JPH0254317A - 電子制御カメラのcpu動作速度制御装置 - Google Patents

電子制御カメラのcpu動作速度制御装置

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JPH0254317A
JPH0254317A JP63205948A JP20594888A JPH0254317A JP H0254317 A JPH0254317 A JP H0254317A JP 63205948 A JP63205948 A JP 63205948A JP 20594888 A JP20594888 A JP 20594888A JP H0254317 A JPH0254317 A JP H0254317A
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battery
speed
switch
low
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Yasushi Tabata
田畑 靖司
Takeo Kobayashi
武夫 小林
Norio Numako
紀夫 沼子
Katsutoshi Nagai
永井 克俊
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子販御カメラのCPU動作速度制御装置に
関する。
(従来の技術) 電子制御カメラは、測光処理、測距処理、ズームレンズ
の駆動処理、レリーズ処理5巻き上げ、巻戻し、フィル
ムローディング処理、動作情報表示処理等の各種の動作
を実行させるための動作制御をソフトウェアを用いて行
なうためにCPUを搭載したものが主流となっている。
この種の電子制御カメラは、バッテリによって駆動され
るものであるが、電子制御カメラの動作に支障を生じな
いように1通常CPUを高速動作で駆動するものとなっ
ている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、バッテリは頻繁に出し入れされる可能性があ
り、CPUの高速動作時にバッテリを抜くと、CPUが
暴走する可能性があるので、従来の電子制御カメラでは
、バッテリが抜かれたときにもCPUの高速動作を保証
し、CPUの暴走を防止するために、バックアップコン
デンサが設けられている。
しかしながら、第11図に示すように、CPUは高速動
作で作動させるためにそのクロック周波数を高めるに伴
って、最低動作電圧が上昇すると共に、消費電流(電源
電流)が上昇する傾向にある。この第11図において、
横軸はCPUの電源電圧VDDを示し、縦軸はCPUの
電源電流IDDを示し、Vlは高速動作時の最低動作電
圧、V2は低速動作時の最低動作電圧、v3は超低速時
の最低動作電圧である。
ここで、バックアップコンデンサの容量をC5CPUの
消費電流をi、CPUの動作電圧を■とすると、バック
アップコンデンサが蓄積できる総電荷量QはQ=Cvで
あるので、バックアップコンデンサを用いて保証できる
バックアップ時間tはt=CV/iであり、消費電流i
が大きいとバックアップ時間tが短くなり、好ましくな
い。
この場合に、バックアップコンデンサとして容量Cの大
きいものを、選択すればバックアップ時間tを長くする
ことができるが、容量Cの大きいコンデンサは総じて大
型であるために、大きさの限られているカメラにそのコ
ンデンサを組み込むためのスペースを確保することが困
難である。
(発明の目的) 本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので。
その目的とするところは、容量の大きいバックアップコ
ンデンサを用いなくともバックアップ時間を長くするこ
とのできる電子制御カメラのCPU動作速度制御装置を
提供するところにある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係わる電子制御カメラの動作速度制御装置は、
上記の目的を達成するため、 バッテリが装填されているか否かを検出するバッテリ有
