JPH06259871A - チェンジャ機能を備えたディスク再生装置 - Google Patents

チェンジャ機能を備えたディスク再生装置

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JPH06259871A
JPH06259871A JP7123393A JP7123393A JPH06259871A JP H06259871 A JPH06259871 A JP H06259871A JP 7123393 A JP7123393 A JP 7123393A JP 7123393 A JP7123393 A JP 7123393A JP H06259871 A JPH06259871 A JP H06259871A
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disc
disk
carriage
tray
player
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JP7123393A
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Yuichiro Hisatomi
雄一郎 久富
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Nakamichi Corp
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Nakamichi Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 チェンジャ機能を備えたディスク再生装置の
奥行寸法を短縮化してのコンパクト化を図る。 【構成】 ディスク36を載置可能なキャリッジ20
は、トレイ10と一体化された状態で、プレーヤ内外を
移動し、プレーヤ内の位置から更にトレイから離れて単
独でプレーヤの奥方に移動して、ディスク再生可能位置
をとる。キャリッジ20は、ディスク再生可能位置から
更にプレーヤの奥方に移動して、ストッカ内に収納され
る。再生可能位置において再生されるディスクとストッ
カ内に収納されるディスクとは、平面的に重なり合う。
ディスク再生手段は、ディスクの記録情報を読み取るた
めにディスクの略中心部からプレーヤの前方に向けて略
半径に亙って移動可能な光学ヘッドを有するが、トレイ
のローディング位置よりもキャリッジのみが奥方に移動
した位置で該キャリッジ上のディスクが再生されるた
め、トレイに余分な奥行寸法を持たせる必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の記録媒体ディス
クを選択的に再生可能な所謂チェンジャ機能を備えたデ
ィスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所謂チェンジャ機能を備えたディスク再
生装置(プレーヤ)は、光学的に読み取り可能なディス
クをプレーヤに対して着脱自在とされたストッカに複数
枚収納し、このストッカをプレーヤに装着することによ
り、複数枚のディスクを選択的に再生可能とするもので
ある。
【0003】このようなチェンジャ型プレーヤは各種提
案され市販されているが、その一例として、本出願人の
提案による特開平3− 号公報記載のものがあ
る。
【0004】このチェンジャ型プレーヤの動作原理を図
9ないし図13を参照して説明すると、プレーヤ50に
は、光学ヘッドやターンテーブル等を有するディスク再
生機構51が固定的に設けられ、その奥部には、複数の
キャリッジ53a〜53gを各段に収納可能なストッカ
52が昇降可能に設けられる。キャリッジ53a〜53
gは各々1枚のディスクを収納することができる。これ
ら図において、各キャリッジにはディスクが収納されて
おらず、したがってストッカ52は空の状態であるもの
として示されている。
【0005】トレイ54はキャリッジ53a〜53gの
いずれか1つを載置または収納することができる。トレ
イ54は、プレーヤ50内の位置(図9ないし図12)
およびプレーヤ50の前方に突出する位置(図13)の
間を往復移動可能に設けられる。
【0006】キャリッジは、ストッカ52の任意の段に
