JPH0612837A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

Info

Publication number
JPH0612837A
JPH0612837A JP19025592A JP19025592A JPH0612837A JP H0612837 A JPH0612837 A JP H0612837A JP 19025592 A JP19025592 A JP 19025592A JP 19025592 A JP19025592 A JP 19025592A JP H0612837 A JPH0612837 A JP H0612837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
information
attribute
attribute information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19025592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Fujisawa
裕利 藤澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP19025592A priority Critical patent/JPH0612837A/ja
Publication of JPH0612837A publication Critical patent/JPH0612837A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マガジンラック内に収容された多数の光磁気
ディスクを簡単に管理すできるようにする。 【構成】 記録再生装置本体1と、この装置本体1を上
下に移動させるエレベータ機構2と、光磁気ディスクが
収容されたカートリッジ3が複数収容可能とされたマガ
ジンラック4とを有し、装置本体1が、ローディング駆
動部5と、カートリッジ3内の光磁気ディスクを回転駆
動するスピンドルモータ6と、光磁気ディスクに対して
情報の記録再生を行う光学ヘッド7及び磁気ヘッド8と
からなる記録再生装置において、光学ヘッド7を介して
読み込まれたTOCデータをTOCメモリ25に登録す
る、あるいは、外部入力手段32から入力されたTOC
データをTOCメモリ25に登録し、かつ光学ヘッド7
及び磁気ヘッド8を介して光磁気ディスクに記録するシ
ステムコントローラ24とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体、例えば光磁
気記録媒体や磁気テープ等に対して情報(音声情報や画
像情報等)の記録及び再生を行う記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、音声情報や画像情報をディジタル
化して、記録媒体、例えば読み出し専用の光ディスク
(以下、単に光ディスクと記す)や書き込みが可能な光
磁気記録媒体(以下、単に光磁気ディスクと記す)並び
に磁気テープに記録するという技術が提案、実用化さ
れ、製品(記録再生装置)として一般市場に供給されて
いる。
【0003】上記情報のディジタル化は、複数の情報に
対するランダムアクセスが可能になる、記録容量の増大
化が実現できる、及び音質及び画質の向上を図ることが
できるなど、アナログ処理では成し得なかったすぐれた
機能を持たせることができる。特に、記録容量の増大化
は、収録された音声情報や画像情報の記録内容、例えば
音楽観賞を主体にしてみた場合、曲数やその1曲1曲の
所要時間の情報を音声情報とは別に記録することがで
き、しかもランダムアクセスが可能であることから、使
用上の操作の点で有利となる。上記音声信号や画像信号
は、記録媒体のデータ領域に記録され、上記曲数や1曲
1曲の所要時間の情報は、記録媒体のプログラム領域に
記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、複数
の記録媒体を多段に収容できるマガジンラックを装備し
た記録再生装置が提案され、実用化に至っている。この
マガジンラックを用いた記録再生装置は、例えば使用者
の好みに合った曲が記録されている複数の記録媒体を、
予め、マガジンラックに収容しておき、記録再生装置に
プログラミングされた順番に基づいて、あるいは使用者
が逐次順番を入力することによって、自動的にマガジン
ラックから選択的に記録媒体を取り出して、記録再生装
置にセットし、記録及び再生を行うというものである。
【0005】しかしながら、従来の記録再生装置におい
ては、1つの記録媒体に収録されている曲数とその1曲
1曲の所要時間を表示するだけであるため、複数の記録
