JP2579342B2 - トイレの組立構造 - Google Patents

トイレの組立構造

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JP2579342B2 JP11745588A JP11745588A JP2579342B2 JP 2579342 B2 JP2579342 B2 JP 2579342B2 JP 11745588 A JP11745588 A JP 11745588A JP 11745588 A JP11745588 A JP 11745588A JP 2579342 B2 JP2579342 B2 JP 2579342B2
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浩介 武井
浩 河村
由美 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鉄骨造若しくは鉄骨鉄筋コンリート造ビルジ
ングの屋内に設けられる架構式プレファブトイレの組立
構造に関する。
(従来の技術) ビルジングの屋内にプレファブ工法によりトイレを組
立てる際、躯体に支柱を立てゝ架構を組み、これを主体
として張壁を施すことによりトイレスペースの周壁を形
成することがあり、架構式と称され、主体の張壁は、通
常、壁パネルを建付けて行なう。
一方、鉄骨造ビルジング及び鉄骨鉄筋コンリート造ビ
ルジングの躯体は、共に鉄骨架構をコンクリートで被覆
した構造になっており、後者の場合、コンクリート被覆
に配筋が施されている。
従来、斯かるビルジングに架構式のプレファブトイレ
を設ける場合、躯体のコンクリート被覆にアンカー部材
を植設し、これで主体の基部を定着するに留めていた。
(発明が解決しようとする課題) この為、トイレ主体の活用を図る上で、これにトイレ
以外の構造物を支持させようとする場合等、剛度の確保
を容易に行ない難い一面があった。
本発明の斯かる従来の架構式プレファブトイレの組立
構造における問題点を有効に解決すべく為されたもの
で、その目的とする処は、たとえトイレ主体にトイレ以
外の構造物を支持させるような場合であっても、剛度の
確保に困ることのないトイレの組立構造を提供するにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、トイレ主体をビルジ
ングの鉄骨架構に緊結するようにした。
(作用) 上記手段によれば、トイレ主体を鉄骨架構の一部とし
て扱える。
(実施例) 以下、本発明の実施例に付き、添付図面に基ずいて詳
細な説明を行なう。
図面は本発明を鉄骨鉄筋造ビルジングに適用する場合
の実施例に付き、その施工手順を示したもので、第1図
はトイレ主体と鉄骨架構の緊結状態図、第2図はコンク
リートによる被覆状態図、第3図及び第4図は夫々トイ
レ主体の内装及び外装状態図である。
図中、Bはビルジング躯体、Tはトイレの全体を表
し、躯体Bは鉄骨架構Sbとコンクリート被覆Cbから成
り、トイレTは、第3図に示すように矩形架構の主体Tm
とこれを被覆内装する周壁Tw、吊天井Tc及び防水下地タ
イル仕上床Tfを備えて成る。尚、第4図のW1〜W7はトイ
レ主体Tmを利用して組立られた大小のプレファブルーム
R1,R2の側壁、Psは共用配管スペースである。
トイレ主体Tm(第1図)は、四隅の支柱1図と、その
足元1aを繋なぐ前後左右の土台2〜5及び頭1bを繋なぐ
桁梁6〜9とで構成され、平面視重なり合う桁梁と土
台、即ち、6と2、7と3、8と4、それに9と5を夫
々上下の建付枠として壁パネル10…(第3図)を建並
べ、連結することによりトイレ周壁Twの各平壁部が形成
されている。
尚、天井Tc(第4図)は、桁梁8,9間に横梁11…を架
設し、これから野縁受12…を介して吊設する。図中、Et
(第3図)はトイレスペースTsへの出入口、2a(第1
図)はそのドア枠13(第4図)を嵌着するため土台2に
設けた段差部、14(第3図)は大便所ブースの仕切パネ
ルである。
一方、鉄骨架構Sbは、組立柱20…を立設すると共に、
その間各層毎に太梁21,21′,22,22′を渡し、ガセット2
3…,23′…やスプライスを添当て、ブレースを飼い、溶
接及びリベット締めして緊結したもので、太梁21,22間
に床梁や不図示の小梁を組渡して同様に緊結することに
より床組Ffが形成されている。
本実施例では、以上において、床組Ffを設ける際、第
1図に示すように、トイレ主体Tmの左右の土台4,5と平
面視重なり合う位置に一対の床梁24,24を配設してお
き、これに各支柱1の下端底板15を溶接且つリベット締
めして緊結するようにしており、これによりトイレ主体
Tmの剛性及び強度を飛躍的に増大せしめている。
そして、第2図に示すように、上記架構Sbにコンクリ
ート被覆Cbを施して、ビルジング躯体Bを得ており、躯
体床Bfは鉄筋コンクリートの床版30〜34を敷積めて構成
される。
尚、本実施例では、土台2〜5各端を支柱1下端より
若干上方位置に固着して、土台2〜5の下面と床躯体Fb
との間に隙間を設けておき、こゝにコンクリートを打設
して基礎梁34〜37を形成するが、トイレ主体の土台を直
接床梁に緊結固着し、その上又は脇に支柱を緊結立設す
るようにしても良い。
以上によりトイレ主体Tmの構築を終え、その後、第3
図に示すように、壁パネル10…を建付けてトイレ周壁Tw
を形成し、床Tfを仕上げ、仕切パネル14を立てゝ配管ユ
ニットその他のトイレ設備を施し、途中、適宜な時期
に、天井Ct(第4図)を吊設し、斯くしてトイレTを完
成することになる。
この点、本実施例では、そうした作業に平行して、床
躯体Bf上にモルタル下地の防水層38を形成しておき、以
って、第4図に示すように、床仕上材39を貼着する一
方、トイレ主体Tmと躯体壁Wbで支持した軸組40を組廻
し、これに内装パネル41〜43を張り並べて側壁W1〜W6を
形成すると共に、間仕切パネル44を立て渡して、大小の
プレファブルームR1,R2を得るようにしており、側壁W2
〜W4がトイレ周壁Twを外装した形になっている。
斯かる自由な構成は、トイレ主体Tmが鉄骨架構Sbに緊
結一体化されていることによるが、この緊結位置を、例
えば、トイレ主体の桁材と躯体の壁側等、任意に選定す
ることは差支えない。
(発明の効果) 以上の説明により明らかな如く、本発明によれば、架
構式プレファブトイレの主体をビルジングの鉄骨架構に
緊結しているので、トイレ主体を鉄骨架構の一部として
扱え、たとえトイレ以外の構造物を支持させるような場
合であっても、剛度の確保に困らずに済む。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係るトイレを鉄骨鉄筋造ビルジ
ングに設ける場合の施工手順を表したもので、第1図は
トイレ主体と鉄骨架構の緊結状態を示す斜視図、第2図
はコンクリートによる被覆状態を示す斜視図、第3図及
び第4図は夫々トイレ主体の内装及び外装状態を示す斜
視図である。 尚、図中、1は支柱、1aと1bはその足元と頭、2〜5は
土台、6〜9は桁材、10は壁パネル、11は横梁、15は底
板、24は床梁、Bはビルジング躯体、Bfは躯体床、Cbは
コンクリート被覆、Ffは床組、Sbは鉄骨架構、Tはトイ
レ、Tcはトイレ天井、Tmはトイレ主体、Tsはトイレスペ
ース、Twはトイレ周壁を表している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 由美 東京都港区虎ノ門1丁目1番28号 東陶 機器株式会社東京支社内 (72)発明者 滝崎 深雪 東京都港区虎ノ門1丁目1番28号 東陶 機器株式会社東京支社内

