JP3530561B2 - 静電塗装装置 - Google Patents

静電塗装装置

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JP3530561B2 JP33245693A JP33245693A JP3530561B2 JP 3530561 B2 JP3530561 B2 JP 3530561B2 JP 33245693 A JP33245693 A JP 33245693A JP 33245693 A JP33245693 A JP 33245693A JP 3530561 B2 JP3530561 B2 JP 3530561B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装装置に関し、特に
導電性の塗料を塗装する静電塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンベア等の搬送手段を用いて被塗物を
搬送し、連続的に塗装装置に被塗物を搬送して塗装を行
う塗装方法は、比較的短時間の間に多数の被塗物を塗装
できる方法であるので、静電塗装においても、多数用い
られている。そして静電塗装装置に供給する塗料を切り
替えることにより、1台で数種類の色の塗料を選択して
塗装できるようになっている。
【0003】図8は、複数種類の塗料を塗装できる(特
開平3−178354に開示された)従来の静電塗装装
置である。図示されるように、この塗装装置は、3つの
バルブ11を有するカラーチェンジバルブ13を有して
おり、それぞれのバルブ11は、塗料を循環する塗料循
環管15を介して図示しない3つの塗料貯蔵タンクにそ
れぞれ接続している。また図示されるように、カラーチ
ェンジバルブ13は、塗料を吐出する静電塗装機17
に、当該塗装機に塗料を充填する充填ユニット19を介
して接続している。したがって、このカラーチェンジバ
ルブ13のバルブを開くことにより選択された塗料は、
このカラーチェンジバルブ13を介して塗料貯蔵タンク
から充填ユニット19に移送されることになり、充填ユ
ニット19内では、まず塗料を供給する第2ポンプ21
に収容される。
【0004】この第2ポンプ21は、第1管部材23を
介して第1ポンプ25に接続しており、この第1ポンプ
25に、被塗物に対して塗料を吐出する静電塗装機17
が接続している。したがって、第2ポンプ21内の塗料
は、第2ピストン27により、第1管部材23に向けて
押し出され、この第1管部材23を通って第1ポンプ2
5内に収容される。第1ポンプ25に収容された塗料
は、エアを駆動源とする第1ピストン29により、静電
塗装機17に向けて押し出され、静電塗装機17より被
塗物に向けて吹き付けられる。なお第1管部材23は、
塗料を押し出す機能を有すると共に、弁機能を有してお
り、貯蔵タンク側の塗料と静電塗装機側の塗料との繋が
りを絶つことにより、絶縁できるようになっている。し
たがって、静電塗装機17により塗装を行う際印加する
高電圧が、塗料を伝わってカラーチェンジバルブや貯蔵
タンクに漏電することはない。
【0005】また、第2ポンプ21と第1管部材23と
の間には、洗浄剤を供給する洗浄剤供給管31とエア供
給管33とが接続されており、塗料の色変えを行う際、
両ポンプ21,25および塗料の流通経路に洗浄剤を供
給するようになっている。したがって、塗料を移送する
移送管の途中に取り付けられたバルブを都合よく開閉す
ることにより、洗浄剤により配送管内を洗浄すると共
に、配送管内に残留する塗料および洗浄剤を廃液回収容
器35に排出することができる。なお、第1ポンプ29
付近に残留する塗料は、第2管部材37を通って廃液回
収容器35に排出される。また、静電塗装機17には、
専用の洗浄剤供給管39が接続されており、独立して洗
浄できるようになっている。なお第2管部材37も第1
管部材23と同様に、押し出し機能、弁機能、そして絶
縁機能を有する。
【0006】このような、複数種類の塗料を塗装できる
塗装装置を用いると、比較的少ない設備投資でカラーバ
リエーション豊富な商品群を提供することができ、しか
も必要な設置スペースが比較的小さいので、広く一般に
用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
塗装装置では、色変えの際に行うシリンダ内の洗浄が不
