JPH04366242A - バルコニーの支持構造 - Google Patents
バルコニーの支持構造Info
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- JPH04366242A JPH04366242A JP16874291A JP16874291A JPH04366242A JP H04366242 A JPH04366242 A JP H04366242A JP 16874291 A JP16874291 A JP 16874291A JP 16874291 A JP16874291 A JP 16874291A JP H04366242 A JPH04366242 A JP H04366242A
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 12
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 12
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- 235000019640 taste Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋本体部から突出す
る例えば庇状のバルコニーと家屋付属部の屋上に設けら
れる基部により床面が形成される屋上バルコニーとを床
レベルを合わせて一体に形成しうるバルコニーの支持構
造に関する。
る例えば庇状のバルコニーと家屋付属部の屋上に設けら
れる基部により床面が形成される屋上バルコニーとを床
レベルを合わせて一体に形成しうるバルコニーの支持構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、図7に例示するように、複数階建
の家屋本体部aに、該家屋本体部aよりも低層の家屋付
属部bを付設した家屋hが普及している。
の家屋本体部aに、該家屋本体部aよりも低層の家屋付
属部bを付設した家屋hが普及している。
【0003】このような家屋hにあっては、前記家屋本
体部aに外方に突出する階上のバルコニーcが居住性を
高めるためしばしば設けられる一方、前記家屋付属部b
の屋上にも屋上バルコニーdが設けられることが多々あ
る。又このような階上のバルコニーc、屋上のバルコニ
ーdは、従来、個々に独立して設けられていた。
体部aに外方に突出する階上のバルコニーcが居住性を
高めるためしばしば設けられる一方、前記家屋付属部b
の屋上にも屋上バルコニーdが設けられることが多々あ
る。又このような階上のバルコニーc、屋上のバルコニ
ーdは、従来、個々に独立して設けられていた。
【0004】さらに前記各バルコニーc、dを図7に示
すように、隣接させて配設する場合がある。
すように、隣接させて配設する場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、前記の如く隣接
して設けられた階上のバルコニーcと屋上のバルコニー
dとを図1に示すように一体に形成し、外観に変化を与
え見映えを向上しうるとともにバルコニーの床面積を拡
大し家屋の居住性を高めうるバルコニーEが提案されて
いる。
して設けられた階上のバルコニーcと屋上のバルコニー
dとを図1に示すように一体に形成し、外観に変化を与
え見映えを向上しうるとともにバルコニーの床面積を拡
大し家屋の居住性を高めうるバルコニーEが提案されて
いる。
【0006】しかしながら前記各バルコニーc、dは、
独立して設けられているため、床レベルを合わせること
は困難であり、従って前記バルコニーEを形成するため
の新規の構造のものの出現が強く要望されていた。
独立して設けられているため、床レベルを合わせること
は困難であり、従って前記バルコニーEを形成するため
の新規の構造のものの出現が強く要望されていた。
【0007】本発明は、家屋本体部、家屋付属部の同一
面内の各外壁面をなす壁パネルを上端を揃えて建込むと
ともに、家屋付属部の壁パネル上端にバルコニー梁を、
又家屋本体部の壁パネル上端に胴差を夫々固定し、かつ
前記バルコニー梁、胴差、および該バルコニー梁と胴差
との間から上面同高の張出し部片持梁、延在部片持梁、
および中間片持梁を夫々突設することを基本として、家
屋本体部から突出する延在部と家屋付属部を覆う基部と
該基部に同高で連なる張出し部とからなるバルコニー床
を便宜に支持でき、バルコニーの外観を向上しかつ居住
性を高めうるバルコニーの支持構造の提供を目的として
いる。
面内の各外壁面をなす壁パネルを上端を揃えて建込むと
ともに、家屋付属部の壁パネル上端にバルコニー梁を、
又家屋本体部の壁パネル上端に胴差を夫々固定し、かつ
前記バルコニー梁、胴差、および該バルコニー梁と胴差
との間から上面同高の張出し部片持梁、延在部片持梁、
および中間片持梁を夫々突設することを基本として、家
屋本体部から突出する延在部と家屋付属部を覆う基部と
該基部に同高で連なる張出し部とからなるバルコニー床
を便宜に支持でき、バルコニーの外観を向上しかつ居住
性を高めうるバルコニーの支持構造の提供を目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数階建の家
屋本体部と、この家屋本体部の1つの出隅を挟む一方の
外壁面に連なりかつ他方の外壁面と同一面内の外壁面を
具えるとともに家屋本体部よりも低層の家屋付属部とを
有する家屋に、前記家屋付属部を覆う基部と、該基部に
同高で連なりかつ家屋付属部の前記外壁面から張出す張
出し部と、この張出し部に同高で連なりかつ家屋本体部
の前記他方の外壁面に沿って該家屋本体部の階下部分の
庇をなしてのびる延在部とからなるバルコニー床を支持
するバルコニーの支持構造であって、前記家屋は壁パネ
ルを用いて外壁面が形成され、かつ家屋付属部の前記外
壁面をなす壁パネルと、家屋本体部の他方の外壁面の前
記階下部分をなす壁パネルとを上端を揃えて建込むとと
もに、家屋付属部の前記壁パネル上端に、前記基部を支
持するバルコニー梁を固定しかつ該バルコニー梁に、前
記張出し部を支持する張出し部片持梁を突設するととも
に、前記家屋本体部の前記壁パネル上端に階上の壁パネ
ルを受ける胴差を固定する一方、該胴差に、前記延在部
を支持しかつ前記張出し部片持梁と上面同高の延在部片
持梁を突設するとともに、前記バルコニー梁と胴差との
間で、張出し部と延在部との連なり部を支持しかつ前記
張出し部片持梁と上面同高の中間片持梁を固定している
。
屋本体部と、この家屋本体部の1つの出隅を挟む一方の
外壁面に連なりかつ他方の外壁面と同一面内の外壁面を
具えるとともに家屋本体部よりも低層の家屋付属部とを
有する家屋に、前記家屋付属部を覆う基部と、該基部に
同高で連なりかつ家屋付属部の前記外壁面から張出す張
出し部と、この張出し部に同高で連なりかつ家屋本体部
の前記他方の外壁面に沿って該家屋本体部の階下部分の
庇をなしてのびる延在部とからなるバルコニー床を支持
するバルコニーの支持構造であって、前記家屋は壁パネ
ルを用いて外壁面が形成され、かつ家屋付属部の前記外
壁面をなす壁パネルと、家屋本体部の他方の外壁面の前
記階下部分をなす壁パネルとを上端を揃えて建込むとと
もに、家屋付属部の前記壁パネル上端に、前記基部を支
持するバルコニー梁を固定しかつ該バルコニー梁に、前
記張出し部を支持する張出し部片持梁を突設するととも
に、前記家屋本体部の前記壁パネル上端に階上の壁パネ
ルを受ける胴差を固定する一方、該胴差に、前記延在部
を支持しかつ前記張出し部片持梁と上面同高の延在部片
持梁を突設するとともに、前記バルコニー梁と胴差との
間で、張出し部と延在部との連なり部を支持しかつ前記
張出し部片持梁と上面同高の中間片持梁を固定している
。
【0009】
【作用】このように張出し部を支持する張出し部片持梁
と、延在部を支持する延在部片持梁とを、上端を揃えて
建込まれた壁パネル上端に固定されるバルコニー梁と胴
差とから上面同高に突設している。又張出し部と延在部
との連なり部は、バルコニー梁と胴差の間で前記張出し
部片持梁と上面同高に固定される中間片持梁により支持
される。従って、家屋本体部から庇をなしてのびる延在
部により床面が形成される片持バルコニー、および家屋
付属部を覆う基部と前記張出し部とにより床面が形成さ
れる屋上バルコニーを床レベルを合わせて一体に形成す
ることができ、バルコニーの外観を向上しうるとともに
バルコニーの床面積を拡大し家屋の居住性を高めうる。 又バルコニーのプランを増加するため、居住者の嗜好の
多様化に対応しうる。
と、延在部を支持する延在部片持梁とを、上端を揃えて
建込まれた壁パネル上端に固定されるバルコニー梁と胴
差とから上面同高に突設している。又張出し部と延在部
との連なり部は、バルコニー梁と胴差の間で前記張出し
部片持梁と上面同高に固定される中間片持梁により支持
される。従って、家屋本体部から庇をなしてのびる延在
部により床面が形成される片持バルコニー、および家屋
付属部を覆う基部と前記張出し部とにより床面が形成さ
れる屋上バルコニーを床レベルを合わせて一体に形成す
ることができ、バルコニーの外観を向上しうるとともに
バルコニーの床面積を拡大し家屋の居住性を高めうる。 又バルコニーのプランを増加するため、居住者の嗜好の
多様化に対応しうる。
【0010】さらに従来の如く個々にバルコニーを形成
する場合に比して、本発明により形成されるバルコニー
は手すり壁に囲まれる出隅部が減少するため、該出隅部
における清掃の負担を軽減するとともに、バルコニー床
は同高に一体形成されているため、該バルコニー床にお
ける水はけ効果を向上しうる。
する場合に比して、本発明により形成されるバルコニー
は手すり壁に囲まれる出隅部が減少するため、該出隅部
における清掃の負担を軽減するとともに、バルコニー床
は同高に一体形成されているため、該バルコニー床にお
ける水はけ効果を向上しうる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜5においてバルコニーの支持構造は、複数階
建、本例では2階建の家屋本体部Aと、該家屋本体部A
よりも低層、本例では平屋の家屋付属部Bとを有する家
屋Hに、前記家屋付属部Bを覆う基部2と、該基部2に
同高で連なる張出し部3と、該張出し部3と同高で連な
りかつ前記家屋本体部Aの階下部分Cの庇Dをなしての
びる延在部4とからなるバルコニー床Fを有するバルコ
ニーGを設けるとともに、前記バルコニー床Fを、バル
コニー梁5、該バルコニー梁5から突出する張出し部片
持梁6、胴差7からのびる延在部片持梁9、および中間
片持梁10により支持している。
