JPH0611764A - カメラの磁気記録装置 - Google Patents

カメラの磁気記録装置

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JPH0611764A
JPH0611764A JP16968792A JP16968792A JPH0611764A JP H0611764 A JPH0611764 A JP H0611764A JP 16968792 A JP16968792 A JP 16968792A JP 16968792 A JP16968792 A JP 16968792A JP H0611764 A JPH0611764 A JP H0611764A
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順一 伊藤
Kazunori Mizogami
和紀 溝上
Yoji Watanabe
洋二 渡辺
Masahiro Shiro
正弘 代
Yasushi Toizumi
安司 戸泉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】撮影するごとに磁気トラックに記録したデータ
が正確に記録されているか否かを判断することができる
カメラの磁気記録装置を提供する。 【構成】一部に磁気記録部を有するフィルムの巻き上げ
動作に応じて磁気記録部にデータを記録するための磁気
記録手段116 と、フィルムの巻戻し動作に応じて磁気記
録部に記録されたデータを再生するための磁気読み出し
手段116 と、磁気記録手段116 によってデータを記録す
る際に、データを記憶する不揮発性記録手段103 と、フ
ィルムの巻戻し動作時に、磁気読み出し手段116 によっ
て読み出されたデータと不揮発性記憶手段103 に記憶さ
れたデータとを比較する比較手段100 と、比較の結果に
基づいてデータが正常に記録されたか否かを判定する判
定手段100 とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの磁気記録装置
に関し、特に、撮影情報が磁気的に記録される磁気記録
部を有する感光性フィルムを用いるカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】感光性フィルムの一部に撮影情報を磁気
的に記録するための磁気記録部を有するカメラの一例と
して特開平3−223737号公報がある。この公報
は、RAM等の情報記憶手段に各コマの撮影情報を記憶
し、撮影終了後の巻戻し動作中にRAMデータを磁気ト
ラックに記録することを開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たカメラの磁気記録装置においては、フィルムの巻戻し
に連動して記録動作を行うため、磁気トラックに記録し
たデータを再生して正確に記録されているか否かを判断
することができないという欠点を有する。
【0004】本発明のカメラの磁気記録装置はこのよう
な課題に着目してなされたものであり、その目的とする
ところは、撮影するごとに磁気トラックに記録したデー
タが正確に記録されているか否かを判断することができ
るカメラの磁気記録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカメラの磁気記録装置は、感光性フィル
ムの一部に磁気記録部を有するフィルムを使用するカメ
ラにおいて、フィルムの巻き上げ動作に応じて上記フィ
ルムの磁気記録部にデータを記録するための磁気記録手
段と、上記フィルムの巻戻し動作に応じて上記磁気記録
部に記録されたデータを再生するための磁気読み出し手
段と、上記磁気記録手段によって上記データを記録する
際に、上記データを記憶する不揮発性記憶手段と、上記
フィルムの巻戻し動作時に、上記磁気読み出し手段によ
って読み出されたデータと上記不揮発性記憶手段に記憶
されたデータとを比較する比較手段と、この比較手段に
よる比較の結果に基づいて、上記データが正常に記録さ
れたか否かを判定する判定手段とを具備する。
【0006】
【作用】すなわち、本発明のカメラの磁気記録装置にお
いては、一部に磁気記録部を有するフィルムの巻き上げ
動作に応じて上記フィルムの磁気記録部にデータを記録
し、上記フィルムの巻戻し動作に応じて記録されたデー
タを再生する。同時に、上記磁気記録部に上記データを
記録する際に不揮発性記憶手段にも上記データを記憶
し、上記フィルムの巻戻し動作時に、上記磁気記録部か
ら読み出されたデータと上記不揮発性記憶手段に記憶さ
れたデータとを比較し、比較の結果に基づいて、上記デ
ータが正常に記録されたか否かを判定する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック構成
図である。本実施例が適用されるカメラの全体制御を行
なうマイクロコンピュ―タ(以下、μCOMと称す)1
00には、液晶(LCD)を用い、駒数等を表示する表
示装置101と、フィルムに日付けを写し込むデ―ト写
し込み装置102と、電気的に消去可能なE2 PROM
等によって構成され、撮影駒数、各種調整値等を記憶す
る記憶装置103(以下、単にE2 PROMと呼ぶ)が
接続されている。また、このμCOM100には、モ―
タ制御回路104が接続され、このモ―タ制御回路10
4はμCOM100から送られてくる信号をデコ―ドし
て、モ―タM1(51),M2(52)を駆動するモ―
タ電圧の設定や、モ―タの選択及び動作(回転、逆転、
ブレ―キ、オフ)の選択を行なう。モータM1はフィル
ム巻上及び巻戻しに使用される。モータM2は、フィル
ム送り出しに使用される。
【0008】このモ―タ制御回路104とモ―タM1、
モ―タM2の間にはトランジスタ105〜108、20
0〜203が接続され、これらのトランジスタによって
モ―タブリッジ回路が構成される。モ―タM1は、トラ
ンジスタ105と108のオンで時計方向に回転し、ト
ランジスタ106と107のオンで反時計方向に回転
し、トランジスタ106と108のオンでブレ―キがか
かる。モ―タM2は、トランジスタ200と203のオ
ンで時計方向に回転し、トランジスタ201と202の
オンで反時計方向に回転し、トランジスタ201と20
3のオンでブレ―キがかかる。
【0009】また、上記μCOM100には、フィルム
感度読み取り装置115とセクタ駆動装置121が接続
され、フィルム感度読み取り装置115はフィルムパト
ロ―ネに設けられているフィルム感度情報や、フィルム
枚数を読み込み、μCOM100にこれらのデ―タを送
信する。上記セクタ駆動装置121はμCOM100か
らの信号を受けてセクタ129の開閉を行なうと共に、
セクタ129の開閉状態をμCOM100へ送信する。
【0010】126は撮影用レンズ群用鏡枠であり、こ
の鏡枠の中にはフォ―カシングレンズ123と、上記フ
ォ―カシングレンズ123の動きをパルス信号に変換し
てμCOM100に伝えるためのレンズ駆動検知装置1
