JPH0321928B2 - - Google Patents

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JPH0321928B2
JPH0321928B2 JP56188785A JP18878581A JPH0321928B2 JP H0321928 B2 JPH0321928 B2 JP H0321928B2 JP 56188785 A JP56188785 A JP 56188785A JP 18878581 A JP18878581 A JP 18878581A JP H0321928 B2 JPH0321928 B2 JP H0321928B2
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JP
Japan
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signal
frequency
power supply
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supply voltage
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Yoshitaka Kitada
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Nippon Electric Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マイクロコンピユータ等のデイジタ
ル同期回路で構成されたデータ処理装置に関し、
特に相補型電界効果トランジスタ(以下
「CMOS」という)回路で構成された半導体集積
回路のデータ処理装置における動作電源電圧範囲
の拡大に関する。
近年半導体集積回路技術の進歩はめざましく、
マイクロコンピユータなどのデータ処理装置が単
一のチツプに集積化された大規模集積回路
(LSI)が出現しており、マイクロコンピユータ
はプログラムにより各種の処理が実現可能で、各
種の電子機器でそのコントローラとして広く応用
されている。マイクロコンピユータを応用した機
器では、電源として電池を用いている場合や、商
用電源が瞬断した時に動作を継続するように大容
量のコンデンサを用いてバツクアツプ動作を行つ
ている場合などは、電源容量に制限があり、電源
電圧が徐々に低下する。このような場合にできる
だけ長時間にわたつて正常動作するために、消費
電力が少く、動作電源電圧範囲の広いデータ処理
装置が必要とされている。従来のデータ処理装置
ではPチヤンネル型電界効果トランジスタとNチ
ヤンネル型電界効果トランジスタとを相補的に接
続したCMOS回路で内部の回路を構成し、消費
電力の減少、動作電源電圧範囲の拡大をはかつた
が、電界効果トランジスタは、その動作原理上電
源電圧が低下した場合、スイツチング速度が低下
するため、データ処理装置の電源電圧が何らかの
原因で低下した場合、従来のデータ処理装置で
は、デイジタル同期回路の基準時間信号であるク
ロツク信号の周波数が一定のままであるので、演
算処理に誤まりを生じたり、記憶データが破壊さ
れたりする異常動作をおこし、データ処理装置を
応用した機器に致命的な障害が発生する欠点があ
つた。電源電圧が低下することを前もつて考慮
し、始めから低い周波数のクロツク信号でデータ
処理装置を動作させる方法もあるが、通常の電源
電圧の時であつても、低い周波数のクロツク信号
で動作するため、データの処理速度がおそくな
り、目的の量のデータ処理が出来ないという欠点
があつた。
CMOS回路はNチヤンネル又はPチヤンネル
の電界効果トランジスタのいずれか一方のみが導
通し、常に電源電位又はグランド電位の電圧信号
が回路を伝ばんし、抵抗分割などで発生する中間
電位の信号が伝ぱんすることは無いので、電界効
果トランジスタのしきい値電圧からトランジスタ
が破壊する電圧までの広い電源電圧範囲で動作可
能であるが、前記のように、周波数が固定のクロ
ツク信号でデータ処理装置を動作させた場合は、
