JPH0694141B2 - シート用表層材の製造方法およびその製造装置 - Google Patents

シート用表層材の製造方法およびその製造装置

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JPH0694141B2
JPH0694141B2 JP2137668A JP13766890A JPH0694141B2 JP H0694141 B2 JPH0694141 B2 JP H0694141B2 JP 2137668 A JP2137668 A JP 2137668A JP 13766890 A JP13766890 A JP 13766890A JP H0694141 B2 JPH0694141 B2 JP H0694141B2
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    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/12Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
    • B29C44/14Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements the preformed part being a lining
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両のシートもしくは家具のソファー等を構
成するシート用表層材の製造方法およびその製造装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
上記シート用表層材は通常、発泡樹脂材からなるパッド
材の表面を、布地等の表皮と、その内面に裏打ちされた
発泡ポリウレタン等のワディング材とからなる表皮材で
被覆し、これらを接着もしくは縫着等の手段で一体化す
ることによって形成されている。そして上記シート用表
層材の製造作業を簡略化するとともに、表皮材の硬度を
適度に設定するため、表皮材を発泡成形型の下型に装着
した状態で、発泡成形型のキャビティ内に発泡樹脂材料
を注入し、この発泡樹脂材料の一部を上記表皮材のワデ
ィング材に含浸させ、この表皮材上に一体化した状態で
パッド材を発泡成形することが行われている。
上記のように表皮材上にパッド材を一体に発泡成形する
場合、表皮材を発泡成形型に正確に位置決めした状態で
その端末部等をピンもしくは粘着テープ等によって係止
する必要があり、作業性が悪いとともに、表皮材が上記
ピンによって破損され、あるいは粘着テープに塗布され
た接着剤によって破損される等の欠点がある。
上記欠点を解決するため、例えば特開平2-8019号公報に
示されるように、下型をシート用表層材の側面部に対応
する固定型と、座板部に対応する可動型とによって構成
し、この可動型に表皮材を取付けるとともに、この可動
型と上記固定型とによって表皮材を挟持した状態で発泡
樹脂材料を発泡成形型のキャビティ内に注入してパッド
材を発泡成形することが行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように可動型と固定型とによって表皮材を挟持す
るように構成した場合には、ピンおよび粘着テープ等を
使用する必要がないので、表皮材の破損および汚損を防
止できるという利点を有する反面、下型を2つに分けて
その一方を可動型として昇降自在に構成する必要がある
ため、発泡成形型の構造が複雑になるという問題があ
る。また、上記可動型を上昇させた状態でこの可動型に
表皮材を位置決めして固定した後、可動型を下降させて
この可動型と固定型とによって表皮材を挟持し、次いで
上型を下降させて型閉じする必要があり、発泡樹脂材料
を注入する前に繁雑な作業が必要であるという問題があ
る。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、簡単な構成で表皮材を発泡成形型に正確に位置決
めして装着することができるとともに、発泡成形型のキ
ャビティ内に発泡樹脂材料を注入することにより、表皮
とパッド材とを容易かつ適正に一体成形するとことがで
きるシート用表皮材の製造方法およびその製造装置を提
供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1の発明は、天板部とその周囲に形成された側面
部とを備えた表皮材を、上型と下型とからなる発泡成形
型に装着した状態で、この発泡成形型のキャビティ内に
発泡樹脂材料を注入して上記表皮材の天板部上にパッド
材を一体に発泡成形するシート用表層材の製造方法であ
って、上記側面部を折り返してその表裏を反転させた表
皮材を、上壁部と側壁部とからなる下型の位置決め部に
被せることによって位置決めした状態で、上型と下型と
を型閉じすることにより、上記天板部の設置部上にパッ