24と、フォ―カシングレンズ123を駆動するために
モ―タM2からの駆動量を伝達するギヤ125が設けて
ある。さらに、鏡枠126内には露光量を制御するため
に、前述のセクタ駆動装置121によって駆動されるセ
クタ129が設けられている。
【0011】被写体131の距離を測定するための測距
装置128と、被写体輝度を測定するための測光装置1
27は、μCOM100に接続されている。また、この
μCOM100はフラッシュ制御装置132とも接続し
ている。
【0012】上記μCOM100には、オンとすると撮
影可能となるカメラのパワ―スイッチ(PWSW)13
4と、途中巻き戻し用のスイッチ(RWSW)と、露光
動作を行なわせるためのレリ―ズスイッチ(RELS
W)136と、裏蓋の開状態でオンとなる裏蓋の開閉を
検知するための裏蓋検知用スイッチ(BKSW)138
とが接続されている。またフィルムのパ―フォレ―ショ
ン検出用のフォトリフレクタ(WPR)69も上記μC
OM100に接続している。WPR69は、パ―フォレ
―ション1個につき2つのパルス信号を発生してμCO
M100へ出力する。このパルス信号によりμCOM1
00はフィルムの移動量と移動速度を検出する。
【0013】磁気情報制御回路116は、以下に述べる
ように、フィルム上に設けられた磁気トラックへのデ―
タの記録、および磁気トラックからのデ―タの再生を行
なうために設けられている。図2は上記した磁気情報制
御回路116のブロック構成図である。
【0014】μCOM100は、制御ラインCS,D
L,D7〜D0,SEL1,SEL2により制御IC2
5をコントロ―ルする。制御IC25はμCOM100
からの命令にもとづいて、フィルム72の一部に設けら
れた磁気記録部の磁気トラック1aへデ―タの記録,磁
気トラック1aからデ―タの再生を実行する。ここで、
上記磁気記録部はフィルム72の裏面全体に設けてもよ
い。
【0015】磁気ヘッド3aは、磁気トラック1aへの
デ―タの記録とデ―タの再生のために使用される。バッ
ファ23aおよびバッファ23bは、デ―タ記録時に制
御IC25のOUT1,OUT2の出力に応じて磁気ヘ
ッド3aへ電流を流す。ヘッドアンプ5aは、デ―タ再
生時に磁気ヘッド3aが磁気トラック1a上の磁界に応
じて発生する信号を増幅する。この信号は、コンパレ―
タ7a,コンパレ―タ7b,OR回路11aにより波形
成形されて、制御IC25のDTへ入力される。制御I
C25はDTへ入力される信号と同期信号とから磁気ト
ラック1a上のデ―タを再生する。
【0016】デ―タの記録と再生に必要な同期信号とし
て、CLKへ入力されるクロック信号が使用される。デ
―タ記録時のクロック信号はクロックジェネレ―タ19
が出力するクロック信号を使用する。このクロック信号
は、デ―タ記録動作と平行して、磁気トラック1bへ記
録される。この記録されたクロック信号は、デ―タ再生
時の同期信号として使用される。クロックジェネレ―タ
19の出力は、フリップフロップ17で分周された後、
バッファ13aと13bへ出力される。バッファ13a
と13bは、この出力に応じて磁気ヘッド3bへ電流を
流す。
【0017】磁気ヘッド3bが磁気トラック1b上の磁
界に応じて発生する信号は、ヘッドアンプ5bにより増
幅される。増幅された信号は、コンパレ―タ7b、9
a、OR回路11bによって波形成形される。ゲ―ト2
1aは、μCOM100のSEL1により制御される。
そしてデ―タ再生時にOR回路11bから出力されるク
ロック信号をCLKへ出力する。ゲ―ト15a、15
b、21bはSEL2によって制御される。デ―タ記録
時にゲ―ト21bは、クロックジェネレ―タ19のクロ
ック信号をCLKへ出力する。そしてゲ―ト15a、1
5bとは、フリップフロップ17の信号をバッファ13
a、13bへ出力する。図3(a)、(b)はデ―タ記
録動作のタイムチャ―トである。
【0018】例えば、デ―タ“10110011”を記
録するものとする。デ―タの記録は、2進情報の一方
(この実施例では“1”とする。)を磁化の反転に対応
させることで行なう。つまり“1”の時は、磁化の状態
をN→Sの飽和値(もしくはS→Nの飽和値)へ反転さ
せ、“0”の時はそのままにする。この記録方式は、N
RZ1( Non Return to Zero change to 1) である。
この動作を行なうために、制御IC25は、“1”の
時、Hi信号をOUT1→OUT2(もしくは、OUT
2→OUT1)へ変更することでヘッド電流を反転させ
る。ヘッド3aには磁性体を飽和させるために充分な電
流が流れる。
【0019】制御IC25が各デ―タ(“1”又は
“0”)を出力する時間は、クロックジェネレ―タ19
のクロック信号で決定する。このクロック信号の立ち下
がりに同期して制御IC25はOUT1,OUT2の状
態を変化させる。又、このクロック信号は、磁気トラッ
ク1bへ記録する必要がある。すなわち、クロック信号
はフリップフロップ17により分周されてQとQ(バ
−)より出力される。クロック信号の立ち上がりに同期
して、QとQ(バ−)の出力は反転する。この出力に応
じてバッファ13aと13bは、磁気ヘッド3bへ電流
を流す。したがって磁性体は、クロック信号の立ち上が
りに同期して、磁化状態がN→Sの飽和値(もしくは、
S→Nの飽和値)へ変化する。デ―タの同期と異なる立
ち上がりを使用する理由は、デ―タ再生時の便宜を考慮
するためである。デ―タ記録と同時にクロック信号も磁
気トラックへ記録する理由は、フィルムの移動速度を一
定の状態でデ―タ記録をすることがむずかしいからであ
る。又、再生時にフィルム移動速度が一定である保障も
ない。したがって再生時にシリアルに出力されてくる信
号のインタ―バルは不規則なものとなり、一定のクロッ
ク信号を同期信号として使用出来ない。図4はデ―タ再
生動作のタイムチャ―トである。
【0020】磁化された磁性体がヘッドの前を移動する
と、磁気ヘッドを通る磁束が変化して、磁性体に記録さ
れたデ―タに応じた電圧を磁気ヘッドは発生する。図の
ように磁気トラック1aが磁化されていると、磁気ヘッ
ド3aは、磁化状態が反転する位置で電圧を発生する。
この電圧はヘッドアンプ5aにより増幅されて、コンパ
レ―タ7a、9aへ出力される。コンパレ―タ7aは、
+Vref により、コンパレ―タ9aは、−Vref により
それぞれヘッドアンプ5aの出力を比較する。ヘッドア
ンプ5aが出力する正の信号と負の信号は、両方ともデ
―タの“1”に対応している。
【0021】2つのコンパレ―タの出力は、OR回路1
1aにより合成されて制御IC25のDTへ出力され
る。制御IC25は、入力されたこの信号と同期信号よ
り、磁気トラック1aに記録されたデ―タを再生する。
同期信号は、磁気トラック1bに記録されているクロッ
ク信号が使用される。この信号は磁気ヘッド3bにより
検出される。磁気ヘッド3bの出力電圧は、ヘッドアン
プ5bにより増幅された後、コンパレ―タ7b,コンパ
レ―タ9b,OR回路11bによりクロック信号に変換
される。そして制御IC25のCLKへ出力される。ク
