JPH04339355A

JPH04339355A - ディスクチェンジャー装置

Info

Publication number: JPH04339355A
Application number: JP11164191A
Authority: JP
Inventors: Kohei Sunaga; 耕平須永
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1991-05-16
Filing date: 1991-05-16
Publication date: 1992-11-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、オートチェンジャー
・レーザーディスクプレーヤなどのディスク再生装置に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図６は従来のディスク再生装置の概略構
成を示す斜視図、図７および図８図は図６を矢印Ｂ方向
から視た側面図であり、同図において、１ａはディスク
、２ａはディスク１ａを収納するディスクトレイ、３は
ディスクトレイ２ａの複数個を上下方向に配置して水平
方向に出し入れ可能に載置するトレイガイド、６ａ，６
ｂは光ヘッド部で、上記トレイガイド３の上下両側に配
置されており、上記ディスク１ａの情報の再生等を行な
う光ヘッド４、ディスク１ａに回転を与えるターンテー
ブル５などから構成されている。７はディスクチャッキ
ング部材、８はパンタグラフなど光ヘッド部４の昇降部
材、９，１０は上記上下の光ヘッド部６ａ，６ｂの昇降
部材８を支持するベース、１１はディスク移動部材で、
上記トレイガイド３に対してディスクトレイ２ａを水平
方向に移動させて出し入れするディスク出し入れ機構（
図示せず）を備えている。

【０００３】つぎに、上記構成の動作について説明する
。まずにディスク１ａを再生したい場合は、図７に示す
ように、ディスクトレイ２ａに収納されているディスク
１ａを、ディスク移動部材１１が備えているディスク出
し入れ機構を介してディスクトレイ２ａごとＣ１方向に
トレイガイド３内から引き出して、ディスク移動部材１
１上に載せる。ついで、そのディスク移動部材１１がＤ
１方向に上昇移動して、図８に示すように、ディスクト
レイ２ａおよびディスク１ａを光ヘッド６ａのある高さ
まで移送する。

【０００４】次に、上記ディスク出し入れ機構によりデ
ィスクトレイ２ａがＣ２方向に、つまり光ヘッド部６ａ
側に押し出されて、図９に示すように、ディスク１ａの
中心孔センターがターンテーブル５のセンターと一致す
る状態となる。この状態から昇降部材８により光ヘッド
部６ａの全体がＤ１方向に上昇されので、ディスクトレ
イ２ａ内のディスク１ａがターンテーブル５により持ち
上げられ、図１０に示すように、ディスクトレイ２ａか
ら浮き上げられると同時に、チャッキング部材７に押し
付けられてチャッキングされる。チャッキングが終了す
ると、ターンテーブル５が回転し、光ヘッド部６ａの光
ヘッド４がディスク１ａの情報を再生する。

【０００５】この再生時に、つぎに再生したいディスク
１ａがセレクトされると、ディスク移動部材１１がＤ２
方向に移動し、セレクトされたディスク１ａの収納され
ているディスクトレイ２ａの高さ位置まで移動して、上
述と同様な動作により、ディスクトレイ２ａおよびディ
スク１ａを光ヘッド部６ｂに移動させる。この光ヘッド
部６ｂは上記光ヘッド部６ａでの再生終了後に、ディス
ク１ａの情報の再生を行なう。つぎに、再生の終了した
ディスク１ａを元のトレイガイド３の位置に戻すために
、ディスク移動部材１１は光ヘッド部６ａの高さ位置ま
で移動し、上述の動作とは逆に、光ヘッド部６ａが昇降
部材８により下降されることにともなって、ターンテー
ブル５に載っているディスク１ａを下げてディスクトレ
イ２ａに収納させる。ついで、ディスク移動部材１１側
のディスク出し入れ機構によりディスクトレイ２ａごと
光ヘッド部６ａからディスク移動部材１１側に引き込み
移動される。

