JPH04367403A - 密閉容器 - Google Patents

密閉容器

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JPH04367403A
JPH04367403A JP14804391A JP14804391A JPH04367403A JP H04367403 A JPH04367403 A JP H04367403A JP 14804391 A JP14804391 A JP 14804391A JP 14804391 A JP14804391 A JP 14804391A JP H04367403 A JPH04367403 A JP H04367403A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密封効果に優れ、かつ
幅広いシール条件下フランジ端部まで確実に密封シール
することができ、一般容器、プラスチック成形蓋、容器
本体の層間剥離を利用して開封を行う易開封性容器等と
して好適に用いられる密閉容器、その密閉容器の製造方
法及びそれに用いられるシールバーに関する。
【0002】
【従来の技術】容器を蓋材で密封するにあたり、従来の
熱シール法においては、通常、フラットな高温の金属板
で蓋材と容器フランジを押圧して密着させていた。しか
し、このような従来の熱シール法においては、容器フラ
ンジの偏肉、容器の抜きズレ、もしくは容器とシールバ
ケットのずれなどにより、熱シール時の圧力がフランジ
全周に均一に当たらなくなり、部分的なシール不良を起
こすことがしばしばあった。特に、層間剥離可能な多層
容器に蓋材を熱シールし、開封を強固に溶着したシール
部の剥離ではなく、シール部外端からの多層容器の層間
剥離を利用して行うシステムの密閉容器においては、こ
のようなシール不良がシール部外端に生じた場合には、
多層容器の層間剥離の開始を妨げ、開封困難となる原因
ともなっていた。
【0003】このようなシール不良を解決し、シール部
外端まで確実にシールを行うための手段として、シール
バーのシール面の外周から内周にかけて傾斜をつけるこ
とにより、端部に圧力を集中させようとするものがある
。また更に、蓋材とフランジとの間に挟雑物が入り込ん
だ場合にも確実にシールを行うために、シールバーのシ
ール面にローレット加工を施し、表面に升目状に凹凸を
つけたものもある。しかし、これらも、フランジの偏肉
、シールバー温度のばらつき等の不確定因子による影響
で、シール不良を払拭するには至っていない。特に、プ
ラスチック落し蓋等のプラスチック成形蓋を用いて内容
物がフランジ上に溢れた場合などには、シール不良を起
こし易い技術であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、シール条件範囲が広く、プラスチック落し蓋
等のプラスチック成形蓋を用いた場合にもシール部端部
まで確実に密封シールすることが可能な密閉容器とその
製造方法、ならびに、その方法に用いられるシールバー
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、フ
ランジ付開口部を有する容器本体及びフランジ上で容器
本体に環状に熱溶着された蓋材よりなる密閉容器におい
て、蓋材が、熱溶着部上に位置する外部表面に、蓋材の
中心部を中心として略放射状の方向に延びる少なくとも
1つの凹部を有し、この少なくとも1つの凹部が、容器
本体と蓋材との熱溶着の際に熱圧成形されたものである
ことを特徴とする密閉容器を提供するものである。
【0006】本発明はこの密閉容器の製造に好適な製造
方法をも提供するものであり、この製造方法は、フラン
ジ付開口部を有する容器本体を該フランジ下面を支持す
るための平坦な上面を有する枠状の支持体で支持し、容
器本体上に蓋材を載置し、フランジ上部に配置され、下
面に環状のシール面を有する加熱されたシールバーを蓋
材の上部表面から押圧することにより蓋材を容器本体の
フランジ上で環状に熱溶着して密閉容器を製造するにあ
