JPS6349576Y2 - - Google Patents

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JPS6349576Y2
JPS6349576Y2 JP5213584U JP5213584U JPS6349576Y2 JP S6349576 Y2 JPS6349576 Y2 JP S6349576Y2 JP 5213584 U JP5213584 U JP 5213584U JP 5213584 U JP5213584 U JP 5213584U JP S6349576 Y2 JPS6349576 Y2 JP S6349576Y2
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JP
Japan
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plate
side plate
piece
screw hole
bent piece
Prior art date
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JP5213584U
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JPS60164686U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は空気調和機における圧縮機の遮音箱に
関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、空気調和機の狭い機内には、圧縮機、冷
温水器、アキユウムレーター、四方弁、配管の引
き廻し等と云つたように種々の部品が備えられ
る。前記圧縮機には圧縮機を囲繞し、圧縮機から
発生する大きい運転音を遮音するために、遮音箱
を設けている。
この遮音箱は、四方立体形の角形に形成され、
圧縮機を囲繞し、前面板、右側板、左側板、背面
板、天板と云つた具合に構成し、たとえば、右側
板と天板とを一体にするなどして、2分割、ある
いは3分割にするなどして、そして、多数のネジ
によつて組合わせ、遮音箱としていたのである。
ところがこうした遮音箱は仮に、圧縮機のメン
テナンス、あるいは取替えを必要とするとき、ま
ず遮音箱を取外す必要があるから、幾つかに分割
した各面を取出すのであるが、これら分割した各
面には多くのネジを使用している関係上、多くの
部品を配設した狭いスペース内でのネジの取付
け、取りはずしが困難となる欠点を有する。すな
わち、遮音箱を機内から取出すためには、遮音箱
がある程度分割できないと、狭い空間内に納めら
れた遮音箱が取出せず、分割になつている遮音箱
を組立、および分割するためにはネジ等を使用し
て行なわなければならず、したがつて、ネジが容
易に取外せる構成になつていなければならないの
である。
考案の目的 本考案は上記従来の問題に留意し、遮音箱の構
成において、ネジ使用数を極力少なくし、使用し
ているネジの取付け、取外しも容易にして、メン
テナンスを容易にすることを目的とするものであ
る。
考案の構成 前記目的を達成するため、本考案は遮音箱を構
成する遮音箱の天板の一部となる天板部を有する
前面板と、同じく遮音箱の天板の一部となる天板
部を有する背面板と、左側板と、右側板とよりな
り、前記背面板下方に、底板に設けられたピンに
係合する穴と、前記左側板および右側板に固定さ
れた取付片と係合するネジ穴と、左側板の下方
に、底板に設けられたピンと係合する穴と、この
左側板の前面側折曲片に、前記前面板と共締めす
るネジ穴と、前記右側板の下方に、底板に設けら
れたピンに係合する穴と、この右側板の前面側折
曲片に、前記前面板と共締めするネジ穴と、前記
前面板の天面部に高圧管、あるいは低圧管、およ
び接続線を通す切欠孔と、前記左側板、および前
記右側板の前面折曲片と共締めするネジ穴と、前
面板の固定片に底板と固定するネジ穴とを設け、
前記前面板側からのみ、遮音箱の分解および組立
を行ない得るようにしたものである。
実施例の説明 本考案による一実施例を第1図および第2図に
もとづいて説明する。図において1は空気調和機
内に搭載されている圧縮機の遮音箱で、この遮音
箱1の周囲には、図示していないが、冷温水器、
アキユウムレーター、四方弁が配置され、配管の
引き廻しが行なわれている。そして、矢示A方向
を前面とし、この方向からのみ、工具(ドライバ
ー)を持つてさし入れることができるものであ
る。
前記遮音箱1は、空気調和機内のフレーム等に
固定されている底板2と、天板の一部となる天板
部4および底板2への固定片7をもつ前面板3
と、左側板22と、右側板36と、L形に形成さ
れ天板の一部となる天板部51をもつ背面板50
よりなつている。
前記底板2には結合用のピン33,34(図示
せず)、45,46,55,56を突設し、圧縮
機62を搭載している。
前記前面板3はその天板4に圧縮機の高圧管、
低圧管、接続線等を貫通させるための切欠孔5,
6を有し、また、前面側にネジ穴8,9,10,
11を有し、さらに固定片7にネジ穴16,17
を有している。そして前記天板部4には折曲片2
1が形成されている。
左側板22は上方に溶着等で固定された取付片
23を有し、前記取付片23の先端にはネジ穴2
4が設けられている。みた、左側板22の周囲に
は前面側折曲片25、天面側折曲片28、後面側
折曲片29および下方に位置し外曲げした固定片
30を設けている。前記前面側折曲片25には、
前記前面板3の前面のネジ穴8,9に合わせられ
るネジ穴26,27を設けてあり、下方の固定片
30には底板2のピン33,34に嵌まり合う穴
31,32を設けている。右側板36は前記左側
板22と同様に形成され、すなわち、取付片3
7、取付片先端のネジ穴38、前面側折曲片3
9、天面側折曲片42、後面側折曲片43、下面
側折曲片44、前面側折曲片39に設けた穴4
0,41、下面側折曲片44に設けられ底板2の
ピン45,46に係合する穴47,48を有して
いる。
背面板50は側方に折曲片52,53を有し、
下方に内側に折曲げられた折曲片54を、また、
天板部51の前縁に折曲片59を有しており、前
記折曲片54には底板2に設けられたピン55,
56と係合する穴57,58を設けてあり、天板
