JPH09106613A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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Publication number
JPH09106613A
JPH09106613A JP7284451A JP28445195A JPH09106613A JP H09106613 A JPH09106613 A JP H09106613A JP 7284451 A JP7284451 A JP 7284451A JP 28445195 A JP28445195 A JP 28445195A JP H09106613 A JPH09106613 A JP H09106613A
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JP
Japan
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disc
data
video
read
magazine
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Application number
JP7284451A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kuroiwa
仁 黒岩
Kimihisa Komurasaki
公久 小紫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH09106613A publication Critical patent/JPH09106613A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク再生装置において制御データの読込
のための時間を短縮し、快適な操作性を得る。 【解決手段】 読取手段によってディスクから制御デー
タを読み出す際には、音声/映像などの主データを読み
出すときよりも速いN倍速でディスク回転駆動を行なう
ように回転駆動手段を制御し、デコード手段に対してN
倍速で読み出される情報のデコード処理を実行させる。
つまり制御データの読込については2倍速、4倍速など
の速度で読取動作を実行させ、主データの再生開始まで
に要する時間の短縮化を計る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCD(コン
パクトディスク)方式のディスクのように主データと、
主データの再生動作に用いる制御データが記録されたデ
ィスクであって、しかも各種の異なるタイプのディスク
が存在するディスクメディアに対して好適な再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばCD方式のディスクメディアとし
ては、音楽用CD(以下、CD−DAという)、ビデオ
CD、CD−ROM、CD−Iなどの各種異なるタイプ
のディスクが存在し、再生装置では、これらのうちの複
数のタイプに対応して再生を行なうことのできるものも
普及している。
【0003】また、再生装置においては、単に1枚のデ
ィスクを収納して再生させるものの他、いわゆるCDチ
ェンジャープレーヤとして知られているように、複数枚
のディスクを収納し、選択的にローディングして再生さ
せることができるものも知られている。
【0004】一般にカーステレオシステムとして知られ
ているCD再生装置では、CDチェンジャープレーヤと
して構成されるものも多く、また例えばビデオ機器やナ
ビゲーション機器を組み合わせた多様な車載用システム
を構築する場合に対応できるように、CD−DAだけで
なくビデオCDやCD−ROMも対応可能とされている
ものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CD方式の
ディスクでは、最内周側のリードインエリアにTOC
(Table of Contents )と呼ばれる情報が記録されてお
り、これには各トラック(楽曲や映像等を構成する音声
等の主データの単位)のアドレスやトラック数などの制
御データが記述されている。また、ビデオCDの場合に
は、リードインエリアにおけるTOC情報に加えて、第
1トラックとなる領域がビデオCDデータトラックとよ
ばれる制御データ用の領域と設定されており、ビデオC
Dの再生動作のための各種情報が記録されている。
【0006】ディスクからの音声や映像などの主データ
の再生に際しては、再生装置はまずTOCやビデオCD
データトラックなどにおける制御データを読み出さなく
てはならない。このため、ディスクがCDプレーヤに挿
入されて再生操作されてから、実際に音声等の出力が行
なわれるまでに或る程度時間がかかることになる。
【0007】そこで例えば従来の車載用のCDチェンジ
ャープレーヤでは、TOC等の制御データを予め読み込
んでおくという処理方式が用いられていた。車載用のC
Dチェンジャープレーヤでは、複数枚のディスクをディ
スクマガジンといわれる収納機構にセットし、ディスク
マガジンをチェンジャーユニットに装着することで、各
ディスクがCDチェンジャープレーヤ内に収納された状
態となる。
【0008】チェンジャーユニットは、例えば自動車の
トランクに配置されるような場合が多く、従って各ディ
スクがCDチェンジャープレーヤ内に収納されてから実
際の再生が行なわれるまではかなり時間がある。そこ
で、この間に全ディスクについてのTOC等の読込を行
なってしまい、プレーヤ内部のRAMに記憶しておくよ
うにすれば、実際の再生動作時には制御データの読み込
みを行なう必要はなく、このため、ユーザーの操作に対
して迅速な再生出力が可能となる。
【0009】しかしながら、チェンジャー機構が車内に
配置でき、例えば運転中などにおいてもディスクマガジ
ンが交換できるようなタイプの場合、ユーザーはディス
クマガジンを装着した後、すぐに再生操作を行なうこと
がある。この場合、全ディスクについて制御データの読
込を行なっていると、再生出力開始までかなりの時間を
要することになり適当でない。そこで、このような場合
は再生操作で指定されたディスクについてのみTOC等
の読込を行なうようにするわけであるが、1枚のディス
クからの制御データの読込についても10秒程度を要す
るため、例えばユーザーが再生操作してから10秒程度
は再生出力できないことになり、使用感が悪いという問
題があった。
【0010】このような問題は特にチェンジャータイプ
の場合にはローディング時間の影響も加わってより顕著
なものとなるが、チェンジャータイプでない通常のCD
プレーヤなどでも同様に発生する。つまりディスク挿入
直後に再生操作を行なった場合、ユーザーはTOCやビ
デオCDデータトラックなどを読み込むための時間だけ
待たされることになる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、ディスク再生装置において制御データの読
込のための時間を短縮し、快適な操作性を得ることを目
的とする。
【0012】このため主データと、主データの再生動作
