JP3162090B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3162090B2
JP3162090B2 JP02905891A JP2905891A JP3162090B2 JP 3162090 B2 JP3162090 B2 JP 3162090B2 JP 02905891 A JP02905891 A JP 02905891A JP 2905891 A JP2905891 A JP 2905891A JP 3162090 B2 JP3162090 B2 JP 3162090B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
    • G03B2217/242Details of the marking device
    • G03B2217/244Magnetic devices

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、フィルムに備わった
磁気記憶部に情報を記録する機能を有するカメラの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ヘッドを備え、フィルムに備
わった磁気記憶部へ該磁気ヘッドにより情報の書込みを
行うカメラが米国特許第4864332号等により開示
されている。
【0003】また、このようなカメラにおいては、情報
の記録を1フレ−ムの所定範囲内に適切な密度で行う為
に、フィルムの定速給送が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記
従来例に示されるようなカメラにおいては、フィルムに
記録すべき情報の量は各フレーム毎に差があるが、フィ
ルムの1フレーム分の長さは短いので、各フレームとも
最多の情報が記録できるように記録密度を統一して情報
を記録しようとすると、書き込み周波数を常に高くする
必要があり、記録ミスが生じ易くなるといった問題があ
った。
【0005】 本発明の目的は、フィルムの各駒に設け
られた予め決められた範囲の磁気記憶部に対し、記録さ
れる情報量が多い時でも少ない時でも正しく情報を記録
することのできるカメラを提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明は、フィルムの各駒に設けられた予め決め
られた範囲の磁気記憶部に対して、フィルムの給送中に
磁気ヘッドにより情報を記録するカメラにおいて、前記
磁気記憶部に対して記録させるべき情報量を検知し、該
情報量の大きさに応じて自動的に前記磁気ヘッドの信号
出力周波数を変更し、記録される情報量が多い時に前記
磁気ヘッドの信号出力周波数を情報量が少ない時よりも
高くする変更手段を設け、記録される情報量が多い駒に
対しての前記周波数と記録される情報量が少ない駒に対
しての前記周波数を異ならしめたカメラとするものであ
る。
【0007】
【0008】
【実施例】図2はフィルム位置決め用パ−フォレ−ショ
ンと磁気記憶部を備えたフィルムを用いる、本発明の一
実施例におけるカメラを背面から背蓋を外して示した図
である。
【0009】図2において、1はカメラ本体、2はファ
インダ、3はフィルムパトロ−ネ室、4はフィルムをパ
トロ−ネ内に巻戻す為のフォ−ク、5はフィルムアパ−
チャ、6は磁気ヘッド、7はフィルム巻取りスプ−ル、
8は1フレ−ムに1個のフィルム位置決め用パ−フォレ
−ションと磁気記憶部を備えたフィルムの移動量を検出
するロ−ラ−であり、前記フィルム位置決め用パ−フォ
レ−ション上を圧接するようになっている。
【0010】図1は図2に示したカメラの概略構成を示
す回路ブロック図である。
【0011】図1において、101は撮影する被写体の
明るさを測光する測光回路、102は撮影レンズのピン
ト調節を行う為に必要となる被写体までの距離を測距す
る測距回路、103は内部に種々の情報を記憶するRA
M103aや各フレ−ムに書込む情報量を判別する判別
部103bを備え、カメラの各種回路の制御を行う制御
回路、104は不図示のカメラのレリ−ズボタンの第1
ストロ−クにてONするスイッチ(以下SW1と記
す)、105は前記レリ−ズボタンの第2ストロ−クに
てONするスイッチ(以下SW2と記す)、106は背
蓋の開閉に連動してON,OFFするスイッチ、107
は不図示のフィルムカ−トリッジの在否を検出するスイ
ッチである。
【0012】109は図示せぬフィルム給送モ−タの制
御を行うモ−タ制御回路であり、正転によりフィルム巻