る。図1〜5においてバルコニーの支持構造は、複数階
建、本例では2階建の家屋本体部Aと、該家屋本体部A
よりも低層、本例では平屋の家屋付属部Bとを有する家
屋Hに、前記家屋付属部Bを覆う基部2と、該基部2に
同高で連なる張出し部3と、該張出し部3と同高で連な
りかつ前記家屋本体部Aの階下部分Cの庇Dをなしての
びる延在部4とからなるバルコニー床Fを有するバルコ
ニーGを設けるとともに、前記バルコニー床Fを、バル
コニー梁5、該バルコニー梁5から突出する張出し部片
持梁6、胴差7からのびる延在部片持梁9、および中間
片持梁10により支持している。
【0012】前記家屋Hは壁パネルPを用いて外壁面W
が形成されるとともに、前記家屋本体部Aは、一方の外
壁面W1と該一方の該外面W1と直角な他方の外壁面W
2とにより1つの出隅Jを形成している。
が形成されるとともに、前記家屋本体部Aは、一方の外
壁面W1と該一方の該外面W1と直角な他方の外壁面W
2とにより1つの出隅Jを形成している。
【0013】前記壁パネルPは、図4、図5に示すよう
に、溝形鋼から形成される上枠材20、下枠材(図示せ
ず)を溝部を向き合わせて縦枠材21、21により接合
してなる矩形の枠組の表裏に面材22、22を添設した
一体可搬のパネル体であって、その下端を例えば布基礎
に植設されたアンカーボルトを用いて固定することによ
り立設され、前記家屋本体部Aの一方、他方の外壁面W
1、W2を形成する。なお該一方の外壁面W1は、本例
では、図1に示すように、前記家屋付属部Bの端部で立
上がる階上の外壁面WUを意味し、この外壁面WUには
、バルコニーGの出入口17が形成されている。
に、溝形鋼から形成される上枠材20、下枠材(図示せ
ず)を溝部を向き合わせて縦枠材21、21により接合
してなる矩形の枠組の表裏に面材22、22を添設した
一体可搬のパネル体であって、その下端を例えば布基礎
に植設されたアンカーボルトを用いて固定することによ
り立設され、前記家屋本体部Aの一方、他方の外壁面W
1、W2を形成する。なお該一方の外壁面W1は、本例
では、図1に示すように、前記家屋付属部Bの端部で立
上がる階上の外壁面WUを意味し、この外壁面WUには
、バルコニーGの出入口17が形成されている。
【0014】又前記家屋本体部Aの一方の外壁面W1下
方には、前記家屋付属部Bが一体に付設される。家屋付
属部Bは、周囲を前記壁パネルPにより囲まれることに
よりコ字状の外周形状を有するとともに、その1つの外
壁面W3を家屋本体部Aの前記他方の外壁面W2と同一
垂直面内に位置させている。さらに前記外壁面W3をな
す壁パネルP1と、他方の外壁面W2の階下部分C、つ
まり一階部分をなす壁パネルP2とは、上端を同一水平
面に揃えて建込まれる。なお壁パネルP1、P2の向き
合う側面上部は、図3、図5に示すように、各壁パネル
P1、P2の縦枠材21、21上部に夫々ボルト止めさ
れる一対の固定片24、24の上端間を矩形かつ水平な
支持片25により連結したコ字状の基体を有する連結金
具27により連結される。又前記一方の外壁面W1と平
行な家屋付属部Bの外壁面W4を形成する壁パネルP3
も前記壁パネルP1、P2と上端を揃えて建込まれると
ともに、該壁パネルP3と前記壁パネルP1との上端部
は、各壁パネルP3、P2の縦枠材21、21上部に夫
々ボルト止めされかつ直交する固定片30、30と該固
定片30、30の上端に固着される矩形かつ水平な支持
片31とからなる連結金具32により連結される。
方には、前記家屋付属部Bが一体に付設される。家屋付
属部Bは、周囲を前記壁パネルPにより囲まれることに
よりコ字状の外周形状を有するとともに、その1つの外
壁面W3を家屋本体部Aの前記他方の外壁面W2と同一
垂直面内に位置させている。さらに前記外壁面W3をな
す壁パネルP1と、他方の外壁面W2の階下部分C、つ
まり一階部分をなす壁パネルP2とは、上端を同一水平
面に揃えて建込まれる。なお壁パネルP1、P2の向き
合う側面上部は、図3、図5に示すように、各壁パネル
P1、P2の縦枠材21、21上部に夫々ボルト止めさ
れる一対の固定片24、24の上端間を矩形かつ水平な
支持片25により連結したコ字状の基体を有する連結金
具27により連結される。又前記一方の外壁面W1と平
行な家屋付属部Bの外壁面W4を形成する壁パネルP3
も前記壁パネルP1、P2と上端を揃えて建込まれると
ともに、該壁パネルP3と前記壁パネルP1との上端部
は、各壁パネルP3、P2の縦枠材21、21上部に夫
々ボルト止めされかつ直交する固定片30、30と該固
定片30、30の上端に固着される矩形かつ水平な支持
片31とからなる連結金具32により連結される。
【0015】さらに前記壁パネルP1上端に、前記基部
2を支持するバルコニー梁5が固定される。バルコニー
梁5は垂直なウエブ5Aの上下に水平なフランジ5B、
5Cを外方に張出した断面コ字の溝形鋼から形成される
とともに、両端に固着した矩形の取付片34、35を壁
パネルP1の前記上枠材20両端に位置させ、かつ該上
枠材20に透設された小孔20a…と該小孔20a…に
位置を合わせて下フランジ5Cに設けられた小孔5Ca
とにボルト金具を挿通し螺着することにより、バルコニ
ー梁5は溝部を外方に向けて壁パネルP1上端に固着さ
れる。
2を支持するバルコニー梁5が固定される。バルコニー
