JPH04366935A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH04366935A
JPH04366935A JP16908991A JP16908991A JPH04366935A JP H04366935 A JPH04366935 A JP H04366935A JP 16908991 A JP16908991 A JP 16908991A JP 16908991 A JP16908991 A JP 16908991A JP H04366935 A JPH04366935 A JP H04366935A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
supply spool
signal
bar code
rotation angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP16908991A
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English (en)
Inventor
Takeshi Egawa
全 江川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH04366935A publication Critical patent/JPH04366935A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
    • G03B2217/242Details of the marking device
    • G03B2217/244Magnetic devices

Landscapes

  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムカ−トリッジ
内の供給スプ−ルと一体的に回転し、フィルムに関する
情報がバ−コ−ドにより記録されている記録円盤を有す
るフィルムカ−トリッジを用いるカメラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】フィルムの給送に連動して一体的に動く
円盤上にフィルムに関する情報を磁気情報として記録し
、フィルムの給送時にこの情報を読み取る様にしたカメ
ラが特開昭55−22799号にて提案されている。
【0003】また、実開昭58−183695号では、
カセットテ−プのテ−プ巻取りリ−ルにバ−コ−ドにて
該カセットテ−プに関する情報を記録し、該テ−プ巻取
りリ−ルの回転中にこの情報を読み取る様にしたものが
提案されている。
【0004】また、近年カメラに磁気ヘッドを備え、フ
ィルムに備わった磁気記憶部へ該磁気ヘッドにより撮影
年月日、シャッタ秒時、絞り値等の情報を書き込んだり
、必要に応じてここより情報を読み出したりすることを
可能とするカメラが米国特許第4864332号等によ
り提案されている。
【0005】そこで本願出願人は、前記円盤上に磁気情
報ではなくバ−コ−ドにてフィルム情報が記録されてお
り、且つフィルムとして、前記磁気記憶部を備えたフィ
ルムを収納したフィルムカ−トリッジを用い、例えば、
フィルムの空送り時にフィルム情報を前記バ−コ−ドよ
り光学的に読み取る様にすると共に、撮影後のフィルム
巻上げ時に前記フィルムの磁気記憶部へ情報の書き込み
或は読み出しを可能とするカメラを先願している。
【0006】さらに、磁気ヘッドにより情報の記録を行
う際、フィルム給送に同期して適度な密度で記録を行う
為に該フィルム給送速度を検出するためのロ−タリ−エ
ンコ−ダ等を備える必要があるが、本願出願人は、上記
の如きカメラを構成した場合、フィルムカ−トリッジに
備えられた円盤上よりバ−コ−ド(明暗)を読み取るタ
イミングと、フィルムの磁気記憶部への情報の書き込み
タイミングとは異なる点などに着目し、上記バ−コ−ド
を読み取る手段をうまく利用することで(兼用すること
で)、フィルム給送速度を検出するためのエンコ−ダ等
をカメラより無くすことのできるカメラを新たに提案(
未公開)している。
【0007】なお、情報の書き込みが可能カメラにおい
て、上記フィルム給送速度を検出するためのエンコ−ダ