媒体を、一旦マガジンラックに収容した場合、選択した
い曲が何段目の記録媒体に入っているか、また、その記
録媒体の何曲目に入っているかを見分けることができ
ず、マガジンラックから再び記録媒体を取り出して、選
択する曲の存否をいちいち確認しなければならないとい
う不都合があった。
【0006】上記不都合は、マガジンラックを装備して
いない記録再生装置においても同様であり、選曲の順番
をいちいちジャケットを見ながら行わなければならず煩
わしいという問題があった。
【0007】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、例えば上記マガジンラ
ックを装備している場合において、選択する曲がマガジ
ンラックの何段目の記録媒体に収録されているか、また
その記録媒体の何曲目に収録されているかを一目で確認
でき、多数の記録媒体を簡単に管理することができる記
録再生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ領域1
1とプログラム領域12に区画され、上記データ領域1
1に連続するデータ情報が、上記プログラム領域12に
上記連続するデータ情報のタイトルを含む属性情報Dt
がそれぞれ記録可能とされた記録媒体に対して情報の記
録及び再生を行う記録再生手段(光学ヘッド7及び磁気
ヘッド8)と、この記録再生手段(光学ヘッド7)を介
して読み込まれた上記プログラム領域12における上記
属性情報Dtを属性管理用メモリ25に登録する、ある
いは、外部から入力された上記属性情報Dtを属性管理
用メモリ25に登録し、かつ記録再生手段(光学ヘッド
7及び磁気ヘッド8)を介して記録媒体の上記プログラ
ム領域12に記録する制御手段(システムコントローラ
24)とを具備して構成する。
【0009】この場合、上記属性管理用メモリ25内に
登録されている属性情報Dtが上記制御手段24を介し
て供給され、この供給された上記属性情報Dtを表示用
データに変換して画面に表示する情報表示手段33を接
続するようにしてもよい。
【0010】
【作用】本発明に係る記録再生装置において、既にデー
タ領域11に、連続するデータ情報が記録され、かつプ
ログラム領域12に、上記連続するデータ情報のタイト
ルを含む属性情報Dtが記録された記録媒体に対して例
えば再生を行う場合、まず、記録再生手段(光学ヘッド
7)によって、プログラム領域12の属性情報Dtが読
み込まれ、この読み込まれた属性情報Dtが、制御手段
24を通じて属性管理用メモリ25に登録される。その
後、上記属性情報Dtは、制御手段24を介して表示手
段33に供給されて、画面に表示される。
【0011】次に、情報が記録されていない、いわゆる
生の記録媒体に対しては、他のソースからの連続するデ
ータ情報を記録再生手段(光学ヘッド7及び磁気ヘッド
8)にて上記記録媒体のデータ領域11に記録した後、
例えば操作パネルにある例えば文字キーや数字キーを用
いてタイトル(曲名等)を含む属性情報Dtを入力す
る。入力された属性情報Dtは、制御手段24を介して
属性管理メモリ25に登録され、更に記録再生手段(光
学ヘッド7及び磁気ヘッド8)を介して記録媒体のプロ
グラム領域12に記録される。
【0012】複数の記録媒体を多段に収容できるマガジ
ンラック4を装備している場合は、まず、マガジンラッ
ク4に収容されている複数の記録媒体が順番に記録再生
装置に装着され、それぞれ記録再生手段(光学ヘッド
7)によって、各記録媒体の属性情報Dtが順番に読み
込まれ、この読み込まれた属性情報Dtが制御手段24
を介してアドレス順次に属性管理メモリ25に登録され
る。その後、上記複数の記録媒体における各属性情報D
tが、制御手段24を介して表示手段33に供給され、
画面に表示される。
【0013】次に、マガジンラック4内に収容された複
数の記録媒体中に、情報が記録されていない、いわゆる
生の記録媒体が存在し、記録再生装置にその生の記録媒
体が装着された場合、例えば上記生の記録媒体に対し
て、他のソースからの連続するデータ情報を記録再生手
段(光学ヘッド7及び磁気ヘッド8)にて上記記録媒体
のデータ領域11に記録される。その後、例えば操作パ
ネルにある例えば文字キーや数字キーを用いてタイトル
(曲名等)を含む属性情報Dtを入力する。入力された
属性情報Dtは、制御手段24を介して属性管理メモリ
25に登録され、更に記録再生手段(光学ヘッド7及び
磁気ヘッド8)を介して記録媒体のプログラム領域12
に記録される。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る記録再生装置の実施例を
図1〜図3を参照しながら説明するが、記録媒体とし
て、現在実用化に至っている磁界変調型の光磁気記録媒
体(以下、単に光磁気ディスクと記す)に言及して本発
明の実施例を説明する。
【0015】この実施例に係る記録再生装置は、図1に
示すように、記録再生装置本体(以下、単に装置本体と
記す)1と、この装置本体1を上下に移動させるエレベ
ータ機構2と、光磁気ディスク(図示せず)が収容され
たカートリッジ3が複数収容可能とされたマガジンラッ
ク4とを有する。
【0016】装置本体1は、カートリッジ3が挿入され
るキャディ方式のローディング駆動部5を有し、カート
リッジ3内の光磁気ディスクを回転駆動するスピンドル
モータ6と、光磁気ディスクの径方向に移動可能な光学
ヘッド7と、カートリッジ3を間に挟んで光学ヘッド7
と反対側に設けられ、かつ光学ヘッド7と連動して移動
する磁気ヘッド8とを具備して構成されている。上記ロ
ーディング駆動部5は、図面上、左右に移動可能とされ
ている。
【0017】そして、カートリッジ3内の光磁気ディス
クに対して、データの記録を行う場合は、光学ヘッド7
によりレーザ光を照射した状態で、記録データに応じた
磁界変調を磁気ヘッド8に印加することによって、光磁
気ディスクの記録トラックに沿ってデータの記録(いわ
ゆる磁界変調記録)を行う。一方、再生を行う場合は、
光磁気ディスクの記録トラックを光ヘッド7によりレー
ザ光でトレースすることによって、光学的にデータの再
生を行う。
【0018】そして、上記エレベータ機構2によって、
装置本体1を上下に移動させ、更に、ローディング駆動
部5を左右に移動させることにより、マガジンラック4
内のカートリッジ3を選択的に装置本体1内に収容する
ことができる。
【0019】一方、カートリッジ3内の光磁気ディスク
は、図2に示すように、データ領域11とプログラム領
域12とを有する。データ領域11には、連続するデー
タ情報、例えばこの光磁気ディスクが音楽観賞用のディ
スクである場合、数曲あるいは十数曲の音楽情報が記録
されている。プログラム領域12には、上記データ領域
11の記録位置や記録内容を示す目録(TOC :table of
contents)データとして、収録されている曲数、各曲の
記録開始アドレスと記録終了アドレス、並びに各曲の演
奏所要時間が曲順に記録され、更に本実施例では、タイ
トルと各曲の曲名が曲順に記録されている。
【0020】上記装置本体1の回路構成は、図1に示す
ように、RFアンプ21、磁気ヘッド駆動回路22、サ
ーボ制御回路23、再生回路系、記録回路系、システム
コントローラ24、及びTOCメモリ25から構成され
ている。再生回路系は、基本的には、デコーダ26、D
/A変換器27及びローパスフィルタ28から構成さ
れ、記録回路系は、基本的には、ローパスフィルタ2
9、A/D変換器30及びエンコーダ31から構成され
ている。また、システムコントローラ24には、ファン
クションキー、文字キー及び数字キー等からなる外部入
力手段32が接続され、また、液晶パネルなどの表示器
33が表示用デコーダ34を介して接続されている。
【0021】次に、各回路の機能を説明すると、RFア
ンプ21は、光学ヘッド7より入力された再生信号Sr
からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を
抽出してサーボ制御回路23に供給すると共に、入力さ
れた再生信号Srを2値化して再生データDrとして後
段の再生回路系におけるデコーダ26に供給する。
【0022】サーボ制御回路23は、例えばフォーカス
サーボ制御回路やトラッキングサーボ制御回路、スピン
ドルモータサーボ制御回路、スレッドサーボ制御回路な
どから構成される。上記フォーカスサーボ制御回路は、
RFアンプ21からのフォーカスエラー信号が例えば零
となるように、上記光学ヘッド7の光学系のフォーカス
制御を行う。トラッキングサーボ制御回路は、RFアン
プ21からのトラッキングエラー信号が例えば零となる
ように光学ヘッド7の光学系のトラッキング制御を行
う。
【0023】スピンドルサーボ制御回路は、光磁気ディ
スクを所定の回転速度(例えば一定線速度)で回転駆動
するように、スピンドルモータ6を制御する。スレッド
サーボ制御回路は、システムコントローラ24により指
定される光磁気ディスクの目的トラック位置に光学ヘッ
ド7及び磁気ヘッド8を移動させる。このような各種制
御動作を行う上記サーボ制御回路23は、このサーボ制
御回路23によって制御される各部の動作状態を示す情
報をシステムコントローラ24に供給する。
【0024】TOCメモリ25における配列変数領域に
は、図3に示すように、マガジンラック4のカートリッ
ジ最大収容個数分に相当する数のデータテーブル(TA
BLE00,TABLE01,TABLE02,・・・
TABLEXX)が論理的に割り付けられている。図示