収納される位置と、プレーヤ50内の位置にあるトレイ
54に収納される位置との間を往復移動可能に設けられ
る。また、上述のように、トレイ54が、プレーヤ50
内の位置とプレーヤ50の前方に突出する位置との間を
往復移動すると、この移動に伴って、トレイ54に収納
されたキャリッジも移動する。
【0007】図9において、トレイ54はプレーヤ50
内の位置にあり、キャリッジ53aを収納している。こ
のとき、キャリッジ53aにディスクが収納されている
場合には、該ディスクは、ディスク再生機構51により
再生可能な状態にある。
【0008】ここで、空の状態にあるストッカ52にデ
ィスクを収納するには、まず、プレーヤ50に設けられ
る所要の操作釦(図示せず)を操作して、キャリッジ5
3aをストッカ52の最上段に収納した(図10)後、
ストッカ52を所要の距離だけ上昇移動させ(図1
1)、ストッカ52の第2段目に収納されているキャリ
ッジ53bを再生可能位置にあるトレイ54内に移載さ
せる(図12)。次いで、キャリッジ53bを収納する
トレイ54を移動してプレーヤ50の外部に突出させる
(図13)。この状態で、キャリッジ53bに所望のデ
ィスクを載置することができ、ディスク載置後、トレイ
54をプレーヤ内位置に移動させ、更にキャリッジ53
bをストッカ52の第2段目に収納する。このような動
作を繰り返し行うことにより、各キャリッジ53b〜5
3gに各1枚のディスクを収納することができる。
【0009】なお、この例においては、ストッカ52の
最上段に収納されるキャリッジ53aはストッカ52内
においては常にディスクを収納しない空の状態にあり、
トレイ54と共にプレーヤ50内外を往復することによ
り、シングルモードのプレーヤと同様に操作される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように多くのディ
スクを収納可能なチェンジャ型プレーヤは、ストッカに
収納された複数枚のディスクのうちから任意のものを交
換の手間なく選択して再生することができ、また長時間
の連続演奏が可能となる等、多くの利点を有するが、プ
レーヤ内部において、ディスクを、再生可能位置とスト
ッカ内収納位置との間を略同一平面上において移動させ
なければならないため、プレーヤに大きな奥行寸法が要
求されるという問題がある。
【0011】本発明は、チェンジャ型プレーヤ、特に本
出願人の提案したタイプのチェンジャ型プレーヤにおい
て、奥行寸法を最小化することを目的とし、更にそれに
伴って派生する問題を解決することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を解決すべく、
本発明によるチェンジャ機能を備えたディスク再生装置
は、ディスク再生装置外に突出する第1の位置とディス
ク再生装置内に収容される第2の位置との間でディスク
を移動可能なトレイと、前記ディスクがディスク再生装
置内の前記第2の位置よりも奥方の第3の位置にあると
きに前記ディスクの記録情報を再生可能なディスク再生
手段と、前記ディスクがディスク再生装置内の前記第3
の位置よりも更に奥方の第4の位置に移動されたときに
前記第4の位置において前記ディスクを収納可能であ
り、前記収納されたディスクの記録面と垂直方向に移動
可能とされることにより複数の前記ディスクを収納可能
であるストッカと、前記ディスクを前記第2の位置と前
記第3の位置または前記第4の位置との間で移動可能と
するディスク移動手段と、を有してなる。
【0013】前記ディスク再生手段は、再生されるディ
スクが、前記ストッカに収納されたディスクと平面的に
重なり合うよう配置されている。
【0014】前記ディスク再生手段は、前記第3の位置
にある前記ディスクの記録情報を読み取るべくディスク
の略中心部からディスク再生装置の前方に向けてディス
クの略半径に亙って移動可能な光学ヘッドを有する。
【0015】前記ディスク移動手段は、ディスク載置面
を有し、前記トレイと共に前記第1の位置と前記第2の
位置との間を移動可能であると共に、前記第2の位置に
ある前記トレイから離れて単独で更に前記第3および前
記第4の位置に移動可能であるキャリッジよりなるもの
として構成することができる。
【0016】
【作用】ディスクは、トレイと共にディスク再生装置内
に収納される第2の位置から更に奥方に移動された第3
の位置において、ディスク再生手段によって再生可能で
ある。
【0017】ディスク再生手段には、第3の位置にある
ディスクの略中心部から略半径に亙って移動しながらデ
ィスクの記録情報を読み取るための光学ヘッドが設けら
れるが、第3の位置にあるディスクとストッカ内のディ
スクとが平面的に見て部分的に重なり合っている構成の
ため、光学ヘッドを、ディスクの略中心部からディスク
再生装置の奥方に向けて移動させるように設けることが
できない。よって、光学ヘッドは、第3の位置にあるデ
ィスクの略中心部からディスク再生装置の前方に向けて
略半径に亙って移動可能に設けられる。
【0018】
【実施例】以下本発明の好適な一実施例について添付図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】この実施例によるチェンジャ機能を備えた
ディスクプレーヤにおいて、ディスクはキャリッジに載
置された状態で移動し、キャリッジは略水平面において
4つの位置をとり得る。
【0020】第1の位置は、キャリッジがトレイと一体
化された状態としてプレーヤ外に突出されるイジェクト
位置であり、この位置が図1および図2に示されてい
る。イジェクト位置において、空のキャリッジ上に再生
を希望する任意のディスクを載置し、またはキャリッジ
上に載置されているディスクを取り出し或いは交換する
作業が行われる。なお,図1および図2においてイジェ
クト位置にあるキャリッジは、ディスクを載置しない空
の状態にあるものとして示されている。また、これら図
において右方に示されるキャリッジは、後述されるスト
ッカ40内の第2段(ないし最下段)に収納されるキャ
リッジ20’であり、ディスク36’を載置するものと
して示されている。本例では、ストッカ40内のディス
ク収納段数に応じた計6個のキャリッジが用いられ、こ
れらキャリッジはいずれも同一の構成を有する。
【0021】トレイ10は、プレーヤの前面1に形成さ
れる開口2と略同一寸法を有し、トレイ10が後述され
る第2の位置すなわちローディング位置に挿入されたと
きに該開口を閉塞するよう構成される前面11を有す
る。
【0022】トレイ10の後方(図において右方)には
大きな開口12が形成され、この開口12は、前面11
の両端部分から平行に水平方向に延長する一対の側面1
3、13と、後述されるキャリッジ20が挿入一体化さ
れたときに該キャリッジにおける大径の載置面21の外
周縁22と一致する箇所に形成される一対の側方弧状縁
部分14、14および前方弧状縁部分15と、これら弧
状縁部分14、14と15の間において内方に突出形成
される一対の突起片16、16とによって定義される。
【0023】突起片16の上面は、トレイ10にキャリ
ッジ20が挿入一体化されたときに該キャリッジにおけ
る大径の載置面21と略面一に設けられる。突起片16
の内側弧状縁部分17は、トレイ10にキャリッジ20
が挿入一体化されたときに該キャリッジにおける小径の
載置面23の外周縁24と一致する。
【0024】側方弧状縁部分14、14およびその後方
に連続する部分は、トレイ10の厚さ方向に切欠形成さ
れる溝19、19を有し、キャリッジ20の前方部分2
7、27を受容する。
【0025】キャリッジ20は、現在市販されている2
種のディスク、すなわち12cm径のディスクと8cm
径のディスクとに共用可能とするため、前者を載置可能
な大径の載置面21と後者を載置可能な小径の載置面2
3とを同心状に有する。小径の載置面23は大径の載置
面21よりも若干低いレベルに形成され、したがって、
これら載置面の境界には段差が設けられ、小径の載置面
23の外周縁24をなしている。図1および図2のそれ
ぞれ左側に示されるイジェクト位置においては、図示の
ように、常にトレイ10には一つのキャリッジ20が組
み込まれて一体化されており、この状態において、大径
の載置面21の外周縁22はトレイ10の弧状縁部分1
4、14、15と同一の円弧をなし、小径の載置面23
の外周縁24はトレイ10の突起片16の内側弧状縁部
分17と同一の円弧をなす。
【0026】キャリッジ20は略方形の平板な部材であ
るが、その中心から前方(図において左方)にかけて略