ロック信号上の2つのパルス信号の間に、DTへパルス
信号が入力する時、デ―タは“1”である。そしてDT
へ入力するパルス信号がない時は、デ―タは“0”であ
る。
【0022】以下に、図5〜7のタイムチャ―トにもと
づいて、制御IC25とμCOM100との通信方法に
ついて述べる。通信は、μCOM100がCSラインを
HiからLowへセットすることでスタ―トする。通信
要求は、μCOM100のみから発生するものとする。
CSラインをLowにセットした後、μCOM100は
DL信号に同期して8ビットのデ―タバスラインD7〜
D0へコマンドデ―タを出力する。コマンドデ―タは制
御IC25が通信モ―ドの識別をするために使用され
る。したがってどの通信モ―ドにおいてもコマンドデ―
タは通信デ―タの先頭に位置する。
【0023】図5はストアモ―ドのタイムチャ―トであ
る。ストアモ―ドは、磁気トラック1aへのデ―タ記録
に先立って、記録するデ―タを制御IC25のメモリへ
格納するモ―ドである。μCOM100はコマンドデ―
タ出力後、記録するデ―タを磁気トラック1aに記録す
る順番にしたがって制御IC25へ出力する。すべての
デ―タの転送が終了するとμCOM100はCSライン
をLowからHiへセットして通信は終了する。
【0024】図6は、ライトモ―ドのタイムチャ―トで
ある。ライトモ―ドは、磁気トラック1aへデ―タを記
録するためのモ―ドである。制御IC25はμCOM1
00からのコマンドデ―タを入力すると磁気ヘッド3a
へ電流を流す。μCOM100はコマンド出力後、SE
L2ラインをLowからHiへセットする。このことで
クロックジェネレ―タ19のクロック信号がCLKへ出
力される。制御IC25はメモリに格納されているデ―
タをクロック信号に同期して1ビットづつ読み出す。そ
してデ―タが“1”の時は磁気ヘッド3aの電流を反転
する。制御IC25はメモリのデ―タをすべて記録する
とその動作は終了する。μCOM100は磁気ヘッド3
aに流れる電流を止めるために、CSラインをLowか
らHiへ、SEL2ラインをHiからLowへそれぞれ
セットする。
【0025】図7は、リ―ドモ―ドのタイムチャ―トで
ある。リ―ドモ―ドは、磁気トラック1aに記録された
デ―タを再生するモ―ドである。μCOM100はコマ
ンドデ―タ出力後、SEL1ラインをLowからHiへ
セットする。すると磁気トラック1bから再生されたク
ロック信号がCLKへ出力される。μCOM100はこ
のクロック信号に同期して磁気トラック1aからデ―タ
を読み込む。そして8ビット分のデ―タを入力すると、
バスラインD7〜D0へ出力する。制御IC25はデ―
タラッチのために、DLラインに信号を出力するのでμ
COM100は、DLラインの信号に同期してデ―タを
取り込めばよい。デ―タの再生動作は、μCOM100
がCSラインをLowからHiへセットするまでつづ
く。
【0026】図8乃至図10は本発明実施例におけるカ
メラのフィルム給送装置を後方より透視した斜視図であ
り、図8はフィルムパトローネ70をカメラ本体に装填
した直後の状態を、図9はフィルム72を巻取スプ―ル
57に巻き付けた状態を、図10はフィルム72をフィ
ルムパトローネ70内に巻き戻している状態をそれぞれ
示している。又、図11は本実施例におけるカメラの裏
蓋を除いた背面図、図12は本実施例におけるカメラの
水平断面図である。更に、図13は本実施例におけるカ
メラにて使用するフィルムパトローネ70を示す斜視図
である。
【0027】図11に示すカメラ本体31内に設けられ
たフィルム巻上げ・巻戻しモ―タ51(M1)の出力軸
には、ピニオンギヤ53が設けられており、このピニオ
ンギヤ53は太陽ギヤ54と噛合している。更にこの太
陽ギヤ54は、遊星ギヤ55と噛合しており、該遊星ギ
ヤ55はギヤア―ム56を介して太陽ギヤ54の回転軸
周りに公転されるように支持されている。
【0028】又、カメラ本体31の、後方より向かって
右側に設けられたフィルム巻取室34には、フィルム7
2を巻き取る為の巻取スプ―ル57が回転自在に設けら
れており、該巻取スプ―ル57の上端面には、上記遊星
ギヤ55が反時計方向に公転した際に該遊星ギヤ55と
噛合するスプ―ルギヤ57aが一体的に設けられてい
る。更に巻取スプ―ル57の下方外周面より、後述する
フィルム72のパ―フォレ―ションに係合するパ―フォ
レ―ション係止爪57bが突出している。
【0029】上記遊星ギヤ55が時計方向に公転した際
に該遊星ギヤ55と噛合する位置に、アイドルギヤ67
が設けられており、この際、遊星ギヤ55はアイドルギ
ヤ67,66,65,62を介し、後述するカプラ―ギ
ヤ63に連結される。
【0030】カメラ本体31にはフィルム送出モ―タ5
2(M2)が設けられている。このフィルム送出モ―タ
52の出力軸には、ピニオンギヤ58が設けられてお
り、このピニオンギヤ58は太陽ギヤ59と噛合してい
る。更にこの太陽ギヤ59は、遊星ギヤ60と噛合して
おり、該遊星ギヤ60はギヤア―ム61を介して太陽ギ
ヤ59の回転軸周りに公転されるように支持されてい
る。
【0031】又、カメラ本体31の後方より向かって右
側には、図8に二点鎖線で示すフィルムパトローネ70
が収納されるパトローネ収納室32が設けられている。
このパトローネ収納室32の上方には、図11に示す如
く先端が「−」状に突出して形成されたカプラ―64を
有するカプラ―ギヤ63が回転自在に設けられている。
このカプラ―64は、図13に斜視図にて示す如く、フ
ィルムパトローネ70に設けられた給送スプ―ル71の
上端面に設けられた溝と係合し、該給送スプ―ル71と
軸周りに一体にされる。このカプラ―ギヤ63は、上述
した如くアイドルギヤ62と常に噛合している。
【0032】又、巻取スプ―ル57よりやや中央寄りの
フィルム72のパ―フォレ―ションと対向する高さに
は、カメラ本体31に対して固定され、フィルム72の
パ―フォレ―ションが通過するたびにパルス信号を出力
するフォトリフレクタ(以下WPRと略称する)69が
設けられている。
【0033】上記フィルムパトローネ収納室32とフィ
ルム巻取室34とは、図12に示す如く同一部材にて一
体的に成形されており、カメラ本体31内に収納され
る。両者の前方には、図12に示す如くシャッタ機構3
8,撮影レンズ37が設けられており、更にフィルム巻
取室34の右側にはバッテリ―44,ストロボ用コンデ
ンサ43が収納されている。
【0034】フィルムパトローネ収納室32の後方に
は、カメラ本体31に対して開閉自在にされた裏蓋42
が設けられており、その右側にはフィルム72を前方に
押圧する圧板40が設けられている。又、圧板40と対
向する部分にはフィルムレ―ル面35,圧板レ―ル面3
6が設けられており、フィルム72はこれらに押圧され
ることにより平面性を保たれる。
【0035】又、圧板40,フィルムパトローネ収納室
32,圧板レ―ル面36には、それぞれガイド斜面40
a,41,36aが設けられており、これらガイド斜面
40a,41,36aは、フィルム72がフィルムパト
