JP4530986B2 - ディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置 - Google Patents

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Description

本発明はディスクチェンジャにおけるディスク収納部の分割装置に関し、特に、複数のディスクを収納棚に収納し、再生ディスクを交換可能なディスクチェンジャにおいて、収納棚に収納されているディスクの再生、交換を行うために、収納棚を上下方向に分割するためのディスクチェンジャの収納棚の分割装置に関する。
従来、自動車の車室内で音楽を楽しむための媒体としてはカセットテープが主流であったが、近年、このカセットテープに代わってCD(コンパクトディスク)やMD(ミニディスク)等のディスク媒体が主流になってきている。そして、ディスク媒体はカセットテープに比べて薄く、特にCDのような光ディスクはケースにも入っていないので、再生装置内にディスクを複数枚収納してこれを交換しながら再生するディスクチェンジャが普及している。また、同じ光ディスクであるDVDについてもディスクチェンジャが開発されつつある。
このような光ディスクのディスクチェンジャには、その筐体の内部に複数枚のディスクを1枚1枚別々に収納できるディスク収納部があり、スイングアームによってこのディスク収納部から所望の1枚のディスクを取り出して光学ヘッドにより再生し、再生が終了するとディスクをディスク収納部に戻すようになっている。一般に、スイングアームの先端部にはディスクを回転させるターンテーブルと、ディスクをターンテーブル上に固定するクランパがある。そして、ターンテーブル上で回転するディスクに対して、光学ヘッドがスイングアームに設けられた移動路を光ディスクの半径方向に移動してディスクに記録された情報を再生する。また、ディスクチェンジャの構成としては、ディスク収納部から所望の1枚のディスクを取り出すために、ディスク収納部が装置内を昇降可能になっている構成が一般的である。
そして、このようなCDのディスクチェンジャでは、スイングアームによって1枚のディスクをディスク収納部から引き出して再生するために、スイングアームがディスク引き出し動作を行う場合には、収納棚から引き出されるディスクの上下に、スイングアームが進入するためにスペースが必要である。このため、従来のディスクチェンジャでは、再生されるディスクより下側にあるディスクを別の棚に移動させたり、収納棚をいくつかに分割していた。
このようなCDのディスクチェンジャのうち、初期のものは装置のサイズが大きいので自動車のトランクルーム内に収納されていた。ところが近年、ディスクチェンジャの小型化が進み、ディスクチェンジャを内蔵するディスク装置が自動車のインストルメントパネルのセンターコンソール等に収納できるようになってきている。
しかしながら、ディスク装置におけるディスクチェンジャの小型化が進んだ結果、ディスクチェンジャ内の部品同士の寸法に余裕がなくなり、ディスク収納部から再生するディスクをスイングアームに引き出させる際のディスク収納部の分割機構の動作が不安定になっていた。また、従来のディスクチェンジャでは、ディスク収納部を上下方向にカムで分割した後、収納部の停止高さを選択し、積層された収納部の間にディスクの取り出し装置が割って入る動作を行っているために、収納部を分割する際の動作ストロークが長く、装置全体のサイズが大きくなっていた。
そこで本発明は、前記従来のディスクチェンジャにおけるディスク収納部の分割機構の有する課題を解消し、ディスクチェンジャの小型化を図ると共に、ディスク収納部に収納されたディスクを取り出す場合に、簡単な構成で再生されるディスクとその他のディスクとを分割することができるディスクチェンジャの収納棚の分割装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成する本発明は、個々に1枚のディスクを保持可能な可動棚板がベース板上に複数枚載置されて構成されたディスク収納部と、ベース板の昇降機構とを備え、ディスク収納部から所望の1枚のディスクを取り出して再生するディスクチェンジャにおいて、ディスク取り出し時にディスク収納部を上下方向に分割する分割装置であって、この分割装置を、ディスク収納部に近接する位置に少なくとも2箇所軸支され、回転機構によって所定角度だけ回転可能な回動軸と、回動軸の上端部に取り付けられ、回動軸が第1の角度回転することによって可動棚板を係止可能な第1のレバーと、軸線方向に移動可能に第1のレバーに隣接して回動軸に取り付けられ、回動軸の第1の角度の回転によって1枚の可動棚板を係止する第2のレバーと、軸線方向に移動可能に第2のレバーに隣接して回動軸に取り付けられ、回動軸の第1の角度の回転によって可動棚板を係止可能な第3のレバー、及び回動軸の近傍のディスクチェンジャの筐体に固定され、回動軸が第1の角度より大きい第2の角度回転した状態でベース板が所定高さ以下に下降した時に第2のレバーに係合してこれを支持する係合部と、この状態で回動軸が第2の角度と第1の角度との間を回転する時に、第2のレバーを所定高さだけに昇降させるスロープ部とを有する分割部材とから構成したことを特徴としている。
このようなディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置において、回動軸と、第1から第3のレバーとは、キーとキー溝により結合することができる。
また、回動軸の下端部にカムを設けておき、このカムにより、回動軸が第2の角度回転した時に、回動軸を上方向に移動させることができる。
更に、以上の構成において、第1のレバーと第3のレバーとの間に第1の引っ張りばねを掛け渡し、第2のレバーと第3のレバーとの間に第2の引っ張りばねを掛け渡して、外力がない状態では第1のレバーから第3のレバーを密着させることができる。
更にまた、以上の構成において、第1のレバーと第3のレバーに爪状の係止部を設け、可動棚板の回動軸に対向する部位には係止突起を設け、係止部の先端部を、回動軸が第1の角度回転した時に、係止突起と係止突起の間、或いは係止突起とベース板との間のスペースに挿入され易いようにテーパ状にすることができる。
これらに加えて、ベース板上に、第1から第3のレバーの係止部が係止突起と係合していない時に、複数の可動棚板の分離を防止する保持レバーを設けることができる。
本発明の分割装置は、ディスク収納部の外周部近傍の少なくとも2箇所に設け、回転機構によって同時に同じ動作を行うようにする。この場合、第1のレバーに、回動軸に対して同心円上の離れた位置に設けられた2つのロッドを設け、このロッドの一方が回転機構によって回転させられることによって、第1のレバーが回転するようにする。
そして、分割装置を、ディスク収納部の両端部近傍と中央部近傍の3箇所に設けた第1から第3の分割装置から構成した場合には、回転機構を、モータ、先端部が第1の分割装置の一方のロッドに係合し、モータの回転によってスライドして第1の分割部材を回転させる第1の動作板、先端部が第2の分割装置の一方のロッドに係合し、モータの回転によってスライドして第2の分割部材を回転させる第2の動作板、及び第1と第2の分割装置の何れか一方のロッドと第3の分割装置の一方のロッドとに係合し、第3の分割装置を他の分割装置の動作に同期させて回転させる第3の動作板から構成することができる。
そして回転機構には更に、モータの回転力を減速させるギヤボックス、このギヤボックスに駆動されるアーク状板、及びこのアーク状板の移動によって回転する中継板とを設けておき、中継板の回転によって第1と第2の動作板が同時にスライドするようにすることができる。
即ち、本発明のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置は、複数のディスクを収納可能なディスク収納部と、ディスク再生部と、ディスク収納部を昇降する昇降機構と、昇降機構によって位置付けられたディスク収納部に係合可能な3つのレバーを備え、3つのレバーを係合させた後、昇降機構によってディスク収納部を分割するディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置である。3つのレバーは回動することによってディスク収納部に嵌合する。また、3つのレバーは、ばねで結合されるように構成されている。そして、昇降機構が下降したときにディスク収納部は分割され、3つのレバーのうち中央のレバーが、再生するディスクに対応するディスク収納部を支持する。
本発明のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置によれば、ディスク収納部に収納されたディスクを取り出す場合に、簡単な構成で再生されるディスクとその他のディスクとを分割することができるという効果がある。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明を適用するディスクチェンジャ1の構成を示すものであり、ディスクが収容されていない状態を示すものである。本発明を適用するディスクチェンジャ1は、装置本体の内部に、複数枚のディスクを収納でき、装置内を昇降可能なディスク収納部であるストッカ4と、このストッカ4からのディスクの取り出し、ディスクの再生、及び再生後のディスクのストッカ4への返却動作を行うスイングアーム3と、このスイングアーム3の駆動装置7と、ストッカ4の位置を検出するリニアポジションセンサ(図示せず)と、このリニアポジションセンサの出力に基づいてストッカ4の昇降を行う昇降機構5とを備えている。
