JP2575709B2 - 易開封性密封容器およびその製造方法 - Google Patents

易開封性密封容器およびその製造方法

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は易開封性密封容器およびその製造方法に関す
るものである。さらに詳しくいえば、本発明は、食品類
の包装用、特に加熱殺菌包装用として好適に用いられる
蓋材を強固にヒートシールでき密封性に優れるととも
に、開封性にも優れているフランジ付易開封性容器およ
びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、食品類などの包装のために、フランジ付容器が
多用されており、容器に内容物を充填したのち、蓋材を
ヒートシールすることにより密封されている。しかし、
このようにして形成されるヒートシール容器は、ヒート
シール強度を高くして密封性を高くすると、内容物を使
用するときの開封性が悪く、刃物などでの開封が必要と
なり、一方開封性を良くするために適度な層間接着力の
材料を選択すると、温度、圧力、時間などのヒートシー
ル条件や充填物などの夾雑物によりシール性が大幅に変
わり、一定の接着力が得られず密封性が低下するため、
特にレトルトなどの加熱殺菌など内圧が高くなる包装に
は用いられないという欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この問題点を解決するため、本出願人は先に容器本体
として多層容器本体を用い、使用時の開封を一般に行わ
れているシール層間で行うのではなく、多層容器本体の
層間を開封剥離面とし、ヒートシール部の内側の最内層
に環状の切り込みを設けることにより、切り込みより内
側の多層容器本体は最内層を剥離させず残しつつ、ヒー
トシール部は容器最内層を蓋材とともに剥離することに
より開封を行う易開封性容器を提案した。
しかし、この種の容器にあっては、開封を多層容器本
体の層間を剥離面としているので、シール巾が狭いと最
内層の剥離が困難で、前述の易開封性の特徴を生かすこ
とができない。そのためフランジ部外端までフランジ部
と蓋材とを幅広にヒートシールすることが必要である
が、幅広にシールするとシール部の気泡の排斥を十分に
行うことができず、密封シールが困難になるという問題
があった。また、容器によってはシール幅が制限される
という問題点もあった。さらにまた、開封性をよくする
ために、多層容器本体フランジ部のヒートシール部の内
側のみならず、外側にも切り込みを設けることが考えら
れるが、外側の切り込みがヒートシール部の外側の端部
と一致しない場合、またはヒートシール部近傍にない場
合には、易剥離性が損なわれ、また、切り込みとヒート
シール部端部の位置関係を正確に制御することは困難で
あり、前記提案の特長を十分に発揮し得なかった。
また、多くの場合、容器本体のフランジ部の強度、剛
性、他容器との嵌合性などの物性面、使用感、意匠性の
点から、フランジ部端部にリブまたはカール等を設ける
ことが行われている。そして、前記提案の易開封性容器
においてリブまたはカールを設ける場合には、多層容器
本体の層間剥離の開始を促すために、前記したフランジ
部内側と外側の二重切り込みのような剥離開始手段を講
じなければならないが、このような場合にも前述のよう
な問題点がある。また、リブまたはカール部に部分的に
切り決き部を設けて、多層容器本体の層間剥離を容易に
する方法も考えられたが、これでは、容器本体が本質的
にリブまたはカール部付容器ではなくなり、また易開封
性も十分ではなく、また任意のシール幅の採用も困難で
あった。
本発明は、前記提案の易開封性容器のフランジ部と蓋
材とのヒートシール部の構造およびヒートシール方法を
工夫することにより、多層容器本体の層間剥離を容易に
して易開封性をするとともに、リブまたはカール付容器
にも易開封性を付与することができ、また、ヒートシー
ル時に任意のシール幅条件を設定することができる易開
封性密封容器を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は多層容器本体と該多層容器本体の
フランジ部でヒートシールされる蓋材とからなる密封容
器において、該多層容器本体の層間接着力を該フランジ
部と該蓋材との接着力よりも小さくなるように構成する
とともに、ヒートシール部の内側のフランジ部に環状の
切り込みを設け、かつヒートシール部の外端に凹状のシ
ール層を蓋材を介して押圧形成したことを特徴とする易
開封性密封容器を提供するものであり、このような易開
封性密封容器は、例えば、フランジ部のヒートシール部
の内側に環状の切り込みが設けられているフランジ付多
層容器と蓋材とを、周縁部に凸状部を有するシールリン
グを用いてヒートシールすることにより製造することが
できる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。第2
図は本出願人が先に提案したカール部9を有する易開封
性密封容器の部分断面図である。1は多層容器本体の最
内層、2はこれに接する層である。3はフランジ部で内
容物を充填したのち蓋材4で蓋をし、この蓋材を多層容
器本体の最内層1とフランジ部3でタイトにヒートシー
ルする。5はヒートシール部の位置を示し、多層容器本
体と蓋材は多層容器本体のフランジ部で難剥離ヒートシ
ールされている。6および7は切り込みである。8はつ
まみ部でここで剥離を開始し、切り込み7と切り込み6
の間で多層容器本体の最内層を容器から剥離することに
よって蓋材を容器から剥離する。
第1図は本発明の易開封性密封容器とその製造方法を
説明する断面説明図である。
第1図において、1、2、3、4、5、6、8、9は
第2図と同様である。本発明の易開封性密封容器におい
てはヒートシール部の外端に凹状のシール層10が形成さ
れている。11はシールリングで、このシールリングを用
いてシール層を蓋材を介して押圧することにより凹状の
シール層が形成される。この凹状のシール層は開封時、
多層容器本体の最内層の剥離を容易にする。凹状のシー
ル層は凹部の先端が多層容器の最内層に接する層(外
層)まで接していることが最内層の剥離性の点から好ま
しい。
シールリング11は外周縁部に凸状部12が設けられてお
り、ヒートシール時にヒートシール部の外端に凹状のシ
ール層を形成する。ヒートシールリングは、第1図に示
すように、周縁部に凸状部を有し、ヒートシール部の外
端に凹状のシール層を形成できるものであれば特に制限
はない。第3図に示すように、凹状シール層を形成し易
くするため、凸状部の近傍のシール面に凹みを設けたも
の、あるいは、第4図のようにヒートシールリングのシ
ール面に1〜2゜の傾斜をもたせたもの等が用いられ
る。凸状部の高さは最内層の厚み、樹脂の種類やシール
条件により適宜決めればよく、通常10〜500μm、好ま
しくは20〜300μmとする。
このようなヒートシールリングで形成される凹状のシ
ール層は環状にフランジ部全周に渡って形成されること
が好ましいが、開封を開始するつまみ部の付近に設けら
れていればよい。また、シール部形状は第5図に示すよ
うに、つまみ部付近に凸状の先端部を有するリング状と
することが好ましい。
第1図において、切り込み6は蓋材を剥がす際にフラ
ンジ部内周で多層容器本体の最内層を切断するためのも
ので、この切り込みは蓋材を剥がすときに最内層を容易
に切断できるものであればどのようなものでもよく、最
内層のみならず最内層に接する層まで切断されていて
も、最内層の一部だけ切断されていてもよい。また、こ
の切り込みは円、三角形、四角形など環状にフランジ内
周に全周にわたって設けてもよいし、一部は残しておい
てもよい。蓋材の一部がついたまま剥がすような場合に
は、そこの部分だけ切り込みを入れないようにする。
切り込みの形成方法としては環状刃の押し込み法によ
るもの、加熱環状体の押しつけによるもの、切削刃によ
る切削加工によるもの、超音波加工、レーザー加工など
によるもの、せん断力によるずれによるものまたはこれ
らの組み合わせによるものなどがある。
ヒートシール部の内縁と切り込みまでの長さtは通常
1mm〜10mm、好ましくは1.5mmから5mmとする。
本発明の易開封性密封容器における多層容器本体の形
状は特に限定されるものではないが、通常、円、四角な
どであり、この形状のフランジ部に沿って蓋材が環状に
ヒートシールされる。また、カップ状であっもトレー状
であってもよい。
また、本発明は第2図に示すようなリブ付の容器、第
6図に示すようなフラットフランジ容器、第7図に示す
ようなカール付容器等の各種の容器に適用することがで
きる。
次に、蓋材4は単層フイルムであっても多層フイルム
であってもいずれでもよく、特に制限はない。多層フイ
ルムを用いた場合について説明すると、プラスチックの
単層フイルム、多層フイルム、紙、アルミ箔、またはこ
れらの複合材料等からなる基材と、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン−α−オレフィン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体等からなる多層容器本体の最
内層との易ヒートシール性を有する樹脂からなるシーラ
ント層とからなっているものが好適に用いられる。
多層容器本体の多層構造について説明すると、多層シ
ートの層間接着力が蓋材と多層容器本体のヒートシール
強度より小さく、蓋材を剥離する場合、多層容器本体の
層間で剥離がおこり、蓋材の開封が容易なものであれば