無検出手段と、 バッテリ電圧が所定電圧であるか否かをチェックするバ
ッテリ電圧チェック手段と。
CPUを低速動作させる低速動作セット手段と、前記C
PUを高速動作させる高速動作セット手段と、 前記CPUを超低速動作にセットする超低速動作セット
手段と、 バッテリが抜かれたときのCPUの動作電圧を保証する
ためのバックアップコンデンサと。
前記バッテリ有無検出手段と前記バッテリ電圧チェック
手段との関係に基づき、前記高速動作セット手段と前記
低速動作セット手段と前記超低速動作セット手段との間
で前記CPUの動作速度の切り換えを行なうCPU動作
速度切り換え手段と、を備えている。
(作用) 本発明によれば、第1図に示すように、バッテリが装填
されている場合であってバッテリ電圧が所定以上のとき
は、バッテリ有無検出手段とバッテリチェック手段とに
基づき、CPU動作速度制御切り換え手段がCPUを高
速動作にセットし、バッテリが装填されている場合であ
ってバッテリ電圧が所定以下のときは、CPU動作速度
制御切り換え手段がCPUを低速動作にセットし、バッ
テリが抜かれたときは、バッテリ有無検出手段に基づき
CPU動作速度制御切り換え手段がCPUを超低速動作
にセットし、バックアップコンデンサによってCPUに
駆動電圧が与えられる。
(実施例) 以下に1本発明に係わる電子制御カメラのCPU動作速
度制御装置の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図、第3図は本発明に係わる電子制御カメラの外観
を示す図であって、1はカメラ本体、2はズーム鏡筒、
3は裏蓋、4は裏蓋開閉レバー5はファインダー、6は
液晶板、7はスライド式のメインスイッチ、11は押し
ボタンスイッチ、12はモード表示切換ボタン、13は
緑ランプ、14は赤ランプ、SWBはバッテリ有無検出
スイッチである。
裏蓋3は′IA蓋開閉レバー4を矢印A方向(第3図参
照)に操作すると開成される。メインスイッチアはロッ
ク位’B S W Lとズーム位iswzとマクロ位1
ifSWMとを有し、ロック位11SWLからズーム位
1swz又はマクロ位置SWMに向かって矢印B方向に
操作すると、第5図に示すメインCPUのコントロール
に基づきモータドライブ回路15、ストロボ回路16、
シャッタ回路17等の電源がオンされる。液晶板6は第
4図に示すようにフィルム関係を表示するフィルム表示
領域6a、撮影モードを表示する撮影モード表示領域6
b、バッテリの状態を表示するバッテリ表示領域6cを
有する。フィルム表示領域6aには、フィルム空送り要
求表示Ld、フィルム装填を意味する円筒のパトローネ
マーク、フィルム撮影枚数、ズームレンズの位置を示す
焦点距離表示が為されるが、その処理の詳細は省略する
メインCPUは第5図に示すようにドライブエCを介し
てサブCPUとの間で、情報の授受を行う。サブCPU
は処理手順に従って測光素子の測光情報、測距情報等を
メインCPUに伝送する機能を有すると共に、オートフ
ォーカスICとの間で情報の授受を行う。オートフォー
カスICは赤外発光ダイオードの発光制御を行うと共に
、被写体からの赤外反射光を受光するPSDの受光情報
をサブCPUに伝送する機能を有する。
モータドライブ回路15はズームモータ18とフィルム
給送モータ19とを駆動する機能を有する。そのモータ
ドライブ回路15はメインCPUによりコントロールさ
れる。そのモータドライブ回路15のコントロールにつ
いては後述するメインフローチャートに基づき説明する
モード表示切換ボタン12は通常撮影モードの状態で、
このモード表示切換ボタン12を押すと日中シンクロ撮
影モードとなり、この日中シンクロ撮影モードの状態で
モード表示切換ボタン12を押すと通常撮影モードとな
る。液晶板6にはこの撮影モードに対応する表示がされ
、その表示制御は、メインCPUによって行われるが、
その詳細な説明は省略する。
押しボタンスイッチスイッチ11は、第2図に示すよう
にカメラの上部に設けられている。この押しボタンスイ
