JPH0439422Y2 - - Google Patents

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JPH0439422Y2
JPH0439422Y2 JP1985179465U JP17946585U JPH0439422Y2 JP H0439422 Y2 JPH0439422 Y2 JP H0439422Y2 JP 1985179465 U JP1985179465 U JP 1985179465U JP 17946585 U JP17946585 U JP 17946585U JP H0439422 Y2 JPH0439422 Y2 JP H0439422Y2
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protrusion
insertion groove
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units
unit
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JP1985179465U
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JPS6287180U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、内燃機関用点火ユニツト、特にイグ
ニツシヨンコイルユニツトと制御回路ユニツトの
取付構造に関する。
(従来の技術) 従来の内燃機関用点火装置においては、装置全
体のコンパクト化を図るために、例えば、実開昭
59−152981号、特開昭60−22457号公報に示され
ている如く点火コイル、制御回路等の構成要素を
一体にモールドする構造が採用されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、この種の点火装置においては、これ
を構成するイグニツシヨンコイルユニツト、制御
回路ユニツト、発電ユニツト等の各要素の故障率
等が大きく相違するため、各構成要素はそれぞれ
独立に設けることが望ましい場合がある。
これは組付段階等において、例えば1つの要素
に故障が発見された場合には、他の要素が正常で
あつてもこれを取替えなければならないという不
具合が生ずるためである。
本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とする処は、各構成要素を簡単、且つ確実
に取付け、取外すことができる内燃機関用点火ユ
ニツトの取付構造を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本考案は、内燃機関に着
脱自在に結着される断面略U字状のホルダーの一
方の内壁に、水平方向に沿つて突き出す第1の突
片を設け、前記一方の内壁に略対向する他方の内
壁に、前記第1の突片に対して直角方向に突き出
す第2の突片を設け、点火装置を構成するイグニ
ツシヨンコイルユニツトと制御回路ユニツトとの
外周をそれぞれ防振ゴムで覆い、それらの防振ゴ
ムのうちの一方には前記第1の突片に、他方には
前記第2の突片に係合する差込溝をそれぞれ設
け、前記ユニツトの一方を前記ホルダー内の水平
方向の移動によつて前記一方の差込溝を前記第1
の突片に係合保持させ、この係合状態で他方のユ
ニツトを前記ホルダー内の開口側から底側への移
動によつて前記他方の差込溝を前記第2の突片に
係合保持させることにより、前記両ユニツトを前
記ホルダー内に隣接配置すると共に、前記防振ゴ
ムの隣接部分のそれぞれに固定保持用差込溝を設
け、前記両ユニツト間を仕切る金属仕切板を前記
両固定保持用差込溝に差し込んで両ユニツトを固
定保持させるように構成した。
(作用) したがつて、各ユニツトは必要に応じて独立に
取付け、取外すことが可能となり、各ユニツトの
故障率等の相違に伴なう不具合を解消することが
でき、又防振ゴムを介して各ユニツトを容易、且
つ確実に取付けることができる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図は本考案に係る取付構造を示す内燃機関
の正面図、第2図は、同取付構造の分解斜視図、
第3図は同取付構造の破断平面図、第4図、第5
図はそれぞれ第3図の−線、−線断面図
である。
第1図に示す内燃機関1はトラクタ用であつ
て、これの上部はボンネツト2によつて被われて
いる。該内燃機関1のシリンダ3は所定角度傾斜
して設けられ、クランクケース4の上面からはボ