十分であるので、新たに塗装する塗料に前の塗料が混入
する、いわゆる混色が発生してしまう。また、塗料中
に、ほこり等が混入しやすく、いわゆるブツと呼ばれる
不具合が塗装面に生じることがある。そして、第2ポン
プを設けている等により、色変え洗浄時に生じる損失塗
料の量が比較的多くなっている。さらに、空圧で動作す
るピストンにより、塗料を静電塗装機に供給しているの
で、所望の吐出量とするまでに、比較的長い時間が必要
であり、しかも吐出量が不安定になりがちである。以上
のような問題点に鑑みてなされた本発明は、シリンダ内
をより完全に洗浄することにより、混色や塗ブツ等の不
具合を防止すること、また色変えの際に生じる塗料の損
失を最小限にすること、そして静電塗装機からの塗料の
吐出量を一定にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、塗料を塗装する静電塗装機に、当該静電塗
装機に塗料を供給する塗料供給ポンプを接続し、当該塗
料供給ポンプに、この塗料供給ポンプに供給する塗料を
貯蔵する塗料貯蔵タンクを接続し、前記供給ポンプと前
記塗料貯蔵タンクとの間に、前記塗料供給ポンプ内の塗
料と、前記塗料貯蔵タンク内の塗料とを電気的に絶縁す
る管部材を装着する静電塗装装置であって、前記塗料供
給ポンプのシリンダに平滑な内周面を形成すると共に、
前記シリンダの一方の開口端面を閉塞し、当該シリンダ
の前記一方の閉塞端面側に、当該シリンダの内外を連通
すると共に、ほぼシリンダの内周面方向又は、ほぼ周の
接線方向に延びる中空路を形成して、塗料取入口を形成
し、前記閉塞端面に、前記シリンダ内に収容する塗料を
送り出す排出口を開設すると共に、当該排出口に、前記
静電塗装機に接続する移送管を接続し、前記シリンダ
と、該シリンダに摺動自在に装着されるピストンと、に
よって区画される空間内の、前記塗料取入口に対しシリ
ンダ中央側となり且つ前記排出口に対しシリンダ外周側
となる位置に、前記閉塞端面に対向する前記ピストンの
先端面の前記閉塞端面に対する当接を規制する規制手段
を形成し、前記ピストンに取り付けられたピストンロッ
ドに、前記ピストンを駆動する駆動手段を取り付けたこ
とを特徴とする静電塗装装置である。また、塗料を塗装
する静電塗装機に、当該静電塗装機に塗料を供給する塗
料供給ポンプを接続し、当該塗料供給ポンプに、この塗
料供給ポンプに供給する塗料を貯蔵する塗料貯蔵タンク
を接続し、前記塗料供給ポンプと前記塗料貯蔵タンクと
の間に、当該塗料供給ポンプ内の塗料と、前記塗料貯蔵
タンク内の塗料とを電気的に絶縁する管部材を装着する
静電塗装装置であって、前記塗料供給ポンプのピストン
に取り付けられたピストンロッドに、前記ピストンを駆
動する駆動手段を取り付けると共に、前記駆動手段の駆
動力をほぼ一定値に維持するための電気信号を送ること
により前記塗料供給ポンプの塗料吐出量を制御する定量
吐出手段を、前記駆動手段に接続したことを特徴とする
静電塗装装置であり、さらに、前記駆動手段がサーボモ
ータであると共に、前記定量吐出手段がサーボモータを
駆動するサーボドライバに前記電気信号を送ることを特
徴とする静電塗装装置である。
【0009】
【作用】塗料を静電塗装機に供給する塗料供給ポンプの
シリンダ内周面を平滑な面としているので、シリンダ内
周面の洗浄性が向上するので、塗料中に不純物が混入す
ることを防止できる。したがって塗料に前の塗料が混ざ
って混色が生じたり、ごみやほこりが混入して塗装面
に、いわゆるブツが生じたりすることを防止できる。ま
た、シリンダ内およびピストンの先端面を洗浄する洗浄
剤およびエアを、ほぼ内周面方向又はほぼ内周面の接線
方向に延びて開設されている塗料供給口から、シリンダ
内に供給するので、積極的な洗浄を行う水流を発生させ
ることができ、ピストン先端面を洗浄する能力が飛躍的
に向上する。さらに、塗料供給ポンプに、塗料の吐出圧
力を安定化する定量吐出手段を取り付けているので、静
電塗装機に定量の塗料を供給することができる。さら
に、駆動手段がサーボモータであると共に、定量吐出手
段がサーボモータを駆動するサーボドライバに電気信号
を送ることによって、静電塗装機へ定量の塗料を瞬時に
供給することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。なお、すでに説明した部材と共通の部材には、
同一の符号を付す。図1は、図示しないカラーチェンジ
バルブに接続する塗料充填ユニット19を示す概念図で
ある。図示されるように、カラーチェンジバルブから延
びて塗料を移送する移送管43は、二股に分岐して第1
管部材23および第2管部材37に接続しており、分岐
点と第2管部材37との間にはバルブ45が設けられて
いる。なお、両管部材23,37は、ポンプ機能と絶縁
機能とを有しているので、供給された塗料を矢視する方
向に送り出すことができ、しかも塗料を介して漏電する
ことを防止できる。そして、図示されるように、第1管
部材23の送り出し側は、移送管47を介してポンプ2
5に接続している。したがって、カラーチェンジバルブ
より送り出された塗料は、第1管部材23に供給された
後、ポンプ25に送り込まれる。
【0011】図2に示されるように、ポンプ25は円筒
状のシリンダ26を有しており、一方の開口端部には、
当該開口端部を閉塞する閉塞板49が取り付けられてい
る。シリンダ26の内周面は、精密に加工されており、
ガラス系コーティング材により被覆され、平滑な面とな
っている。また、図2および図4に示されるように、こ
の閉塞板49の側面には、シリンダの内部と外部とを連
通する中空路51が開設されており、第1管部材23の
送り出し側から延びる移送管47が接続されている。図
4に示されるように、この中空路51は円筒状のシリン
ダ26の内周のほぼ接線方向に延びてシリンダ内部と連
通している。そして、図3に示されるように、閉塞板4
9のほぼ中央部には、静電吹き付け塗装機17に接続す
る移送管53が取り付けられており、シリンダ26の内
部に連通している。したがって、中空路51を通ってシ
リンダ26内に送り込まれる流体は、シリンダ26の内
部に渦状の流れを形成しつつ供給され、この後、中央部
の開設口より静電吹き付け塗装機17側の移送管53に
排出される。
【0012】また図3に示されるように、シリンダ29
内には摺動自在であると共に進退移動自在であるピスト
ン29が装着されており、閉塞板49側の面つまり先端
面には、2つの突起55が形成されている。したがっ
て、ピストン29は閉塞板49に密着することはない。
本実施例のピストン29は、エア圧力により移動するよ
うになっており、ピストン29を閉塞板49側に移動す
ることにより、シリンダ内に収容する塗料を送り出すよ
うになっている。なお、前述したようにシリンダ26の
内周面は、コーティングにより平滑になっているので、
ピストン29を移動させることにより、内周面に付着す
る塗料を残すことなく掻き取ることができる。図3およ
び図5に示されるように、ピストン29にはピストンロ
ッド57が取り付けられており、シリンダ26の後端部
端面から突き出たロッド57部分には、ラック59が取
り付けられている。このラック59には、エンコーダ6
1の回転軸に取り付けられたピニオンギア63が噛み合
わされており、このエンコーダ61によってピストン2
9の移動量を測定することにより、塗料の流量を検知す
るようになっている。また、このエンコーダ61には、
PLC(programmable logic controler)64が接続され
ており、ピストン29を駆動するエアの圧力を調節する
電圧空圧変換器62に接続している。したがって、PL
C64は、エンコーダ61からの信号を受けると、エア
の圧力を一定に保つために、電圧空圧変換器62に電圧
信号を送る。このようにしてエア圧力を一定に保った結
果、従来±10%程度変動していた塗料の吐出量が、±
1%程度になった。
【0013】そして図1に示されるように、閉塞板49
の中央部から延びる移送管53は、第2管部材37の供
給側から延びる移送管65と合流した後、塗料を吹き付
ける静電塗吹き付け塗装機17に接続している。したが
って、第2管部材37の通路を塞いでおくことにより、
ポンプ25より送り出された塗料を静電吹き付け塗装機
17に供給でき、塗装できる。なお、合流部と静電吹き
付け塗装機との間にはバルブが設けられている。また第
2管部材37の送り出し側の移送管には廃液回収容器3
5にのびる移送管67が接続されている。さらに、図1
に示されるように、図示しないカラーチェンジバルブと
第1管部材23とを接続する移送管43には、洗浄剤を
供給する第1洗浄剤供給管31とエアを供給するエア供
給管33が接続されている。したがって、塗装する色を
変更する、いわゆる色変えの際、ここから洗浄剤を供給
することにより、移送管、管部材そしてポンプの内部を
洗浄できる。さらに、これとは別に、静電吹き付け塗装
機17にも、洗浄剤供給管39が接続されており、塗料
を移送する移送管の洗浄とは独立して静電吹き付け塗装
機17を洗浄できるようになっている。なお前述したよ
うに、本実施例ではピストン29の押圧力を測定して吐
出量を制御しているので、塗料を移送する移送管部に流
量計を設置する必要がなく、移送管内に障害物がなくな
ることにより、より完全に移送管内を洗浄できる。ま
た、本実施例では、従来に比較して、色変え時に生じる
塗料損失量が約13%減少した。
【0014】次に、ピストンシリンダ内の洗浄について
順を追って説明する。まず、ピストン29を前進移動さ
せることにより、ポンプ25内に収容される塗料を、静
電吹き付け塗装機17に向けて押し出し、塗装を行う。
なお、シリンダ26の内周面にはガラス系のコーティン
グが施されており、またシリンダ26、ピストン29と
も非常に高精度に加工されているので、ピストン29が
摺動することにより、シリンダ26内周面に付着した塗
料を掻き取ることができる。図3に示されるように、ピ
ストン29の先端面には突起が形成されており、この突
起が閉塞板49に接触した時点でピストン29の前進移
動が停止し、塗料の吹き付けが終了する。塗装が終了す
ると、次に、洗浄剤供給管31のバルブを開き、閉塞板
49とピストン29先端面との間に中空路51を介して
洗浄剤を供給する。図示されるように、中空路51は、
シリンダ内周のほぼ接線方向に伸びて内周面に開設され
ているので、この中空路51よりシリンダ26内に供給
された洗浄剤は、シリンダ26の内周面に沿って、渦状
の流れを形成する。したがって、ピストン29の先端面
に付着する塗料を、渦状に流れる洗浄剤により洗い流す
ことができる。なお、洗浄剤を供給すると同時にエアを
供給してシリンダ内を洗浄してもよい。このようにして
洗浄し、この後乾燥が完了すると、続いて新たに塗布す
る塗料が充填ユニット19内に供給される。
【0015】また、図6に、塗料を供給するポンプの別
の実施例を示す。図示されるように、この実施例では、
第1管部材側および塗装機側のそれぞれの移送管47,
53にバルブ71,73が設けられている。またエンコ
ーダ61に接続するPLC64が定電圧ユニット75を
介して電圧空圧変換器62に接続している。この実施例
の装置では、各バルブ71,73を閉じておくことによ
り、塗装待機の状態下であっても、シリンダ26内の塗
料に所望の圧力を与えることができるので、塗装を開始
する際、迅速に、所定の時間当たり吐出量に到達でき
る。なお、PLC64の信号を直接、電圧空圧変換器6
2に送るようにしてもよい。
【0016】また、図7に、ポンプのさらに別の実施例
を示す。図示されるように、ピストンロッド57のラッ
ク59に噛み合うピニオンギア63は、サーボモータ8
1の出力軸に取り付けられている。また、サーボモータ
81を駆動するサーボドライバ83には、PLC64か
らエア圧力を一定にするための定電圧信号が送られてい
る。このように、ピストン29を、エアを用いることな
くモータ81で駆動することにより、瞬時に、塗料の時
間当たり吐出量を所定の値にできる。なおサーボモータ
81の出力を変速機を介してピニオンギア63に伝達し
てもよい。
【0017】また、本実施例では、吹き付け塗装式の静
電塗装装置に用いた例を説明したが、例えばベル式静電
塗装装置などの静電塗装装置に適用してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によると、シリンダ
に塗料が付着たり残留したりすることがなく、またピス
トンの先端面を極めて高品質に洗浄できるので、前の塗
装作業に用いた塗料が残留して次の塗料に混ざり、混色
を生じることはない。また洗浄能力が向上したので、ご
みやほこりを確実に除去でき、塗ブツ等の不具合が塗装
面に発生するのを防止できる。また装置の簡素化によ
り、塗料を流通させる経路が短縮するので、損失となる
塗料の量が減少し、洗浄に要する時間が短縮する。
た、ピストンの先端面が閉塞端面に密着することを防止
することができ、ピストンの先端面に付着する塗料を容
易かつ着実に洗い流すことができる。また、ピストンの
動きを制御することにより、塗料の吐出量を安定化でき
る。さらに、塗料の所望の吐出量を短時間で得て、安定
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の静電塗装装置の充填ユニットを示
す概念図である。
【図2】 ポンプを示す斜視図である。
【図3】 ポンプを示す側断面図である。
【図4】 閉塞板を示す斜視図である。
【図5】 ポンプおよびこれに取り付けられる定量吐出
手段を示す概念図である。
【図6】 別の実施例の定量吐出手段を示す概念図であ
る。
【図7】 さらに別の実施例の定量吐出手段を示す概念
図である。
【図8】 従来の静電塗装装置を示す概念図である。
【符号の説明】
17…静電吹き付け塗装機、 19…充填ユニ
ット、23…第1管部材、 25…ポ
ンプ、26…シリンダ、 29…ピ
ストン、35…廃液回収容器、 37…
第2管部材、49…閉塞板、 5
1…中空路、55…突起、 5
7…ピストンロッド、59…ラック、
61…エンコーダ、63…ピニオンギア、
64…PLC。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−115815(JP,A) 特開 平3−178354(JP,A) 実開 平4−91756(JP,U) 実開 平5−80547(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 5/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料を塗装する静電塗装機に、当該静電
    塗装機に塗料を供給する塗料供給ポンプを接続し、当該
    塗料供給ポンプに、この塗料供給ポンプに供給する塗料
    を貯蔵する塗料貯蔵タンクを接続し、前記供給ポンプと
    前記塗料貯蔵タンクとの間に、前記塗料供給ポンプ内の
    塗料と、前記塗料貯蔵タンク内の塗料とを電気的に絶縁
    する管部材を装着する静電塗装装置であって、 前記塗料供給ポンプのシリンダに平滑な内周面を形成す
    ると共に、前記シリンダの一方の開口端面を閉塞し、 当該シリンダの前記一方の閉塞端面側に、当該シリンダ
    の内外を連通すると共に、ほぼシリンダの内周面方向又
    は、ほぼ周の接線方向に延びる中空路を形成して、塗料
    取入口を形成し、 前記閉塞端面に、前記シリンダ内に収容する塗料を送り
    出す排出口を開設すると共に、当該排出口に、前記静電
    塗装機に接続する移送管を接続し、 前記シリンダと、該シリンダに摺動自在に装着されるピ
    ストンと、によって区画される空間内の、前記塗料取入
    口に対しシリンダ中央側となり且つ前記排出口に対しシ
    リンダ外周側となる位置に、前記閉塞端面に対向する前
    記ピストンの先端面の前記閉塞端面に対する当接を規制
    する規制手段を形成し、 前記ピストンに取り付けられたピストンロッドに、前記
    ピストンを駆動する駆動手段を取り付けたことを特徴と
    する静電塗装装置。
  2. 【請求項2】 塗料を塗装する静電塗装機に、当該静電
    塗装機に塗料を供給する塗料供給ポンプを接続し、当該
    塗料供給ポンプに、この塗料供給ポンプに供給する塗料
    を貯蔵する塗料貯蔵タンクを接続し、前記塗料供給ポン
    プと前記塗料貯蔵タンクとの間に、当該塗料供給ポンプ
    内の塗料と、前記塗料貯蔵タンク内の塗料とを電気的に
    絶縁する管部材を装着する静電塗装装置であって、 前記塗料供給ポンプのピストンに取り付けられたピスト
    ンロッドに、前記ピストンを駆動する駆動手段を取り付
    けると共に、前記駆動手段の駆動力をほぼ一定値に維持
    するための電気信号を送ることにより前記塗料供給ポン
    プの塗料吐出量を制御する定量吐出手段を、前記駆動手
    段に接続したこと特徴とする静電塗装装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段がサーボモータであると共
    に、前記定量吐出手 段がサーボモータを駆動するサーボ
    ドライバに前記電気信号を送ることを特徴とする請求項
    2に記載の静電塗装装置。
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