JPH04366030A - 作業用走行車におけるクラツチ機構の無人操作装置 - Google Patents

作業用走行車におけるクラツチ機構の無人操作装置

Info

Publication number
JPH04366030A
JPH04366030A JP16618491A JP16618491A JPH04366030A JP H04366030 A JPH04366030 A JP H04366030A JP 16618491 A JP16618491 A JP 16618491A JP 16618491 A JP16618491 A JP 16618491A JP H04366030 A JPH04366030 A JP H04366030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
unmanned
clutch mechanism
tension arm
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16618491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Nogami
久男 野上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP16618491A priority Critical patent/JPH04366030A/ja
Publication of JPH04366030A publication Critical patent/JPH04366030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水田作業機等の作業用
走行車におけるクラツチ機構の無人操作装置に関するも
のである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】今日、こ
の種作業用走行車においては、操作の省力化や安全性の
向上を計る目的で、走行機体を自動操作したり、遠隔操
作する等の無人操作が試みられており、そしてこの場合
には、クラツチペダルや手動操作レバー(変速レバー等
)の有人操作に代つてクラツチ機構を断続作動せしめる
無人操作用のアクチユエータを設ける必要がある。しか
るに従来、クラツチ機構に無人操作用アクチユエータを
連結したものにおいては、無人操作中にクラツチペダル
や手動操作レバーの操作が許容されないため、無人操作
と有人操作とに併用する場合には、操作を切換える度に
アクチユエータを連結したり、切り離したりする等の面
倒な着脱作業が伴つて作業性に問題が生じる。そこで、
アクチユエータをいちいち着脱することなく無人操作と
有人操作とを切換可能な操作切換機構を設けることが考
えられるが、この場合でも切換え操作が依然として必要
である許りでなく、部品点数が殊更多くなるという新た
な問題が生じる。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる作業用走
行車におけるクラツチ機構の無人操作装置を提供するこ
とを目的として創案されたものであつて、クラツチペダ
ルおよび手動操作レバーの操作に基づいてクラツチを断
続作動せしめるクラツチ機構を備えてなる作業用走行車
において、前記クラツチ機構に、クラツチペダルおよび
手動操作レバーの操作を常時許容する状態でクラツチ機
構を無人で断続操作する無人操作用アクチユエータを連
結したことを特徴とするものである。そして本発明は、
この構成によつて、操作切換機構を不要にして部品点数
の削減を計ると共に、切換操作を行うことなく無人操作
と有人操作とに併用可能にして操作性を著しく向上させ
ることができるようにしたものである。
【0004】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は乗用田植機の走行機体であ
つて、該走行機体1の前部にはエンジン2が搭載される
一方、後部には植付作業部3が昇降自在に連結され、ま
た中間部には運転操作部4が配設されるが、これらの基
本構成は何れも従来通りである。
【0005】5はエンジン2の一側面に配設される出力
プーリであつて、該出力プーリ5から出力されるエンジ
ン動力は、伝動ベルト6を介してトランスミツシヨン7
の入力プーリ8に伝動されるようになつている。
【0006】9は回動軸10に基端が固着されるテンシ
ヨンアームであつて、該テンシヨンアーム9の先端部に
は前記伝動ベルト6に接当するテンシヨンプーリ11が
設けられ、また中間部にはテンシヨンアーム9を常時上
方に向けて付勢する弾機12が連繋されている。そして
、弾機12の付勢力でテンシヨンアーム9が上方に揺動
した状態では、伝動ベルト6を緊張させてトランスミツ
シヨン7へエンジン動力を伝動する一方、弾機12の付
勢力に抗してテンシヨンアーム9が下方に揺動した状態
では、伝動ベルト6を弛緩させてトランスミツシヨン7
への動力伝動を断つよう構成されている。
【0007】一方、13は運転操作部4の足元部に配設
されるクラツチペダルであつて、該クラツチペダル13
の踏込み操作力は、一端がクラツチペダル13に連結さ
れる第一ロツド14、該第一ロツド14の他端が連結さ
れる連結プレート15、該連結プレート15に一端が連
結される第二ロツド16、該第二ロツド16の他端が連
結され、かつ前記回動軸10に一体固設される第一作動
プレート17等を経由して前記テンシヨンアーム9に伝
動されるようになつている。つまり、クラツチペダル1
3の踏込み操作に基づいてテンシヨンアーム9を操作す
るクラツチ機構のペダル操作経路が構成されているが、
前記第一作動プレート17は、第二ロツド16側の連結
部16aに対して長孔17aを介して連結されているた
め、クラツチペダル13に無関係なテンシヨンアーム9
の揺動が許容されるようになつている。
【0008】また、18は運転操作部4の手元部に配設
されるクラツチレバーであつて、該クラツチレバー18
の基端は、枢軸19に枢支されるカムプレート20に一
体的に固着されるが、クラツチレバー18の前後揺動操
作に伴つて揺動するカムプレート20の下端辺には、テ
ンシヨンアーム9に設けられるローラ21を介してテン
シヨンアーム9を下方に向けて押圧する第一カム部20
aと、テンシヨンアーム9の上方への揺動を許容する第
二カム部20bとが形成され、これによつてクラツチレ
バー18の操作に基づいてテンシヨンアーム9を操作す
るクラツチ機構のレバー操作経路が構成されているが、
前記カムプレート20はテンシヨンアーム9を単に押圧
するものであるため、前記ペダル操作経路と同様にクラ
ツチレバー18に無関係なテンシヨンアーム9の揺動を
許容するようになつている。
【0009】さらに、22は無人操作用のモータであつ
て、該モータ22の駆動力は、出力ギヤ22aに噛合す
るセクタギヤ23、該セクタギヤ23と一体回動する作
動アーム24、該作動アーム24に基端が連結される第
三ロツド25、該第三ロツド25の他端に連結され、か
つ前記回動軸10に一体固設される第二作動プレート2
6等を経由して前記テンシヨンアーム9に伝動されるよ
うになつている。つまり、モータ22の駆動に基づいて
テンシヨンアーム9を操作するクラツチ機構の無人操作
経路が構成されているが、前記第二作動プレート26は
、第三ロツド25側の連結部25aに対して長孔26a
を介して連結されているため、モータ22に無関係なテ
ンシヨンアーム9の揺動を許容するようになつている。 尚、27はセクタギヤ23の上下限を検知するリミツト
スイツチである。
【0010】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、クラツチペダル13もしくはクラツチレバー18
を操作すると、テンシヨンアーム9がモータ22とは無
関係に揺動してトランスミツシヨン7への動力伝動を断
つことになり、一方、モータ22が駆動すると、テンシ
ヨンアーム9がクラツチペダル13およびクラツチレバ
ー18とは無関係に揺動してトランスミツシヨン7への
動力伝動を断つことになる。従つて、有人操作と無人操
作の切換えに際しては、いちいちモータ22を連結した
り、切り離したりする面倒な着脱作業が不要になること
は勿論のこと、切換え操作に基づいて有人操作と無人操
作とを切換える操作切換機構を介在させる必要もなく、
この結果、操作切換え機構の切換え操作を不要にして操
作性を著しく向上させることができる許りか、部品点数
を削減して構造の簡略化も計ることができる。
【0011】しかも、無人操作時やモータ22の故障時
でもクラツチペダル13およびクラツチレバー18によ
るクラツチ操作が許容されるので、安全性も向上させる
ことができる。
【0012】尚、本発明は、前記実施例に限定されない
ものであることは勿論であつて、例えばエンジンとトラ
ンスミツシヨンとの間に、減速比の異なる複数のベルト
伝動機構を介設し、これらベルト伝動機構毎にテンシヨ
ンアームを設けてクラツチ操作および変速操作を行うも
のにおいても実施し得ることは言うまでも無く、さらに
は、各テンシヨンアーム毎に無人操作用のアクチユエー
タを連結すれば、クラツチ操作の無人化のみならず変速
操作の無人化も計ることができる。
【0016】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、クラツチ機構に、クラツチペダル
およびクラツチレバーの操作に代つてクラツチ機構を作
動せしめる無人操作用のアクチユエータを連結するもの
でありながら、該アクチユエータは、クラツチペダルお
よびクラツチレバーの操作を常時許容する状態でクラツ
チ機構に連結されている。従つて、アクチユエータを連
結したり、切り離したりすることなく有人操作と無人操
作に併用できることは勿論のこと、有人操作と無人操作
とを切換えるために殊更切換え操作を必要とする操作切
換機構も不要となり、この結果、操作切換え機構の切換
え操作を不要にして操作性を著しく向上させることがで
きる許りか、部品点数を削減して構造の簡略化も計るこ
とができる。しかも、無人操作時やアクチユエータの故
障時でもクラツチペダルおよびクラツチレバーの操作に
基づいたクラツチ操作が許容されることになるので安全
性の向上も計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の側面図である。
【図2】クラツチ機構の側面図である。
【図3】同上背面図である。
【符号の説明】
1    走行機体 2    エンジン 9    テンシヨンアーム 13  クラツチペダル 15  クラツチレバー 22  モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クラツチペダルおよび手動操作レバー
    の操作に基づいてクラツチを断続作動せしめるクラツチ
    機構を備えてなる作業用走行車において、前記クラツチ
    機構に、クラツチペダルおよび手動操作レバーの操作を
    常時許容する状態でクラツチ機構を無人で断続操作する
    無人操作用アクチユエータを連結したことを特徴とする
    作業用走行車におけるクラツチ機構の無人操作装置。
JP16618491A 1991-06-12 1991-06-12 作業用走行車におけるクラツチ機構の無人操作装置 Pending JPH04366030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16618491A JPH04366030A (ja) 1991-06-12 1991-06-12 作業用走行車におけるクラツチ機構の無人操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16618491A JPH04366030A (ja) 1991-06-12 1991-06-12 作業用走行車におけるクラツチ機構の無人操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04366030A true JPH04366030A (ja) 1992-12-17