の例では、マガジンラック4の1段目に対応するデータ
テーブルのシンボル名をTITL00、2段目に対応す
るシンボル名をTITL01、以下、同様に3段目に対
応するシンボル名をTITL02・・・、最終段目に対
応するシンボル名をTABLEXXとして割り付けられ
ている。
【0025】各データテーブル(TABLE00,TA
BLE01,TABLE02,・・・TABLEXX)
には、対応する段に収容される光磁気ディスクのタイト
ル名が登録されるタイトルデータエリアと、光磁気ディ
スクに収録されている曲数が登録される曲数データエリ
アと、収録されている曲ごとの属性データが曲順に登録
される複数のデータエリアを有する。各データエリア
は、曲の開始アドレス及び終了アドレスが登録されるア
ドレスデータエリアと、曲の演奏時間が登録される所要
時間データエリアと、その曲の曲名が登録される曲名デ
ータエリアとを有する。
【0026】システムコントローラ24は、図1に示す
ように、外部入力手段32からの入力情報により指定さ
れる動作モードで記録系及び再生系の制御を行い、同時
に、エレベータ機構2とローディング駆動部5の制御を
行う。また、このシステムコントローラ24は、光磁気
ディスクの記録トラックから再生されるセクタ単位のア
ドレス情報に基づいて、光学ヘッド7及び磁気ヘッド8
がトレースしている記録トラック上の記録位置及び再生
位置を管理する。即ち、このシステムコントローラ24
は、再生モード時においては、光磁気ディスクのプログ
ラム領域12から読み出されるTOCデータDtをTO
Cメモリ25に登録し、この登録したTOCデータDt
中、曲ごとの開始アドレスと終了アドレスに基づいて、
光磁気ディスクのデータ領域11に対する再生位置を管
理する。
【0027】一方、記録モード時には、別のソースから
供給されたオーディオ信号Swを光磁気ディスクに記録
する際に自動的に生成された曲ごとの開始アドレス及び
終了アドレスに基づいて、光磁気ディスクのデータ領域
11に対する記録位置を管理する。なお、自動的に生成
された開始アドレス及び終了アドレスは、このシステム
コントローラ24を介してTOCメモリ25に登録さ
れ、記録モードの終了時、光磁気ディスクのプログラム
領域12に記録される。
【0028】再生回路系におけるデコーダ26は、RF
アンプ21からの再生データDrについて、エラー訂正
のために施されている符号化処理(パリティ付加及びイ
ンターリーブ処理)やEFM符号化処理をシステムコン
トローラ24からのタイミング信号Stに基づいて復号
化処理して後段のD/A変換器27に出力するものであ
る。
【0029】D/A変換器27は、デコーダ26からの
復合化された再生データDrをアナログ再生信号Srに
変換するものであり、この変換された再生信号Srは、
ローパスフィルタ28を介して出力端子φoutから出
力される。
【0030】一方、記録回路系におけるA/D変換器3
0は、入力端子φinからローパスフィルタ29を介し
て入力されたアナログのオーディオ信号Swを量子化し
て、ディジタルのオーディオデータDwに変換するもの
である。このオーディオデータDwは、次段のエンコー
ダ31に供給される。
【0031】エンコーダ31は、上記A/D変換器30
からのオーディオデータDwについて、エラー訂正のた
めの符号化処理(パリティ付加及びインターリーブ処
理)やEFM符号化処理などを施す。このエンコーダ3
1によって符号化処理の施された記録データDwが、磁
気ヘッド駆動回路22に供給される。この磁気ヘッド駆
動回路22は、後段に磁気ヘッド8が接続されており、
上記記録データDwに応じた変調磁界を光磁気ディスク
に印加するように、上記磁気ヘッド8を駆動する。
【0032】次に、この実施例に係る記録再生装置の動
作を説明する。まず、例えば使用者の好みに合った曲が
収録されている光磁気ディスクが収容されたカートリッ
ジ3を複数個用意して、マガジンラック4に収容する。
その後、外部入力手段32にあるファンクションキーの
うち、管理モードを示すキーを操作する。このキーの操
作によって外部入力手段32から管理要求信号がシステ
ムコントローラ24に供給され、この管理要求信号の入
力に基づいて、エレベータ駆動回路35及びローディン
グ駆動回路36に対してそれぞれ駆動信号Sm及びSn
を出力する。
【0033】エレベータ機構2は、エレベータ駆動回路
35への駆動信号Snの入力に基づいて装置本体1を、
例えばマガジンラック4の1段目に対応する位置に移動
させる。そして、システムコントローラ24からローデ
ィング駆動回路36に供給された駆動信号Smに基づい
て、ローディング駆動部5が動作することにより、マガ
ジンラック4の1段目におけるカートリッジ3が装置本
