JPH0363155B2 - - Google Patents

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JPH0363155B2
JPH0363155B2 JP17356183A JP17356183A JPH0363155B2 JP H0363155 B2 JPH0363155 B2 JP H0363155B2 JP 17356183 A JP17356183 A JP 17356183A JP 17356183 A JP17356183 A JP 17356183A JP H0363155 B2 JPH0363155 B2 JP H0363155B2
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tape
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reel
constant
running
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Kazutomo Abe
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Teac Corp
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Publication date
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Publication of JPS6063782A publication Critical patent/JPS6063782A/ja
Publication of JPH0363155B2 publication Critical patent/JPH0363155B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/11Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information not detectable on the record carrier
    • G11B27/13Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information not detectable on the record carrier the information being derived from movement of the record carrier, e.g. using tachometer
    • G11B27/17Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information not detectable on the record carrier the information being derived from movement of the record carrier, e.g. using tachometer using electrical sensing means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/90Tape-like record carriers

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はテープレコーダ、VTR等のテープ走
行装置のカウンタに関し、更に詳細には、テープ
の走行経過時間を表示するカウンタに関する。
〔従来技術〕
従来のテープ走行装置の典型的なテープカウン
タは、リールの回転に基づいて機械的なテープカ
ウンタを駆動するように構成されている。従つ
て、テープ走行量(走行テープ長又は走行時間)
に直線的(リニア)に対応したカウンタ表示出力
を得ることが不可能であつた。この種の欠点を解
決するために、一対のリールの回転数に基づいて
近似的にリニアのカウンタ出力を得る方式が既に
提案されている。しかし、従来の方式は複雑であ
るという欠点を有する。
〔発明の目的〕
そこで、本発明は比較的簡単にテープ走行経過
時間を知ることが出来るテープ走行装置のカウン
タを提供することにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するための本願の第1番目の発
明は、第1のリールから第2のリールにテープを