V字形に切り欠かれている。このような開口25を形成
することにより、キャリッジの後述される第3の位置す
なわち再生可能位置と第4の位置すなわちストッカ内収
納位置とが平面的に見て部分的に重なり合うことがで
き、両位置の間の水平方向移動ストロークを短縮するこ
とが可能となり、プレーヤの奥行寸法を極小化すること
に寄与する。
【0027】キャリッジ20は、その前方部分27、2
7がトレイ10の嵌合溝19、19に受容され、その開
口25の切欠縁26、26がトレイ10における突起片
16の一方の直線縁部分18、18に係合されることに
より、トレイ10と一体化される。
【0028】キャリッジ20における大径載置面21は
開口25によって大きく切除されているが、トレイ10
と一体化された状態においては、トレイ10の突起片1
6と面一となってほぼ全周にわたるディスク載置面を与
えており、12cmディスクを安定的に載置することが
可能となる。8cmディスクについては、一般に、開口
25によって部分的に切除された小径載置面22であっ
ても十分に安定載置が可能であると認められるが、必要
に応じて、突起片16を図1において破線で示されるよ
うに延長し、この延長部分16’をキャリッジ20の小
径載置面23と面一となるように形成することができ
る。
【0029】トレイ10とキャリッジ20とが一体化し
た状態において、キャリッジ20の開口25は部分的に
トレイ10の突起片16によって狭められているが、な
おディスクのローディング/イジェクト方向に延長する
所要幅の開口28が形成され、後述される第3の位置す
なわち再生可能位置においてディスクに記録された情報
を光学ヘッド30により読み取ることを可能にしてい
る。符号31はディスク36の中心開口37に挿入され
てディスクをキャリッジ20から持ち上げた状態に保持
し、クランパ(図示せず)と協働して公知の要領にてデ
ィスクを回転させるためのターンテーブルである。これ
ら光学ヘッド30およびターンテーブル31等よりなる
ディスク再生機構は、所要の再生を行うために、再生機
構駆動制御機構32によって駆動制御される。
【0030】トレイ10は、キャリッジ20を一体化し
た状態にて、図1および図2に示されるイジェクト位置
と、図3および図4に示される第2の位置すなわちロー
ディング位置との間を往復移動可能とされ、このために
トレイ駆動制御機構33が設けられる。符号34は、キ
ャリッジ20をトレイ10とは切り離して、ローディン
グ位置、再生可能位置およびストッカ内収納位置の間を
往復移動させるためのキャリッジ駆動制御機構である。
イジェクト位置とローディング位置との間においては、
キャリッジ20はトレイ10と一体化された状態でトレ
イ10の移動に従属するだけであり、この間のキャリッ
ジ20の移動にはキャリッジ駆動制御機構34は関与し
ない。符号35は、後述されるストッカ内の所望の収納
段にディスクを収納しあるいは所望の収納段に収納され
ているディスクを取り出して再生あるいはイジェクトさ
せるためにストッカ40を昇降させるストッカ駆動制御
機構である。
【0031】図1および図2に示されるイジェクト位置
にあるトレイ10およびキャリッジ20に再生を希望す
るディスク36を載せ、プレーヤ前面1に配される所定
の操作釦(図示せず)を操作すると、トレイ駆動制御機
構33により、トレイ10(およびキャリッジ20)が
右方に移動し、図3および図4に示される第2の位置す
なわちローディング位置が得られる。ローディング位置
において、トレイ10の前面11はプレーヤ前面1と略
面一となって、その開口2を実質的に閉塞する。
【0032】このトレイ駆動制御機構33によるトレイ
10(およびキャリッジ20)のローディング方向移動
に引き続き、更に、キャリッジ駆動制御機構34によ
り、キャリッジ20がトレイ10から離れて単独でロー
ディング方向に若干移動され、再生可能位置で停止す
る。トレイ10はローディング位置に止まる。
【0033】再生可能位置において、キャリッジ20上
のディスク36の中心開口37は、垂直方向においてタ
ーンテーブル31と整列した位置にあり、プレーヤ前面
1に配される所定の操作釦の操作により、所要のディス
ク再生が行われる(図5および図6)。
【0034】この再生可能位置においては、再生される