体1内に収容される。その後、システムコントローラ2
4からの駆動信号Soに基づいて、光学ヘッド7が動作
し、光磁気ディスクのプログラム領域12からTOCデ
ータDtが読み込まれる。この読み込まれたTOCデー
タDtは、システムコントローラ24の制御により、デ
コーダ26を介してTOCメモリ25内のデータテーブ
ルTABLE00に登録される。この1段目に関する光
磁気ディスクのTOCデータDtの登録が完了すると、
システムコントローラ24から再びローディング駆動回
路36に対し駆動信号Smを供給して、ローディング機
構5を動作せることにより、装置本体1内のカートリッ
ジ3をマガジンラック4の1段目に戻す。
【0034】次に、システムコントローラ24から再び
エレベータ駆動回路35に駆動信号Snを供給すること
により、エレベータ機構2にて装置本体1をマガジンラ
ック4における2段目の位置に移動させ、更に、ローデ
ィング駆動回路36に再び駆動信号Smを供給して、ロ
ーディング駆動部5を動作させることにより、マガジン
ラック4の2段目におけるカートリッジ3が装置本体1
内に収容される。その後、システムコントローラ24か
らの駆動信号Soに基づいて、光学ヘッド7が動作し、
光磁気ディスクのプログラム領域12からTOCデータ
Dtが読み込まれる。この読み込まれたTOCデータD
tは、システムコントローラ24の制御により、デコー
ダ26を介してTOCメモリ25内のデータテーブルT
ABLE01に登録される。この2段目に関する光磁気
ディスクのTOCデータDtの登録が完了すると、シス
テムコントローラ24から再びローディング駆動回路3
6に対し駆動信号Smを供給して、ローディング機構5
を動作せることにより、装置本体1内のカートリッジ3
をマガジンラック4の2段目に戻す。以下、同様にし
て、マガジンラック4の3段目に関する光磁気ディスク
のTOCデータDtをTOCメモリ25内のデータテー
ブルTABLE02に登録し、そして、最終段に関する
光磁気ディスクのTOCデータDtをTOCメモリ25
内のデータテーブルTABLEXXに登録する。
【0035】そして、外部入力手段32の数字キーを使
用して、例えばマガジンラック4の段数を意味する数字
が入力されると、システムコントローラ24は、TOC
メモリ25に割り付けられているデータテーブルのう
ち、入力された数字データに対応するデータテーブルか
らTOCデータDtを読み出す。読み出すデータとして
は、操作上必要な情報例えばタイトルデータ及び曲数デ
ータ並びに曲順に対応した曲名データと所要時間データ
等である。読み出された各データは、表示用デコーダ3
4を介して表示器33に供給され、例えば操作パネルに
組み込まれた液晶パネルの画面を通して表示される。
【0036】図示の例では、画面内上部に段数41とタ
イトル42が表示され、その下部に曲番号43と対応す
る曲名44及び演奏時間45が表示され、最下部にトー
タル演奏時間46が表示された例を示す。
【0037】そして、曲順を変更するプログラミングを
行う場合は、例えば数字キーとセットキーを使って(1
−1),(2−5),(5−6)というように入力す
る。ここで、第1項の数字は段数を表し、第2項の数字
は曲番号を表す。システムコントローラ24は、入力さ
れた上記数字データをインデックスとしてTOCメモリ
25内の該当するデータテーブルから開始アドレスと終
了アドレスを読み出し、上記数字データと共に、プログ
ラミングメモリ37にサイクリックに登録する。
【0038】このプログラミングが終了して、外部入力
手段32にある再生キーを操作すると、システムコント
ローラ24は、上記プログラミングメモリ37にサイク
リックに登録されている段数データに基づいて、エレベ
ータ機構2及びローディング駆動部5を動作させること
により、マガジンラック4からその段数に対応したカー
トリッジ3が取り出されて装置本体1内に収容される。
その後、システムコントローラ24は、対応する開始ア
ドレスデータに基づいて、光学ヘッド7をその開始アド
レスに対応した再生位置に移動させ、再生を開始させ
る。そして、光学ヘッド7が終了アドレスに対応した位
置に来たとき、再生を終了させる。この一連の再生動作
を繰り返すことによって、上記のようにプログラミング
された曲順に従って、音楽が再生されることになる。
【0039】次に、装置本体1に収容されたカートリッ
ジ内の光磁気ディスクが生のディスク(音楽情報が全く
記録されていないディスク)であって、この光磁気ディ
スクに、別のソースから出力されたオーディオ信号Sw
を記録する場合について説明する。
【0040】まず、光学ヘッド7からレーザ光が照射さ
れた状態において、入力端子φinに別のソースからの
オーディオ信号Swが入力されると、ローパスフィルタ