ス4a,4bが一体的に突出している。又、クラ
ンクケース4の上方にはエアクリーナケース5
が、その下端をボルト6,7にて前記ボス4a,
4bに結着されるステー8,9によつて支持され
ている。そして、一方のステー8の内側面に点火
装置10が結着されている。この点火装置10の
設置位置はこれの構成部品の分解取付が容易で、
且つ水による悪影響を受けない場所として選定さ
れたものである。
本実施例では点火装置をイグニツシヨンコイル
ユニツト、制御回路ユニツト及び励磁コイルユニ
ツトに3分割し、これらユニツトのうち前二者、
即ち第2図に示すイグニツシヨンコイルユニツト
11及び制御回路ユニツト12をそれぞれ防振ゴ
ム13,14を介してホルダー15に支持せしめ
て前記点火装置10を構成した。
上記イグニツシヨンコイルユニツト11は略六
角柱状の前記防振ゴム13によつて被覆されてお
り、該防振ゴム13の両側面には平板状の突片1
3a,13bが一体に突設されており、これら突
片13a,13bには差込溝16、差込溝(固定
保持用差込溝)17が第2図中、上下方向に形成
されている。又、前記制御回路ユニツト12は略
四角柱状を成し、これの周囲には前記防振ゴム1
4がバンド状に巻回されている。そして、この防
振ゴム14の第2図中、内側面及び下面には突片
14a,14bが一体に突設されており、これら
突片14a,14bには上下方向の差込溝(固定
保持用差込溝)18、水平方向の差込溝19がそ
れぞれ形成されている。
一方、前記ホルダー15は断面略U字状に成形
され、これには第2図中、垂直方向に起立する突
起部15aと水平方向に向かう突起部15bが形
成されている。尚、突起部15bの周りは空間部
15cが形成されている。又、該ホルダー15に
はフランジ部15d,15eが折曲形成されてお
り、これらフランジ部15d,15eにはボルト
20,20が挿通する。
又、第2図中、21は略L字状に折曲された金
属仕切板であり、これは後述の如くイグニツシヨ
ンコイルユニツト11と制御回路ユニツト12間
に介在するものであつて、突起部21a、21b
を有する。
而して、両ユニツト11,12は次のようにし
てホルダー15に防振ゴム13,14を介して係
脱自在に隣接支持せしめられる。即ち、先ず制御
回路ユニツト12は防振ゴム14の突片14bを
ホルダー15の空間部15cに臨ませ、これに設
けた差込溝19にホルダー15の突起部15bを
差込むことによつて係合保持され、その後イグニ
ツシヨンコイルユニツト11が防振ゴム13に設
けた差込溝16にホルダー15の突起部15aを
差込むことによつて係合保持される。その後、金
属仕切板21の突起部21a,21bを両ユニツ
ト11,12間に介在する防振ゴム13,14の
突片13b,14aに設けた差込溝17,18に
それぞれ差込めば、該金属仕切板21が両ユニツ
ト11,12間に固定保持され、両ユニツト1
1,12を仕切ることとなる。
以上において、イグニツシヨンコイルユニツト
11はこれの垂直方向の移動によつて、制御回路
ユニツト12はこれの水平方向の移動によつてホ
ルダー15にそれぞれ簡単に取付けることがで
き、又逆方向の移動によつて取外すことができ
る。このように各ユニツト11,12は独立に、
かつ簡単に取付け、取外し可能であるため、故障
が生じたユニツトのみを容易に交換することがで
きる。又、両ユニツト11,12は防振ゴム1
3,14を介して隣接固定されるため、一方に加
わつた力が他方に伝幡せず、防振上も有利であ
る。更に、両防振ゴム13,14のそれぞれに形
成された差込溝17,18に金属仕切板21を差
込むことによつてこれを固定保持したため、両ユ
ニツト11,12は確実に固定され、又金属仕切
板21よつてイグニツシヨンコイルユニツト11
側から制御回路ユニツト12側へのアークノイズ
の伝幡が遮断される。
以上の両ユニツト11,12を保持して成るホ
ルダー15はこれのフランジ部15d,15eに
挿通するボルト20,20及びこれに螺合するナ
ツト22,22によつて図示の如く前記ステー8
の内側面に取付固定される。したがつて、ナツト
22,22を取外すだけで両ユニツト11,12
を容易に取出すことができ、これらのメインテナ
ンス性が頗る向上する。
(考案の効果) 以上の説明で明らかな如く本考案によれば、内
燃機関に着脱自在に結着される断面略U字状のホ
ルダーの一方の内壁に、水平方向に沿つて突き出
す第1の突片を設け、前記一方の内壁に略対向す
る他方の内壁に、前記第1の突片に対して直角方
向に突き出す第2の突片を設け、点火装置を構成
するイグニツシヨンコイルユニツトと制御回路ユ
ニツトとの外周をそれぞれ防振ゴムで覆い、それ
らの防振ゴムのうちの一方には前記第1の突片
に、他方には前記第2の突片に係合する差込溝を
それぞれ設け、前記ユニツトの一方を前記ホルダ
ー内の水平方向の移動によつて前記一方の差込溝
を前記第1の突片に係合保持させ、この係合状態
で他方のユニツトを前記ホルダー内の開口側から
底側への移動によつて前記他方の差込溝を前記第
2の突片に係合保持させることにより、前記両ユ
ニツトを前記ホルダー内に隣接配置すると共に、
前記防振ゴムの隣接部分のそれぞれに固定保持用
差込溝を設け、前記両ユニツト間を仕切る金属仕
切板を前記両固定保持用差込溝に差し込んで両ユ
ニツトを固定保持させるように構成したので、各
ユニツトは必要に応じて簡単な作業で独立に取付
け、取外すことが可能となり、各ユニツトの組立
段階の故障率等の相違に伴う不具合を解消するこ
とができるとともに、各ユニツトの着脱構造を極
めて簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る取付構造を示す内燃機関
の正面図、第2図は同取付構造の分解斜視図、第
3図は同取付構造の破断平面図、第4図、第5図
は第3図の−線、−線断面図である。 1……内燃機関、8,9……ステー、10……
点火装置、11……イグニツシヨンコイルユニツ
ト、12……制御回路ユニツト、13,14……
防振ゴム、15……ホルダー、16,19……差
込溝、17,18……差込溝(固定保持用差込
溝)、21……金属仕切板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内燃機関に着脱自在に結着される断面略U字
    状のホルダーの一方の内壁に、水平方向に沿つ
    て突き出す第1の突片を設け、前記一方の内壁
    に略対向する他方の内壁に、前記第1の突片に
    対して直角方向に突き出す第2の突片を設け、
    点火装置を構成するイグニツシヨンコイルユニ
    ツトと制御回路ユニツトとの外周をそれぞれ防
    振ゴムで覆い、それらの防振ゴムのうちの一方
    には前記第1の突片に、他方には前記第2の突
    片に係合する差込溝をそれぞれ設け、前記ユニ
    ツトの一方を前記ホルダー内の水平方向の移動
    によつて前記一方の差込溝を前記第1の突片に
    係合保持させ、この係合状態で他方のユニツト
    を前記ホルダー内の開口側から底側への移動に
    よつて前記他方の差込溝を前記第2の突片に係
    合保持させることにより、前記両ユニツトを前
    記ホルダー内に隣接配置すると共に、前記防振
    ゴムの隣接部分のそれぞれに固定保持用差込溝
    を設け、前記両ユニツト間を仕切る金属仕切板
    を前記両固定保持用差込溝に差し込んで両ユニ
    ツトを固定保持させるように構成したことを特
    徴とする内燃機関用点火ユニツトの取付構造。 2 前記それぞれのユニツト間に介在する防振ゴ
    ム部分には差込部をそれぞれ形成し、これら両
    差込部に金属仕切板を差込み固定したことを特
    徴とする前記実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の内燃機関用点火ユニツトの取付構造。
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JPS6287180U JPS6287180U (ja) 1987-06-03
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JP6283793B2 (ja) * 2013-02-08 2018-02-28 イマジニアリング株式会社 内燃機関、及び点火コイル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54130735A (en) * 1978-03-18 1979-10-11 Bosch Gmbh Robert Ignition device for internal combustion engine

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JPS54130735A (en) * 1978-03-18 1979-10-11 Bosch Gmbh Robert Ignition device for internal combustion engine

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