に用いる制御データが記録されたディスク状記録媒体に
対応するディスク再生装置において、読取手段によって
ディスク状記録媒体から制御データを読み出す際には、
主データを読み出すときよりも速いN倍速でディスク状
記録媒体の回転駆動を行なうように回転駆動手段を制御
し、デコード手段に対してN倍速で読み出される情報の
デコード処理を実行させる制御手段を設ける。つまり、
制御データの読込については2倍速、4倍速などの速度
で読取動作を実行させることで、読込時間の短縮化を計
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
車載用などに好適なCDチェンジャープレーヤに本発明
を適用した例を説明する。このCDチェンジャープレー
ヤは、CD−A、CD−G、ビデオCD、ビデオCD以
外の所定のCD−ROMを再生可能なものとする。なお
一般にCD−Gは、CD−DAの範中に含まれるが、こ
こでは説明上、再生データとしてデジタルオーディオデ
ータのみを記録したディスクをCD−DAといい、デジ
タルオーディオデータとともに静止画データを記録した
CD−Gと区別する。説明は次の順序で行なう。 1.CD−DA及びビデオCDのフォーマット 2.TOC及びサブコード 3.CDチェンジャープレーヤの構成 4.マガジンファイル 5.カスタムファイル 6.TOCリード及びディスクタイプ判別処理
【0014】1.CD−DA及びビデオCDのフォーマ
ット まずCD−DA及びビデオCDのフォーマットを説明す
る。CD−DA及びビデオCDのディスク上の構造を図
8に示した。CD−DAでは図8(a)のようにディス
ク最内周側にリードインエリアが設けられ、ここにTO
Cデータが記録されている。TOCデータとしては、各
トラックの開始位置やトラック数、演奏時間等が記録さ
れている。リードインエリアに続いてトラックデータが
トラック#1〜トラック#nとして記録され、最外周位
置にリードアウトエリアが設けられている。各トラック
には44.1KHz サンプリングで16ビット量子化のデジタ
ルオーディオデータがサブコードデータとともに記録さ
れる。なお、CD−GについてはCD−DAと同様であ
り、サブコードデータの一部が用いられて静止画データ
が記録されることになる。
【0015】ビデオCDのディスク上の構造は図8
(b)に示される。ビデオCDの場合も、CD−DAと
ほぼ同様に、ディスク最内周側にリードインエリアが設
けられ、TOCデータが記録されている。そしてリード
インエリアに続いてトラック#1〜トラック#nが記録
され、最外周位置にリードアウトエリアが設けられてい
る。
【0016】ただしビデオCDの場合、トラック#1は
第1トラックとしての実際の映像又は音声データの記録
には用いられておらず、ビデオCDデータトラックとし
て使用されている。そして、トラック#2〜トラック#
nに実際の映像/音声データが記録される。なお、ビデ
オCDの場合、オーディオデータのみが記録されたトラ
ックを設けることもでき、その場合はCD−DAと同様
の44.1KHz サンプリングで16ビット量子化のデジタル
オーディオデータが記録される。
【0017】CD−DA、CD−G、ビデオCDのいづ
れも、トラック数は最大99まで可能となる。従ってC
D−DA(及びCD−G)の場合、最大99曲、ビデオ
CDの場合最大98シーケンスが記録できる。シーケン
スとは動画の連続した1つの区切りのことであり、例え
ばカラオケなどの画像が記録されていた場合、1曲(1
トラック)が1シーケンスであり、また映画の場合は通
常1ディスクが1シーケンスとなる。
【0018】トラック#1を用いたビデオCDデータト
ラックには、図8(b)下段に示すようにPVD(基本
ボリューム記述子)、カラオケベーシックインフォメー
ションエリア、ビデオCDインフォメーションエリア、
セグメントプレイアイテムエリア、その他のファイル
(CD−Iアプリケーションプログラム等)が用意され
ている。
【0019】ビデオCDのディレクトリ構造を図9に示
す。ビデオCDのディレクトリ構造としては図9のよう
に、ビデオCDディレクトリ、MPEGオーディオ/ビ
デオ、CD−DA、セグメント、CD−I、カラオケ、
EXTが要求される。ビデオCDディレクトリは図8
(b)のトラック#1内におけるビデオCDインフォメ
ーションエリアに記録されるものであり、ディスクイン
フォメーション、エントリーテーブル、リストIDオフ
セットテーブル、プレイシーケンスディスクリプタが設
けられる。
【0020】MPEGオーディオ/ビデオは即ちオーデ
ィオ/ビデオのシーケンスデータであり、つまり上述の
ように最大99トラックが記録できるビデオCDではト
ラック#2〜トラック#99までの最大98個のシーケ
ンスデータとなる。セグメントとは最大1980単位記
録できるセグメントプレイアイテム#1〜#1980で
あり、これはトラック#1内におけるセグメントプレイ
アイテムエリアに記録される。
【0021】さらに、トラック#1内におけるCD−I
アプリケーションプログラムは、そのディレクトリファ
イルが、CD−Iとして、ディレクトリ構造に組み込ま
れ、またカラオケベーシックインフォメーションエリア
が使用される場合は、そのディレクトリファイルが、カ
ラオケとして、ディレクトリ構造に組み込まれる。オー
ディオデータのみが記録されたトラックを設ける場合
は、そのディレクトリファイルが、CD−DAとして、
ディレクトリ構造に組み込まれ、また、PSD_X.V
CD及びLOT_X.VCDが使用される場合は、その
ディレクトリファイルが、EXTとして、ディレクトリ
構造に組み込まれる。
【0022】ビデオCDデータトラックについて簡単に
説明する。ビデオCDデータトラック内で絶対時間アド
レス00:02:16(分/秒/フレーム)からの位置
に配置されるPVDには、ボリューム構造スタンダード
ID、システム認識子、ボリューム認識子、アルバムの
ボリューム数、アルバムセットシーケンス番号、アルバ
ム認識子等の、基本的な制御データが記録される。
【0023】絶対時間アドレス00:02:16からの
位置に配置されるカラオケベーシックインフォメーショ
ンエリアには、ビデオCDがカラオケ用途のディスクと
される場合の再生動作の制御に用いられるデータが記録
される。
【0024】絶対時間アドレス00:04:00からの
位置にはビデオCDインフォメーションエリアが配置さ
れる。このビデオCDインフォメーションとしては、デ
ィスクインフォメーション、エントリーテーブル、リス
トIDオフセットテーブル、プレイシーケンスディスク
リプタ(PSD)が設けられる。これらが図9に示した
ビデオCDディレクトリにおける各ファイル構成とな
る。
【0025】ディスクインフォメーションの領域にはビ
デオCDのシステム認識子、バージョン番号、アルバム
認識子、アルバムでのボリューム数、アルバムセットシ
ーケンス番号等が記録される。またNTSC/PALを
識別する動画トラックのサイズマップ、カラオケベーシ
ックインフォメーションの有無を示すフラグ、PSD
(プレイシーケンスディスクリプタ)のバイトサイズ等
も示される。PSDとは絶対時間アドレス00:04:
34から、最大で絶対時間アドレス00:07:64ま
でに記録されるもので、プレイバックコントロールに用
いる複数のリスト(セレクションリスト、プレイリス
ト、エンドリスト)を有するものである。プレイバック
コントロールとはメニュー形式でユーザーとの対話を介
して再生を進めていく方式であり、即ちPSDは、その
再生進行のための制御データとなる。ディスクインフォ
メーションの領域には、これら以外にもプレイバックコ
ントロールに用いる各種制御データ記録される。例えば
図9に示すようにエントリーテーブルやリストIDオフ
セットテーブルのデータはプレイバックコントロールの
際に用いられるものとなるが、これらの管理のためのデ
ータがディスクインフォメーションに記録される。
【0026】図8に示すように、ビデオCDデータトラ
ックには、以上のようなPVD、カラオケベーシックイ
ンフォメーションエリア、ビデオCDインフォメーショ
ンエリアの他に、さらにセグメントプレイアイテムエリ
アやその他のファイル(例えばCD−Iアプリケーショ
ンプログラム等)が、それぞれ所定位置に配置される。
【0027】2.TOC及びサブコード 次に、ビデオCD及びCD−DAにおいてリードインエ
リアに記録されるTOC及びサブコードについて説明す
る。ビデオCD及びCD−DAにおいて記録されるデー
タの最小単位は1フレームとなる。98フレームで1ブ
ロックが構成される。
【0028】1フレームの構造は図10のようになる。
1フレームは588ビットで構成され、先頭24ビット
が同期データ、続く14ビットがサブコードデータエリ
アとされる。そして、その後にデータ及びパリティが配
される。
【0029】この構成のフレームが98フレームで1ブ
ロックが構成され、98個のフレームから取り出された
サブコードデータが集められて図11(a)のような1
ブロックのサブコードデータが形成される。98フレー
ムの先頭の第1、第2のフレーム(フレーム98n+
1,フレーム98n+2)からのサブコードデータは同
期パターンとされている。そして、第3フレームから第
98フレーム(フレーム98n+3〜フレーム98n+
98)までで、各96ビットのチャンネルデータ、即ち
P,Q,R,S,T,U,V,Wのサブコードデータが
形成される。
【0030】このうち、アクセス等の管理のためにはP
チャンネルとQチャンネルが用いられる。ただし、Pチ
ャンネルはトラックとトラックの間のポーズ部分を示し
ているのみで、より細かい制御はQチャンネル(Q1
96)によって行なわれる。96ビットのQチャンネル
データは図11(b)のように構成される。
【0031】まずQ1 〜Q4 の4ビットはコントロール
データとされ、オーディオのチャンネル数、エンファシ
ス、CD−ROMの識別などに用いられる。即ち、4ビ
ットのコントロールデータは次のように定義される。 『0***』・・・・2チャンネルオーディオ 『1***』・・・・4チャンネルオーディオ 『*0**』・・・・CD−DA(CD−Gを含む) 『*1**』・・・・CD−ROM 『**0*』・・・・デジタルコピー不可 『**1*』・・・・デジタルコピー可 『***0』・・・・プリエンファシスなし 『***1』・・・・プリエンファシスあり
【0032】次にQ5 〜Q8 の4ビットはアドレスとさ
れ、これはサブQデータのコントロールビットとされて
いる。このアドレス4ビットが『0001』である場合
は、続くQ9 〜Q80のサブQデータはオーディオQデー
タであることを示し、また『0100』である場合は、
続くQ9 〜Q80のサブQデータがビデオQデータである
ことを示している。そしてQ9 〜Q80で72ビットのサ
ブQデータとされ、残りのQ81〜Q96はCRCとされ
る。
【0033】リードインエリアにおいては、そこに記録
されているサブQデータが即ちTOC情報となる。つま
りリードインエリアから読み込まれたQチャンネルデー
タにおけるQ9 〜Q80の72ビットのサブQデータは、
図12(a)のような情報を有するものである。サブQ
データは各8ビットのデータを有している。
【0034】まずトラックナンバが記録される。リード
インエリアではトラックナンバは『00』に固定され
る。続いてPOINT(ポイント)が記され、さらにト
ラック内の経過時間としてMIN(分)、SEC
(秒)、FRAME(フレーム番号)が示される。さら
に、PMIN,PSEC,PFRAMEが記録される
が、このPMIN,PSEC,PFRAMEは、POI
NTの値によって意味が決定されている。
【0035】POINTの値が『01』〜『99』のと
きは、その値はトラックナンバを意味し、この場合PM
IN,PSEC,PFRAMEにおいては、そのトラッ
クナンバのトラックのスタートポイント(絶対時間アド
レス)が分(PMIN),秒(PSEC),フレーム番
号(PFRAME)として記録されている。
【0036】POINTの値が『A0』のときは、PM
INに最初のトラックのトラックナンバが記録される。
また、PSECの値によってCD−DA,CD−I,C
D−ROM(XA仕様)の区別がなされる。POINT
の値が『A1』のときは、PMINに最後のトラックの
トラックナンバが記録される。POINTの値が『A
2』のときは、PMIN,PSEC,PFRAMEにリ
ードアウトエリアのスタートポイントが絶対時間アドレ
スとして示される。
【0037】例えば6トラックが記録されたディスクの
場合、このようなサブQデータによるTOCとしては図
13のようにデータが記録されていることになる。図1
3に示すようにトラックナンバTNOは全て『00』で
ある。ブロックNO.とは上記のように98フレームに
よるブロックデータとして読み込まれた1単位のサブQ
データのナンバを示している。各TOCデータはそれぞ
れ3ブロックにわたって同一内容が書かれている。図示
するようにPOINTが『01』〜『06』の場合、P
MIN,PSEC,PFRAMEとしてトラック#1〜
トラック#6のスタートポイントが示されている。
【0038】そしてPOINTが『A0』の場合、PM
INに最初のトラックナンバとして『01』が示され
る。またPSECの値によってディスクが識別され、こ
のディスクがCD−ROM(XA仕様:ビデオCD等)
の場合は、図示するようにPSEC=『20』とされ
る。CD−DAの場合は『00』、CD−Iの場合は
『10』となる。
【0039】そしてPOINTの値が『A1』の位置に
PMINに最後のトラックのトラックナンバが記録さ
れ、POINTの値が『A2』の位置に、PMIN,P
SEC,PFRAMEにリードアウトエリアのスタート
ポイントが示される。ブロックn+27以降は、ブロッ
クn〜n+26の内容が再び繰り返して記録されてい
る。
【0040】トラック#1〜#n及びリードアウトエリ
アにおいては、そこに記録されているサブQデータは図
12(b)の情報を有する。まずトラックナンバが記録
される。即ち各トラック#1〜#nでは『01』〜『9
9』のいづれかの値となる。またリードアウトエリアで
はトラックナンバは『AA』とされる。続いてインデッ
クスとして各トラックをさらに細分化することができる
情報が記録される。
【0041】そして、トラック内の経過時間としてMI