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄骨架構をコンクリートで被覆したビルジ
    ングの躯体に支柱を立てゝ主体を構築し、該主体に壁パ
    ネルを建付けてトイレスペースの周壁を形成するように
    したトイレの組立構造において、 前記主体を前記架構に緊結して成るトイレの組立構造。
  2. 【請求項2】前記主体は、前記支柱の下端で、前記架構
    の床組材に緊結されている請求項1記載のトイレの組立
    構造。
  3. 【請求項3】前記床組材は前記周壁の平壁部と平行に配
    設した梁材から成る請求項2記載のトイレの組立構造。
  4. 【請求項4】前記主体は前記支柱を繋なぐ桁材及び土台
    を備え、前記壁パネルは該桁材及び土台を上下の建付枠
    としている請求項1若しくは3記載のトイレの組立構
    造。
  5. 【請求項5】前記土台を前記架構の床組に緊結して成る
    請求項4記載のトイレの組立構造。
  6. 【請求項6】前記桁材に横梁を架設し、該横梁より組天
    井を吊設して成る請求項4記載のトイレの組立構造。
  7. 【請求項7】前記周壁を前記ビルジング躯体の内壁で外
    装した請求項1記載のトイレの組立構造。
  8. 【請求項8】前記コンクリート被覆は鉄筋で補強されて
    いる請求項1記載のトイレの組立構造。
JP11745588A 1988-05-13 1988-05-13 トイレの組立構造 Expired - Lifetime JP2579342B2 (ja)

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