JPH0440992A - 合成樹脂発泡体クッション - Google Patents

合成樹脂発泡体クッション

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JPH0440992A
JPH0440992A JP14775090A JP14775090A JPH0440992A JP H0440992 A JPH0440992 A JP H0440992A JP 14775090 A JP14775090 A JP 14775090A JP 14775090 A JP14775090 A JP 14775090A JP H0440992 A JPH0440992 A JP H0440992A
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JP
Japan
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foam
synthetic resin
backup material
groove
resin foam
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JP14775090A
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Toshiyuki Oki
敏幸 大木
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Bridgestone Kaseihin Tokio Hanbai KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (利用分野) 本発明は合成樹脂発泡体クッションにかかり、その周囲
を熱圧縮成形することによって固着部となし、これをバ
ックアップ材の陰面に形成した溝部内に押入してなる合
成樹脂発泡体クッションである。
(従来技術) 従来より合成樹脂発泡体クッションは極めて広(利用さ
れており、その−例として自動車の座席があるが、一般
にはモールド内に表皮材を載置してこの中に発泡原液を
注入して一体化するか、発泡体を成形した後に接着剤を
もって表皮材を一体化するか或はいわゆるインテグラル
スキンフオームというモールド内で発泡原液の発泡中に
表皮を同時に形成してしまうかの手段が採られている。
そしてこれらをバックアップ材に固着する方法としでは
表皮部をバックアップ材にタッカ−止めするとかワイヤ
ー又はクリップ等にて固着することが行われている。
第5図において、(イ)はタッカ−止めの例であり、(
ロ)はクリップ止めの例である。図中1は合成樹脂発泡
体であり、2はこれに一体化された表皮部であって、座
席用シートが形成されている。
そして3はバックアップ材であって、(イ)においては
表皮2の周縁部4がこのバックアップ材3の側部を覆っ
てこの裏面5にまで伸び、この裏面5に表皮2の周縁部
4がタッカ−6によって打ち込み固着されている。
一方(ロ)はバックアップ材3の裏面にパイプ材7が配
設されていて、先例と同様に裏面にまで伸びた表皮2の
周縁部4をこのパイプ材7にクリップ8にて固着するも
のである。
このように従来の座席シートはその固着作業に手間がか
かり、更にそれだけでなく表皮材の固着部が破断しやす
いという欠点があった。
このため、−度この固着部が破断すると修理は不可能で
あり、全体を交換しなくてはならないという経済的欠点
を含んでいる。
(発明の目的) 本発明は以上の欠点を取り除くべく開発を進めたもので
あって、合成樹脂発泡体の熱プレスによる変形特性をう
まく利用してこれら欠点を解決することをその目的とし
、固着作業を極めて簡単且確実にしたものであって、前
例における座席に適用できることは勿論のこと、車両に
おける他各種のクッション体として利用される。
(発明の構成) 本発明は以上の目的を達成するためになされたものであ
って、その要旨は次の通りである。
即ち合成樹脂発泡体の周囲を加熱圧縮して当該発泡体を
脱泡させると共に圧縮永久変形させ、該脱泡した合成樹
脂層をもってバックアップ材との固着部となし、バック
アップ材の陰面に備えた溝部内に、当該バックアップ材
表面全体を前記合成樹脂発泡体にて覆いながら、前記固
着部を押入することを特徴とする合成樹脂発泡体クッシ
ョンにかかるものであって、一般には発泡体の表面に表
皮材が適用されて使用に供されるものであって、その内
でも加熱圧縮前に前記合成樹脂発泡体の表面に表皮材を
添設して一体化するのが望ましく、熱圧縮された部分は
この表皮材中に合成樹脂が含浸したやや高度アップした
脱泡層を形成し、これを固着部とするのがよい。
この固着部は折返した状態でバックアップ材の陰面に備
えた溝部内に押入されるのが望ましく、特に作業性を考
えれば、予め固着部にバックアップ材の溝部内に先導す
る尖部を備えておくのが最も好ましい構造となる。
そして、この合成樹脂発泡体によってバックアップ材の
表面全体を覆うことになるため比較的硬質のバックアッ
プ材は全く表面に露出することなく感触によいものが得
られることになる。
本発明において、合成樹脂発泡体としてはポリウレタン
発泡体が好適に用いられるが、この他にもポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等の各種発泡体にも
適用可能である。
そして、ポリウレタン発泡体の中でも主として低密度の
軟質の発泡体が最適例であるが、半硬質の発泡体でも実
施でき、場合によっては硬質の発泡体にも応用可能であ
る。
表皮材としては一般には布地が使用されるが、場合によ
っては塩ビシート等の合成樹脂製の表皮材であっても構
わない。
また、両者の接着法は片面好ましくは両面に例えば2液
性のウレタン接着剤をスプレー塗布し、これを張り合せ
る方法があるが、接着剤は使用される材質等に応じて任
意に選択される。
特に重要な点である固着部の形成については、合成樹脂
発泡体を加熱圧縮することになるが、使用される発泡体
の軟化点にもよるが、通常は加熱温度120〜220’
Cで、約0.5〜20分程度の加熱時間をもって加熱し
つつ圧縮するものであり、この処理によっていわゆる気