たり、シールバーとして、シール面が平坦面と該平坦面
から突出した少なくとも1つの凸部からなり、この少な
くとも1つの凸部がシール面の環形状の中心を中心とし
て略放射状の方向に伸びるものであるシールバーを用い
ることを特徴とする。
【0007】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明の密閉容器の一態様を表す平面図で
あり、1は蓋材を示し、6は蓋材1の上部表面に形成さ
れた凹部であり、蓋材1の中心を中心として放射状の方
向に延びている。7は開封を容易にするためのタブであ
る。
【0008】図2は図1の密閉容器を線I−Iで切断し
た断面図であり、図3は図1の密閉容器から蓋材の一部
を切り欠いた状態を示す図である。2は容器本体であり
、開口部4から外側へ延びる周状のフランジ3を有して
いる。5は、蓋材1と容器本体2との熱溶着部であり、
フランジ3上で蓋材1が容器本体2と環状に熱溶着され
ている。図2において、8は密閉容器の製造に用いられ
た本発明の一態様であるシールバーの部分断面を表し、
下面に平坦面10と平坦面10から突出した凸部11か
らなる環状のシール面9を有している。図4はシールバ
ー8の環状のシール面を表す底面図である。複数の凸部
11がシール面の環形状の中心を中心として、シール面
の内端から外端まで略放射上の方向に延びており、略等
間隔に並んでいる。
【0009】図5はこのシールバー8を用いて熱溶着を
行う様子を示す部分斜視図であり、容器本体2は、フラ
ンジ下面を支持するための平坦な上面13を有する枠状
の支持体12で支持されている。容器本体2のフランジ
3上部には加熱したシールバー8が配置されており、シ
ールバー8を蓋材1上から支持体12の上面13へ向け
て押圧することにより、容器本体2と蓋材1とがフラン
ジ3上で環状に熱溶着される。この際、凸部11直下部
の蓋材2とその下面に位置する容器本体2のフランジ3
は、凸部11の頂面と支持体12の上面13との間で他
の部分より強く圧縮され、蓋材表面に凹部6が熱圧成形
されるとともに、凹部下に強固な熱溶着状態が得られる
。図6はこのようにして得られた図1の密閉容器を線I
I−IIで切断した部分断面図であり、蓋材1の表面の
凹部6と、環状の熱溶着部の凹部6直下における強個な
熱溶着状態を表している。
【0010】図1、図2、図3に表された密閉容器では
、複数の凹部6が略等間隔に形成され、環状の熱溶着部
には凹部6と同数の外端から内端に至る強固なシール状
態が確実に得られているため、フランジの偏肉やシール
バー温度のばらつきがあったとしても、全体として良好
な密封状態が得られる。
【0011】図7は蓋材1として落し蓋を用いて密封さ
れた密閉容器を示した断面図である。この場合、蓋材1
を容器本体2上に載置した際に内容物が溢れてフランジ
3の上面に挟雑物として残り、均一なシール状態が得ら
れなかったとしても、少なくとも凹部6の下では確実な
熱溶着が行われるため、やはり全体として良好な密封状
態が得られる。
【0012】図8は本発明のシールバーの凸部の形状を
示す図であり、図4のシールバー8の線III−III
の部分断面を表している。図8に表されるように、凸部
の形状は、底面より幅の狭い平坦な頂部を有する台形と
することが好ましく、凸部の頂部の幅aは、20mm未
満とすることが好ましい。頂部の幅が20mm以上であ
ると、蓋材表面に凹部を形成し強固な熱溶着を得るに十
分な圧力が得られなくなることがある。特に好ましくは
、0〜3mmである。また、熱溶着時の蓋材の切れ等を
防止するために、頂部の端に丸みをつけることが好まし
い。丸みの半径は、0.1mm以上、特に0.3mm以
上とすることが好ましい。凸部の高さhは蓋材の厚みよ
り低い限り特に限定されないが、通常、0.1から1m
mが好適な高さである。シール面の内縁から外縁までの
幅は特に限定されず、通常1〜10mmである。容器本
体のフランジ外端まで確実に熱溶着を行うためには、図
2及び図5に示されるように、容器本体のフランジ外径
より大きめの外径のシール面を有するシールバーを用い
