JPH0363963A

JPH0363963A - 記録媒体の再生装置

Info

Publication number: JPH0363963A
Application number: JP19974689A
Authority: JP
Inventors: Toshiya Hyodo; 兵頭　俊也
Original assignee: Denso Ten Ltd
Current assignee: Denso Ten Ltd
Priority date: 1989-07-31
Filing date: 1989-07-31
Publication date: 1991-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】概要たとえば、音楽用のコンパクトディスクと、地図や辞書
などの、いわゆるＣＤＲＯＭ用のコンパクトディスクな
どとが、１つのマガジン内に混在して収納されている場
き、同一種類のディスクを近接して収納し直すことによ
って、ディスク交換時の搬送手段の移動量を少なくし、
また次に再生すべきディスクの識別を容易にし、ディス
ク交換に要する時間を短縮する。

産業上の利用分野本発明は、再生すべき記録媒体を自動的に交換して連続
再生を行うことができる、いわゆるオートチェンジ機能
を有する再生装置に関する。

従来の技術従来から、コンパクトディスク再生装置では、複数枚の
コンパクトディスクをマガジン内に収納しておき、この
マガジン内のディスクを選択的に取出して再生を行うよ
うにした、いわゆるオートチェンジ機能を備える装置が
実用化されている。

一方、特に車載用のコンパクトディスク再生装置では、
音楽用のコンパクトディスクの再生と、いわゆるナビゲ
ーションシステムのための地図情報などを記録したＣＤ
ＲＯＭ用のコンパクトディスクの再生とに共用すること
ができる再生装置が設けられている。したがって、前記
マガジン内には、音楽用と、ＣＤＲＯＭ用との２種類の
ディスクが混在して収納されることになる。

再生動作が開始されると、典型的な従来技術では、マガ
ジン内に収納されているコンパクトディスクが順次的に
取出されて再生され、読取られたリードイン情報などに
基づいて再生すべきディスクが決定される。

発明が解決しようとする課題このような従来技術のコンパクトディスク再生装置では
、マガジン内におけるコンパクトディスクの収納位置は
、ユーザによって収納が行われた状態のままである。し
たがって、種類の異なるコンパクトディスクが混在して
収納された場合には、再生すべきディスクの選択に長時
間を要し、たとえば音楽用ディスク再生時には無再生時
間が長くなってしまい、機能性に劣る。

本発明の目的は、記録媒体の選択に要する時間を短縮し
て、機能性を向上することができる記録媒体の再生装置
を提供することである。

課題を解決するための手段本発明は、複数の記録媒体を収納するマガジンと、前記記録媒体を再生する再生手段と。

マガジンと再生手段とを相対的に移動させてマガジン内
の記録媒体を再生手段に装着し、また再生手段からマガ
ジン内へ収納する搬送手段と、前記再生手段の出力に基
づいて記録媒体の種類を識別する識別手段と、識別手段の識別結果に基づいて前記搬送手段を制御し、
前記マガジン内で同一種類の記録媒体を近接して収納し
直す制御手段とを含むことを特徴とする記録媒体の再生
装置である。

作　　用本発明に従えば、マガジンが装着された直後などの通常
の再生が行われていない期間に、制御手段は搬送手段お
よび再生手段を駆動制御して、マガジン内の記録媒体を
再生し、その再生された記録媒体の種類を識別手段の出
力に基づいて識別する。この識別結果に対応して、たと
えばある種類の記録媒体をマガジンの一方側から配列し
、他の種類の記録媒体をマガジンの他方側から配列する
という具きに、同一種類の記録媒体を近接して収納し直
す。

したがって、再生時に同一種類の記録媒体が引続き再生
されるときには、マガジンと再生手段との相対的な移動
量を小さくして短時間で記録媒体の交換を行うことがで
きる。また、記録媒体の種類は予め識別されているため
、記録媒体の選択に要する時間も短縮することができる
。

実施例第１図は、本発明の一実施例のコンパクトディスク再生
装置１の構成を示す斜視図である。このコンパクトディ
スク再生装置１は、大略的に、再生手段である２組の再
生部２，３と、マガジン４と、オートチェンジャ部５と
をきんで構成される。

前記再生部２は、ターンテーブル１１などの回転駆動部
と、光学ピックアップ１２と、前記オートチェンジャ部
５側に望み一対の搬送ローラ１３゜１４などから成る装
着装置１５とを含んで構成される。再生部３はこの再生
部２と同様に構成されており、対応する部分には同一の
参照符に添字ａを付して示す。これらの装着装置１５．
１５ａと、前記オートチェンジャ部５とは、搬送手段を
構成する。

オートチェンジャ部５は、基台２１と、この基台２１に
立設される支持柱２２〜２５と、支持柱２２〜２５によ
って支持される昇降台２６と、昇降台２６上を移動する
ことができるとともに、前記マガジン４を保持する移動
体２７と、モータなどを含んで構成される変位手段２８
．２９とを含んで構成される。

前記支持柱２２〜２５はボルトなどから戊り、これに対
応して昇降台２６の支持柱２２〜２５に対応する部分に
は、ナツトが嵌込まれるなどして内ねじが形式されてい
る。支持柱２２〜２５は、変位手段２８の図示しない歯
車列を介してモータによって同時に回転駆動され、こう
して昇降ｆ９２６は第１図上下方向に昇＋：４変位され
て、記録媒体であり、マガジン４内に厚み方向に積層さ
れて収納されているコンパクトディスク６を選択的に取
出すことができる。

また昇降台２６は、前記２つの再生部２．３の配列方向
に沿って配置されており、変位手段２９によって駆動さ
れると、移動体２７は該昇降台２６上を水平方向に変位
し、こうして再生部２または３にコンパクトディスク６
を選択的に装脱することができる。

移動体２７には、マガジン４内において各コンパクトデ
ィスク６に個別的に対応して設けられているレバー３１
などの排出手段を選択的に駆動して、所望とするコンパ
クトディスク６を排出させるための排出駆動部３０が設
けられている。

第２図は、コンパクトディスク再生装置１の電気的構成
を示すブロック図である。音楽用ディスク再生時には、
再生部２，３の光学ピックアップ１２．１２ａで読取ら
れた信号は、切換スイッチ３２によって選択的に切換え
て導出され、デジタル／アナログ変換回路３３でアナロ
グ音響信号に変換される。この音響信号は、電力増幅回
路３４で増幅された後、スピーカ３５によって音響化さ
れる。

前記変位手段２８，２９、排出駆動部３０、装着装置１
５．１５ａ、および切換スイッチ３２は、入力手段３６
や再生部２，３からの出力に基づいて、識別手段であり
、制御手段である処理装置３７によって制御される。ま
たこの処理装置３７によって、トラッキングや頭出し制
御が行われるとともに、そのｉｉｔ制御状態に対応して
、液晶表示装置などで実現される表示部３８が表示駆動
される。

また、いわゆるＣＤＲＯＭ用のディスク再生時には、処
理装置３７は、ＲＯＭ４１．４２にストアされているプ
ログラムにしたがって、コンパクトディスク６内のデー
タを請出し、陰極線管などで実現される表示装置４３に
表示する。

ＲＯＭ４１には、コンパクトディスク６が地図用のＣＤ
ＲＯＭであるときに使用されるプログラムがストアされ
ており、またＲＯＭ４２には辞書用のＣＤＲＯＭである
ときに使用されるプログラムがストアされている。

このように構成されたコンパクトディスク再生装置１に
おいて、マガジン４が移動体２７に装着されると、通常
の再生動作が行われていない状態で、マガジン４内のコ
ンパクトディスク６が順次的に再生部２または３に装填
されて、ディスクの識別が行われる。その識別結果と、
ディスクが収納されていた収納空間の番号とは、処理装
置３７内にストアされてゆく。

こうして全てのコンパクトディスク６の識別が終了する
と、処理装置３７は第３図で示されるようにして、種Ｗ
毎にコンパクトディスク６の入換えを行う。

ステップＳ１では、上述のようにして全てのコンパクト
ディスク６の種類とその収納空間の番号Ｘがストアされ
る。この収納空間の番号Ｘは、たとえばマガジン４の第
１図上方から、１，２，３゜・・・と言う順に付されて
おり、本実施例ではマガジン４の上方側にＣＤ　ＲＯＭ
用のディスクを集約し、下方側に音楽用のディスクを集
約する。