ッチスイッチ11は測光スイッチSWSと、レリーズス
イッチSWRと、テレスイッチSWTと、ワイドスイッ
チSWWとを備えている。測光スイッチSWSとレリー
ズスイッチSWRとはいわゆるシャッタボタン20を構
成しており、シャッタボタン20の半押しで測光スイッ
チSWSがオンし、シャッタボタン20の全押してレリ
ーズスイッチSWRがオンする。その測光スイッチSW
Sのオンにより測光情報がサブCPUからメインCPU
に転送される。メインCPUはこの測光情報を加工して
露出情報に変換する他その他これに関連する処理を行う
。そして、レリーズスイッチSWRのオンによりシャッ
タ制御情報をサブCPUに転送し、シャッタの駆動制御
が行われる。
テレスイッチSWTはズーム鏡筒2が繰り出される方向
にズームモータ18を正転させる機能を有し、ワイドス
イッチSWWはズーム鏡筒2が収納される方向にズーム
モータ18を逆転させる機能を有し、メインCPUはテ
レスイッチSWTと、ワイドスイッチSWWのスイッチ
入力に基づき。
ズームモータ18を正逆転させるフローを実行する。そ
して、このズームモータ18の正逆転と共に、液晶板6
のフィルム表示領域6aの表示状態をフィルム撮影枚数
表示から焦点距離表示に切換える処理を実行するがその
詳細も省略する。
電子制御カメラの裏蓋3を開けるとパトローネ室とスプ
ール室とが見えるが、そのパトローネ室とスプール室と
の間の開口周壁には、フィルム有無検出スイッチSWF
とフィルム給送検出スイッチとが設けられている。フィ
ルム有無検出スイッチSWFはパトローネをパトローネ
室に装填すると共に、フィルム給送検出スイッチにその
フィルムのパーフォレーションが係合するようにしてフ
ィルムのリーダ一部をスプールに装着し、裏蓋3を閉じ
ると開口周壁に埋没される。フィルム有無検出スイッチ
SWFはその間口周壁に埋没されたときにオフとなり、
フィルム有無検出スイッチSWFがオフのとき、フィル
ムは給送可能状態にある。フィルム給送検出スイッチは
、バーフォレ−ジョンの係合に基づき回転されるもので
、フィルム給送に基づきオン・オフされて、ハイ・ロー
のワインドパルスWPを生成する。
メインCPUは、フィルム有無検出スイッチ22の検出
出力に基づき、フィルム空送りの要求表示Ldを液晶板
6に強制表示させる機能、メインスイッチ7又はレリー
ズスイッチSWRの操作に基づきフィルム給送モータ1
9を駆動してフィルム空送りを実行させかつフィルム給
送検出スイッチ23のワインドパルスWPに基づき所定
の駒数分のフィルム空送りが実行された時点でフィルム
給送モータ19の駆動を停止するローディング機能、そ
の他カメラの制御に必要な機能を司る。
メインCPUはバッテリBAにより駆動されるもので、
ここでは、そのバッテリBAの電圧は6ボルトであり、
レギュレータ24を介してVDD端子に印加されており
、VDD端子とレギュレータ24との間にはバッテリB
Aが抜かれてから所定時間の間、CPUの動作を保証す
るためのバックアップコンデンサ25が設けられている
。このメインCPUは、第10図に示すように、バッテ
リの状態によって、高速動作、低速動作、超低速動作の
間で、動作速度の制御切り換えが行なわれるものであり
、高速動作時の最低動作電圧はvl、低速動作時の最低
動作電圧はV2.超低速動作時の最低動作電圧はv3で
ある。メインCPUはこの動作速度に応じた各処理を実
行するもので、高速動作時は、カメラの動作制御に必要
な通常フローとしてのメインフロー、ローディングフロ
ーロックフロー、レリーズ処理フローが実行可能とされ
ており、バッテリBAのバッテリ電圧が所定電圧以下の
バッテリ容量不足のときには、レリーズ処理フローを除
いた他の通常フローが実行可能とされており、バッテリ
BAが抜かれたときには通常処理が不可能とされている
なお、液晶板6への表示は、高速動作時、低速動作時に
は行なうようにされているが、超低速動作時には液晶板
6への電源電圧をオフするようになっている。
そのメインCPUの動作速度のセットは、第6図に示す
サブクロック発振器30.メインクロック発振器31、
