JP3815775B2 - Dvdビデオ再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVDビデオを再生するDVDビデオ再生装置に関し、特に多数の独立した映像が記録されているDVDビデオディスクをランダムに再生する手段を備えたDVDビデオ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、大量の映像やオーディオを記録することができるDVDディスクが安価に且つ多種類販売され、これを再生するDVDビデオ再生装置も安価になり、市販のDVDディスクを購入して再生することが広く普及している。更に近年はDVD−R、DVD−RW、DVD−RAMも使用されるようになり、各家庭で種々の映像を記録してこれを編集し視聴することも行われるようになっており、DVDビデオは更に多様な形で広く利用されるようになっている。また、DVDビデオディスクには高性能のオーディオデータも記録されているため、各種演奏をグラフィックともに記録し、オーディオを主体にして映像も楽しめるようにしたものも多くなっている。
【0003】
一方、従来から広く利用されるディスクであるCDにおいては、一般的にランダム再生と呼ばれる機能が存在し、トラック再生終了時にプレーヤが次のトラックをランダムに選択して再生することができるようになっており、いつも同じ順序で再生することが好まれないときにこのランダム再生機能を用いてCDに記録した曲を聴くことがある。
【0004】
それと同様にDVDビデオにおいても、例えば特定のアーティストの演奏が多数記録されているDVDディスクを再生するときのように、オーディオを主体にしたDVDディスクの再生に際しては、前記のCDのときのようにいつも同じ順序で再生されることが好まれないことがあり、その際にはCDと同様にランダム再生を希望することがある。このことは特に車両に搭載したDVDビデオ再生装置の使用に際して、DVDビデオに記録された各種演奏をドライブしながらオーディオを主体に視聴しようとするとき、従来のCDのランダム再生と同様にDVDビデオのランダム再生を希望することが多くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記CDの場合は1曲を1トラックとして共通に決められているのに対して、DVDビデオでは1曲を1タイトルと1チャプターのどちらにするかはディスク制作者側の自由となっている。そのため、ランダム再生を行う場合には、タイトルとチャプタのどちらを基準にして行うかが問題となり、結局、再生装置においてタイトルとチャプタの両方のいずれでも選択して再生することができるようにしておき、ランダム再生に際しては自動的にいずれかを選択して再生する仕組みを再生装置に備える必要がある。
【0006】
更に、DVDビデオでは、規格上でユーザ操作を制限することが可能となっており、したがってDVDビデオに記録されている再生制御信号の中に、サーチ操作を禁止する信号を入れている場合もある。この場合、利用者がこのDVDビデオを再生する際に、意図的にサーチ操作を行おうとしてもできないことは当然として、DVDディスク再生装置が予め決められた作動として自動的にサーチ操作を行うように設定されているときでも、この機能は作動しないこととなる。この場合、上記のようなタイトルまたはチャプタを自動で直接選択して再生する仕組みのランダム再生機能では、その実行が不可能となってしまうという問題があった。
【0007】
したがって、本発明は、DVDビデオディスクにおいてサーチ禁止の設定がなされているときでも、ランダム再生を行うことができるようにし、またDVDビデオディスクに記録されている映像やオーディオのデータがディスクにタイトルかあるいはチャプタの形式で記録されている場合のいずれにおいても容易にランダム再生を行うことができるようにしたDVDビデオ再生装置を提供することを主たる目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るDVDビデオ再生装置は、上記課題を解決するため、DVDビデオの再生信号からメニュー画面を検出するメニュー画面検出部と、前記メニュー画面検出部で検出したメニュー画面に表示される複数の項目をランダムに選択するランダム選択部と、前記ランダム選択部で選択した項目に対応するデータを再生する再生処理部とを備え、前記項目はデータの存在する位置を示すリンク先としてのタイトルまたはチャプターであり、前記リンク先のタイトルまたはチャプターが連番ではないときには、リンク先に指定されていない番号のタイトルまたはチャプターはその前のリンク先に指定されている番号のタイトルまたはチャプターと1群をなすものとして取り扱うことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る他のDVDビデオ再生装置は、前記DVDビデオ再生装置において、前記メニュー検出部で検出した画面を表示するようにしたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。図1は本発明によるDVDビデオ再生装置において、主としてランダム再生を行う機能部分を示した機能ブロック図である。図1に示すDVDビデオ再生装置において、DVDビデオディスク1は、スピンドルモータ2により回転するテーブルに固定され、所定の速度で回転制御されている。このディスク1に対して、図中ディスク1の下面に形成した記録層に対向して光学ピックアップ3を配置しており、光学ピックアップ3から対物レンズを通して所定位置に焦点を結ぶ半導体レーザ光を照射し、ディスクから反射してくるレーザ光を再び対物レンズを通してフォトダイオードで受光し、それによりディスクに記録されたRF信号を再生し、この信号をRFアンプ4において増幅し、DVD再生信号処理部5に出力している。