Family

ID=15826636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16618491A Pending JPH04366030A (ja) 1991-06-12 1991-06-12 作業用走行車におけるクラツチ機構の無人操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04366030A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04366030A (ja) 作業用走行車におけるクラツチ機構の無人操作装置
JP4724133B2 (ja) コンバインのクラッチ操作装置
JP5005594B2 (ja) コンバインの脱穀・刈取クラッチ制御装置
JPH09123784A (ja) 作業機
JPS6028190Y2 (ja) 刈取機における操作装置
JP4176265B2 (ja) 動力耕耘機の運転操作装置
JP2004081108A (ja) コンバインの作業部レバー構造
JPS6216341Y2 (ja)
JPS5931469Y2 (ja) 移動農機の走行伝動構造
JPS6341Y2 (ja)
JP5322466B2 (ja) コンバインの脱穀・刈取クラッチ制御装置
JPH10257817A (ja) 移動収穫機のベルトクラッチ装置
JP3662189B2 (ja) コンバインの操作構造
JP2500471Y2 (ja) トラクタの動力遮断装置
JPH04365672A (ja) 作業用走行車におけるステアリング機構の無人操作装置
JP3636581B2 (ja) 作業機
JPH0236346Y2 (ja)
JPH064670Y2 (ja) 作業車輌
JPS6037622Y2 (ja) 変速操作装置
JP3793713B2 (ja) コンバインの強制掻込み装置
JPH0425383Y2 (ja)
JPH0968059A (ja) 作業車の減速操作構造
JPH0650687Y2 (ja) コンバインの変速制御装置
JP2005006555A (ja) コンバインの扱深制御装置
JPH05256347A (ja) コンバインの変速装置