CMOS回路の広い動作電源電圧範囲の特長を有
効に活用できなかつた。
本発明は、データ処理装置のデイジタル同期回
路の論理的な動作は電源電圧に依存せず、電界効
果トランジスタのスイツチング速度が電源電圧に
依存しているため、デイジタル同期回路のクロツ
ク信号の周波数が電源電圧によつて制限されてい
る点に鑑みなされたもので、データ処理装置に供
給されている電源電圧に応じて、クロツク信号の
周波数を変化させることにより、前記欠点を解決
し、広い電源電圧範囲で、電源電圧に応じた充分
な動作速度で、正常動作するデータ処理装置を提
供することを目的とする。
本発明の同期式データ処理装置は、電源電圧の
変動に実質的に依存しない一定の周波数の基準時
間信号を発生する発振部と、該基準時間信号と同
期しこれを1/N(Nは整数)に分周する第1の
分周回路と、該第1の分周回路から出力される
1/N分周出力と同期しこれを1/2分周して
1/2N分周出力を得る第2の分周回路と、電源
電圧の変動を検出する検出部とを有する同期式デ
ータ処理装置であつて、前記基準時間信号と前記
1/N分周出力と前記1/2N分周出力とを入力
とし、これらが全て立上り時(もしくは立上り
時)を検出して第1の信号を出力するゲート回路
と、前記検出部が第1の状態の時、前記ゲート回
路の出力に係らず前記1/2N分周出力を選択し、
前記検出部が第2の状態の時、前記ゲート回路か
ら前記第1の信号が出力されるタイミングで、前
記基準時間信号を選択する選択手段とを有するこ
とを特徴とする。
第1図は本発明の一実施例のデータ処理装置を
示すブロツク図で、 1は発振子、2は発振部、3はクロツク発生部、
4は中央処理部、5は入出力部、6はメモリ部、
7は検出部、11は基準時間信号、12はクロツ
ク信号、13は第1の制御信号、14は第2の制
御信号、15は検出信号を示す。
発振部2は発振子1の固有共振周波数で発振を
行い、周波数が一定の基準時間信号11を出力す
る。発振子1は水晶発振子に限らずセラミツク発
振子やコイルとコンデンサによる共振回路が利用
可能である。クロツク発生部3は前記基準時間信
号11を入力として分周動作を行い、制御信号1
3に論理値“1”が出力された後は、低い周波数
の第1のクロツク信号を選択し、クロツク信号1
2を出力する。
中央処理部4は、プログラムカウンタ、命令解
読回路及び演算処理回路などのクロツク信号12
に同期して動作するデイジタル同期回路で構成さ
れ、プログラム番地情報を記憶するプログラムカ
ウンタによつて、メモリ部6のプログラムをアド
レス指定して命令を読み出し、命令解読回路によ
つて、よみ出した命令の解読を行つて各部を制御
する信号を発生し、演算処理回路を操作し、デー
タ処理を行う。中央処理部4は命令解読機能によ
つて、第1の特定命令を実行した時には、第1の
制御信号13に論理値“1”を出力し、その他の
時は論理値“0”を出力する。
中央処理部4は同様に、第2の特定命令を実行
した時には第2の制御信号14に論理値“1”を
出力し、その他の時は論理値“0”を出力する。
入出力部5は中央処理部4の制御によつて、処理
データ及び検出信号15の入力及び処理結果の出
力を行う。メモリ部6は、中央処理部4の実行す
るプログラム及び処理するデータを記憶してお
り、中央処理部4の制御によつてプログラムやデ
ータの読み出しやデータの書き込みを行う。検出
部7は電圧比較回路で構成されており、データ処
理装置の電源電圧が通常の電圧の場合は論理値
“0”の、通常の電圧より低下した場合は論理値
“1”の検出信号15を入出力部5に出力する。
発振子1、発振部2、中央処理部4、入出力部
5、メモリ部6は通常のデータ処理装置に用いら
れているものと同様であり各種の回路で実現可能
である。
以下にクロツク発生部3及び検出部7について
詳しく説明する。
第2図は本発明の一実施例のクロツク発生部3
の回路構成図で、21,22はそれぞれ第1,第
2の分周回路、23はアンドゲート、24は第1
のフリツプフロツプ、25は第2のフリツプフロ
ツプ、26は選択回路、11は基準時間信号、1
2はクロツク信号、13,14はそれぞれ第1,
