される。Haltモード時も昇圧回路23にシステムクロック31−aが供給されていたので、昇圧時間(4クロック)を待つこともなくCPU27はただちに動作する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
前述した低電圧動作のPROM内蔵マイクロコンピュータは、外部トリガ信号30によってHaltモードから通常動作モードに移行したとき、すぐにCPUが動作するようにPROMのXデコーダに常に昇圧された電源電圧をあたえているために、Haltモード中でも昇圧回路にクロックを入力し続ける必要があった。このため、電源電流を低減するためのHaltモード時でも、十分に電源電流を低減することができないという欠点があった。またPROM内蔵品とROM内蔵品でHalt電流規格が異なり、応用範囲が制限されるという欠点もあった。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の低電圧動作PROM内蔵マイクロコンピュータの第1の構成は、動作状態では電源電圧に基づきPROMからデータを読み出すのに必要な電圧を発生し非動作状態では消費電流をカットして前記電圧を発生しない電圧発生手段と、CPUからの信号によってセット又はリセットされ外部信号でリセット又はセットされるフリップフロップと、このフリップフロップの出力を前記電圧発生手段の前記電圧の発生に必要な時間だけ遅らせる遅延回路と、前記フリップフロップの出力によって前記電圧発生手段を非動作状態にするか動作状態にするかを制御する手段と、前記フリップフロップの出力及び前記遅延回路の出力によって前記CPUへのクロックを入力するかしないかを制御する論理回路手段を備えることを特徴とする。
【0018】
本発明の低電圧動作PROM内蔵マイクロコンピュータの第2の構成は、動作状態では電源電圧に基づきPROMからデータを読み出すのに必要な電圧を発生し非動作状態では消費電流をカットして前記電圧を発生しない電圧発生手段と、前記電圧発生手段の出力電圧のレベルを検出する検出回路と、CPUからの信号によってセット又はリセットされ外部信号でリセット又はセットされるフリップフロップと、前記フリップフロップの出力によって前記電圧発生手段を非動作状態にするか動作状態にするかを制御する手段と、前記フリップフロップの出力及び前記検出回路の出力によって前記CPUへのクロックを入力するかしないかを制御する論理回路手段を備えることを特徴とする。
【0019】
【実施例】
本発明の第1の実施例の低電圧動作PROM内蔵マイクロコンピュータを示す図1において、この実施例は、クロック生成回路1と、このクロック生成回路1の出力を分周し所定のシステムクロック12−a,bを出力する分周回路2と、PROM8を動作させるために電源電圧をクロックによって昇圧しPROM8のXデコーダ9に入力する昇圧回路3と、CPU7からの信号によってセット又はリセットされ外部トリガ信号10でセットまたはリセットされるRSフリップフロップ4と、このRSフリップフロップ4の出力によって昇圧回路3に入力する分周回路2のシステムクロック出力12−aを制御するAND回路5と、RSフリップフロップ4の出力を遅延させる遅延回路11と、RSフリップフロップ4の出力と遅延回路11の出力との論理積によってCPU7に入力する分周回路2のシステムクロック出力12−bを制御するAND回路6を備える。ここで、マイコン内部のCPU7とPROM8およびXデコーダ9は図示するが、その他の周辺回路は図示しない。
【0020】
次に本発明の動作を説明する。クロック生成回路1で生成されたクロックは、分周回路2に入力される。分周回路2は入力クロック12−a,bをマイコン内部に出力する。
【0021】
本実施例では、CPU7と昇圧回路3にシステムクロック12−a,bをそれぞれ出力しているが、システムクロックを1種類にして、CPU7と昇圧回路3に供給するようにしてもよい。Haltモードにするには、CPU7からの信号によってRSフリップフロップ4をリセットする。
【0022】