N(分)、SEC(秒)、FRAME(フレーム番号)
が示される。さらに、AMIN,ASEC,AFRAM
Eとして、絶対時間アドレスが分(AMIN),秒(A
SEC),フレーム番号(AFRAME)として記録さ
れている。
【0042】なお、CD−Gについては、サブコードの
R〜Wのデータとして静止画データが記録されることに
なる。
【0043】3.CDチェンジャープレーヤの構成 本例のCDチェンジャープレーヤの要部の構成を図1に
示す。CDチャンジャープレーヤにおいてはCD90を
複数枚収納し、さらに選択したCD90を再生位置まで
ローディングできるチャンジャー部1が設けられる。チ
ャンジャー部1にはCD90を収納する部位としてディ
スクマガジン2が設けられ、また図示しないが、CD9
0を再生位置とディスクマガジン2の収納部の間で搬送
するための搬送機構が形成されている。
【0044】ディスクマガジン2は、例えばディスク9
0を6枚収納できるように形成されており、このディス
クマガジン2はチェンジャー部1に対して挿脱可能とさ
れている。図2にディスクマガジン2の挿脱動作につい
て示す。図2においてチェンジャーユニット30は、図
1におけるチェンジャー部、及び後述するスピンドルモ
ータ3、光学ヘッド4等の図1の所要のブロックを有す
るユニットである。このチェンジャーユニット30に対
しては図2(a)のようにディスク90をセットしたデ
ィスクマガジン2が挿入される。またチェンジャーユニ
ット30にはイジェクトボタン31が設けられており、
このイジェクトボタン31を押すことで、図2(b)の
ようにディスクマガジン2が取り出され、ユーザーは収
納するディスクを交換することができる。
【0045】例えばこのようなチェンジャーユニット3
0としての筺体内に、図1の回路系を構築し、CDチェ
ンジャープレーヤとすることができる。そしてチェンジ
ャー機構を小型なものとしてすることで、従来別体とし
てトランクなどに配置していたチェンジャー機構までも
を車内に配置させることが可能となり、従って運転中な
どにおいてもディスク交換を行なうことが可能となる。
【0046】ディスクマガジン2から再生位置にローデ
ィングされたディスク90は、スピンドルモータ3によ
り回転駆動されるようにチャッキングされる。そしてそ
のディスク90は、スピンドルモータ3によって回転さ
れながら光学ヘッド4によってレーザ光が照射され、そ
の反射光によってディスク90にピット形態で記録され
ている情報が読み取られる。
【0047】光学ヘッド4はレーザ出力手段としてのレ
ーザダイオード、偏光ビームスプリッタや対物レンズ4
a等からなる光学系、及び反射光を検出するためのディ
テクタが搭載されている。対物レンズ4aは2軸機構4
bによってディスク半径方向及びディスクに接離する方
向に変位可能に保持されている。また、スレッド機構5
は光学ヘッド3をディスク半径方向に駆動する。
【0048】再生動作によって、光学ヘッド4によりデ
ィスク90から検出された情報はRFアンプ6に供給さ
れる。RFアンプ6は供給された情報の演算処理によ
り、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォーカ
スエラー信号等を抽出する。そして、抽出された再生R
F信号はデコーダ部8に供給されEFM復調、エラー訂
正等の処理が行なわれる。またP,Qチャンネルのサブ
コードデータが取り出されてシステムコントローラ23
に供給される。
【0049】トラッキングエラー信号、フォーカスエラ
ー信号はサーボ回路7に供給される。サーボ回路7は供
給されたトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信
号や、システムコントローラ23からのトラックジャン
プ指令、アクセス指令、スピンドルモータ3の回転速度
検出情報等により各種サーボ駆動信号を発生させ、2軸
機構4b及びスレッド機構5を制御してフォーカス及び
トラッキング制御を行ない、またスピンドルモータ3を
一定線速度(CLV)に制御する。
【0050】再生中のディスク90がビデオCDなど、
いわゆるCD−ROMの範中に入るものである場合は、
デコーダ部8でデコード処理された信号はCD−ROM
デコーダ9に供給される。CD−ROMデコーダ9では
CD−ROMフォーマットに従ってデコード処理を行な
う。そして、CD−ROMデコーダ9によってデコード
された信号のうち、前述したプレイバックコントロール
のための情報などの各種ディスク情報はシステムコント
ローラ23のRAM23aに取り込まれる。
【0051】また、CD−ROMデコーダ9によってデ
コードされたオーディオデータは、MPEGオーディオ
デコーダ10に供給される。MPEGオーディオデコー
ダ10はオーディオRAM11を用いながら所定タイミ
ングでデコード及びデコードオーディオ信号出力を行な
う。さらに、CD−ROMデコーダ9によってデコード
されたビデオデータは、MPEGビデオデコーダ12に
供給される。MPEGビデオデコーダ12はビデオRA
M13を用いながら所定タイミングでデコード及びデコ
ードビデオ信号出力(RGB出力)を行なう。
【0052】スイッチ部14は再生されるディスク90
の種別に応じて切り換えられる。再生されているディス
ク90がCD−DA又はCD−Gであった場合は、その
再生信号としてはデコーダ部8でEFM復調、CIRC
等のデコード処理されることでデジタルオーディオ信号
が得られる。CD−DA又はCD−Gの再生中には、シ
ステムコントローラ23はスイッチ部14をt1 端子に
接続させている。従ってデコーダ部8からのデジタルオ
ーディオ信号はD/A変換器15でアナログオーディオ
信号に変換され、オーディオ出力端子16から後段の増
幅回路又はアンプなどの外部機器に出力される。
【0053】また再生中のディスク90がビデオCDで
あった場合は、オーディオデータはMPEGオーディオ
デコーダ10から得られる。ビデオCD再生中には、シ
ステムコントローラ23はスイッチ部14をt2 端子に
接続させている。従ってMPEGオーディオデコーダ1
0からのデジタルオーディオ信号はD/A変換器15で
アナログオーディオ信号に変換され、オーディオ出力端
子16から後段の増幅回路又はアンプなどの外部機器に
出力される。
【0054】ビデオCDの再生の際には、MPEGビデ
オデコーダ12の出力としてRGB映像データが得られ
る。このRGB映像データはD/A変換器17でRGB
アナログ信号とされる。そしてRGB/NTSCエンコ
ーダ18に供給され、RGB信号がNTSC方式のコン
ポジット映像信号に変換される。そしてスイッチ部19
のt2 端子に供給される。
【0055】ビデオCD再生中には、システムコントロ
ーラ23はスイッチ部19をt2 端子に接続させてお
り、従ってNTSC方式のコンポジット映像信号はOS
D処理部20を介してビデオ出力端子21からモニタ装
置等に供給され、映像出力が実行される。システムコン
トローラ23からの指示に基づくOSD処理部20の動
作により、出力映像に所定のスーパーインポーズ表示を
行なうことができる。
【0056】ところで、再生されるディスク90がCD