分周回路32、CPUクロック選択回路33によってな
されるもので、サブクロック発振器30はCPUを超低
速動作させる超低速動作セット手段として機能し、メイ
ンクロック発振器31と分周回路32とはCPUを低速
動作させる低速動作セット手段とCPUを高速動作させ
る高速動作セット手段として機能する。また、CPUク
ロック選択回路33はバッテリ有無検出手段とバッテリ
チェック手段との関係に基づき、高速動作セット手段と
低速動作セット手段と超低速動作セット手段との間でC
PUの動作速度の切り換えを行なうCPU動作速度切り
換え手段として機能する。
以下、このメインCPUの動作を説明するためのフロー
チャートに基づき、本発明に係わる電子制御カメラのC
PUの動作速度制御を説明する。
メインCPUはバッテリBAが抜かれると、Slにおい
て低速動作にセットされる。これは、第6図に示すよう
に、cpu選択信号S1.SlをCPUクロック選択回
路33に向かって出力することにより行なわれるもので
、低速動作ではφ1端子からの20μS信号がCPUク
ロックにとして出力される0次に、Slにおいてボート
イニシャライズ処理、液晶板6のバッテリ空マーク表示
処理、フィルム表示処理を実行し、S3に移行する。
S3では、所定時間計測カウンタTIMEをTIME=
TIMEにセットし、S4に移行する。S4ではメイン
クロックをサブクロックに切り換える処理を行なう。こ
れは、同様に、CPU選択信号S1、SlをCPUクロ
ック選択回路33に向かって出力することにより行なわ
れる。これによって、CPUクロック選択回路33から
120μS信号がCPUクロックにとして出力される。
そして、メインクロック発振器31は発振停止される。
これによって、CPUは低速動作から超低速動作にセッ
トされる。
ここで、バックアップコンデンサ25の電圧をVDDと
し、最低動作電圧を■3とすると、バックアップコンデ
ンサ25によってCPUの作動を保証できる時間tは。
t=cX (VDD−V3)/i によって与えられ、■3はv2よりも小さいので、低速
動作させるよりも長い時間、バックアップコンデンサ2
5を用いてCPUの動作を保証できることになる。
メインCPUは、次に、S5においてウォッチ割り込み
許可処理を行なう。このウォッチ割り込み許可処理は0
.5秒毎に以下に説明する処理を実行させるためのもの
である。
メインCPUは次に86に移行してフィルムスイッチS
WFがオフであるか否かを判定する。フィルムスイッチ
SWFがオフのときはそのままS7に移行し、オンのと
きはS8を経由してS7に移行する。S8ではローディ
ング終了フラグFLDEND=O、ローディング要求フ
ラグFLDRQ=O、フィルムカウンタFC=O、フィ
ルム表示処理を行なう。ここで、ローディング終了フラ
グFLDENDはフィルムが空送りされたか否かを判定
するフラグで、FLDEND=1のときがローディング
終了を意味し、FLDEND=Oのときがローディング
未終了を意味する。また、ローディング要求フラグFL
DRQはフィルム空送り要求があるかないかを判定する
フラグで、FLDRQ=1のときがフィルム空送り要求
ありを意味し、FLDRQ=0がフィルム空送り要求な
しを意味する。
S7では0.5秒間待機する処理を行い、S9に移行す
る。S9ではバッテリ有無検出スイッチSWBがオンで
あるか否かの判定を行なう、S9でイエスのときはSI
Oに移行する。S9でノーのときはSllに移行する。
sllでは所定時間計測カウンタTIME=Oであるが
否かを判定する。S11でイエスのときはSl2に移行
し、ノーのときはS13に移行する。S13ではTIM
E=TIME−1の処理を行いS5に移行する。
したがって、バッテリBAが抜かれてから所定時間が経
過しない間は、S5、S6、S7.59−8ll、Sl
:M)/L/−プ又はS5、S6、S8、S7、S9、
Sll、513(7)/L/−プを繰り返す。
よって、所定時間が経過するまでの間は、バッテリ表示
領域6cにバッテリ空マークが表示されている。上記の
ループを繰り返しているときに、バッテリBAが装填さ
れると、S9においてイエスと判定されて、メインクロ
ック発振器31の発振処理が開始される。これは、バッ
テリBAが抜かれてから所定時間経過する前にバッテリ
BAが装填されたことに対応する。
所定時間計測カウンタTIME=OのときはS12に移
行する。S12では液晶板6の電源をオフする処理を行
なう、これは、電流消費を抑制してバックアップコンデ
ンサ25の電源電圧の低下を防止するためである。メイ
ンCPUはS12の処理を実行後S5に移行し、再び、
S6、S7、S9、Sll、S12の処理を繰り返す、
したがって、液晶板6の電源はオフのままであり、かつ
メインCPUは超低速動作での実行を継続する。
バッテリBAが装填されたときは、S9においてイエス
と判定してSIOに移行する。S10では液晶板6の電
源をオンする処理を行なって814に移行する。S14
では前記したようにメインクロック発振器31の発振を
開始させる処理を行なう。そして、メインCPUはこの
S14の処理を実行後S15に移行する。
S15ではサブクロツタからメインクロックに切り換え
る処理を行なう。これによって、メインCPUは低速動
作にセットされる。そして、メインCPUはS16に移
行してバッテリチェック処理を行なう、このバッテリチ
ェック処理はバッテリチェック手段としてのバッテリチ
ェック回路27(第5図参照)を用いて行なわれる。そ
して。
メインCPUはS17に移行してバッテリ有無検出スイ
ッチSWBがオンであるか否かを判定する。
S17においてノーのときはSlに移行し、イエスのと
きは518に移行する。818ではバッテリが所定電圧
以上であるか否かを判定する。所定電圧以上のときはS
19に移行し、所定電圧以下のときは816〜S18の
処理を繰り返す。
S19ではメインCPUを低速動作から高速動作に切り
換える処理を行う。これは、cptrクロツク選択信号
S1、S2によって行なわれるもので。
CPUクロック選択回路33から分周回路φ2端子の2
μS信号がCPUクロックにとして出方される。その後
、メインCPUはS20に移行して通常フローを実行す
る。メインCPUの高速動作時の実行フローとしては、
各種のものがあるが、ここでは、メインフロー、ローデ
ィングフローについてのみ説明する。
第8図はこのメインCPUの動作を説明するためのメイ
ンフローを示している。メインCPUは高速動作時には
通常メインフローを実行するもので、メインCPUはま
ずS’lにおいて、メインスイッチ7、フィルム有無検
出スイッチSWF、バッテリ有無検出スイッチSWB、
レリーズスイッチ5WR1測光スイッチSws、ワイド
スイッチSWW、テレスイッチSWT、モード表示切換
ボタン12のスイッチデータを入力し、メモリに格納す
る。
次に、メインCPUはS’2において、FLDEND=
1か否かの判定を行なう、FLDEND=1のときはS
’3に移行し、FLDEND=0のときはS’4に移行
する。S′4ではローディング要求フラグFLDRQが
FLDRQ=1が否かの判定を行う。
S’4においてFLDRQ=1のときはS’3に移行し
、FLDRQ=OのときはS’5に移行する。S′3で
はSWFがオフか否かの判定を行う、SWFがオンノト
キは、FLDEND=O1FLDRQ=O(7)処理(
S ’ 6)を行い、フィルム表示処理(S ’ 7)
に移行する。S’3においてSWFがオフのときはS’
8に移行する。S′5でも同様にSWFがオフか否かの
判定を行う。
S’5においてSWFがオフのときはFLDRQ=1(
S’9)の処理を行ってS’7に移行する。
なお、S’7のフィルム表示処理では、カメラの各状態
に応じたフィルム表示が液晶板6によりなされる。
今、裏蓋3が開かれていて、FLDEND=O1FLD
RQ=Oとする。この状態のときには。
S’2、S’4においてノーと判定されて、S′5を経
由する。メインCPUは通常の状態ではメインフローを
ループするので、裏蓋3が開いたままのときフラグFL
DEND=O1FLDRQ=0のままである。裏蓋3を
閉じ、フィルムスイッチSWFがOFFになると、S’
5においてイエスと判定されて、FLDRQ=1 (S
’9)となり、フィルム表示処理(S ’ 7)を行っ
た後、S’8に移行する6S′8では再びFLDRQ士
1か否かの判定を行う。ここでは、FLDRQ=1であ
るので、S’lOに移行する。S′10ではメインスイ
ッチ7がマクロ位置SWMから変化したか否かの判定を
行う。このマクロ位@sWMから変化したか否かの判定
はマクロ位置メモリに格納されている前回のマクロ位置
情報と今回のマクロ位置情報との比較により行う、メイ
ンスイッチ7がマクロ位置SWMにあるときに、マクロ
位[SWMからズーム位iswz又はマクロ位置SWM
からロック位置sWLにメインスイッチ7が切り替わる
とノーと判定されて、ローディング処理(S ’ 11
)に移行する。メインスイッチ7がマクロ位11sWM
にないときにはマクロ位置メモリの内容には変化がない
のでイエスと判定されて、S′12に移行する。S′1
2ではメインスイッチ7がズーム位置SWzから変化し
たか否かの判定を行う。このズーム位置SWZから変化
したが否かの判定はズーム位置メモリに格納されている
前回のズーム位置情報と今回のズーム位置情報との比較
により行う。メインスイッチ7がズーム位iswzにあ
るときに、ズーム位置swzからマクロ位5fSWMに
切り替わるか又はズーム位l5WZからロック位置SW
Lに切り替わるとノーと判定されて、ローディング処理
(S ’ 11)に移行する。
S′10、S′12経由の場合、メインスイッチ7がズ
ーム位置SWZにないとき(この場合はロック位i!S
WLにあることになる)には、イエスと判定されてS′
13に移行する。s′13ではメインスイッチ7がロッ
ク位ff1sWLにあるが否かを判定する。ここでは、
メインスイッチ7はロック位置SWLにあるので、イエ
スと判定されてS′14に移行するが、このS′14の
処理については後述することにし、次に第9図を参照し
つつローディング処理を説明する□ ローディング処理では、まず、第7図に示すS21にお
いて、バッテリ有無検出スイッチSWBがオンか否かを
判定し、S22に移行してカメラの作動を行なうか否か
を判定する。ここでは、カメラの作動を行なうので、S
22においてイエスと判定されて、S23に移行し、バ
ッテリチェックを行なってバッテリチェックOKか否か
を判断した後(S24)、S’lllに移行する。S′
111においてワインドパルスカウンタWPCNTをカ
ウント18にセットする。このカウント18はフィルム
の4.5駒に相当する。次に、CPUはS’l12に移
行しS’l12においてフィルム表示処理を行い、S’
l13に移行する。
S’l13ではワインドパルス変化処理を行う。
このワインドパルス変化処理の詳細な説明は省略する。
その後、メインCPUはS’l14に移行してリワイン
ド処理を行なうか否かの判定を行なって、リワインド処
理を行なわない場合にはS’l15に移行し、リワイン
ド処理を行なう場合にはS′116に移行する。S’l
16ではパトローネ表示処理を実行する。メインCPU
はS’l16の処理を実行後、FLDEND=1.FL
DRQ=Q(S’l17.118)の処理を行なってリ
ワインド処理を実行する。S’l15では、フィルムカ
ウンタFc=1に設定し、S’l19に移行し、フィル
ム枚数表示を行なってS’120.121に移行する。
S’120.121ではFLDEND=1.FLDRQ
=Oの処理が実行され、メインフロースタートに戻る。
ここで、ローディング実行中に、たとえば、フィルム装
填ミスがあってワインドパルスWPが出力されない場合
にはフィルム給送が停止され、1.5秒以上経過すると
、リワインド処理が実行される。
S′14では、pos=oか否かの判定処理を行う、こ
こで、Po8はズームコードを意味し、このズームコー
ドは周知のようにズーム鏡筒2に設けられているズーム
コード板とブラシとによって与えられる。pos=oは
ズームレンズ鏡筒2がカメラ本体に格納された状態に対
応している。
ズームレンズ鏡筒2がカメラ本体1から突出しているマ
クロ位置にあるとき(メインスイッチ7がマクロ位1!