【０００６】その後、ディスク移動部材１１がＤ２方向
に下降して、ディスク１ａが載置収納されていた個所に
まで移動し、ここで上記ディスク出し入れ機構を介して
ディスク１ａおよびディスクトレイ２ａがトレイガイド
３の所定の個所に戻される。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】従来のディスク再生装
置は上記のように構成されているので、ディスク１ａを
トレイガイド３から取り出して実際に再生するまでの行
程が多いために、上述したように、２個の光ヘッド部６
ａ，６ｂを設けねば、ディスク１ａの交換速度が遅くな
り、このように２個の光ヘッド部６ａ，６ｂを設けると
、装置全体のコストアップは避けられないという問題が
あった。また、ディスクトレイ２ａをトレイガイド３か
ら完全に取り出し、再生終了後に元に戻す動作を行なう
ものであるから、メカニズムとして精巧で、かつ高い精
度のものが必要となり、これが一層のコストアップの要
因になっていた。

【０００８】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、１つの光ヘッド部を用いて、安
価に構成しながらも、ディスクの交換速度を速めること
ができるディスク再生装置を提供することを目的とする
。

【０００９】

【課題を解決するための手段】この発明に係るディスク
再生装置は、ディスクを収納するディスクトレイの複数
個を上下方向に配置して水平方向に出し入れ可能に載置
するトレイガイドに沿って光ヘッド部を上下に移動させ
る手段と、光ヘッド部が所定の上下方向位置に達したと
き上記トレイガイドからディスクトレイを引き出す手段
と、引き出されたディスクトレイからディスクを浮き上
がらせてチャッキングし情報の再生を行なう手段とを具
備していることを特徴とする。

【００１０】特に、上記ディスクトレイが径の異なる複
数のディスクを同心円状に載置可能に構成されているこ
とが望ましい。

【００１１】

【作用】この発明によれば、光ヘッド部がトレイガイド
に沿って上下に移動するので、ディスクの取り出しから
実際に再生するまでの行程が少なく、１個の光ヘッド部
を用いるのみでも、ディスクの交換をす速く行なうこと
ができる。

【００１２】また、１つのディスクトレイに複数のディ
スクを載置可能にすれば、ディスクトレイの上下方向の
幅を小さくしながら、ディスクの総収納枚数を大きくす
ることができる。

【００１３】

【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にもとづい
て説明する。図１はこの発明の一実施例によるディスク
再生装置の構成を示す斜視図、図２〜図４は図１を矢印
Ａ方向から視た側面図であり、同図において、１ａ、２
ａ、３〜５、７〜９は図６〜図８に示す従来例と同一の
構成要素であるため、該当部分に同一の符号を付して、
それらの詳しい説明を省略する。

【００１４】図１〜図４において、６は光ヘッド部で、
光ヘッド４およびターンテーブル５などから構成されて
いる。１２は光ヘッド部６を上下方向（Ｄ１，Ｄ２方向
）に移動させる光ヘッド移動部材で、ディスクトレイ２
ａを水平方向（Ｃ１，Ｃ２方向）に出し入れするディス
クトレイ出し入れ機構（図示せず）を備えている。

【００１５】つぎに、上記構成の動作について説明する
。ディスク１ａを再生する場合、まず、図２に示すよう
に、光ヘッド移動部材１２をトレイガイド３に沿って所
望の高さ位置まで移動させる。その所望の高さ位置に達
したならば、図示していないディスクトレイ出し入れ機
構により、ディスクトレイ２ａごとディスク１ａがＣ１
方向に引き出されて、図３に示すように、光ヘッド部６
上に移動される。このとき、ディスクトレイ２ａはトレ
イガイド３から完全に出されない位置で、かつディスク
１ａの回転中心とターンテーブル５の中心とが一致する
位置で停止されている。

【００１６】この状態で、昇降部材８により光ヘッド部
６の全体がＤ１方向に上昇されので、ディスクトレイ２
ａ内のディスク１ａがターンテーブル５により持ち上げ
られ、図４に示すように、ディスクトレイ２ａから浮き
上げられると同時に、チャッキング部材７に押し付けら
れてチャッキングされる。チャッキングが終了すると、
ターンテーブル５が回転し、光ヘッド部６の光ヘッド４
がディスク１ａの情報を再生する。

