JP2002216416A - メディア駆動装置 - Google Patents

メディア駆動装置

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JP2002216416A
JP2002216416A JP2001003338A JP2001003338A JP2002216416A JP 2002216416 A JP2002216416 A JP 2002216416A JP 2001003338 A JP2001003338 A JP 2001003338A JP 2001003338 A JP2001003338 A JP 2001003338A JP 2002216416 A JP2002216416 A JP 2002216416A
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JP
Japan
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lead screw
media
seat
drive unit
driving device
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JP2001003338A
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Inventor
Noriaki Tozaki
典昭 戸崎
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Panasonic Automotive Systems Malaysia Sdn Bhd
Original Assignee
Sanyo Automedia Sdn Bhd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトディスクなどのメディアを配置す
るための移動形の受座の数量を減らす事なく、メディア
駆動装置の薄型化を図る。 【構成】 積層状態で配置される受座17がリードスク
リュー19の回転をもってその軸方向に順に間隔をあけ
て移動されるようにしたメディア駆動装置であって、駆
動源の動力を得て回転する回転軸20方向に沿って筒状
のリードスクリュー19が摺動可能に設けられる。回転
軸20を通じてリードスクリュー19が同方向に回転さ
れると、受座17がリードスクリュー19と噛み合いな
がら回転軸20の一端部に向けて移動する一方、リード
スクリュー19は各受座17に逆行して回転軸20の他
端部に向けて移動する。これにより、移動された受座1
7が順にリードスクリュー19から外れた状態でストッ
クされるため、リードスクリュー19の両端部に受座1
7のストック領域を確保せずして受座17を適正に移動
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
クその他のメディアをドライブするのに用いるメディア
駆動装置に係わり、特に複数のメディアの中から選択さ
れた一つのメディアを再生するオートチェンジャ機能を
もつメディア駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報記録媒体として、カセットテ
ープやビデオテープなどのテープ式メディアが良く知ら
れるが、近年ではCD(Compact Disc)、DVD(Digi
tai Versatile Disc)、MD(Mini Disc)などディス
ク形メディアの普及が顕著である。それらメディアの種
類は様々であり、例えばDVDといっても映像情報を記
録したDVDビデオや音楽情報を記録したDVDオーデ
ィオほか、道路網などの地図情報を記録したカーナビゲ
ーション用ディスクやゲームプログラムなどを記録した
パソコン用ディスク(DVD−ROM)などがある。そ
れらは再生専用タイプが主体であるが、一回限りの記録
が可能なDVD−R、CD−Rほか、繰り返し記録でき
る記録/再生型のDVD−RAMなどもある。
【0003】一方、その種のメディアをドライブする装
置として、複数のメディアをストックし、その中から所
望のメディアを選択して再生することのできるオートチ
ェンジャ機能をもつ機種が良く知られている。これには
複数のメディアを収納する着脱式のマガジンを利用し、
その中から選択されたメディアを取り出して再生する形
式のほか、メディアを再生するに必要な機器類を搭載し
たドライブユニットをメディアの格納領域内に導入する
方式(インダッシュタイプ)とがある。
【0004】このうち、インダッシュタイプの概略を図
16に示して説明すれば、Uはコンパクトディスクなど
のメディアを支持する半円弧状の受座(トレー)であ
り、この受座UはリードスクリューLsにより上下方向
(図16の紙面直角方向)に昇降可能にして支持されて
いる。又、Dyはドライブユニットであり、これはメディ
アMを回転させるためのターンテーブルTほか、メディ
アの記録情報を読み取るための光ピックアップPuなどを
有し、各受座Uに配置されたメディアMに干渉しない位
置(図16の実線に示す位置)と、その各メディアMの
格納領域内(図16に示す想像線の位置)との間で水平
方向に往復移動可能に設けられる。そして、このメディ
ア駆動装置によれば、所望のメディアMを再生駆動する
とき、リードスクリューLsの回転駆動をもって各受座U
がメディアMを支持したままリードスクリューLsの軸方
向に順に間隔をあけて移動することにより、選択された
メディアMの下方位置にドライブユニットDyを導入する
ための間隙が形成されるようになっている。
【0005】特に、図17に示す如く、リードスクリュ
ーLsの外周には、ピッチが中央部で大きく両端部で小さ
い螺旋状の軌道S1,S2が形成され、選択されたメディ
アを載せた受座が所定位置に到達するまでの間、他の受
座をリードスクリューの端部領域にストックしておける
ようになっている。
【0006】例えば、全ての受座Uがリードスクリュー
Lsの下部領域で積層された状態にあって、最上段のメデ
ィアMtを再生駆動する場合、図18(A)に示すよう
二段目以降の受座UをリードスクリューLsの下部領域に
積層状態に残したまま最上段の受座Uのみをリードスク
リューLsの中央領域まで移動させることができる。又、
その状態から最下段のメディアMbを再生駆動する場合
には、図18(B)に示すよう最下段の受座Uがリード
スクリューLsの中央領域に移動するまでの間、先に移動
させた他の受座Uを送り量の少ないリードスクリューの
上部領域にて積層状態でストックできるようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、リードスク
リューを用いて受座を移動させる従来のメディア駆動装
置によれば、受座の移動中にリードスクリューと受座と
の間に過負荷が生じぬよう、上記の如くリードスクリュ
ーの両端部に受座を積層状態でストックし得るリードの
小さい領域を確保しなければならない。
【0008】このため、装置内部には少なくとも受座の
総数の2倍の厚さとドライブユニットを導入するための
間隙とを確保する必要あり、小型化(薄型化)を図るに
は使用する受座の数量を減らすか、又はドライブユニッ
トの小型、薄型化を図る以外に手立てがなかった。しか
し、ドライブユニットの小型化は既に極限まで達してい
るし、受座の数量を減らすことは多くのメディアが存在
する中にあって普及を見込むことはできない。
【0009】本発明は以上のような事情に鑑みて成され
たものであり、その目的とする処はをメディアを配置す
るための移動形受座の数量を減らす事なく、メディア駆
動装置の薄型化を図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、外周に螺旋状の軌道をもつリードスクリュー
の軸方向に沿って、コンパクトディスクなどのメディア
を配置するための受座が多層状にして設けられ、その各
受座が前記リードスクリューの回転により該リードスク
リューの軸方向に順次間隔をあけて移動するよう構成さ
れるとともに、前記メディアから記録情報を読み取るた
めの再生手段を備えたドライブユニットが前記リードス
クリューの軸直角方向に沿って所定の区間を往復可能に
設けられて成るメディア駆動装置において、前記リード
スクリューを筒状にしてその中心を通る回転軸の軸方向
に摺動可能に設け、前記回転軸の回転をもってリードス
クリューが同方向に回転して各受座を回転軸の一端部側
に順に移動させつつ、そのリードスクリューが受座の移
動方向に逆行して回転軸の他端部側に移動するようにし
たことを特徴とするメディア駆動装置を提供する。
【0011】特に、上記メディア駆動装置において、ド
ライブユニットを回転軸の軸方向に移動させるための手