iSWMにあるとき)、メインスイッチ7を操作せずに
そのままにしておくと、S′10でイエス、S′12で
イエスと判定されて、S′13に至り、S′13に至っ
たとき、メインスイッチ7をマクロ位置SWMからロッ
ク位[SWLに操作するとイエスと判定されてS′14
に移行するが、S′14ではpos=oでないのでノー
と判定され、S′15に移行する。S’15ではズーム
モータ18を逆回転駆動する処理を行なう。
これによって、ズーム鏡筒2がカメラ本体1に格納され
、メインフローのスタートに戻る。 そして、メインス
イッチ7がロック位rIISWLのままであるときは再
びS′14の判定を実行するが、今度は、pos=oで
あるのでイエスと判定され。
S′16のロック処理に移行する。このロック処理では
、フィルム表示処理、バッテリの有無チェック処理、ロ
ーディング処理が行なわれるが、その詳細は省略する。
S′13においてノーと判定されたときには、S′17
においてメインスイッチ7がマクロ位置SWMにあるか
否かを判定する。イエスのときはS′18に移行し、ノ
ーのときはS′19に移行する。S’18においてはP
o3=EHの判定を行い、S′19においてはPo8≧
2の判定を行う。Po5=EHはズーム鏡筒2のマクロ
位置(最突出位置)に対応し、メインスイッチ7がマク
ロ位置SWMにあって、ズーム鏡筒2がマクロ位置にな
いときには、ズーム鏡筒2をマクロ位置(最突出位置)
にまでもっていくために、S′20においてズームモー
タ18を正転させる処理を行い、メインフロースタート
に戻る。S’18において、Po5=EHのときは、S
′37.38に移行するが、これについては、後述する
POS=2はズーム鏡筒2がワイド端側(最小突出位置
側)にあることを意味する。pos≧2のときはイエス
と判定されてS′21に移行し。
pos≦CHの判定を行なう、PO3=CHはズーム鏡
筒2がテレ端側(ズーム領域最大突出位置側)にあるこ
とを意味する。PO8>CHのときにはS′15に移行
し、ズームモータ18を逆転させる。pos≦CHのと
きはS′22に移行し、ワイドスイッチSWWがオンか
否かの判定を行なう、               
   −ワイドスイッチSWWがオンのときは、焦点距
離表示を行い、S′23に移行する。823′ではワイ
ド端でたつフラグFWIDE=Oであ、るか否かを判定
する。FWIDE=Oのときは、ズーム鏡筒2がワイド
端にないからイエスと判定され、S′24に移行してワ
イド処理が行なわれる。FWIDE=1のときは、S′
37.38に移行する。S’37.38ではスイッチデ
ータをメモリに格納し、125m5まって、S’lにル
ープする。
S′22において、ワイドスイッチSWWがオンされて
いないときは、S′25に移行する。
S′25においてイエスのときは、焦点距離表示を行な
って、S′26においてPO3=CHか否かの判定を行
なう、  POS=CHのときはS′37.38に移行
する。PO3=CHでないときは、S′27に移行し、
テレ処理を行なって、メインフローのスタートに戻る。
テレスイッチSWTがオンしていないときは、S′28
に移行する。S’28ではローディング要求フラグFL
DRQがFLDRQ=1か否かの判定を行なう、S’2
8においてイエスのときは、S′29においてレリーズ
スイッチSWRのメモリの内容が変化したか否かを判定
する。S′29においてメモリの内容に変化がないとき
には、イエスと判定してS′37.38に移行する。S
′29においてメモリの内容に変化があったときにはノ
ーと判定し、S′30に移行し、レリーズスイッチSW
Rがオンしたか否かを判定する。イエスのときは、S′
11のローディング処理を実行する。したがって、メイ
ンスイッチ7がロック位置にないときであって、ローデ
ィング要求表示があるときに、レリーズスイッチSWR
をオンすると、ローディングが実行される。
S′28においてノーのときはS′31において測光ス
イッチSWSのメモリの内容が変化したか否かを判定す
る。S’31ではメモリの内容が変化していないときは
、イエスと判定してS’37.38に移行する。メモリ
の内容が変化したときにはノーと判定して、S′32に
おいて測光スイッチSWSがオンか否かを判定する。S
′32において、測光スイッチSWSがオンされていな
いときは、ノーと判定して、S′37.38に移行する
測光スイッチSWSがオンのときは、S′33に移行す
る。S’33においてはEV演算処理を行なう、そして
、S′34に移行し、再び測光スイッチSWSがオンか
否かを判定する。測光スイッチSWSを押した後、手を
離して測光スイッチSWSを解除することがあるからで
ある。測光スイッチSWSを押した後、測光を解除する
と、ノーと判定されてメインフローのスタートに戻る。
S′34において測光スイッチSWSが押されたままで
あるときはイエスと判定され、S′35においてレリー
ズスイッチSWRがオンか否かを判定する。
S′35においてレリーズスイッチSWRがオフのとき
はノーと判定して、S′34に移行する。
すなわち、測光スイッチSWSを押したままであると、
レリーズスイッチSWRがオンされるまで、S′34.