等を備えていない場合、カメラのフィルム給送は本来定
速送り等を考えて設計されていない為、記録密度が大き
くばらつき、記録エラ−を生じることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先のバ
−コ−ドは、原理上、明の部分、暗の部分の幅が情報内
容によって異なっている(所定の比率にて異なる幅に設
定されている)。そのため、平均することにより概略の
回転速度は得られるが、それほど正確ではなく、細かな
書き込み制御を必要とするような磁気記録には不充分で
ある。この事から、読み取ったバ−コ−ドの信号を、明
,暗(白,黒)の幅に依存しないバ−コ−ド信号に変換
し、この補正したバ−コ−ド信号より供給スプ−ルの回
転速度を求めてフィルムの給送速度を判別し、磁気ヘッ
ドの書き込み周波数を可変する事が考えられる。これに
より、正確な磁気記録が期待できる。しかし、フィルム
の1駒1駒の給送において、フィルムの撮影駒が進むに
つれてフィルム巻取りスプ−ルに巻きついているフィル
ム径が変化する為、フィルム巻取りスプ−ルの回転速度
とフィルムの給送速度は1:1で対応しなくなっており
、フィルムの最初の駒と最後の駒で磁気記録の密度が変
化してしまい、最悪の場合、1駒の間に記録できない可
能性もあった。
【0009】本発明の目的は、フィルムの撮影駒数に左
右されることなく、常に正確な情報の記録を行うことの
できるカメラを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、供給スプ−ル
の回転に伴って回転中の記録円盤上よりバ−コ−ドの検
出を行う信号検出手段と、フィルムに備わった磁気記憶
部へ情報の書き込みを行う磁気ヘッドと、信号検出手段
からのエンコ−ダ信号より供給スプ−ルの回転速度を検
出する回転速度検出手段と、フィルム1駒給送時の供給
スプ−ルの回転角を検出する回転角検出手段と、該回転
角検出手段により検出される回転角を記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶された1駒前の回転角情報に基づ
いて前記回転速度検出手段により検出された供給スプ−
ルの回転速度を補正する補正手段と、該補正手段からの
信号よりフィルムの給送速度を判別して、前記磁気ヘッ
ドの書込み周波数を可変する書込周波数可変手段とを設
けている。
【0011】
【作用】書込周波数可変手段は、回転速度検出手段より
の情報を1駒前の回転角情報に基づいて補正して得られ
る供給スプ−ルの回転速度からフィルムの給送速度を判
別して、磁気ヘッドの書き込み周波数を可変するように
している。
【0012】
【実施例】図1及び図2は本発明において使用するフィ
ルムカ−トリッジを示すものであり、図1はその斜視図
、図2はその平面図である。
【0013】これらの図において、1はフィルムカ−ト
リッジ、2は供給スプ−ル、2aは後述のカメラのフォ
−クと係合する係合穴である。3は供給スプ−ル2と一
体的に回転する円盤であり、該円盤3上には図示の様に
フィルムに関する情報がバ−コ−ドにより記録されてい
る。
【0014】図3は上記フィルムカ−トリッジ1内に収
納されるフィルムについて説明するための図である。
【0015】図3において、21は各駒の位置決めに使
われるパ−フォレ−ションであり、1駒に1個備わって
いる。22はフィルム、23は露光される撮影駒である
。24は各撮影駒に対応してフィルム長手方向に形成さ
れた磁気記憶部であり、ここには後述する磁気ヘッド3
14により、例えば撮影年月日、撮影時のシャッタ秒時
、絞り値、或は光源の種類等が書き込まれる。
【0016】図4は本発明の第1の実施例におけるカメ
ラの背蓋を外して示す背面図である。
【0017】図4において、301はレリ−ズボタン、
302はファインダ、303はカメラ本体、304はス
プ−ル室、305はフィルム巻取りスプ−ル、306は
フィルムガイドレ−ル、307はフィルムの1駒分を検
出するためにフィルム22のパ−フォレ−ション21を
検出するフォトリフレクタ、308はフィルムを露光す
るアパ−チャ、309は図1及び図2で示した円盤3に
記録されたバ−コ−ドの明暗を検出するためのフォトリ
フレクタ、310はフィルムカ−トリッジ1の供給スプ
−ル2の係合穴2aと係合するフォ−ク、311はカ−
