JPS6222622Y2 - - Google Patents

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JPS6222622Y2
JPS6222622Y2 JP1981141054U JP14105481U JPS6222622Y2 JP S6222622 Y2 JPS6222622 Y2 JP S6222622Y2 JP 1981141054 U JP1981141054 U JP 1981141054U JP 14105481 U JP14105481 U JP 14105481U JP S6222622 Y2 JPS6222622 Y2 JP S6222622Y2
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JP
Japan
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frame
square tube
tube part
indoor
window
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JP1981141054U
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JPS5845883U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は連窓式のサツシ窓枠に関する。
従来、この種のサツシ窓枠では、左竪枠・右竪
枠・方立は各々別異の金属型材が用いられてい
た。そのために押出金型は3種類を要し、在庫管
理も面倒であり組立作業も複雑化していた。
本考案はこの点に鑑みてなされたもので、押出
金型の種類を最少とし、在庫管理や組立作業の容
易化を図ることを目的とする。
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説す
る。
第1図に於て業務用温室1を例示し、屋根部2
には波板3が張設されると共に中央頂部には天窓
4が開閉自在に付設されており、また、側面壁部
5には、中央に出入口部6が設けられ、その左右
には連窓式の窓部7,7が設けられ、左右端には
波板8,8が張設される。
しかして、第2図乃至第6図に示すように、連
窓式窓部7のサツシ窓枠9は、左竪枠10と右竪
枠11とを金属製同一型材を天地逆として共用す
ると共に、左右竪枠10,11間に配設される複
数の連窓方立12…も左右竪枠10,11と同一
型材を共用して構成される。13は上枠、14は
下枠であり、該上枠13は3本の障子案内突条1
5…を有すると共に屋根部波板3の裏面が直接的
に当接して固定される母屋部16を一体型材とし
て有する。また、下枠14は、3本のレール突条
17…を有する障子走行面部18は屋外下傾では
なく、水平状とされ、障子走行面部18の屋内端
に鉛直片19が十分高い寸法にて起立されてい
る。従つて、方立12…及び左右竪枠10,11
の上下端は直角切断し、案内突条15…及びレー
ル突条17…に対応する切欠部20,21を形成
するのみですむ。
しかして、第5図に於て、左右竪枠10,11
用型材として、外方に波板8を押えるための波板
押えフイン22を有し、波板8の側縁をシール材
23を介装して屋外から押えるようにする。この
押えフイン22の内外位置は、第3図又は第4図
のように、方立12として使用した場合に、中間
障子25と外障子26の間に有つて両障子25,
26の竪框と干渉しない位置とされる。さらに具
体的には、竪枠10,11と方立12とに共用さ
れる型材は、押えフイン22を除けば、略左右対
称形であり、中間の略正方形状角筒部27と、該
筒部27から屋外に突設されたT字型突条部28
と、該筒部27から屋内に突設された略T字型突
条部29とから構成される。角筒部27の外面部
とT字型突条部28により、外障子26の竪框が
嵌入自在とされる凹溝部30,30が形成され、
角筒部27の外面部に気密材挿入溝31を形成す
るが、一方の凹溝部30にのみ挿入溝31を設
け、他方の凹溝部30は角筒部27の外面部をそ
のまま側方に延伸して上記押えフイン22とす
る。この気密材挿入溝31に嵌着された気密材3
2は第3図・第5図のように閉状態の外障子26
の竪框に当接する。
また、角筒部27の内面部と突条部29によ
り、内障子24の竪框が嵌入自在な凹溝部33,
33が形成され、角筒部27の該内面部に気密材
挿入溝31,31を左右対称形に設ける。左右対
称形であるから、第3図と第5図のように型材を
天地逆に用いた場合にも、内障子24の竪框と気
密材32aとが確実に対応して密着する。
また、34はI型鋼等からなる柱であつて、各
堅枠10,11・方立12…が各々対応する位置
に有り、前記略T字型突条部29の屋内辺部に、
屋内に開口する蟻溝35,35が設けられる。し
かもこの蟻溝35,35は左右対称位置の一対を
もつて構成され、これにボルト頭36,36を上
下摺動自在に係合して、柱34にナツトと共に固
着する。なお第2図に示す鉛直片19の屋外面に
突条部29の屋内辺部が当接させる関係上、間隙
が生ずるので、座筒37を介装してボルトとナツ
トを締着する。
このように方立12としては波板押えフイン2
2は当然不要ではあるが、そのまま残してあつて
も障子25等と干渉せず邪魔とならない。また、
気密材挿入溝31…は第3図と第5図のように必
要に応じて気密材32,32a…が嵌着されたり
取去られたりする。そして気密性・水密性は常に
確実に保持出来ている。
しかして、角筒部27の外辺部、及び突条部2
9の内辺部には、1列3個づつのタツピングホー
ル38…が付設されている。即ち左右対称線上に
1個、及び左右対称位置に2個のタツピングホー
ル38,38,38が2群付設される。第1図で
明らかなようにサツシ窓枠9は左右に長大である
から、上枠13及び下枠14は、一定長さ寸法の
型材を順次連結して使用せねばならない。そこ
で、上枠13及び下枠14の連結部位に、中間の
方立12を配設し、例えば第4図に示すように下
枠14,14の端面39,39を方立12の中央
対称線と一致させ、左右のタツピングホール3
8,38にビス40,40を螺進して、方立12
を介して下枠14,14の端部を連結する。上枠
13も同様である。他方、連結される一定長さ寸
法の上枠13・下枠14の中途部に於ては、第3
図及び第2図のように、中央のタツピングホール
38のみを使つて方立12が上下枠13,14に
連結される。なお左右竪枠10,11は1列3個
のタツピングホール38群の内の中央1個にのみ
を使用すればよい。
次に第6図は出入口部6と窓部7との連結部位
の拡大断面図であるが、出入口部6の竪枠41
は、窓部7の竪枠10又は竪枠11と重合状とし
てビス42,42等で連結され、波板押えフイン
22に対応する部分に凹溝部43を形成し、かつ
突条29の一部が嵌着される凹所44も形成し
て、竪枠41と竪枠10,11とは、一体状に組
立てられる。このようにして全ての方立12と竪
枠10,11は、全く同一の金属型材を共用して
なるものである。なお、出入口部6の引き戸45
のシリンダー栓錠46が掛脱自在に掛止される錠
溝47は、竪枠41の金属型材自体に凹設されて
いる。また48は下レール、49はストツパであ
る。
上述の実施例によれば、波板8は波板押えフイ
ン22にて確実に保持され、シール材23用凹所
が形成されているから確実な水密・気密が得られ
る。また柱34が必らず竪枠10,11・方立1
2に対応して、蟻溝35,35にボルト・ナツト
結合のボルト頭36,36を上下位置決め自在に
係合して強固に柱34に固着され、竪枠10,1
1・方立12の軽量化も可能である。また上枠1
3自体及び下枠14自体の連結は接続ピンを各々
のタツピングホールに挿嵌して行なうのである
が、さらに1列3個をもつて一群としたタツピン
グホール38…を設けた方立12を介しても上枠
13及び下枠14が連結されて、極めて連結強度
が大であるという利点がある。
本考案は上述の構成にて所期目的を有効達成し
たものであり、左右竪枠10,11と連窓方立1
2…を全て同一型材の共用で構成したから、押出
金型の種類は最少とすることが出来て安価な連窓
式サツシ窓枠を実現した。さらに在庫管理等もこ
れに伴つて容易となり、サツシ窓枠の組立作業も
簡単となり、本考案の実用的効果は著大である。
特に、本考案は次のような著大な具体的効果を奏
する。
従来、左右竪枠に同一型材を共用する技術と
しては、実開昭56−74175号が公知である。し
かし、この従来技術では、サツシ主枠は共用で
きるが、障子を嵌込む凹溝を有する部材は左右
相違する部材を用いており、結局、各竪枠を二
重(2部材の組合せ)とせねばならない欠点が
あつた。
これに対し、本考案では、全く一本の型材を
もつて、左右竪枠に共用出来る。従つて、製造
用押出金型の種類は一種類のみで済み、在庫管
理等も容易となり、組立作業も簡単となる。
角筒部27及びT字型突条部28,29を一
体に有するため、断面係数が大きく、軽量にか
かわらず、強度と剛性が増加出来た。
角筒部27から屋内方へ突設されたT字型突
条部29は、屋内へ開口する蟻溝35,35を
有するから、(第3図及び第5図に示す如く、)
これにボルト頭を係合して、柱34に容易に固
着出来ることとなり、連窓式のサツシ窓枠の強
度上、極めて有効である。
即ち、本考案のサツシ窓枠はアルミニウム等
の比較的機械強度が弱い材質である場合が多
く、これを鉄骨構造物の柱に外装カバー状に固
定させて使用すれば、十分に補強出来て、有用
である。
(第5図に示す如く)波板等の外壁材が存在
するとき、外壁材押えフイン22が付設されて
いることによつて、見切りとなつてコーキング
(作業)がやりやすい。しかも、この押えフイ
ン22の位置は、外側の凹溝部30の内面の延
長上にあるから、障子の開閉時に衝突干渉する
こともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は要部分解斜視図、第3図は方立近傍の要部断
面平面図、第4図は下枠の型材の連結部近傍の要
部断面平面図、第5図は左右竪枠近傍を説明する
断面平面図、第6図は他の部位の断面平面図であ
る。 10,11……竪枠、12……方立。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋内外方向の中間部に角筒部27を有すると共
    に該角筒部27の屋外面部中央からT字型突条部
    28を突設しさらに該角筒部27の屋内面部中央
    からT字型突条部29を突設し、かつ、屋内面中
    央から突設された該T字型突条部29の屋内辺部
    に、屋内に開口する蟻溝35,35を設け、横断
    面全体が左右対称形に形成され、内外左右に夫々
    障子の竪框が嵌入可能な凹溝部33,33,3
    0,30を左右対称に備え、かつ、上記角筒部2
    7の屋外面部を少くとも一方へ延伸して外壁材押
    えフイン22を付設してなる金属型材を、連窓式
    のサツシ窓枠の左竪枠10と右竪枠11と連窓方
    立12に、全て共用したことを特徴とするサツシ
    窓枠。
JP14105481U 1981-09-21 1981-09-21 サツシ窓枠 Granted JPS5845883U (ja)

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JP14105481U JPS5845883U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 サツシ窓枠

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JP14105481U JPS5845883U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 サツシ窓枠

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JPS5845883U JPS5845883U (ja) 1983-03-28
JPS6222622Y2 true JPS6222622Y2 (ja) 1987-06-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5674175U (ja) * 1979-11-13 1981-06-17

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JPS5845883U (ja) 1983-03-28

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