上げ、逆転によりフィルム巻戻しを行う。110はフィ
ルムへの露光を制御するシャッタ制御回路、111は被
写体にピントが合うようにレンズ鏡筒を制御するレンズ
制御回路、112は図2に示した磁気ヘッド6を使って
フィルムの磁気記憶部に情報を書込んだり、ここより情
報を読出したりするヘッド制御回路、108はロ−ラ−
8の駆動に伴って回転するパルス板に連動してON,O
FFするスイッチ8bの状態、即ちフィルム給送量に応
じてパルス列を発生するエンコ−ダである。
【0013】上記構成におけるカメラの動作を図3及び
図4のフロ−チャ−トを用いて説明する。 「ステップ1」 背蓋スイッチ106の状態から背蓋が
閉じられたか否かを判別し、閉じられていればステップ
2に、閉じられていなければステップ1を繰り返す。 「ステップ2」 フィルムパトロ−ネがフィルムパトロ
−ネ室3に有るか否かをスイッチ107の状態から判別
し、有ればステップ3に、無ければステップ1に戻る。 「ステップ3」 モ−タ制御回路109を介してフィル
ム給送モ−タを正転させ、フィルムの巻上げを開始す
る。 「ステップ4」 ロ−ラ−8の回転に伴ってON,OF
Fする信号、つまりパルス信号をエンコ−ダ108より
入力する。 「ステップ5」 エンコ−ダ108の出力のパルス列に
切目が存在しているか、すなわち1フレ−ムに1個ある
フィルム位置決め用パ−フォレ−ションにロ−ラ−8が
落ち込んでパルス信号が発生せず、1フレ−ムの給送終
了したか否かを判別しており、パルス列に切目があれば
ステップ6に、無い場合はステップ4に戻る。 「ステップ6」 パルス列の切れ目をカウントしてフィ
ルム上のフレ−ム数を検出する。 「ステップ7」 ステップ6の情報より撮影1フレ−ム
目か否かを判別しており、そうでなければステップ4
に、撮影1フレ−ム目であればステップ8に進む。 「ステップ8」 モ−タ制御回路109を介してフィル
ム給送モ−タの正転を停止させる。 「ステップ9」 不図示のカメラのレリ−ズボタンの第
1ストロ−クにてONするスイッチSW1の状態を見、
OFFならステップ9にとどまり、ONならステップ1
0に進む。 「ステップ10」 測光回路101を動作させて被写体
輝度を測定する。 「ステップ11」 測距回路102を動作させて被写体
距離を測定する。 「ステップ12」 不図示のレリ−ズボタンの第2スト
ロ−クにてONするスイッチSW2の状態を見、ONな
ら図4のステップ14に、OFFならステップ13へ進
む。 「ステップ13」 再びスイッチSW1の状態を見、O
Nならステップ12に、OFFならステップ9に戻る。 「ステップ14」 ステップ11での測距結果に基づい
てレンズ制御回路111によりピント調整を行う。 「ステップ15」 ステップ10での測光結果に基づい
てシャッタ制御回路110によってフィルムへの露光を
行う。 「ステップ16」 モ−タ制御回路109を介してフィ
ルム給送モ−タを正転させ、次のフレ−ムまでのフィル
ム給送を開始する。 「ステップ17」 ここでは撮影済のフレ−ムに記録す
る情報、例えばシャッタ秒時、絞り値、撮影日時、露出
補正値、コメント等の量を調べ、情報のビット数が「N
1」より小さいか否かを判別する。この結果、「情報量
<N1」であればステップ23へ、そうでなければステ
ップ18へ進む。 「ステップ18」 情報のビット数が「N2」より小さ
いか否かを判別する。この結果、「情報量<N2」であ
ればステップ22へ、そうでなければステップ19へ進
む。 「ステップ19」 情報のビット数が「N3」より小さ
いか否かを判別する。この結果、「情報量<N3」であ
ればステップ21へ、そうでなければステップ20へ進
む。 「ステップ20」 後述する「方式4」のサブル−チン
を実行する。 「ステップ21」 後述する「方式3」のサブル−チン
を実行する。 「ステップ22」 後述する「方式2」のサブル−チン
を実行する。 「ステップ23」 後述する「方式1」のサブル−チン
を実行する。 「ステップ24」 継続してエンコ−ダ108の出力を
入力する。 「ステップ25」 パルス列の切目が有るか否かを判別
し、無ければステップ24へ戻り、有ればステップ26
に進む。 「ステップ26」 1フレ−ム分給送したとしてモ−タ
制御回路109を介してフィルム給送モ−タの正転を停
止する。 「ステップ27」 フィルムが終了したかを判別し、終
了していなければ図3のステップ9に、終了であればス
テップ28に進む。 「ステップ28」 モ−タ制御回路109を介してフィ
ルム給送モ−タを逆転させ、フィルムパトロ−ネ内への