トリッジ室、312はカ−トリッジ室蓋313の開閉の
状態を検出するためのピンであり、後述するカ−トリッ
ジ室蓋スイッチ403と連動している。314はフィル
ム22の磁気記憶部24に磁気記録を行う為の磁気ヘッ
ドである。
【0018】図5は図4に示したカメラの電気ブロック
図である。
【0019】図5において、401はカメラのシ−ケン
スを制御するマイクロコンピュ−タ(以下マイコンと記
す)であり、内部にバ−コ−ド停止位置の状態等を記憶
するメモリ401aを有している。402は図4のレリ
−ズボタン301の押圧に連動してONするレリ−ズス
イッチ、403は図4のカ−トリッジ室蓋313の開閉
によりスライドするピン312の動きに連動してON,
OFFするカ−トリッジ室蓋スイッチ、404は被写体
輝度を測定する測光回路、405は被写体までの距離を
測定する測距回路、406は図4に示したフォトリフレ
クタ309の出力よりバ−コ−ド信号をエンコ−ドする
バ−コ−ドエンコ−ダ回路、407はフィルム22のパ
−フォレ−ション検出用のフォトリフレクタ307の出
力よりパ−フォレ−ション信号にエンコ−ドするエンコ
−ダ回路、408はフィルム給送用モ−タ409の駆動
を制御するモ−タ制御回路、410はシャッタの開閉制
御を行うシャッタ制御回路、411はレンズの駆動制御
を行うレンズ制御回路である。412は磁気ヘッド31
4の駆動を制御する磁気ヘッド制御回路である。
【0020】次に、前記マイコン401の動作を図6の
フロ−チャ−トにしたがって説明する。[ステップ1]
  カ−トリッジ室蓋313が閉じられたか否かをカ−
トリッジ室蓋スイッチ403の状態より判別し、閉じら
れたことを判別することによりステップ2へ進む。[ス
テップ2]  フォ−ク310が一定量(円盤3上のバ
−コ−ドを読み取ることが可能となる量)回転するのに
必要な所定時間をカウントするタイマをスタ−トさせる
。 [ステップ3]  モ−タ制御回路408を介してフィ
ルム給送用モ−タ409を駆動し、フィルム22の巻上
げを開始する。[ステップ4]  バ−コ−ドエンコ−
ダ回路406よりバ−コ−ド信号を入力する。[ステッ
プ5]  ステップ4で入力した信号中にバ−コ−ドを
読み取った明暗信号が存在するか否かを判別する。この
結果、明暗信号が存在しなければステップ6へ進み、存
在すればステップ9へと進む。[ステップ6]  ステ
ップ2において開始したタイマがカウント動作を終えた
か否か、つまり所定時間が経過したか否かを判別し、所
定時間が経過していなければステップ4へ戻り、同様の
動作を繰り返す。一方、所定の時間が経過していればス
テップ7ヘ進む。[ステップ7]  モ−タ制御回路4
08を介してフィルム給送用モ−タ409の駆動を停止
し、フィルム22の巻上げ動作を停止する。[ステップ
8]  カ−トリッジ室蓋313が開かれたか否かをカ
−トリッジ室蓋スイッチ403の状態より判別し、開か
れたことを判別することによりステップ1へ戻る。
【0021】上記ステップ6からステップ7、更にステ
ップ8へとシ−ケンスが進むのは、所定時間フィルム給
送を行っても(円盤3を一定量回転させても)、バ−コ
−ド信号を読み取る事ができなかった場合であり、これ
はカ−トリッジ室311にフィルムカ−トリッジ1が装
填されていなかった事を意味する。つまり、フィルムカ
−トリッジ1がカ−トリッジ室311に装填されていな
かった場合、これらのステップへと動作が移行すること
になる。
【0022】上記ステップ6においてバ−コ−ド信号の
存在が判別された場合は、前述したようにステップ9へ
進む。[ステップ9]  ここでは読み取られたバ−コ
−ド信号より判読したフィルム22に関連する情報、例
えばフィルム感度、フィルム規定駒数、フィルム種類等
の情報をカメラに設定する。[ステップ10]  エン
コ−ダ回路407よりの信号に基づいて第1駒目がアパ
−チャ308の位置に来たか否かを判別し、この事を判
別することによりステップ11へ進む。[ステップ11
]  モ−タ制御回路408を介してフィルム給送用モ
−タ409の駆動を停止し、フィルムの巻上げ動作を停
止する。これにより、フィルムの空送りが終了する。[
ステップ12]  フィルム22の1駒給送に要した供
給スプ−ル2の回転角を(回転量)バ−コ−ド信号より