ることが好ましい。シールバーの材質としては、アルミ
ニウム、銅等、熱伝導性に優れ、耐久性のある金属、及
びその複合材料等が用いられる。
【0013】熱溶着は、凸部を有するシールバーのみを
用いる1段方式でもよく、また初めに平坦なシール面を
有するシールバーで平坦な熱溶着を行い、次いで凸部を
有するシールバーを用いて熱溶着を行い凹部を形成する
2段方式で行ってもよい。
【0014】図9及び図10は本発明の密閉容器の他の
一態様を示す図であり、図9はその密閉容器の部分平面
図であり、図10は図9の密閉容器を線IV−IVで切
断した部分断面図である。この密閉容器においては、容
器本体2として表面層14とそれに接する基材層15か
らなる多層容器が用いられており、蓋材1が容器本体2
のフランジ3上で容器本体2の表面層14と環状に熱溶
着されている。容器本体2の表面層14には、フランジ
3上の熱溶着部5の内端と開口部4との間に、環状の弱
め線16が形成されている。この態様の密閉容器は、開
封を熱溶着部の蓋材1と容器本体2の表面層14との間
の剥離ではなく、容器本体2の表面層14と基材層15
との間の層間剥離によって行い、易開封性と、ボイル、
レトルト処理などにおける内圧にも耐えうる優れた密封
性とを両立させたものである。従って、開封を容易なら
しめるために、容器本体2の表面層14とそれに接する
基材層15との間の剥離強度は、各層の材質の選定によ
り1.5kg/15mm幅(引張速度300mm/分)
以下に調整されている。一方、蓋材1と容器本体2の表
面層14との間の熱溶着部における剥離強度は容器本体
2の表面層14と基材層15との間の剥離強度より大き
く、通常2kg/15mm幅(引張速度200mm/分
)以上とすることが好ましい。この熱溶着部の剥離強度
を強くすることにより、ボイル、レトルト等による内圧
にも耐える密閉容器を得ることができる。
【0015】7は開封の開始を容易にするための蓋材1
のタブであり、タブ7の基部17から密閉容器の開封が
開始される密閉容器の開封は、タブ7をつかんで引き上
げることによって行われ、開封を開始する部位17に位
置するフランジ外端からの表面層14と基材層15との
間の層間剥離によって開始する。容器本体のフランジの
偏肉やシールバーの温度のばらつきなどがあったとして
も、蓋材1の凸部6の下部では、蓋材1と容器本体2の
表面層14とが熱溶着部5の外端まで確実に熱溶着され
ているため、表面層14と基材層15との層間の剥離を
確実かつ容易に開始することができる。従ってこの態様
の密閉容器においては、蓋材が、開封を開始する部位上
に少なくとも1つ、好ましくは図9に示されるように3
以上の凹部を有することが望ましい。
【0016】弱め線16は、開封時の表面層14の切断
を容易にするものであり、開封が進むにつれ、表面層1
4が蓋材1と共に容器本体2の外端から弱め線16まで
の間で基材層15から剥離し、開封が達成される。
【0017】弱め線は通常、図10に示されるような環
状の切込みとして設けられているが、その他蓋材を剥す
ときに容器本体の表面層を容易に切断できるものであれ
ばどのようなものでもよい。また、表面層のみならず、
それに接する基材層内まで達していてもよい。また、こ
の弱め線はフランジ全周にわたってつけてもよいし、一
部は弱め線をつけずに残しておいてもよい。蓋材の一部
を剥さずに容器本体についたまま残すような場合には、
そこの部分だけ弱め線をつけないようにする。弱め線の
形成は、切込み刃による押圧、切削刃による切削、加熱
手段又はこれらの組合せにより行うことができる。ここ
で加熱手段としては、特に限定はされず、電気ヒーター
加熱、熱媒体加熱、インパルス加熱、高周波加熱、超音
波加熱などがあり、通常U型、V型の環状押圧体と組み
合わせて形成する。弱め線と熱溶着部内縁との間には、
0.5〜10mm程度の間隔が開けられていることが好
ましい。
【0018】図9及び図10に示される密閉容器におい
ては、熱溶着部上の蓋材表面に全周にわたって複数の凹
部が形成されているが、フラットなシール面を有するシ