フィルムの巻戻しを開始する。 「ステップ29」 エンコ−ダ108の出力を入力し、
フィルムの巻戻しが終了したか否かを判別する。この結
果、終了していなければステップ29にとどまり、終了
することによりステップ30へ進む。 「ステップ30」 モ−タ制御回路109を介してフィ
ルム給送モ−タの逆転を停止する。その後ステップ1へ
と戻る。
【0014】以上により、一連の動作を終了する。
【0015】図5(a)〜(e)は、前述のエンコ−ダ
108の出力と前記ステップ23〜20において行われ
る「方式1〜方式4」における書込みタイミング信号を
図示したものである。
【0016】図5(a)はエンコ−ダ108の出力波形
である。
【0017】図5(b)は、1フレ−ムの間にエンコ−
ダ108より出力されるパルス数より、3分の1未満、
即ち「N1」未満であり、立下がりエッジの間隔が等し
く、立上がりエッジの位置が前寄りか後ろ寄りかによっ
て1ビットの“0”或は“1”を示す「方式1」の記録
方式で、フィルムの移動に伴った書込みを、エンコ−ダ
108の出力に完全に同期して行う。
【0018】図5(c)は「方式2」における書込みタ
イミング信号を示すものであり、立下がりエッジはエン
コ−ダ108の出力によって完全に制御されるが、
“0”或は“1”を示す立上がりエッジの位置はエンコ
−ダ108の立上がりエッジの前か後ろかに位置するよ
うに制御される。
【0019】図5(d)は「方式3」における書込みタ
イミング信号を示すものであり、エンコ−ダ108の立
下がり、立上がりのエッジに同期して書込みデ−タの立
下がりエッジを同期させており、書込みデ−タの立下が
りエッジの間の前寄りか後ろ寄りか(“0”或は
“1”)を前のエンコ−ダ108の1パルス周期より求
めて、立上がりエッジを制御する。
【0020】図5(e)は書込み情報量が最も多い場合
の「方式4」における書込みタイミング信号を示すもの
であり、前のエンコ−ダ108の1パルスの同期より予
想して更に細かく、書込みを制御する。
【0021】図6は、前記ステップ23において、図5
(b)の如く行われる「方式1」による書込み時の動作
を示すフロ−チャ−トである。 「ステップ501」 エンコ−ダ108よりのパルス信
号を入力する。 「ステップ502」 エンコ−ダ108よりのパルス信
号の立下がり,立上がりエッジを検出し、このエッジ検
出を行うことによりステップ503に進む。 「ステップ503」 エッジをカウントしていき、メモ
リnに代入していく。 「ステップ504」 メモリnの値を「3」で割った余
りを求め、「0」であればステップ505ヘ進み、
「0」でなければステップ508へ進む。 「ステップ505」 書込むデ−タを1ビットずつ順番
に読み込む。 「ステップ506」 書込みレベルを“L”とする。 「ステップ507」 書込みデ−タがあるかないかを判
別しており、無ければこのサブル−チンを終了して、図
4のステップ24へ進み、有ればステップ501に戻
る。
【0022】前記ステップ504で余りが「0」でない
場合は前述したようにステップ508ヘ進む。 「ステップ508」 余りが「1」か否かを判別し、
「1」であればステップ509に、そうでなければ、即
ち余り「2」であればステップ511に進む。 「ステップ509」 ステップ505で入力したデ−タ
が“1”かどうかを判別し、“1”であればステップ5
10へ進み、そうでなければステップ501に戻る。 「ステップ510」 書込みレベルを“H”とする。
【0023】前記ステップ508で余りが「1」でない
場合は前述したようにステップ511ヘ進む。 「ステップ511」 「3」の剰余では関係ないが、デ
−タを1/3から1/4と進める場合に必要となってく
るステップである。この場合、ステップ511からステ
ップ512に進むことになる。 「ステップ512」 ステップ505で入力したデ−タ
が“0”かどうかを判別し、“0”であればステップ5
13へ進み、そうでなければステップ501に戻る。 「ステップ513」 書込みレベルを“H”とする。
【0024】以上より、図5(b)に示す波形が得られ
る。
【0025】図7は、前記ステップ22において、図5
(c)の如く行われる「方式2」による書込み時の動作
を示すフロ−チャ−トである。 「ステップ601」 エンコ−ダ108よりのパルス信
号を入力する。 「ステップ602」 エンコ−ダ108よりのパルス信
号の立下がり,立上がりエッジを検出し、このエッジ検
出を行うことによりステップ603に進む。 「ステップ603」 エッジをカウントしていき、メモ
リnに代入していくと同時に、前の検出したエッジから
今回のエッジまでの時間Δtnを記憶する。 「ステップ604」 メモリnの値を「2」で割った余
りを求め、「0」であればステップ605へ進み、そう
でなければステップ612へ進む。 「ステップ605」 書込みデ−タをビット単位で入力
する。 「ステップ606」 書込みレベルを“L”とする。 「ステップ607」 過去3回のΔtの平均を取り、更
に「1/2」にした時間をメモリTに代入する。なお、
過去3回の平均を取るのは、Δtのバラつきによる影響
を小さくする為である。 「ステップ608」 ステップ605で入力したデ−タ
が“1”かどうかを判別し、“1”であればステップ6
09に進み、そうでなければステップ611へ進む。 「ステップ609」 今回の検出したエッジから時間T
が経過したかどうかを判別し、時間Tを経過するとステ
ップ610へ進む。 「ステップ610」 書込みレベルを“H”とする。 「ステップ611」 書込むデ−タが終了したかどうか
を判別し、終了していなければステップ601に戻り、
終了であれば図4のステップ24に進む。
【0026】前記ステップ604でメモリnの値を
「2」で割った余りが「0」でなければ前述したように
ステップ612へ進む。 「ステップ612」 過去3回のΔtの平均を取り、更
に1/2した時間をメモリTに代入する。 「ステップ613」 デ−タが“0”かどうかを判別
し、“0”であればステップ614に進み、そうでなけ
ればステップ611へ進む。 「ステップ614」 今回の検出したエッジより時間T
が経過したかどうかを検出し、経過するとステップ61
5へ進む。 「ステップ615」 書込みレベルを“H”とし、ステ
ップ611へ進む。
【0027】以上より、図5(c)に示す波形が得られ
る。
【0028】図8は、前記ステップ21において、図5
(d)の如く行われる「方式3」による書込み時の動作
を示すフロ−チャ−トである。 「ステップ701」 エンコ−ダ108よりのパルス信
号を入力する。 「ステップ702」 エンコ−ダ108よりのパルス信
号の立下がり,立上がりエッジを検出し、このエッジ検
出を行うことによりステップ703に進む。 「ステップ703」 エッジをカウントしていき、メモ
リnに代入していく。 「ステップ704」 前の検出したエッジから今回のエ
ッジまでの時間Δtnを記憶する。 「ステップ705」 書込みデ−タをビット単位で入力
する。 「ステップ706」 過去3回のΔtの平均を取り、更
に「1/3」にした時間をメモリTに代入する。なお、
過去3回の平均を取るのは、Δtのバラつきによる影響
を小さくする為である。 「ステップ707」 書込みレベルを“L”とする。 「ステップ708」 ステップ705で入力したデ−タ
が“1”かどうかを判別し、“1”であればステップ7
09に進み、そうでなければステップ712へ進む。 「ステップ709」 今回の検出したエッジから時間T
が経過したかどうかを判別し、時間Tを経過するとステ
ップ710へ進む。 「ステップ710」 書込みレベルを“H”とする。 「ステップ711」 書込むデ−タが終了したかどうか
を判別し、終了していなければステップ701に戻り、
終了であれば図4のステップ24に進む。
【0029】前記ステップ708でデ−タが“1”でな
いと判別した場合は前述したようにステップ712へ進
む。 「ステップ712」 今回の検出したエッジから時間
(2×T)が経過したかどうかを判別し、時間(2×
T)を経過するとステップ710へ進む。
【0030】以上より、図5(d)に示す波形が得られ
る。
【0031】図9は、前記ステップ20において、図5
(e)の如く行われる「方式4」による書込み時の動作
を示すフロ−チャ−トである。 「ステップ801」 エンコ−ダ108よりのパルス信
号を入力する。 「ステップ802」 エンコ−ダ108よりのパルス信
号の立下がり,立上がりエッジを検出し、このエッジ検
出を行うことによりステップ803に進む。 「ステップ803」 エッジをカウントしていき、メモ
リnに代入していく。 「ステップ804」 前の検出したエッジから今回のエ
ッジまでの時間Δtnを記憶する。 「ステップ805」 過去5回のΔtの平均を取り、そ
の時間をメモリTに代入する。なお、過去5回の平均を
取るのは、Δtのバラつきによる影響を小さくする為で
ある。 「ステップ806」 ステップ805の時間Tの逆数に
6倍した周波数fを求める。6倍のうち、2倍はエッジ
間に2デ−タがあること、3倍はデ−タを「1/3」と