梁5は垂直なウエブ5Aの上下に水平なフランジ5B、
5Cを外方に張出した断面コ字の溝形鋼から形成される
とともに、両端に固着した矩形の取付片34、35を壁
パネルP1の前記上枠材20両端に位置させ、かつ該上
枠材20に透設された小孔20a…と該小孔20a…に
位置を合わせて下フランジ5Cに設けられた小孔5Ca
とにボルト金具を挿通し螺着することにより、バルコニ
ー梁5は溝部を外方に向けて壁パネルP1上端に固着さ
れる。
【0016】前記バルコニー梁5には、前記張出し部3
を支持する張出し部片持梁6が突設される。張出し部片
持梁6は、本例では、バルコニー梁5端部に固定される
第1の張出し部片持梁6Aと、バルコニー梁5の長手方
向略中央に固定される第2の張出し部片持梁6Bとを含
む。
を支持する張出し部片持梁6が突設される。張出し部片
持梁6は、本例では、バルコニー梁5端部に固定される
第1の張出し部片持梁6Aと、バルコニー梁5の長手方
向略中央に固定される第2の張出し部片持梁6Bとを含
む。
【0017】第1の張出し部片持梁6Aは、垂直なウエ
ブ6A1の上下にフランジ6A2、6A3を設けたI形
鋼からなり、その一端をバルコニー梁5の端部に取付く
コーナ金具37の一側面37Aに固着している。該コー
ナ金具37は、前記バルコニー梁5のウエブ5Aと略同
高を有する角鋼管から形成され、その下端に固着された
固定片39を前記連結金具32の支持片31にボルト止
めし、かつ第1の張出し部片持梁6Aが固着した一側面
37Aと直交する他側面37Bを、バルコニー梁6の端
部に固着された取付片34にボルト止めすることにより
、第1の張出し部片持梁6Aはコーナ金具37を介して
バルコニー梁5に固定される。
ブ6A1の上下にフランジ6A2、6A3を設けたI形
鋼からなり、その一端をバルコニー梁5の端部に取付く
コーナ金具37の一側面37Aに固着している。該コー
ナ金具37は、前記バルコニー梁5のウエブ5Aと略同
高を有する角鋼管から形成され、その下端に固着された
固定片39を前記連結金具32の支持片31にボルト止
めし、かつ第1の張出し部片持梁6Aが固着した一側面
37Aと直交する他側面37Bを、バルコニー梁6の端
部に固着された取付片34にボルト止めすることにより
、第1の張出し部片持梁6Aはコーナ金具37を介して
バルコニー梁5に固定される。
【0018】なおコーナ金具37の前記他側面37Bと
平行な側面37Cには、前記外壁面W4から張出す張出
し部40を支持しかつI形鋼からなる張出し部片持梁4
1が固着するとともに、コーナ金具37の前記一側面3
7Aと平行な側面37Dには、前記バルコニー梁5と断
面同形の溝形鋼からなる短尺なバルコニー梁42が固着
されている。該バルコニー梁42は、下フランジ42C
を前記壁パネルP3の上枠材20にボルト止めすること
により該壁パネルP3上端に固定され、前記第1の張出
し部片持梁6Aの取付けをより強固なものとしている。 なお第1の張出し部片持梁6Aの前端には、張出し部3
外縁に沿う前梁43取付け用の矩形板44が添着されて
いる。
平行な側面37Cには、前記外壁面W4から張出す張出
し部40を支持しかつI形鋼からなる張出し部片持梁4
1が固着するとともに、コーナ金具37の前記一側面3
7Aと平行な側面37Dには、前記バルコニー梁5と断
面同形の溝形鋼からなる短尺なバルコニー梁42が固着
されている。該バルコニー梁42は、下フランジ42C
を前記壁パネルP3の上枠材20にボルト止めすること
により該壁パネルP3上端に固定され、前記第1の張出
し部片持梁6Aの取付けをより強固なものとしている。 なお第1の張出し部片持梁6Aの前端には、張出し部3
外縁に沿う前梁43取付け用の矩形板44が添着されて
いる。
【0019】又前記第2の張出し部片持梁6Bは、垂直
なウエブ6B1の上下にフランジ6B2、6B3を有し
たI形鋼からなり、その外端には前記前梁43固定用の
矩形板45が、又内端には矩形の固定片46が夫々固着
されるとともに、第2の張出し部片持梁6Bは、取付金
具49を介して前記バルコニー梁5に固定される。
なウエブ6B1の上下にフランジ6B2、6B3を有し
たI形鋼からなり、その外端には前記前梁43固定用の
矩形板45が、又内端には矩形の固定片46が夫々固着
されるとともに、第2の張出し部片持梁6Bは、取付金
具49を介して前記バルコニー梁5に固定される。
【0020】取付金具49は、バルコニー梁5の溝部に
垂直に固着された一対の補強板50、50の外向き面5
0A、50Aに当接する矩形の基板51、51と、該基
板51、51の内端から直角に折曲がりバルコニー梁5
のウエブ5Aに当接する固定片52、52と、前記基板
51、51の外端から前記固定片52、52と向き合う
方向に折曲がる取付片53、53とを有する断面コ字の
一対の連結材55、55を、前記取付片53、53に固
着する取付板54により継いでなる金具であって、向き
合う前記基板51、51間に前記補強板50、50を嵌
合しかつ前記固定片52に設けられた小孔52a…と前
記ウエブ5Aに透設された小孔5Aaとを貫通するボル
ト金具を本締めすることにより、取付金具49は、バル
コニー梁5に固定される。
垂直に固着された一対の補強板50、50の外向き面5
0A、50Aに当接する矩形の基板51、51と、該基
板51、51の内端から直角に折曲がりバルコニー梁5