本実施例のタイミングチャートを示す図2を参照すると、RSフリップフロップ4の出力Qがロウレベルになるため、CPU7に入力するシステムクロック12−bを制御するAND回路6の出力が0に固定され、CPU7へのシステムクロック12−bへの入力は直ちに停止する。昇圧回路3に入力するシステムクロック12−aもRSフリップフロップ4の出力Qがロウレベルになるため、AND回路5の出力が0に固定され、昇圧回路3へのシステムクロック12−aの入力は停止する。
【0023】
このように本実施例ではHaltモード時に昇圧回路3への入力クロックをも停止させることで、Haltモード時の電源電流を低減している。
【0024】
次に、Haltモードを解除して通常動作モードにするには、外部トリガ信号10でRSフリップフロップ4をセットする。RSフリップフロップ4の出力Qはハイレベルになり、AND回路5がアクティブになり昇圧回路3にシステムクロック12−aが入力されるようになる。遅延回路11は、RSフリップフロップ4の出力を遅らせて、CPU7にシステムクロック12−bを入力するかどうか制御するAND回路6に入力する。
【0025】
図2に示すように、AND回路6は遅延回路11によってAND回路5より4クロック遅れてアクティブになる。AND回路6がAND回路5よりアクティブになる時間が4クロック遅いため、その間に昇圧回路3は電源電圧を昇圧し、PROM8のアドレス選択用のXデコーダ9に供給することができる。このため、CPU7が動作するときには低電源電圧でもPROM8に記憶されているデータは正しく読み込める状態となる。
【0026】
本発明の第2の実施例を示す図3において、この実施例は、モードレジスタ14,セレクタ13,15以外は図1と共通であるため、同図と共通の参照数字を付すに留め、詳細を省略する。
【0027】
図にも示すように、この実施例は、クロック生成回路1と、クロック生成回路1の出力を分周して所定のシステムクロック12−a,b,cを出力する分周回路2と、PROM8を動作させるために電源電圧をクロックによって昇圧しPROM8のXデコーダ9に入力する昇圧回路3と、CPU7からの信号によってリセットされ外部トリガ信号10でセットまたはリセットされるRSフリップフロップ4と、RSフリップフロップ4の出力によって分周回路2のシステムクロック出力12−a,bのうちいずれかを選択するセレクタ13と、RSフリップフロップ4の出力を遅延させる遅延回路11と、Haltモード時の昇圧回路3へのクロック入力を制御するモードレジスタ14の内容によってRSフリップフロップ4の出力とRSフリップフロップ4出力を遅らせた遅延回路11出力とのうちいずれかを選択するセレクタ15と、モードレジスタ14の内容かRSフリップフロップ4の出力がハイレベルのときに昇圧回路3へのクロック入力を制御するAND回路5をアクティブにするOR回路16と、RSフリップフロップ4の出力およびセレクタ15の出力によってCPU7に入力する分周回路2のシステムクロック出力12−cを制御するAND回路6とを備える。
【0028】
なお、マイコン内部のCPU7とPROM8およびXデコーダ9は、図示するが、その他の周辺回路は図示しない。システムクロック12−a,b,cは従来例の31−a,b,cと同じである。
【0029】
次にこの実施例の動作を説明すると、モードレジスタ14に設定する値で第1の実施例のように、Haltモード時に昇圧回路3へのクロック入力を停止させ、電源電流を低減させるか、従来どうりHaltモード時には昇圧回路3に長い周期のシステムクロックを入力し、Haltモードから通常動作モードに移行したときにすぐにCPU7を動作させる構成かのいずれかを選択できるようにしている。
【0030】
最初にHaltモード時に昇圧回路3へのシステムクロック入力を停止する場合について説明する。モードレジスタ14は、1ビットのレジスタで、この場合“0”を設定する。セレクタ15は、モードレジスタ14の内容によってRSフリップフロップ4の出力かRSフリップフロップ4出力を遅延させた遅延回路11の出力を選択するが、この場合遅延回路11の出力を選択する。
【0031】
HaltモードにするときCPU7からの信号によってRSフリップフロップ4がリセットされる。RSフリップフロップ4の出力Qがロウレベルになるため、CPU7にシステムクロック12−cを入力するかどうかを制御するAND回路6の出力が0に固定され、CPU7へのシステムクロック12−cの入力は停止する。