【００１７】このようにして、再生が終了すると、上述
とは逆に、光ヘッド部６が昇降部材８により下降される
ことにともなって、ターンテーブル５に載っているディ
スク１ａを下げてディスクトレイ２ａに収納させる。つ
いで、光ヘッド移動部材１２側のディスク出し入れ機構
によりディスクトレイ２ａごと光ヘッド部６側からＣ２
方向のトレイガイド３側に押し込み移動させて、ディス
ク１ａおよびディスクトレイ２ａをトレイガイド３の所
定の位置に収納させる。この収納が終了したら、つぎに
演奏したいディスク１ａの取り出し高さ位置まで光ヘッ
ド移動部材１２が移動して、上述と同様な動作を繰り返
すことになる。

【００１８】図５は、この発明の他の実施例によるディ
スクトレイ２ａの形状を示す一部切り欠き斜視図であり
、径の異なる複数のディスク１ａを同心円状に載置する
ことができるように、複数の環状の段部２ａ１〜２ａｎ
を形成したものであり、この場合は、１つのディスクト
レイ２ａに径の異なる複数のディスク１ａを収納するこ
とが可能であるとともに、１つのディスクトレイ２ａを
取り出すことで複数のディスク１ａを順次再生すること
が可能である。

【００１９】

【発明の効果】以上のように、この発明によれば、光ヘ
ッド部側を上下に移動させるものであるとともに、ディ
スクトレイを完全に取り出さなくても、ディスクを再生
することができるため、ディスクの取り出しから実際に
再生するまでの行程が少なく、ディスクの交換をす速く
行なうことができるばかりでなく、再生動作の信頼性を
高めることができる。しかも、１個の光ヘッド部のみを
上下に移動させればよいから、装置全体の構成部品の精
度があまり要求されず、コストダウンも図ることができ
る。

【００２０】特に、ディスクトレイの形状の工夫によっ
て、１つのディスクトレイに径の異なる複数のディスク
を収納可能とすることにより、ディスクトレイの上下方
向の幅を小さくしながら、ディスクの総収納枚数を大き
くすることができ、装置全体の小形化を達成することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例によるディスク装置の構成
を示す斜視図である。

【図２】図１のＡ方向から視た側面図である。

【図３】動作状態を説明する側面図である。

【図４】図３とともに動作状態を示す側面図である。

【図５】この発明の他の実施例によるディスクトレイの
形状を示す一部切り欠き斜視図である。

【図６】従来のディスク装置の構成を示す斜視図である
。

【図７】図６のＢ方向から視た側面図である。

【図８】図６のＢ方向から視た側面で、動作状態の説明
図である。

【図９】従来例の動作状態を示す要部の側面図である。

【図１０】図９とともに、　　従来例の動作状態を示す
要部の側面図である。

【符号の説明】

１ａ　　ディスク２ａ　　ディスクトレイ２ａ１〜２ａｎ　　環状の段部３　　トレイガイド４　　光ヘッド５　　ターンテーブル６　　光ヘッド部７　　チャッキング部材１２　　光ヘッド移動部材

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　ディスクを収納するディスクトレイと
、このディスクトレイの複数個を上下方向に配置して水
平方向に出し入れ可能に載置するトレイガイドと、上記
ディスクの情報の再生を行なう光ヘッド部とを備えたデ
ィスク再生装置において、上記光ヘッド部の全体を上下
方向に移動させる手段と、光ヘッド部が所定の上下方向
位置に達したとき上記トレイガイドからディスクトレイ
を引き出す手段と、引き出されたディスクトレイからデ
ィスクを浮き上がらせてチャッキングし情報の再生を行
なう手段とを具備していることを特徴とするディスク再
生装置。
【請求項２】　　上記ディスクトレイが径の異なる複数
のディスクを同心円状に載置可能に構成されている請求
項１のディスク再生装置。