JP4048636B2 - 再生装置および再生方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、オーディオ情報を再生、出力する機能のほかに、画像情報を表示画面に表示させるようにすることができる機能を備える再生装置に適用して好適な再生装置および再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、音楽の再生には、コンパクトディスク(CD)が広く用いられている。周知のように、CDは、直径が12(または8)cmの光ディスクに、デジタルオーディオ信号を記録したものである。
【0003】
近年、CDと同じく12cmの直径で、かつ、同じ記録密度で、圧縮動画情報を記録したビデオCDや、CDと同じく12cmの直径で、記録密度を格段に高めて、例えば、片面4.7GBの大容量とし、133分の圧縮動画情報の記録を可能としたDVD(Digital Versatile Disk)と、それぞれの再生装置とが登場してきた。
【0004】
上述のように圧縮動画情報が記録された光ディスクの再生装置は、据え置き型の場合、例えば、外部の受像機に接続することにより、充分大きい画面で、再生画像を楽しむことができた。
【0005】
また、携帯型や車載型のビデオCDやDVDの再生装置でも、液晶表示装置の低価格化により、例えば、画面サイズが5〜7型のように、再生画像が十分に楽しめる比較的大画面のディスプレイが搭載されるようになってきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のようなビデオCDやDVDの再生装置は、通常の音楽CDを再生することもできる。
【0007】
ところが、前述のビデオCDやDVDの再生装置で、通常の音楽CDを再生する場合、この音楽CDには画像情報が記録されていないので、液晶ディスプレイなどの画面は、いわゆる、ブルーバックになってしまい、再生画像が十分に楽しめるサイズの液晶ディスプレイが有効に活用されないという問題があった。
【0008】
この発明は、比較的大画面のディスプレイを搭載する再生装置あるいは大画面のディスプレイと接続可能である再生装置として、画像データの記録されていない記録媒体を再生した場合にも、ディスプレイを有効に利用することができるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1の発明による再生装置は、
オーディオ情報が記録された記録媒体から、前記オーディオ情報を再生し、出力するオーディオ情報再生出力手段と、
前記記録媒体から、前記オーディオ情報に関連するテキスト情報を再生するテキスト情報再生手段と、
複数の画像情報を格納する画像情報格納手段と、
前記画像情報格納手段から、前記テキスト情報再生手段で再生された前記テキスト情報に関連する画像情報を検索する検索手段と、
前記検索手段で検索された画像情報を出力する出力手段と、
前記記録媒体から得られる識別子と、当該記録媒体を特定するテキスト情報とを、対応付けて格納するテキスト情報格納手段と、
を備え、
前記記録媒体からテキスト情報が得られないときには、前記検索手段は、前記オーディオ情報再生出力手段での再生出力対象の記録媒体からの識別子に基づき、前記テキスト情報格納手段から対応する前記テキスト情報を読み出し、この読み出したテキスト情報に基づいて、前記画像情報格納手段から、画像情報を検索する
ことを特徴とする。
【0010】
この構成の請求項1の発明による再生装置においては、画像情報が記録されていない記録媒体からのオーディオ情報の再生時、画像情報格納手段に格納された多数の画像情報から、当該記録媒体から再生されたテキスト情報に関連する画像情報が検索されて、表示画面に表示される。テキスト情報とオーディオ情報とは関連しているので、表示画面には、オーディオ情報に関連する画像が表示され、比較的大画面の表示手段が有効に利用される。
【0011】
また、請求項2の発明による再生装置は、
オーディオ情報が記録された記録媒体から、前記オーディオ情報を再生し、出力するオーディオ情報再生出力手段と、
前記記録媒体から得られる識別子と、当該記録媒体を特定するテキスト情報とを、対応付けて格納するテキスト情報格納手段と、
複数の画像情報を格納する画像情報格納手段と、
前記オーディオ情報再生出力手段での再生出力対象の記録媒体からの識別子に基づき、前記テキスト情報格納手段から対応する前記テキスト情報を読み出し、この読み出したテキスト情報に基づいて、前記画像情報格納手段から、画像情報を検索する検索手段と、
前記検索手段で検索された画像情報を出力する出力手段と、
前記記録媒体から、前記オーディオ情報に関連するテキスト情報を再生するテキスト情報再生手段と、
を備え、
前記テキスト情報格納手段に前記記録媒体から得られる識別子に対応するテキスト情報がないときには、前記検索手段は、前記画像情報格納手段から、前記テキスト情報再生手段で再生された前記テキスト情報に基づいて、画像情報を検索する
ことを特徴とする。
【0012】
この構成の請求項2の発明による再生装置においては、画像情報が記録されていない記録媒体からのオーディオ情報の再生時、その記録媒体の識別子に基づいて、テキスト情報格納手段から、予め、格納されている当該記録媒体に関連するテキスト情報が読み出され、そのテキスト情報に基づいて、画像情報格納手段に格納された多数の画像情報から、画像情報が検索されて、表示画面に表示される。したがって、画像情報が記録されていない記録媒体の再生時においても、表示部が有効に利用される。
【0014】
そして、請求項1の発明によれば、記録媒体からテキスト情報が得られない場合においても、テキスト情報格納手段の、予め、記録媒体に対応して格納されているテキスト情報が用いられて、画像情報格納手段から適当な画像情報を検索されて、表示画面に表示される。
【0016】
また、請求項2の発明によれば、テキスト情報格納手段に記録媒体に対応するテキスト情報が格納されていない場合には、記録媒体からテキスト情報が得られれば、そのテキスト情報が用いられて、画像情報格納手段から適当な画像情報を検索されて、表示画面に表示される。
【0017】
また、請求項の発明は、請求項または請求項に記載の再生装置において、
前記テキスト情報再生手段により前記記録媒体から再生された前記テキスト情報を、前記記録媒体の識別子と対応を付けて、前記テキスト情報格納手段に格納することを特徴とする。
【0018】
この請求項の発明による再生装置においては、同じ記録媒体が再び装着された場合には、記録媒体から識別子などの一部分を読み込むのみで、テキスト情報格納手段から、画像検索に必要なテキスト情報が呼び出されるので、画像検索処理時間が短縮される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図4を参照しながら、この発明による再生装置の実施の形態について説明する。この実施の形態の再生装置は、DVDやビデオCDなどから画像情報をも再生することができる機能を備えるものであるが、説明の簡単のため、画像再生部分については省略した。
【0020】
[CDのデータ構成]
まず、この発明の理解を助けるために、図3および図4を参照しながら、音楽用CD(CD−DA)のデータ構成について説明する。
【0021】
音楽用CDにおいては、内周側のリードイン領域にTOC(Table Of Contents )情報が記録されると共に、リードイン領域の外側のプログラム領域にメインのオーディオデータが記録されている。
【0022】
メインのオーディオデータは、24バイトの音のデータと8バイトのパリティとをひとまとめにした、フレームと呼ぶ単位のデータ列である。
【0023】
図3Aおよび図4Aに示すように、リードイン領域およびプログラム領域のいずれにおいても、各フレームには、フレーム同期部201の後に、8ビットのサブコード部202が続いており、更に、データ&パリティ部203が続く。
【0024】
サブコードのP、Q、R‥‥Wの各チャンネルは98フレームで1つの意味を持つような構造になっているため、アクセスは98フレーム単位となる。
【0025】
リードイン領域では、図3Aに示したデータ&パリティ部203のデータはゼロであり、また、サブコードのPチャンネルもゼロである。そして、サブコードのQチャンネルには、図3Bに示すようなフォーマットで、TOCデータが記録される。
【0026】
一方、プログラム領域では、図4Bに示すようなフォーマットで、サブコードのQチャンネルに、プログラム番号(トラック番号)、楽章番号(インデックス)、各プログラムの時間情報、CD上の絶対時間情報などの情報が記録される。
【0027】
CDの再生時、このようなQチャンネルの情報を表示することによって、演奏中のプログラムが光ディスク上の何番目のプログラムであるのか、演奏の経過時間や始めからの絶対時間などを確認することができる。
【0028】
なお、サブコードのPチャンネルは、プログラムスタートの2〜3秒間は“1”で、2〜3秒後に“0”となると共に、トラック番号の間では“1”となる。プログラムの頭出しなどに用いられる。
【0029】
サブコードのR〜Wチャンネルの6チャンネル分のデータは、例えば静止画や、曲の歌詞の表示などに用いることが可能である。このようなR〜Wチャンネルを用いた再生装置は、CD−グラフィックスとして、既に知られている。
【0030】
さらに、「CDテキスト」という規格では、CDのリードイン領域のR〜Wチャンネルに、付加的なテキスト情報が記録されている。このCDテキストの場合、6500バイト程度のテキスト情報を記録することが可能であり、8カ国の言語に対応して、それぞれ800バイト以下の記録をしてよいことになっている。
【0031】
テキスト情報は、CD名(アルバム名、またはプログラム名など)、演奏者名、指揮者名またはオーケストラ名、作詞者名、作曲者名、編曲者名、メッセージ、検索用キーワード、ディスク識別コードなどとなっている。
【0032】
また、検索用キーワードは、例えば、2バイトのジャンルコードと、ディスク全体を代表する人物名ないしキーワードで決められる。
【0033】
[実施の形態の構成]
この発明の実施の形態の構成を図1に示す。
【0034】
図1の実施の形態において、光ディスクの再生装置は、再生系10と、システム制御系30とを備える。
【0035】
前述のようなコンパクトディスク1が、再生系10のスピンドルモータ11により、所定の線速度で回転駆動される。また、ディスク1に対向するように光学ピックアップ12が配設される。
【0036】
この光学ピックアップ12は、例えばレーザダイオードなどのレーザ光源、コリメータレンズ、対物レンズ、偏光ビームスプリッタ、円筒レンズなどの光学部品および光検出器などから構成されており、送りモータ13により、ディスク1の半径方向に移動できるように構成されている。
【0037】
ディスク1の再生時、光学ピックアップ12は、ディスク1の目的トラックに照射したレーザ光の反射光を検出することにより、例えば非点収差法によりフォーカスエラーを検出し、また、例えばプッシュプル法によりトラッキングエラーを検出すると共に、目的トラックからの反射光量の違いを検出して、再生RF信号を出力する。
【0038】
光学ピックアップ12の出力は、RF信号処理回路14に供給される。RF信号処理回路14では、光学ピックアップ12の出力からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号が抽出されてサーボ制御回路15に供給されると共に、再生信号が2値化されてオーディオ信号の再生処理回路16に供給される。
【0039】
サーボ制御回路15では、フォーカスエラーが零になるように、光学ピックアップ12の光学系のフォーカス制御が行われると共に、トラッキングエラーが零になるように、光学ピックアップ12の光学系のトラッキング制御が行われる。
【0040】
再生処理回路16では、EFM復調、デ・インターリーブ、エラー訂正、D−A変換などの処理が行われて、ディスク1から再生されたオーディオ信号は、一体もしくは別体のオーディオ増幅回路17を通じて、左右のスピーカ18L,18Rに供給され、両スピーカ18L,18Rから再生音声が放音される。
【0041】
また、再生処理回路16のEFM復調部において分離されたサブコードがサブコード処理回路21に供給されて、PおよびQチャンネルとR〜Wチャンネルとに分離され、このR〜WチャンネルのサブコードがCDテキストデコーダ22に入力されて、復号されることにより、CDテキストデータが取り出される。
【0042】
一方、システム制御系30は、CPU31、ROM32およびRAM33を備え、それぞれがシステムバス34に接続される。ROM32には、後述のような画像検索処理ルーチンなど、各種の制御プログラムが格納され、RAM33は主に演算のための作業領域として利用される。
【0043】
システムバス34には、インターフェイス回路35を介して、操作部36が接続されると共に、ビデオRAMを含む駆動回路37を介して、液晶表示素子を用いたディスプレイ38が接続される。このディスプレイ38の画面サイズは、例えば、5〜7型のように、比較的大きく設定される。
【0044】
また、操作部36は、CDを再生するためのキー、プログラムの選択、サーチのためのキー、いわゆるカスタムファイルを登録するためのキー、カスタムファイルやCDテキストなどを選択して表示するためのキーなどを含んでいる。ここで、カスタムファイルとは、ユーザが再生対象のディスクごとに、その識別子に対応して付与したディスク名などのテキスト情報のファイルである。「カスタムファイル」は、例えば、CDチェンジャなどで、複数のディスクの識別のために、使用者が好みの名前を各ディスクに付けて登録するものである。
【0045】
このような操作部36からの操作結果に応じて、CPU31により生成された制御データが、システムバス34に接続されたポート39を通じて、サーボ制御回路15に供給され、ディスク1における再生位置が制御されると共に、トラック番号や再生時間などがディスプレイ38に表示される。
【0046】
この実施の形態では、システムバス34にポート41および不揮発メモリ42が接続される。上述のサブコード処理回路21で分離されたPおよびQチャンネルのサブコードと、CDテキストデコーダ22により取り出されたCDテキストデータが、ポート41を介して、CPU31に取り込まれる。
【0047】
CPU31において、システムにとって必要なデータが選択され、例えば、TOC情報、アルバム名、演奏者名、トラック名などが不揮発性メモリ42のCDテキスト記録領域42tに格納される。
【0048】
また、この実施の形態では、不揮発性メモリ42に、カスタムファイルの登録領域42fが設けられる。この例では、使用者が、前述の操作部36の、カスタムファイルを登録するためのキーを操作することにより、例えば8バイトの各カスタムファイルデータと、各CDに固有の識別子の例としてのTOCデータ(例えば総プログラム数およびディスクの総時間)とが、1対1の対応で、不揮発性メモリ42の登録領域42fに格納される。
【0049】
そして、カスタムファイルの登録済みのCDを再生した場合には、総プログラム数および総時間に関する照合が行われ、ディスクの識別が行われる。
【0050】
更に、この実施の形態では、大容量のハードディスク43が、インターフェイス回路44を介して、システムバス34に接続されており、次のような各種の画像データが保存される。
【0051】
画像データは、演奏者の写真などのグラフィックデータなどであり、JPEG、MPEGなどの圧縮データとしてハードディスク43に蓄積される。ハードディスク43の圧縮データを表示用データのフォーマットに変換する処理は、CPU31において、所要のソフトウェアを用いて実行される。
【0052】
なお、この実施の形態の再生装置は、所要の画像データがハードディスク43に予め記録された状態で提供される。すなわち、ハードディスク43には、例えば、販売中のCDのアルバム名に対応する画像情報、既存のタイトル名に対応する画像情報、演奏者、作曲者、作詞者などの写真等が、予め記録されている。
【0053】
また、この実施の形態では、一度読み込んだディスクのCDテキストデータや、カスタムファイルデータが不揮発性メモリ42に蓄積されるので、同じディスクが再び装着された場合には、TOC情報の一部分、この例では、ディスク識別子とされるTOC情報を読み込むのみで、CDテキストデータやカスタムファイルデータの呼び出しが実行されることにより、次に述べるような画像検索処理を実行する際に、ディスク再生開始までの時間が短縮される。特に、CDテキストデータの場合には、サブコード処理回路21でのデコード処理を待つことなく、検索ができることになり、時間の短縮になる。
【0054】
[実施の形態の画像検索処理]
次に、図2をも参照しながら、この発明の実施の形態の画像検索処理について説明する。
【0055】
この実施の形態では、CDを再生する際に、再生するCDのCDテキストデータや、カスタムファイルデータに応じて、CPU31が検索キーワードを決定し、ハードディスク43内に蓄積された画像データを選択して、ディスプレイ38に表示するようにしている。
【0056】
図1に示すような再生装置の電源投入に応じて、図2に示すような画像検索処理ルーチン100がスタートする。
【0057】
最初のステップ101では、コンパクトディスクの装着を待ち、ディスクが装着されると、ステップ102に進み、このディスクからTOC情報などが読み取られる。
【0058】
次のステップ103では、読み取ったTOC情報などに基づいて、装着されたディスクがCDテキストに対応しているか否かが判断される。
【0059】
装着されたディスクがCDテキストに対応している場合は、図示は省略するが、前述のように、TOC情報、アルバム名、演奏者名、トラック名などが不揮発性メモリ42に格納される。しかる後、ステップ104に進み、ディスクのアルバム名をキーワードにして、ハードディスクの内容が検索される。
【0060】
ステップ103で、装着されたディスクがCDテキストに対応していないと判断された場合、処理はステップ105に移行し、ステップ102で読み取ったTOC情報に基づいて、装着されたディスクがカスタムファイル登録されているか否かが判断される。
【0061】
装着されたディスクがカスタムファイル登録されている場合は、ステップ106に進んで、ディスクの登録名をキーワードにして、ハードディスクの内容が検索される。
【0062】
このステップ106からと上述のようなステップ104からの処理は、いずれもステップ107に進んで、検索された特定の画像、例えば、キーワードが演奏者名であった場合には、その演奏者の写真などがディスプレイに表示される。
【0063】
一方、ステップ105で、装着されたディスクがカスタムファイル登録もされていないと判断された場合には、ステップ108に移行して、ディスプレイには予め決められた汎用の画像が表示される。
【0064】
上述のように、この実施の形態では、音楽用CDが再生装置に装着されると、装着されたCDがCDテキストに対応している場合、あるいは、カスタムファイル登録されている場合は、ハードディスクに格納された多くの画像から、例えば演奏者の写真のような、特定の画像が検索されてディスプレイに表示され、CDテキストに対応せず、カスタムファイル登録されていない音楽用CDが再生装置に装着された場合は、予め決められた汎用の画像が表示される。
【0065】
これにより、使用者は、ディスクに画像データが記録されていなくても、比較的大画面のディスプレイ上で適宜の画像を楽しむことができて、ディスプレイが有効に利用される。
【0066】
[他の実施の形態]
前出図1に破線で示すように、メモリカード45を、適宜のインターフェイス回路46を介して、システムバス34に接続することにより、メモリカード45を介して、新しくリリースされたCDに対応する、新規の画像情報をハードディスク43に格納することができる。メモリカード45としては、例えば、本出願人が提供している「メモリースティック」が用いられる。
【0067】
あるいは、モデムを介して、適宜の配信先からの、インターネットなどのネットワークを介して、新規の画像情報をハードディスク43に格納することもできる。
【0068】
図1の実施の形態では、この発明を音楽用CD再生装置に適用した場合について説明したが、この発明は、MDの再生装置にも同様に適用することができる。また、DVDやビデオCDの再生装置で音楽用CDを再生する場合にも、全く同様に、この発明を適用することができる。
【0069】
一方、図2に示す画像検索処理では、アルバム名などをキーワードとして、特定の画像を検索したが、前述のように、CDテキスト情報には、検索用キーワードとして、ジャンルコードが存在するので、例えば、クラシック、ポップス、演歌などのような、個々のジャンルごとに、複数の画像をハードディスクに格納しておき、装着されたCDのジャンルをキーワードとして検索することにより、特定のジャンルに対応する複数の画像を択一的に表示するようにすることもできる。
【0070】
この場合、前述のCDチェンジャの最大収容枚数に対応して、ジャンルごとに、例えば、12種の画像を準備し、それを1画面に分割表示するようにすることもできる。
【0071】
また、1枚のCDでも、曲ごとに演奏者が異なることもあるので、このような場合は、演奏者をキーワードとして、前述のような検索を実効することにより、CDのトラックごとに表示する画像を変えることができる。
【0072】
そして、例えば、カスタムファイルを利用することにより、使用者が表示させる画像を選べるようにしてもよい。
【0073】
さらに、一度検索を実施した画像のファイル名を、ディスクのTOCに対応させて、不揮発性メモリ42に、蓄積することにより、画像検索の手順を省くこともできる。
【0074】
また、上述の例では、ディスプレイ38を再生装置が備えるようにしたが、再生装置に表示画像情報出力端子を設け、その出力端子に、外部のモニタ受像機などを接続するようにしてもよい。
【0075】
また、図2のフローチャートにおいては、CDテキストによる検索を、カスタムファイルによる検索に優先させるようにしたが、カスタムファイルによる検索の方を、CDテキストによる検索よりも優先させるようにしてもよい。
【0076】
なお、記録媒体としては、光ディスクに限られるものではなく、半導体メモリ等であってもよいことはいうまでもない。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、記録媒体に画像情報が記録されていなくても、所定のオーディオ情報に対応する特定の画像情報を検索して表示することにより、比較的大画面の表示手段を有効に利用することができる。
【0078】
また、同じ、記録媒体が再び装着されて、画像検索処理をする際に、ディスク再生開始までの時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による光ディスクの再生装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態の動作を説明するための流れ図である。
【図3】この発明を説明するための概念図である。
【図4】この発明を説明するための概念図である。
【符号の説明】
1…コンパクトディスク(CD)、10…再生系、11…スピンドルモータ、12…光学ピックアップ、14…RF信号処理回路、15…サーボ制御回路、16…再生処理回路、17…オーディオ増幅回路、21…サブコード処理回路、22…CDテキストデコーダ、30…システム制御系、31…CPU、32…ROM、33…RAM、34…システムバス、36…操作部、38…ディスプレイ、42…不揮発メモリ、42f…カスタムファイル登録領域、42t…CDテキスト記録領域、43…ハードディスク、45…メモリカード、100…画像検索処理ルーチン

Claims (8)

  1. オーディオ情報が記録された記録媒体から、前記オーディオ情報を再生し、出力するオーディオ情報再生出力手段と、
    前記記録媒体から、前記オーディオ情報に関連するテキスト情報を再生するテキスト情報再生手段と、
    複数の画像情報を格納する画像情報格納手段と、
    前記画像情報格納手段から、前記テキスト情報再生手段で再生された前記テキスト情報に関連する画像情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索された画像情報を出力する出力手段と、
    前記記録媒体から得られる識別子と、当該記録媒体を特定するテキスト情報とを、対応付けて格納するテキスト情報格納手段と、
    を備え、
    前記記録媒体からテキスト情報が得られないときには、前記検索手段は、前記オーディオ情報再生出力手段での再生出力対象の記録媒体からの識別子に基づき、前記テキスト情報格納手段から対応する前記テキスト情報を読み出し、この読み出したテキスト情報に基づいて、前記画像情報格納手段から、画像情報を検索する
    ことを特徴とする再生装置。
  2. オーディオ情報が記録された記録媒体から、前記オーディオ情報を再生し、出力するオーディオ情報再生出力手段と、
    前記記録媒体から得られる識別子と、当該記録媒体を特定するテキスト情報とを、対応付けて格納するテキスト情報格納手段と、
    複数の画像情報を格納する画像情報格納手段と、
    前記オーディオ情報再生出力手段での再生出力対象の記録媒体からの識別子に基づき、前記テキスト情報格納手段から対応する前記テキスト情報を読み出し、この読み出したテキスト情報に基づいて、前記画像情報格納手段から、画像情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索された画像情報を出力する出力手段と、
    前記記録媒体から、前記オーディオ情報に関連するテキスト情報を再生するテキスト情報再生手段と、
    を備え、
    前記テキスト情報格納手段に前記記録媒体から得られる識別子に対応するテキスト情報がないときには、前記検索手段は、前記画像情報格納手段から、前記テキスト情報再生手段で再生された前記テキスト情報に基づいて、画像情報を検索する
    ことを特徴とする再生装置。
  3. 請求項1または請求項に記載の再生装置において、
    前記出力手段は、表示装置への前記画像情報の出力端子であることを特徴とする再生装置。
  4. 請求項1または請求項に記載の再生装置において、
    前記出力手段は、画像表示画面を備える表示素子を有し、前記検索された画像情報を前記画像表示画面に表示することを特徴とする再生装置。
  5. 請求項1〜請求項のいずれかに記載の再生装置において、
    画像情報が記録された記録媒体から、前記画像情報を再生する画像再生手段と、
    前記画像再生手段からの画像情報を前記出力手段により出力する手段と、
    を備えることを特徴とする再生装置。
  6. 請求項または請求項に記載の再生装置において、
    前記テキスト情報再生手段により前記記録媒体から再生された前記テキスト情報を、前記記録媒体の識別子と対応を付けて、前記テキスト情報格納手段に格納することを特徴とする再生装置。
  7. オーディオ情報が記録された記録媒体から、前記オーディオ情報を再生し、出力する際に、前記記録媒体から、前記オーディオ情報に関連するテキスト情報を再生する再生工程と、
    画像情報格納部に格納された複数の画像情報から、前記再生工程で再生されたテキスト情報に関連する画像情報を検索する検索工程と
    前記検索工程で検索された画像情報による再生画像を、画像表示画面に表示する表示工程と、
    を備え、
    前記検索工程では、前記記録媒体からテキスト情報が得られないときには、前記再生工程での再生対象の記録媒体からの識別子に基づき、前記記録媒体から得られる識別子と当該記録媒体を特定するテキスト情報とを対応付けて格納するテキスト情報格納部から、対応する前記テキスト情報を読み出し、この読み出したテキスト情報に基づいて、前記画像情報格納部から、画像情報を検索する
    ことを特徴とする再生方法。
  8. オーディオ情報が記録された記録媒体から、前記オーディオ情報を再生し、出力する際に、前記記録媒体からその識別子を読み出す識別子読み出し工程と
    前記識別子読み出し工程で読み出した前記記録媒体の識別子に基づき、予めテキスト情報格納部に格納されている前記記録媒体の識別子と対応する当該記録媒体を特定するためのテキスト情報を読み出すテキスト情報読み出し工程と
    前記テキスト情報読み出し工程で読み出したテキスト情報に基づいて、画像情報格納部に格納された複数の画像情報から、前記テキスト情報に関連する画像情報を検索する検索工程と
    前記検索工程で検索された画像情報による再生画像を、画像表示画面に表示するようにする表示工程と、
    を備え、
    前記検索工程では、前記テキスト情報格納手段に前記記録媒体から得られる識別子に対応するテキスト情報がないときには、前記記録媒体から、前記オーディオ情報に関連するテキスト情報を再生し、当該再生した前記テキスト情報に基づいて、前記画像情報格納部から、画像情報を検索する
    ことを特徴とする再生方法。
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