走行させるためのテープ走行装置の前記第1及び
第2のリールの回転速度に対応した繰返し周波数
でパルスを発生する第1の及び第2の速度検出回
路と、前記第1及び第2の速度検出回路から得ら
れるパルスをそれぞれ計数し、いずれか一方が一
定計数値に達した時にそれぞれリセツトされる第
1及び第2のカウンタと、前記第1のリールに前
記テープの全部が巻き取られている状態で前記テ
ープの走行を開始した場合に於ける、テープ走行
量の変化と共に変化する前記第1のリールの回転
回数NLと前記第2のリールの回転回数NRとの和
(NL+NR)とテープ走行量との関係曲線に近似
する折れ線グラフの各直線の傾きに対応する定数
Koが前記第1及び第2のカウンタの計数出力の
いずれか一方が前記一定計数値に達した時の前記
第1のカウンタの計数出力NLaと第2のカウンタ
の計数出力NRbとの差(NLa−NRb)に基づいて読
み出せるように予め格納されているメモリと、前
記第1及び第2のカウンタの計数出力のいずれか
一方が前記一定計数値に達した時の前記第1のカ
ウンタの計数出力NLaと第2のカウンタの計数出
力NRbとの差(NLa−NRb)を求め、この差(NLa
−NRb)に対応する前記定数Koを前記メモリから
読み出し、Ko(NLa+NRb)の演算をして前記第1
及び第2のカウンタのリセツト時点から前記一定
計数値に達するまでの単位テープ走行量を求める
動作を繰返し、この繰返しによつて順次に得られ
る前記単位テープ走行量を積算してテープ走行開
始時点からテープ走行量を決定するように構成さ
れた演算処理回路と、前記演算処理回路から得ら
れた前記テープ走行量を示す信号に対応した表示
をなす表示器とから成るテープ走行装置のカウン
タに係わるものである。
第2番目の発明は、第1のリールから第2のリ
ールにテープを走行させるためのテープ走行装置
の前記第1及び第2のリールの回転速度に対応し
た繰返し周波数でパルスを発生する第1及び第2
の速度検出回路と、前記第1の及び第2の速度検
出回路から得られるパルスをそれぞれ計数し、前
記第1及び第2のリールの回転回数を示す計数出
力NLo、NRoを発生する第1及び第2のカウンタ
と、前記第1のリールに前記テープの全部が巻き
取られている状態で前記テープの走行を開始した
場合に於ける、テープ走行量の変化と共に変化す
る前記第1のリール回転回数NLと前記第2のリ
ールの回転回数NRとの和(NL+NR)とテープ走
行量との関係曲線に近似する折れ線グラフの各直
線の傾きに対応する定数Koが前記第1のカウン
タの計数出力NLoと前記第2のカウンタの計数出
力NRoとの対応で読み出せるように予め格納され
ているメモリと、前記第1のカウンタの計数出力
NLoと第2のカウンタの計数出力NRoとに基づい
て前記メモリの前記定数Koを選択し、Ko{(NLo
+NRo)−(NLo-1+NRo-1)}(但し、NLo、NRoは第
1及び第2のカウンタのn回目の読取り出力、
NLo-1、NRo-1はn−1回目の読取り出力)の演
算をしてn−1回目の読み取り時点からn回目の
読取り時点までの単位テープ走行量をもとめ、こ
の単位テープ走行量を積算してテープ走行開始時
点からn回目の読み取り時点までのテープ走行量
を決定するように構成された演算処理回路と、前
記演算処理回路から得られた前記テープ走行量を
示す信号に対応した表示をなす表示器とから成る
テープ走行装置のカウンタに係わるものである。
[発明の作用効果] 上記発明によれば、次の作用効果が得られる。
(イ) 第1及び第2のリールの回転回数の和(NL
+NR)とテープ走行量即ち経過時間tとの関
係曲線に基づいて、NL+NRから直接的に走行
量即ち経過時間tを求めると、演算が複雑にな
るが、本発明では上記関係曲線に近似させた折
れ線グラフに基づいて求めるので、単純な演算
で求めることができる。
(ロ) 折れ線グラフに於ける各直線の傾きを示す定
数が予めメモリに格納されているので、テープ
走行量即ち経過時間tを求める演算を迅速に行
うことが出来る。
(ハ) 第1のリールの回転回数NLと第2のリール
の回転回数NRとの和(NL+NR)と走行量即ち
経過時間tとの関係曲線の折れ線グラフに基づ
いて走行量を求めるので、関係曲線及び折れ線
グラフは、全走行量の1/2の点を中心に対称に
なる。従つて全走行量の1/2の範囲で傾きを示
す定数を決定すれば、残りの1/2の範囲でもこ
の定数を使用することが可能になり、メモリの
記憶容量の低減が可能になる。
[実施例] 第1図に示す本発明の実施例に係わるテープレ
コーダのカウンタは、第1のリール1と第2のリ
ール2との間で走行する磁気テープ3の走行経過