ディスクの一部は、平面的に見て、ストッカ40内に収
納されたディスクと重なり合うようにされている。
【0035】図5および図6に示される再生可能位置に
あるキャリッジ20は、ローディング位置に止まるトレ
イ10から若干離間されるので、キャリッジ20の切欠
縁26、26とトレイ10の直線縁部分18、18との
係合は解除されるが、この位置においてもなお、キャリ
ッジ20の前方部分27、27はトレイ10の嵌合溝1
9、19内に嵌合されているので、トレイ10とキャリ
ッジ20との一体性は確保され、ディスク36に対する
安定載置が損なわれることはない。
【0036】図3および図4のローディング位置のまま
で再生を行うことなく、更にキャリッジ20のみを奥方
に移動させた位置で再生を行うように構成したのは、次
の理由による。
【0037】前述のように、光学ヘッド30は、ディス
ク36の記録部を径方向に直線移動し、開口28を介し
て記録情報を読み取る。すなわち、ディスク再生の間、
光学ヘッド30は、図5および図6において実線で示さ
れる最も中心寄りの位置と、一点鎖線で示される最も外
周寄りの位置との間を移動する。
【0038】ここで仮に図3および図4のローディング
位置のままで再生を行うこととすると、最も外周寄りに
位置したときの光学ヘッド30がプレーヤ前面1および
トレイ10の前面11と接触してしまうため、トレイ1
0の前方(図の左方)部分にマージンを取り、ディスク
が載置される部分を相対的に奥方(図の右方)にずらし
て設けなければならないが、このようにするとプレーヤ
の奥行寸法を余分に必要とすることとなってしまう。
【0039】この問題を解決するため、光学ヘッド30
がプレーヤ前面1およびトレイ10の前面11のわずか
に内側となる位置において、ディスクの記録部の最も外
周よりの部分を読み取ることができるよう、ローディン
グ位置から更にキャリッジ20のみを奥方に移動させ、
この位置(図5および図6)で再生を行うように構成し
たものである。これにより、プレーヤの奥行寸法を最小
化することが可能とされる。
【0040】図1および図2におけるのと同様、図3お
よび図4には、ローディング位置にあるトレイ10およ
びキャリッジ20の他、また図5および図6には、ロー
ディング位置に止まるトレイ10および再生可能位置に
移動したキャリッジ20の他、これら図中右側に、スト
ッカ内収納位置にあるキャリッジ20’が示され、該キ
ャリッジ20’はディスク36’を載置している。
【0041】ディスク再生が終了すると、再生駆動制御
機構32により、ターンテーブル31が下降して、ディ
スク36がキャリッジ20上に載置される。この後、再
生を終えたディスクをストッカ40に収納すべく、プレ
ーヤ前面1に配される所定の操作釦を操作すると、キャ
リッジ駆動制御機構34により、キャリッジ20は更に
奥方に移動され、ストッカ40内の所定位置(図示の例
では最上段)に収納される(図7、図8)。
【0042】以上においては、新たなディスクを再生し
た後、あるいは再生可能位置を経た後、該ディスクをス
トッカ40の最上段に収納する場合の動作について説明
したが、ストッカ40は、ストッカ駆動制御機構35に
より昇降可能であり、ストッカ40内の任意の収納段に
ディスクを収納し、または任意の収納段からディスクを
再生しあるいはイジェクトすることができる。
【0043】たとえば、図7および図8の状態から、ス
トッカ40の第2段に収納されたディスク36’を再生
するには、該ディスクを選択的に再生するための所要の
操作を行うと、ストッカ駆動制御機構35により、スト
ッカ40が1段分だけ上昇され、更に、キャリッジ駆動
制御機構34により、該第2段のキャリッジ20’が再
生可能位置(図5および図6)に移動して、該キャリッ
ジ20’上の所望のディスク36’の再生を可能にす
る。
【0044】ディスク36’が再生されるとき、図6に
示されるように、該ディスク36’はターンテーブル3
1の上昇によりキャリッジ20’から持ち上げられる
が、ストッカ40内の上方に位置している最上段のキャ
リッジ20の前方にはV字形の開口25が形成されてい
るため、該ディスク36’の回転に支障を与えない。同
様にして、ストッカ40内の任意の段に収納されたディ
スクを、他の段におけるディスク収納の如何を問わず、