【0032】
昇圧回路3に入力するクロックは、RSフリップフロップ4の出力Qがロウレベルになるため、OR回路16の出力が0となり、AND回路5の出力が0に固定されるため、停止される。
【0033】
このように、Halt動作モード時に昇圧回路3への入力クロックを停止させるため、従来の低電圧動作PROM内蔵マイコンに対し、昇圧回路3に入力されるシステムクロックの停止分だけより減少する。
【0034】
Haltモードを解除して通常動作モードにするには、外部トリガ信号10でRSフリップフロップ4をセットする。RSフリップフロップ4の出力Qはハイレベルになり、AND回路5がアクティブになり昇圧回路3にシステムクロック12−a,bのいずれかがセレスタ13によって選択され入力されるようになる。
【0035】
RSフリップフロップ4の出力がハイレベルのとき、セレクタ13はシステムクロック12−bを選択する。セレクタ15はモードレジスタ14の値が“0”なので遅延回路11の出力を選択しているため、CPU7にクロックを入力するかどうか制御するAND回路6はAND回路5より遅れて(4クロック)アクティブになる。AND回路6がAND回路5よりアクティブになる時間が遅いため、その間に昇圧回路3は低電源電圧を昇圧し、PROM8のアドレス選択用のXデコーダ9に入力する。このためCPU7が動作するときにはPROM8に記録されているデータは正しく読み込める状態となる。これは第1の実施例と同じ動作になる。
【0036】
次に、Haltモード時も昇圧回路3へのクロック入力を続ける場合(但し入力クロックの周波数を低くする)について説明すると、モードレジスタ14には“1”を設定する。セレクタ15はモードレジスタ14の内容“1”によってRSフリップフロップ4の出力を選択する。HaltモードへはCPU7からの信号によってRSフリップフロップ4がリセットされ、RSフリップフロップ4の出力Qがロウレベルになるため、CPU7にシステムクロック12−cを入力するかどうかを制御するAND回路6の出力が0に固定され、CPU7へのシステムクロック12−cの入力は停止する。
【0037】
昇圧回路3に入力するクロックはRSフリップフロップ4の出力Qがロウレベルになるためセレクタ13は周期が長いシステムクロック12−aを選択する。Haltモード時は周期の長いシステムクロック12−aが昇圧回路3に入力される。OR回路16の出力はモードレジスタ14の値が“1”のためAND回路5はHalt動作モード時もアクティブである。この場合動作電流は、CPU7へのクロック停止分と昇圧回路3に入力されるシステムクロックの周期が長くなった分だけ減少する。
【0038】
Haltモードを解除して通常動作モードにするには外部トリガ信号10でRSフリップフロップ4をセットする。RSフリップフロップ4の出力Qはハイレベルになるため、セレクタ13はシステムクロック12−bを選択し、昇圧回路3には高い周波数のシステムクロック12−bが入力される。セレクタ15はモードレジスタ14の値が“1”なのでRSフリップフロップ4の出力を選択しているため、CPU7に入力するシステムクロックを制御するAND回路6はAND回路5と同時にアクティブになる。AND回路6がアクティブになる時間が早いため、モードレジスタ14に“1”を設定した場合はHaltモード時の電源電流の昇圧回路3が動作している分多いが昇圧回路3の立ち上がり時間を待たずに通常モードに復帰できる。
【0039】
この様に本実施例では、Haltモード時に電源電流を減少させるか、Haltモードから通常動作モードに復帰したときすぐに動作させるかを、モードレジスタの設定値で選択できるようにしているため、使用条件がかわってもプログラムで対処できるという利点がある。
【0040】
本発明の第3の実施例のブロックを示す図4において、図1と共通な部分には共通の参照数字がつけてある。
【0041】