時間t即ちテープ走行量を表示するように構成さ
れている。尚、テープ3は一対のリール1,2と
共にケースに収納されたカセツトテープである。
第1及び第2のリール1,2に関係して第1及
び第2の速度検出器4,5が設けられている。こ
の第1及び第2の速度検出器4,5は、一対のリ
ール1,2のリール軸に結合された円板6,7
と、この円板6,7に設けられたスリツトを検出
するための発光素子8,9及び受光素子10,1
1と、この受光素子10,11の出力を波形整形
する波形整形回路12,13とから成る。第1及
び第2の速度検出器4,5に接続された第1及び
第2のパルスカウンタ14,15は、第1及び第
2の波形整形回路12,13から得られるパルス
列のパルスを計数するものである。但し、単純に
パルス数を積算するものではなく、いずれか一方
が一定計数値(この実施例では100パルス)にな
つたらいずれもリセツトされ、再び計数を開始す
るように構成されている。従つて、パルスカウン
タ14,15からは、いずれか一方が100パルス
を計数する毎にリール1,2の回転回数に対応し
た情報が得られると共に、1〜99パルスの分解能
でテープの位置情報が得られる。上述から明らか
な如く、第1の速度検出器4と第1のカウンタ1
4とで第1の回転回数情報検出回路16が構成さ
れ、第2の速度検出器5と第2のカウンタ15と
で第2の回転回数情報検出回路17が構成されて
いる。
18はメモリであり、パルスカウンタ14,1
5から得られる回転数を示す計数出力NLa、NRb
に基づいてテープ走行量即ちテープ走行経過時間
tを演算する際に必要なn個の定数Koを格納す
るものである。なお、第3図では横軸が時間t
(テープ走行量)、縦軸が回転数NL、NRの和であ
るので、折れ線の傾きの逆数が定数Koになる。
勿論、縦軸を時間(テープ走行量)、横軸をNL
NRとすれば、折れ線の傾きが定数Koとなる。定
数Koは第1及び第2のカウンタ14,15の計
数出力のいずれか一方が一定計数値に達した時の
第1のカウンタ14の計数出力NLaと第2のカウ
ンタ15の計数出力NRbとの差(NLa−NRb)に基
づいて読み出せるようにメモリ18に格納されて
いる。
19は演算回路であり、第1及び第2のカウン
タ14,15の出力のいずれか一方が一定計数値
(100カウント)になつた時の第1及び第2のカウ
ンタ14,15の計数出力NLa、NRbと、計数出
力NLa、NRbに基いてメモリ18から読み出され
た定数Koとを使用してKo(NLa+NRb)の演算を
行つてテープ走行経過時間t即ちテープ走行量を
決定するための回路である。尚、この演算処理回
路19、メモリ18等はマイクロプロセツサで構
成されている。
20は表示器であり、演算処理回路19から得
られる経過時間tを示す信号に応答してその時間
を例えば48分16秒のように4桁表示するものであ
る。
次に、第2図〜第6図を参照して第1図の装置
を更に詳しく説明する。今、第1及び第2のリー
ル1,2が同一形状に形成されているとすれば、
供給側の第1のリール1にテープ3の全部を巻取
つた状態から第2のリール2に向つて一定走行速
度でテープを走行させた場合に於ける、第1のリ
ール1の回転回数NLと第2のリール2の回転回
数NRとの和(NL+NR)と、テープ走行経過時間
tとの関係は第2図の曲線となる。この第2図の
関係曲線は、今、第1及び第2のリール1,2の
リールハブ1a,2aの半径を夫々Rp、テープ
3の最大巻取半径を夫々Rn、テープ3の厚さを
d、テープ3の一定テープスピードをvとすれ
ば、次式となる。
上式に於いて、t以外は既知であるので、もし
マイクロコンピユータ等の演算能力があれば、上
記式に基づいて経過時間tを求めることが出来
る。しかし、一般のマイクロコンピユータによつ
て、上記の式を短時間で演算し、実質的にリアル
タイムでテープ走行経過時間tを示す出力を得る
ことは困難である。
そこで、本実施例の方式では、第2図の関係曲
線に基づいてこれに近似した第3図の折れ線グラ
フを作り、この折れ線グラフに基づいてテープ走
行時間tを決定している。第3図の折れ線グラフ
は、傾きを示す定数KoがK1〜K10の20本の直線か
ら成る。尚、経過時間t0〜t10の区間と、経過時間
t10〜t20区間とはt10を中心に対称であるので、定
数Koも対称になる。経過時間t10まではt1、t2……
t10で示すように10区分され、各区分は定数K1
K2……K9、K10の直線によつて近似されている。
従つて、任意時点までの経過時間tは1次式の演
算によつて求めることが出来る。そして、本実施
例では第3図に示す定数K1〜K10が予め、第1図
に示すマイクロプロセツサのメモリ18に格納さ
れている。
本実施例では、カウンタ14,15のいずれか
一方が100カウントする毎に、カウンタ14,1
5の出力が演算処理回路19に読み込まれ、カウ
ンタ14,15はリセツト即ちクリアされる。例
えば、一方のカウンタ15が100パルスを計数し
た時に他方のカウンタ14が60パルスを計数した
とすれば、右リール2の回転回数NRを示す情報
として100が得られ、左リール1の回転回数NL
示す情報として60が得られる。カウンタ14,1
5の上記出力と回転回数NL、NRの関係は次式で
示すことが出来る。
NL=A100 NR=A60 上式においてAは定数であり、回転回数を検出
するための速度検出器4,5がリール1,2の一
回転で1パルスを発生するように構成されている
と仮定すれば、上記定数Aは1であり、回転回数
NLは100、NRは60である。勿論、速度検出器4,
5をリール1,2の一回転にn個(複数個)のパ
ルスを発生するように構成することができる。こ
の場合には、上記定数Aは1/nになる。
ところで、第3図の折れ線グラフに基づいて経
過時間tを求める際に、経過時間の長短によつて
定数Koの値がK1〜K10まで変化する。従つて、任
意の経過時間即ちテープ巻径に対応した定数Ko
をメモリ18から読み出さなくてはならない。本
実施例では定数Koを第1及び第2のカウンタ1
4,15の出力NLa、NRbに基づいて決定してい
る。第4図はパルスカウンタ14,15の出力に
基づいて定数Koを決定することが出来ることを
示すものである。横軸がテープ走行経過時間t、
縦軸が第1及び第2のリール1,2の回転回数
NL、NRとされている第4図から明らかなよう
に、第1のリール1の微小時間の回転回数と第2
のリール2の微小時間の回転回数との比較から零
からのテープ走行経過時間t即ちテープ位置を知
ることが出来る。本実施例ではパルスカウンタ1
4,15がいずれか一方が100パルスを計数した
時点でいずれもリセツトされる。そこで、いずれ
か一方が100パルスを計数した時のカウンタ14,
15の出力に基づいてテープ位置が決定される。
例えば、ある時点で一方のカウンタ15が100パ
ルス、他方のカウンタ14が60パルスであるとす
れば、100パルスと60パルスとの比較即ち差に基
づいてテープ位置が決定される。
次に、第5図のフローチヤートと、第3図及び
この一部拡大図に相当する第6図を参照して動作
を説明する。今、テープ3を左側の第1のリール
1に全部巻き取つた状態からテープ走行を開始し
たとすれば、カウンタ14,15からリール1,
2の回転回数に対応した出力NL、NRが得られ
る。そして、第6図の微小時間Δt1だけ経過した
t01時点になると、右リール2の回転回数に対応
する値NRを検出しているカウンタ15の出力が
NR11=100になる。一方、左リール1に対応する
カウンタ14の出力は例えば100以下のNL11=a1
である。カウンタ15の出力が100になると、各
カウンタ14,15の出力即ちNL11=a1とNR11
100とが読み取られ、しかる後カウンタ14,1
5はリセツトされ、再び零から計数を開始する。
カウンタ14,15のいずれか一方が100になつ
たことがブロツク21で検出され、この時点に於
けるNL11=a1とNR11=100とが得られると、ブロ
ツク22に於いて|NLa−NRb|=|NL11−NR11
|=|a1−100|の演算が行われ、これに基づい
て経過時間の演算に必要な定数Koが決定され、
定数Koがメモリ18から読み出される。NL11
NR11の場合はKo=K1が読み出される。
次に、ブロツク23でKo(NLa+NRb)=K1(NL
11+NR11)=K1(a1+100)の演算を行う。この結
果、第6図のt0〜t01の微小時間Δt1が求められる。
ブロツク24ではレジスタ25の内容とブロツク
23の出力とが加算処理されるが、レジスタ25
の内容はこの場合零であるので、Δt1が出力さ
れ、これがレジスタ25に格納されると共に、テ
ープ種別定数を乗ずるブロツク26を介して時間
表示のブロツク27に送られ、第1図の表示器2
0でΔt1即ちt01が例えば01分00秒のように表示さ
れる。尚テープ種別定数を乗ずるブロツク26
は、60分テープ、90分テープのような種別を示す
定数を乗ずるものである。時間t01の表示の前に、
実際にはブロツク28及び29の系によつて更に
細かい表示がなされるが、これは追つて説明す
る。
カウンタ14,15はNL11+NR11=a1+100に
なるとリセツトされるので、再び零から計数を開