第2の制御信号、31は分周回路21の分周信
号、32は分周回路22の分周信号、33は論理
積信号、34は選択状態信号、35は選択信号を
示す。第2図における基準時間信号11、クロツ
ク信号12、第1,第2の制御信号13及び14
は、第1図における同一番号の信号と同じであ
る。
分周回路21は、基準時間信号11を入力とし
て分周動作を行い、周波数が2分の1の分周信号
31を出力する。分周回路22は、前記分周信号
31を入力として分周動作を行い、分周信号31
の2分の1の周波数の分周信号32を出力する。
本実施例では、分周信号31の周波数は基準時間
信号11の周波数の2分の1で、分周信号32の
周波数は基準時間信号11の周波数の4分の1で
ある。アンドゲート23は基準時間信号11、分
周信号31、及び分周信号32を入力とし、前記
3入力の論理積をとり論理積信号33を出力す
る。第1のフリツプフロツプ24は、第1の制御
信号13をリセツト入力R、第2の制御信号14
をセツト入力Sとして動作し、クロツク周波数の
選択状態を記憶するRSフリツプフロツプで、第
2の制御信号14が論理値“1”となつた後はそ
の出力Qに論理値“1”を保持し、第1の制御信
号13が論理値“1”となつた後は、その出力Q
に論理値“0”を保持する。
第1のフリツプフロツプ24の出力Qがクロツ
ク信号12の周波数の選択状態を示す選択状態信
号34となり、第2のフリツプフロツプ25のデ
ータ入力となる。
第2のフリツプフロツプ25は、論理積信号3
3をゲート信号Gとし選択状態信号34をデータ
入力Dとして動作し、選択状態信号34の同期化
を行うDフリツプフロツプで、ゲート信号33が
論理値“1”の時は、データ入力34をフリツプ
フロツプのデータ出力Qに伝達し、データ出力Q
はデータ入力34の状態に従い変化する。
ゲート信号33の論理値が“1”から“0”に
変化した時は、ゲート信号33が変化した時のデ
ータ入力34の論理値をデータ出力Qに記憶し、
ゲート信号33が論理値“0”の間は、データ出
力Qの記憶内容を保持する。
第2のフリツプフロツプ25のデータ出力Qが
選択信号35となり選択回路26の入力となる。
選択回路26は基準時間信号11、分周信号32
を入力とし、選択信号35によつて前記2入力の
一方の選択を行う選択回路で、選択信号35の論
理値が“1”の時は、基準時間信号11を選択
し、選択信号35の論理値が“0”の時は分周信
号32を選択し、その選択された信号をクロツク
信号12として出力する。
次にタイムチヤートにもとづいてクロツク発生
部の動作説明を行う。
第3図は、本発明の一実施例のクロツク発生部
の動作を示すタイムチヤートで、11は基準時間
信号、31は分周信号、32は分周信号、34は
選択状態信号、33は論理積信号、35は選択信
号、12はクロツク信号、Tdはクロツク信号1
2が変化してから選択状態信号34が変化するま
での時間がおくれ、Xは選択信号35の変化点を
示す。第3図のタイムチヤートでは、クロツク信
号の周波数を上げる場合について記述してある。
時間おくれTdは電界効果トランジスタのスイツ
チング速度に起因するもので、信号がデータ処理
装置内部の回路を伝ぱんするために生じる。この
ため、時間おくれTdは、電源電圧に依存して変
化し、電源電圧が低下するほど増大する。本発明
の一実施例のクロツク発生部においては、第2の
フリツプフロツプ25の動作から明らかな様に、
選択信号35が変化するのは、選択信号の同期化
を行うフリツプフロツプ25のゲート信号である
論理積信号33の論理値“1”の時、すなわち、
アンドゲート23の入力である基準時間信号1
1、分周信号31および分周信号32の全てが論
理値“1”の時に限られるので、変化点Xは時間
おくれTdには依存しない。そして、選択回路2
6で選択される基準時間信号11および分周信号
32の両方がともに論理値“1”の瞬間に選択状
態が変化するため、選択回路26の出力であるク
ロツク信号12が停止したり、クロツク信号12
に異常なパルスが発生したりすことは無く、等価
的にいうとクロツク信号12は先行信号の立下り
に同期した他周波数の後行信号に切換えることが