35のループを繰り返す。
ここで、S′35において、レリーズスイッチSWRが
オンされると、まず第7図に示すS21に移行する。S
21ではバッテリ有無検出スイッチSWBがオンか否か
を判定する@S21においてイエスのときは、S22に
移行してカメラの動作が行なわれるか否かを判定する。
S21においてノーのときはSlに移行する。S22に
おいてノーのときはS20に移行して通常フローを繰り
返す、S22においてイエスのときはS23に移行して
バッテリチェック処理を行い、S24に移行してバッテ
リチェックOKか否かを判断する。
S24において、イエスのときはS′36に移行して露
出制御処理を実行する。これによって、シャッタ回路が
駆動されて撮影が行なわれ、 S′39に移行してワイ
ンド処理が実行される。S24においてノーのときはS
15に移行して、メインCPUは低速動作にセットされ
る。
(発明の効果) 本発明に係わる電子制御カメラのCPU動作速度制御装
置は、以上説明したようにバッテリの装填、抜取りに応
じて、CPUの動作速度を変更して使用するようにした
のでバックアップ時間を従来に較べて引き延ばすことが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる電子制御カメラのCPU動作制
御装置のクレーム対応図、 第2図は本発明に係わる電子制御カメラの概略構成を示
す平面図、 第3図は本発明に係わる電子制御カメラの概略構成を示
す背面図、 第4図は本発明に係わる液晶板の拡大平面図、第5図は
本発明に係わる電子制御カメラの電子回路の概略構成を
示すブロック図、 第6図は本発明に係わるCPUの動作制御装置の概略構
成を示すブロック図、 第7図は本発明に係わるCPUの動作制御装置のフロー
チャート、 第8図は本発明に係わる電子制御カメラの通常フローと
してのメインフロー図。 第9図は本発明に係わる電子制御カメラの通常フローと
してのローディング処理フロー図。 第10図は本発明に係わる動作速度の切り換えの一例を
示す図、 第11図はCPUの動作速度と消費電流と動作電圧との
関係を示すグラフ、 である。 BA・・・バッテリ SWB・・・バッテリ有無検出スイッチ25・・・バッ
クアップコンデンサ 6・・・ディテクタ 0・・・サブクロック発振器 1・・・メインクロック発振器 2・・・分周回路 3・・・CPUクロック選択回路 第1図 第 図 呆 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バッテリが装填されているか否かを検出するバッ
    テリ有無検出手段と、 バッテリ電圧が所定電圧であるか否かをチェックするバ
    ッテリ電圧チェック手段と、 CPUを低速動作させる低速動作セット手段と、前記C
    PUを高速動作させる高速動作セット手段と、 前記CPUを超低速動作にセットする超低速動作セット
    手段と、 バッテリが抜かれたときのCPUの動作電圧を保証する
    ためのバックアップコンデンサと、前記バッテリ有無検
    出手段と前記バッテリ電圧チェック手段との関係に基づ
    き、前記高速動作セット手段と前記低速動作セット手段
    と前記超低速動作セット手段との間で前記CPUの動作
    速度の切り換えを行なうCPU動作速度切り換え手段と
    、を備えていることを特徴とする電子制御カメラのCP
    U動作速度制御装置。
JP63205948A 1988-08-19 1988-08-19 電子制御カメラのcpu動作速度制御装置 Granted JPH0254317A (ja)

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