JPH0140671Y2 - - Google Patents

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JPH0140671Y2
JPH0140671Y2 JP1984142996U JP14299684U JPH0140671Y2 JP H0140671 Y2 JPH0140671 Y2 JP H0140671Y2 JP 1984142996 U JP1984142996 U JP 1984142996U JP 14299684 U JP14299684 U JP 14299684U JP H0140671 Y2 JPH0140671 Y2 JP H0140671Y2
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synthetic resin
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JP1984142996U
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/04Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of floor mats or carpets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用内装成形品に関し、更に詳細に
説明すると、フエルト層と該フエルト層の表面側
に接合された表装材とから構成され、該フエルト
層及び表装材とが所望形状にプレス成形されて形
成された車両用内装成形品に関する。
(従来の技術) 車両用内装成形品、例えば車両のフロアカーペ
ツト、トランク内装成形品、フツトマツト、サイ
ドガーニツシユ及びピラー等においてはフエルト
層等を基材とし、このフエルト層の表面側にカー
ペツト層または表皮等からなる表装材が接合され
て所望形状にプレスして成形されている。
(考案が解決しようとする問題点) 然し乍ら、従来のフエルト層は成形性が悪く部
分的に肉厚を変化させるのが困難であり、また車
両等に取付けた場合に良好なフイツト性を得るの
が困難であり外観や感触性を損なう欠点を有し、
またフエルト層の成形性が悪い事より、プロテク
ター、フツク部材等他の部材を用いなければなら
ないといつた問題点を有するものであつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述せる問題点に鑑みてなされたもの
であり、その特徴とする所は、フエルト層と、該
フエルト層の表面側に接合された表装材とから構
成され、該フエルト層及び表装材とが所望形状に
プレス成形されて形成される車両用内装成形品に
おいて、前記フエルト層は熱可塑性繊維が添加さ
れてシート状に形成された複数のフエルト薄層
と、該フエルト薄層の間に挿入された合成樹脂チ
ツプ材及び発泡性ビーズより発泡成形された発泡
体とからなり、前記合成樹脂チツプ材及び発泡性
ビーズは複数のフエルト薄層をニードル加工して
フエルト原反を形成する際に一体化され、且つフ
エルト薄層中の熱可塑性繊維の加熱溶融及び発泡
性ビーズの発泡により一体成形して形成されてい
る点にある。
(実施例) 以下本考案に係る車両用内装成形品を図面を参
照して詳述する。
第1図には本考案に係る車両用内装成形品を車
両のフロアカーペツトに適用した場合の一実施例
の概略が示されており、このフロアカーペツト1
はフエルト層2と、このフエルト層2の表面側に
一体に接合された表装材としてのカーペツト層3
とから構成されている。
フエルト層2は、ポリプロピレン繊維、ポリエ
チレン繊維の如き、熱可塑性繊維5が雑繊維、粗
毛等に添加された半毛品より形成された複数のフ
エルト薄層4と、これらのフエルト薄層4間に挿
入されたウレタンチツプ等の合成樹脂チツプ材6
と、後述する発泡性ビーズ7より発泡成形された
発泡体8とより構成されている。尚複数のフエル
ト薄層4はニードル加工により一体化されてい
る。
表装材としてのカーペツト層3は表面側の植毛
層3aと基布3bとからなり、基布3bの裏面側
には酢酸ビニル樹脂等の裏打材3cが形成され、
この裏打材3cが植毛層3aの抜毛を防止すると
共にフエルト層2との接着性を向上させている。
フロアカーペツト1のフエルト層2の中央部2
a及び両側部2bは肉厚が薄く形成され、この薄
肉部はフエルト薄層4と発泡性ビーズ7による圧
縮された発泡体8とから形成され、合成樹脂チツ
プ材6が挿入されないか、または挿入されても少
量挿入されて形成され、またフロアカーペツト1
のフエルト層2のメイン部2cは肉厚が厚く形成
され、この肉厚部は合成樹脂チツプ材6、発泡性
ビーズ7の発泡による発泡体8及びフエルト薄層
4より形成されている。
次に本考案に係る車両用内装成形品の製造方法
を第2図乃至第6図を参照して説明する。
第2図に示す如く、雑繊維、粗毛等からなるフ
エルト素材11にポリプロピレン繊維等の熱可塑
性繊維5を添加して反毛手段12により反毛し、
反毛品4′を得る。次いで混合及び層出し手段1
3によりフエルト薄層4を形成する。このフエル
ト薄層4は車両のフロアの形状に合わせて形成さ
れており、このフエルト薄層4の間に合成樹脂チ
ツプ材6と発泡性ビーズ7を挿入する。尚本実施
例においては、第3図に示す如く、合成樹脂チツ
プ材6と発泡性ビーズ7とを交互にフエルト薄層
4間に挿入されているものが示されているが、合
成樹脂チツプ材6及び発泡性ビーズ7は図示の如
く交互に挿入するものに限定されず、発泡性ビー
ズ7と合成樹脂チツプ材6を混合してフエルト薄
層4間に挿入してもよい。またフロアカーペツト
1のフエルト層2を形成する場合として示されて