できる。このためクロツク信号に同期して動作し
ているデータ処理装置は、動作を中断したり、誤
動作をおこしたりすることなくすみやかに動作速
度を切換えることができる。ここで、単に電源電
圧に対応してクロツク信号の周波数を切換えるだ
けならば、同期化を行うための第2のフリツプフ
ロツプ25及びアンドゲート23は不必要で、第
1のフリツプフロツプ24の出力である選択状態
信号34を直接選択回路26の選択信号35とし
たクロツク発生回路を構成することも可能であ
る。この場合の動作を示すタイムチヤートを第4
図に示す。図で用いられている数字、記号は第3
図と同一である。このようなクロツク発生回路で
は、選択信号35の変化点Xは時間おくれTdに
よつて様々に変化するので、第4図に示すように
選択回路26の入力である基準時間信号11及び
分周信号32の論理値が異なつている時に選択信
号35が変化する場合が生じる。この場合は、選
択信号35が変化した直後クロツク信号12に異
常なパルスが発生するため、データ処理装置のデ
イジタル同期回路は誤動作をおこす。
従つて、同期化を行うための第2のフリツプフ
ロツプ25及びアンドゲート23は本発明の一実
施例のクロツク発生回路に必要不可欠なもので、
第2のフリツプフロツプ25及びアンドゲート2
3を用いて同期化することによりクロツク信号に
同期して動作するデータ処理装置は、動作を中断
したり誤動作することなしにその動作速度を変化
することができる。
次に検出部7について詳細に説明する。
第5図は本発明の一実施例の検出部の回路図
で、41はツエナダイオード、42は第1の抵抗
器、43は第2の抵抗器、44はNPN形トラン
ジスタ、15は第1図と同じ検出信号、16は電
源線を示す。ツエナダイオード41のカソードは
電源線16に、アノードは抵抗42の一端とトラ
ンジスタ44のベースに接続され、抵抗42の残
りの一端とトランジスタ44のエミツタは接地さ
れている。抵抗43の一端は電源線16に接続さ
れ、抵抗43の残りの一端はトランジスタ44の
コレクタに接続され、トランジスタ44のコレク
タから検出信号15が出力されている。電源線の
電圧がツエナダイオードのツエナ電圧以上の場合
は、ツエナダイオード41は導通し、トランジス
タ44のベースに電流が流れ、トランジスタ44
はオンし、トランジスタ44のコレクタは接地電
位となり、論理値“0”の検出信号15が出力さ
れる。電源線の電圧がツエナ電圧以下の場合は、
ツエナダイオード41は非導通となり、トランジ
スタ44のベースには電流は流れず、トランジス
タ44はオフし、トランジスタ44のコレクタは
第2の抵抗器43を介して接続される電源線の電
位となり、論理値“1”の検出信号15が出力さ
れる。
実施例では、4.5Vのツエナ電圧特性を持つツ
エナダイオードを用いており、電源線の電圧が
4.5V以上の時に、論理値“0”の検出信号を出
力し、4.5V以下となつた時に、論理値“1”の
検出信号を出力する。
中央処理部4は、入出力部5を介して検出信号
15を監視しており、電源電圧が通常時より低下
し検出信号15が論理値“0”から“1”となつ
たとき、プログラム処理によつて、第1の特定命
令を実行し第1の制御信号13を発生する。クロ
ツク発生部3は、第1の制御信号13にもとづい
て、前記第1のクロツク信号を選択し、クロツク
信号12の周波数を低下させる。電源電圧が通常
時まで回復し検出信号15が論理値“1”から
“0”となつたときは、第2の特定命令を実行し
第2の制御信号14を発生する。クロツク発生部
3は、第2の制御信号14にもとづいて前記第2
のクロツク信号を選択し、クロツク信号12の周
波数を上昇させる。
また、中央処理部4は入出力部5から入力され
た入力データや演算処理結果を判断し例えば、プ
ログラム処理で前記第1及び第2の特定命令を実
行して、任意にクロツク信号12の周波数を変化
することも可能である。
このように、本発明は中央処理部が電源電圧の
状態に応じて、命令を実行してクロツク発生部の
制御を行い、自身のクロツク信号の周波数を変化
させながら動作可能で、例えば、商用電源が停電
でその回復まで、電池や大容量のコンデンサに切
換えて動作を継続するバツクアツプ動作におい
て、データ処理装置の電源電圧が低下した場合、
本発明によるデータ処理装置はその状態を検知
し、プログラム処理によつて自身のクロツク信号
の周波数を低下し、正常に動作を継続すことが可
能である。
電界効果トランジスタで構成させるデイジタル
同期回路の動作速度は、電源電圧に依存して変化
することが知られている。
第6図は本発明の一実施例のデータ処理装置の
電源電圧Vと正常動作可能なクロツク周波数fの
上限の関係を示す。動作速度特性図である。
実施例のデータ処理装置は電源電圧が5Vの時
を標準としており、第6図に示すように、電源電
圧が4.0Vから5.5Vではクロツク信号の周波数が
200KHz以上であつても正常に動作可能であるが、
電源電圧が2.0Vの場合はクロツク信号の周波数
を50KHzにまで下げて低速で動作させないと誤動
作をおこす。
発振部は基準時間の発生のために水晶など固有
の共振周波数を持つ発振子を使用しているため、
その発振周波数は電源電圧が低下しても一定で、
クロツク信号の周波数は変化しないので、従来の
データ処理装置の様にクロツク信号の周波数が固
定であつた場合は、クロツク信号の周波数が
200KHzに固定ならば、電源電圧が4.0Vから5.5V
の間でしか正常な動作は保証されない。
本実施例では200KHzとその4分の1の50KHz
にクロツク信号の周波数を選択可能で、電源電圧
が4.5Vから5.5Vでは、クロツク信号の周波数を
200KHzとし、電源電圧が4.5V以下となつたこと
を検出した場合は50KHzとして、電源電圧に応じ
て例えばプログラム制御でクロツク信号の周波数
を切換えて動作するため、電源電圧が2.0Vから
5.5Vの間で電源電圧に応じた充分な動作速度で
正常に動作可能である。
本発明のデータ処理装置の広い電源電圧範囲の
効果を、商用電源で動作する機器の商用電源が瞬
断した時のバツクアツプ動作を例にして以下説明
する。
タイムスイツチ機能を持つた電子機器において
は、商用電源が短時間停電した場合や、商用電源
のプラグを一時的にぬいてその機器を移動させる
場合には、大電力を必要とする動作を停止するの
はやむおえないが、時計機能を停止することは許
されない。
このような電源の瞬断対策として、大容量のコ
ンデンサに充電されている電荷を電源にして、デ
ータ処理装置をバツクアツプ動作させることが行
われている。
第7図はコンデンサの放電曲線を示すもので、
放電開始からの時間Tとコンデンサの端子電圧V
の関係を示す。コンデンサに充電された電荷Q
は、バツクアツプ動作中のデータ処理装置が消費
する電流Iとして放電される。ここで、電流Iは
I=−dq/dtで示され、負号は電荷の減少を意味す る。コンデンサに残つている電荷に対応したコン
デンサの端子電圧Vがデータ処理装置の電源電圧
となる。ここで、コンデンサの端子電圧Vは、コ
ンデンサの静電容量Cを用いてV=Q/Cで示され、 コンデンサの端子電圧の低下をあらわす放電曲線
は指数関数曲線となることが知られている。
第7図の放電曲線から明らかな様に、コンデン
サの端子電圧は放電開始直後にははげしく低下す
るが、その後は比較的ゆつくりと低下するため、
電源電圧範囲のせまいデータ処理装置では、バツ
クアツプ可能な時間はごく短く、バツクアツプ可
能な時間は単に動作可能な電源電圧範囲の比以上
にある。
実施例で示すならば、通常動作の200KHzに固
定のクロツク信号でデータ処理装置を動作させた
場合は、電源電圧が4.0Vになるまで正常動作す
るのでバツクアツプ時間は5分間であつたが、電
源電圧の低下を検出し、クロツク信号の周波数を
50KHzに低下させて動作した場合は、電源電圧が
2.0Vになるまで正常動作可能なので、バツクア
ツプ時間は25分以上になり、クロツク信号の周波
数が固定の場合と比較して5倍もの時間バツクア
ツプ動作可能である。
なお、バツクアツプ動作時にデータ処理装置に
必要とされる動作は、時計機能が正しく動作する
ことだけであつて、機器の制御などの高速の処理
を行う必要は無いので、低い50KHzのクロツク信
号でデータ処理装置が動作しても何ら障害は発生
しない。
以上述べた様に本発明によれば、データ処理装
置は電源状態に応じた最適の動作速度で誤動作す
ることなくデータ処理装置で、バツクアツプ時間
を大幅に増加することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので第1図は、
全体の構成を示すブロツク図、第2図は、クロツ
ク発生部の回路構成図、第3図及び第4図は、ク
ロツク発生部の動作を示すタイムチヤート、第5
図は検出回路の回路構成図、第6図は、動作速度
特性図、第7図はコンデンサの放電曲線を示す。 1……発振子、2……発振部、3……クロツク
発生部、4……中央処理部、5……入出力部、6
……メモリ部、7……検出部、11……基準時間
信号、12……クロツク信号、13……第1の制
御信号、14……第2の制御信号、15……検出
信号、21……第1の分周回路、22……第2の
分周回路、23……アンドゲート、24……第1
のフリツプフロツプ、25……第2のフリツプフ
ロツプ、26……選択回路、31……分周信号、
32……分周信号、33……論理積信号、34…
…選択状態信号、35……選択信号、36……ク
ロツク信号、41……ツエナダイオード、42…
…第1の抵抗器、43……第2の抵抗器、44…
…NPN形トランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電源電圧の変動に実質的に依存しない一定の
    周波数の基準時間信号を発生する発振部と、該基
    準時間信号と同期しこれを1/N(Nは整数)に
    分周する第1の分周回路と、該第1の分周回路か
    ら出力される1/N分周出力と同期しこれを1/
    2分周して1/2N分周出力を得る第2の分周回
    路と、電源電圧の変動を検出する検出部とを有す
    る同期式データ処理装置であつて、前記基準時間
    信号と前記1/N分周出力と前記1/2N分周出
    力とを入力とし、これらが全て立上り時(もしく
    は立上り時)を検出して第1の信号を出力するゲ
    ート回路と、前記検出部が第1の状態の時、前記
    ゲート回路の出力に係らず前記1/2N分周出力
    を選択し、前記検出部が第2の状態の時、前記ゲ
    ート回路から前記第1の信号が出力されるタイミ
    ングで、前記基準時間信号を選択する選択手段と
    を有することを特徴とする同期式データ処理装
    置。
JP56188785A 1981-11-25 1981-11-25 同期式デ−タ処理装置 Granted JPS5890226A (ja)

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JP56188785A JPS5890226A (ja) 1981-11-25 1981-11-25 同期式デ−タ処理装置

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JP56188785A JPS5890226A (ja) 1981-11-25 1981-11-25 同期式デ−タ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5890226A JPS5890226A (ja) 1983-05-28
JPH0321928B2 true JPH0321928B2 (ja) 1991-03-25

Family

ID=16229744

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JP56188785A Granted JPS5890226A (ja) 1981-11-25 1981-11-25 同期式デ−タ処理装置

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JPS5890226A (ja) 1983-05-28

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