JPH0436392Y2 - - Google Patents

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JPH0436392Y2
JPH0436392Y2 JP1985025061U JP2506185U JPH0436392Y2 JP H0436392 Y2 JPH0436392 Y2 JP H0436392Y2 JP 1985025061 U JP1985025061 U JP 1985025061U JP 2506185 U JP2506185 U JP 2506185U JP H0436392 Y2 JPH0436392 Y2 JP H0436392Y2
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frame
vertical
vertical frame
opening
pillar
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JP1985025061U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として屋内において、室の出入り
口を形成するための開口枠構造に関し、詳しく
は、横端縁部の裏面側にその長さ方向にわたつて
凹溝が形成された帯板状縦額縁枠を、前記横端縁
部が柱よりも突出する状態で柱の外面に沿つて配
置すると共に、前記縦額縁枠の横端縁部の裏面側
箇所に、前記凹溝を覆うように補助縦額縁枠を設
けた開口枠構造に関する。
〔従来の技術〕
かかる開口枠構造は、必要に応じて前記凹溝を
使用して壁体を係合させることができる一対の縦
額縁枠を開口の両横側箇所に設置した場合におい
て、壁体を係合しない縦額縁枠の設置部に対して
適用するものであり、そして、縦額縁枠の横端縁
部の裏面側箇所に前記凹溝を覆うように補助縦額
縁枠を設けることによつて、縦額縁枠と補助縦額
縁枠との設置部を外観が美麗な状態にできるもの
である。(第2図参照) つまり、開口両側に設置する縦額縁枠として同
一仕様の縦額縁枠を使用して、全体構成の簡素化
を図る状態で開口を形成する場合において、便利
に使用できるものである。
ところで、かかる開口枠構造においては、例え
ば第6図に示すように、同一仕様の縦額縁枠20
間に亘つて設置する上額縁枠21とは別個の上額
縁枠22を、縦額縁枠20及び補助縦額縁枠23
の設置部とそれに対向する別の縦額縁枠との間に
設置する場合があり、縦額縁枠20及び補助縦額
縁枠23の設置部に、上額縁枠22を係合するた
めの凹部24を備えさせることになる。
そこで従来においては、前記縦額縁枠20およ
び前記補助縦額縁枠23の夫々に亘つて、上額縁
枠22を係合するための凹部24を形成させるよ
うにしていた。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
上記従来手段によると、縦額縁枠20と補助縦
額縁枠23とを柱25に組み付けた状態におい
て、それら両枠20,23に亘つて上額縁枠22
を係合するための凹部24を所望の形状で形成す
るには、縦額縁枠20及び補助縦額縁枠23夫々
の製作精度を向上し、しかも、縦額縁枠20及び
補助縦額縁枠23夫々の組み付け精度を向上する
必要があるが、そのように製作精度や組み付け精
度を高めるようにすると、製作コストの上昇や組
み付け作業能率の低下を招くものとなるのであ
り、改善の余地があつた。
本考案は、上記実状に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、簡単な改造によつて、製作精
度や組み付け精度を特に高めることなしに、上額
縁枠の係合するための凹部を的確に形成できるよ
うにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による開口枠構造の特徴構成は、前記補
助縦額縁枠に、前記縦額縁枠の横端面を覆うよう
に突出する突出部を連設し、その突出部に、凹部
を形成した点にあり、その作用、効果は次の通り
である。
〔作用〕
すなわち、凹部を、補助縦額縁枠の突出部に形
成することによつて、凹部を所望の形状で突出部
に備えさせることができるようにしてあるから、
縦額縁枠及び補助縦額縁枠の製作精度や組み付け
精度の影響を受けずに、凹部を所望通り備えさせ
ることができる。
〔発明の効果〕
従つて、縦額縁枠及び補助縦額縁枠の製作精度
や組み付け精度を、凹部の形成のために高めない
でも良いものとなつて、全体構成の一層の低廉化
や簡素化を図ることができるのであり、もつて、
一層便利に使用できる開口枠構造を得るに至つ
た。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、各種建物の内
部において、洋室Aと和室Bとを連通する第1開
口部S1を設けると共に、前記洋室Aに、戸外に連
通する第2開口部S2を設け、更に、前記和室B
に、別の洋室Cに連通する第3開口部S3を設けて
あり、以下、各開口部S1〜S3について説明する。
前記第2開口部S2を構成するに、一対の第1,
第2柱1A,1Bの夫々に、横端縁部2aの裏面
側に壁体を係合するための凹溝Uが形成された帯
板状第1縦額縁枠2を、前記横端縁部2aが柱1
A,1Bよりも突出する状態で柱1A,1Bの外
面に沿つて配置してある。但し、左側の第2柱1
Bに対して、第1縦額縁枠2を直接当て付けた状
態で固定するとともに、右側の第1柱1Aに対し
て、第1縦額縁枠2を飼木3を介して固定してあ
る。
そして、両第1縦額縁枠2の上端部夫々に、上
額縁枠4の係合用凹部Vを形成して、それら係合