−Gであった場合は、サブコードのR〜Wチャンネルか
ら静止画像データが読み出される。この静止画像データ
はCD−Gデコーダ22に供給されてデコードされ、N
TSC方式のコンポジット映像信号(静止画)として出
力される。CD−G再生中には、スイッチ部19はt1
端子に接続され、従ってCD−Gから再生された映像信
号はOSD処理部20を介してビデオ出力端子21から
モニタ装置等に供給され、映像出力が実行される。この
場合もOSD処理部20により、出力映像に所定のスー
パーインポーズ表示を行なうことができる。
【0057】さらに、再生されるディスク90がビデオ
CD以外のCD−ROMであった場合、その再生データ
はCD−ROMデコーダ9の出力として得られるが、シ
ステムコントローラ20はその再生データをCD−RO
Mインターフェース部27を介して端子28から外部情
報機器に出力する。例えば車載用として考えた場合、ナ
ビゲーションシステムとしての地図情報を記録したCD
−ROMが再生されるが、そのCD−ROMから読み出
された地図情報がCD−ROMインターフェース部27
を介してナビゲーションコントローラなどの機器に供給
されることになる。
【0058】システムコントローラ20はEEP−RO
M24に対する書込/読出を行なうことができる。EE
P−ROM24は電源オフ時にも記憶内容を消失しない
メモリ領域として用意されている。このEEP−ROM
では、後述するカスタムファイルとしてのデータなどが
記憶される。
【0059】操作入力部25にはユーザー操作に供され
る各種キーが設けられている。即ち、チェンジャー部1
に収納されているディスク90からのディスク選択操
作、再生操作、アクセス操作、停止操作、各種モード操
作など、操作に必要な所要のキーが設けられる。
【0060】表示部26は、機器の全面パネルなどにお
いて例えば液晶ディスプレイなどにより形成され、この
表示部26は各種の表示動作が行なわれる。例えば、デ
ィスク90から再生動作を行なう際にはディスク90に
記録されているTOCやサブコードデータが読み出さ
れ、システムコントローラ23に供給されるが、システ
ムコントローラ23はこれらの情報に応じて表示部25
に動作状態や再生時間表示等を行なうことになる。また
ディスク90の再生時には、システムコントローラ23
は先ずそのディスクの種別を判別しなければならず、後
述するようにディスク判別動作が行なわれるが、再生時
にはディスクの種別を表示部26に表示させるようにす
ることもできる。
【0061】4.マガジンファイル ここでマガジンファイルについて説明しておく。図1の
CDチェンジャープレーヤでは、原則的にディスクマガ
ジン2が装着された時点で自動的に各ディスク90につ
いての制御データ、即ちTOCやビデオCDデータトラ
ックのデータを読み出しておき、ディスクナンバに対応
させてRAM23aにマガジンファイルとして記憶させ
るようにしている。
【0062】ディスクナンバとはディスクマガジン2の
収納位置に対応するナンバであり、例えば収納された各
ディスク90は、そのディスクマガジン2内の位置に応
じてディスクナンバ1〜6が割り振られる。そして各デ
ィスク90から読み出したTOC等の制御データを、デ
ィスクナンバに対応した状態でマガジンファイルとして
記憶しておけば、その後の各ディスクの再生時には制御
データをあらためて読み込む必要はなくなる。つまりデ
ィスクマガジン2が取り出されない限りは、収納された
各ディスク90は取り換えられることはないため、それ
ぞれのディスク90の制御データを記憶しておけば再生
操作時に迅速な再生出力開始が可能となる。
【0063】なお、マガジンファイルとして記憶したデ
ータはディスクマガジン2が取り出されない限り有効で
あるため、例えばディスクマガジン2が取り出されない
まま電源オフとされた場合もデータ消失されないよう
に、RAM23aに電源バックアップ構成を取ることが
好ましい。もしくは、電源オフ時にはマガジンファイル
をEEP−ROM24に記憶させ、電源オン時に読み出
すような方式をとってもよい。
【0064】ただし、ディスクマガジン2の取り出しが
電源オフ状態でも可能なように、例えば図2に示したイ
ジェクトボタン31の押圧に伴う機械的な動作でディス
クマガジン2の排出が行なわれるような構造の場合は、
電源オフ時にディスク90が入れ換えられる可能性もあ
るため、マガジンファイルは、ディスクマガジン挿入時
と電源オン時に毎回、RAM23aにおいて生成するよ
うにすることが好適である。
【0065】マガジンファイルとしては例えば図4のよ
うなデータが記憶される。ディスクナンバに対応して読
み込まれたTOCや、ビデオCDにおけるトラック#1
(ビデオCDデータトラック)のデータが記憶されると
ともに、判別されたディスクタイプが記憶される。ま
た、各ディスクについてはユーザーが固有のディスクネ
ーム等の文字情報を登録することができるが、これらも
記憶される。なお、ディスクネーム及びディスクタイプ
は、各ディスクに対して固有の情報として次に説明する
カスタムファイルとして登録することができ、ディスク
マガジン2に装着されたディスク90のうち、カスタム
ファイル登録されているディスクが存在した場合は、そ
こからディスクネーム、ディスクタイプが読み出されて
マガジンファイルに記憶されることになる。
【0066】このようにマガジンファイルを形成するこ
とで、再生時には各ディスクのディスクタイプを即座に
判別し、またその都度TOC等を読み込まなくても再生
が可能となる。さらにディスクネームが登録されている
場合は、表示部26にそのディスクネームを表示させる
ことができる。
【0067】5.カスタムファイル EEP−ROM24には、ディスクに対しての固有の識
別情報(カスタムファイル)を記憶するメモリとして用
いられる。このカスタムファイルについて説明する。
【0068】システムコントローラ23は、ディスク9
0からTOC情報を読み込むが、このTOC情報内容は
各ディスクについて固有のものであるため、これを利用
してカスタムファイルを作成することで、ディスク固有
のデータ登録が可能となる。
【0069】カスタムファイルとしては例えばまずディ
スク固有のID(以下、TOC−IDという)を作成す
る。これにはTOC情報内の、例えば総演奏時間デー
タ、開始トラックナンバ、最終トラックナンバなどの値
を組み合わせるなどして、ディスク固有の値を得ること
ができるため、これをTOC−IDとする。このように
TOC−IDを作成したら、そのTOC−IDとともに
所要のデータを登録しておけば、各ディスク90に固有
のデータをEEP−ROM24に保持できることにな
る。
【0070】本例では、図3に示すように、TOC−I
Dに対応させて、ディスクタイプ及びディスクネームを
記憶するようにしている。ディスクタイプとは、CD−
DA,CD−G,CD−ROM,ビデオCD等の別であ
る。ローディングされたディスク90の種別判別動作は
後述するが、その種別判別処理によってディスクの種別
がわかったら、その種別を示すコードをTOC−IDに
対応させて登録しておくようにする。このように登録し
ておけば、後に同一ディスクがローディングされたとき
(例えば上述のマガジンファイルを作成するような場
合)には、EEP−ROM24内でTOC−IDで検索
することにより種別がわかるようになり、わざわざ種別
判別処理を行なわなくてもよいことになる。
【0071】また例えば或るディスク90について、ア
ルバムタイトルなどの文字情報をユーザーが任意にディ
スク固有の名称と設定し、ディスクネームとして入力し
た場合は、図3のようにそれをTOC−IDに対応させ
て記憶させるようにする。
【0072】6.TOCリード及びディスクタイプ判別
処理 次に、本例のCDチェンジャープレーヤの特徴的な動作
となるTOCリード及びディスクタイプ判別処理につい
て説明する。本例のCDチェンジャープレーヤでは上述
したように、通常、ディスクマガジン2が装着された際
(及び装置形態によっては電源オンの際)に、ディスク
マガジン2に収納されている全ディスクについて制御デ
ータを読み込み、マガジンファイルを作成する動作を行
なう。そして、この全ディスクについて制御データ読込
動作はなるべく早く終了することが好適である。マガジ
ンファイルが作成された後では、操作に対応した迅速な
再生開始が可能となるためである。このため本例では制
御データ読込動作を迅速に行なうことができるようにし
ている。
【0073】また、ユーザーがディスクマガジン2の装
着後、即座に再生操作を行なうような場合もある。つま
り全ディスクに対応してマガジンファイルが完成してい
ない時点で再生操作が行なわれる場合である。本例で
は、このような場合でもなるべく迅速に再生開始を行な
うことができるようにするものである。
【0074】つまり本例では、ディスクマガジン2が装
着されたら、できるだけ迅速にマガジンファイルを作成
すること、及び、そのように迅速にマガジンファイルを
作成するようにしてもマガジンファイル完成前に再生操
作が行なわれてしまったような場合にも対応して迅速な
再生開始を実現するものである。
【0075】迅速なマガジンファイル作成のためのシス
テムコントローラ23の処理を図5に示す。ディスクマ
ガジン2が装着されたらシステムコントローラ23は図
5の処理を開始し、まずステップF101で変数n=1とす
る。変数nはディスクナンバを指定する変数となる。ス
テップF102ではチェンジャー部1に対して、ディスクナ
ンバ=nとなるディスクをディスクマガジン2から取り
出し、光学ヘッド3の位置(再生位置)にローディング
させるように制御を行なう。まず最初にディスクナンバ
1とされたディスク90がローディングされることにな
る。
【0076】ディスク90をローディングしたら、ステ
ップF103でスピンドルモータ3を駆動し、ディスク90
を回転させるが、このときは、通常の再生時の回転速度
の2倍速で回転を実行させる。スピンドルモータ3のC
LV回転はサーボ回路7によって制御されるが、サーボ
回路7はCLVサーボエラー信号に基づいてスピンドル
モータ3に駆動電力を供給する。CLVサーボエラー信
号は、回転速度情報と基準速度情報の比較によって得ら
れる。回転速度情報とは、再生RF信号が2値化された
EFM信号をPLL回路に注入することで得られるクロ
ックが相当する。また基準速度情報とは、マスタークロ
ックから所定の分周処理で生成された基準クロックが相
当する。従って、スピンドルモータ3を2倍速回転させ
るには、基準クロックを通常の再生時の2倍の周波数と
すればよい。なお、ステップF103の処理としては、2倍
速に代えて4倍速回転を実行させるなど、より高速回転
を実行させる処理も考えられる。
【0077】このようにスピンドルモータ3を2倍速で
高速回転させながらステップF104で光学ヘッド4による
TOCデータの読取を実行させる。つまり光学ヘッド4
をディスク最内周側に位置させ、TOC領域の読取を実
行させる。読み取られた情報はRFアンプ6で再生RF
信号とされ、2値化されたEFM信号としてデコーダ部
8でデコード処理される。ディスク90が2倍速で回転
されることにより、高速に情報が読み出されるわけであ
るが、デコード部8では、その読み出されたEFM信号
をPLL回路に注入して生成したクロックを用いてデコ
ード処理を行なうようにすれば、回転速度の変化にかか
わりなくデータデコードを行なうことができる。デコー
ド部8ではTOCデータが抽出され、システムコントロ
ーラ23に供給される。
【0078】ステップF104でTOCデータを取り込んだ
ら、システムコントローラ23はステップF105でTOC
データからディスクIDを判別する。上述したようにデ
ィスクIDとはTOC情報内の総演奏時間データ、開始
トラックナンバ、最終トラックナンバの値から生成され
るコードであるため、TOC読取により、そのディスク
90に固有のTOC−IDが識別できることになる。
【0079】TOC−IDを識別したら、ステップF106
ではEEP−ROM24内のカスタムファイルを検索
し、そのTOC−IDが登録されているか否かを判別す
る。過去にそのディスク90が一度でもローディングさ
れたものである場合は、TOC−IDに対応して少なく
ともディスクタイプが登録されている。ディスクネーム
についてはユーザーが登録操作したことに応じて登録さ
れる。
【0080】今、TOCデータを読み込んだディスク9
0についてはそのTOC−IDがカスタムファイルに登
録されていないと判断された場合は、ステップF108でデ
ィスクタイプの判別処理を行なう。
【0081】ステップF108のディスクタイプの判別処理
は図7に詳しく示される。まずステップF301では、TO
Cデータにおけるポイント(POINT)『A0』のP
SECを確認する。上述したようにポイント『A0』の
PSECが『00』である場合は、そのディスクはCD
−DAの範中に入るものである。ただし一部のCD−R
OMにはPSECが『00』であるものも存在する。ま
た、PSECが『20』であった場合は、通常は、その
ディスクはビデオCDである。
【0082】ステップF301でPSECが『20』でない
とされ、さらにステップF309でPSECが『00』であ
ったと判断された場合は、次にステップF310でポイント
(POINT)『00』〜『99』におけるコントロー
ルデータを参照する。前述したようにコントロールデー
タが『*0**』であればCD−DAである。一方、コ
ントロールデータが『*1**』であればCD−ROM
である。従って、コントロールデータが『*0**』で
あると判断された場合は、ステップF311に進んで、その
ディスクはCD−DAもしくはCD−Gであると判別す
る。
【0083】なお、CD−DAとCD−Gの別も判別す
る必要があるときは、ディスクの再生動作を行なわせて
みて、CD−Gデコーダ22の動作をチェックすればよ
い。例えばトラック#1の一部を再生させるなどして、
サブコードを取り出し、CD−Gデコーダ22で静止画
像データのデコードが行なわれるか否かを確認する。
【0084】ステップF310でコントロールデータが『*
1**』と判断された場合は、ステップF311に進み、そ
のディスクはCD−DA、CD−G、ビデオCD以外
の、CD−ROMその他のタイプのCDであると判別す
る。例えばナビゲーションシステム用の地図を記録した
CD−ROMなどがこれに相当する。
【0085】ステップF301で、PSECが『20』であ
ると判断された場合は、通常は、そのディスクはビデオ
CDなどのXA仕様のCD−ROMである。ステップF3
02,F303 では、そのディスクがビデオCDであるか否か
の確認を行なう。ビデオCDであるとしたらトラック#
1がビデオCDデータトラックされて制御データが記録
されているはずである。そこでステップF302では、光学
ヘッド4を絶対時間アドレス『00:04:00』の位
置にアクセスさせデータ読取を行なわせる。図8で説明
したように『00:04:00』の位置はビデオCDイ
ンフォメーションエリアとされており、そのエリアの先
頭に記録されるディスクインフォメーションを読み込む
ことになる。前述したように、ディスクインフォメーシ
ョンにはビデオCDのシステム認識子やバージョン番号
等が記録されているため、これらの情報が読み込めた
ら、ビデオCDであることが確認できる(F303)。
【0086】ビデオCDであると確認された場合は、次
にビデオCDのバージョンの判別を行なう。ビデオCD
としては、通常の再生動作(トラック#2から順番に再
生する再生動作)のみに対応できる下位バージョンと、
通常の再生動作だけでなく、プレイバックコントロール
(以下、PBC)といわれているように、ユーザーとメ
ニュー対話形式で再生を進めて行くことができる機能を
備えたバージョン2.0(メニュー付きビデオCD)が存
在する。
【0087】ディスクインフォメーションにはバージョ
ン番号が記録されているため、ステップF304,F306 では
それを確認する。ステップF304でバージョン2.0 と判断
された場合は、同じくディスクインフォメーションに記
録されているPSDサイズを確認する。PSD(プレイ
シーケンスディスクリプタ)とは前述したようにプレイ
バックコントロールい用いるデータであり、PSDサイ
ズがゼロ、即ちPSDが存在しないとされる場合は、バ
ージョン2.0 とされていてもプレイバックコントロール
のできないビデオCDである。そこでステップF313に進
んでプレイバックコントロール機能のない、メニューな
しビデオCDであると判断する。一方、PSDサイズが
ゼロでなくPSDが存在する場合は、ステップF312に進
んで、プレイバックコントロール機能の付加されたメニ
ュー付きビデオCDであると判断する。
【0088】ディスクインフォメーションに記録される
バージョン番号が1.01であった場合は、ステップF306か
らF313に進んでプレイバックコントロール機能のない、
メニューなしビデオCDであると判断する。また、ディ
スクインフォメーションに記録されるバージョン番号が
2.0 ,1.01のいずれでもなかった場合は、ステップF306
からF314に進んでその他のCDと判断する。
【0089】ところで、下位バージョンのビデオCDで
は、ディスクインフォメーションのエリアからビデオC
Dであることが確認できないものもある。つまりステッ
プF303でビデオCDであることが確認できない場合が生
じる。その場合はステップF307で、絶対時間アドレス
『00:03:00』の位置にアクセスさせデータ読取
を行なわせる。図8のようにこの位置はカラオケベーシ
ックインフォメーションエリアとされている。ステップ
F307ではカラオケベーシックインフォメーションエリア
の情報からMPEGデータトラックの存在を確認する。
【0090】そしてMPEGデータトラックの存在が確
認された場合は、ステップF308からF313に進んでプレイ
バックコントロール機能のない、メニューなしビデオC
Dであると判断する。一方、MPEGデータトラックの
存在が確認されなかった場合は、ステップF314に進んで
その他のCDと判断する。以上の種別判別処理により、
ローディングされたディスクのタイプを確認できる。
【0091】図5のステップF108で、この図7のような
ディスクタイプ判別を行なったら、ステップF109で、そ
のディスクタイプをTOC−IDと対応させてカスタム
ファイルに登録する。さらにステップF110で、マガジン
ファイルにおいてディスクnに対応するデータとしてデ
ータ格納を行なう。例えば、今ステップF104で、ディス
クナンバ1のディスクからの読出が行なわれたとした
ら、図4のように、ディスクナンバ1に対応して読み出
されたTOCデータと、ステップF108で判別されたディ
スクタイプ(例えばCD−DA)が、マガジンファイル
として書き込まれる。
【0092】ステップF110でディスクナンバ1のディス
クについてのマガジンファイルデータ生成が終了した
ら、ステップF111で変数nをインクリメントして変数n
=2とし、ステップF102に戻って、同様の処理を行な
う。つまりディスクナンバ2のディスクをローディング
し、スピンドルモータ3を2倍速で回転させた状態でT
OCデータを読み込む(F102,F103,F104)。そしてディス
クIDを識別し、カスタムファイルを検索する(F105,F1
06) 。
【0093】例えばこのディスクナンバ2のディスクが
過去にもローディングされたことのあるディスクであっ
たとしたら、そのTOC−IDがカスタムファイルとし
てEEP−ROM24に登録され、そのときに判別され
たディスクタイプも記憶されていることになる。
【0094】従ってローディングされたディスクについ
てのTOC−IDが、EEP−ROM24に登録されて
いるものであったら、ステップF108の判別処理を行なわ
なくとも、カスタムファイルからディスクタイプを示す
コードを読み込めばよい。即ちステップF107に進んで、
ディスクタイプ情報(及び存在する場合はディスクネー
ム)を読み込む。そしてステップF110でディスクナンバ
2に対応するマガジンファイルデータの格納を行なう。
例えば、図4のように、ディスクナンバ2に対応して読
み出されたTOCデータが格納されるとともに、ステッ
プF107でカスタムファイルから読み出されたディスクタ
イプ(例えばCD−DA)及びディスクネーム(例えば
『ABC』)が、マガジンファイルとして書き込まれ
る。
【0095】以降、ステップF111で変数nがインクリメ
ントされ、他のディスクについてもステップF102〜F110
の処理が行なわれてマガジンファイルが生成されてい
く。ステップF112で変数n=7となった時点では、ディ
スクマガジン2に収納された6枚のディスク全部につい
てマガジンファイルデータが生成された場合である。つ
まり図4のようなマガジンファイルの作成が完了したこ
とになり、処理を終了する。
【0096】以上のように、マガジンファイルの作成の
ためのTOCやビデオCDデータオラックなどにおける
制御データ読出動作に関しては、通常の再生時より高速
でスピンドルモータを駆動することで、マガジンファイ
ル作成のための所要時間は短縮化されることになる。
【0097】次に、この図5の処理でマガジンファイル
を作成している際に、つまりマガジンファイル完成前に
再生操作が行なわれてしまった場合の処理について図6
で説明する。マガジンファイル完成前にユーザーが再生
すべきディスクを指定し、再生操作した場合は、システ
ムコントローラ23は図5の処理を中止して即座に図6
の処理にうつる。先ずステップF201としてユーザーが選
択したディスクナンバのディスク90を再生位置にロー
ディングさせる。
【0098】このときステップF202で、既にそのディス
クナンバについてマガジンファイル内にデータが格納さ
れているか否かを確認する。例えば図5の処理でディス
ク1〜ディスク3までのマガジンファイルデータが生成
されていた時点でディスク2が指定されて再生操作され
たような場合、そのディスク2についてのTOCデータ
やディスクタイプはマガジンファイルに登録されてい
る。この場合、再度TOC読み込みやディスクタイプ識
別を行なうことは不要であるため、ステップF202からF2
12に進み、即座に再生動作を開始させる。
【0099】ところが、ディスク1〜ディスク3までの
マガジンファイルデータが生成されていた時点でディス
ク5が指定されて再生操作されたような場合、そのディ
スク5についてのTOCデータやディスクタイプはまだ
マガジンファイルに登録されていない。このため、ステ
ップF203以降で、その指定されたディスクについて優先
的にTOC等の制御データの読み込み及びディスクタイ
プの判別を行なうことになる。
【0100】即ち、スピンドルモータ3を2倍速で回転
させた状態でTOCデータを読み込み(F203,F204) 、そ
してディスクIDを識別し、カスタムファイルを検索す
る(F205,F206) 。そして、このディスクについてカスタ
ムファイル登録が行なわれていれば、カスタムファイル
からディスクタイプ及びディスクネームを読み出す(F20
7)。そして、ステップF204で読み出したTOCデータ
と、ステップF207で読み出したディスクタイプ及びディ
スクネームにより、マガジンファイルの登録を行なう(F
210)。
【0101】また、ステップF206でカスタムファイル登
録が行なわれていないと判断されたら、ステップF208で
ディスクタイプの判別を行ない、ステップF209でカスタ
ムファイル登録を行なう。ステップF208でのディスクタ
イプの判別処理は図7の処理となる。そしてステップF2
04で読み出したTOCデータと、ステップF208で判別し
たディスクタイプにより、マガジンファイルの登録を行
なう(F210)。以上のステップF203〜F210の処理は、図5
のステップF103〜F110の処理と同様である。
【0102】再生指定されたディスク90についてのマ
ガジンファイル登録が行なわれれば、そのデータを用い
た再生動作が可能となる。そこで、ステップF211でスピ
ンドルモータ3の回転速度を通常のCLV速度とし、ス
テップF212に進んで再生動作を開始する。
【0103】マガジンファイル完成前にユーザーが再生
すべきディスクを指定し再生操作した場合は、この図6
の処理を実行することで、マガジンファイル完成までユ
ーザーを待たせることなく再生出力を開始できる。また
再生すべきディスクが、TOC等が未読込のディスクで
あったとしても制御データを高速で読み出すことで読出
時間を短縮化し、迅速に再生出力を開始できることにな
る。
【0104】なお、本例では主にCD−DA、ビデオC
Dに関しての制御データの読出について説明したが、各
種のCD−ROMに対応する再生装置において、ディス
ク上で、主データとなるトラックに付随するテキストデ
ータ領域等が設定される場合は、そのようなデータにつ
いても高速で読出を行なうように、本発明を適用するこ
とができる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように本発明の再生装置
は、ディスク状記録媒体から制御データを読み出す際に
は、主データを読み出すときよりも速いN倍速でディス
ク状記録媒体の回転駆動を行ない、読出及びデコード動
作を行なうようにしたため制御データの読込時間の短縮
化を実現できる。これによってディスク再生動作の開始
までの所要時間を短縮することができ、操作に応じて迅
速に再生出力を開始できるという効果がある。従ってユ
ーザーを待たせることなく、快適な操作感を実現するこ
とができる。
【0106】また複数の種別のディスクを再生可能な再
生装置の場合で、読み出された制御データからディスク
の種別の判別を行なうようにする場合、制御データの読
出が高速化されることに応じてディスク判別処理も迅速
に行なうことができ、これも再生開始前の処理時間の短
縮化につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のCDチェンジャープレー
ヤのブロック図である。
【図2】実施の形態におけるディスクマガジンの説明図
である。
【図3】実施の形態におけるカスタムファイルの説明図
である。
【図4】実施の形態におけるマガジンファイルの説明図
である。
【図5】実施の形態のマガジンファイル生成処理のフロ
チャートである。
【図6】実施の形態のマガジンファイル生成完了前の再
生操作時の処理のフロチャートである。
【図7】実施の形態のディスクタイプ判別処理のフロチ
ャートである。
【図8】CD−DA及びビデオCDのフォーマットの説
明図である。
【図9】ビデオCDのディレクトリ構造の説明図であ
る。
【図10】CDのフレーム構造の説明図である。
【図11】CDのサブコーディングの説明図である。
【図12】CDのサブQデータの説明図である。
【図13】CDのTOCデータの説明図である。
【符号の説明】
1 チェンジャー部 2 ディスクマガジン 3 スピンドルモータ 4 光学ヘッド 7 サーボ回路 8 デコーダ部 9 CD−ROMデコーダ 23 システムコントローラ 23a RAM 24 EEP−ROM 25 操作部 90 ディスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主データと、主データの再生動作に用い
    る制御データが記録されたディスク状記録媒体に対応す
    るディスク再生装置において、 ディスク状記録媒体から情報を読み取る読取手段と、 前記読取手段で読み取られた情報に対するデコード処理
    を行なって主データ及び制御データを抽出するデコード
    手段と、 ディスク状記録媒体を回転駆動する回転駆動手段と、 前記読取手段によってディスク状記録媒体から制御デー
    タを読み出す際には、主データを読み出すときの速度よ
    り高速となるN倍速でディスク状記録媒体の回転駆動を
    行なうように前記回転駆動手段を制御し、前記デコード
    手段に対してN倍速で読み出される情報のデコード処理
    を実行させる制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とするディスク再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、読み出された制御デー
    タからディスクの種別の判別を行なうことを特徴とする
    請求項1に記載のディスク再生装置。
JP7284451A 1995-10-06 1995-10-06 ディスク再生装置 Pending JPH09106613A (ja)

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