自由に再生することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、トレイと共にディスク
再生装置内に収容される位置から更にディスクのみを若
干装置の奥方に移動させた位置を再生可能位置とするこ
とにより、トレイに余分な奥行寸法を持たせる必要がな
くなり、これらの相乗効果によって装置の奥行寸法を最
小化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるチェンジャ型プレーヤ
において1つのキャリッジがトレイと一体化されてイジ
ェクト位置にある状態を示す概略的平面図である。
【図2】図1の状態を示す概略的断面図である。
【図3】図1および図2の状態からディスクを載置する
キャリッジがトレイと共にプレーヤの奥方に移動されて
ローディング位置を占めた状態を示す概略的平面図であ
る。
【図4】図3の状態を示す概略的断面図である。
【図5】図3および図4の状態からディスクを載置する
キャリッジのみがトレイから離れて更に奥方に移動され
て再生可能位置を占めた状態を示す概略的平面図であ
る。
【図6】図5の状態を示す概略的断面図である。
【図7】図5および図6の状態からディスクを載置する
キャリッジのみが更に奥方に移動されてストッカ内に収
納された状態を示す概略的平面図である。
【図8】図7の状態を示す概略的断面図である。
【図9】本発明が適用されるタイプの従来技術によるチ
ェンジャ型プレーヤの動作原理を示す説明図である。
【図10】異なる動作段階を示す図9と同様の説明図で
ある。
【図11】異なる動作段階を示す同様の説明図である。
【図12】異なる動作段階を示す同様の説明図である。
【図13】異なる動作段階を示す同様の説明図である。
【符号の説明】
1 プレーヤの前面 10 トレイ 16 突起片 19 嵌合溝 20 キャリッジ 21 大径の載置面 23 小径の載置面 25 開口 28 開口 30 光学ヘッド 31 ターンテーブル 36 ディスク 40 ストッカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク再生装置外に突出する第1の
    位置とディスク再生装置内に収容される第2の位置との
    間でディスクを移動可能なトレイと、 前記ディスクがディスク再生装置内の前記第2の位置よ
    りも奥方の第3の位置にあるときに前記ディスクの記録
    情報を再生可能なディスク再生手段と、 前記ディスクがディスク再生装置内の前記第3の位置よ
    りも更に奥方の第4の位置に移動されたときに前記第4
    の位置において前記ディスクを収納可能であり、前記収
    納されたディスクの記録面と垂直方向に移動可能とされ
    ることにより複数の前記ディスクを収納可能であるスト
    ッカと、 前記ディスクを前記第2の位置と前記第3の位置または
    前記第4の位置との間で移動可能とするディスク移動手
    段と、を有してなり、 前記ディスク再生手段は、再生されるディスクが、前記
    ストッカに収納されたディスクと平面的に重なり合うよ
    う配置されており、 前記ディスク再生手段は、前記第3の位置にある前記デ
    ィスクの記録情報を読み取るべくディスクの略中心部か
    らディスク再生装置の前方に向けてディスクの略半径に
    亙って移動可能な光学ヘッドを有する、ことを特徴とす
    るチェンジャ機能を備えたディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスク移動手段は、ディスク載
    置面を有し、前記トレイと共に前記第1の位置と前記第
    2の位置との間を移動可能であると共に、前記第2の位
    置にある前記トレイから離れて単独で更に前記第3およ
    び前記第4の位置に移動可能であるキャリッジよりなる
    ことを特徴とする、請求項1のチェンジャ機能を備えた
    ディスク再生装置。
JP7123393A 1993-03-05 1993-03-05 チェンジャ機能を備えたディスク再生装置 Pending JPH06259871A (ja)

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