JPH0439564A - 空調機集中制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は空調機の集中制御システムに係り、特にその表
示・制御方式に関するものである。

［従来の技術］ 第４図に従来の集中制御装置のパネル面を示す。

集中制御装置２２は、第１図に示す空調機ネットワーク
５，６に接続される。操作スイッチ２３は空調機の選択
、空調運転モードの選定に使用される。表示装置２４は
個別空調機の運転状態を示す。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の集中制御装置の欠点を以下に記す。

（１）従来の集中制御装置で個別空調機を選択する場合
、空調機のネットワーク上のノード番号を基にしたユニ
ット番号で行なわれる。空調機か多くなるとユニット番
号とその空調機の設置された部屋／フロアの対応が解り
にくく目的とは別の部屋の空調機を操作してしまう恐れ
がある。また、故障点検、フィルタ清掃等のメンテナン
スを行なう時は対象となる空調機の接置場所が解りにく
い。

（２）空調機が多数設置される場合は集中制御装置を複
数台設置するか、表示の切換えを行なう。

しかし、この方式では、建屋の全ての空調機の運転状況
を容易に確認することはできない。

［課題を解決する手段および作用コ 本発明においては、集中制御装置のカラー・グラフィッ
ク・デイスプレィ−を内蔵し、下記の機能を持つことに
より前記課題を解決する。

すなわち、空調機ユニット番号とその空調機が設置され
る部屋名称、フロア、フロアの部屋別レイアウトなどの
データを入力し、ネットワーク上の空調機データと組合
わせることにより、建屋全体の空調機配列表示、フロア
毎の部屋レイアウト表示および運転状態を表示する。

さらに、運転停止、室温、メンテナンス情報等を認識容
易なカラーで表示する。

［実施例］ 第１図に本発明の集中制御装置１を示す。

中央処理装置７により空調機ネットワーク５゜６からネ
ットワーク・インターフェース９を介して個別空調機と
運転データの交換が可能である。

データは中央処理装置７で加工され、カラー・グラフィ
ック表示装置（以下デイスプレー）８に必要データを表
示することができる。空調機はデイスプレー８の上に設
置される透明タッチスイッチ（以下、タッチスイッチ）
１０により、デイスプレー８の表示内容に合わせて操作
することができる。記憶装置２０は建屋のレイアウト情
報と空気調和機と設置される部屋の対応データを持ち、
パソコン等で入力された読取り専用メモリ（ＲＯＭ）や
フロッピーディスクを利用することかできる。

また、前記データは制御装置１に接続されるフルキーボ
ード１９により前記、データを直接入力することも可能
である。

また、プリンタ１１を付加することにより運転状態を記
録することができる。

第２図は空調機のネットワーク構成を示す。

多数の空調機４と集中制御装置１は通常１つの通信ネッ
トワークケーブル５に接続される。１っの通信ネットワ
ークケーブルに接続される空調機の台数に制限かある場
合は新たに通信ネットワークケーブル６を増設すること
により、空調機の台数を増加できる。

３は空調機の単独運転用のリモコンスイッチである。

第３図は各フロアの部屋レイアウト、部屋名称および空
調機ユニット番号の入力画面を示す。入力は集中制御装
置１に接続されるフルキーボード１９により行なうが、
別のパーソナルコンピュータにより作成された前記デー
タをＲＯＭまたはフロッピーディスク等を介して入力す
ることもできる。この編集機能により建屋各フロアの部
屋レイアウトが任意に作成でき、また各部屋の空調機ユ
ニット番号を任意に割付けることができる。

第５図は建屋全体の空調機の配置および各空調機の運転
状態を表示する。

各フロアの空調機台数とユニット番号は前記の入力によ
り自動的にマトリックス表示タッチスイッチ１５で表示
される。

フロア表示１４の任意の場所かまたは、マトリックス表
示タッチスイッチ１５の任意の部屋の上のタッチスイッ
チを押すことにより第６図のフロア表示画面に切換わる
。

全フロアの空調機の運転状態は運転モートカラー表示２
１により一目で解る。

第６図はフロアレイアウトと各部屋に設置された空調機
の運転モードを表示する。部屋表示タッチスイッチ１７
を押すことによりその部屋の空調機の運転モード表示・
設定パネル１６に表示される。他のフロアや建屋全体の
表示に切換える場合は表示モードの切換えタッチスイッ
チ１８を押すことによりおこなう。

