JP2529623B2 - 静電塗装方法および装置 - Google Patents

静電塗装方法および装置

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JP2529623B2
JP2529623B2 JP3075307A JP7530791A JP2529623B2 JP 2529623 B2 JP2529623 B2 JP 2529623B2 JP 3075307 A JP3075307 A JP 3075307A JP 7530791 A JP7530791 A JP 7530791A JP 2529623 B2 JP2529623 B2 JP 2529623B2
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行人 小野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性塗料に高電圧を
直接印加して静電塗装を行う静電塗装方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】導電性塗料に高電圧を直接印加して自動
車車体等の被塗装物に静電塗装を施す方法として、例え
ば特開平2−2885号公報に開示された技術が知られ
ている。これは、導電性塗料が、リザーバ(中間貯留
部)に一旦導入された後、このリザーバと塗料供給源と
を連通させている絶縁経路(絶縁部)が洗浄および乾燥
されて電圧ブロックを形成することにより、前記塗料供
給源側に漏電することを防止した状態で、高電圧が直接
印加された導電性塗料を前記リザーバから塗布ガンに供
給して被塗装物に対する静電塗装作業を行うものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術では、絶縁経路を洗浄、乾燥させて電圧ブロックを
形成するため、この電圧ブロック形成作業が繰り返し行
われると、水性の導電性塗料中の樹脂成分が、前記絶縁
経路の内壁に残留して付着し易い。従って、この内壁に
付着した樹脂成分を通って漏電が発生し、電圧ブロック
が不十分あるいは不可能になるという問題がある。しか
も、樹脂成分が内壁から剥がれて塗装ガンから吐出され
てしまい、被塗装物に付着して塗装不良が生ずるという
問題も指摘されている。
【0004】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、絶縁部に塗料中の樹脂成分が残存することを確実
に阻止することができ、これにより前記絶縁部の洗浄性
を向上させるとともに、漏電を防止することが可能な静
電塗装方法および装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、接地された水性塗料供給源から、少な
くとも一部に絶縁部を有する供給経路を介して中間貯留
部に水性塗料を供給する過程と、前記塗料供給終了後に
少なくとも前記絶縁部を洗浄液により洗浄し、乾燥させ
て前記水性塗料供給源と中間貯留部とを電気的に絶縁さ
せる過程と、前記絶縁状態で中間貯留部から塗装ガンに
水性塗料を供給して静電塗装作業を行う過程と、前記各
過程からなる静電塗装サイクルを所定の回数だけ行った
後に、少なくとも前記絶縁部を水性塗料の樹脂成分を溶
解可能なシンナ系溶剤で洗浄し、さらに洗浄液で洗浄す
る過程とを有することを特徴とする。
【0006】さらに、本発明は、接地された水性塗料供
給源から、少なくとも一部に絶縁部を有する供給経路を
介して中間貯留部に水性塗料を供給する過程と、前記塗
料供給終了後に少なくとも前記絶縁部を洗浄液により洗
浄し、乾燥させて前記水性塗料供給源と中間貯留部とを
電気的に絶縁させる過程と、前記絶縁状態で中間貯留部
から塗装ガンに水性塗料を供給して静電塗装作業を行う
過程と、少なくとも前記絶縁部からのリーク電流値を計
測し、その計測値が基準値以上である際に、前記静電塗
装作業過程終了後に少なくとも前記絶縁部を水性塗料の
樹脂成分を溶解可能なシンナ系溶剤で洗浄し、さらに洗
浄液で洗浄する過程とを有することを特徴とする。
【0007】さらにまた、本発明は、接地された水性塗
料供給源と、水性塗料を一旦貯留して塗装器に送出する
中間貯留部と、前記水性塗料を水性塗料供給源から中間
貯留部に供給するとともに、少なくとも一部に絶縁部が
設けられた供給手段と、少なくとも前記絶縁部を洗浄液
で洗浄する手段と、前記絶縁部を乾燥する手段と、少な
くとも前記絶縁部に残存する水性塗料の樹脂成分を除去
するためのシンナ系溶剤供給手段とを備えることを特徴
とする。
【0008】
【作用】上記の本発明にかかる静電塗装方法では、接地
された水性塗料供給源から中間貯留部に水性塗料が供給
された後に、少なくとも絶縁部が洗浄、乾燥されて前記
水性塗料供給源と中間貯留部とが電気的に絶縁された状
態で、中間貯留部から塗装ガンに水性塗料が供給されて
静電塗装作業が行われる。そして、静電塗装サイクルが
所定の回数だけ行われた後に、少なくとも絶縁部がシン
ナ系溶剤で洗浄されるため、この絶縁部の内壁に付着し
易い水性塗料の樹脂成分が溶解される。従って、絶縁部
内の樹脂成分を確実に洗浄することができ、この樹脂成
分を介して漏電することを有効に阻止することが可能に
なる。
【0009】さらに、本発明にかかる静電塗装方法で
は、少なくとも絶縁部からのリーク電流値を計測し、そ
の計測値が基準値以上である際に、静電塗装作業過程終
了後に少なくとも前記絶縁部がシンナ系溶剤で洗浄され
る。これにより、絶縁部からの漏電を確実に防止すると
ともに、シンナ系溶剤による洗浄作業をより効率的に遂
行することができる。
【0010】さらにまた、本発明にかかる静電塗装装置
では、シンナ系溶剤供給手段が選択的に駆動されて絶縁
部内に残存する塗料の樹脂成分を確実に除去するため、
この絶縁部の洗浄作業が確実に遂行され、高精度な静電
塗装が可能になる。
【0011】
【実施例】本発明にかかる静電塗装方法および装置につ
いて実施例を挙げ、添付の図面を参照して以下に説明す
る。
【0012】図1において、参照符号10は、第1の実
施例にかかる静電塗装方法を実施するための静電塗装装
置を示す。この静電塗装装置10は、接地された色替弁
機構(回収塗料供給源)12と、水性塗料を一旦貯留し
て塗装ガン(塗装器)14に送出する中間貯留槽(中間
貯留部)16と、前記塗料を色替弁機構12から中間貯
留槽16に供給するとともに、少なくとも一部に絶縁経
路(絶縁部)18が設けられたブロック弁機構(供給手
段)20と、第1洗浄弁機構21とを備え、この第1洗
浄弁機構21は、少なくとも前記絶縁経路18を水
(W)および洗浄液(S)等で洗浄する手段である洗浄
弁22と、前記絶縁経路18を乾燥する手段であるエア
供給弁24と、少なくとも前記絶縁経路18に残存する
水性塗料の樹脂成分を除去するためのシンナ系溶剤供給
手段であるシンナ供給弁26とを備える。
【0013】色替弁機構12は、エア(A)、水(W)
および洗浄液(S)等の供給を制御する洗浄弁28と、
異なる水性塗料を供給することが可能な複数の塗料弁3
0a乃至30cとを備えている。この色替弁機構12と
中間貯留槽16との間に配置されているブロック弁機構
20は、絶縁経路18とこの絶縁経路18の両端に接続
された第1三方切換弁32および第2三方切換弁34と
を備えている。この第2三方切換弁34には、供給経路
36を介して中間貯留槽16と、排出経路38を介して
廃液槽40とが接続されている。
【0014】中間貯留槽16は、ピストン42を介して
分割される塗料および洗浄液等の注入用第1シリンダ室
44と、エア供給用第2シリンダ室46とを備え、この
第2シリンダ室46に、空気供給源48が流量調整弁5
0、開閉弁52を介して連通する。この空気供給源48
は、ブースタ54を経由してエア圧を調節するための塗
料の流量調節器56に接続され、この流量調節器56に
より塗料の吐出量の制御が図られる。
【0015】中間貯留槽16の第1シリンダ室44に
は、送出路58aを介して四方切換弁60が接続され、
この四方切換弁60が送出路58bを介して流量調節器
56と塗装ガン14とに接続される。この四方切換弁6
0に、洗浄弁62とエア供給弁64とシンナ供給弁66
とを備えた第2洗浄弁機構68が接続され、この第2洗
浄弁機構68は、送出路58bと、排出経路70を介し
て廃液槽72とに接続自在である。
【0016】塗装ガン14は、ダンプ弁74とトリガ弁
76とを備えるとともに、図示しない高電圧印加手段に
接続されている。このダンプ弁74には、排出経路78
を介して廃液槽72が接続されるとともに、この排出経
路78の途上に、洗浄弁80とエア供給弁82とシンナ
供給弁84とを備えた第3洗浄弁機構86が接続され
る。
【0017】次に、このように構成される静電塗装装置
10の動作について、第1の実施例にかかる静電塗装方
法との関連で説明する。
【0018】まず色替弁機構12の塗料弁30aから導
出された所定の色の塗料が、ブロック弁機構20に供給
されると、この塗料は、第1三方切換弁32、絶縁経路
18、第2三方切換弁34および供給経路36を通って
中間貯留槽16の第1シリンダ室44に充填される。こ
の第1シリンダ室44に充填された塗料は、送出路58
a、四方切換弁60および送出路58bを経由して塗装
ガン14まで充填される。この充填時には、トリガ弁7
6は閉塞される一方、ダンプ弁74は開放され、充填後
に前記ダンプ弁74が閉成される。
【0019】そこで、ブロック弁機構20を構成する第
1および第2三方切換弁32、34の切換動作が行わ
れ、第1洗浄弁機構21が絶縁経路18の一端側に連通
するとともに、この絶縁経路18の他端側が排出経路3
8を介して廃液槽40に連通する。この状態で、第1洗
浄弁機構21を構成する洗浄弁22の駆動作用下に水あ
るいは水とブチルセルソルベントまたはイソプロピルア
ルコール等の溶剤との混合液からなる洗浄液が、第1三
方切換弁32、絶縁経路18および第2三方切換弁34
を洗浄して排出経路38から廃液槽40に排出される。
【0020】前記洗浄終了後に、第1洗浄弁機構21を
構成するエア供給弁24からドライエアが供給され、こ
のドライエアによって少なくとも絶縁経路18内が乾燥
されて、色替弁機構12と中間貯留槽16とが、電気的
に絶縁される。
【0021】次いで、空気供給源48から流量調整弁5
0および開閉弁52を介して中間貯留槽16の第2シリ
ンダ室46に駆動用エアが供給され、ピストン42が第
1シリンダ室44側に変位して、塗料は、高電圧が直接
印加された状態でトリガ弁76の開成作用下に図示しな
いワークに供給される。
【0022】このように、中間貯留槽16への塗料の充
填過程と、絶縁経路18の洗浄並びに乾燥過程と、塗装
ガン14からの塗料の吐出過程とからなる静電塗装サイ
クルが繰り返して行われると、この絶縁経路18内に塗
料中の樹脂成分が残留して付着するおそれがある。そこ
で、本実施例では、上記の静電塗装サイクルが所定の回
数だけ行われた後に、第1洗浄弁機構21を構成するシ
ンナ供給弁26から、例えばアセトン系、トルエン系等
のシンナが第1三方切換弁32を介して絶縁経路18に
供給される。このため、絶縁経路18内に付着した樹脂
成分が、このシンナにより確実に溶かされて第2三方切
換弁34から排出経路38を経由して廃液槽40に排出
される。
【0023】従って、塗料に高電圧を直接印加する際
に、絶縁経路18内に残留した樹脂成分を通って漏電し
たり、この樹脂成分が固化した状態で絶縁経路18から
剥離してワークに付着するという問題が発生することを
有効に阻止することができる。特に、前記樹脂成分が水
に溶けないため、従来から使用されている水や水と溶剤
との混合液からなる洗浄液では完全に除去することがで
きないが、本実施例では、シンナを使用することにより
この種の樹脂成分を完全に除去することが可能になる。
これによって、高精度なかつ効率的な静電塗装作業を遂
行することができるという効果が得られる。
【0024】さらに、絶縁経路18をシンナで洗浄した
後に、この絶縁経路18に第1洗浄弁機構21を構成す
る洗浄弁22から水あるいは水と溶剤との混合液が供給
され、絶縁経路18からシンナが除去される。このた
め、シンナが残存してはじき等の塗装不良が生ずること
を防止することができる。
【0025】ところで、色替弁機構12を構成する塗料
弁30aに代替して塗料弁30bあるいは30cが選択
される際には、供給経路36、中間貯留槽16および塗
装ガン14等の洗浄作業が行われる。ここで、排出経路
70および78に廃液が導入されるため、使用される塗
料の色替え作業が繰り返されると、この排出経路70、
78内に塗料の樹脂成分が付着するおそれがある。従っ
て、色替洗浄作業を所定の回数だけ行った後、第2洗浄
弁機構68を構成するシンナ供給弁66の駆動作用下に
四方切換弁60を介して排出経路70にシンナが供給さ
れる。さらに、洗浄弁62の駆動作用下に排出経路70
が洗浄されてこの排出経路70内の全てのシンナが廃液
槽72に排出される。一方、第3洗浄弁機構86を構成
するシンナ供給弁84および洗浄弁80が駆動され、排
出経路78内の樹脂成分の除去作業が遂行される。
【0026】次に、本発明の第2の実施例にかかる静電
塗装方法を、図2を参照しながら説明する。なお、図1
に示す静電塗装装置と同一の参照符号は同一の構成要素
を示し、その詳細な説明は省略する。
【0027】この第2の実施例にかかる静電塗装装置1
00は、ブロック弁機構20を構成する第1および第2
三方切換弁32、34間のリーク電流値を検出するため
の第1比較器102と、排出経路38からのリーク電流
値を検出するための第2比較器104と、排出経路70
からのリーク電流値を検出するための第3比較器106
と、排出経路78からのリーク電流値を検出するための
第4比較器108とを備える。この第1比較器102
は、第1三方切換弁32に電気的に接続される一方、第
2比較器104乃至第4比較器108は、排出経路3
8、70および78の途上に設けられた金属コネクタ1
10、112および114に電気的に接続される。
【0028】このように構成される静電塗装装置100
では、第1比較器102乃至第4比較器108を介して
樹脂成分が付着し易い部位、すなわちブロック弁機構2
0の絶縁経路18、排出経路38、70および78にお
けるリーク電流値が検出されている。そして、そのリー
ク電流値が、予め設定された基準値以上になった場合に
は、静電塗装サイクルが終了した後に、前述したように
絶縁経路18、排出経路38、70および78の中、前
記基準値以上になった部位にシンナ供給作業および洗浄
液供給作業を行えばよい。
【0029】従って、第2の実施例では、樹脂成分が付
着し易い部位におけるリーク電流値を検出することによ
り、シンナによる洗浄作業が必要な部位を自動的にかつ
確実に検出することができ、これによって静電塗装作業
全体をより効率的に行うことが可能になるという効果が
得られる。
【0030】
【発明の効果】本発明にかかる静電塗装方法および装置
によれば、以下の効果が得られる。
【0031】静電塗装サイクルが所定の回数だけ行われ
た後に、少なくとも絶縁部がシンナ系溶剤で洗浄される
ため、この絶縁部の内壁に付着し易い水性塗料の樹脂成
分が溶解される。従って、絶縁部内に樹脂成分が残存す
ることがなく、この樹脂成分を介して漏電したり、被塗
装物に付着して塗装不良を生ずることを有効に阻止する
ことが可能になる。これによって、高精度な静電塗装作
業を遂行することができる。
【0032】さらに、本発明にかかる静電塗装方法で
は、少なくとも絶縁部からのリーク電流値を計測し、そ
の計測値が基準値以上である際に、静電塗装作業過程終
了後に少なくとも前記絶縁部がシンナ系溶剤で洗浄され
る。これにより、絶縁部からの漏電を確実に防止すると
ともに、シンナ系溶剤による洗浄作業をより効率的に遂
行することが可能になる。
【0033】さらにまた、本発明にかかる静電塗装装置
では、シンナ系溶剤供給手段が選択的に駆動されて絶縁
部内に残存する塗料の樹脂成分を確実に除去するため、
この絶縁部の洗浄作業が確実に遂行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかる静電塗装方法を
実施するための静電塗装装置の概略説明図である。
【図2】本発明の第2の実施例にかかる静電塗装方法を
実施するための静電塗装装置の概略説明図である。
【符号の説明】
10…静電塗装装置 12…色替弁機構 14…塗装ガン 16…中間貯留槽 18…絶縁経路 20…ブロック弁機構 21…洗浄弁機構 22…洗浄弁 24…エア供給弁 26…シンナ供給弁 32、34…三方切換弁 38…排出経路 60…四方切換弁 66…シンナ供給弁 68…洗浄弁機構 70、78…排出経路 84…シンナ供給弁 86…洗浄弁機構 100…静電塗装装置 102、104、106、108…比較器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接地された水性塗料供給源から、少なくと
    も一部に絶縁部を有する供給経路を介して中間貯留部に
    水性塗料を供給する過程と、前記塗料供給終了後に少な
    くとも前記絶縁部を洗浄液により洗浄し、乾燥させて前
    記水性塗料供給源と中間貯留部とを電気的に絶縁させる
    過程と、前記絶縁状態で中間貯留部から塗装ガンに水性
    塗料を供給して静電塗装作業を行う過程と、前記各過程
    からなる静電塗装サイクルを所定の回数だけ行った後
    に、少なくとも前記絶縁部を水性塗料の樹脂成分を溶解
    可能なシンナ系溶剤で洗浄し、さらに洗浄液で洗浄する
    過程とを有することを特徴とする静電塗装方法。
  2. 【請求項2】接地された水性塗料供給源から、少なくと
    も一部に絶縁部を有する供給経路を介して中間貯留部に
    水性塗料を供給する過程と、前記塗料供給終了後に少な
    くとも前記絶縁部を洗浄液により洗浄し、乾燥させて前
    記水性塗料供給源と中間貯留部とを電気的に絶縁させる
    過程と、前記絶縁状態で中間貯留部から塗装ガンに水性
    塗料を供給して静電塗装作業を行う過程と、少なくとも
    前記絶縁部からのリーク電流値を計測し、その計測値が
    基準値以上である際に、前記静電塗装作業過程終了後に
    少なくとも前記絶縁部を水性塗料の樹脂成分を溶解可能
    なシンナ系溶剤で洗浄し、さらに洗浄液で洗浄する過程
    とを有することを特徴とする静電塗装方法。
  3. 【請求項3】接地された水性塗料供給源と、水性塗料を
    一旦貯留して塗装器に送出する中間貯留部と、前記水性
    塗料を水性塗料供給源から中間貯留部に供給するととも
    に、少なくとも一部に絶縁部が設けられた供給手段と、
    少なくとも前記絶縁部を洗浄液で洗浄する手段と、前記
    絶縁部を乾燥する手段と、少なくとも前記絶縁部に残存
    する水性塗料の樹脂成分を除去するためのシンナ系溶剤
    供給手段とを備えることを特徴とする静電塗装装置。
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