ローネ70に設けられた給送スプ―ル71により送出さ
れる際に、該フィルム72の高さ方向のガイドを行なう
ものである。以下に、図14〜21を参照してμCOM
100の動作を説明する。まず、図14にもとづいてメ
インル―チンの動作を説明する。
【0036】カメラにバッテリー44が装填されるとμ
COM100は、パワ―ONリセットされる。そしてS
100から動作を開始する。S100ではI/Oポ―ト
の初期化、メモリの初期化等を行なう。S102では、
BKSWの状態を判定する。裏蓋が開から閉へ変化する
とBKSWの立上り信号が発生する。信号が検出される
とS104へ移行する。そしてS104では、装填され
たフィルム72を巻取スプ―ル57へ巻き付ける動作で
ある“空送り”を実行する。BKSWの立上り信号が検
出されない時は、S106へ移行して、巻き戻しスイッ
チRWSWの状態を判定する。スイッチがONしている
時はサブル―チン“巻き戻し”を実行する。このサブル
―チンの動作は後述する。スイッチがOFFしている時
は、S110へ移行して、パワ―スイッチPWSWの状
態を判定する。スイッチがOFFしている時は、μCO
M100はSTOPモ―ドに入る。このモ―ドに入ると
μCOM100は動作を停止する。
【0037】μCOM100の動作は、SWの操作によ
る割り込み信号の発生により再開する。PWSWがON
している時はS114へ移行する。S114では、カメ
ラの動作モ―ド,コマ数等の表示を行なう。S116で
は、レリ―ズスイッチRELSWの状態を判定する。O
Nの時は、S118へ移行してサブル―チン“レリ―ズ
処理”を実行する。サブル―チンの動作は後述する。R
ELSWがOFFの時はSWの状態をみるためにS10
2へ移行する。
【0038】以下、図19に基づいてサブル―チン“レ
リ―ズ処理”の動作について説明する。S200では、
AE,AF演算に必要なデ―タをE2 PROMから読み
出す。S202では、フィルム感度読み取り装置115
を介してフィルムパトロ―ネ70からフィルム感度を読
み取る。S204では、測距装置128および測光装置
127を用いて、測距動作と測光動作を行ない、測距値
と測光値を得る。S206では、測距値にもとづいてレ
ンズ繰出し量を演算する。又、測光値から露光時間を演
算する。S208では、モ―タM2を時計方向に回転さ
せ、フォ―カシングレンズの繰出しを行なう。繰出し量
は、レンズ駆動検知装置124が発生するパルス信号を
カウントすることで測定する。そして、カウント値がS
206で演算したレンズ繰出し量と一致したら、モ―タ
M2の駆動を停止する。なお一眼レフレックスカメラの
場合には、ここでミラ―UPを行なう。
【0039】S210では、セクタ駆動装置121に信
号を送り、セクタ129を駆動し、露光を行なう。なお
必要に応じてフラッシュ制御回路132に信号を送り、
フラッシュの発光も行なう。露光が終了したらS212
では、日付けの写し込みを行なう。S214では、制御
IC25へストアモ―ドのコマンドを出力する。S21
6では、磁気トラック1aへ記録するデ―タを制御IC
25へ転送する。S218では、CSラインをLowか
らHiへセットしてストアモ―ドは終了する。S220
では磁気トラックへ記録するデ―タと同じものをE2
ROMへ書き込む。このE2 PROMのデ―タは後述す
るサブル―チン“巻戻し”において比較デ―タとして使
用される。
【0040】S222では、サブル―チン“巻上げ”が
実行される。このサブル―チンでは、フィルムを1コマ
巻上げるとともに磁気トラック1aへデ―タを記録す
る。このサブル―チンの動作は後述する。S224では
フォ―カシングレンズを初期位置へもどす。制御IC2
5へ転送されるデ―タとE2 PROMへ記憶されるデ―
タについてここで述べる。
【0041】図15は制御IC25へ転送されるデ―タ
を示している。ナンバ―の0からN8 の順番でデ―タは
転送される。そして制御IC25は、ナンバ―の0から
8の順番でデ―タを磁気トラック1aへ記録する。ナ
ンバ―の0からN0 の転送デ―タは、“00”である。
したがって0〜N0 のデ―タが記録された磁気トラック
1aの領域には意味をもつデ―タはない。ナンバ―のN
7 からN8 の転送デ―タも、“00”である。したがっ
てN7 〜N8 のデ―タが記録されている領域にも意味を
もつデ―タは存在しない。
【0042】以下に、この2つの領域を設ける意味につ
いて述べる。磁気トラック1aへデ―タを記録しても、
デ―タが正しく記録されていない時は、再度記録動作を
実行する必要がある。図2の磁気情報制御回路116よ
りデ―タの記録動作を再度実行する時、磁気トラック1
aを消去する必要はない。なぜならば、デ―タは磁性体
をN又はSの飽和値へ磁化することで行なう。したがっ
てデ―タを記録する前の磁性体が磁化していても磁化し
ていなくても問題はない。
【0043】まず上記2つの領域を設けずに、記録動作
を2回実行する場合について考える。そして2回目の記
録動作におけるフィルム移動速度が1回目の移動速度よ
り遅いものと仮定する。
【0044】図20は、1回目と2回目における磁気ト
ラック1aの磁化状態を示している。B1 の斜線部が1
回目の記録動作により磁化された領域である。AとCの
領域は、フィルムの移動スピ―ドの変化が大きいためデ
―タの記録が出来ない領域である。
【0045】記録動作は、1コマ巻き上げ中に実行する
ため、巻き上げ動作の開始時と終了時は、フィルム72
の移動スピ―ドが安定していないので実行してはいけな
い。2回目の記録動作により磁化されるのは、B2 の斜
線部である。記録スピ―ドが同じであるならば、2回目
は1回目よりフィルム移動スピ―ドが遅いので、B1<B
2 となる。したがって1回目の記録動作で磁化された領
域の一部がB1 ′に残る。このB1 に残されたデ―タは
必要がないものである。したがってこのままデ―タを再
開するとB2 に記録されているデ―タを正しく認識でき
なくなる可能性もある。フィルム72の移動スピ―ドに
応じて記録スピ―ドを変化させることや、磁気トラック
1a上の記録開始位置を正確に制御することにより、B
1 ′は減少出来る。しかし無くすことはむずかしい。
【0046】次に上記2つの領域を設けて、記録動作を
2回実行する場合について考える。フィルム72の移動
スピ―ドは、2回目が1回目より遅いものとする。図2
1を用いて説明する。この場合も1回目の記録動作で磁
化された領域の一部であるB1 ′が残る。しかし横線で
示された部分は、意味のないデ―タが記録されている領
域である。したがってデ―タ再生時にB1 ′の領域を読
み込んでも、斜線で示された領域に記録されたデ―タを
認識することは可能である。横線の領域は、図15のナ
ンバ―の0〜N0 とN7 〜N8 のデ―タ“00”の数を
多くすることで拡大することが出来る。この領域が大き
ければ大きいほど記録されるデ―タの信頼性が向上する
ことになる。しかし記録出来るデ―タの数は減少する。
ナンバ―N1 のデ―タ“FF”とナンバ―N6 のデ―タ
“FF”は、意味のないデ―タの領域と意味のあるデ―
タ領域を分離するための“マ―ク”である。デ―タの
“FF”はバイナリ表現では“11111111”にな
る。図2の制御IC25は、デ―タ再生動作においてD
Tへ8回連続してパルス信号が入力された時点で上記
“マ―ク”として判断する。
【0047】そして制御IC25は、これ以後8ビット
分のシリアルデ―タを磁気トラック1aより再生すると
パラレルデ―タにしてμCOM100へ転送する。ナン
バ―N2 のデ―タ“02”はデ―タの開始を示すコ―ド
である。そしてナンバ―N5のデ―タ“03”はデ―タ
の終結を示すコ―ドである。
【0048】ナンバ―N3 〜N3 +13のデ―タは、日
付デ―タである。デ―タは、図16に示した文字コ―ド
表によって変換されたデ―タが使用される。図16はA
NSIで規定されたASCIIコ―ドである。ISOで
規定された文字コ―ド表を用いてもかまわない。このよ
うなコ―ドによりデ―タを記録することで、デ―タは汎
用性がよくなる。したがってデ―タ利用時に便利であ
る。ただし記録デ―タの量がふえてしまう欠点を有す
る。これらのコ―ド表で文字を変換すると、デ―タ長は
7ビットになる。しかしデ―タの記録は8ビット単位で
実行するため1ビット余りが出る。この1ビットをパリ
ティチェックに必要な冗長ビットとして利用してもよ
い。実施例中にパリティチェックに関する説明はしな
い。もしパリティチェックをするならば、図2の制御I
C25に実行させるようにすればよい。数値デ―タに対
しては、その意味を識別するため文字デ―タを付加す
る。
【0049】ナンバ―N3 〜N3 +3の“DATE”
は、N3 +4〜N3 +13の数値デ―タが日付デ―タで
あること識別するためにある。同様に“TV”,“A
V”,“EXP”がそれぞれ、絞り値,シャッタ秒時,
コマ数であることを示す。数値デ―タの意味をデ―タの
記録順番により識別する方法もある。しかし記録順番を
知らない時は、識別が不可能になる。したがってデ―タ
の量が多くなっても識別のための文字デ―タを付加した
ほうが、デ―タ利用時に便利である。デ―タの記録する
順番は、重要度の高いものほど早く記録されるように決
定しなければならない。デ―タ記録中に何らかの理由で
フィルムが停止してしまっても、早い順番のデ―タは、
記録される確率が高くなるからである。たとえば日付デ
―タの「分」「時」と「日」「月」で比較すると、撮影
者は、撮影時刻は記憶することはない。しかし撮影月日
はおぼえていることが多い。したがって「分」「時」の
デ―タが残るほうが都合がよいのである。
【0050】図17を用いてE2 PROMへ記憶される
デ―タについて述べる。アドレス0〜AD1−1には、
フィルムの撮影コマ数,AE・AFの演算に必要な調整
デ―タなどが記録されている。アドレスAD1〜AD2
−1には、1コマ目の撮影動作において磁気トラック1
aへ記録されたデ―タが記憶されている。以下同様に各
撮影動作に対応した領域にそれぞれのデ―タが記憶され
ている。
【0051】図15のデ―タは19コマ目のデ―タに対
応している。アドレスAD19〜AD20−1に記憶さ
れているデ―タを、左側の図に示す。左側の図のナンバ
―は、図15で使用したナンバ―と同じである。
【0052】E2 PROMへ記憶されるデ―タは、数値
デ―タである。数値デ―タの識別用デ―タ(たとえばN
3 〜N3 +3の“DATE”)は、どの撮影デ―タでも
共通に使用されるものである。したがってこのデ―タを
撮影を行なう毎にE2 PROMへ記憶することは、メモ
リのムダになる。したがって左側の図には、識別用デ―
タに対応するナンバ―は存在しない。カメラに使用され
るE2 PROMのメモリ容量は一般に小さい。したがっ
て効率よくメモリを使用する手段を考えなければならな
い。数値デ―タは撮影ごとに変化する可能性があるので
2 PROMへ記憶する必要がある。又、数値デ―タ以
外でも、撮影ごとに異なるデ―タがあるなら、このデ―
タもE2 PROMへ記憶する必要がある。
【0053】識別用デ―タの記憶は、μCOM100の
プログラムメモリ中に記憶される。図18により識別用
デ―タの記憶方法について述べる。アドレスTAD0〜
TADnのデ―タは、図15のナンバ―N3 〜N4 のデ
―タに対応する。ただし数値のデ―タに対応するアドレ
スには“00”がセットされる。“00”は、ASCI
Iコ―ドでは意味をもたないデ―タとなる。磁気トラッ
ク1aへデ―タが正しく記録されたか判定する時の便宜
を考えて、“00”をセットする。
【0054】上記実施例では、E2 PROMへ数値デ―
タのみを記録することで、E2 PROMの容量がふえな
いようにした。しかし、さらに容量を減らすことも可能
である。数値デ―タは、実際の数を一度文字コ―ドに置
き換える操作を行なっているために、2倍のメモリを必
要とする。たとえば0〜9の数字は4ビットあれば表現
出来るが、コ―ド表を用いて表現すると7ビットのデ―
タとなる。7ビットのデ―タは、結局8ビット(1バイ
ト)デ―タとして扱うことになる。したがって2倍のメ
モリを使うことになる。E2 PROMへ記憶されるデ―
タは、磁気トラック1aへデ―タが正しく記録されてい
るか判定する時の比較デ―タとして使用される。したが
って比較時にコ―ド表に対応するデ―タにもどせるなら
ば、どのような型でデ―タを記憶してもよいのである。
たとえば図15のナンバ―N3 +4,N3 +5の“5”
“3”は、コ―ド表にもとづいて記憶すると“35”
〔HEX〕“33”〔HEX〕の2バイトデ―タにな
る。しかし“5”“3”をそのまま表現すれば“53”
〔HEX〕となり1バイトのメモリ容量で済む。そして
比較デ―タとして使用する時にコ―ド表にもとづいて2
バイトのデ―タに変換すれば問題は生じない。後述する
図24のサブル―チン“比較”はここで述べた記憶方式
は使っていない。しかしS406の処理にE2 PROM
のデ―タをコ―ド表にもとづいて変換する処理を追加す
れば実行できる。さらにE2 PROMへ記憶するデ―タ
を少なくする方法もある。磁気トラック1aへ残すデ―
タのすべてが正しく記録される必要があるわけではな
い。図15におけるデ―タにおいて重要なものは日付デ
―タである。又、写真の写き付け時に必要なデ―タがあ
ればそれも重要である。したがってこれらのデ―タに欠
損があることはゆるされない。しかし、TV値やAV値
等のデ―タに異状があっても大きな問題にはならない。
そこで磁気トラック1aへ記録するデ―タの中で重要度
の高いものだけチェックするようにしてもよい。そうな
ればE2 PROMへ記憶すべき比較用のデ―タの数はさ
らに減少する。以下に、サブル―チン“巻上げ”につい
て図22を用いて説明する。
【0055】S600は後述するタイマ2に対する比較
デ―タTXをE2 PROMから読み出す。S602で
は、モ―タM1を時計方向に回転させることにより、巻
取スプ―ル57がフィルム72の巻上げを開始する。S
604では、1コマ巻上げに必要な時間TWをタイマ1
にセットする。S606ではパ―フォレ―ションカウン