のウエブ5Aに当接する固定片52、52と、前記基板
51、51の外端から前記固定片52、52と向き合う
方向に折曲がる取付片53、53とを有する断面コ字の
一対の連結材55、55を、前記取付片53、53に固
着する取付板54により継いでなる金具であって、向き
合う前記基板51、51間に前記補強板50、50を嵌
合しかつ前記固定片52に設けられた小孔52a…と前
記ウエブ5Aに透設された小孔5Aaとを貫通するボル
ト金具を本締めすることにより、取付金具49は、バル
コニー梁5に固定される。
【0021】又バルコニー梁5に固定された取付金具4
9の前記取付板54に、前記第2の張出し部片持梁6B
に固着された前記固定片46をボルト止めすることによ
り、第2の張出し部片持梁6Bは取付金具49を介して
バルコニー梁5に突設される。なお第2の張出し部片持
梁6B上面は前記第1の張出し部片持梁6A上面と高さ
を揃えて固定されるとともに、第1、第2の張出し部片
持梁6A、6Bの外端は同一垂直面内に整一して配設さ
れる。
9の前記取付板54に、前記第2の張出し部片持梁6B
に固着された前記固定片46をボルト止めすることによ
り、第2の張出し部片持梁6Bは取付金具49を介して
バルコニー梁5に突設される。なお第2の張出し部片持
梁6B上面は前記第1の張出し部片持梁6A上面と高さ
を揃えて固定されるとともに、第1、第2の張出し部片
持梁6A、6Bの外端は同一垂直面内に整一して配設さ
れる。
【0022】さらに前記家屋本体部Aの壁パネルP2上
端には、階上の壁パネルP4を受ける胴差7が固定され
る。胴差7は、ウエブ7Aの上下にフランジ7B、7C
を設けた溝形鋼から形成されるとともに、下のフランジ
7Cを壁パネルP2の上枠材20にボルト止めすること
により、壁パネルP2上端に固定される。
端には、階上の壁パネルP4を受ける胴差7が固定され
る。胴差7は、ウエブ7Aの上下にフランジ7B、7C
を設けた溝形鋼から形成されるとともに、下のフランジ
7Cを壁パネルP2の上枠材20にボルト止めすること
により、壁パネルP2上端に固定される。
【0023】又胴差7には、前記延在部4を支持する延
在部片持梁9が突設される。延在部片持梁9は、本例で
は、前記第2の張出し部片持梁6Bと同構成の梁材であ
って、胴差7に、第2の張出し部片持梁6Bと同様に前
記取付金具49を介してしかも張出し部片持梁6と上面
同高かつ平行に固定される。
在部片持梁9が突設される。延在部片持梁9は、本例で
は、前記第2の張出し部片持梁6Bと同構成の梁材であ
って、胴差7に、第2の張出し部片持梁6Bと同様に前
記取付金具49を介してしかも張出し部片持梁6と上面
同高かつ平行に固定される。
【0024】さらに前記胴差7とバルコニー梁5との間
には、前記張出し部3と延在部4との連なり部12を支
持する中間片持梁10が固定される。中間片持梁10は
、ウエブ10Aの上下にフランジ10B、10Cを設け
たI形鋼からなり、その外端に前記前梁43固定用の矩
形板57を固着している。又内端は前記連結金具27の
支持片25に固定される継ぎ金具59の一側面59Aに
固着している。
には、前記張出し部3と延在部4との連なり部12を支
持する中間片持梁10が固定される。中間片持梁10は
、ウエブ10Aの上下にフランジ10B、10Cを設け
たI形鋼からなり、その外端に前記前梁43固定用の矩
形板57を固着している。又内端は前記連結金具27の
支持片25に固定される継ぎ金具59の一側面59Aに
固着している。
【0025】継ぎ金具59は、前記バルコニー梁5の端
部の取付片35にボルト止めされる固定片60と、前記
胴差7の端部に固着された矩形板61にボルト止めされ
る固定片62との外端間を前記一側面59Aを形成する
連結片63により継いでなる断面コ字の基体65を具え
るとともに、該基体65の上下端に夫々矩形の上板66
、下板67を固着している。継ぎ金具59は、その下板
67を前記連結金具27の支持片27にボルト止めする
ことにより、溝部を内に向けてかつバルコニー梁5、胴
差7間に固定される。従って前記一側面59Aに固着し
た中間片持梁10は張出し部片持梁6と平行に突設する
とともに、中間片持梁10の上面は張出し部片持梁6の
上面と同高となるように設定されている。又中間片持梁
10外端の矩形板57は、張出し部片持梁6外端の矩形
板44、45と同一垂直面内に位置させている。
部の取付片35にボルト止めされる固定片60と、前記
胴差7の端部に固着された矩形板61にボルト止めされ
る固定片62との外端間を前記一側面59Aを形成する
連結片63により継いでなる断面コ字の基体65を具え
るとともに、該基体65の上下端に夫々矩形の上板66
、下板67を固着している。継ぎ金具59は、その下板
67を前記連結金具27の支持片27にボルト止めする
ことにより、溝部を内に向けてかつバルコニー梁5、胴
差7間に固定される。従って前記一側面59Aに固着し
た中間片持梁10は張出し部片持梁6と平行に突設する
とともに、中間片持梁10の上面は張出し部片持梁6の
上面と同高となるように設定されている。又中間片持梁
10外端の矩形板57は、張出し部片持梁6外端の矩形
板44、45と同一垂直面内に位置させている。
【0026】又前記前梁43は、垂直なウエブ43Aの
上下からフランジ43B、43Cを張出した断面コ字の