求めてメモリ401aに記憶する。
【0023】1駒目の前のフィルム部分のリ−ダ部にパ
−フォレ−ションがなく、1駒分が分からない場合は、
フィルム先端から1駒目までのフィルム長さで、1駒分
の供給スプ−ルの回転量を求めれば良い。
【0024】図7にフィルムリ−ダ部より求める様子を
示している。
【0025】リ−ダ部の供給スプ−ル回転量がθ1のと
き、フィルム1駒をLの長さとすると、リ−ダ部が3L
であると、1駒当りのスプ−ル回転量は「θ1/3」と
なる。以後、1駒目,2駒目,3駒目と、θ2,θ3,
θ4の回転量となる。[ステップ13]  供給スプ−
ル2が停止した時のバ−コ−ド停止位置の状態をメモリ
401aに記憶する。ここで、バ−コ−ド停止位置状態
を記憶することにより、バ−コ−ドのどの位置(バ−)
から次がスタ−トするか、そのバ−コ−ドをデコ−ドし
た状態が何かまでわかり、すぐに次のバ−コ−ド(白或
は黒の部分)からデコ−ドが出来る事になる。[ステッ
プ14]  レリ−ズボタン301が押圧され、レリ−
ズスイッチ402がONしたか否かを判別し、ONした
ことを判別することによりステップ15へ進む。[ステ
ップ15]  測光回路404を動作させて被写体輝度
情報を入力する。[ステップ16]  測距回路405
を動作させて被写体距離情報を入力する。[ステップ1
7]  上記ステップ16において得られた被写体距離
情報に基づいてレンズ制御回路411を駆動し、レンズ
のピント調整を行う。[ステップ18]  ステップ1
5において得られた被写体輝度情報に基づいてシャッタ
制御回路410を駆動し、シャッタの開閉制御を行う。 [ステップ19]  上記ステップ17において露光さ
れた撮影駒の1駒巻上げを行う為に、エンコ−ダ回路4
07からのパ−フォレ−ション信号に基づいてモ−タ制
御回路408を介してフィルム給送用モ−タ409の駆
動を行う。また、磁気ヘッド制御回路412を介して磁
気ヘッド314を駆動するが、この際バ−コ−ドエンコ
−ダ回路406からのバ−コ−ド信号及びこれをデコ−
ドしたディジタル信号、更にはステップ13で記憶され
たバ−コ−ド停止位置の状態より得られる供給スプ−ル
2の回転速度に基づいて行う(詳細は後述する)。[ス
テップ20]  フィルムが終了したか否か、つまり規
定駒数分の撮影が終了したか否かを判別し、終了してい
なければステップ14へ戻り、以下同様の動作を繰り返
す。また、終了していればステップ21へ進む。[ステ
ップ21]  モ−タ制御回路408を介してフィルム
給送用モ−タ409の巻戻し方向への駆動を開始し、フ
ィルムの巻戻しを始める。[ステップ22]  エンコ
−ダ回路407からのパ−フォレ−ション信号よりフィ
ルムがアパ−チャ308の位置(フォトリフレクタ30
7の位置)より無くなったか否かを判別し、無くなった
ことを検出することによりステップ23へ進む。[ステ
ップ23]  フィルムカ−トリッジ1内にフィルムの
全てが巻上げられるであろう所定の時間をカウントする
タイマを動作させる。 [ステップ24]  前記タイマが所定の時間をカウン
トし終えると、モ−タ制御回路408を介してフィルム
給送用モ−タ409の巻戻し方向の駆動を停止し、フィ
ルムの巻戻しを止める。[ステップ25]  カ−トリ
ッジ室蓋313が開かれたか否かをカ−トリッジ室蓋ス
イッチ403の状態より判別し、開かれたことを判別す
ることによりステップ1へ戻る。
【0026】図8は図6のステップ19において行われ
る詳細な動作を示すフロ−チャ−トである。[ステップ
601]  モ−タ制御回路408を介してフィルム給
送用モ−タ409を駆動し、フィルム22の巻上げを開
始する。[ステップ602]  マイコン401内のメ
モリ401aに記憶されているシャッタ秒時や絞り値等
の情報や周辺回路より撮影年月日等の情報、すなわちフ
ィルム22の磁気記憶部24へ書き込むべき記録情報を
入力する。[ステップ603]  図6のステップ13
で記憶されたバ−コ−ド停止位置の状態をメモリ401
aより入力する。[ステップ604]  供給スプ−ル
2の回転に応じた円盤3のバ−コ−ド読取り信号(明暗
信号)を入力する。この時の明暗信号としては、白(明
)の部分、黒(暗)の部分それぞれの長さを時間間隔に
より入力することになる(詳細は図11及び図12によ
り後述する)。[ステップ605]  ここでは上記ス
テップ604にて入力した明暗信号を“0”か“1”に
デコ−ドする。この時“0”“1”を判別する為の基準
が必要であり、最悪で供給スプ−ル2を一回転させて基
準信号(図1及び図2のバ−コ−ドの幅の広い黒の部分
)を捜す事も考えられるが、少なくとも数本のバ−を読
むまでは“0”か“1”にデコ−ドできないことになる
。そこで本実施例では、前記ステップ603で入力した
バ−コ−ドの停止位置状態より次のバ−をすぐに識別す
ることが可能である。識別の基本はステップ604で得
られた明暗信号より、つまり白部分、黒部分の時間間隔
よりそれぞれ“0”か“1”か或は“start”かを
判定してこれを設定する。なお、詳細は図11及び図1
2において後述するが、時間間隔が短ければ“0”を設
定し、時間間隔が先の時間間隔の2倍の長さであれば“
1”を設定し、“0”と設定した時間間隔の6倍の長さ
の時間間隔であれば“start”と設定する。[ステ
ップ606]  上記ステップ605で設定されたディ
ジタル値より、ステップ604で得られたバ−コ−ドの
白の部分の幅、黒の部分の幅が解るので、それぞれの幅
に相当する時間間隔(図11及び図12では短い幅に対
応する時間間隔を定数Aとしてこれを基準にしている)
を、実際のそれぞれの時間間隔の比で補正し(白の部分
、黒の部分の幅に依存しない信号を得る為)、これをバ
−コ−ド信号とする。[ステップ607]  上記ステ
ップ606で得られた補正されたバ−コ−ド信号より供
給スプ−ル2の回転速度を求める。[ステップ608]
  第1駒目の上記供給スプ−ル2の回転速度は、図6
のステップ12で記憶したフィルム22の1駒当りの供
給スプ−ル2の回転角を使って補正する。即ち、1駒当
りのフィルム22の移動量を供給スプ−ル2の回転角と
対応させて正確なフィルムの移動速度を得る。
【0027】第2駒目以降については、後述する図8の
ステップ614で記憶するフィルム1駒当りの供給スプ
−ル2の回転角を使って、つまり撮影する駒の前の撮影
駒における供給スプ−ル2の回転角を使ってフィルム移
動速度を補正して得る。よって、常に撮影駒の給送に最
も近い供給スプ−ル2の回転角で補正されることになる
。[ステップ609]  上記ステップ608で得られ
た供給スプ−ル2の回転速度がアパ−チャ308部を通
過するフィルム22の速度に対応していることから、ス
テップ602で入力した記録情報をその撮影駒の磁気記
憶部24に適正な記録密度で書き込めるような磁気ヘッ
ド314による書き込み周波数を、上記の供給スプ−ル
2の回転速度情報より求める。[ステップ610]  
上記の書き込み周波数に基づいて磁気ヘッド制御回路4
12を介して磁気ヘッド314を駆動し、フィルム22
の磁気記憶部24へ先の記録情報の書き込みを行う。[
ステップ611]  エンコ−ダ回路407によってパ
−フォレ−ション信号が検出されない間はこのステップ
に留まり、検出されることによりステップ612へ進む
。 [ステップ612]  モ−タ制御回路408を介して
フィルム給送用モ−タ409の駆動を停止し、フィルム
の巻上げを止める。[ステップ613]供給スプ−ル2
が停止した時のバ−コ−ド停止位置の状態をメモリ40
1aに記憶し、ステップ614へ進む。[ステップ61
4]  ステップ608と同様にステップ601〜61
2の1駒給送の間に検出されたバ−コ−ド信号より、1
駒給送に要する供給スプ−ル2の回転角をマイコン40
1のメモリ401aに記憶する。そして図6のステップ
20へ進む。
【0028】図9は本発明の第2の実施例におけるカメ
ラの電気ブロック図であり、図5と同じ機能を持つ部分
は同一符合を付してある。
【0029】図5ではマイコンによって各種動作を制御
していたが、この実施例ではマイコンは使用せずに同様
の制御をしようとするものである。
【0030】バ−コ−ドエンコ−ダ回路406は、フィ
ルムカ−トリッジに備わったバ−コ−ドをフォトリフレ
クタより得、これを時間間隔に相当するディジタル値と
して出力する。この2値化された信号はデコ−ダ回路7
5、補正演算回路76及び記憶回路77へ出力される。
【0031】デ−コ−ダ回路75は、バ−コ−ドの基準
パタ−ンに対してデ−タの部分、即ち白の部分の幅、黒
の部分の幅の大きさを判別して“0”“1”“star
t”の判定を行い、この判定結果をフィルム感度記憶回
路71及び補正演算回路76へ出力する。
【0032】記憶回路77は、モ−タ制御回路408よ
り供給スプ−ル2の回転開始から停止までのタイミング
を受け取り、その間のデコ−ダ回路75の出力を積算し
て供給スプ−ル2の回転角を記憶する。さらに、停止時
のバ−コ−ドの状態をバ−コ−ドエンコ−ダ回路406
及びデコ−ダ回路79の出力で記憶する。そして、フィ
ルム給送開始時には補正演算回路76へ記憶した内容を
出力する。
【0033】補正演算回路76は、フィルム給送開始と
同時に記憶回路77よりバ−コ−ドの現在の停止位置状
態を入力し、初期状態を設定してから、デコ−ダ回路7
5で“0”“1”“start”判定された信号と、該
信号に相当するバ−コ−ドエンコ−ダ回路406の白の
部分の幅或は黒の部分の幅の時間間隔とによりエンコ−
ダ信号を補正して、正確な供給スプ−ルの回転速度に変
換し、これを発振回路72へ出力する。
【0034】フィルム感度記録回路71は、デコ−ダ回
路75で“0”“1”或は“start”と判定された
信号より、先ずバ−コ−ドのスタ−トビットを検出し、
次いでフィルム感度をデコ−ドして記憶する。このフィ
ルム感度値はシャッタマイコン410へ送られ、ここで
撮影駒に対する露光量が適正になるように制御するため
の信号として用いられる。
【0035】発振回路72は、フィルムカ−トリッジ内
の供給スプ−ルの回転速度に応じた発振周波数のパルス
列を生成し、このパルス信号を磁気ヘッド制御回路73
へ出力する。即ち、供給スプ−ルの回転が速い時には高
い周波数のパルス信号を生成し、供給スプ−ルの回転速
度が遅い時には低い周波数のパルス信号を生成し、次段
の磁気ヘッド制御回路73へ出力することになる。
【0036】磁気ヘッド制御回路73は、モ−タ制御回
路408からフィルムの巻上げ中の信号が入力すると、
時計回路74より年月日情報を受け取り、上記パルス信
号に同期して磁気ヘッド314を駆動し、フィルムの磁
気記憶部へ情報の書き込みを行わせる。
【0037】図10は本発明の第3の実施例における主
要部分の動作を示すフロ−チャ−トである。
【0038】第1の実施例と異なる点は、図6のステッ
プ19の部分である。即ち、図8に示したステップステ
ップ604とステップ605との間にステップ801,
802を挿入している部分が第1の実施例とは異なる。 以下、この部分の動作についてのみ説明する。
【0039】ステップ801では、バ−コ−ドエンコ−
ダ回路406からのバ−コ−ド信号のパルスを所定の数
だけ無効にしている。これは、フィルム給送の開始から
モ−タの立上がり期間があり、この間フィルムカ−トリ
ッジ1の給送スプ−ル2の回転速度は加速されている最
中であるため、この間を過ぎてからステップ802で再
度バ−コ−ド信号を入力し、次のステップ605でデコ
−ドする。
【0040】これにより、フィルム給送の立上がりによ
る回転速度の誤検出を防止することができる。
【0041】図11は図8のステップ603〜606及
び図9のバ−コ−ドエンコ−ダ回路406、デコ−ダ回
路75、補正演算回路76の具体的な動作を示したもの
である。
【0042】図11(a)は、供給スプ−ル2と一体的
に回転する円盤3上に設けられるバ−コ−ドの一部を示
している。
【0043】図11(b)は、フォトリフレクタ309
で検出された白の部分、黒の部分それぞれの時間間隔t
1〜t4を示している。
【0044】図11(c)は、バ−コ−ドを成す各バ−
の幅に相当する時間間隔t1〜t4より“0”“1”を
設定した様子を示している。この場合、既に述べた様に
幅の短い方を“0”、長い方を“1”としている。
【0045】図11(d)は、上記図11(b),(c
)の値より、検出時の速度に相当する値を示している。 即ち、短い幅では定数Aに対して「A/t1」、長い幅
では短い幅のものに比べて2倍であるので「2A/t2
」となる。
【0046】図12は図11と同様に、バ−コ−ドの始
まり(スタ−トビット)である“start”を検出す
る様子を示している。
【0047】“start”の幅は短い幅の6倍である
ので、図12(d)で「6A/t5」という速度に相当
する値を出力する。
【0048】図13は本発明の第4の実施例における動