タPFCをクリアする。S608ではタイマ2をクリア
する。タイマ2は、フィルム72の移動速度検出のため
に使用される。S610ではライトフラグWFをクリア
する。このフラグは制御IC25へライトコマンド(図
6)を出力するとセットされる。S612では、フォト
リフレクタ(WPR)69のパルス信号の判定を行な
う。パルス信号の立上がりを検出した時はS614へ、
検出しない時はS640へそれぞれ移行する。S640
ではタイマ1のカウントダウンを行なう。S642で
は、パルス信号の間隔を測定するためにタイマ2をカウ
ントアップする。S652ではタイマ1のカウント動作
が終了しているか判定する。終了している時はS654
へ終了してしない時はS612へそれぞれ移行する。S
654,S656ではモ―タM1を停止させる。そして
S658においてCS端子をLowからHiへセットし
て制御IC25の記録動作を停止させる。そして“巻戻
し”のサブル―チンへ移行する。タイマ1のカウント動
作が終了したということは、1コマ巻上げるのに必要な
時間TWが経過しても、巻上げ動作が終了しないことを
示す。すなわちフィルムの終端に到達したことを示して
いる。S652から“巻戻し”サブル―チンへ移行する
ことは、カメラが正常に動作していればありえない。通
常は、後述するS638から移行する。
【0056】S612からS614へ移行した時は、タ
イマ2の値がTXより小さいか判定する。TXはすでに
2 PROMから読み出されているデ―タである。タイ
マ2の値は、フォトリフレクタ(WPR)69が出力す
るパルスの間隔を示しているので、S614の判定結果
で、フィルム72の移動速度が所定値より速くなったか
わかる。すなわち、所定値より速い時はS616へ、遅
い時はS622へそれぞれ移行する。
【0057】S616ではライトフラグWFの状態を判
定する。フラグがセットされている時はS622へ、ク
リアされている時はS618へそれぞれ移行する。S6
18では制御IC25へライトコマンド(図6で説明)
を出力する。
【0058】そしてライトフラグをS620でセットす
る。以後、フラグがセットされているのでS618の処
理は実行されない。以上述べたS614〜S620の処
理は、フィルム巻上げの初期におけるフィルム72の移
動スピ―ドが安定していない領域において、デ―タの記
録動作を禁止するための処理である。フィルム移動スピ
―ドが安定しない領域は、フィルム72の種類や電源電
圧により変動する。したがってTXは変動を考慮して余
裕をもたせる。S622ではパ―フォレ―ションカウン
タPFCをインクリメントする。S626ではフィルム
移動速度検出のために、タイマ2をクリアする。
【0059】S628では、パ―フォレ―ションカウン
タが“16”であるか判定する。“16”でないときは
1コマ分の巻上げは終了していないのでS612へ移行
する。“16”の時はS630,S632の処理でモ―
タM1を停止させる。
【0060】S634ではCS端子をLowからHiへ
セットして制御IC25の記録動作を停止する。S63
6ではフィルムカウンタFCOをインクリメントする。
S638ではフィルムカウンタの値がEXPnであるか
判定する。EXPnは現在カメラに装填されているフィ
ルム72の規定コマ数である。この規定コマ数には、余
裕がある。したがって規定コマ数より多く撮影すること
が可能である。したがって巻き上げ動作が出来なくなる
まで撮影動作を実行することが通常行なわれている。し
かし巻き上げ動作が出来なくなるまで撮影する時の問題
点は、最終コマのデ―タを磁気トラック1aへ記録出来
なくなることである。なぜならば、フィルムを移動しな
がらデ―タを記録するからである。以上の理由によりS
638の処理があり、カウンタの値がFXPnに一致し
たら“巻戻し”のサブル―チンへ移行する。一致してし
なければリタ―ンする。図23によりサブル―チン“巻
戻し”について説明する。
【0061】S300では、モータM1を反時計方向に
回転させ、フィルムの巻戻し動作を開始する。S304
では制御IC25へリ―ドコマンドを出力する。これ以
後、制御IC25は、磁気トラック1aからデ―タを再
生するとD7〜D0ラインへデ―タを出力する。S30
6では、レジスタADRS1へE2 PROMのアドレス
デ―タADENDをセットする。すでに説明したように
2 PROMには、磁気トラック1aへ記録されたデ―
タの一部である数値デ―タが記憶されている。ADEN
Dは、数値デ―タが記憶されている領域のボトムアドレ
スを示す。S308では、レジスタADRS2へプログ
ラムメモリのアドレスTADnをセットする。
【0062】すでに説明したようにプログラムメモリに
は、磁気トラック1aへ記録されたデ―タの一部である
識別用デ―タが記憶されている。TADnは、識別用デ
―タが記憶されている領域のボトムアドレスを示す。S
310ではエラ―フラグERFをクリアする。ERF
は、磁気トラック1aから再生したデ―タに異状がある
とセットされる。ERFのセットはS316で実行され
る。S312では、パ―フォレ―ションカウンタPFC
をクリアする。PFCは、フォトリフレクタ(WPR)
69の出力するパルス信号をカウントするためにある。
PFCの値が16になると1コマ分の巻戻しが終了した
ことになる。S314では、制御IC25がDLライン
にラッチ信号を出力してしないか判定する。制御IC2
5は、このラッチ信号に同期して再生デ―タをD7〜D
0ラインへ出力する。ラッチ信号が出力されている時
は、S316へ移行する。S316ではサブル―チン
“比較”が実行される。このサブル―チンにおいて磁気
トラック1aより再生されたデ―タに異状がないか判定
する。サブル―チンの動作は後述する。
【0063】S318では、WRRがパルス信号を出力
していないか判定する。パルス信号が検出された時はS
320へ、検出されない時はS314へそれぞれ移行す
る。S320へ移行するとPFCをインクリメントす
る。そしてS322ではPFCのカウント値が16にな
ったかどうか判定する。PFCが16の時は、1コマ分
の巻戻しが終了したことになる。16でない時はS31
4へ、16である時はS324へそれぞれ移行する。
【0064】S324では、ERFの状態を判定する。
1コマ分の再生デ―タ中に異状があれば、ERFがセッ
トされることになる。ERFが“1”の時はS330へ
移行する。S330ではサブル―チン“エラ―処理”が
実行される。このサブル―チンの動作については後述す
る。
【0065】ERFが“0”の時は、S326へ移行す
る。S326ではフィルムカウンタFCOをデクリメン
トする。そしてS328では、表示装置101によりフ
ィルムコマ数を表示する。S332ではFCOが0であ
るか判定する。0でない時はS308へ移行する。そし
て次のコマの再生デ―タの判定のために、ADRS2,
ERF,PFCの初期セットを行なう。FCOが0なら
ば巻戻し動作は終了したことになる。S334では、フ
ィルム72がフィルムパトロ―ネ70に完全に収納させ