部51の折曲片59には、左側板28の取付片2
3のネジ穴24に合わせられるネジ穴60と、右
側板36の取付片37のネジ穴38に合わせられ
るネジ穴61を設けている。
これらの各構成部材はつぎのようにして組立お
よび分解される。まず矢示A方向からのみしか、
組立、分解が不可能である場合の空気調和機のと
き、その組立は底板2のピン55,56に背面板
50の穴57,58を挿入する。次に、底板2の
ピン33,34(34は図示せず)に左側板22
の折曲片30の穴31,32を挿入する。このと
き、左側板22の各折曲片28,29および、前
面側折曲片25は背面板50の折曲片53より内
側になるようにするとともに、取付片23のネジ
穴24と、背面板50の折曲片59のネジ穴60
とを合わせ、ネジ35によつて共締めする。次
に、底板2のピン45.46に右側板36の折曲
片44の穴47,48を挿入する。このとき、右
側板36の各折曲片42,43および、前面側折
曲片39は、背面板50の折曲片52より内側に
なるようにするとともに、取付片37のネジ穴3
8と、背面板50の折曲片59のネジ穴61とを
合わせ、ネジ49によつて共締めする。次に前面
板3を最後に合わせるのであるが。このとき、左
側板22の折曲片28,25と、右側板36の前
面側折曲片39と折曲片42とが、前面板3の折
曲片20よりも内側になるように合わせるととも
に、背面板50側の折曲片59と、前面板3側の
折曲片21とが当接するように合わせるのであ
る。このとき、左側板22の前側折曲片25のネ
ジ穴26,27と、前面板3の前面のネジ穴8,
9とを合わせるとともに、右側板36の前側折曲
片39のネジ穴40,41と、前面板3の前面の
ネジ穴10,11とを合わせ、各ネジ12,1
3,14,15によつて共締めし、最後にネジ1
6,17と、底板に設けられたネジ穴(図示せ
ず)とに、ネジ18,19を締め付けることで固
定され、遮音箱として構成される。
またメンテナンスのために、分割するときは、
前述した組立の逆順で分解するもので、これら組
立、分解はすべてA矢示方向の前面側より行なう
のである。
考案の効果 前記実施例の説明より明らかなように、本考案
は天板部を有する前面板と、同じく天板部を有す
る背面板と、左側板と、右側板とより構成され、
前記背面板には底板に設けられたピンに係合する
穴を設けるとともに前記左側板および右側板に固
定された取付片のネジ穴と係合するネジ穴を設
け、左側板の下方に、底板に設けられたピンと係
合する穴を設けるとともにこの左側板の前面側折
曲片に、前記前面板と共締めするネジ穴を設け、
前記右側板の下方に、底板に設けられたピンに係
合する穴を設けるとともにこの右側板の前面側折
曲片に、前記前面板と共締めするネジ穴を設け、
前記前面板の天面部に切欠孔を設け、左側板およ
び、右側板の前面折曲片に前面板と共締めするネ
ジ穴を設け、前面板の固定片に底板と固定するネ
ジ穴を設けたものである。したがつて、前記前面
板側からのみでも分解および組立を行うことがで
き、遮音箱の分解、組立が狭いスペース内でのメ
ンテナンスの配慮も良好となり、分解、組立の時
間短縮が図れるなどの効果を発揮するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の遮音箱を斜視図、
第2図は同分解斜視図である。 1……遮音箱、2……底板、3……前面板、
4,51……天板部、5,6……切欠部、7……
固定片、8〜11,16,17,24,26,2
7,38,40,41……ネジ穴、20,21…
…折曲片、22……左側板、23……取付片、2
5,39……前面側折曲片、30……固定片、3
3,34,55,56……ピン、36……右側
板、50……背面板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遮音箱の天板の一部となる天板部を有する前面
    板と、同じく天板の一部となる天板部を有する背
    面板と、左側板と、右側板とに分割し、前記背面
    板に底板に設けられたピンに係合する穴を設ける
    とともに前記左側板および、右側板に固定された
    取付片と係合するネジ穴を設け、左側板および右
    側板それぞれに底板に設けられたピンと係合する
    穴を設けるとともに前面側折曲片に前記前面板と
    共締めするネジ穴を設け、前記前面板の天面部に
    切欠孔を設けるとともに、前面に前記左側板およ
    び、前記右側板の前面折曲片と共締めするネジ穴
    を設け、前面板の下部の固定片に底板と固定する
    ネジ穴を設けた圧縮機の遮音装置。
JP5213584U 1984-04-10 1984-04-10 圧縮機の遮音装置 Granted JPS60164686U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5213584U JPS60164686U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 圧縮機の遮音装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5213584U JPS60164686U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 圧縮機の遮音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60164686U JPS60164686U (ja) 1985-11-01
JPS6349576Y2 true JPS6349576Y2 (ja) 1988-12-20

Family

ID=30571813

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5213584U Granted JPS60164686U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 圧縮機の遮音装置

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JPS60164686U (ja) 1985-11-01

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