いるのでフロアカーペツト1のメイン部2cに相
当する部分には合成樹脂チツプ材6が多く挿入さ
れているが均一な状態で挿入してもよい。
次に、第4図に示す如く、複数のフエルト薄層
4間に合成樹脂チツプ材6及び発泡性ビーズ7を
挿入した後、これらをニードル手段15によりニ
ードル加工を施す。このニードル加工により、複
数のフエルト薄層4、合成樹脂チツプ材6及び発
泡性ビーズ7は積層方向に一体化され、フエルト
原反2′が形成される。尚このニードル加工によ
り合成樹脂チツプ材6は押しつぶされた形状とな
つている。
このフエルト原反2′を熱風雰囲気17中に収
納し、所定時間加熱する。この加熱によりフエル
ト薄層4中の熱可塑性繊維5、レジンバインダー
等が加熱可塑化する。この加熱により発泡性ビー
ズ7が発泡し、発泡体8が形成される。次いで、
この加熱可塑化したフエルト原反2′にカーペツ
ト層3を積層し、第6図に示す如くプレス成形型
21により成形する。このカーペツト層3も第5
図に示す熱風雰囲気17中で加熱し、裏打材3c
を加熱溶融させてフエルト原反2′との接合を強
固なものとするのが好ましい。
発泡性ビーズ7を発泡させ発泡体8を形成する
際に、発泡性ビーズ7の発泡による体積膨張はフ
エルト原反2′に押しつぶされた状態で混入され
ている合成樹脂チツプ材6を膨張させる作用を行
う。プレス成形型21の上型22と下型23との
間に形成されるキヤビテイに応じて発泡体8がプ
レス成形され、間隔を狭く形成した中央部2a及
び両側部2bのフエルト層2の発泡体8が圧縮さ
れて硬く、またメイン部2cのフエルト層2の発
泡体8は押し潰されず肉厚に形成されていると共
に合成樹脂チツプ材6が膨張して復元されている
ので軟質のクツシヨン性を得る事が出来る。プレ
ス成形の後、フエルト層2と表装材としてのカー
ペツト層3とからなる成形品をプレス成形型21
より取出せば、第1図に示す如きフロアカーペツ
ト1が得られる。尚、フエルト薄層4間、または
フエルト層2とカーペツト層3との間に接着性及
び剛性を高めるために合成樹脂パウダー等を適宜
用いてもよい。
(考案の効果) 以上が本考案に係る車両用内装成形品の一実施
例であるが、斯る構成によれば、内装成形品の硬
度を必要とする部分は硬く、クツシヨン性を必要
とする部分は柔軟に形成する事が出来、また、フ
エルト層の成形性が良好で、フエルト層の部分的
な肉厚の変化を容易に形成する事が出来、車両等
に取付けた場合に完全にフイツトさせる事が出来
るので外観が優れ、フエルト層に発泡体及び合成
樹脂チツプ材が存在するので断熱性、吸音性及び
クツシヨン性が優れ、更に、硬度を必要とする部
分を硬く形成し、プロテクター、フツク部材等の
他の部材を用いるのを省略する事が出来る著しく
経済性に優れた車両用内装成形品を得る事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用内装成形品を車両
のフロアカーペツトに適用した場合の一実施例の
概略を示す一部断面斜視図、第2図乃至第6図は
同第1図のフロアカーペツトの製造工程を夫々示
すもので、第2図はフエルト薄層を形成している
状態の説明図、第3図は複数のフエルト薄層の積
層品に合成樹脂チツプ及び発泡性ビーズを挿入し
た状態の断面説明図、第4図は第3図の積層品に
ニードル加工を施してフエルト層の原反を形成し
ている状態を示す説明図、第5図はフエルト層の
原反を熱風雰囲気中で加熱している状態の説明
図、第6図は加熱されたフエルト層の原反とカー
ペツト層を積層してプレス成形し、且つ発泡性ビ
ーズを発泡させた状態の一部拡大断面説明図であ
る。 図中、1……車両用内装成形品、2……フエル
ト層、2′……フエルト原反、3……表装材とし
てのカーペツト層、4……フエルト薄層、5……
熱可塑性繊維、6……合成樹脂チツプ材、7……
発泡性ビーズ、8……発泡体、15……ニードル
手段、17……熱風雰囲気、21……プレス成形
型。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フエルト層と、該フエルト層の表面側に接合
    された表装材とから構成され、該フエルト層及
    び表装材とが所望形状にプレス成形されて形成
    される車両用内装成形品において、前記フエル
    ト層は熱可塑性繊維が添加されてシート状に形
    成された複数のフエルト薄層と、該フエルト薄
    層の間に挿入された合成樹脂チツプ材及び発泡
    性ビーズより発泡成形された発泡体とから形成
    されている事を特徴とする車両用内装成形品。 (2) 前記フエルト層のメイン部が中央部及び両側
    部より肉厚に形成されている事を特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の車両用内装
    成形品。
JP1984142996U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPH0140671Y2 (ja)

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JPS6159027U JPS6159027U (ja) 1986-04-21
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JPS584115A (ja) * 1981-06-30 1983-01-11 Anritsu Corp 光学回折像検出装置
JPS5976974A (ja) * 1982-10-25 1984-05-02 三菱油化バ−デイツシエ株式会社 複層構造の敷設材の製造方法

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