始し、Δt2時間後にカウンタ15が再び100にな
り、NL12+NR12=a2+100の出力が得られると、
NL12=a2とNR12=100とに基づいて再びKoの選択
がブロツク22で行われる。そして、この場合は
K1が再び選ばれる。しかる後、ブロツク23で
K1(NL12+NR12)=K1(a2+100)の演算がなされ、
第6図のt01からt02までの微小時間Δt2が求められ
る。そして、このΔt2がブロツク24に送られ、
レジスタ25の内容Δt1と加算され、Δt1+Δt2
出力即ち経過時間t02の出力が得られ、これがレ
ジスタ25に格納されると共に、時間表示ブロツ
ク27に送られ、Δt1+Δt2に対応する表示がな
される。今、t02までの表示について述べたが、
この後も順次に同様な動作でテープ走行経過時間
が表示される。
上述の如く、カウンタ14,15のいずれか一
方が100カウントする毎に時間表示しても、テー
プ走行時間tを間欠的に知ることが出来る。しか
し、本実施例では更に詳しく時間経過表示するた
めに、例えば第6図のt0〜t01区間でカウンタ15
から刻々と得られる1から99までの値及びカウン
タ14から刻々と得られる1からa1までの値に基
づいてブロツク28に示す如くKo(NLa+NRb)の
演算をなす。即ち、ブロツク21でカウンタ1
4,15の出力が100でないことが検出されてい
る時には、NLa=1〜a1、NRb=1〜99とKoに基
づいてKo(NLa+NRb)の出力を順次に送出する。
なお、ブロツク22によつてKo=K1が選択され
るまではKoの値が不明であるので、この実施例
ではほぼ中間のKo=K4を定数として使用する。
従つて、最初の100パルスが発生するまでは、ブ
ロツク28の出力は必ずしも適切な値でない。し
かし、第6図のt01時点が経過した後にはこの時
点で求めたK1を使用する。従つて、この時点か
らは比較的正確な時間信号がブロツク28から得
られる。ブロツク28の演算結果は、ブロツク2
9に送られ、レジスタ25の内容と加算される。
第6図のt01時点まではレジスタ25の内容が零
であるので、結局、ブロツク28から刻々得られ
るKo(NLa+NRb)の出力が時間表示される。第6
図のt01が経過した後に於いては、t01時点でレジ
スタ25に格納されたK1(a1+100)に対応する
Δt1にブロツク28から得られる時間が加算され
て表示される。これにより、レジスタ25から得
られる階段状出力(間欠的出力)の間を補なつた
時間表示が可能になる。
第1のリール1にテープ3の一部のみが巻回さ
れいる状態からテープ走行を開始しても、前述し
た最大巻径からの走行開始と同様に、テープ走行
開始時点からのテープ走行時間を表示することが
出来る。今、第6図のt20時点に対応するテープ
巻径状態からテープ走行を開始したとすれば、
t20からΔt1経過したt21時点で第2のカウンタ15
の出力NR21が100になり、第1のカウンタ14の
出力NL21がb1になる。このように、テープの走行
が開始してΔ(NL+NR1だけ経過し、NLa=NL21
=b1、NRb=NR21=100になると、ブロツク22
によつてb1と100とから定数Koを決定することが
可能になる。そこで、演算に必要な定数Ko=K2
を選択し、ブロツク23でK2(b1+100)の演算
を行う。これによつて、t20からt21までの微小時
間Δt1を求めることが出来る。レジスタ25は走
行開始時にリセツトされているので、t21では内
容が零である。従つて、ブロツク24の出力は
Δt1となり、これがレジスタ25に格納され、且
つブロツク27で時間表示される。カウンタ1
4,15はt21でリセツトされた後に再び0から
計数を開始し、t22時点で、一方のカウンタ15
の出力が再び100になり、他方のカウンタ14の
出力がb2になる。そこで、NL22=b2とNR22=100
とに基づいて定数Ko=K2を選択し、再びブロツ
ク23でK2(b2+100)の演算をなし、第6図の
t21〜t22の時間Δt2を求める。レジスタ25には
Δt1が格納されているので、ブロツク24から
Δt1+Δt2の出力が得られ、これがレジスタ25
に新たに格納されると共に、ブロツク27で時間
表示される。なお、ブロツク28,29に基づく
細かい時間表示は、t01まで及びt02までの場合と
同様になされる。
上述から明らかな如く本実施例には次の利点が
ある。
(A) 予めメモリ18に折れ線近傍の定数Koを格
納し、これを利用してテープ走行経過時間を求
めるので、比較的簡単にテープ走行経過時間の
表示を行うことが可能になる。
(B) いずれか一方が100パルス計数毎にカウンタ
14,15をリセツトする方式であるので、任
意のテープ巻径からのテープ走行時間即ちテー
プ走行量を容易に表示することが出来る。
(C) 第5図のフローチヤートに於いて、ブロツク
23の演算の他に、ブロツク28の演算も行う
よう構成されているので、細かい時間表示を容
易に行うことが出来る。
次に、第7図に示す本発明の別の実施例を示す
テープ走行装置のカウンタについて述べる。但
し、第5図と共通する部分には同一の符号を付し
てその説明を省略する。この実施例の回路構成
は、第1図と実質的に同じである。しかし、パル
スカウンタ14,15がいずれか一方が100パル
ス計数してもリセツトされないように構成されて
いる。また、演算処理回路19による演算方式が
単純化されている。第7図の実施例でも第1図の
メモリ18に相当するものに、第3図に示す折れ
線グラフの定数Ko(K1〜K10)を格納する。
この方式では、テープ走行開始後にカウンタ1
4,15をリセツトしないのでカウンタ14,1
5の出力NL、NRは増大を続けける。第5図の方
式に於けるカウンタ14,15のリセツトの代わ
りに、第7図の方式ではカウンタ14,15の出
力NL、NRの読み取りを所定時間に間欠的に行
う。これにより、n回目の読み取り時のカウンタ
出力NLo、NRoが得られる。所定時間毎にカウン
タ14,15の出力がNLo-1、NRo-1、NLo、NRo
NLo+1、NRo+1のように読み取られれば、この読
み取り値に基づいて定数Koを決定する。即ち、
テープ走行量(走行時間)と一対のリールの回転
回数を示すカウンタ出力NR、NLは第4図に示す
ように決められた曲線に沿つて変化するので、カ
ウンタの出力情報で第3図の傾きに関係する定数
Koを決定することができる。第7図のブロツク
22に示すようにカウンタ出力NLo、NRoに対応
する定数Koをメモリから読み出し、Koを決定し
たら、次にブロツク23に従つて次の演算を行
う。
Ko{(NLo+NRo)−(NLo-1+NRo-1)} ここで、NLo、NRoはカウンタ14,15の出
力のn回目の読み取り値であり、NLo-1、NRo-1
はカウンタ14,15の出力のn−1回目の読み
取り値である。ブロツク23における(NLo
NRo)−(NLo-1+NRo-1)の演算によつてn−1回
目の読み取りからn回目の読み取りまでのリール
1,2の回転回数を示す情報即ち第5図に示す実
施例における((NLa+NRb)に相当する値が得ら
れる。従つて、第7図のブロツク23に従つて
NLo+NRo)−(NLo-1+NRo-1)に定数Koを乗算す
れば、n−1回目の読み取りからn回目の読み取
りまでのテープ走行量(走行時間)が求まる。レ
ジスタ25にはn−1回目の読み取りまでのテー
プ走行量(走行時間)が蓄えられているので、ブ
ロツク24においてレジスタ25の値を読みだ
し、ここにn−1回目の読み取りからn回目の読
み取りまでのテープ走行量(走行時間)を積算
し、これをレジスタ25の内容を更新する。レジ
スタ25の値はブロツク26に送られ、第5図と
同一の処理がなされる。第7図の方式においても
第5図と同様に、第2のリール2に於けるテープ
3の巻取りが零の状態からテープ走行を開始した
時のテープ走行量(テープ走行時間)を知ること
ができると共に、第2のリール2にテープ3があ
る程度巻取られた状態からテープ走行を開始した
時のテープ走行量(テープ走行時間)を知ること
ができる。また、リール1,2の回転回数に基づ
いてテープ走行量(テープ走行時間)を知る方式
であるので、定速走行に限ることなく、早送り及
び巻き戻しの高速走行時においてもテープ走行量
を知ることができる。
〔変形例〕
本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、変形可能なものである。例えば、メモリ1
8、演算処理回路19等をマイクロプロセツサに
よつて構成せずに、個別回路で構成してもよい。
また、速度検出回路4,5を磁電変換素子を使用
して構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わるテープ走行装
置のカウンタを示すブロツク図、第2図は第1図
の装置の第1及び第2のリールの回転回数の和
(NL+NR)とテープ走行経過時間tとの関係曲
線図、第3図は第2図の曲線に近似の折れ線グラ
フを示す図、第4図は第1図の装置の第1及び第
2のリールの回転回数とテープ走行経過時間との
関係を示す図、第5図は第1図の装置による時間
表示のための流れ図、第6図は第3図の一部を拡
大してテープ走行経過時間の求め方を示す図、第
7図は本発明の別の実施例のカウンタを説明する
ための流れ図である。 1…第1のリール、2…第2のリール、3…テ
ープ、4…第1の速度検出器、5…第2の速度検
出器、14…第1のパルスカウンタ、15…第2
のパルスカウンタ、16…第1の回転回数情報検
出回路、17…第2の回転回数情報検出回路、1
8…メモリ、19…演算処理回路、20…表示
器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1のリールから第2のリールにテープを走
    行させるためのテープ走行装置の前記第1及び第
    2のリールの回転速度に対応した繰返し周波数で
    パルスを発生する第1の及び第2の速度検出回路
    と、 前記第1及び第2の速度検出回路から得られる
    パルスをそれぞれ計数し、いずれか一方が一定計
    数値に達した時にそれぞれリセツトされる第1及
    び第2のカウンタと、 前記第1のリールに前記テープの全部が巻き取
    られている状態で前記テープの走行を開始した場
    合に於ける、テープ走行量の変化と共に変化する
    前記第1のリールの回転回数NLと前記第2のリ
    ールの回転回数NRとの和(NL+NR)とテープ走
    行量との関係曲線に近似する折れ線グラフの各直
    線の傾きに対応する定数Koが前記第1及び第2
    のカウンタの計数出力のいずれか一方が前記一定
    計数値に達した時の前記第1のカウンタの計数出
    力NLaと第2のカウンタの計数出力NRbとの差
    (NLa−NRb)に基づいて読み出せるように予め格
    納されているメモリと、 前記第1及び第2のカウンタの計数出力のいず
    れか一方が前記一定計数値に達した時の前記第1
    のカウンタの計数出力NLaと第2のカウンタの計
    数出力NRbとの差(NLa−NRb)を求め、この差
    (NLa−NRb)に対応する前記定数Koを前記メモリ
    から読み出し、 Ko(NLa+NRb) の演算をして前記第1及び第2のカウンタのリセ
    ツト時点から前記一定計数値に達するまでの単位
    テープ走行量を求める動作を繰返し、この繰返し
    によつて順次に得られる前記単位テープ走行量を
    積算してテープ走行開始時点からテープ走行量を
    決定するように構成された演算処理回路と、 前記演算処理回路から得られた前記テープ走行
    量を示す信号に対応した表示をなす表示器とから
    成るテープ走行装置のカウンタ。 2 第1のリールから第2のリールにテープを走
    行させるためのテープ走行装置の前記第1及び第
    2のリールの回転速度に対応した繰返し周波数で
    パルスを発生する第1及び第2の速度検出回路
    と、 前記第1の及び第2の速度検出回路から得られ
    るパルスをそれぞれ計数し、前記第1及び第2の
    リールの回転回数を示す計数出力NLo、NRoを発
    生する第1及び第2のカウンタと、 前記第1のリールに前記テープの全部が巻き取
    られている状態で前記テープの走行を開始した場
    合に於ける、テープ走行量の変化と共に変化する
    前記第1のリール回転回数NLと前記第2のリー
    ルの回転回数NRとの和(NL+NR)とテープ走行
    量との関係曲線に近似する折れ線グラフの各直線
    の傾きに対応する定数Koが前記第1のカウンタ
    の計数出力NLoと前記第2のカウンタの計数出力
    NRoとの対応で読み出せるように予め格納されて
    いるメモリと、 前記第1のカウンタの計数出力NLoと第2のカ
    ウンタの計数出力NRoとに基づいて前記メモリの
    前記定数Koを選択し、 Ko{(NLo+NRo)−(NLo-1+NRo-1)}(但し、
    NLo、NRoは第1及び第2のカウンタのn回目の
    読取り出力、NLo-1、NRo-1はn−1回目の読取
    り出力)の演算をしてn−1回目の読み取り時点
    からn回目の読取り時点までの単位テープ走行量
    をもとめ、この単位テープ走行量を積算してテー
    プ走行開始時点からn回目の読み取り時点までの
    テープ走行量を決定するように構成された演算処
    理回路と、 前記演算処理回路から得られた前記テープ走行
    量を示す信号に対応した表示をなす表示器とから
    成るテープ走行装置のカウンタ。
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