ールバーを用いても多少のばらつきはあっても密封性を
保つには十分な熱溶着が得られるような場合には、開封
を開始する部位にのみ凹部を形成してもよい。開封を開
始する部位で蓋材と容器本体と熱溶着部端部が確実に熱
溶着されていれば、容器本体の表面層とそれに接する基
材層との間の層間剥離が確実に開始され、易開封性が損
なわれることがないからである。
【0019】また、図9及び図10に示される密閉容器
においては、開封を開始する部位において、蓋材表面の
凹部の外端が熱溶着部の外端よりタブ側へはみ出してい
る。これは、容器本体のフランジ外径より大きい外径を
有するシールバーを用いて熱溶着を行い、フランジ端部
の熱溶着を確実に行い、容器本体の層間剥離がフランジ
外端から容易に開始するようにしたためである。従って
、容器本体の層間剥離をフランジ外端から行わない密閉
容器においては、フランジ外径より小さい外径を有する
シールバーを用いてもよい。その場合には、容器本体の
表面層に、熱溶着部の外縁とフランジ外端との間に、も
う1本の環状の弱め線を形成することにより、その弱め
線の位置から表面層と基材層との間の層間剥離を容易に
開始させることができる。
【0020】本発明に用いられる蓋材は、単層フイルム
であっても多層フイルムであってもよく、特に制限はな
い。単層フイルムの場合には、容器本体の表面層と熱溶
着しやすい材質のフイルム、例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン−α−オレフィン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体等からなるプラスチックフイ
ルムであることが好ましい。特に、容器本体の表面層と
同一または同系統の材質からなることが好ましい。多層
フイルムを用いた場合について説明すると、プラスチッ
クの単層フイルム、多層フイルム、紙、アルミニウム箔
またはこれらの複合材料等からなる基材層と、上記の単
層フイルムの材質と同様の材質からなるシーラント層か
らなるものが好適に用いられる。
【0021】また、蓋材はフイルム状のままでもよいが
、先に説明したように、成形蓋、例えば図7に示される
ような落し蓋の形状とすることもできる。落し蓋のくぼ
みの形状は容器本体の開口部と嵌合して空気を追い出す
ことができれば、特に限定されず、湾曲状、低面が平面
である形状等とすることができる。また、成形蓋の形成
方法としては、真空成形、圧空成形などの熱成形、プレ
ス成形などが用いられる。
【0022】本発明において用いられる容器本体は、単
層容器であっても、少なくとも表面層とそれに接する基
材層とかなる多層容器であってもよく、特に制限はない
。容器本体の材質としては、強度、耐熱性に優れた材料
を用いることが好ましく、例えば、ポリオレフィン系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、あるいはこれら
の混合物、あるいはこれらに熱可塑性エラストマー、各
種の添加剤又は無機充填剤を5〜70重量%混合した樹
脂、金属箔などがある。
【0023】多層容器本体の表面層と基材層との層間剥
離を利用して開封を行う図10に示されるような密閉容
器においては、表面層と基材層との材質を両層の剥離強
度が1.5kg/15mm幅(引張速度300mm/分
)以下となるように選択する。好ましい表面層の材料(
a)及びそれに接する基材層(b)の組合せとしては、
例えば次のような組合せを挙げることができる。 (a)高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン等のポ
リエチレン樹脂と(b)ポリプロピレン樹脂及びポリエ
チレン樹脂の混合樹脂、(a)ポリプロピレン樹脂と(
b)ポリプロピレン樹脂及びポリエチレン樹脂の混合樹
脂、(a)低密度ポリエチレンと(b)高密度ポリエチ
レン樹脂、(a)エチレン−酢酸ビニル共重合体と(b
)ポリプロピレン樹脂及びポリエチレン樹脂の混合樹脂
、(a)エチレン−酢酸ビニル共重合体と(b)エチレ
ン−プロピレンランダム共重合体樹脂、(a)ポリプロ
ピレン樹脂、又はポリプロピレン樹脂及びポリエチレン
樹脂の混合樹脂と(b)無機充填剤含有ポリプロピレン
樹脂及びポリエチレン樹脂の混合樹脂、(a)ポリプロ
ピレン樹脂及びポリエチレン樹脂の混合樹脂と(b)無
機充填剤含有高密度ポリエチレン樹脂、(a)ホモ又は
ランダム重合ポリプロピレン樹脂と(b)無機充填剤含
有高密度ポリエチレン樹脂、及び、(a)不飽和カルボ
ン酸変性ポリプロピレン樹脂と(b)アルミニウム。
【0024】上記の多層の容器本体は上記のような材料
からなる2層のものでもよいが、ガスバリヤー性の向上
や、容器とした場合の変形を少なくする目的で、さらに
他の材料からなる層を積層した3層以上のものを用いて
もよい。他の材料からなる層としては、例えばエチレン
−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、ナ
イロン(ポリアミド)、ポリエチレンテレフタレートな
どの樹脂層や、アルミ蒸着層、アルミニウム、鉄類など
の金属層などのガスバリヤー性に優れたものが挙げられ
る。これら他の材料からなる層は、1層のみであっても
よいし、2層以上からなる多層体であってもよく、また
、無機充填剤10〜80重量%を含有する樹脂層であっ
てもよい。
【0025】容器本体の成形方法としては、特に制限は
なく、単層容器本体の場合は、樹脂材料の真空成形、圧
空成形、絞り成形、射出成形、射出ブロー成形、ブロー
成形などにより、又は金属のプレス成形等により製造す
ることができる。多層容器本体にあっては、前述した組
合せ等の樹脂材料を用いて共押し出しにより得られた共
押出シート、ラミネート加工により得られたラミネート
シートを真空成形、圧空成形、絞り成形することにより
得ることができる。また、上記樹脂材料の多層射出成形
、多層射出ブロー成形、多層ブロー成形などにより得る
こともできる。ラミネート加工としては、例えばエキス
トルージョンラミネート、ドライラミネート、ホットメ
ルトラミネートなどの方法を用いることができる。接着
剤、粘着剤などを用いてラミネート加工を行うことによ
り、適当な層間剥離性を有する多層材料を容易に得るこ
とができる。また、紙、金属などなどの容器本体の内側
に多層フイルムを熱成形することによっても得ることが
できる。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 下記の方法により、容器本体として多層容器を用いた密
閉容器を作製した。下記の層構成、ランダムポリプロピ
レン層(120μm)[出光石油化学(株)製、密度0
.90g/cm3 、MI7.0、融点145℃]/高
密度ポリエチレン層(120μm)[出光石油化学(株
)製、密度0.96g/cm3 、MI0.12、融点
131℃]/ホモポリプロピレン層(960μm)[出
光石油化学(株)製、密度0.91g/cm3 、MI
2.0、融点165℃]を有し、ランダムポリプロピレ
ン層と高密℃ポリエチレン層との間の剥離強度が0.8
kg/15mm幅(300mm/分)である3層シート
を用いて、熱成形により、上記ランダムポリプロピレン
層を表面層とするフランジ外径82mm、フランジ幅4
mm、フランジ面積10cm2 、高さ64mmの円形
の容器本体を作製した。フランジの厚みは1.2mm±
100μmであり、均一ではなかった。次いで、熱成形
により、シーラント層:ランダムポリプロピレン層(6
0μm)[出光石油化学(株)製、密度0.90g/c
m3、MI7.0、融点145℃]/基材層:ホモポリ
プロピレン層(220μm)[出光石油化学(株)製、
密度0.91g/cm3 、MI2.0、融点165℃
]からなり、タブ及び上記容器本体の開口部に嵌合する
くぼみを有するポリプロピレン系落し蓋である蓋材を作
製した。この蓋材の外径は81mm、厚みは280μm
であり、タブの幅は14mm、長さは30mmであった
【0027】得られた容器本体と蓋材とを、1段目には
フラットなシール面(外径85mm、内径68mm)を
有するシールバーを用い、2段目には平坦面と高さ0.