溝形鋼からなり、そのウエブ43Aに設けられた小孔4
3Aa…および前記張出し部片持梁6、中間片持梁10
、延在部片持梁9の各外端に固着された矩形板44、4
5、57、69に夫々設けられた小孔44a、45a、
57a…を挿通するボルト金具を本締めすることにより
張出し部片持梁6、中間片持梁10、延在部片持梁9外
端に水平に保持される。なお前梁43の両端には矩形板
71、72が固着されるとともに、該矩形板71、72
は、前記延在部4の側縁に沿う延在部片持梁73と、前
記張出し部40の外縁に沿う前梁75とに夫々接続され
る。
上下からフランジ43B、43Cを張出した断面コ字の
溝形鋼からなり、そのウエブ43Aに設けられた小孔4
3Aa…および前記張出し部片持梁6、中間片持梁10
、延在部片持梁9の各外端に固着された矩形板44、4
5、57、69に夫々設けられた小孔44a、45a、
57a…を挿通するボルト金具を本締めすることにより
張出し部片持梁6、中間片持梁10、延在部片持梁9外
端に水平に保持される。なお前梁43の両端には矩形板
71、72が固着されるとともに、該矩形板71、72
は、前記延在部4の側縁に沿う延在部片持梁73と、前
記張出し部40の外縁に沿う前梁75とに夫々接続され
る。
【0027】前記延在部片持梁73は、前記延在部片持
梁9と同構成の梁材であって、前記胴差7から該延在部
片持梁9と平行に突設されるとともに、その外端に固着
された矩形板77と前記前梁43端部の矩形板72とに
L字状の取付金具79の各片をボルト止めすることによ
り、前梁43と延在部片持梁73とは直角に接続される
。
梁9と同構成の梁材であって、前記胴差7から該延在部
片持梁9と平行に突設されるとともに、その外端に固着
された矩形板77と前記前梁43端部の矩形板72とに
L字状の取付金具79の各片をボルト止めすることによ
り、前梁43と延在部片持梁73とは直角に接続される
。
【0028】又前記前梁75は、前梁43と同構成の溝
形鋼からなり、その溝部を外方に向けかつウエブを前記
張出し部片持梁41外端に固着された矩形板90にボル
ト止めすることにより水平に保持されるとともに、前梁
75端部に固着された矩形板92と、前記前梁43端部
の矩形板71とにL字状の取付金具94の各片をボルト
止めすることにより、前梁43、75は直角に接続され
る。なお前梁75には、張出し部片持梁41と平行にの
びる、複数の床梁91…の外端がボルト止めされ、前梁
75を強固に水平保持している。
形鋼からなり、その溝部を外方に向けかつウエブを前記
張出し部片持梁41外端に固着された矩形板90にボル
ト止めすることにより水平に保持されるとともに、前梁
75端部に固着された矩形板92と、前記前梁43端部
の矩形板71とにL字状の取付金具94の各片をボルト
止めすることにより、前梁43、75は直角に接続され
る。なお前梁75には、張出し部片持梁41と平行にの
びる、複数の床梁91…の外端がボルト止めされ、前梁
75を強固に水平保持している。
【0029】前記床梁91は、前記壁パネルP3上端に
固定された床受金具93に内端が固定される。床受金具
93は、壁パネルP3の上枠材20にボルト止めされる
矩形の下板95と、該下板95の内端から垂直に立上が
る立上げ片96と、該立上げ片96上端から外方にのび
る上板97とを具えたコ字状の基体99の溝部に垂直な
一対の補強板100、100を固着してなる。又床梁9
1は断面コ字の溝形材であって、溝部を下に向けかつ対
向する張出し片102、102を床受金具93の補強板
100、100の向き合う面に夫々当接しかつボルト止
めすることにより、床受金具93に固定される。
固定された床受金具93に内端が固定される。床受金具
93は、壁パネルP3の上枠材20にボルト止めされる
矩形の下板95と、該下板95の内端から垂直に立上が
る立上げ片96と、該立上げ片96上端から外方にのび
る上板97とを具えたコ字状の基体99の溝部に垂直な
一対の補強板100、100を固着してなる。又床梁9
1は断面コ字の溝形材であって、溝部を下に向けかつ対
向する張出し片102、102を床受金具93の補強板
100、100の向き合う面に夫々当接しかつボルト止
めすることにより、床受金具93に固定される。
【0030】なお前記前梁43、75上には、図4に示
すように、バルコニーGの手すり壁Kを形成する手すり
壁パネルLがボルト止めにより立設される。
すように、バルコニーGの手すり壁Kを形成する手すり
壁パネルLがボルト止めにより立設される。
【0031】然してバルコニー床Fの一部をなす前記基
部2は、前記バルコニー梁5、バルコニー梁42の各ウ
エブ5A、42Aおよび床受金具93の立上げ片96に
、例えば溝形鋼からなる枠材104…を矩形に接合した
枠組の上面に面材105を添設することにより形成され
る床パネルPU1の前記枠材104…をボルト止めする
ことにより形成される。
部2は、前記バルコニー梁5、バルコニー梁42の各ウ
エブ5A、42Aおよび床受金具93の立上げ片96に
、例えば溝形鋼からなる枠材104…を矩形に接合した
枠組の上面に面材105を添設することにより形成され
る床パネルPU1の前記枠材104…をボルト止めする
ことにより形成される。
【0032】又前記張出し部3は、図3に示すように、
前記張出し部片持梁6、中間片持梁10の上面にボルト