作を示すフロ−チャ−トである。
【0049】この実施例は、第1の実施例の図6に示し
たステップ5とステップ9の間に、ステップ26を挿入
している点のみが第1の実施例とは異なる。
【0050】ステップ26では、フィルム22の空送り
時に供給スプ−ル2が一回転する間の円盤3上のバ−コ
−ドの読取り信号をメモリ401aに記憶する。
【0051】ここで記憶された読取り信号を基に、ステ
ップ13、ステップ603,ステップ613でのバ−コ
−ド停止位置を供給スプ−ル2の回転の絶対角度に対応
させることができ、バ−コ−ドを読み取る前にデコ−ド
値“0”“1”“start”が解るので、より正確に
速く回転速度を求めることができる。
【0052】この場合、図8のステップ605のデコ−
ドの方法は該ステップ26で記録されたバ−コ−ド信号
(明暗信号)に対応させるだけで良い。
【0053】図14は図13のステップ26のバ−コ−
ドの一回転分を記憶する時の具体的な様子を示している
【0054】回転角0°〜360°で、バコ−ドの明の
部分,暗の部分を記憶している。
【0055】或は、明の部分,暗の部分の幅がデコ−ド
した値と対応するので、デコ−ドした一連の情報を記録
するだけでも角度を求めることができる。
【0056】図15は、フィルム駒数で供給スプ−ル2
の回転量が変わるが、それぞれの回転中に得られるバ−
コ−ドの範囲を示している。
【0057】図15(a)は回転するバ−コ−ドを連続
したものであり、360°毎に繰返される。
【0058】図15(b)は1駒目の回転量であり、ほ
ぼ供給スプ−ル2の1回転分に相当する。
【0059】図15(c)は10駒目の回転量であり、
25%程回転量が増えている。
【0060】図15(d)は20駒目の回転量であり、
1駒目に較べて50%程回転量が増えている。
【0061】以上の各実施例によれば、フィルムカ−ト
リッジ1に設けられた円盤3上のバ−コ−ド信号の検出
から供給スプ−ル2の回転速度を求めて、磁気記録を行
うものにおいて、撮影する駒に最も近い駒の1駒当りの
回転角(回転量)を記憶する手段を設け、該手段に記憶
した回転角と前記供給スプ−ル2の回転速度より、フィ
ルム給送速度を補正するようにしているため、フィルム
巻取り供給スプ−ルのフィルム巻き付きによる径の変化
に伴う回転速度の変化あっても、正確な磁気記録を行う
ことができる。つまり、フィルムの撮影駒数によって左
右されない磁気記録を正確に行うことが可能となる。
【0062】また、フィルムの給送速度をバ−コ−ド信
号より求める様にしている為、従来の様にフィルム給送
速度を検出するための特別な手段をカメラ内に配置する
必要が無くなり、カメラの簡素化及び低コスト化を達成
することが可能となる。
【0063】(変形例)第1の実施例における図6,図
8のフロ−チャ−トでは、ノ−マルワインド方式につい
て説明したが、撮影前にカメラのフィルム巻取りスプ−
ル305に全てのフィルムを巻取るプリワインド方式に
於ても本発明は有効であり、この場合、図6のステップ
12に記憶する供給スプ−ル2の回転角はプリワインド
中の最後の駒、即ち撮影最初の駒になる供給スプ−ル2
の回転角を記憶すればよいことになる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
信号検出手段からのエンコ−ダ信号より供給スプ−ルの
回転速度を検出する回転速度検出手段と、フィルム1駒
給送時の供給スプ−ルの回転角を検出する回転角検出手
段と、該回転角検出手段により検出される回転角を記憶
する記憶手段と、該記憶手段に記憶された1駒前の回転
角情報に基づいて前記回転速度検出手段により検出され
た供給スプ−ルの回転速度を補正する補正手段と、該補
正手段からの信号よりフィルムの給送速度を判別して、
前記磁気ヘッドの書込み周波数を可変する書込周波数可
変手段とを設け、回転速度検出手段よりの情報を1駒前
の回転角情報に基づいて補正して得られる供給スプ−ル
の回転速度からフィルムの給送速度を判別して、磁気ヘ
ッドの書き込み周波数を可変するようにしている。よっ
て、フィルムの撮影駒数に左右されることなく、常に正
確な磁気情報の記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラにおいて使用されるフィルムカ