特に制限はないが、この多層容器本体の層間剥離強度は
200〜1500g/15mm(引張強度300mm/min、以下同じ)、好
ましくは300〜1200g/15mm程度であり、容器の使用分野
によって適宜決定すればよい。またフランジ部の最内層
の厚みは通常5〜150μm、好ましくは10〜100μmであ
る。
このような多層容器本体の材質としては、特に制限は
なく、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポ
リアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネー
ト系樹脂、あるいはこれらの混合物、あるいはこれらに
熱可塑性エラストマー、各種添加剤、または無機充填剤
を5〜70重量%混合した樹脂、金属箔などがある。これ
らの材料からなる層の組み合わせによって、目的とする
剥離強度に適した材料を選定すればよい。
最内層材料と外層材料は凹状のシール層の形成のし易
さから、外層材料、蓋材の耐熱温度(融点、軟化点等)
が最内層材料より高いものを用いることが好ましい。
好ましい最内層材料(A)と外層材料(B)の組み合
わせとしては、例えば次のような組み合わせを挙げるこ
とができる。
(A)高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン等の
ポリエチレン樹脂と(B)ポリプロピレン樹脂およびポ
リエチレン樹脂の混合樹脂、 (A)低密度ポリエチレンと(B)高密度ポリエチレ
ン樹脂、 (A)エチレン−酢酸ビニル共重合体と(B)ポリプ
ロピレン樹脂およびポリエチレン樹脂の混合樹脂、 (A)エチレン−酢酸ビニル共重合体と(B)エチレ
ン−プロピレンランダム共重合体樹脂の混合樹脂、 (A)ポリプロピレン樹脂およびポリエチレン樹脂の
混合樹脂と(B)無機フィラー含有ポリプロピレン樹脂
およびポリエチレン樹脂の混合樹脂、 (A)ポリプロピレン樹脂およびポリエチレン樹脂の
混合樹脂と(B)無機フィラー含有高密度ポリエチレン
樹脂、 (A)ランダム重合ポリプロピレン樹脂と(B)無機
フィラー含有高密度ポリエチレン樹脂、 (A)不飽和カルボン酸変性ポリプロピレン樹脂と
(B)アルミニウム、 本発明の多層容器本体は上記のような材料からなる2
層のものでもよいが、ガスバリヤー性の向上や、容器の
変形を少なくする目的で、さらに他の材料からなる層を
積層した3層以上の多層容器を用いてもよい。他の材料
からなる層としては、例えばエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体、ポリ塩化ビニリデン、ナイロン、ポリエチ
レンテレフタレートなどの樹脂層やアルミ蒸着層などの
ガスバリヤー性に優れたものが挙げられる。これら他の
材料からなる層は、1層のみでもよいし、2層以上から
なる多層体であってもよく、また、無機充填剤10〜80重
量%を含有する樹脂層を有するものであってもよい。
多層容器本体の層構成は、蓋材のシーラント層樹脂に
より適宜選定されるが、例えば蓋材がポリエチレン系シ
ーラント層の場合、上記の樹脂層の組み合わせにおいて
は、高密度ポリエチレン層を多層容器本体の最内層とす
ることが好ましい。
なお、本発明の易開封性容器にあっては、多層容器本
体に剥離層を有する本発明の特徴を有する限り、多層容
器本体の最内層の内側に必要に応じて、シール層など他
の層を有していてもよい。この容器は、前記した組み合
わせの樹脂を用いて、共押出多層シートあるいはラミネ
ートシートを、真空成形、圧空成形などにより成形した
り、多層射出成形、多層射出ブロー成形、多層ブロー成
形などによって得ることができる。また、容器の内側に
多層フイルムを熱成形することによっても得ることがで
きる。さらにアルミニウムなどの金属と無水マレイン酸
などで変性されたポリオレフィンを配合したポリオレフ
ィンフイルムとのラミネート材から絞り加工によって容
器を得ることもできる。
ラミネート加工としては、例えばエキストルージョン
ラミネート、ホットメルトラミネート、ドライラミネー
ト、ウエットラミネートなどの方法を用いることができ
る。
〔作用〕
本発明の易開封性容器に商品を封入し、蓋材をヒート
シールしたものを開封するときは以下のような動作で簡
単に開封することができる。
例えば、第1図において、つまみ部8を上方にもちあ
げる。すると、凹状のシール部10のところから最内層1
とそれに接する層2との層間で剥離が開始され、それに
続いてヒートシール部外縁の最内層が切断され、それに
つれて最内層1とこれに接する層2の間で剥離が進行
し、切り込み6のところまで最内層が剥離し、蓋材が剥
がされる。従って、蓋材と多層容器本体が密封性よく難
剥離ヒートシールされていても容易に開封できる。ま
た、シール幅等のシール条件が自在に設定でき、シール
ずれなどがあっても易開封性が損なわれることはない。
この結果、強度、意匠性等に優れるリブ部またはカー
ル部を有する多層容器本体を用いた場合にも、開封が容
易であるとともに、ヒートシールの剥離強度を高くして
も剥離が可能であるため、ボイル、レトルト処理に耐え
る優れた易開封性密封容器となる。
〔実施例〕
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例によってなんら限定されるものでは
ない。
実施例1 共押出成形により4種6層の多層シート(厚み0.8m
m)を成形した。
a:b:c:d:c:b=50:350:20:30:20:350(μm) a:高密度ポリエチレン〔出光石油化学(株)、出光ポリ
エチレン 440M、密度0.96g/cm3、MI 0.9g/10分、分子
量分布 小〕 b:ポリプロピレン樹脂〔出光石油化学(株) 出光ポリ
プロ E−100G、MI 0.6g/10分〕80重量部と低密度ポ
リエチレン樹脂〔東洋曹達工業(株)、ペトロセン 17
2、密度0.92g/cm3、MI 0.3g/10分〕25重量部との混合
物 c:無水マレイン酸変性ポリプロピレン〔出光石油化学
(株)、出光ポリタックE100〕 d:エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物〔(株クラ
レ、エバール EP−F101、エチレン含有率 32モル%、
MI 1.3g/10分〕 この多層シートを成形可能な温度に加熱して、真空、
圧空成形法により、60mmφ×40mm(高さ)のリブを持つ
フランジ付容器を得た。
次いで、加熱環状切り込み刃を用いてフランジ内周部
に深さ60μmの環状切り込みを形成した。
この容器に蓋材として、配向ナイロン/ポリ塩化ビニ
リデン/直鎖状低密度ポリエチレン(15μ/20μ/40
μ)〕からなる多層フイルムをかぶせ、フランジ部環状
切り込みから3mm外側より3mm幅の環状ヒートシールを行
った。
なお、ヒートシールリングは外周に30μmの凸状部を
有するリングを用いた。得られた密封容器の容器シール
層の外周端の厚み(容器内層の厚み)は実質ゼロであっ
た。
この容器は蓋材を剥離するとフランジシール外端部よ
り容器層間剥離し、剥離強度1200/15mmで安定した剥離
を示し、剥離面もきれいであった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、シール強度が高く、密封性に優れ、
また、リブ部またはカール部に特に形成の困難な切り欠
きを設けなくても開封が容易に行え、しかもシール幅、
シールのずれ等のシール条件によっても易開封性が失わ
れることのない易開封性密封容器を得ることができ、そ
の実用的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の易開封性密封容器の一実施態様におけ
るヒートシールをしている様子を示す部分断面説明図、
第2図は先に本出願人が先に提案した易開封性密封容器
の部分断面図、第3図および第4図はヒートシールリン
グの他の実施態様の部分断面図、第5図はヒートシール
部の好ましい形状を示す平面図、第6図および第7図は
本発明の易開封性密封容器の他の実施態様を示す部分断
面図である。 図中、符号1は多層容器本体の最内層、2は最内層に接
する層、3はフランジ部、4は蓋材、5はヒートシール
部、6は切り込み、8はつまみ部、9はカール部、10は
凹状のシール層、11はシールリング、12は凸状部であ
る。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多層容器本体と該多層容器本体のフランジ
    部でヒートシールされる蓋材とからなる密封容器におい
    て、該多層容器本体の層間接着力を該フランジ部と該蓋
    材との接着力よりも小さくなるように構成するととも
    に、ヒートシール部の内側のフランジ部に環状の切り込
    みを設け、かつヒートシール部の外端に凹状のシール層
    を蓋材を介して押圧形成したことを特徴とする易開封性
    密封容器。
  2. 【請求項2】多層容器本体がフランジ部端部にリブまた
    はカール部を有するものである特許請求の範囲第1項記
    載の易開封性密封容器。
  3. 【請求項3】フランジ部のヒートシール部の内側に環状
    の切り込みが設けられているフランジ付多層容器と蓋材
    とを、周縁部に凸状部を有するシールリングを用いてヒ
    ートシールすることを特徴とする易開封性密封容器の製
    造方法。
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