ステップＳ２では、ＣＤＲＯＭとしてＮ番目のディスク
がＣＤＲＯＭ用のディスク枚数７以内であるか否かが判
断され、そうでないとき、すなわち後述のステップＳ５
における変数Ｎの更新によって、該変数Ｎが最大値であ
るＹを超えて、コンパクトディスク６の入換えが終了し
たときには動作を終了し、そうであるとき、すなわち入
換えがまだ終了していないときにはステップＳ３に移る
。

ステップＳ３では、前記収納空間番号ＸがＣＤＲＯＭ数
Ｙより大きいか否かが判断され、そうであるとき、すな
わちマガジン４の上方側からＹ番目を超えてＣＤＲＯＭ
用のディスクが収納されているときには、ステップＳ４
でそのディスクが前記Ｙ番目から上方側で空いている収
納空間に入換えが行われる。前記ステップＳ３において
、収納空間の番号ＸがＣＤＲＯＭｆｉＹ以下であるとき
、およびステップＳ４で入換えが行われた後にはステッ
プＳ５に移り、前記ＣＤ　ＲＯＭとして検出された順番
Ｎに１が加算されて更新され、前記ステップＳ２に戻り
、同様の動作を繰返す。

このように本発明に従うコンパクトディスク再全装置１
では、マガジン４内に収納されている複数のコンパクト
ディスク６を、音楽用のディスクと、ＣＤＲＯＭ用のデ
ィスクとの２つの種類に区分し、同一種類のディスクを
近接して収納するように入換えを行うようにしたので、
たとえばＣＤＲＯＭ用のディスクはマガジン４の上方側
から、また音楽用のディスクは下方側から順に収納され
ており、同一種類のディスクを連続して再生する場きに
は、オートチェンジャ部５の上下方向の変位量を小さく
することができ、ディスク交換に要する時間を短縮する
ことができる。

また、処理装置３７は、各収納空間に収納されているコ
ンパクトディスク６の種類を認識しており、したがって
ディスク選択時にディスクの種類を識別するための動作
を行う必要はなく、これによってもまたディスク交換に
要する時間を短縮することができる。このようにして、
たとえば音楽再生時における無再生時間を短縮すること
ができ、機能性を格段に向上することができる。

なお本実施例では、記録媒体はコンパクトディスク６で
あったけれども、本発明の他の実施例として他の記録媒
体であってもよい、また、２組の再生部２．３を用いて
ディスクの入換えを行ったけれども、再生部は１つであ
ってもよく、ただしこの場合には、マガジン４の収納空
間には、少なくとも１枚分の空きスペースが必要となる
。

発明の効果以上のように本発明によれば、マガジン内に収納されて
いる記録媒体を同一種類毎に近接して収納し直すように
したので、同一種類の記録媒体を続けて再生するときに
は、マガジンと再生手段との相対的な移動量を小さくし
て記録媒体の交換に要する時間を短縮することができる
とともに、記録媒体の交換のたび毎に記録媒体の種類を
確認し直す必要がなく、記録媒体の選択に要する時間も
短縮することができ、こうして機能性を格段に向上する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のコンパクトディスク再生装
置１の構成を示す斜視図、第２図はコンパクトディスク
再生装置１の電気的ｌ１ｌＩ戒を示すブロック図、第３
図は動作を説明するためのフローチャートである。１・・・コンパクトディスク再生装置、２．３・・・再
生部、４・・・マガジン、５・・・オートチェンジャ部
、６・・・コンパクトディスク、１５．１５ａ・・・装
着装置、３２・・・切換スイッチ、３６・・・入力手段
、３７・・・処理装置、３８・・・表示部、４１．４２
・・・ＲＯＭ、４３・・・表示装置

Claims

【特許請求の範囲】複数の記録媒体を収納するマガジンと、前記記録媒体を再生する再生手段と、マガジンと再生手段とを相対的に移動させてマガジン内
の記録媒体を再生手段に装着し、また再生手段からマガ
ジン内へ収納する搬送手段と、前記再生手段の出力に基
づいて記録媒体の種類を識別する識別手段と、識別手段の識別結果に基づいて前記搬送手段を制御し、
前記マガジン内で同一種類の記録媒体を近接して収納し
直す制御手段とを含むことを特徴とする記録媒体の再生
装置。