用凹部Vに係合させる状態で上額縁枠4を設けて
ある。
尚、図中5は、ガラス戸等の戸板、網戸、及び
雨戸を取り付けるための、アルミサツシ枠であ
る。
前記第1開口部S1を構成するに、前記第1柱1
Aに対向させて第3柱1Cを設けてある。そし
て、第1柱1Aの外面に沿つて配置した第1縦額
縁枠2の横端縁部2aの裏面側箇所に、前記凹溝
Uを覆うように補助縦額縁枠6を設けると共に、
前記第3柱1Cに、第2縦額縁枠7を取り付けて
ある。尚、補助縦額縁枠6に、第1縦額縁枠2と
第1柱1Aとの間に係合させる係合用突部6Aを
備えさせてある。
前記補助縦額縁枠6に、前記縦額縁枠2の横端
面を覆うように突出する突出部6aを連設してあ
る。そして、前記補助縦額縁枠6の突出部6a及
び前記第2縦額縁枠7の夫々に、上額縁枠8を係
合するための凹部Wを形成して、それら凹部Wに
係合させる状態で上額縁枠8を設けてある。
尚、例示はしないが第1柱1Aと第3柱1Cと
の間には、上下一対の鴨居を取り付けて、引違い
戸を設置する、あるいは開き戸等の建具、例えば
戸襖を設置するようにしてある。
前記第3開口部S3を構成するに、前記第3柱1
Cに対向させて第4柱1Dを設け、第3縦額縁枠
9を、L字型の連結金具10を用いて両柱1C,
1Dの夫々に取り付けてある。
そして、第3図及び第4図に示すように、両縦
額縁枠9の上端部夫々に、上額縁枠11の係合用
凹部Yを形成して、それら係合用凹部Yに係合さ
せる状態で上額縁枠11を設けてある。
尚、第3開口部S3には、第3図に示すように、
開き戸等の建具が設置されることになる。
但し、図中12及び13は、第3柱1Cと第4
柱1Dとの間に設置する上枠および下枠である。
〔別実施例〕
次に、別実施例について説明する。
本考案の開口構造は、各種の建物の適用できる
ものであり、そして、縦額縁枠2、補助縦額縁枠
6、上額縁枠8等の材質は、合板材、無垢材、合
成樹脂材等各種のものが使用できる。
縦額縁枠2を設けるに、第5図に示すように、
柱1Aに直接当てつけた状態で設けるようにして
もよい。但しその場合、補助縦額縁6には、係合
用突部6Aを備えさせないものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係わる開口枠構造の実施例を示
し、第1図は開口枠構造の斜視図、第2図は第1
乃至第3開口部の配置形態を示す切欠き平面図、
第3図は第2図における−線断面図、第4図
は第3開口部形成用上額縁枠の設置構造を示す斜
視図、第5図は別の実施例の切欠き平面図であ
る。第6図は従来例の斜視図である。 1A……柱、2……縦額縁枠、2a……横端縁
部、6……補助縦額縁枠、6a……突出部、8…
…上額縁枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横端縁部2aの裏面側にその長さ方向にわたつ
    て凹溝Uが形成された帯板状縦額縁枠2を、前記
    横端縁部2aが柱1Aよりも突出する状態で柱1
    Aの外面に沿つて配置すると共に、前記縦額縁枠
    2の横端縁部2aの裏面側箇所に、前記凹溝Uを
    覆うように補助縦額縁枠6を設けた開口枠構造で
    あつて、前記補助縦額縁枠6に、前記縦額縁枠2
    の横端面を覆うように突出する突出部6aを連設
    し、その突出部6aに、凹部Wを形成してある開
    口枠構造。
JP1985025061U 1985-02-22 1985-02-22 Expired JPH0436392Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985025061U JPH0436392Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

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JP1985025061U JPH0436392Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

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JPS61140077U JPS61140077U (ja) 1986-08-30
JPH0436392Y2 true JPH0436392Y2 (ja) 1992-08-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141333B2 (ja) * 1971-10-25 1976-11-09

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344849Y2 (ja) * 1974-01-28 1978-10-27
JPS5421395Y2 (ja) * 1974-09-22 1979-07-30
JPS6035738Y2 (ja) * 1980-03-31 1985-10-23 松下電工株式会社 ドア枠

Patent Citations (1)

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JPS5141333B2 (ja) * 1971-10-25 1976-11-09

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JPS61140077U (ja) 1986-08-30

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