JPH04363171A - 静電塗装方法 - Google Patents

静電塗装方法

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JPH04363171A
JPH04363171A JP13768291A JP13768291A JPH04363171A JP H04363171 A JPH04363171 A JP H04363171A JP 13768291 A JP13768291 A JP 13768291A JP 13768291 A JP13768291 A JP 13768291A JP H04363171 A JPH04363171 A JP H04363171A
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Kojin Ono
小野 行人
Toshio Kubota
久保田 十司夫
Sukekazu Toyama
外山 弐一
Hiroshi Arai
新井 弘
Ichiro Ishibashi
石橋 一郎
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B3/00Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
    • B05B3/10Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces
    • B05B3/1064Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces the liquid or other fluent material to be sprayed being axially supplied to the rotating member through a hollow rotating shaft

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高電圧が直接印加され
る導電性塗料を用いて回転霧化式塗装ガンにより静電塗
装を行う静電塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、導電性塗料に高電圧を直接印
加して自動車車体等の被塗装物に静電塗装を施す方法と
して、例えばボルテージブロック法が知られている。こ
の方法では、導電性塗料が、接地電位から絶縁されてい
る中間貯留槽に一旦導入された後、この中間貯留槽から
塗料経路を通って高電位にある塗装ガンに供給されるこ
とにより、被塗装物に対する静電塗装作業が行われてい
る。
【0003】この方法において、前記塗装ガンに、回転
カップ(回転霧化頭)を備えた回転霧化式塗装ガンを使
用すると、導電性塗料である水性塗料が、この回転カッ
プに付着して乾燥被膜が形成され易い。このため、前記
乾燥被膜が回転カップから剥離して被塗装物に付着し、
塗装不良が発生するという問題がある。
【0004】そこで、例えば特公平2−57994号公
報に開示されているように、被塗装物に対して塗装作業
を行っている間に、回転カップに洗浄水を断続的に供給
してこの回転カップの洗浄を行う方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術では、回転カップに洗浄水が断続的に供給されるた
め、静電塗装を行うべく水性塗料に高電圧を直接印加す
る際、この洗浄水を通じて漏電するおそれがある。従っ
て、水性塗料に印加される電圧が安定せず、塗着効率の
不均一化により静電塗装品質の低下が発生するという問
題がある。しかも、印加電圧が著しく低下して静電塗装
を遂行することができないという問題も指摘される。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、回転霧化頭を効果的に洗浄することができるとと
もに、導電性塗料に高電圧が直接印加される際にその洗
浄液等を介して漏電することを阻止し、しかも、前記洗
浄液を円滑かつ確実に外部に排出させることが可能な静
電塗装方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、高電圧が直接印加される導電性塗料を
、回転霧化式塗装ガンから被塗装物に噴霧して静電塗装
を施す過程と、前記静電塗装終了後に洗浄用経路を介し
て回転霧化頭に洗浄液を供給し、前記回転霧化頭を洗浄
する過程と、前記洗浄終了後に前記洗浄用経路内に所定
の圧力のエアを供給して前記洗浄用経路内に残存する洗
浄液を排出させる過程と、前記洗浄用経路内に前記圧力
よりも高圧のエアを供給して前記洗浄用経路を乾燥させ
る過程と、前記乾燥終了後に次なる静電塗装作業を遂行
する過程とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の本発明に係る静電塗装方法では、静電塗
装終了後に洗浄用経路を介して回転霧化頭に洗浄液が供
給されてこの回転霧化頭が洗浄された後、まず前記洗浄
用経路内に比較的低圧のエアが供給されてこの洗浄用経
路内に残存する洗浄液が排出される。次に、この洗浄用
経路内に比較的高圧のエアが供給されて洗浄用経路が乾
燥されるため、次なる静電塗装作業を行うべく導電性塗
料に高電圧が直接印加される際に、この洗浄用経路を通
じて漏電することを阻止できる。しかも、洗浄液を洗浄
用経路から外部に排出させるためのエアの供給圧が、比
較的低圧に設定されるため、洗浄液が回転霧化頭から外
部に導出されず、例えばエアモータのタービン内に逆流
することを有効に阻止することが可能になる。
【0009】
【実施例】本発明に係る静電塗装方法について、これを
実施するための装置との関連で実施例を挙げ、添付の図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0010】図2において、参照符号10は、本発明に
係る静電塗装方法を実施するための静電塗装装置を示す
。この静電塗装装置10は、接地された色替弁機構12
を備え、この色替弁機構12には、エア(A)、水(W
)および洗浄液(S)等の供給を制御する第1洗浄弁1
4と、異なる色の導電性塗料を供給することが可能な複
数の塗料弁16a乃至16cとが備えられている。 この色替弁機構12には、少なくとも一部にポリテトラ
フルオロエチレン(PTFE)等の樹脂製電気絶縁性管
路17を有し、この電気絶縁性管路17を含むブロック
弁機構18が配置された供給路20が接続される。
【0011】このブロック弁機構18は、切換弁22a
、22bを備え、入口側の前記切換弁22aによって前
記色替弁機構12と、エア(A)、水(W)および洗浄
液(S)等の供給を制御する第2洗浄弁24とが切り換
えられ、供給路20を介して中間貯留槽26に接続され
る。この中間貯留槽26は、ピストン28を介して分割
される導電性塗料および洗浄液の注入用第1シリンダ室
30と、エア供給用第2シリンダ室32とを備え、この
第2シリンダ室32に、空気供給源34が流量調整弁3
6、開閉弁38を介して連通する。この空気供給源34
は、ブースタ40を経由してエア圧を調節するための導
電性塗料の流量調節器42に接続され、この流量調節器
42により導電性塗料の吐出量の制御が図られる。切換
弁22bは、排出路44を経由して廃液槽46に接続さ
れている。
【0012】中間貯留槽26の第1シリンダ室30には
、送出路48を介して塗装ガン50が接続される。図1
に示すように、この塗装ガン50は、送出路48に連通
する塗料用経路52を備え、この塗料用経路52にダン
プ弁54とトリガ弁56とが配置されるとともに、この
ダンプ弁54は、排出路58を経由して廃液槽60に接
続されている。
【0013】この塗料用経路52の外周を覆うようにし
て洗浄用経路62が設けられ、この塗料用経路52と洗
浄用経路62とにより二重管が構成される。この洗浄用
経路62は、エア(A)、水(W)および洗浄液(S)
等の供給を制御する第3洗浄弁63に接続されている(
図2参照)。
【0014】塗料用経路52の端部52aと洗浄用経路
62の端部62aとは、回転カップ(回転霧化頭)64
内まで延在しており、この端部52aが、端部62aよ
りも前記回転カップ64側に所定の長さだけ突出して構
成される。この回転カップ64は、塗装ガン50内に配
置されたモータ66に連結されるとともに、キャップ部
材68に囲繞されている。この塗装ガン50内の導電性
塗料には、図示しない高電圧印加手段により所定の高電
圧が直接印加される。
【0015】次に、このように構成される静電塗装装置
10の動作について、本実施例に係る静電塗装方法との
関連で、図3に示すタイミングチャートを参照しながら
説明する。
【0016】まず色替弁機構12の塗料弁16aから所
定の色の導電性塗料が圧送され、供給路20を介して中
間貯留槽26の第1シリンダ室30に充填され、さらに
送出路48を経由して塗装ガン50まで充填される。こ
の充填時には、トリガ弁56は閉塞される一方、ダンプ
弁54は開放され、充填後にこのダンプ弁54が閉成さ
れる。
【0017】そこで、ブロック弁機構18の切換弁22
a、22bの切り換え動作が行われると、第2洗浄弁2
4の駆動作用下に前記ブロック弁機構18は洗浄され、
この洗浄に用いられた洗浄液および水は、排出路44を
経由して廃液槽46に排出される。そして、エアを介し
てブロック弁機構18は乾燥され、これにより色替弁機
構12と中間貯留槽26とは、電気的に絶縁される。
【0018】次いで、空気供給源34から流量調整弁3
6および開閉弁38を介して中間貯留槽26の第2シリ
ンダ室32に駆動用エアが供給され、ピストン28が第
1シリンダ室30側に変位して、導電性塗料が、トリガ
弁56の開成作用下に塗装ガン50内の塗料用経路52
を介して回転カップ64に供給される。その際、モータ
66の駆動作用下に回転カップ64が高速回転される一
方、図示しない高電圧印加手段を介して塗装ガン50内
の導電性塗料に高電圧が直接印加されており、このため
、前記導電性塗料は、霧化状態で図示しない被塗装物に
噴霧されて静電塗装が行われる。
【0019】前記静電塗装終了後に高電圧印加が停止さ
れ、第3洗浄弁63が駆動されて洗浄用経路62に洗浄
液が供給される。この洗浄液は、洗浄用経路62の端部
62aから回転カップ64の内面に導出され、この回転
カップ64の洗浄作業が、所定の時間だけ行われる。こ
のため、回転カップ64に導電性塗料が付着して乾燥す
ることを有効に阻止することができる。
【0020】洗浄終了後に、第3洗浄弁63の作用下に
洗浄用経路62に所定時間だけ所定の圧力のドライエア
が供給され、この洗浄用経路62内に残存する洗浄液を
回転カップ64から外部に排出させる。この場合、ドラ
イエアの圧力が、通常のエアブローに使用されるように
5〜10(kg/cm2 )に設定されると、洗浄液の
排出量が、2000(cc/min)以上と大きくなる
。 ところが、回転カップ64から導出可能な洗浄液の量は
、300〜700(cc)程度であり、この回転カップ
64から外部に導出されない洗浄液は、高圧を付与され
た状態で、例えばモータ66の図示しないタービン内に
逆流するおそれがある。この結果、タービンが所定の回
転数で回転できなくなり、最悪の場合に回転不能となる
という問題がある。
【0021】そこで、本実施例では、0.2〜0.7(
kg/cm2 )程度の比較的低圧のドライエアで洗浄
用経路62内の洗浄液の排出作業を行うことにより、こ
の洗浄用経路62に残存する洗浄液を、円滑かつ確実に
回転カップ64から外部に導出させることができるとい
う効果が得られる。
【0022】次いで、5〜7(kg/cm2 )程度の
ドライエアが、洗浄用経路62内に供給されてこの洗浄
用経路62内が乾燥され、その後、次なる静電塗装作業
が、前述した手順により行われる。
【0023】このように、洗浄用経路62に供給される
洗浄液により回転カップ64が洗浄された後に、この洗
浄用経路62にドライエアが供給されて前記洗浄用経路
62内が乾燥される。従って、塗料用経路52に供給さ
れた導電性塗料に高電圧が直接印加される際に、洗浄用
経路62を通じて漏電することを有効に阻止することが
できる。これによって、塗料用経路52内の導電性塗料
に所定の高電圧を確実に印加することが可能になり、回
転カップ64の回転作用下に被塗装物(図示せず)に対
して高精度かつ効率的な静電塗装作業を遂行することが
できるという効果が得られる。また、洗浄用経路62内
に残存する洗浄液が外部に排出された後に、ドライエア
の供給圧力を比較的高圧に設定することにより、この洗
浄用経路62の乾燥時間を容易に短縮することが可能に
なる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る静電塗装方法によれば、以
下の効果が得られる。
【0025】静電塗装終了後に洗浄用経路を介して回転
霧化頭に洗浄液が供給されてこの回転霧化頭が洗浄され
た後に、前記洗浄用経路が乾燥されるため、次なる静電
塗装作業を行うべく導電性塗料に高電圧が直接印加され
る際に、この洗浄用経路を通じて漏電することを阻止で
きる。しかも、前記洗浄後に、まず比較的低圧のエアに
より洗浄用経路内に残存する洗浄液を外部に排出するた
め、高圧エアを使用する際のように前記残存洗浄液が、
回転霧化頭から外部に導出されず、例えばモータのター
ビン内に逆流する等のおそれがない。これにより、所定
の高電圧を確実に確保して、高精度かつ効率的な静電塗
装作業が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静電塗装方法を実施するための静
電塗装装置を構成する塗装ガンの一部省略縦断説明図で
ある。
【図2】前記静電塗装装置の概略構成図である。
【図3】前記静電塗装方法のタイミングチャートである
【符号の説明】
10…静電塗装装置 12…色替弁機構 18…ブロック弁機構 26…中間貯留槽 48…送出路 50…塗装ガン 52…塗料用経路 54…ダンプ弁 56…トリガ弁 62…洗浄用経路 63…洗浄弁 64…回転カップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高電圧が直接印加される導電性塗料を、回
    転霧化式塗装ガンから被塗装物に噴霧して静電塗装を施
    す過程と、前記静電塗装終了後に洗浄用経路を介して回
    転霧化頭に洗浄液を供給し、前記回転霧化頭を洗浄する
    過程と、前記洗浄終了後に前記洗浄用経路内に所定の圧
    力のエアを供給して前記洗浄用経路内に残存する洗浄液
    を排出させる過程と、前記洗浄用経路内に前記圧力より
    も高圧のエアを供給して前記洗浄用経路を乾燥させる過
    程と、前記乾燥終了後に次なる静電塗装作業を遂行する
    過程とを有することを特徴とする静電塗装方法。
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