ド材成形用の上記キャビティを形成するとともに、上型
に形成された突条によって上記天板部の周辺部を下型の
上面部に圧着し、かつ上型の周壁部を下型の側壁部に圧
接させてこの周壁部と側壁部とにより形成された空間部
をシールするとともに、この空間部に表皮材の側面部を
収納した状態で、上記キャビティ内に発泡樹脂材料を注
入して表皮材の天板部上にパッド材を一体に発泡成形す
るものである。
請求項2の発明は、天板部とその周囲に形成された側面
部とを備えた表皮材を、上型と下型とからなる発泡成形
型に装着した状態で、この発泡成形型のキャビティ内に
発泡樹脂材料を注入して上記表皮材の天板部上にパッド
材を一体に発泡成形するシート用表層材の製造装置であ
って、上記下型に表皮材の天板部が載置される上壁部
と、その周辺部から下方に伸びる側壁部とを設け、かつ
上記上型に、発泡成形型の型閉じ状態において上記天板
部の周辺部を下型の上面部に圧着させる突条と、上記下
型の側壁部との間に表皮材の側面部を収納する空間部を
形成する周壁部とを設けるとともに、上記側壁部と周壁
部との間に上記空間部をシールするシール材を配設した
ものである。
〔作用〕
上記請求項1記載のシート用表皮層の製造方法によれ
ば、表裏反転状態の表皮材を下型の位置決め部に被せる
とにより、表皮材が下型に簡単かつ適正状態で位置決め
されるとともに、型閉じ時に上型の突条によって表皮材
が上記位置決め状態で固定されるため、発泡樹脂材料の
注入時に上記表皮材の設定位置がずれることが防止され
る。また、型閉じ時に発泡成形型のキャビティ外に導出
された表皮材の側面部が、上型の周壁部と下型の側壁部
とによって形成された空間部内に収容されるとともに、
この空間部がシール材等によってシールされるため、キ
ャビティ内に注入された発泡樹脂材料がキャビティから
流出して表皮材の側面部等に付着するのを防止すること
ができる。
上記請求項2記載の発明によれば、下型の上壁部と側壁
部とによって表皮材を位置決めする位置決め部が構成さ
れるとともに、型閉じ時に、上型に形成された突条によ
って上記表皮材を位置決めした状態で固定することがで
きる。また型閉じ時に、上型の周壁部と、下型の側壁部
とによって表皮材の側面部を収納する空間部が形成さ
れ、かつこの空間部が上記側壁部と周壁部との間に配設
されたシール材によってシールされることになる。
〔実施例〕
第1図は、本発明のシート用表層材の製造装置の実施例
を示し、このシート用表層材の製造装置は、発泡成形用
のキャビティを構成する上型1と、下型2とを備えてい
る。上記上型1は、発泡樹脂材料の注入管となるノズル
3が取付けられた上壁部4と、この上壁部4の周囲を囲
繞するように配設されて上記キャビティの側面部を構成
する側壁部5とを有し、この側壁部5の下端部には周壁
部6と、突条7とが突設されている。また、上記下型2
は、上記キャビティの底面部を構成する上壁部8と、こ
の上壁部8の周辺部から下方に突設された周部9aおよび
その下端部から外方に伸びる底部9bからなる断面L字形
の側壁部9とを有し、この下型2に表皮材10が装着され
るように構成されている。
上記表皮材10は、第2図に示すように、シートの座板部
となる天板部11と、この天板部11の周壁部に縫着または
溶着等の手段で連結された側面部12とからなり、上記天
板11および側面部12は、第3図に示すように、モケット
等の織物もしくは合成皮革等からなる表皮13と、その裏
面にフレームラミネート法もしくは接着等の手段によっ
て固着された発泡ポリウレタン、発泡ポリエチレン、発
泡ポリプロピレンあるいは発泡ABS等からなるワディン
グ材14とによって構成されている。
そして上記表皮材10は、第3図の仮想線で示すように、
天板部11との連結部15を中心に側面部12が上方に折り返
されて表裏が反転されるとともに、第1図に示すよう
に、天地が逆転された状態で下型2に装着されて位置決
めされるようになっている。すなわち、上記下型2の上
壁部8および側壁部9の周部9aとは、表裏反転状態にあ
る上記表皮材10の天板部11および側面部12に対応した大
きさおよび形状に形成され、上記上壁部8および側壁部
9の周部9aを覆うように表皮材10を装着し、表皮材10の
天板部11と側面部12との連結部15を、上記上壁部8の周
辺部に当接させることにより、表皮材10が位置決めされ
るように構成されている。
上記上型1の周壁部6は、後述する型閉じ状態において
下型2の側壁部9の周部9aを囲繞するとともに、上記周
壁部6の下端部が上記側壁部9の底部9bに当接するよう
に配設され、下型2の側壁部9と上型1の周壁部6とに
よって表皮材10の側面部12が収容される空間部16が形成
されるようになっている(第4図参照)。また上記上型
1の周壁部6の下端部と、下型2の側壁部9の底部9bと
の間には、上記空間部16をシールするシール材17が配設
されている。
上記上型1の上壁部4に設けられたノズル3は、下部3a
が所定角度で傾斜するように屈曲形成されている。また