るために2秒間待つ。そしてS336でM1にブレ―キ
をかけた後、S338でOFFする。S340ではCS
ラインをLowからHiへセットして、制御IC25の
再生動作を停止させる。以下に、図24によりサブル―
チン“比較”について説明する。
【0066】S400では、制御IC25のD7〜D0
ラインより再生デ―タを入力し、レジスタDrec へセッ
トする。S402ではDrec のデ―タをミラ―反転す
る。デ―タの記録時のフィルム72の移動方向は、再生
時の移動方向とは逆である。したがってデ―タの順番を
反転する必要がある。例えば“10100001”を再
生すると“10000101”になってしまう。したが
ってミラ―反転しなければならない。ただしプログラム
メモリとE2 PROMに記憶されているデ―タがミラ―
反転されていれば、S402の処理はいらない。S40
4ではレジスタADRS2にセットされているアドレス
に対応するプログラムメモリのデ―タをレジスタDref
へセットする。
【0067】S405では、Dref のデ―タが“00”
であるか判定する。すでに説明したように数値デ―タに
対応するアドレスには“00”がセットされている。D
recのデ―タが“00”の時はS406へ移行し、E2
PROMから数値デ―タを読み出す。そしてDref へこ
のデ―タをセットする。E2 PROMのアドレスは、レ
ジスタADRS1にセットされている。S408では、
次回の動作にそなえてADRS1のアドレスをデクリメ
ントする。
【0068】S405において、Dref のデ―タが“0
0”以外の時は、そのまま比較デ―タとして使用出来
る。S410では次回の動作にそなえてADRS2のア
ドレスをデクリメントする。S412では、Drec の再
生デ―タとDref の比較デ―タが一致しているか判定す
る。一致している時はリタ―ンする。一致していない時
は、S414でエラ―フラグERFをセットした後リタ
―ンする。図25によりサブル―チン“エラ―処理”に
ついて説明する。
【0069】S500ではレジスタFCOerr とフィル
ムカウンタFCOが一致していないか判定する。一致し
ている時はただちにリタ―ンする。一致していない時
は、S502へ移行してFCOのコマ数をFCOerr
セットする。S500の判定が必要な理由は、μCOM
100が無限LOOPへ落ち込むことを防止するためで
ある。FCOerr には前回異状があったコマ数が記憶さ
れている。前回異状があったコマ数とFCOが一致して
いるということは、磁気トラック1aの同じ場所へ2回
記録動作を実行したことを示す。そして2回とも正しく
デ―タが出来なかったことを示す。このような状況は、
磁気トラック1aのキズなどにより発生する。このよう
な時、記録動作を何回くりかえしても、正しくデ―タが
記録されることはありえない。したがってS500,S
502の処理がないと記録と再生を無限にくりかえすこ
とになる。S504ではモータM1にブレ―キをかけS
506ではOFFする。このことで巻戻し動作を一時中
止する。S508では制御IC25のCSラインをLo
wからHiへセットして、デ―タ再生の動作を止める。
S510,S512では、所定時間,記録デ―タに異状
があったことを表示装置101により表示する。例えば
図26のように表示する。この例では、コマ数を表示す
るセグメント上に“13”と“Fr”を交互に2秒間表
示している。これは13コマ目にERRORが発生した
ことを示している。発音素子をもつカメラならば、警告
音を発生させてもよい。S516では異状が発生したコ
マに対応するE2 PROMの数値デ―タを読み出す。S
518ではプログラムメモリより識別用のデ―タを読み
出す。そしてS520では、2つのデ―タより図16に
示すような、転送デ―タを合成する。S522では制御
IC25へストアコマンドを出力する。S524では合
成した転送デ―タを制御IC25へ出力する。S526
ではCSラインをLowからHiへセットしてストアモ
―ドの動作を停止させる。S528では再度、サブル―
チン“巻上げ”を実行する。“巻上げ”の中にデ―タ記
録の動作が含まれていることはすでに説明している。2
回目の記録動作が終了するとS530においてモータM
1を反時計方向へ回転させる。したがって再度巻戻しの
動作が開始する。次にS532で制御IC25へリ―ド
コマンドを出力し、デ―タの再生動作を開始させてから
リタ―ンする。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のカメラの
磁気記録装置によれば、撮影ごとに磁気トラックへ記録
したデータが正確に記録されて否かを判断することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】図1に示す磁気情報制御回路のブロック構成図
である。
【図3】デ―タ記録動作のタイムチャ―トである。
【図4】デ―タ再生動作のタイムチャ―トである。
【図5】ストアモ―ドのタイムチャ―トである。
【図6】ライトモ―ドのタイムチャ―トである。
【図7】リ―ドモ―ドのタイムチャ―トである。
【図8】フィルムパトローネをカメラ本体に装填した直
後の状態を示す図である。
【図9】フィルムを巻取スプ―ルに巻き付けた状態を示
す斜視図である。
【図10】フィルムをフィルムパトローネ内に巻き戻し
ている状態を示す斜視図である。
【図11】カメラの裏蓋を除いた背面図である。
【図12】カメラの水平断面図である。
【図13】フィルムパトローネを示す斜視図である。
【図14】メインル―チンの動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図15】制御ICへ転送されるデ―タを示す図であ
る。
【図16】ASCIIコ―ドによる文字コード表であ
る。
【図17】E2 PROMに記憶されるデ―タを示す図で
ある。
【図18】識別用デ―タの記憶方法を説明するための図
である。
【図19】レリーズ処理の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図20】磁気トラックの磁化状態を示す図である。
【図21】磁気トラックの他の磁化状態を示す図であ
る。
【図22】巻上げ処理の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図23】巻戻し処理の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図24】比較処理の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図25】エラー処理の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図26】表示装置による表示の例を示す図である。
【符号の説明】
72…フィルム、100…マイクロコンピュータ、10
3…記憶装置、116…磁気情報制御回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】磁気ヘッド3aは、磁気トラック1aへの