3mmの複数の凸部からなるシール面(外径85mm、
内径68mm)を有するシールバーを用いる2段方式で
熱溶着し、密閉容器を作製した。2段目に用いる凸部を
有するシールバーとして、表1記載の条件で複数の凸部
がフランジ全周にわたって略等間隔に並ぶ複数の種類の
シールバーを用意した。1段目、2段目ともに、熱溶着
時間1.1秒、押圧5kg/cm2 の条件で熱溶着を
行った。
【0028】得られた密閉容器の評価を下記の要領で行
った。1段目熱溶着温度270℃、2段目熱溶着温度2
60℃を基準値とし、各熱溶着温度を±5℃の間隔で変
え、各温度につき10個ずつの密閉容器を作製した。各
10個ずつの密閉容器におけるシール不良の有無により
、評価を行った。シール不良のない温度範囲をシール可
能範囲とし、下記のとおり評価した。 ×    シール可能範囲なし D    0±5℃ C    0±10℃ B    0±14℃ A    0±14℃以上 ここで、シール不良とは、凹部下におけるフランジ端部
の未溶着部の存在、シーラント層の未溶融部の存在、蓋
材の切れをいう。評価結果を表1に示す。表1において
nは、開封を開始する部位、すなわちタブの基部に存在
する凹部の数を表す。Rは、シールバーの凸部の平坦な
頂部の両端につけられた丸みの半径を表し、aは、シー
ルバーの凸部の平坦な頂部の幅を表す。また、表1中、
n=0、R=0、a=0とは、フラットなシール面のシ
ールバーのみを用いて熱溶着を行った密閉容器を意味す
る。
【0029】
【表1】
【0030】得られた密閉容器のうち、端部未溶着によ
るシール不良のあったものは、容器本体の層間剥離の開
始が困難で、易開封性を示さなかった。一方、シール不
良がなく、開封を開始する部位に1以上の凹部を有する
ものは、開封時にフランジ端部から容器本体の層間剥離
が容易に開始し、優れた易開封性を示した。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、容器本体のフランジの
偏肉やシールバー温度のばらつきなどに影響されず、容
器本体と蓋材とを広いシール条件下で熱溶着部端部まで
確実に熱溶着することができ、密封性に優れた密閉容器
を得ることができる。また、容器外端からの容器本体の
層間剥離を利用して開封を行う易開封性の密閉容器にお
いては、蓋材表面の凹部の下では蓋材と容器本体の表面
層とが容器外端まで確実に熱溶着しているため、層間剥
離を容易に開始することができ、シール不良により易開
封性が損なわれることがない。また、本発明によれば、
蓋材としてプラスチック成形蓋を用いた場合にも、成形
蓋の偏肉、溢れた内容物等の挟雑物に影響されずに、十
分な密封性を有する密閉容器、また、優れた開封性を有
する易開封性密閉容器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の密閉容器の一態様を表す平面図である
【図2】図1の密閉容器を線I−Iで切断した断面図で
ある。
【図3】図1の密閉容器の蓋材の一部を切り欠いた様子
を示す平面図である。
【図4】本発明のシールバーの一態様を表す底面図であ
る。
【図5】本発明の方法により密閉容器を製造する様子を
表す部分斜視図である。
【図6】図1の密閉容器を線II−IIで切断した部分
断面図である。
【図7】本発明の密閉容器の例えばの一態様を表す断面
図である。
【図8】図4のシールバーを線III−IIIで切断し
た部分断面図である。
【図9】本発明の密閉容器の更に他の一態様を表す部分
平面図である。
【図10】図9の密閉容器を線IV−IVで切断した部
分断面図である。
【図11】本発明のシールバーの他の一態様を表す底面
図である。
【符号の説明】
1  蓋材 2  容器本体 3  フランジ 4  開口部 5  熱溶着部 6  凹部 7  タブ 8  シールバー 9  シール面 10  平坦面 11  凸部 12  支持体 13  平坦な上面 14  表面層 15  基材層 16  弱め線 17  開封を開始する部位

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フランジ付開口部を有する容器本体及
    びフランジ上で容器本体に環状に熱溶着された蓋材より
    なる密閉容器において、蓋材が、熱溶着部上に位置する
    上部表面に、蓋材の中心部を中心として略放射状の方向
    に延びる少なくとも1つの凹部を有し、この少なくとも
    1つの凹部が、容器本体と蓋材との熱溶着の際に熱圧成
    形されたものであることを特徴とする密閉容器。
  2. 【請求項2】  フランジ付開口部を有する容器本体及
    びフランジ上で容器本体に環状に熱溶着された蓋材より
    なる密閉容器において、蓋材が、熱溶着部上に位置する
    上部表面に、蓋材の中心部を中心として略放射状の方向
    に延び、熱溶着部上の全周に渡って略等間隔に並ぶ複数
    の凹部を有し、これら複数の凹部が、容器本体と蓋材と
    の熱溶着の際に熱圧成形されたものである請求項1記載
    の密閉容器。
  3. 【請求項3】  容器本体が少なくとも表面層とそれに
    接する基材層とからなる多層容器であり、蓋材は容器本
    体のフランジ上で容器本体の表面層と環状に熱溶着され
    ており、熱溶着部における蓋材と容器本体の表面層との
    間の剥離強度が容器本体の表面層と基材層との間の剥離
    強度より大きく、容器本体の表面層と基材層との間の剥
    離強度が1.5kg/15mm幅(引張速度300mm
    /分)以下であり、容器本体の表面層には、フランジ上
    における環状の熱溶着部の内端部と容器本体の開口部と
    の間に環状の弱め線が設けられており、蓋材の表面に形
    成された複数の凹部の少なくとも1つが、密閉容器の開
    封を開始する部位の環状の熱溶着部上に存在する請求項
    2記載の密閉容器。
  4. 【請求項4】  容器本体が少なくとも表面層とそれに
    接する基材層とからなる多層容器であり、蓋材はフラン
    ジ上で容器本体の表面層と環状に熱溶着されており、熱
    溶着部における蓋材と容器本体の表面層との間の剥離強
    度が容器本体の表面層と基材層との間の剥離強度より大
    きく、容器本体の表面層と基材層との間の剥離強度が1
    .5kg/15mm幅(引張速度300mm/分)以下
    であり、容器本体の表面層には、フランジ上における環
    状の熱溶着部の内端部と容器本体の開口部との間に環状
    の弱め線が設けられており、蓋材の上部表面の少なくと
    も1つの凹部が密閉容器の開封を開始する部位の環状の
    熱溶着部上のみに存在するものである請求項1記載の密
    閉容器。
  5. 【請求項5】  フランジ付開口部を有する容器本体を
    該フランジ下面を支持するための平坦な上面を有する枠
    状の支持体で支持し、容器本体上に蓋材を載置し、フラ
    ンジ上部に配置され、下面に環状のシール面を有する加
    熱されたシールバーを蓋材の上部表面から支持体の上面
    へ向けて押圧することにより蓋材を容器本体のフランジ
    上で環状に熱溶着する密閉容器の製造方法において、シ
    ールバーの環状のシール面が平坦面と該平坦面から突出
    した少なくとも1つの凸部からなり、この少なくとも1
    つの凸部がシール面の環形状の中心を中心として略放射
    状の方向に延びるものであることを特徴とする密閉容器
    の製造方法。
  6. 【請求項6】  シールバーが、シール面の全周に渡っ
    て略等間隔に並ぶ複数の凸部を有するものである請求項
    5記載の製造方法。
  7. 【請求項7】  容器本体が少なくとも表面層とそれに
    接する基材層からなる多層容器であり、容器本体のフラ
    ンジに位置する表面層には、蓋材と環状に熱溶着される
    部分の内端部と開口部との間に環状の弱め線が設けられ
    ており、容器本体の表面層と基材層との間の剥離強度が
    1.5kg/15mm幅(引張速度300mm/分)以
    下であり、シールバーのシール面上の平坦面から突出し
    た複数の凸部の少なくとも1つが、得られる密閉容器の
    開封を開始する部位上のシール面に存在する請求項6記
    載の製造方法。
  8. 【請求項8】  容器本体が少なくとも表面層とそれに
    接する基材層からなる多層容器であり、容器本体のフラ
    ンジに位置する表面層には、蓋材と環状に熱溶着される
    部分の内端部と開口部との間に環状の弱め線が設けられ
    ており、容器本体の表面層と基材層との間の剥離強度が
    1.5kg/15mm幅(引張速度300mm/分)以
    下であり、シールバーの環状のシール面の平坦面から突
    出した少なくとも1つの凸部が、得られる密閉容器の開
    封を開始する部位上のシール面のみに存在することを特
    徴とする請求項5記載の製造方法。
  9. 【請求項9】  フランジ付開口部を有する容器本体と
    蓋材とを容器本体のフランジ上で環状に熱溶着するため
    の環状のシール面を有するシールバーにおいて、シール
    面が平坦面と該平坦面から突出した少なくとも1つの凸
    部からなり、この少なくとも1つの凸部がシール面の環
    形状の中心を中心として略放射状の方向に延びるもので
    あることを特徴とするシールバー。
  10. 【請求項10】  フランジ付開口部を有する容器本体
    と蓋材とを容器本体のフランジ上で環状に熱溶着するた
    めの環状のシール面を有するシールバーにおいて、シー
    ル面が平坦面と該平坦面から突出した複数の凸部からな
    り、これら複数の凸部がシール面の環形状の中心を中心
    として略放射上の方向に延び、かつシール面の全周に渡
    って略等間隔に並ぶものである請求項9記載のシールバ
    ー。
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