【0014】
DVD再生信号処理部5においては、前記RFアンプ4の信号がDVDデータプロセッサ6に入力され、このDVDデータプロセッサ6ではMPEGデータ等を復調するとともに、誤り訂正処理、MPEGビデオデータとオーディオデータとの分離処理、及び各種管理情報、アドレス情報の抽出処理等のディジタル信号処理を行う。MPEGビデオデコーダ7は、DVDデータプロセッサ6で分離されたMPEGビデオデータに基づいてMPEG2の画像データを復号化する。なお、前記のような各処理部は、システム制御部6の信号によって互いに関連づけられて処理されており、後述する各機能部も全てシステム制御部の信号によって処理される。
【0015】
復号化された映像データは、ディジタル−アナログ変換器8に入力され、輝度信号Yおよび色差信号Cb、Crが作られ映像信号として出力する。オーディオデコーダ9は、DVDプロセッサ6で分離されたMPEG等のオーディオデータに基づいて音楽データを復号化する。この復号化された音楽データは、ディジタル−アナログ(D/A)変換器10を通すことによって、アナログの音楽信号に変換される。
【0016】
上記DVDプロセッサ6からシステム制御部12に出力される各種管理情報の中から、ランダム再生部20における通常ランダム再生可否判別部13が、現在再生しようとしているDVDビデオディスク1が通常のランダム再生が禁止されているディスクであるか否かを判別するための情報を取り込み、その判別を行う。この判別に際しては、例えば現在再生しようとしているDVDビデオディスク1の管理情報のデータの中に、サーチ禁止のデータが予め記録されているときには、そのDVDビデオディスクはランダム再生を行うことができないディスクであると判別する。
【0017】
即ち、ランダム再生の作動においては、利用者がランダム再生の指示を行ったとき、プレーヤの再生指示部において再生する部分をランダムに指定し、次いでその指定した部分をサーチし、これを再生する作動が順に行われる。それに対して上記のようにサーチが禁止されていると、プレーヤの再生指示部で指示した部分の再生を行うことができなくなるため、ランダム再生を行うことができないこととなる。
【0018】
メニュー画面検出部14では、前記通常ランダム再生可否判別部13で通常の手段ではランダム再生を行うことができないディスクが再生されようとしていると判別したとき、その信号を受け、DVDデータプロセッサ6で処理されたデータの中からメニュー画面を検索する。この検索に際しては、例えば特定の画面において、他の画面に対して多数リンクしているデータが存在するときには、この部分をメニュー画面と判別することができる。このような検索は、従来のDVDビデオプレーヤにおいてメニュー画面の検索表示機能を備えているものあり、したがって従来から用いられている種々のこのようなメニュー画面選択手段をここにおいても採用することができる。
【0019】
メニューリンク先種別判別部15においては、前記メニュー画面検出部14でメニュー画面が存在するか否かを検索し、メニュー画面を見つけたときには、そのメニュー画面においてリンク先としている部分は「タイトル」であるか「チャプター」であるかを判別する。前記のようにDVDビデオディスクにおいては、その中に映像やオーディオを収録する際、例えば図4(a)に示すようにタイトルによって分割するか、あるいは同図(b)に示すようにチャプターによって分割するかは自由に決めることができるようになっており、この判別部においては、現在再生しようとしているDVDビデオディスクがいずれの方法で記録しているのかを判別し、以降の再生指示の基準データとする。なお、DVDビデオディスクにおいては、タイトルによって分割する際は99個まで分割することができ、チャプターによって分割するときは999個に分割することができるので、記録するデータ内容によってこれらが使い分けられている。
【0020】
DVDビデオディスクの中には、多数のメニュー画面を選択するためのメニュー画面を備えたものもあり、そのディスクにおいては、第1階層のメニュー画面で選択した第2階層のメニュー画面において、再生すべき部分を指示する項目を示すように構成している。また、ランダム再生部20においては下位階層メニューランダム選択部16を備えており、多数存在する第2階層のメニュー画面についてもランダムに選択して再生することができるようにしている。
【0021】