泡を含んだ発泡体がこの手段により脱泡された層を形成
することになるが、予め表皮材を添設した場合にはこの
表皮材に樹脂が含浸するか、或はこの表皮材の面に薄い
合成樹脂層が形成されることになる。
この部分が固着部と称するものであって、バックアップ
材の溝内に折返した状態で押入されてバックアップ材溝
部表面と固着部表面との相互の表面摩擦によって固着さ
れることになる。
(具体例) 第1図は表皮材を一体とした軟質ポリウレタン発泡体1
0を示すもので、表皮材11及びポリウレタン発泡体1
2の両接面に13にて示すように2液性ポリウレタン接
着剤をスプレー塗布しこれを貼りあわせる。
次いでこれを所定の大きさに裁断してこの周囲を140
’CXS分の処理条件で熱プレスする。
第2図(イ)はこの熱プレス後の形状を示すものであっ
て、ポリウレタン発泡体12の周囲には表皮材11に対
してこれに一部含浸したポリウレタンの脱泡層14が形
成され、これがバックアップ材に対しての固着部15と
なるのである。
第2図(ロ)は座席の基体となるバックアップ材16で
あり、塩化ビニール製によるインジェクション成形体で
ある。
そしてこのバックアップ材16の先端陰面は二つ割とな
っており、そこに溝部17が形成されているものである
第3図は本発明によって得られた座席の完成品であって
、第1図によって説明した軟質ポリウレタン発泡体10
を第2図に示した基体16を覆うに足る形状に成形して
その周囲を熱圧縮し、その固着部15を溝部17内に折
返して押入された状態を示す。
第4図は特に溝部17の近傍の拡大図である。
この構造によれば、座席として必要な表面部分は完全に
表皮材11によって覆われており、その感触は完全とな
ると同時に固着部15が二つ折とされて溝部17内に挿
入されることによって、バックアップ材16の溝部17
の内面と固着部15との接触摩擦力によってこれが固着
されるもので容易に抜は出すことはない。
勿論固着部15を単にバックアップ材16の陰面に形成
した溝部17内に押入するだけで完成するものであって
、組み立てに要する作業工数を極めて少なくすることが
可能となり、製造コスト上のメリットも大きい。
第5図は、この熱プレスによって形成された固着部15
に尖部18を備えた例であって、これをもって溝部17
内への案内(矢印方向へ押圧)とするものである。この
尖部18はわざわざ成形しても良いが、熱プレスの際の
モールド(図示せず)の合わせ面をここに対応させ、そ
の合わせ面に生じるパリを尖部18としてそのまま利用
すればよい。
(発明の効果) 本発明は以上のような構成を採用したが故に、バックア
ップ材全体を覆うとともにこれに容易に発泡体が固着す
ることができるもので、簡単にクッション体が形成でき
、前例における座席は勿論のこと、車両の等の各種クッ
ション体ζ更には家庭用のクッション体その他家具の一
部として利用される等その利用価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の表皮一体の軟質ボリウl/タン発泡体
Aの断面図、第2図は熱プレス後の形状を示す断面図、
第3図はバックアップ材との固着の状態を示す断面図、
第4図はバックアップ材の溝部近傍の拡大図、第5図は
本発明の別個を示す発泡体固着部の拡大断面図、第6図
(イ)及び(ロ)は従来の固着方法を示す断面図である
。 1・・・・・・表皮材、 2・・・・・・ポリウレタン発泡体、 4・・・・・・ポリウレタン脱泡層、 5・・・・・・固着部、 6・・・・・・バックアップ材、 7・・・・・・バックアップ材の溝部、8・・・・・・
尖部。 第3図 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂発泡体の周囲を加熱圧縮して当該発泡体
    を脱泡させると共に圧縮永久変形させ、該脱泡した合成
    樹脂層をもってバックアップ材との固着部となし、バッ
    クアップ材の陰面に備えた溝部内に、当該バックアップ
    材表面全体を前記合成樹脂発泡体にて覆いながら、前記
    固着部を押入することを特徴とする合成樹脂発泡体クッ
    ション。
  2. (2)加熱圧縮前に前記合成樹脂発泡体の表面に表皮材
    を添設した請求項第1項記載の合成樹脂発泡体クッショ
    ン。
  3. (3)前記固着部を折返した状態でバックアップ材の陰
    面に備えた溝部内に押入する請求項第1項記載の合成樹
    脂発泡体クッション。
  4. (4)前記固着部にバックアップ材の溝部内に先導する
    尖部を備えた請求項第1項記載の合成樹脂発泡体クッシ
    ョン。
JP14775090A 1990-06-06 1990-06-06 合成樹脂発泡体クッション Expired - Fee Related JP3094371B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08854A (ja) * 1994-06-17 1996-01-09 Sankei Kogyo Kk 椅子のパッド部及びその製造方法
EP2540471A3 (de) * 2011-06-28 2013-03-13 Gealan Formteile GmbH Verfahren zur Herstellung von Formteilen und Formteil
CN111116959A (zh) * 2019-12-18 2020-05-08 南通普力马弹性体技术有限公司 搪塑/注塑热塑性弹性体表皮、塑料件

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EP2540471A3 (de) * 2011-06-28 2013-03-13 Gealan Formteile GmbH Verfahren zur Herstellung von Formteilen und Formteil
CN111116959A (zh) * 2019-12-18 2020-05-08 南通普力马弹性体技术有限公司 搪塑/注塑热塑性弹性体表皮、塑料件

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