上型1に突設された突条7は、下型2の上壁部8の周縁
部に対向して配設され、かつ型閉じ状態において、表皮
材10の天板部11の周縁部を上記上壁部8に圧接させるよ
うにその長さが設定されている。すなわち、上記型閉じ
状態において、上型1の突条7の下面と、下型2の上壁
部8との間に、表皮材10の厚みよりも小さな間隙、例え
ば1mm程度の間隙が形成されるように上記突条7の長さ
が設定され、この突条7によって表皮材10を押圧して下
型2の上壁部8に圧接するように構成されている。
上記製造装置を用いたシート用表層材の製造方法にい
て、以下に説明する。まず、第1図に示すように、表裏
反転するとともに天地逆転した表皮材10を、下型2の上
壁部8および側壁部9の周部9aを覆うように装着し、下
型2の上壁部8の周辺部に、表皮材10の天板部11と側面
部12との連結部15を当接させることにより、表皮材10を
位置決めした状態で下型2に取付ける。そして必要に応
じ、上型1の上壁部4の下面にパッド裏打ち補強材18を
取付けた後、第4図に示すように、上型1と下型2とを
型閉じする。この結果、上型1の上壁部4および側壁部
5と、下型2の上壁部8とによって発泡成形用のキャビ
ティ19が形成される。また、上記表皮材10が上型1の突
条7によって下型2の上壁部8に圧接されて表皮材10が
係止され、かつ表皮材10の側面部12が、上型1の周壁部
6と下型2の側壁部9とによって形成されるとともに、
シール材17によってシールされた空間部16内に収納され
ることになる。
次に上型1のノズル3に、図外の発泡成形機に連通する
供給管20を接続し、この供給管20からノズル3を介して
上記キャビティ19内にパッド材成形用の発泡樹脂材料を
注入する。この注入時に発泡樹脂材料は、その進路が上
記ノズル3の屈曲部において変化するとともに、その流
動抵抗の増大に応じて流動速度が低下するため、拡散状
態となってキャビティ19内に供給される。このようにし
て供給された発泡樹脂材料により、パッド材21が表皮材
10の天板部11上に一体に発泡成形される。つまり、上記
発泡樹脂材料の一部が上記天板部11のワディング材14に
含浸されることによってパッド材21が上記天板部11に一
体に接合された状態で発泡成形される。
このようにして形成したパッド材21を表皮材10とともに
上型1および下型2から離型させた後、第5図に示すよ
うに、表皮材10の側面部12を下方に折り返して、パッド
材21の周面に添わせてシート用表層材を形成し、この表
層材を図外のシートフレーム等に取付けることにより、
車両用のシート等を構成する。
上記のように、発泡成形型の下型2に、発泡成形用のキ
ャビティ19の底面部を構成する上壁部8とその下方に伸
びる側壁部9とを設け、この上壁部8および側壁部9の
周部9aを覆うように、表裏反転した表皮材10を装着し、
此の上壁部8と側壁部9とのコーナ部からなる位置決め
部に、表皮材10の連結部15を当接させて位置決めするよ
うに構成したため、上記表皮材10を下型2に対して容易
かつ正確に位置決めした状態で取付けることができる。
そして発泡成形型の上型1に突条7を形成し、型閉じ時
に、上記突条7によって上記天板部11の周辺部を下型2
の上壁部8に圧接させるように構成したため、型閉じ作
業と同時に表皮材10を下型2に固定し、表皮材10のずれ
を防止した状態でパッド材成形用の発泡樹脂材料を注入
することができる。
また型閉じ時に、上記上型1の周壁部6と、下型2の側
壁部9とによって、表皮材10の側面部12を収納する空間
部16を形成するとともに、上記周壁部6と側壁部9との
間に設けたシール材17によって上記空間部16をシールす
るように構成したため、上記キャビティ19内に発泡樹脂
材料を注入する際に、上記空間部16の内部圧力を上昇し
てこの部分に上記発泡樹脂材料が流入するのを効果的に
防止することができる。したがって、上記空間部16内に
流入した発泡樹脂材料によって上記側面部12が汚損され
るのを防止することができる。また、上記空間部16内の
圧力上昇に応じてキャビティ19内の圧力が早期に上昇す
るため、発泡樹脂材料が過度に供給されることが防止さ
れ、上記キャビティ19内に位置する天板部11のワディン
グ材14に含浸される発泡樹脂材料が多くなるのを防止
し、これによって表皮材10の硬度が高くなり過ぎるのを
防止することができる。
また上記実施例では、上型1に設けられたノズル3の下
部3aを所定角度で傾斜させ、この屈曲部において発泡樹
脂材料の進路を変化させるとともに、流動速度を低下さ
せることにより、拡散状態で上記発泡樹脂材料が上記キ
ャビティ19内に供給されるように構成したため、上記発
泡樹脂材料が表皮材10の一個所に集中して吹き付けられ
るのを防止することができる。このため、キャビティ19
内に位置するワディング材14の略全面に亘って発泡樹脂
材料を均等に吹き付け、発泡成形材料の含浸量を均一化
して表皮材10の硬度を適正化することができるという利