タイトル群・チャプター群作成部17においては、メニュー画面の各項目において、リンク先が、例えばタイトル1、3、5、・・・のように順につながっていないとき、後述するランダム再生においてこれらのタイトルの番号をランダムに指定したときには、例えばタイトル1のみが再生され、タイトル2は再生されないこととなる。しかしながら例えば上記のようにタイトル1がリンク先になっているときは、最初のタイトル部分がリンク先として示すことになっているときには、本来はタイトル1とタイトル2が一体化したデータである。なお、このようにリンク先のタイトルが順につながっているかいないかは、前記メニューリンク先種別判別部15において、リンク先がタイトルかチャプターのいずれであるかを判別する際に、そのリンク先が順につながったデータであるか否かを判別することによって判別し作動させることもできる。
【0022】
リンク先の番号がつながっていないことによる上記のような不都合を解決するため、この実施例においては、上記のような場合にはタイトル1、2が1つのタイトル群として存在し、同様にタイトル3、4、が1つのタイトル群となっており、タイトル5、・・・が同様に1つのタイトル群となっているものとし、メニュー画面のリンク先によってこのようなタイトル群のデータを作成する。同様にこのディスクがチャプターによって分割されていると前記メニューリンク先種別判別部15で判別したときには、ここでは前記と同様にしてチャプター群を作成する。
【0023】
また、ランダム再生部20におけるタイトル・タイトル群、チャプター・チャプター群ランダム選択部18では、例えばこのディスクのメニュー画面においてリンク先が連続番号のタイトルであるとき、その番号をランダムに選択し、連続番号でないときには前記のようにして作成されたタイトル群をランダムに選択する。このディスクが前記メニューリンク先種別判別部15でチャプターに分割されていると判別されたときには、前記タイトルに分割されているときと同様のランダム選択を行う。
【0024】
タイトル・タイトル群、チャプター・チャプター群再生終了判別部19では、前記ランダム選択部18において選択したタイトル、タイトル群、チャプター、チャプター群について、そこに含まれるデータが全て再生したか否かを判別する。この判別によってランダム選択部18は次の部分の選択を行い、あるいは前記のようにメニューが階層になっているときに、下位の階層の全ての部分を再生したと判別したとき、下位階層メニューランダム選択部16において、次のメニューを選択する作動を行うこととなる。
【0025】
上記のように構成される実施例のDVDビデオ再生装置においては、例えば図2に示すランダム再生処理の作動フロー、及び図3に示すような図2の作動フローにおける再生処理部分のより詳細な作動フローに従って、順に作動させることができる。以下、これらの作動フローを前記図1の機能ブロック図、及び図4〜図6を参照しつつ説明する。
【0026】
図2におけるランダム再生処理に際して、最初に、DVDビデオ再生装置にかけられたDVDビデオディスクが、通常の手段でランダム再生を行うことができるディスクであるか否かを判別する。この判別は図1の通常ランダム再生可否判別部13によって、前記のようにディスクから読み込んだ管理情報のデータの中に、サーチ禁止のデータが予め記録されているか否かによって判別することができる。
【0027】
ここで、通常のランダム再生が可能なディスクであると判別されたときには、ステップS8において通常のランダム再生処理を行い、この作動フローは終了する(ステップS9)。本発明においては通常のランダム再生を行うことができないディスクをランダム再生するためのものであるので、このようなディスクの再生時には前記ステップS1において通常のランダム再生が可能ではないと判別される。
【0028】
次いでメニュー画面は存在するか否かを判別する(ステップS2)。この判別に際しては、特定の画面のデータの中にリンク先が複数存在するものがあるか否かによって判別することができ、これは図1のメニュー画面検出部14において行われる。本発明においては、メニュー画面においてリンク先を示す複数のデータが存在するとき、これを用いてランダム再生を行うものであるので、ここでメニュー画面が存在しないと判別されたときにはこの作動フローを終了する(ステップS9)。
【0029】
ここでメニュー画面が存在すると判別されたときには、そのメニュー画面が多階層のメニュー画面であるか否かを判別する(ステップS3)。この判別に際しては、前記のようにして検索されたメニュー画面において、リンク先として示されている画面のデータ中に更に複数のリンク先が存在するときには、多階層のメニュー画面が存在するとして判別する。
【0030】