止めされかつ段差部107を介して載置片109を張出
した床受板110の前記載置片109に例えば軽量コン
クリートからなる床パネルPU2を載置し架け渡すこと
により、前記家屋付属部Bの外壁面W3から張出して形
成される。
前記張出し部片持梁6、中間片持梁10の上面にボルト
止めされかつ段差部107を介して載置片109を張出
した床受板110の前記載置片109に例えば軽量コン
クリートからなる床パネルPU2を載置し架け渡すこと
により、前記家屋付属部Bの外壁面W3から張出して形
成される。
【0033】さらに前記延在部4は、前記張出し部2と
同様に中間片持梁10、延在部片持梁9、73に床パネ
ルPU3を架け渡すことにより、家屋本体部Aの前記他
方の壁面W2に沿って該家屋本体部Aの階下部分Cの庇
Dを形成する。なお張出し部3上面と延在部4上面とは
基部2上面と整一し、例えば各上面にモルタルを添着し
タイル貼りを行うことによりバルコニー床Fが仕上げら
れる。又張出し部3と延在部4とを継ぐ連なり部12は
、例えば前記中間片持梁10上の床パネルPU2、PU
3間の間隙にモルタルを打設することにより、該張出し
部3、延在部4と上面を整一して形成される。
同様に中間片持梁10、延在部片持梁9、73に床パネ
ルPU3を架け渡すことにより、家屋本体部Aの前記他
方の壁面W2に沿って該家屋本体部Aの階下部分Cの庇
Dを形成する。なお張出し部3上面と延在部4上面とは
基部2上面と整一し、例えば各上面にモルタルを添着し
タイル貼りを行うことによりバルコニー床Fが仕上げら
れる。又張出し部3と延在部4とを継ぐ連なり部12は
、例えば前記中間片持梁10上の床パネルPU2、PU
3間の間隙にモルタルを打設することにより、該張出し
部3、延在部4と上面を整一して形成される。
【0034】図6に本発明の他の実施例を示す。本例に
おいて壁パネルP1上端に固定されるバルコニー梁11
2は、該壁パネルP1と直交する壁パネルP3を越えて
のびるとともに、その先端に前記前梁75を固定する矩
形板113を固着している。又壁パネルP1の側端上方
から突出しかつI形鋼からなる第1の張出し部片持梁1
15は、その内端に、バルコニー梁112の溝部に垂直
に固着された一対の補強板116、116に夫々当接し
かつボルト止めされる固定片117、117を有したコ
字状の連結金具119を固着している。第1の張出し部
片持部115は、前記固定片117、117を補強板1
16、116にボルト止めすることにより、壁パネルP
1の形成する外壁面W3と直角に前記バルコニー梁11
2に突設される。
おいて壁パネルP1上端に固定されるバルコニー梁11
2は、該壁パネルP1と直交する壁パネルP3を越えて
のびるとともに、その先端に前記前梁75を固定する矩
形板113を固着している。又壁パネルP1の側端上方
から突出しかつI形鋼からなる第1の張出し部片持梁1
15は、その内端に、バルコニー梁112の溝部に垂直
に固着された一対の補強板116、116に夫々当接し
かつボルト止めされる固定片117、117を有したコ
字状の連結金具119を固着している。第1の張出し部
片持部115は、前記固定片117、117を補強板1
16、116にボルト止めすることにより、壁パネルP
1の形成する外壁面W3と直角に前記バルコニー梁11
2に突設される。
【0035】又第1の張出し部片持梁115と平行かつ
I形鋼からなる第2の張出し部片持梁120は、バルコ
ニー梁112の溝部に固着された垂直な一対の補強板1
21、121に夫々ボルト止めされかつ外端間を連結片
122により連結された固定片123、123を有する
連結金具124の前記連結片122を第2の張出し部片
持梁120の内端に固着された矩形板126にボルト止
めすることにより、バルコニー梁112に第1の張出し
部片持梁115と上面同高に固定される。
I形鋼からなる第2の張出し部片持梁120は、バルコ
ニー梁112の溝部に固着された垂直な一対の補強板1
21、121に夫々ボルト止めされかつ外端間を連結片
122により連結された固定片123、123を有する
連結金具124の前記連結片122を第2の張出し部片
持梁120の内端に固着された矩形板126にボルト止
めすることにより、バルコニー梁112に第1の張出し
部片持梁115と上面同高に固定される。
【0036】
【発明の効果】叙上の如く本発明のバルコニーの支持構
造は、上端を揃えて建込まれた家屋本体部の壁パネルと
家屋付属部の壁パネルとに、夫々胴差、バルコニー梁を
固定し、該胴差、バルコニー梁から上面同高の延在部片
持梁、張出し部片持梁を突設し、しかも胴差とバルコニ
ー梁との間に前記張出し部片持梁と上面同高の中間片持
梁を固定することにより、バルコニー床をなす基部、張
出し部、延在部および連なり部を支持している。このよ
うに簡易な構成で家屋本体部から家屋付属部の屋上に連
なるバルコニー床を形成でき、施工性を損なうことなく
バルコニーの外観を向上しうるとともに居住性の向上に
も役立つ。
造は、上端を揃えて建込まれた家屋本体部の壁パネルと
家屋付属部の壁パネルとに、夫々胴差、バルコニー梁を
固定し、該胴差、バルコニー梁から上面同高の延在部片
持梁、張出し部片持梁を突設し、しかも胴差とバルコニ
ー梁との間に前記張出し部片持梁と上面同高の中間片持
梁を固定することにより、バルコニー床をなす基部、張
出し部、延在部および連なり部を支持している。このよ
うに簡易な構成で家屋本体部から家屋付属部の屋上に連
なるバルコニー床を形成でき、施工性を損なうことなく
バルコニーの外観を向上しうるとともに居住性の向上に
も役立つ。
【0037】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】その平面図である。
【図3】張出し部、延在部を示す断面図である。
【図4】基部、および張出し部片持梁を示す断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図7】従来の技術を略示する斜視図である。
2 基部
3 張出し部
4 延在部
5、112 バルコニー梁
6、6A、6B、115、120 張出し部片持梁7
胴差 9 延在部片持梁 10 中間片持梁 12 連なり部 A 家屋本体部 B 家屋付属部 C 階下部分 D 庇 F バルコニー床 G バルコニー H 家屋 J 1つの出隅 P、P1、P2 壁パネル W1 一方の外壁面 W2 他方の外壁面 W3 家屋付属部の外壁面
胴差 9 延在部片持梁 10 中間片持梁 12 連なり部 A 家屋本体部 B 家屋付属部 C 階下部分 D 庇 F バルコニー床 G バルコニー H 家屋 J 1つの出隅 P、P1、P2 壁パネル W1 一方の外壁面 W2 他方の外壁面 W3 家屋付属部の外壁面
Claims (1)
- 【請求項1】複数階建の家屋本体部と、この家屋本体部
の1つの出隅を挟む一方の外壁面に連なりかつ他方の外
壁面と同一面内の外壁面を具えるとともに家屋本体部よ
りも低層の家屋付属部とを有する家屋に、前記家屋付属
部を覆う基部と、該基部に同高で連なりかつ家屋付属部
の前記外壁面から張出す張出し部と、この張出し部に同
高で連なりかつ家屋本体部の前記他方の外壁面に沿って
該家屋本体部の階下部分の庇をなしてのびる延在部とか
らなるバルコニー床を支持するバルコニーの支持構造で
あって、前記家屋は壁パネルを用いて外壁面が形成され
、かつ家屋付属部の前記外壁面をなす壁パネルと、家屋
本体部の他方の外壁面の前記階下部分をなす壁パネルと
を上端を揃えて建込むとともに、家屋付属部の前記壁パ
ネル上端に、前記基部を支持するバルコニー梁を固定し
かつ該バルコニー梁に、前記張出し部を支持する張出し
部片持梁を突設するとともに、前記家屋本体部の前記壁
パネル上端に階上の壁パネルを受ける胴差を固定する一
方、該胴差に、前記延在部を支持しかつ前記張出し部片
持梁と上面同高の延在部片持梁を突設するとともに、前
記バルコニー梁と胴差との間で、張出し部と延在部との
連なり部を支持しかつ前記張出し部片持梁と上面同高の
中間片持梁を固定したことを特徴とするバルコニーの支
持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16874291A JPH04366242A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | バルコニーの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16874291A JPH04366242A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | バルコニーの支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04366242A true JPH04366242A (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=15873577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16874291A Withdrawn JPH04366242A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | バルコニーの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04366242A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012077463A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Daiwa House Industry Co Ltd | バルコニーユニット、バルコニーユニットの組み付け方法、治具、及び、建物用ユニットの吊り方法 |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP16874291A patent/JPH04366242A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012077463A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Daiwa House Industry Co Ltd | バルコニーユニット、バルコニーユニットの組み付け方法、治具、及び、建物用ユニットの吊り方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |