JPH04362587A - テープ残量時間表示装置 - Google Patents
テープ残量時間表示装置Info
- Publication number
- JPH04362587A JPH04362587A JP3165070A JP16507091A JPH04362587A JP H04362587 A JPH04362587 A JP H04362587A JP 3165070 A JP3165070 A JP 3165070A JP 16507091 A JP16507091 A JP 16507091A JP H04362587 A JPH04362587 A JP H04362587A
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- JP
- Japan
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- tape
- remaining time
- reel
- rem
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- Withdrawn
Links
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 abstract description 3
- 238000013139 quantization Methods 0.000 abstract description 2
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ記録再生装置の
テープ残量表示の表示装置に関するものである。
テープ残量表示の表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来はリールパルスを検出しテープ残量
時間(Rem)を計算するに、 Rem=π(VA)T2 /BV+S/BV・・・式(
1)そこでT=リールの回転周期,V=テープの線速度
,S=リールハブの面積,B=使用テープの厚さ,A=
2πとしこの式(1)をそのまま計算するものであり、
ROMテーブルの物理的制約のため、切り捨て誤差が発
生し、精度の良い残量時間を求値することができなかっ
た。
時間(Rem)を計算するに、 Rem=π(VA)T2 /BV+S/BV・・・式(
1)そこでT=リールの回転周期,V=テープの線速度
,S=リールハブの面積,B=使用テープの厚さ,A=
2πとしこの式(1)をそのまま計算するものであり、
ROMテーブルの物理的制約のため、切り捨て誤差が発
生し、精度の良い残量時間を求値することができなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ROMテーブルの参照
を計算手段として用いた場合、テーブル間のデーターは
飛び飛びの値となり、切り捨て誤差(ΔT)によってπ
(VA)2 {T2 ー(T−ΔT)2 }/BV[s
ec]の残量時間の誤差をシステムコントロール用4b
itワンチップマイコン等を利用し計算する場合、加算
と減算機能しか備えていないため乗除算を多数回繰り返
すような多項式を直接計算することは不可能であった。
を計算手段として用いた場合、テーブル間のデーターは
飛び飛びの値となり、切り捨て誤差(ΔT)によってπ
(VA)2 {T2 ー(T−ΔT)2 }/BV[s
ec]の残量時間の誤差をシステムコントロール用4b
itワンチップマイコン等を利用し計算する場合、加算
と減算機能しか備えていないため乗除算を多数回繰り返
すような多項式を直接計算することは不可能であった。
【0004】又、Rem=f(T)と置いた関数式を用
いてあらかじめ、計算した結果をテーブルデータとして
、マイクロプロセッサのプログラム内に貯蔵し、実際の
プログラムの実行においては、計測した周期T[sec
]をROMテーブルのアドレスとして用い、テーブルデ
ータを参照する方法が、最も簡便で一般的であるが、こ
のテーブルデータのみを用いて10秒単位の精度で求め
ようとするならばその有効桁数に応じて大形化していく
ため、163 Byte(=4.096バイト)の2倍
以上(分と秒で各々1Byteづつ必要)のテーブル容
量が必要となり、これが4種の使用テープ(C90,C
60,C100,C46(ラージハブ))に対して用意
するならば4K×2×4=32KBiteのROMテー
ブルが必要となり、ワンチップマイコンのROM容量を
越えてしまう。
いてあらかじめ、計算した結果をテーブルデータとして
、マイクロプロセッサのプログラム内に貯蔵し、実際の
プログラムの実行においては、計測した周期T[sec
]をROMテーブルのアドレスとして用い、テーブルデ
ータを参照する方法が、最も簡便で一般的であるが、こ
のテーブルデータのみを用いて10秒単位の精度で求め
ようとするならばその有効桁数に応じて大形化していく
ため、163 Byte(=4.096バイト)の2倍
以上(分と秒で各々1Byteづつ必要)のテーブル容
量が必要となり、これが4種の使用テープ(C90,C
60,C100,C46(ラージハブ))に対して用意
するならば4K×2×4=32KBiteのROMテー
ブルが必要となり、ワンチップマイコンのROM容量を
越えてしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記式(1)を微分して
得た微分係数(Rem’) Rem’=2π(VA)2 T/BV・・・(2)切り
捨てられた切り捨て誤差ΔT[sec]に式(1)の微
分係数である式(2)の(Rem’)をかけたものを補
間データとして、式(1)に足し、量子化の隙間を補間
する式 Rem={π(VA)2 (T−ΔT)2 /BV+S
/BV}+{2π(VA)2 T×ΔT/BV}・・(
3)としROMテーブルを小形に保ったまま、残量時間
の計算精度を大幅に改善する。
得た微分係数(Rem’) Rem’=2π(VA)2 T/BV・・・(2)切り
捨てられた切り捨て誤差ΔT[sec]に式(1)の微
分係数である式(2)の(Rem’)をかけたものを補
間データとして、式(1)に足し、量子化の隙間を補間
する式 Rem={π(VA)2 (T−ΔT)2 /BV+S
/BV}+{2π(VA)2 T×ΔT/BV}・・(
3)としROMテーブルを小形に保ったまま、残量時間
の計算精度を大幅に改善する。
【0006】
【作用】式(1)のテープ残量を示す原理式は変数Tに
関して2次の式であるため補間に用いられる式(2)の
微分係数は変数Tに関して1次式となり、Rem=αT
2 +βなる2次式をRem=α(T−ΔT)2 +β
+2αT×ΔTにて近似解を求値する。この場合誤差は
展開してみるとわかる。 Rem=αT2 ー2αTΔT+αΔT2 +β+2α
TΔT=αT2 +β+αΔT2 ・・・(4)となる
。式(4)より解かる通り補間しなかった場合の誤差は
、−2αTΔT+αΔT2 となり、補間した場合の誤
差は、αΔT2 となり、もし、Tが12bit長ΔT
が4bit長と仮定した場合、その差の8bitつまり
256倍もの理論上の精度向上が計れる。
関して2次の式であるため補間に用いられる式(2)の
微分係数は変数Tに関して1次式となり、Rem=αT
2 +βなる2次式をRem=α(T−ΔT)2 +β
+2αT×ΔTにて近似解を求値する。この場合誤差は
展開してみるとわかる。 Rem=αT2 ー2αTΔT+αΔT2 +β+2α
TΔT=αT2 +β+αΔT2 ・・・(4)となる
。式(4)より解かる通り補間しなかった場合の誤差は
、−2αTΔT+αΔT2 となり、補間した場合の誤
差は、αΔT2 となり、もし、Tが12bit長ΔT
が4bit長と仮定した場合、その差の8bitつまり
256倍もの理論上の精度向上が計れる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を説明する。図1は本発明
を説明するための要部のブロック図である。テープ2が
テープ記録再生装置の磁気ヘッド8及びキャプスタン9
を介しカセットテープの供給リール1aから巻取リール
1bに巻取られる。供給リール1aの2回転の周期Ts
ecをリールパルス検出器3で検出し、検出したリール
パルスは波形整形回路4を介してマイクロプロセッサ5
に入力される。マイクロプロセッサ5で計測された周期
Tは最大で12bit長の16進数で表わせる。
を説明するための要部のブロック図である。テープ2が
テープ記録再生装置の磁気ヘッド8及びキャプスタン9
を介しカセットテープの供給リール1aから巻取リール
1bに巻取られる。供給リール1aの2回転の周期Ts
ecをリールパルス検出器3で検出し、検出したリール
パルスは波形整形回路4を介してマイクロプロセッサ5
に入力される。マイクロプロセッサ5で計測された周期
Tは最大で12bit長の16進数で表わせる。
【0008】そこで式(3)により上位8bitをテー
ブルアドレスに用いて、式(3)の第1項Rem=π(
VA)2 (T−ΔT)2 /BV+S/BVを求める
。(ΔTは下位4bit)次に補間に用いる微分係数式
(2)の(Rem’)=2π(VA)2 T/BVをT
の上位4bitをテーブルアドレスに用いて、テーブル
参照にて求める。次に補間量である式(3)の第2項を
(Rem’)とTの下位4bitをかけて求める。
ブルアドレスに用いて、式(3)の第1項Rem=π(
VA)2 (T−ΔT)2 /BV+S/BVを求める
。(ΔTは下位4bit)次に補間に用いる微分係数式
(2)の(Rem’)=2π(VA)2 T/BVをT
の上位4bitをテーブルアドレスに用いて、テーブル
参照にて求める。次に補間量である式(3)の第2項を
(Rem’)とTの下位4bitをかけて求める。
【0009】式(3)の第2項=2π(VA)2 T×
ΔT/BV(ΔTはTの下位4bit)式(3)の第1
項と第2項を足し合わせて、残量時間(Rem)を求め
る。求めたテープ2の残量は表示器6に表示されテープ
残量がわかる。マイクロプロセッサ5は表示選択用スイ
ッチ7でテープ厚やテープ長等のデータを指定すること
により参照するメモリテーブルを選定するようになって
いる。
ΔT/BV(ΔTはTの下位4bit)式(3)の第1
項と第2項を足し合わせて、残量時間(Rem)を求め
る。求めたテープ2の残量は表示器6に表示されテープ
残量がわかる。マイクロプロセッサ5は表示選択用スイ
ッチ7でテープ厚やテープ長等のデータを指定すること
により参照するメモリテーブルを選定するようになって
いる。
【0010】
【発明の効果】本来テーブル参照を用いて2倍の精度向
上を望むのであれば、ROMの容量は2倍の容量になる
。この物理的ROM容量の増大を参照テーブルとして1
00〜200Byte程度に抑えたまま、式(3)の補
間式を用いることにより16倍に近い計算精度が得られ
、残量時間の表示精度を上げることができる。
上を望むのであれば、ROMの容量は2倍の容量になる
。この物理的ROM容量の増大を参照テーブルとして1
00〜200Byte程度に抑えたまま、式(3)の補
間式を用いることにより16倍に近い計算精度が得られ
、残量時間の表示精度を上げることができる。
【図1】本発明の一実施例を説明するブロック図。
1 リール
2 テープ
3 検出器
4 波形整形回路
5 マイクロプロセッサ
6 表示器
7 表示選択用スイッチ
8 磁気ヘッド
9 キャプスタン
Claims (1)
- 【請求項1】 テープ記録再生装置のテープ残量時間
表示に於て、移送されるテープの供給側又は巻取側リー
ルの回転周期を検出する手段と、テープの種類によって
あらかじめ決められた値を記憶したROMテーブルと、
上記検出された回転周期から上記ROMテーブルに記憶
された値を用いてテープ残量を計算する手段とを具備し
上記テープ残量を Rem=〔{π(VA)2 /BV}(T−ΔT)2
+S/BV〕+〔2{π(VA)2 /BV}T×ΔT
〕の式を用い、上記ROMテーブルに格納された値から
式の第1項の微分係数2{π(VA)2 /BV}を求
めΔT倍して加算し補間するようにしたことを特徴とす
るテープ残量時間表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3165070A JPH04362587A (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | テープ残量時間表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3165070A JPH04362587A (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | テープ残量時間表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362587A true JPH04362587A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15805301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3165070A Withdrawn JPH04362587A (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | テープ残量時間表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04362587A (ja) |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP3165070A patent/JPH04362587A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |