JPH0434040Y2 - - Google Patents

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JPH0434040Y2
JPH0434040Y2 JP1985106456U JP10645685U JPH0434040Y2 JP H0434040 Y2 JPH0434040 Y2 JP H0434040Y2 JP 1985106456 U JP1985106456 U JP 1985106456U JP 10645685 U JP10645685 U JP 10645685U JP H0434040 Y2 JPH0434040 Y2 JP H0434040Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、活字素子を打撃して印字する活字
インパクト形式の印字装置に装着される印字ハン
マ装置に関する。
[従来技術] 例えば、特開昭55−86777号公報に示す従来の
印字ハンマ装置にあつては、励磁コイルが巻回さ
れたコイルボビンを収容するヨークと、後部に前
記ヨークの前端内周面に係止するフランジを有し
た外筒と、前記外筒の前端部に挿嵌される前部軸
受と、前記ヨークの後端部に挿嵌される後部軸受
と、前記前部および後部軸受に摺動可能に夫々支
持されるハンマシヤフトとプランジヤとを一体に
有したハンマと、前記前部軸受部とプランジヤと
の間に取り付けられるコイルスプリングとから構
成されたものが知られている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら上記した従来の印字ハンマ装置に
あつては、外筒およびヨークに対する前部および
後部軸受の挿嵌位置状態によりハンマの打撃スト
ローク、したがつて打撃力が決定されるため、均
一な打撃力となるように組み立てるには、前記外
筒およびヨークに対して夫々の軸受を正確に挿嵌
して組み立てなければならなかつた。このため、
印字ハンマ装置の組み付け作業性が悪かつた。
また、外筒およびヨークに挿嵌された各軸受は
内蔵されたコイルスプリングの弾性力によりヨー
クから抜け出す方向へ付勢されているため、経時
使用にともなつて各軸受の挿嵌位置状態が変化し
てハンマの打撃ストローク、したがつて打撃力が
変わつて均一な打撃力を長期にわたつて得られな
い問題を有している。
特に、前部軸受にあつては、ハンマの打撃駆動
時に弾性変形したコイルスプリングにより過大な
負荷が作用するため、外筒から前部軸受が抜け出
し易かつた。
[考案の目的] 本考案は、上記した従来の欠点を解決するため
に考案されたものであり、その目的とするところ
は、コイルボビンに対して軸受部材を簡易、かつ
正確に組み付けて均一なインパクト力を得ること
が可能な印字ハンマ装置を提供することにある。
また、本考案の他の目的は、経時使用にともな
つてコイルボビンに対する軸受部材が位置ずれし
て打撃力が不均一になるのを防止することが可能
な印字ハンマ装置を提供することにある。
[考案の構成] このため本考案は、外周に励磁コイルが巻回さ
れたコイルボビンと、該コイルボビンの中心部に
設けられ、前後に支持孔及び軸支孔を有するとと
もに後端部にコイルボビンの後端面に当接する段
部を有する軸受部材と、該軸受部材の支持孔及び
軸支孔に摺動可能に支持される印字ハンマと、前
記軸受部材内に装着され、打撃駆動された印字ハ
ンマを初期位置に弾性復帰させるとともに前記軸
受部材の段部が前記コイルボビンの後端面に当接
するように付勢するばね手段と、前記印字ハンマ
が初期位置に復帰したときに印字ハンマの非打撃
側端部が当接する衝撃受け体と、前記衝撃受け体
を移動可能に支持する支持手段と、前記衝撃受け
体の移動に伴つて弾性変形可能な弾性部材とを備
え、印字ハンマ及びばね手段を、支持手段により
衝撃受け体を介して抜け止めしたことを特徴とし
ている。
[考案の作用] 本考案は上記のように構成されるため、コイル
ボビンの中心部に軸受部材を挿入してその段部
を、該コイルボビンの後端面に当接させることに
よりコイルボビンに対して軸受部材を正確、かつ
簡易に位置決めして取り付けることができる。
また、支持孔および軸支孔を有した軸受部材に
印字ハンマを軸線方向へ摺動可能に支持して組み
立てるため、支持孔および軸支孔の軸心がずれる
ことがなく、軸受部材に対する印字ハンマの摺動
抵抗を一定にしてほぼ均一な打撃力を得るように
組み立てることができる。
さらに、組み立て後にあつては、ばね手段の弾
性力により軸受部材の段部が常にコイルボビンの
後端面に当接して抜け出すことが防止されるた
め、軸受部材に支持された印字ハンマの打撃スト
ローク、したがつてその打撃力を一定に保つこと
ができる。
[実施例] 以下、本考案を、活字ホイール形式のプリンタ
に実施した一実施例に従つて説明する。
本考案に係る活字ホイール形式のプリンタの概
略を示す第1図において、プリンタ1の左右一対
のフレーム(図示せず)間にはプラテン3が回転
可能に支持される。該プラテン3にはステツプモ
ータ、DCモータ等のプラテン駆動モータ5が連
結され、該プラテン駆動モータ5の駆動に伴つて
前記プラテン3が所要の方向に回転し、該プラテ
ン3に装着された印字用紙7が紙送りされる。前
記フレーム間には2本のキヤリツジガイド9が前
記プラテン3の軸線と平行に横架される。該キヤ
リツジガイド9にはキヤリツジ11がキヤリツジ
ガイド9の軸線方向へ摺動可能に支持される。そ
して該キヤリツジ11にはステツプモータ、DC
モータ等のキヤリツジ駆動モータ13がタイミン
グベルト14を介して連結され、該キヤリツジ駆
動モータ13の駆動に伴つて前記キヤリツジ11
がプラテン3の印字行と平行に往復動される。前
記キヤリツジ11にはステツプモータ等の活字選
択モータ15が取付けられる。該活字選択モータ
15の回転軸にはホイールカセツト(図示せず)
内に収容された活字ホイール17が着脱可能に取
付けられる。該活字ホイール17は円盤状のボス
部17aと該ボス部17aの外周にて放射方向に
延びる多数のスポーク部17bと各スポーク部1
7bの先端に取付けられた活字部17cとから構
成される。前記活字選択モータ15には後述する
印字ハンマ装置19がステー21を介して取付け
られる。そして該印字ハンマ装置19は印字デー
タに基づいて印字位置に選択的に回動された活字
部17cを、該活字部17cに応じた所要のイン
パクト力にて後述する印字リボンを介して印字用
紙7へ打撃する。前記キヤリツジ11にはリボン
カセツト(図示せず)が交換可能に取付けられ、
該リボンカセツト内には印字リボン(図示せず)
が折畳み収容される。そして前記リボンカセツト
の両腕部間には前記印字リボンが、前記印字用紙
7と活字部17cとの間に位置するように張設さ
れる。
印字ハンマ装置の分解状態を示す第2図、組立
られた印字ハンマ装置の中央縦断面を示す第3図
において、印字ハンマ装置19の前部フレーム2
3は金属板にて、前端支持部23aと後方(非打
撃側)に向つて延びる左右一対のアーム部23b
とを有し、平面が略コ字状に形成される。そして
前記前端支持部23aの中央部には支持孔23c
が形成され、該支持孔23cに後述する軸受部材
31の前端軸支部31aが支持される。前記前端
支持部23aの上下端には掛止片23dが後方に
向つて延びるように形成され、該掛止片23dは
後述する前部ヨーク25の凹部25bに掛止され
る。また、前記アーム部23bの後端部には切欠
き23eが夫々形成され、該切欠き23eに後述
する後部ヨーク29の突片29c及び後部フレー
ム45の固定片45eが夫々係合される。
前記前部フレーム23のアーム部23b間には
磁性体からなる前部ヨーク25が取付けられる。
該前部ヨーク25の中央部には貫通孔25aが形
成され、該貫通孔25aには後述する軸受部材3
1が挿通される。また、前記前部ヨーク25の上
下端部には凹部25bが形成され、該凹部25b
に前記掛止片23dが掛止される。前記前部フレ
ーム23のアーム部23b間にはコイルボビン2
7が前部ヨーク25の後方に取付けられる。該コ
イルボビン27は中心部に軸受部材31が挿通す
る軸支孔27aを有し、円筒状のコイル巻回部2
7bと該コイル巻回部27bの前後両端部に一体
形成された一対の鍔部27c,27dとから構成
される。そして前記コイル巻回部27bの外周に
は励磁コイル28が所要の巻数で巻回されてい
る。前方の鍔部27c前面には前記前部ヨーク2
5に応じた形状の凹所27fが形成され、該凹所
27fに前記前部ヨーク25が掛止される。ま
た、後方の鍔部27c後面には後述する後部ヨー
ク29の形状に応じた凹所27eが形成され、該
凹所27eに前記後部ヨーク29が掛止される。
前記前部ヨーク23のアーム部23b間には磁性
体からなる後部ヨーク29が前記コイルボビン2
7の後方に取付けられる。該後部ヨーク29の中
心部には軸受部材31が挿通する貫通孔29aが
形成される。また、後部ヨーク29の左右端部に
は突片29cが前記切欠き23eに応じて一体形
成され、該突片29cが切欠き23eに掛止され
る。
前記支持孔23c、貫通孔25a、軸支孔27
a、貫通孔29a内には合成樹脂製の軸受部材3
1が挿通される。該軸受部材31は前端軸支部3
1aと後端軸支部31bとが一体形成される。前
記前端軸支部31aの中心部には支持孔31cが
形成される。前記後端軸支部31bの中心部には
軸支孔31dが形成される。また、前記後端軸支
部31bの外周側には筒状の段部31eが前記コ
イルボビン27の後端面に取り付けられた後部ヨ
ーク29後端面へ当接して係止するように一体形
成され、該段部31eとコイルボビン27後端面
との当接によりコイルボビン27に対して軸受部
材31が位置決めされる。前記軸受部材31内に
は印字ハンマ37が軸線方向へ移動可能に支持さ
れる。該印字ハンマ37は磁性体にて、活字部1
7cを打撃する打撃部37aと軸部37bとから
構成される。前記打撃部37aは前端軸支部31
aの支持孔31cに摺動可能に支持されると共に
軸部37bは後端軸支部31bの軸支孔31dに
摺動可能に支持される。そして前記前端軸支部3
1aと軸部37bとの間にはばね手段を構成する
圧縮ばね39が装着される。該圧縮ばね39はそ
の弾性力により前記印字ハンマ37が、常に第3
図に示す初期位置に向うように付勢している。
尚、前記印字ハンマ37の打撃部37aには溝部
37cが形成され、該印字ハンマ37の重量を少
なくして印字ハンマ37の打撃応答性を高めてい
る。
前記後部ヨーク29の後端面には衝撃受け体と
してのハンマ受け41が取付けられる。該ハンマ
受け41は前記軸受部材31の段部31eが挿嵌
される支持孔41aと該支持孔41aより小径状
で印字ハンマ37の軸部37bが挿入可能な凹部
41bとを有したカツプ状に形成され、前方外周
にフランジ41cが設けられている。そして前記
ハンマ受け41の後方外周には弾性部材としての
円筒ゴム43が挿嵌される。前記ハンマ受け41
の後方には支持手段を構成する後部フレーム45
が取付けられる。該後部フレーム45は中心部に
透孔45cを有したリング部45aと該リング部
45aの両側にて前方に延びる一対の固定アーム
部45bとが一体形成される。そして透孔45c
は前記ハンマ受け41が通過可能な内径に形成さ
れ、リング部45aが前記円筒ゴム43の後端面
に当接する。これにより前記コイルボビン27に
挿嵌された軸受部材31が前記ハンマ受け41を
介して抜け止めされる。また、前記固定アーム部
45bの前端部には外方に向つて延びる固定段部
45dと固定段部45dから前記切欠き23eに
向つて延びる固定片45eとが形成され、該固定
片45eは前記切欠き23eに掛止される。尚、
図中47は前記ハンマ受け41の凹部41b内に
圧入固定される合成樹脂製の衝突板である。
次に上記構成からなる印字ハンマ装置19の組
立方法を第2図及び第4図に従つて説明する。
第2図及び組立てられた印字ハンマ装置の概略
を示す第4図において、前方の鍔部27c前面の
凹所27fに前部ヨーク25を、また後方の鍔部
27d後面の凹所27eに後部ヨーク29を夫々