−トリッジを示す斜視図である。
【図2】図1のフィルムカ−トリッジの平面図である。
【図3】図2のフィルムカ−トリッジ内に収納されるフ
ィルムについて説明するための図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるカメラの背蓋を
外して示す背面図である。
【図5】図4に示すカメラの電気ブロック図である。
【図6】図5のマイコンの動作を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図7】本発明の第1の実施例においてフィルムリ−ダ
部より1駒分の供給スプ−ルの回転量を求める際の様子
を示す図である。
【図8】図6のステップ19の詳細な動作を示すフロ−
チャ−トである。
【図9】本発明の第2の実施例におけるカメラの主要部
分の電気ブロック図である。
【図10】本発明の第3の実施例における主要部分の動
作を示すフロ−チャ−トである。
【図11】本発明の各実施例における主要部分の一部の
動作を明示するための図である。
【図12】本発明の各実施例における主要部分のその他
の動作を明示するための図である。
【図13】本発明の第4の実施例における動作を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図14】本発明の第4の実施例におけるバ−コ−ド一
回転分の記録時について説明するための図である。
【図15】本発明の各実施例においてフィルム駒数で供
給スプ−ルの回転量が変わり、それぞれの駒の回転中に
得られるバ−コ−ドの範囲について説明するための図で
ある。
【符合の説明】
1        フィルムカ−トリッジ3     
   円盤 22      フィルム 73      磁気ヘッド制御回路 76      補正演算回路 77      記憶回路 309    フォトリフレクタ 310    フォ−ク 314    磁気ヘッド 401    マイコン 401a  メモリ 406    バ−コ−ドエンコ−ダ回路412   
 磁気ヘッド制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フィルムカ−トリッジ内の供給スプ−
    ルと一体的に回転し、フィルムに関する情報がバ−コ−
    ドにより記録されている記録円盤を有するフィルムカ−
    トリッジを用いるカメラであって、前記供給スプ−ルの
    回転に伴って回転中の前記記録円盤上よりバ−コ−ドの
    検出を行う信号検出手段と、前記フィルムに備わった磁
    気記憶部へ情報の書き込みを行う磁気ヘッドと、前記信
    号検出手段からのエンコ−ダ信号より前記供給スプ−ル
    の回転速度を検出する回転速度検出手段と、フィルム1
    駒給送時の前記供給スプ−ルの回転角を検出する回転角
    検出手段と、該回転角検出手段により検出される回転角
    を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された1駒前
    の回転角情報に基づいて前記回転速度検出手段により検
    出された前記供給スプ−ルの回転速度を補正する補正手
    段と、該補正手段からの信号よりフィルムの給送速度を
    判別して、前記磁気ヘッドの書き込み周波数を可変する
    書込周波数可変手段とを設けたことを特徴とするカメラ
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6021281A (en) * 1997-04-30 2000-02-01 Minolta Co., Ltd. Apparatus and method for recording information on a film

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6021281A (en) * 1997-04-30 2000-02-01 Minolta Co., Ltd. Apparatus and method for recording information on a film

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