図4に示すように、この実施例は、クロック生成回路1と、クロック生成回路1の出力を分周し所定のシステムクロック12−aを出力する分周回路2と、PROM8を動作させるために電源電圧をクロックによって昇圧しPROM8のXデコーダ9に入力する昇圧回路3と、CPU7からの信号によってセット又はリセットされ外部トリガ信号10でリセット又はセットされるRSフリップフロップ4と、RSフリップフロップ4の出力によって昇圧回路3に入力する分周回路2のシステムクロック出力12−aを制御するAND回路5と、昇圧回路3の電圧レベルを検出する検出回路17と、RSフリップフロップ4の出力と検出回路17の出力の論理和によってCPU7に入力する分周回路2のシステムクロック出力12−aを制御するAND回路6とを備える。
【0042】
なお、マイコン内部のCPU7とPROM8およびXデコーダ9は図示するが、その他の周辺回路は図示しない。
【0043】
次に本実施例の動作を説明する。クロック生成回路1で生成されたクロックは分周回路2に入力される。分周回路2は入力クロックを分周し、システムクロック12−aをマイコン内部に出力する。本実施例では、CPU7と昇圧回路3とにシステムクロック12−aをそれぞれ出力しているが、システムクロックを数種類にしてCPU7と昇圧回路に供給するようにしてもよい。
【0044】
Haltモードにするには、CPU7からの信号によってRSフリップフロップ4をリセットする。
【0045】
本実施例のタイミングチャートを示す図5を参照すると、RSフリップフロップ4の出力Qがロウレベルになるため、CPU7に入力するシステムクロック12−aを制御するAND回路6の出力が“0”に固定され、CPU7へのシステムクロック12−aへの入力は直ちに停止する。昇圧回路3に入力するシステムクロック12−aもRSフリップフロップ4の出力Qがロウレベルになるため、AND回路5の出力が0に固定され、昇圧回路3へのシステムクロック12−aの入力は停止する。
【0046】
このように本実施例では、Haltモード時に昇圧回路3への入力クロックをも停止させることで、Haltモード時の電源電流を低減している。
【0047】
次に、Haltモードを解除して通常動作モードにするには、外部トリガ信号10でRSフリップフロップ4をセットする。RSフリップフロップ4の出力Qはハイレベルになり、AND回路5がアクティブになり、昇圧回路3にシステムクロック12−aが入力されるようになる。検出回路17は昇圧回路3の出力の電圧レベルを検出して信号を、CPU7にシステムクロック12−aを入力するかどうか制御するAND回路6に入力する。AND回路6は検出回路17によって昇圧回路3が電源電圧を昇圧し、PROM8のアドレス選択用のXデコーダ9に供給することができるようになった後、アクティブになる。このため、CPU7が動作するときには低電源電圧でPROM8に記録されているデータは正しく読み込める状態となる。
【0048】
本発明の第4の実施例のブロックを示す図6において、図4と共通な手段には共通の参照数字がつけてある。
【0049】
図6に示すように、この実施例は、クロック生成回路1と、クロック生成回路1の出力を分周し所定のシステムクロック12−a,b,cを出力する分周回路2と、PROM8を動作させるために電源電圧をクロックによって昇圧しPROM8のXデコーダ9に入力する昇圧回路3と、CPU7からの信号によってリセットされ外部トリガ信号10でセットされるRSフリップフロップ4と、RSフリップフロップ4の出力によって分周回路2のシステムクロック出力12−a,b,cのうちいずれかを選択するセレクタ13と、昇圧回路3の電圧レベルを検出する検出回路17と、Haltモード時の昇圧回路3へのクロック入力を制御するモードレジスタ14の内容かRSフリップフロップ4の出力がハイレベルのときに昇圧回路3へのクロック入力を制御するAND回路5をアクティブにするOR回路16と、モードレジスタ14の内容か検出回路17の出力がハイレベルでRSフリップフロップ4の出力がハイレベルのときにCPU7へのクロック入力を制御するAND回路6をアクティブにするOR回路18とを備える。
【0050】
なお、マイコン内部のCPU7とPROM8およびXデコーダ9は図示するが、その他の周辺回路は図示しない。システムクロック12−a,b,cは従来例の31−a,b,cと同じである。
【0051】
次にこの実施例の動作を説明すると、モードレジスタ14に設定する値で第1の実施例のように、Haltモード時に昇圧回路3へのクロック入力を停止させ、電源電流を低減させるか、従来どうりHaltモード時には昇圧回路3に長い周期のシステムクロックを入力し、Haltモードから通常動作モードに移行したときにすぐにCPU7を動作させる構成かのいずれかを選択できるようにしている。
【0052】
最初にHaltモード時に昇圧回路3へのシステムクロック入力を停止する場合について説明する
【0053】
HaltモードにするときCPU7からの信号によってRSフリップフロップ4がリセットされる。RSフリップフロップ4の出力Qがロウレベルになるため、CPU7にシステムクロック12−cを入力するかどうかを制御するAND回路6の出力が0に固定され、CPU7へのシステムクロック12−cの入力は停止する。
【0054】
昇圧回路3に入力するクロックは、RSフリップフロップ4の出力Qがロウレベルであり、モードレジスタ14の出力もロウレベルであるため、OR回路16の出力が0となり、AND回路5の出力が0に固定されるため、停止される。
【0055】
このように、Halt動作モード時に昇圧回路3への入力クロックを停止させるため、従来の低電圧動作PROM内蔵マイコンに対し、昇圧回路3に入力されるシステムクロックの停止分だけより減少する。
【0056】
Haltモードを解除して通常動作モードにするには、外部トリガ信号10でRSフリップフロップ4をセットする。RSフリップフロップ4の出力Qはハイレベルになり、OR回路16の出力がハイレベルとなるため、AND回路5がアクティブになり昇圧回路3にシステムクロック12−a,bのいずれかがセレタ13によって選択され入力されるようになる。
【0057】
RSフリップフロップ4の出力がハイレベルのとき、セレクタ13は周波数の速いシステムクロック12−bを選択する。昇圧回路3にシステムクロックが入力され昇圧回路3の出力電圧が上昇すると、検出回路17の出力は、この電圧を検出してアクティブ(ハイレベル)になる。従ってCPU7にシステムクロック12−cが供給されCPU7が動作するときにはPROM8に記憶されているデータは正しく読み込める状態となる。これは第1の実施例と同じ動作である。
【0058】
次に、Haltモード時も昇圧回路3へのクロック入力を続ける場合(但し入力クロックの周波数を低くする)について説明すると、モードレジスタ14には“1”を設定する。これによってOR回路16及び18の出力は0になる。HaltモードへはCPU7からの信号によってRSフリップフロップ4がリセットされ、RSフリップフロップ4の出力Qがロウレベルになるため、CPU7にシステムクロック12−cを入力するかどうかを制御するAND回路6の出力が0に固定され、CPU7へのシステムクロック12−cの入力は停止する。
【0059】
昇圧回路3に入力するクロックはRSフリップフロップ4の出力Qがロウレベルになるためセレクタ13は周期が長いシステムクロック12−aを選択する。Haltモード時は周期の長いシステムクロック12−aが昇圧回路3に入力される。これによって昇圧回路3の出力は所定の電圧を発生したままとなり検出回路17の出力もアクティブ(ハイレベル)を保持している。この場合動作電流は、CPU7へのクロック停止分と昇圧回路3に入力されるシステムクロックの周期が長くなった分だけ減少する。
【0060】
Haltモードを解除して通常動作モードにするには外部トリガ信号10でRSフリップフロップ4をセットする。RSフリップフロップ4の出力Qはハイレベルになるため、セレクタ13はシステムクロック12−bを選択し、昇圧回路3には高い周波数のシステムクロック12−bが入力される。OR回路16及び18はモードレジスタ14の値が“1”なので常に“1”を出力しており、RSフリップフロップ4の出力がハイレベルになることにより、CPU7に入力するシステムクロックを制御するAND回路6はAND回路5と同時にアクティブになる。AND回路6がアクティブになる時間が早いため、モードレジスタ14に“1”を設定した場合はHaltモード時の電源電流の昇圧回路3が動作している分多いが、昇圧回路3の立ち上がり時間を待たずに通常モードに復帰できる。
【0061】
この様に本実施例では、Haltモード時に電源電流を減少させるか、Haltモードから通常動作モードに復帰したときすぐに動作させるかを、モードレジスタの設定値で選択できるようにしているため、使用条件がかわってもプログラムで対処できるという利点がある。
【0087】
この様に本実施例ではHaltモード時に電源電流を減少させるか、またはHaltモードから通常動作モードに復帰したときすぐに動作させるかをモードレジスタの設定値で選択できるようにしているため、使用条件がかわってもプログラムで対処できるという利点がある。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の低電圧動作PROM内蔵マイクロコンピュータは、Haltモード時に昇圧回路に対するクロック入力を停止させることができるので、Haltモード時の動作電流を低減でき、またROM内蔵製品と同じ値でのHalt電流規格を設定できるので、PROM内蔵製品,ROM内蔵製品の区別なく使用することができるようになり、その応用範囲が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の低電圧動作PROM内蔵マイクロコンピュータのブロック図である。
【図2】第1の実施例の動作タイミング図である。
【図3】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例のブロック図である。
【図5】第3の実施例の動作タイミング図である。
【図6】第4の実施例のブロック図である。
【図7】従来の低電圧動作PROM内蔵マイクロコンピュータのブロック図である。
【図8】図7の昇圧回路の回路図である。
【図9】従来例の動作タイミング図である。
【符号の説明】
1,21 クロック生成回路
2,22 分周回路
3,23 昇圧回路
4,24 RSフリップフロップ
5,6,26 AND回路
7,27 CPU
8,28 PROM
9,29 Xデコーダ
10,30 外部トリガ信号
11 遅延回路
12−a,b,c,31−a,b,c クロック出力
13,15,25 セレクタ
14 モードレジスタ
16,18 OR回路
17 検出回路

Claims (3)

  1. 動作状態では電源電圧に基づきPROMからデータを読み出すのに必要な電圧を発生し非動作状態では消費電流をカットして前記電圧を発生しない電圧発生手段と、CPUからの信号によってセット又はリセットされ外部信号でリセット又はセットされるフリップフロップと、このフリップフロップの出力を前記電圧発生手段の前記電圧の発生に必要な時間だけ遅らせる遅延回路と、前記フリップフロップの出力によって前記電圧発生手段を非動作状態にするか動作状態にするかを制御する手段と、前記フリップフロップの出力及び前記遅延回路の出力によって前記CPUへのクロックを入力するかしないかを制御する論理回路手段を備えることを特徴とする低電圧動作PROM内蔵マイクロコンピュータ。
  2. 動作状態では電源電圧に基づきPROMからデータを読み出すのに必要な電圧を発生し非動作状態では消費電流をカットして前記電圧を発生しない電圧発生手段と、前記電圧発生手段の出力電圧のレベルを検出する検出回路と、CPUからの信号によってセット又はリセットされ外部信号でリセット又はセットされるフリップフロップと、前記フリップフロップの出力によって前記電圧発生手段を非動作状態にするか動作状態にするかを制御する手段と前記フリップフロップの出力及び前記検出回路の出力によって前記CPUへのクロックを入力するかしないかを制御する論理回路手段を備えることを特徴とする低電圧動作PROM内蔵マイクロコンピュータ。
  3. 前記CPUからの信号はスタンバイ状態を設定する信号であり、かつ前記外部信号は前記スタンバイ状態を解除する信号である請求項1又は請求項2記載の低電圧動作PROM内蔵マイクロコンピュータ。
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