掛止し、コイルボビン27に対し前部ヨーク25
及び後部ヨーク29が夫々位置決めした状態で取
付けられる。そして上記のように前部ヨーク25
及び後部ヨーク29が取付けられたコイルボビン
27が一対のアーム部23b間に装着されると、
前部ヨーク25の凹部25bに掛止片23dが、
また前部フレーム23の切欠き23eに後部ヨー
ク29の突片29cが夫々掛止される。これによ
り前部フレーム23に対し、前部ヨーク25とコ
イルボビン27及び後部ヨーク29とが位置決め
した状態で取付けられる。
そして後部ヨーク29の後方から後部ヨーク2
9の貫通孔29aを介して前記コイルボビン27
の軸支孔27a内に軸受部材31が挿入される
と、該軸受部材31の前端部は支持孔23cを挿
通して前端支持部23aに支持される。このと
き、軸受部材31の段部31eが後部ヨーク29
の後端面に当接し、コイルボビン27に対して軸
受部材31が位置決めされる。そして軸受部材3
1内に、圧縮ばね39が装着された印字ハンマ3
7が挿入されると、該印字ハンマ37の打撃部3
7aが前端軸支部31aの支持孔31cに、また
印字ハンマ37の軸部37bが後端軸支部31b
の軸支孔31dに夫々摺動可能に支持される。こ
れにより前記コイルボビン27に対して印字ハン
マ37が位置決めされる。
次に上記のように取付けられた軸受部材31の
後端部に対し、段部31eと支持孔41aとが挿
嵌するように、外周に円筒ゴム43が装着された
ハンマ受け41を取付ける。これにより軸受部材
31に対しハンマ受け41が位置決めした状態で
取付けられる。このとき、軸受部材31の後端部
から突出して凹部41b内に挿入された印字ハン
マ37における軸部37bの非打撃側端部が衝突
板47に当接する。
次に上記のように取付けられたハンマ受け41
の後方に対し、切欠き23eに固定片45eが掛
止するように後部フレーム45を取付ける。そし
て切欠き23eに固定片45eが掛止した状態で
前部フレーム23のフレーム部23b後端部を固
定段部45d側に折曲して前部フレーム23と後
部フレーム45とが一体化される。このとき、リ
ング部45aが円筒ゴム43の後端面に当接する
とともに透孔45cを介してハンマ受け41が移
動可能に支持される。これにより前記コイルボビ
ン27に挿嵌された軸受部材31を、ハンマ受け
41を介して抜け止めして印字ハンマ装置19が
組立てられる。
また、上記状態にて印字ハンマ37の後端がハ
ンマ受け41の内面に当接しているため、軸受部
材31はその段部31eが圧縮ばね39の弾性力
により常に後部ヨーク29の後端面へ当接するよ
うに付勢されている。
次に上記のように組立てられた印字ハンマ装置
の作用を第3図、第5図及び第6図に従つて説明
する。
第3図及び印字ハンマ装置19の駆動状態を示
す第5図において、通常印字ハンマ37は圧縮ば
ね39の弾性力により第3図に示す初期位置に移
動している。この状態にて印字ハンマ37の非打
撃側端部は凹部41b内に挿入して衝突板47に
当接している。
上記状態にて励磁コイル28に、印字データに
基づいた所要のインパクト力の電圧が印加される
と、前部フレーム23と後部ヨーク25と後部ヨ
ーク29と印字ハンマ37との間に形成される磁
気回路に基づいて磁界が発生し、該磁界により印
字ハンマ37が圧縮ばね39の弾性力に抗して第
3図に示す初期位置から第5図に示す実線矢印方
向に移動する。これにより印字ハンマ37の打撃
部37aは前記印字データに基づいて印字位置に
回動された活字部17cを、所要のインパクト力
にて印字リボンを介して印字用紙7へ打撃し、印
字データが活字インパクト形式にて印字される。
印字ハンマ37の復帰作用を示す第6図におい
て、上記印字動作後に励磁コイル28の励磁が解
除されると、印字ハンマ37は圧縮ばね39の弾
性力により第6図に示す実線矢印方向へ復帰移動
する。このとき、凹部41b内に挿入された印字
ハンマ37における軸部37bの非打撃側端部
が、前記圧縮ばね39の弾性力に応じた復帰エネ
ルギにて衝突板47を介してハンマ受け41に衝
突し、該ハンマ受け41を印字ハンマ37の復帰
方向へ移動させる。このとき、透孔45cを介し
てハンマ受け41の移動が許容されるが、透孔4
5cを除いた平面部45aが円筒ゴム43の後端
面に当接しているため、ハンマ受け41の移動に
伴つてそのフランジ41cにより円筒ゴム43が
弾性変形してハンマ受け41の移動を緩衝し、印
字ハンマ37の復帰に伴うハンマ受け41の2次
バウンドを防止している。これにより、印字ハン
マ37の復帰エネルギはハンマ受け41の重量及
び円筒ゴム43の弾性により吸収される。そして
円筒ゴム43の弾性力により前記ハンマ受け41
を、該ハンマ受け41が後部ヨーク29の後端面
に当接するまで戻して、印字ハンマ37を初期位
置に安定させる。
このように本実施例は、前部フレーム23と前
部ヨーク25とコイルボビン27及び後部ヨーク
29に挿嵌される軸受部材31より、コイルボビ
ン27に対して印字ハンマ37が位置決めされる
とともに後部フレーム45によりハンマ受け41
を介して軸受部材31を抜け止めすることによ
り、各種の部品を容易に位置決めしながら印字ハ
ンマ装置19を組立ることが可能である。
また、コイルボビン27に軸受部材31を取り
付ける際、その段部31eをコイルボビン27の
後端面に取り付けられた後部ヨーク29の後端面
へ当接させることにより両者を正確、かつ簡易に
位置決めして組み立てることができる。
さらに、組み立て後にあつては、圧縮ばね39
の弾性力によりコイルボビン27の後端面に取り
付けられた後部ヨーク29後端面と軸受部材31
の段部31eとの当接状態を維持してコイルボビ
ン27と軸受部材31との位置決め状態を保持す
ることができ、印字ハンマ37の打撃ストロー
ク、したがつて打撃力をほぼ一定にすることがで
きる。
このように本考案は、コイルボビンに対して軸
受部材を簡易、かつ正確に組み付けて均一なイン
パクト力を得ることが可能な印字ハンマ装置を提
供することができる。
また本考案は、経時使用にともなつてコイルボ
ビンに対する軸受部材が位置ずれして打撃力が不
均一になるのを防止することが可能な印字ハンマ
装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は活字ホイール形式のプリンタの概略を
示す斜視図、第2図は印字ハンマ装置の分解状態
を示す分解斜視図、第3図は組立てられた印字ハ
ンマ装置の中央縦断面を示す断面図、第4図は組
立られた印字ハンマ装置の斜視図、第5図及び第
6図は作用を示す断面図である。 図中19は印字ハンマ装置、27はコイルボビ
ン、27aは軸支孔、28は励磁コイル、31は
軸受部材、31eは段部、37は印字ハンマ、3
9はばね手段としての圧縮ばね、41は衝撃受け
体としてのハンマ受け、43は弾性部材としての
円筒ゴム、45は支持手段としての後部フレーム
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外周に励磁コイルが巻回されたコイルボビン
    と、 該コイルボビンの中心部に設けられ、前後に支
    持孔及び軸支孔を有するとともに後端部にコイル
    ボビンの後端面に当接する段部を有する軸受部材
    と、 該軸受部材の支持孔及び軸支孔に摺動可能に支
    持される印字ハンマと、 前記軸受部材内に装着され、打撃駆動された印
    字ハンマを初期位置に弾性復帰させるとともに前
    記軸受部材の段部が前記コイルボビンの後端面に
    当接するように付勢するばね手段と、 前記印字ハンマが初期位置に復帰したときに印
    字ハンマの非打撃側端部が当接する衝撃受け体
    と、 前記衝撃受け体を移動可能に支持する支持手段
    と、 前記衝撃受け体の移動に伴つて弾性変形可能な
    弾性部材と、 を備え、印字ハンマ及びばね手段を、支持手段に
    より衝撃受け体を介して抜け止めしたことを特徴
    とする印字ハンマ装置。
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