29を介してA/D変換器30に入力されてデジタルの
オーディオデータDwに変換され、更にエラー訂正のた
めの処理がエンコーダ31において行われ、後段の磁気
ヘッド駆動回路22及び磁気ヘッド8を介して光磁気デ
ィスクに磁界変調方式で上記オーディオデータDwが記
録される。このとき、システムコントローラ24にてそ
のオーディオデータDwの開始アドレスと終了アドレス
並びに所要時間が自動的に生成されて、TOCメモリ2
5の対応するデータテーブル(例えばTABLE01)
の曲目ごとの属性データに登録される。記録されている
オーディオデータDwが1曲目の場合、1曲目データエ
リアの開始アドレスデータエリアと終了アドレスデータ
エリア並びに所要時間データエリアにそれぞれ開始アド
レスと終了アドレス並びに所要時間が登録される。以
下、同様にして、別のソースからのオーディオ信号Sw
が1曲1曲入力されるごとに、対応するデータテーブル
内のデータが更新される。
【0041】そして、別のソースからのオーディオ信号
Swの入力が終了すると、システムコントローラ24
は、キー入力待ちとなる。この状態で、外部入力手段3
2のファンクションキーのうち、TOC作成キーを操作
すると、表示器33の画面に、対応する段数41と収録
した曲数に相当する数の曲番号43、各曲番号43に対
応した曲の演奏時間45及びトータル演奏時間46が表
示される。タイトル42及び曲名44は空白の状態で、
カーソルはタイトル42が表示される部分の先頭の位置
に来ている。
【0042】外部入力手段32の文字キー及び数字キー
並びにセットキーを操作して、タイトル42並びに曲番
号43に対応する曲名44を入力する。尚、セットキー
を操作するごとにシステムコントローラ24を介してT
OCメモリ25内の対応するデータテーブルにタイトル
データ及び曲名データが登録されると共に、カーソルが
その下の段に移動してキー入力待ちとなる。入力したタ
イトルデータ又は曲名データを訂正したい場合は、ファ
ンクションキーにある訂正キーを操作し、更にカーソル
キーを使って訂正箇所にカソールを移動させ、正しいデ
ータをタイプした後、セットキーを操作することで訂正
が完了する。
【0043】タイトルデータ及び全ての曲名データが入
力完了となった場合、例えば再びTOC作成キーを操作
する。このTOC作成キーの操作によって、システムコ
ントローラ24は、TOCメモリ25内の対応するデー
タテーブルからTOCデータDtを読み出し、この読み
出したTOCデータDtをエンコーダ31、磁気ヘッド
駆動回路22及び磁気ヘッド8を介して光磁気ディスク
のプログラム領域12に磁界変調方式で記録する。これ
によって、生の光磁気ディスクに対するオーディオデー
タDwの記録及びTOCデータDtの記録が完了する。
【0044】上記のように、本実施例に係る記録再生装
置によれば、データ領域11とプログラム領域12に区
画され、データ領域11にオーディオデータが、プログ
ラム領域12にオーディオデータのタイトルを含むTO
Cデータがそれぞれ記録可能とされた光磁気ディスクに
対して、データの記録再生を行う光学ヘッド7及び磁気
ヘッド8と、光学ヘッド7を介して読み込まれたプログ
ラム領域12におけるTOCデータDtをTOCメモリ
25に登録する、あるいは、外部から入力されたTOC
データDtをTOCメモリ25に登録し、かつ光学ヘッ
ド7及び磁気ヘッド8を介して光磁気ディスクのプログ
ラム領域12に記録するシステムコントローラ24と、
TOCメモリ25に登録されているTOCデータDtが
システムコントローラ24を介して供給され、この供給
されたTOCデータDtを表示用データに変換して画面
に表示する表示器33を具備するようにしたので、例え
ば複数のカートリッジ(内部に光磁気ディスクが収容さ
れている)3が収容可能とされたマガジンラック4を装
備している場合において、選択する曲がマガジンラック
4の何段目の光磁気ディスクに収録されているか、また
その光磁気ディスクの何曲目に収録されているかを一目
で確認でき、多数の光磁気ディスクを簡単に管理するこ
とができる。
【0045】上記実施例では、磁界変調型の光磁気ディ
スクに適用した例を示したが、その他、光変調型の光磁
気ディスクや書換え型光ディスク、あるいは読み出し専
用の光ディスク(CD−ROM)など並びにオーディオ
用磁気テープ(ディジタルオーディオテープ)やビデオ
用磁気テープに対しても適用させることができる。
【0046】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る記録再生装
置によれば、データ領域とプログラム領域に区画され、
上記データ領域に連続するデータ情報が、上記プログラ
ム領域に上記連続するデータ情報のタイトルを含む属性