選択された部屋は、カラー表示または点滅により容易に
識別できる。

運転モード表示・設定パネル１６の内容は、ネットワー
ク５．６を介し個々の空調機から伝送されその内容に応
じてカラー表示される。たとえば、暖房は赤、冷房は青
表示することで表示文字を読むこと無く運転モードが解
る。

運転モードの変更は、運転モード表示・設定パネル１６
に表示される各項目の上のタッチスイッチ１８を押すこ
とにより可能である。

オプション機能として、タイマ予約運転、運転積算時間
および使用電力量の表示を行なうことができる。従来の
タイマ予約、カレンダ予約は空調機個別の設定は不可能
であるが、本発明の集中制御装置１は大容量メモリを持
つため個別にきめこまかいタイマ予約等が可能である。

デイスプレー８上の表示・設定パネル１６のタッチスイ
ッチ１６ａおよび１６ｂを押すことによりタイマ予約お
よびカレンダ予約画面が表示される。

第７図はタイマ予約画面を、第８図にカレンダ予約画面
を示す。

第９図は運転可動時間および積算電力量の表示画面を示
す。積算電力は電力量計をネットワーク５．６に付加す
ることにより第６図のデイスプレー８のオプションタッ
チスイッチ１８ａを押すことにより可能である。

故障・異常時の表示は、従来のエラーコード表示では即
時に故障内容が判断できないか、本装置では、デイスプ
レー８上に各種メツセージを出すことにより、だれでも
故障内容を知ることができる。

［発明の効果］ 本発明においては、 （１）建屋全体の各フロア毎の空調機の運転状態が容易
に確認できる。

（２）　　各フロア毎に部屋別の空調機の配置が解り、
確実に空調機の運転、監視・設定ができる。

（３）障害者の手や足となり、不自由なく空調機の運転
操作ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシステム構成を示す。 第２図は本発明の大規模建屋に設置された多数台の空調
機と集中制御装置およびネットワークの構成を示す。 第３図は本発明のフロアレイアウト編集・変更表示例を
示すデイスプレー図を示す。 第４図は従来の集中制御装置のパネルを示す。 第５図は本発明の建屋全体の空調機の可動表示例を示す
デイスプレー図、 第６図は本発明の各フロアの空調機のレイアウト表示例
を示すデイスプレー図、 第７図は本発明のタイマ運転の予約表示例を示すデイス
プレー図、 第８図は本発明のカレンダ運転の予約表示例を示すデイ
スプレー図、 第９図は本発明のオプション表示例を示すデイスプレー
図である。 １・・集中制御装置、 ３・・・空調機リモコン、 ４・・・空調機、 ５・・・第１ネツトワーク、 ７・・・中央処理装置、 ８・・・カラー・グラフィック表示装置９・・・ネット
ワーク・インターフェース、１０・・・透明タッチスイ
ッチ、 １１・・・プリンタ、 １４・・・フロア表示、 １５・・・マトリックス表示、 １６・・・運転モード表示設定パネル表示１７・・・選
択部屋表示、 １８・・・表示モード切換えタッチスイッチ出願人代理
人　弁理士　鈴江武彦 第９図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）建屋全体の部屋のレイアウト及び各フロアー毎の
   部屋のレイアウトを記憶する手段と、各部屋の空調機の
   運転状態を入力する手段と、全体の部屋のレイアウトと
   ともに、各部屋の空調機の運転状態を識別機能に表示す
   る表示手段と、フロアー選択手段と、このフロアー選択
   手段により選択されたフロアーの部屋のレイアウトとと
   もに、その部屋の空調機の運転状態を識別機能に表示す
   る表示手段とを具備したことを特徴とする空調機の集中
   制御システム。
2. （２）部屋選択手段と、空調機の運転状態を設置する手
   段と、前記部屋選択手段により、選択された部屋の空調
   機に対して、設定された運転状態を出力表示する手段と
   を具備したことを特徴とする請求項（１）記載の集中制
   御システム。