点がある。
なお、上記実施例では、合成皮革等からなる表皮13と、
ワディング材14とによって表皮材10を構成した例につい
て説明したが、上記表皮13と、その裏面に形成されたウ
レタンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレ
ンフィルムもしくはホットメトルフィルム等からなるフ
ィルム材あるいはポリエチレンもしくはポリプロピレン
等からなるコート層とで表皮材を構成してもよい。ま
た、上記ワディング材14の裏面に、不織布、ウレタンフ
ィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ナイロンハーフもしくは綿布等からなる裏打ち材を
設けてもよく、この場合には、上記裏打ち材によって発
泡樹脂材料の含浸量を調節できるため、表皮材10の硬度
を、より適正に設定できるという利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、表皮材の天板部を発泡成
形型の下型に、容易かつ正確に位置決めした状態で固定
するとともに、キャビティ外に導出された上記表皮材の
側面部を、シール材によってシールされた空間部内に上
記側面部を収容した状態で、発泡樹脂材料をキャビティ
内に注入するようにしたため、簡単かつ適正状態で、表
皮材の天板部上にパッド材を一体に発泡成形することが
でき、しかも発泡成形型の構造を簡略化できるととも
に、発泡樹脂材を充填する前の作業を簡略化することが
できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシート用表層材の製造装置の実施例を
示す断面図、第2図は表皮材の全体構成を示す斜視図、
第3図は上記表皮材の部分拡大断面図、第4図はパッド
材の成形状態を示す断面図、第5図はシート用表層材の
構成を示す断面図である。 1……上型、2……下型、6……上型の周壁部、7……
突条、8……下型の上壁部、9……下型の側壁部、10…
…表皮材、11……座板部、12……側面部、15……連結
部、16……空間部、17……シール材、19……キャビテ
ィ、21……パッド材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58 4F (72)発明者 松尾 義章 広島県安芸郡海田町国信1丁目6番25号 株式会社東洋シート広島工場内 (72)発明者 末廣 明巳 広島県賀茂郡黒瀬町大字乃美尾119番地 中国化成工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板部とその周囲に形成された側面部とを
    備えた表皮材を、上型と下型とからなる発泡成形型に装
    着した状態で、この発泡成形型のキャビティ内に発泡樹
    脂材料を注入して上記表皮材の天板部上にパッド材を一
    体に発泡成形するシート用表層材の製造方法であって、
    上記側面部を折り返してその表裏を反転させた表皮材
    を、上壁部と側壁部とからなる下型の位置決め部に被せ
    ることによって位置決めした状態で、上型と下型とを型
    閉じすることにより、上記天板部の設置部上にパッド材
    成形用の上記キャビティを形成するとともに、上型に形
    成された突条によって上記天板部の周辺部を下型の上面
    部に圧着し、かつ上型の周壁部を下型の側壁部に圧接さ
    せてこの周壁部と側壁部とにより形成された空間部をシ
    ールするとともに、この空間部に表皮材の側面部を収納
    した状態で、上記キャビティ内に発泡樹脂材料を注入し
    て表皮材の天板部上にパッド材を一体に発泡成形するよ
    うにしたことを特徴とするシート用表層材の製造方法。
  2. 【請求項2】天板部とその周囲に形成された側面部とを
    備えた表皮材を、上型と下型とからなる発泡成形型に装
    着した状態で、この発泡成形型のキャビティ内に発泡樹
    脂材料を注入して上記表皮材の天板部上にパッド材を一
    体に発泡成形するシート用表層材の製造装置であって、
    上記下型に表皮材の天板部が載置される上壁部と、その
    周辺部から下方に伸びる側壁部とを設け、かつ上記上型
    に、発泡成形型の型閉じ状態において上記天板部の周辺
    部を下型の上面部に圧着させる突条と、上記下型の側壁
    部との間に表皮材の側面部を収納する空間部を形成する
    周壁部とを設けるとともに、上記側壁部と周壁部との間
    に上記空間部をシールするシール材を配設したことを特
    徴とするシート用表層材の製造装置。
JP2137668A 1990-05-28 1990-05-28 シート用表層材の製造方法およびその製造装置 Expired - Fee Related JPH0694141B2 (ja)

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