した立上がりエッジを制御することから成っている。 「ステップ807」 書込みデ−タの2ビット入力を行
う。これを、b1,b2とする。 「ステップ808」 書込みレベルを“L”とする。 「ステップ809」 上記デ−タb1が“1”か否かを
判別しており、“1”で有ればステップ810へ進み、
そうでなければステップ811へ進む。 「ステップ810」 「1/f」の時間がエッジ検出か
ら経過したのを待ち、ステップ812に進む。 「ステップ811」 ここではデ−タb1が“1”でな
いので「2/f」の時間がエッジ検出から経過したのを
待ってステップ812に進む。 「ステップ812」 書込みレベルを“H”とする。 「ステップ813」 「3/f」の時間の経過を待ち、
ステップ814へ進む。 「ステップ814」 書込みレベルを“L”とする。 「ステップ815」 上記デ−タb2が“1”か否かを
判別しており、“1”で有ればステップ816へ進み、
そうでなければステップ817へ進む。 「ステップ816」 「4/f」の時間がエッジ検出か
ら経過したのを待ち、ステップ818に進む。 「ステップ817」 ここではデ−タb2が“1”でな
いので「5/f」の時間がエッジ検出から経過したのを
待ってステップ818に進む。 「ステップ818」 書込みレベルを“H”とする。 「ステップ819」 書込むデ−タが終了したかどうか
を判別し、終了していなければステップ801に戻り、
終了であれば図4のステップ24に進む。
【0032】以上より、第4図(e)に示す波形が得ら
れる。
【0033】本実施例によれば、各撮影フレ−ムの磁気
記憶部へ記録(書込む)情報量を判別し、この結果得ら
れる情報量に応じて、図5(b)〜(e)に示す方式1
〜方式4のいずれかにより情報の書込みを行うようにし
て為、高分解能を必要としない、フィルム移動量を検出
するエンコ−ダ手段でも適切なフィルムの磁気記録が可
能となった。つまり、エンコ−ダ手段よりフィルムの1
フレ−ム(1駒)にて得られるパルス数に対して記録情
報が少ない場合には、該パルス列に同期させて記録する
ことにより、正確な記録が可能となる。また、パルス数
に対して記録情報量が多い場合は、前のパルス間隔より
算出される短い擬似のパルスによって記録を行うことに
よって、かなり正確な記録が可能となる。
【0034】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、フィルムの各駒に設けられた予め決められた範囲の
磁気記憶部に対し、記録される情報量が多い時でも少な
い時でも正しく情報を記録することができるカメラ を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるカメラの概略構成を
示す回路ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例におけるカメラを背面から背
蓋を外して示す図である。
【図3】図2の制御回路の動作の一部を示すフロ−チャ
−トである。
【図4】図3の動作の続きを示すフロ−チャ−トであ
る。
【図5】本発明の一実施例において情報量に応じた書込
みタイミングを示すタイムチャ−トである。
【図6】図4のステップ23の動作を示すフロ−チャ−
トである。
【図7】図4のステップ22の動作を示すフロ−チャ−
トである。
【図8】図4のステップ21の動作を示すフロ−チャ−
トである。
【図9】図4のステップ20の動作を示すフロ−チャ−
トである。
【符合の説明】
6 磁気ヘッド 8 ロ−ラ− 103 制御回路 103a RAM 103b 判別部 108 エンコ−ダ 109 モ−タ制御回路 112 ヘッド制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの各駒に設けられた予め決めら
    れた範囲の磁気記憶部に対して、フィルムの給送中に磁
    気ヘッドにより情報を記録するカメラにおいて、前記磁気記憶部に対して記録させるべき情報量を検知
    し、該情報量の大きさに応じて自動的に前記磁気ヘッド
    の信号出力周波数を変更し、 記録される情報量が多い時
    に前記磁気ヘッドの信号出力周波数を情報量が少ない時
    よりも高くする変更手段を設け、記録される情報量が多
    い駒に対しての前記周波数と記録される情報量が少ない
    駒に対しての前記周波数を異ならしめたことを特徴とす
    るカメラ。
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