データの記録とデータの再生のために使用される。バッ
ファ23aおよびバッファ23bは、データ記録時に制
御IC25のOUT1,OUT2の出力に応じて磁気ヘ
ッド3aへ電流を流す。ヘッドアンプ5aは、データ再
生時に磁気ヘッド3aが磁気トラック1a上の磁界に応
じて発生する信号を増幅する。この信号は、コンパレー
タ7a,コンパレータ9a,OR回路11aにより波形
成形されて、制御IC25のDTへ入力される。制御I
C25はDTへ入力される信号と同期信号とから磁気ト
ラック1a上のデータを再生する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】S634ではCS端子をLowからHiへ
セットして制御IC25の記録動作を停止する。S63
6ではフィルムカウンタFCOをインクリメントする。
S638ではフィルムカウンタの値がEXPnであるか
判定する。EXPnは現在カメラに装填されているフィ
ルム72の規定コマ数である。この規定コマ数には、余
裕がある。したがって規定コマ数より多く撮影すること
が可能である。したがって巻き上げ動作が出来なくなる
まで撮影動作を実行することが通常行なわれている。し
かし巻き上げ動作が出来なくなるまで撮影する時の問題
点は、最終コマのデータを磁気トラック1aへ記録出来
なくなることである。なぜならば、フィルムを移動しな
がらデータを記録するからである。以上の理由によりS
638の処理があり、カウンタの値がXPnに一致し
たら“巻戻し”のサブルーチンへ移行する。一致してし
なければリターンする。図23によりサブルーチン“巻
戻し”について説明する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】S500ではレジスタFCOerrとフィ
ルムカウンタFCOが一致していないか判定する。一致
している時はただちにリターンする。一致していない時
は、S502へ移行してFCOのコマ数をFCOerr
へセットする。S500の判定が必要な理由は、μCO
M100が無限LOOPへ落ち込むことを防止するため
である。FCOerrには前回異状があったコマ数が記
憶されている。前回異状があったコマ数とFCOが一致
しているということは、磁気トラック1aの同じ場所へ
2回記録動作を実行したことを示す。そして2回とも正
しくデータが出来なかったことを示す。このような状況
は、磁気トラック1aのキズなどにより発生する。この
ような時、記録動作を何回くりかえしても、正しくデー
タが記録されることはありえない。したがってS50
0,S502の処理がないと記録と再生を無限にくりか
えすことになる。S504ではモータM1にブレーキを
かけS506ではOFFする。このことで巻戻し動作を
一時中止する。S508では制御IC25のCSライン
をLowからHiへセットして、データ再生の動作を止
める。S510,S512では、所定時間,記録データ
に異状があったことを表示装置101により表示する。
例えば図26のように表示する。この例では、コマ数を
表示するセグメント上に“13”と“Fr”を交互に2
秒間表示している。これは13コマ目にERRORが発
生したことを示している。発音素子をもつカメラなら
ば、警告音を発生させてもよい。S516では異状が発
生したコマに対応するEPROMの数値データを読み
出す。S518ではプログラムメモリより識別用のデー
タを読み出す。そしてS520では、2つのデータより
図1に示すような、転送データを合成する。S522
では制御IC25へストアコマンドを出力する。S52
4では合成した転送データを制御IC25へ出力する。
S526ではCSラインをLowからHiへセットして
ストアモードの動作を停止させる。S528では再度、
サブルーチン“巻上げ”を実行する。“巻上げ”の中に
データ記録の動作が含まれていることはすでに説明して
いる。2回目の記録動作が終了するとS530において
モータM1を反時計方向へ回転させる。したがって再度
巻戻しの動作が開始する。次にS532で制御IC25
へリードコマンドを出力し、データの再生動作を開始さ
せてからリターンする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 代 正弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 戸泉 安司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性フィルムに磁気記録部を有するフ
    ィルムを使用するカメラにおいて、 フィルムの巻き上げ動作に応じて上記フィルムの磁気記
    録部にデータを記録するための磁気記録手段と、 上記フィルムの巻戻し動作に応じて上記磁気記録部に記
    録されたデータを再生するための磁気読み出し手段と、 上記磁気記録手段によって上記データを記録する際に、
    上記データを記憶する不揮発性記憶手段と、 上記フィルムの巻戻し動作時に、上記磁気読み出し手段
    によって読み出されたデータと上記不揮発性記憶手段に
    記憶されたデータとを比較する比較手段と、 この比較手段による比較の結果に基づいて、上記データ
    が正常に記録されたか否かを判定する判定手段と、 を具備するカメラの磁気記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997004351A1 (fr) * 1995-07-18 1997-02-06 Seiko Epson Corporation Appareil module d'appareil photographique pour enregistrement de donnees
EP0679927B1 (en) * 1994-04-28 2003-03-19 Canon Kabushiki Kaisha Camera having magnetic recording head

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EP0679927B1 (en) * 1994-04-28 2003-03-19 Canon Kabushiki Kaisha Camera having magnetic recording head
WO1997004351A1 (fr) * 1995-07-18 1997-02-06 Seiko Epson Corporation Appareil module d'appareil photographique pour enregistrement de donnees
US6072961A (en) * 1995-07-18 2000-06-06 Seiko Epson Corporation Camera module device for data recording

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