上記のようなメニュー画面の構成は、例えば図5に示されるように、再生しようとしているDVDビデオディスクが、アーティストAのアルバムであり、このディスクの中には曲名a、b、c、d・・・・のような構成でデータが存在することが示されている場合には、これは単階層のメニューということができる。それに対して、例えば図6に示すように、このディスクが「J−POPS集」として多数のアーティストの多数の曲を収録したものであり、その結果第1階層のメニューとしてアーティスト毎のメニュー画面が存在し、ここには各アーティストのメニュー画面が存在するタイトルやチャプターがリンク先として記録されている。また、例えばここでアーティストAを選択したときには、第2階層メニュー1としての同図の「アーティストAアルバム」のメニュー画面が表示され、ここで表示される曲名a、b、c、dのいずれかを選択することによりその曲を選択して再生することができる。同様に第2階層メニュー2としての「アーティストBアルバム」・・・等も任意に選択して再生できるようになっている。
【0031】
前記ステップS3においてそのメニューが多階層のメニュー画面であると判別されたときには、第2階層のメニュー画面の中からランダムでメニュー画面を選択する(ステップS4)。なお、ここでは多階層のメニュー画面の例として第2階層まで存在するメニューとして述べているが、更に例えば第3階層・・・と存在するときには、以下に述べる第2階層までのものと同様にして作動させることができる。また、この実施例においては第2階層のメニューをランダムに選択する例を示しているが、この部分についてはメニュー1から順に再生するように設定しても良い。
【0032】
上記ステップS4において、第2階層のメニュー画面の中からランダムでメニュー画面を選択したときには、次いで選択したメニュー画面の中から各項目をランダムに選択して再生を行う(ステップS5)。その結果、前記図6の例において、例えば「アーティストBアルバム」が選択されたときには、そこに存在する曲名m、n、o、p・・・の曲がランダムに再生される。この再生処理は図3に更に詳細に示しており、後に述べる。
【0033】
その後選択された第2階層のメニュー画面により全項目のランダム再生が終了したときには、全ての第2階層のメニューを選択したか否かを判別し(ステップS6)、未だ第2階層のメニューの中で選択していないメニューが存在すると判別したときには再びステップS4に戻り、前記と同様に第2階層のメニュー画面の中からランダムでメニューを選択する作動を行い、以下同様の作動を繰り返す。前記ステップS6において全ての第2階層のメニューを選択したと判別したときには、このランダム再生処理を終了する。なお、利用者からの指示のない限り上記ランダム再生処理を継続させることもできる。
【0034】
前記ステップS3において、検索したメニュー画面が多階層のメニュー画面ではないと判別されたときには、前記ステップS5のランダム再生処理と同様の処理によって、メニュー画面の中からランダムに選択し再生処理を行う(ステップS7)。この再生処理も図3に詳細に示している。
【0035】
前記図2のステップS4、及びステップS7における特定のメニュー画面中でのランダム再生処理に際しては、特にリンク先のタイトルまたはチャプターの番号が前記のように飛んでおり、これらを一群のものとして扱う必要があるときの処理のために、図3に示すような再生処理を行う。
【0036】
最初、メニューからのリンク先は「タイトル」であるか「チャプター」であるかを判別する(ステップS11)。これは前記のようにDVDビデオディスクの記録に際していずれを選択しても良いこととなっており、したがって再生されるディスクに記録されたリンクデータを探す際に、いずれを探せばよいのか予め明らかにしておく必要があるからである。この作動は図1のメニューリンク先種別判別部15において行い、このデータはランダム再生部20における各種機能部で使用される。
【0037】
次いでリンク先のタイトルまたはチャプターは連番であるか否かを判別する(ステップS12)。ここで連番ではないと判別されたときには、空き番号部分はその部分の前の番号に連続している1群のものとして、タイトル群、チャプター群のデータを作成する。これは図1のタイトル群、チャプター群作成部17において行っている。それにより例えば図4に示すように、リンク先としてタイトル1、タイトル3、タイトル5が記録されているとき、タイトル1とタイトル2をタイトル群1とし、タイトル3とタイトル4とをタイトル群2、タイトル5とタイトル6をタイトル群3・・・・とする。なお、このようなタイトル群は実際のデータとして作成する必要はなく、このような群が存在するものとして、ランダム再生時にタイトル3を選択したときにはタイトル4も連続して再生するように設定すればよい。図4に示すようにチャプターについても同様である。
【0038】
次いで各群のタイトルまたはチャプターをランダムに再生する(ステップS14)。その後選択した一群のタイトルまたはチャプターは全て再生したか否かを判別し(ステップS15)、例えば前記タイトル群1においてタイトル1の他にタイトル2も再生したか否かを判別する。また、上記のように連番ではないリンク先の中に連番のものも存在するときには、ここでは単一のタイトルまたはチャプターに存在する全てのデータが再生されたか否かの判別を行う。
【0039】
ステップS15において選択した一群のタイトルまたはチャプターが全て再生されたと判別したときには、次いで全ての群のタイトルまたはチャプターを再生したか否かを判別する(ステップS16)。ここで未だ再生していないタイトル群またはチャプター群が存在すると判別したときには、再びステップS14に戻り各群のタイトルまたはチャプターをランダムに再生する作動を行い、以下前記と同様の作動を繰り返す。
【0040】
ステップS16において全ての群のタイトルまたはチャプターを再生したと判別したときには、この作動を終了する(ステップS20)。この終了の結果、前記図2の作動フローにおける、ステップS5の次のステップS6に、あるいはステップS7の次のステップS9に進むこととなる。
【0041】
なお、上記実施例においては、メニュー画面を利用したランダム再生を、利用者に上記のような作動を行っていることを格別意識させることなく、自動的に実行する例を示したが、上記のような作動の過程で選択されるメニュー画面を表示し、これから再生される曲がどのような曲であるか等、再生する内容がどのようなものかを表示するようにしても良い。また、このような再生方法は、メニュー画面のデータを用いて処理を行うため、例えばサーチ操作を禁止しているディスクの場合でも、禁止しているようなサーチ操作を直接行うものではないので、ディスク作成者の意図を阻害するものではない。
【0042】
【発明の効果】
本発明に係るDVDビデオ再生装置は、DVDビデオの再生信号からメニュー画面を検出するメニュー画面検出部と、前記メニュー画面検出部で検出したメニュー画面に表示される複数の項目をランダムに選択するランダム選択部と、前記ランダム選択部で選択した項目に対応するデータを再生する再生処理部とを備えたので、そのDVDビデオディスクにおいてサーチ禁止の設定がなされているときでも、簡単な手段により容易に、従来のCDと同様にランダム再生を行うことができる。
また、前記項目をデータの存在する位置を示すリンク先を示すものとしたので、リンク先を示すデータによってメニュー画面を検出することができ、またリンク先に進むことで指定した部分の再生を確実に行うことができる。
また、本発明に係る他のDVDビデオ再生装置は、前記リンク先をタイトルまたはチャプターとしたので、DVDビデオディスクに記録されている映像やオーディオのデータがディスクにタイトルかあるいはチャプタの形式で記録されている場合のいずれにおいても、最初にこれを識別することにより以降の処理を確実に行うことができ、したがって全てのDVDビデオディスクのランダム再生処理を容易に行うことができる。
また、本発明に係る他のDVDビデオ再生装置は、前記リンク先のタイトルまたはチャプターが連番ではないときには、リンク先に指定されていない番号のタイトルまたはチャプターはその前のリンク先に指定されている番号のタイトルまたはチャプターと1群をなすものとして取り扱うようにしたので、上記のようにリンク先に指定されていない部分についても一連のデータとして確実にランダム再生処理を行うことができる。
【0043】
また、本発明に係る他のDVDビデオ再生装置は、前記メニュー検出部で検出した画面を表示するようにしたので、この再生装置の利用者は、ランダム再生中に現在再生している曲名等の再生内容を知ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の機能ブロック図であろ。
【図2】同実施例のランダム再生処理の作動フロー図である。
【図3】同実施例のランダム再生処理における特に再生処理を行う部分の作動フロー図である。
【図4】DVDビデオディスクのデータ構成とメニュー画面で連続しないリンク先が指定されているときに、タイトルあるいはチャプターを1群として扱う態様を示す図である。
【図5】DVDビデオディスクに記録されている単階層メニューの例を示す図である。
【図6】DVDビデオディスクに記録されている多階層メニューの例を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスク
2 スピンドルモータ
3 光学ピックアップ
4 RFアンプ
5 DVD再生信号処理部
6 DVDデータプロセッサ
12 システム制御部
13 通常ランダム再生可否判別部
14 メニュー画面検出部
15 メニューリンク先種別判別部
16 下位階層メニューランダム選択部
17 タイトル群・チャプター群作成部
18 ランダム選択部
19 再生終了判別部
20 ランダム再生部
Claims (2)
- DVDビデオの再生信号からメニュー画面を検出するメニュー画面検出部と、前記メニュー画面検出部で検出したメニュー画面に表示される複数の項目をランダムに選択するランダム選択部と、前記ランダム選択部で選択した項目に対応するデータを再生する再生処理部とを備え、
前記項目はデータの存在する位置を示すリンク先としてのタイトルまたはチャプターであり、
前記リンク先のタイトルまたはチャプターが連番ではないときには、リンク先に指定されていない番号のタイトルまたはチャプターはその前のリンク先に指定されている番号のタイトルまたはチャプターと1群をなすものとして取り扱うことを特徴とするDVDビデオ再生装置。 - 前記メニュー検出部で検出した画面を表示することを特徴とする請求項1記載のDVDビデオ再生装置。
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