段が備えられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の適用例を図面に基
づいて詳細に説明する。尚、本発明に係るメディア駆動
装置は、メディアとしてコンパクトディスク(CD)や
デジタルビデオディスク(DVD)などのディスク状記
録媒体ほか、ミニディスクや磁気テープなどカートリッ
ジ付きのメディアなども対象になるが、本例ではCDを
再生駆動するCDプレーヤとして説明する。先ず、図1
は本発明に係るメディア駆動装置(CDプレーヤ)の外
観を示した斜視概略図、図2はその内部構造を示した平
面概略図であり、図3には図1におけるX−X線断面を
示す。
【0013】図1において、1は所定の大きさをした矩
形の筺体であり、その前面は操作部2とされ、この操作
部2には筺体1に内蔵される制御回路に対して特定の制
御信号を与えるための操作スイッチ類3が配列されるほ
か、液晶パネルなどで成る表示部4が設けられる。又、
操作部2にはCDを出し入れするためのスリット状の開
口部5が形成される。
【0014】次に、図2において、6は筺体1の内部に
設けられる金属製のシャーシであり、そのシャーシ6の
内側にはCDを格納するためのストッカ部7が設けられ
るほか、そのストッカ部7から外れた位置には開口部5
側でドライブユニット8を待機させるための領域9が設
けられる。ドライブユニット8はCDを回転させつつ、
その記録情報を読み取って再生するための部品であり、
これはCDの中心をチャッキングして回転するターンテ
ーブル10ほか、回転時におけるCDの情報記録面に沿
ってその半径方向に移動しながら記録情報を読み取る光
ピックアップ11などを含み、それらを板状のベース1
2に一体に装置して構成される。特に、本例において、
ターンテーブル10はバネにて上方に付勢されており、
光ピックアップ11が最接近したときに該ターンテーブ
ル10がバネの弾力に抗してベース12側に降下し、C
Dを再生するべく光ピックアップ11がターンテーブル
10より離隔したときには該ターンテーブル10が浮上
してCDの中心をチャッキングするようになっている。
そして、このドライブユニット8は、図2に示すよう開
口部5側の領域9とストッカ部7との間を往復移動し、
ストッカ部7内における想像線に示す位置において当該
ストッカ部7に格納されたCDの中心をターンテーブル
10でチャッキングできるようになっている。尚、13
はドライブユニットを搭載する昇降台、14は昇降台に
取り付けたアームであり、このアーム14と昇降台13
にはドライブユニット8を往復移動させるための送りネ
ジ15が回転自在に取り付けられ、アーム14の先端に
は送りネジ15を回転させるためのモータ16が設けら
れる。
【0015】一方、ストッカ部7はCDを配置するため
の受座17を具備して構成される。この受座17は、C
Dの周縁を支持する半円弧状の偏平部品であり、これは
後述する送りガイドにより上下に移動可能に支持されて
いる。図3に示すように、送りガイドは、受座17の部
位を貫通する複数(本例において2つ)のガイド軸18
と複数(本例において4つ)のリードスクリュー19、
並びにその各リードスクリュー19の中心を通る回転軸
20とで構成される。尚、回転軸20の両端はシャーシ
6に枢支され、その一端部には図2に示すよう歯車21
が固定される。
【0016】図2において、22は各歯車21に噛み合
うリングギヤであり、このリングギヤ22はその内周が
シャーシに取り付けた転動輪23にて回転自在に支持さ
れている。又、24は歯車21の一つと噛み合う伝動ギ
ヤ、25は伝動ギヤと噛み合う駆動ギヤであり、この駆
動ギヤ25は回転軸20を回転駆動させる駆動源として
のモータ26の出力軸に固定されている。そして、本例
によれば、モータ26の動力がリングギヤ22を介して
全ての歯車21に一斉に伝達され、このとき各回転軸2
0に同調してリードスクリュー19が同方向に回転しつ
つ、その軸方向に沿って受座17を上下移動させ得るよ
うになっている。
【0017】ここで、ドライブユニット8も上記の如き
昇降台13に搭載されることにより、昇降台13に搭載
されたまま回転軸20の軸方向(上下方向)に移動可能
とされている。その構成を図3及び図4に示して説明す
れば、先ず図3において、27は昇降台を昇降可能に支
持するL形のスライド板であり、このスライド板27は
シャーシ6の両側面に相対向して設けられ、互いにシャ
ーシ6の底面に設けたリンク28を介して開口部5から
ストッカ部7に向かうガイド溝29に沿って摺動自在に
連結されている。特に、スライド板27の一方は駆動側
としてその側縁にラック部30を有し、そのラック部3
0にはピニオン31を介してモータ32の出力軸に取り
付けたウォーム33が結合される。そして、本例によれ
ば、一対のスライド板27がモータ32の動力を得て図
3の矢印方向に摺動することにより、これに連動して両
側面にガイドピン34をもつ昇降台13が上下方向(図
3の紙面直角方向)に移動するようになっている。
【0018】図4から明らかなように、スライド板27
には階段状の傾斜溝35が形成されていると共に、シャ
ーシ6の側面には傾斜溝35に対応して上下に向けて延
びる縦溝36が形成され、その縦溝36と傾斜溝35と
に昇降台のガイドピン34が導入されている。よって、
スライド板27が水平方向に摺動すると、昇降台13が
傾斜溝35の部位にてガイドピン34を支持された状態
でドライブユニットを搭載したまま縦溝36の長手方向
に沿って昇降することになる。
【0019】尚、ドライブユニット8は上下に移動する
だけでなく、上述の如く送りネジ15により待機領域9
とストッカ部7との間で水平方向に移動可能に設けられ
るが、その一端には図5に示す如く、送りネジ15ほか
これに平行するガイド軸37が貫通され、そのガイド軸
37と送りネジ15とによりドライブユニット8が回転
せぬよう片持状態で支持されるようにしてある。又、図
5で明らかなように、昇降台13にはドライブユニット
8ほか、CDを開口部5と受座17との間で移動させる
ための送りローラ38が設けられる。
【0020】ここで、図4及び図6から明らかなよう
に、ストッカ部7を構成する受座17は上下に多層状に
して設けられ、その各受座17によりCDが個別に支持
されるようになっている。又、図7で明らかなように、
受座17にはCDの周縁を支える縁台39が形成される
ほか、その両端にはバネ40にて内方に付勢されるフィ
ンガ41が取り付けられ、その双方のフィンガ41によ
りCDの周縁両側をクランプできるようになっている。
尚、図7において、42は図3に示したガイド軸18を
通すための孔、43はリードスクリュー19用の透孔で
あり、その各透孔43の内周部には係止爪44が突設さ
れる。
【0021】一方、図8に示すように、リードスクリュ
ー19の外周には係止爪44に対応して螺旋状のガイド
溝45(軌道)が形成される。本例において、そのガイ
ド溝45は図9に示すよう巻数(条数)が3回であり、
そのリード角は中央部で大きく両端部で小さく設定され
ている。特に、図8に示されるよう、リードスクリュー
19はその中心に非円柱状の回転軸20が通る筒状にし
て、その回転軸20の軸方向に摺動可能に設けられる。
【0022】尚、本例において回転軸20が六角柱とさ
れる一方、リードスクリュー19の中心には図10に示
されるように、回転軸に適合する六角状の貫通孔46が
形成され、回転軸20とリードスクリュー19との相対
的な回転が規制されるようになっている。但し、回転軸
20や貫通孔46の形態は六角に限らず、要はリードス
クリュー19が回転軸20と同調回転しつつその軸方向
に摺動する形態であれば良く、これには回転軸20や貫
通孔46を多角形や楕円とするほか、回転軸20と貫通
孔46を任意の断面形状にして、その双方に互いに嵌合
する突条と溝とを形成するなどの方法がある。因に、リ
ードスクリュー19の外周に形成する螺旋状の軌道は上
記例のような溝形のガイド溝45とするほか、これを螺
旋状の突条として貫通孔の係止爪44を溝に変更しても
良い。
【0023】次に、図11にはリードスクリューをシャ
ーシの内部に装置した状態を示す。ここで、回転軸20
は直立状にして両端がシャーシ6の底面と天板とに図示
せぬ軸受を介して回転自在に取り付けられる。そして、
リードスクリュー19は回転軸20を中心としてその軸
方向に摺動可能に設けられ、回転軸20の回転時にはこ
れに連動して同方向に回転しつつ受座17をその軸方向
に順に間隔をあけて移動させることができる。特に、本
例において、先頭の受座17Aが係止爪44をガイド溝
45に導入させた状態でその第3ピッチ位置まで移動し
たとき、二番目の受座17Bの係止爪44がガイド溝4
5の第2ピッチ位置に差し掛かると共に、三番目の受座
17Cの係止爪44がガイド溝45の第一ピッチに差し
掛かることになる。尚、リードスクリュー19の全長
は、ドライブユニット8の厚さより稍大きく設定される
と共に、回転軸20はリードスクリュー19より長く、
その突出量が受座17の全高(本例において六枚分の厚
さ)より稍短い程度に設定される。
【0024】斯くて、本発明によれば、リードスクリュ
ー19が上記の如く構成されることから、図11に示す
ように全ての受座17をリードスクリュー19の一端側
に移動させたとき、先送りした受座17がリードスクリ
ュー19から外れた状態で積層し、その受座17により
リードスクリュー19が順次逆方向に迫り上げられるこ
とになる。又、図11に示す状態でリードスクリュー1
9を矢印方向に回転させたときには、各受座17が順に
間隔をあけて上昇され、その各受座17がリードスクリ
ュー19の上部に到達する都度、リードスクリュー19
が自重や受座17による押圧力により順次降下し、これ
によって受座17をストックする領域がリードスクリュ
ー19の上部で漸増しつつ下部で漸減し、最終的には図
11を逆さにみたような状態になる。ここで、リードス
クリュー19から外れた受座17は回転軸20回りにあ
って、そのがたつきをガイド軸18(図3参照)にて規
制されることになる。
【0025】次に、以上のように構成されるメディア駆
動装置の作用を説明する。先ず、図12には最上段の受
座17Aに配置されたCD1を再生駆動する場合の状態
を順に示す。初めに、ドライブユニット8は図12
(A)に示すよう開口部5側の領域9にあって、各受座
に配置されたCDに干渉しない位置で待機されている。
この状態で図1に示した操作スイッチ類3の操作により
例えば最上段に配置されたCD1が選択されると、当該
CD1を載せた受座17Aがリードスクリュー19の回
転をもってその上部まで移動し、その下にドライブユニ
ット8を導入し得る間隙が形成される。このとき、ドラ
イブユニット8も図4などに示したスライド板27の作
動をもって所定の高さに移動され、受座17Aが所定位
置に到達した直後には、図2などに示した送りネジ15
の作動をもってドライブユニット8が図12(B)に示
すよう受座17Aの下方へ進行し、ターンテーブル10
がCD1の中心に対向した状態で該ターンテーブル10
が上昇してCD1の中心をチャッキングする。
【0026】その後、図12(C)に示すように、ドラ
イブユニット8がチャッキングしたCD1を送りローラ
38の相互間に誘導しながら後退し、次いで図12
(D)に示すよう受座17Aがリードスクリュー19の
逆転をもってその下部側まで復帰される。すると、ドラ
イブユニット8が送りネジ15の作動をもって再び前進
し、図12(E)に示す如くCD1が送りローラ38か
ら離隔した位置にてその再生駆動が開始される。
【0027】尚、再生したCD1を受座17Aに戻す動
作は上記と逆で、先ずCD1をチャッキングしたドライ
ブユニット8が図12(E)に示す再生位置から図12
(D)に示す位置まで後退し、次いで図12(C)に示
すようリードスクリュー19の回転をもって受座17A
がCD1の位置まで上昇し、その状態でドライブユニッ
ト8が図12(B)に示すよう前進して受座17AにC
D1を収納した後、ターンテーブル10の降下をもって
CD1のチャッキングが解除されつつドライブユニット
8が図12(A)に示すよう待機領域9まで復帰するこ
とになる。
【0028】以上、最上段のCD1が選択された場合の
動作説明をしたが、他の段のCDが選択された場合はス
ライド板27の働きによりドライブユニット8の高さが
変更されるだけで、基本的動作は上記例と同様である。
尚、図13〜図15には、それぞれ2段目におけるCD
の再生駆動状態、4段目におけるCDの再生駆動状態、
6段目(最下段)におけるCDの再生駆動状態を示す。
ここで、それらの図から明らかなように、リードスクリ
ュー19の両側には移動した受座17の数量により相応
のストック領域が形成されることになる。
【0029】因に、CDを開口部5から受座17に収納
する場合、図1に示した操作スイッチ類3により空の受
座17を選択すると、送りローラ38を開口部5に対向
させるべく昇降台13が上下に移動する一方、選択され
た受座17も開口部5に対向する位置に移動され、その
状態で開口部5にCDを装填することにより、送りロー
ラ38の回転により同CDの受け渡しが行われることに
なる。又、CDを排出する場合には、例えば図12
(D)に示す状態において、ターンテーブル10による
CDのチャッキングが解除されつつ、ドライブユニット
8が待機領域9に移動し、その状態で同CDを開口部5
に対向させるべく昇降台13が上下に移動されることに
なる。
【0030】以上、本発明の好適な一例を説明したが、
本発明に係るメディア駆動装置は前述の如くCDプレー
ヤとしての用途に限らず、各種のメディアを対象とする
ことができる。特に、ドライブユニットには再生手段の
みならず、記録/再生型のメディアに対応して相変化方
式などの記録手段を持たせることもできる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればコンパクトディスクなどのメディアを配置する
ための受座をリードスクリューによりその軸方向に順次
間隔をあけて移動させる得るメディア駆動装置にして、
リードスクリューを回転軸方向に摺動する筒状とし、そ
のリードスクリューが回転軸上で受座の移動方向と逆行
するようにしていることから、小さなスペースで多数の
受座を間隔をあけながら適正に移動させることができ、
究極的には装置全体の厚さ(高さ)を受座の総数の厚さ
とドライブユニットの厚さとの合計値程度まで薄くする
ことができる。
【0032】又、ドライブユニットを回転軸方向に移動
可能にしていることから、これを所定の位置で受座に干
渉させる事なくその相互間に適正に導入してメディアを
確実にドライブすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメディア駆動装置の外観を示した
斜視概略図
【図2】同装置の内部構造を示した平面概略図
【図3】図1におけるX−X線断面図
【図4】同装置の内部を示す側面概略図
【図5】同装置の内部を示す正面概略図
【図6】メディアを格納するストッカ部を示した斜視図
【図7】メディアを配置するための受座を示した平面図
【図8】受座の部位を貫通するリードスクリューを示し
た斜視分解図
【図9】リードスクリューの側面図
【図10】図9におけるX−X線断面図
【図11】リードスクリューを装置した状態を示す部分
拡大図
【図12】本発明に係るメディア駆動装置の動作例を示
したフロー図
【図13】2段目のメディアを駆動する状態を示した側
面概略図
【図14】4段目のメディアを駆動する状態を示した側
面概略図
【図15】6段目のメディアを駆動する状態を示した側
面概略図
【図16】従来のメディア駆動装置を示す平面概略図
【図17】従来のメディア駆動装置に用いるリードスク
リューを示した側面図
【図18】従来のメディア駆動装置の作動状態を示す要
部拡大図
【符号の説明】
5 開口部 7 ストッカ部 8 ドライブユニット 10 ターンテーブル 11 光ピックアップ 13 昇降台 15 送りネジ 17 受座 18 ガイド軸 19 リードスクリュー 20 回転軸 27 スライド板 44 係止爪 45 ガイド溝(軌道)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に螺旋状の軌道をもつリードスクリ
    ューの軸方向に沿って、コンパクトディスクなどのメデ
    ィアを配置するための受座が多層状にして設けられ、そ
    の各受座が前記リードスクリューの回転により該リード
    スクリューの軸方向に順次間隔をあけて移動するよう構
    成されるとともに、前記メディアから記録情報を読み取
    るための再生手段を備えたドライブユニットが前記リー
    ドスクリューの軸直角方向に沿って所定の区間を往復可
    能に設けられて成るメディア駆動装置において、前記リ
    ードスクリューを筒状にしてその中心を通る回転軸の軸
    方向に摺動可能に設け、前記回転軸の回転をもってリー
    ドスクリューが同方向に回転して各受座を回転軸の一端
    部側に順に移動させつつ、そのリードスクリューが受座
    の移動方向に逆行して回転軸の他端部側に移動するよう
    にしたことを特徴とするメディア駆動装置。
  2. 【請求項2】 ドライブユニットを回転軸の軸方向に移
    動させるための手段を備えた請求項1記載のメディア駆
    動装置。
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