情報がそれぞれ記録可能とされた記録媒体に対して情報
の記録及び再生を行う記録再生手段と、上記記録再生手
段を介して読み込まれた上記プログラム領域における上
記属性情報を属性管理用メモリに登録する、あるいは、
外部から入力された上記属性情報を上記属性管理用メモ
リに登録し、かつ上記記録再生手段を介して上記記録媒
体の上記プログラム領域に記録する制御手段とを具備し
たので、例えば複数の記録媒体が収容可能とされたマガ
ジンラックを装備している場合において、選択する曲が
マガジンラックの何段目の記録媒体に収録されている
か、またその記録媒体の何曲目に収録されているかを一
目で確認でき、多数の記録媒体を簡単に管理することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録再生装置の概略構成及び回路
構成を示す構成図である。
【図2】本発明に係る記録再生装置に適用される光磁気
ディスクの構造を説明するための模式的な平面図であ
る。
【図3】本発明に係る記録再生装置に接続されるTOC
メモリの配列変数領域に論理的に割り付けられるデータ
テーブルの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 記録再生装置本体 2 エレベータ機構 3 カートリッジ 4 マガジンラック 5 ローディング駆動部 6 スピンドルモータ 7 光学ヘッド 8 磁気ヘッド 11 データ領域 12 プログラム領域 21 RFアンプ 22 磁気ヘッド駆動回路 23 サーボ制御回路 24 システムコントローラ 25 TOCメモリ 26 デコーダ 27 D/A変換器 28,29 ローパスフィルタ 30 A/D変換器 31 エンコーダ 32 外部入力手段 33 表示器 34 表示用デコーダ 35 エレベータ駆動回路 36 ローディング駆動回路 37 プログラミングメモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ領域とプログラム領域に区画さ
    れ、上記データ領域に連続するデータ情報が、上記プロ
    グラム領域に上記連続するデータ情報のタイトルを含む
    属性情報がそれぞれ記録可能とされた記録媒体に対して
    情報の記録及び再生を行う記録再生手段と、 上記記録再生手段を介して読み込まれた上記プログラム
    領域における上記属性情報を属性管理用メモリに登録す
    る、あるいは、外部から入力された上記属性情報を上記
    属性管理用メモリに登録し、かつ上記記録再生手段を介
    して上記記録媒体の上記プログラム領域に記録する制御
    手段とを有することを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記属性管理用メモリ内に登録されてい
    る属性情報が上記制御手段を介して供給され、この供給
    された上記属性情報を表示用データに変換して画面に表
    示する情報表示手段が接続されていることを特徴とする
    請求項1記載の記録再生装置。
JP19025592A 1992-06-25 1992-06-25 記録再生装置 Pending JPH0612837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19025592A JPH0612837A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19025592A JPH0612837A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612837A true JPH0612837A (ja) 1994-01-21

Family

ID=16255098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19025592A Pending JPH0612837A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612837A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09106613A (ja) * 1995-10-06 1997-04-22 Sony Corp ディスク再生装置
EP0718845A3 (en) * 1994-12-22 1997-06-25 Sony Corp Recording medium with a first management zone for managing a first attribute and a second management zone for managing a second attribute of a program recorded in a recording zone and playback device for playing it back

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0718845A3 (en) * 1994-12-22 1997-06-25 Sony Corp Recording medium with a first management zone for managing a first attribute and a second management zone for managing a second attribute of a program recorded in a recording zone and playback device for playing it back
US5754521A (en) * 1994-12-22 1998-05-19 Sony Corporation Recording medium having a first management area for managing a first attribute and a second management area for managing a second attribute of a program recorded in a recording area
US5768252A (en) * 1994-12-22 1998-06-16 Sony Corporation Method and apparatus for reproducing a recording medium having a first management area for managing a first attribute and a second management area for managing a second attribute of a program recorded in a recording area
JPH09106613A (ja) * 1995-10-06 1997-04-22 Sony Corp ディスク再生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0127561B1 (ko) 광학디스크 기록 장치
JP4327208B2 (ja) 記録媒体上にデータを記録する方法および装置、ならびに記録媒体からデータを再生する方法および装置
EP0448378B1 (en) Information recording and reproducing device
KR100255345B1 (ko) 기록매체의 재생방법과 그 장치
US5544139A (en) Method and apparatus for displaying disc name read from a disc
CN1130723C (zh) 直接存取再现的光盘记录设备
JPH06111548A (ja) デジタルオーディオのチェンジャーシステム
US5859815A (en) Apparatus and methods for minimizing non-recordable areas and numbers of parts per track on a digital recording medium
JPH0612837A (ja) 記録再生装置
JP3493217B2 (ja) 情報記録装置
JP3209369B2 (ja) 記録再生装置
JP2704996B2 (ja) 光ディスク記録装置
JP3435707B2 (ja) 再生装置
JP2576964B2 (ja) 光ディスク記録装置
JP3647450B2 (ja) 再生装置
JP2704998B2 (ja) 光ディスク記録装置
JP2704997B2 (ja) 光ディスク記録装置
JPH0250352A (ja) 記録媒体ドライブ装置
JPH06302163A (ja) デジタル信号記録媒体及びその再生装置
KR0182439B1 (ko) 앨범형 비디오디스크의 연속재생제어방법
JP2704995B2 (ja) 光ディスク記録装置
JPH10112113A (ja) 光ディスクプレーヤ
KR100199871B1 (ko) 비디오컴팩트디스크플레이어의 기억위치 재생제어방법
JP3446762B2 (ja) 文字入力表示装置
GB2232805A (en) Audio or video disc and reproduction apparatus therefor

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030311