JPH0437020A - 熱圧着ウエーハの製造方法 - Google Patents

熱圧着ウエーハの製造方法

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JPH0437020A
JPH0437020A JP14398090A JP14398090A JPH0437020A JP H0437020 A JPH0437020 A JP H0437020A JP 14398090 A JP14398090 A JP 14398090A JP 14398090 A JP14398090 A JP 14398090A JP H0437020 A JPH0437020 A JP H0437020A
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JP
Japan
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wafer
oxide film
substrate
followed
thermocompression bonding
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JP14398090A
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English (en)
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Mitsuhiro Maruyama
光弘 丸山
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KYUSHU ELECTRON METAL CO Ltd
Osaka Titanium Co Ltd
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KYUSHU ELECTRON METAL CO Ltd
Osaka Titanium Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は、少なくとも一方かウェーハである一対の基
板(他方の基板はウェーハであってもセラミックであっ
ても良い。)を、熱圧着して1枚の半導体ウェーハを得
る、熱圧着ウェーハの製造方法に関する。
(従来の技術) 近年、半導体ウェーハとして、高密度(高集積)化、高
速度(高応答性)化、高出力化に対応したものが求めら
れており、そのために、エピタキシャル法、イオン注入
法、熱圧着法、ZoneMelting on In5
ulation等の技術か開発されている。
第5図は、従来の熱圧着ウェーハの製造法を示す製造工
程図であって、具体的には、従来は使用する一対の基板
のうち、ウェーハたる一方の基板1の表面に酸化膜3を
形成しておき、該酸化膜3の表面に今一つの基板2(ウ
ェーハであってもセラミックであってもよい。)を熱圧
着し、基板1の裏面を研磨して、ICとしての働きをな
すいわゆる活性領域層1aを有する熱圧着ウェーハAを
得ていた。そして、上記研磨に際しては、基板2の上面
が研磨量を計測するための基準面4となされていた。
(考案が解決しようとする課題) ところで、ICチップの厚さは、取り扱いの便宜上、大
体300島〜600ルとされているが、実際にICとし
てのはたらきをする部分(以下「活性領域層」と称する
。)の厚さは、一般にバイポーラ型のICで20−以下
、LSI等に使われるMOS型では5ル以下という薄さ
である。しかし上記薄さでも依然として柩駄が多く、例
えば高速度な応答性を求める場合には、さらに1島以下
に薄くした方がよい。
しかるに、上記従来の熱圧着法では、1ル以下という薄
さのものは期待できない。その原因は、前述のように、
熱圧着した上面を研磨の基準面としているため、研磨の
精度が低下していること、さらに、研磨限度の指針とな
るものが存しないことにある。また、圧着面に塵埃が入
った場合にも、均一厚さが得られなくなるという問題も
存する。
本願発明は上記実情下において、IIL以下にまで薄く
形成され且つ均一厚さの活性領域層を有する熱圧着ウェ
ーハを歩留りよく製造できる方法を提案する目的でなさ
れた。
(課題を解決するための手段) すなわち、本願第1の発明は、少なくとも1枚がウェー
ハである2枚の基板を熱圧着するに当り、ウェーハであ
る一方の基板のスクライブ線上又はスクライブ線に沿っ
た位置に凹部を複数箇所形成しておき、該凹部又は凹部
を含むウェーハ表面全域に酸化膜を形成し、しかる後、
凹部な固体で埋めて前記ウェーハ表面を平坦化し、該平
坦化されたウェーハ表面に他方の基板を熱圧着し、ウェ
ーハである前記一方の基板を裏面側から前記凹部の底に
存する酸化膜に到るまて研磨除去するものであり、また
、本願第2の発明は、少なくとも1枚がウェーハである
2枚の基板を熱圧着するに当り、ウェーハである一方の
基板の表面全域に酸化膜を形成した後、スクライブ線上
又はスクライブ線に泊った位置における複数箇所で酸化
膜を除去し、該酸化膜の除去部に選択的酸化膜押込み処
理を施すと共に該除去部に固体を埋めてウェーハ平面を
平坦化し、該平坦化されたウェーハ表面に他方の基板を
熱圧着し、ウェーハである前記一方の基板を裏面側から
前記凹部の底に存する酸化膜に到るまで研磨除去するも
のである。
ここで、 ■「少なくとも1枚がウェーハである」とは、他の基板
かウェーハであることはもちろん、セラミックスであっ
てもよいことを意味する。
■「スクライブ線上又はスクライブ線に沿った位置」と
は、スクライブ(分離)されるための不使用部分である
ことを意味する。
■「凹部」の深さは活性領域層の厚さを決定するファク
ターであり、この凹部の深さを制御することによって活
性領域層の厚さが制御される。
■「凹部」の形状は、線状であると点状であるとを問わ
ず、また、その個数は、研磨によって一平面を得るに足
りるものであれば十分である。
■凹部、若しくは除去部に埋められる「固体」としては
、5i02−3isLや5i02−3IJ4−5i02
等が使用され、該固体は補強材としての側きをなす。
■ウェーハである一方の基板を「研磨除去」する手段と
しては、メカニカル及びケミカル手法が併用される。
(作 用) 上記のように、本願発明では、研磨限界面に、Siに比
較して著しく研磨速度(エツチングレート)の異なる酸
化膜をストッパとして配在させている(例えば、50’
Cの6mol KOHによるSin、の工、ンチングレ
ートは0.5[オンラスト0−ム/win]であリ、同
条件におけるSiのエツチングレートは、170 [オ
ンクストトム /win]である) 。
この結果、研磨面が一方に傾いて行われたとしても、酸
化膜の露出した部分においてはエツチングレートが鈍化
し、他の部分とのエツチング量が均衡化される。したが
って、酸化膜の存在深さを0.1島とか0.5μに設定
しておくことにより、それぞれの厚さの活性領域層を有
する熱圧着ウェーハが得られる。
とりわけ、選択的酸化膜押込み処理によれば、酸化膜は
その深さを任意に設定できるので、活性領域層を極めて
薄く且つ均一に形成することが可能となる。
そして、上記のようにして得られた熱圧着ウェーハは、
凹部がストライブ線又はストライブ線に沿った位置に存
しているため、半導体チップ製造における歩留りを低減
させることがない。
(実施例) 以下、本願発明を添付図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本願s1発明の実施例を示す製造工
程図で、第1図はSOS (Silicon onSi
licon)熱圧着ウエーハの製造に係るもの、第2図
はSo I (Silicon on In5ulat
or)熱圧着ウェーハに係るものを示し、第3図は本願
第2発明の実施例を示す製造工程図であり、第4図(イ
)〜(ニ)は、凹部若しくは除去部の配置例を示す平面
図である。なお、例示図面では、一対の両基板を共にウ
ェーハとしたものを示している。
先ず、第1の発明について説明すると、一方の基板11
の表面(圧着面とされる側の面)のスクライブ線14に
凹部15を形成する。この凹部15の個数は、後述する
研磨の際に、その研磨により一平面を決定し得る個数で
あれば事足り、多い場合にも全く支障はない。そして、
この凹部15の形状は、第4図(イ)に示すように、直
線状であっても、あるいは同図(ロ)〜(ニ)に示すよ
うに点状であってもよい。点状である場合は、その形状
は任意のものてよい。そして、上記凹部15は、フォト
レジスト技術を用いた選択エツチング等により一定の深
さ(所望とする活性層厚さにみあった深さ)に形成され
る。
続いてCVD法、スパッタ蒸着、MBE法等によって上
記凹部15内に酸化膜13を形成する。
このとき、酸化膜13を凹部15のみに形成すれば、第
1図に示すようにSO8熱圧着ウェーハが得られ、また
、凹部15のみならず基板11の全面にも酸化膜13を
形成すれば、第2図に示すようなSOI熱圧着ウェーハ
が得られる。かくして、形成された酸化膜13を有する
凹部15内に、後述する研磨に備えて補強の意味で固体
16を埋める。この固体16としては、Po1y−3i
licon、金属、ガラス、3102−313N4や5
i02−3i3N、−5i02等が選択される。
次に、基板11の表面又は第2図における酸化1[13
の表面を研磨して表面の凹凸を無くし、該研磨面に今一
つの基板12を熱圧着する。具体的には約1100’C
の温度下において、2時間位接合状態を保たせれば自重
により、又は少しの加重により、上記両基板11.12
が熱圧着される。
上記のようにして基板12に対して基板11が圧着され
たならば、該基板11の裏面を研磨する。この研磨では
、研磨効率を考慮してメカニカルな手法及びケミカルな
手法が併用される。そして研磨は、基板11内に形成せ
しめられている酸化[13の下端面部分が全て現われる
まで継続される。
すなわち、研磨終了間際においてはケミカル手法つまり
アルカリを使用したエツチング研磨が採用されるが、エ
ツチング研磨が進行しである一つの部分て酸化膜13が
露出したならば、それ以降は、5in2のエツチングレ
ートが極めて遅いため核部におけるエツチングが進まず
他部のみのエツチングか継続され、やがては全ての部分
において酸化膜13が現われ、エツチングは実質的に停
止した状態となる。このようにして基板11内に形成さ
れた酸化膜13によって研磨限度が決定され、上記酸化
膜13の一定形成量(換言すれは凹部15の深さ)に見
合った活性領域層が得られることになる。
次に本願第2の発明について説明する。
上述したように、均一な薄い活性領域層を得るためには
、基板11内にSiO□が形成されておればよい。そし
て、上記5in2の形成量は、微細な量的制御ができる
ものであれば、活性領域層の厚み制御を行う上でさらに
好ましい。
本願第2の発明は、上記観点に立って成されたもので、
選択的酸化膜押し込み法を採用して構成されている。
すなわち、選択的酸化膜押し込み法は、時間によって押
し込み深さが定まるものであり、しかも0.1 JL単
位の制御が十分可能なものであって所望とする押し込み
深さが容易に得られる。
具体的には、基板11の表面に酸化膜13を形成してお
き、スクライブ線上又はスクライブ線に沿った位置にお
いて酸化膜13を一部除去し、該除去部17に熱酸化法
、陽極酸化法やo2イオンインプラ法によって酸化膜1
3を押し込み、続いて除去部17に固体16を埋める。
あとは第1の発明と同様である。
かくして得られた熱圧着ウェーハは、スクライブ線14
上を切断され半導体素子として供される。したがって、
半導体素子には、形成された酸化膜13も切断されて残
存することになるが、該酸化膜13はスクライブ線上又
はこの近傍にあるので、この結果、半導体素子の機能に
は不都合を生じさせない。
(発明の効果) 以上説明したように、本願発明によれば、IIL以下の
高精度の熱圧着ウェー八が確実に得られ、酸化膜がスト
ッパとして研磨を制御しているため活性領域層の厚さが
均一化し、この結果、渉留りが向上して大幅なコストダ
ウンを図ることができる。
本願第2の発明によれば、酸化膜の形成深さが容易且つ
確実に制御できて、需要者いわゆるデバイザーの各種要
望に応えることがてきる。
そして、上記形成される酸化膜は、スクライブ線上又は
スクライブ線に泊った位置にあって後に得られる半導体
素子に何等悪影響を与えず、半導体素子の収率に全く影
響がないのみならず、上記形成された酸化膜は露出状態
にあるため、基板の活性領域層に拡散、イオン注入等に
より埋め込まれている埋込層(例えば低抵抗層、キャパ
シター等)の存在位置確認の目安ともなり得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本願第1発明の実施例を示す製造工
程図で、第1図はS OS (5ilicon onS
i 1icon)熱圧着ウエーハの製造に係るもの、第
2図はSo I (Silicon on In5ul
ator)熱圧着ウェー八に係るものを示し、第3図は
本願$2発明の実施例を示す製造工程図であり、第4図
(イ)〜(ニ)は、凹部若しくは除去部の配置例を示す
平面図、第5図は従来の熱圧着ウエーハの製造法を示す
製造工程図である。 第5図 11.12・・・基板  13・・・酸化膜14・・・
スクライブ線 15・・・凹部16・・・固体    
 17・・・除去部第 図 第4図 (イ) 第4 図 (ハ) 1”。 第 図 第 図 第4図 (ロ) 第4図 (ニ) 手続補正書(關) 平成3年6月25日 敏殿

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1枚がウエーハである2枚の基板を熱
    圧着するに当り、ウエーハである一方の基板のスクライ
    ブ線上又はスクライブ線に沿った位置に凹部を複数箇所
    形成しておき、該凹部又は凹部を含むウエーハ表面全域
    に酸化膜を形成し、しかる後、凹部を固体で埋めて前記
    ウエーハ表面を平坦化し、該平坦化されたウエーハ表面
    に他方の基板を熱圧着し、ウエーハである前記一方の基
    板を裏面側から前記凹部の底に存する酸化膜に到るまて
    研磨除去することを特徴とする熱圧着ウエーハの製造方
    法。
  2. (2)少なくとも1枚がウエーハである2枚の基板を熱
    圧着するに当り、ウエーハである一方の基板の表面全域
    に酸化膜を形成した後、スクライブ線上又はスクライブ
    線に沿った位置における複数箇所で酸化膜を除去し、該
    酸化膜の除去部に選択的酸化膜押込み処理を施すと共に
    該除去部に固体を埋めてウエーハ平面を平坦化し、該平
    坦化されたウエーハ表面に他方の基板を熱圧着し、ウエ
    ーハである前記一方の基板を裏面側から前記凹部の底に
    存する酸化膜に到るまで研磨除去することを特徴とする
    熱圧着ウエーハの製造方法。
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