スイングアーム3は駆動装置7によって回動するようになっており、大きく分けてフレーム30とクランプアーム33とから構成される。フレーム30の先端部にはディスクを回転させるターンテーブル32が設けられており、フレーム30の中央部には光学ヘッド36とこの光学ヘッド36が移動する移動路35が設けられている。クランプアーム33は、その基部がフレーム30の上に回転軸によって取り付けられており、クランプアーム33の先端部にはディスクをクランプするクランパ34が回転自在に設けられている。クランプアーム33の先端部はフレーム30側に回転して、ターンテーブル32の上に載置されたディスクをクランパ34で挟んで固定する。
スイングアーム3の装置内における垂直方向の位置は変わらず一定である。よって、スイングアーム3がストッカ4に収納されたディスクの所望の1枚をクランプするために、ストッカ4が装置の上下方向に分割され、移動するようになっている。ストッカ4は1枚のストッカベースと、この上に載置された複数の可動棚板である可動ストッカを備えており、個々の可動ストッカがそれぞれディスクを1枚収納できるようになっている。このストッカ4はストッカの昇降機構5によって装置内を昇降する。また、ストッカ4に保持された所望の1枚のディスクをスイングアーム3によって取り出すために、ストッカ4を構成する可動ストッカは、ストッカの分割機構6によって所望の位置で上下方向に分割できるようになっている。
このストッカの分割機構6は、この実施例ではストッカ4の両端部、及びストッカ4の中央部近傍の3箇所に設けられており、連動するようになっている。ストッカの分割機構6の数は、必要に応じて増減することができる。本発明はこのストッカ分割機構6の構造に特徴があり、この構造及び動作については後に詳述する。
ここで、本発明を適用するディスクチェンジャ1におけるスイングアームの駆動装置7と、ストッカの分割機構6の通常の動作について説明する。即ち、スイングアーム3がストッカ4から1枚のディスクを取り出す動作、再生する動作、再生後にディスクをストッカ4に返却する動作について、図2及び図3を用いて説明する。なお、図2はディスクチェンジャの動作を平面視したものであり、図3はディスクチェンジャの動作を側面視したものである。
まず、図2により、ディスクチェンジャ1におけるディスク2、スイングアーム3、及びストッカ4の位置について説明する。図2(a)は、ディスクチェンジャ1が動作していない待機状態、或いは電源を切られた状態を示すものである。この状態では、ストッカ4に複数枚のディスク2が収納されている。そして、スイングアーム3はスイングアームの駆動装置7の中に収容されており、この図面には示されていない。このとき、ストッカ4の中にあるディスク2は、ストッカの昇降機構5によって装置内で自由に昇降することができる。
ここでは、ストッカ4に収納されたディスク2の内、一番上のディスク2がストッカ4から取り出されて再生され、再生が終了した後にストッカ4に戻される場合について図2(b)〜(e)を用いて説明する。ストッカ4に収納されたディスク2の内、一番上のディスク2が再生される場合は、図2(a)の状態でストッカの昇降機構5によってストッカ4が下降し、一番上のディスク2の位置がスイングアーム3によって取り出される位置になる。詳細は後述するが、この状態でストッカ4が上下に分割され、再生されるディスク2を収納したストッカ4のみを残して他のストッカ4が更に下降する。
ストッカ4の下降及び再生ディスク2を収納するストッカ4の分割が終了すると、図2(b)に示すように、スイングアームの駆動装置7に駆動されてスイングアーム3が装置内を回転移動し、ディスク2の中心孔に向かう。図2(b)にはスイングアーム3の上側にあるクランプアーム33とクランパ34のみが示されており、スイングアーム3のフレームはディスク2の下側にあるので図示されていない。図示されないフレームは、再生されるディスク2と、分割されてその下側にあるディスク2との間にある空間を移動する。
スイングアーム3の回転は、図2(c)に示すように、ディスク2の中心孔の真上で停止する。この状態において、再生されるディスク2を収納するストッカ4のみが下降し、保持しているディスク2がスイングアーム3のターンテーブルの上に載置される。再生されるディスク2がターンテーブル上に載置されると、スイングアーム3のクランプアーム33がターンテーブル側に回転し、再生されるディスク2がクランパ34によりクランプされてターンテーブル上に固定される。
再生されるディスク2がクランパ34によりターンテーブル上に固定されると、図2(d)に示すように、スイングアーム3がディスク2の再生位置まで回転し、この位置でディスク2の再生が行われる。ディスク2の再生が終了すると、図2(e)に示すように、スイングアーム3がストッカ4に保持されているディスク2の中心孔の方向に再び回転移動し、再生が終了したディスク2をストッカ4に収納する。図2(e)の状態は、再生が終了したディスク2の一部がストッカ4に挿入されている状態であって、ディスク2が完全にストッカ4に戻された状態ではない。
再生が終了したディスク2が完全にストッカ4に収納されると図2(c)と同じ状態となる。この後、スイングアーム3はスイングアームの駆動装置7側に回転移動して戻り、図2(a)の状態となる。そして、この状態でストッカ4は次に再生されるディスク2をスイングアーム3の位置にするために上下方向に移動し、他のディスク2に対する前述の再生動作が繰り返される。なお、ストッカ4に収納されているディスク2は、装置の外部にある別のディスクと交換可能であるが、ディスク2の交換動作についてはここでは説明しない。
次に、以上説明したディスク2の、ストッカ4からの取り出し動作、再生動作、及びストッカ4への収納動作を、ディスクチェンジャ1の側面から見た状態を示す図3(a)〜(l)を用いて更に詳細に説明する。なお、ここでは、ストッカ4の分離動作が明確になるように、ストッカ4に収納されたディスク2の内、上から3枚目のディスク2−3が再生される状態を説明する。ストッカ4は、図3(a)に示すように、ストッカベース4−Bの上に6枚の可動ストッカ4−1〜4−6が載置されているものであり、可動ストッカ4−1〜4−6はそれぞれ独立して移動することができる。また、各可動ストッカ4−1〜4−6の中にはそれぞれ1枚のディスク2(これらは、図3(b)に示すように、上からディスク2−1〜2−6とする)を収納することができる。
図3(a)は図2(a)と同じ状態を示すものであり、ディスク2の再生前の状態である。ここではスイングアーム3にあるターンテーブル32とクランパ34のみを代表して示してあり、スイングアーム3の他の構成部材の図示は省略してある。9はディスク2を装置内に挿入、或いは装置から排出する際のディスクのガイド部材である。図3(a)の「ディスク選択」状態では、ターンテーブル32とクランパ34はディスク2の移動範囲から退避した位置にあり、ディスク2はストッカ4によりディスクチェンジャ1の上下方向に移動できるようになっている。即ち、図3(a)に示す状態は、これから再生されるディスク、例えば、上から3枚目のディスク2−3が選択される位置にストッカ4が移動した状態である。
図3(b)はこれから再生されるディスク2−3が選択されるために、ストッカ分割機構によって、ストッカ4−1,4−2が残りのストッカ4−3〜4−6から分割された、「上分割」状態を示すものである。図3(b)の状態は、ストッカ4−1,4−2のみが残りのストッカ4−3〜4−6から分割されて上昇した状態である。
図3(c)は図3(b)の状態から、ストッカ分割機構によって、ストッカ4−1,4−2の位置はそのままで、ストッカ4−3〜4−6のみが下降される「大分割中」の状態を示すものである。この「大分割中」の状態の時に上から3段目の可動ストッカ4−3のみが所定の位置で下降停止し、残りのストッカ4−4〜4−6は下降を続け、図3(d)の「大分割」状態となる。即ち、図3(d)はこれから再生される上から3段目の可動ストッカ4−3の中のディスク2−3が選択され、ストッカ4が3つに分割された状態を示している。この状態では、選択されたディスク2−3の下側にターンテーブル32、上側にクランパ34が挿入できるスペースが開けられる。図3(d)の状態は前述の図2(a)の状態と同じである。なお、ストッカ4の分割機構については後述する。
図3(e)は、図3(d)の「大分割」状態になった後に、ターンテーブル32とクランパ34とから構成されるディスクドライブがディスク2−3の上下に挿入される「ドライブ挿入」状態を示すものであり、前述の図2(b),(c)の状態に対応するものである。ターンテーブル32とクランパ34の挿入は、ディスク2−3の中心孔の位置で終了し、この後、図3(f)に示すように、上から3段目の可動ストッカ4−3が下降し、可動ストッカ4−3の中に保持されていたディスク2−3がターンテーブル32の上に載置される「ディスク載置」状態となる。
ターンテーブル32の上にディスク2−3が載置されると、図3(g)に示すように、ディスク2−3がクランパ34によってクランプされる「クランプ」状態となり、続いて図3(h)に示すように、ディスク2−3がターンテーブル32の移動によってストッカ4−3から引き出される「ディスク引出し」状態となる。ストッカ4−3は、図1、図2に示したように三日月状であるので、ターンテーブル32がある程度再生位置側に移動すると、ディスク2−3と係合しなくなる。この状態で、空になったストッカ4−3は、図3(i)に示すように上昇して「再生上分割」状態となる。
この後、ターンテーブル32はディスク2−3を引き出す方向に更に回転を続け、図3(j)に示す「再生位置」状態で停止する。この状態が図2(d)に対応しており、ディスク2−3はこの位置で再生される。再生が終了すると、図3(k)に示すように、ターンテーブル32はストッカ4側に移動し、ディスク2−3を元の可動ストッカ4−3に収納する「ディスク収納」動作を行う。図3(k)の状態は、図2(e)の状態に対応している。この時点では、可動ストッカ4−3はディスク2−3を収納する位置まで既に下降している。
ディスク2−3が可動ストッカ4−3に収納されると、クランパ34が上昇してディスク2−3がターンテーブル32の上で自由になるので、ターンテーブル32とクランパ34からなるドライブが、図3(l)に示すように、ストッカ4に保持されたディスク2との干渉が無くなる位置まで後退する「ドライブ後退」動作を行って再生動作を終了する。この後、可動ストッカ4−3が図3(c)に示した位置まで上昇し、更にディスク2の再生が続けられる時には、図3(b)の状態を経て図3(a)の状態になった後に、昇降機構によってストッカ4が上昇又は下降してストッカ4の分割位置が変わり、図3(b)から図3(l)に示した動作と同様の動作が繰り返される。
ここで、本発明のディスク収納部の分割装置を構成するストッカの分割機構6の構成の一実施例を図4(a),(b)により説明する。この実施例のストッカの分割機構6は、複数個設けてもその個々の構造は同じである。図4(a)は本発明の一実施例における分割機構6の構成を分解して示すものである。この実施例のストッカの分割機構6は、回動軸20と第1から第3のレバー40、50、60、及び、2つの引っ張りばね11、12とから構成される。
回動軸20は、ディスクチェンジャの筐体に回転可能に軸支されるものであり、取付孔21を備えた筒状の本体22、筒状の本体22の側面に軸線方向に突設されたキー23、筒状の本体22の下端部に扇状に突設されたフランジ部24、及びこのフランジ部24の下面に突設されたカム25とを備えている。この回動軸20は、この実施例では、図1に示したディスクチェンジャ1のストッカ4の両端部近傍、及び中央部の近傍の3箇所に設けられている。
第1のレバー40は、回動軸20の上端部に嵌め込まれて取り付けられるものであり、取付孔41が中央に設けられた上底部41を有する円筒状の本体42と、円筒状の本体42の側面及び側面の延長部に突設された扇状の保持突起44、引っ張りばねの取付フック45、及び第1ロッド46と第2ロッド47を備える。保持突起44は可動ストッカの一部を下方から支えて保持する。保持突起44と保持突起44との間のスリットは、ディスクチェンジャに収納されるディスクの枚数と同数だけある。
回動軸20に嵌め込まれる本体42の円周穴の内部には、回動軸20のキー23に対応するキー溝(図示せず)が設けられている。よって、第1のレバー40が回転すると回動軸20は第1のレバー40と一体となって回転する。そして、第1のレバー40は、回動軸20に対しては取り外しが可能であるが、回動軸20と共に上下動する。この第1のレバー40は、第1ロッド46又は第2ロッド47に外部から加わる力によって回転するが、この回転については後述する。
第2のレバー50は、第1のレバー40に隣接して回動軸20に取り付けられるものであり、円筒状の本体52、円筒状の本体52の側面に突設された2枚の扇状の保持突起54、円筒状の本体52の外周面に突設されたカム55、及び引っ張りばねの取付フック56を備える。カム55の下面は、円筒状の本体52に対して垂直である。また、2枚の保持突起54は可動ストッカの一部をその間に挟んで保持する。回動軸20に嵌め込まれる本体52の円周孔51の内部には、回動軸20のキー23に対応するキー溝53が設けられている。よって、第2のレバー50は回動軸20に対して円周方向には回転しない。そして、第2のレバー50は、回動軸20に対してその軸線方向(上下方向)に摺動可能である。
第3のレバー60は、第2のレバー50に隣接して回動軸20に取り付けられるものであり、円筒状の本体62、円筒状の本体62の側面に突設された扇状の保持突起64、及び引っ張りばねの取付フック56を備える。保持突起64は可動ストッカの一部を下から支えて保持する。保持突起64と保持突起64との間のスリットは、ディスクチェンジャに収納されるディスクの枚数と同数だけある。回動軸20に嵌め込まれる本体62の円周孔61の内部には、回動軸20のキー23に対応するキー溝63が設けられている。よって、第3のレバー60は回動軸20に対して円周方向には回転しない。そして、第3のレバー60は、回動軸20に対してその軸線方向(上下方向)に摺動可能である。
図4(b)は図4(a)の分割機構6を組み立てた状態を示すものである。引っ張りばね11は、第1のレバー40のフック45と第3のレバー60のフック65との間に掛け渡される。また、引っ張りばね12は、第2のレバー50のフック56と第3のレバー60のフック66との間に掛け渡される。よって、フック45とフック65は回動軸20の軸線に平行な方向において同じ位置にあり、フック56とフック66も回動軸20の軸線に平行な方向において同じ位置にある。この構成では、第3のレバー60は第2のレバー50に対して回動軸20上を移動して離間可能であり、第2のレバー50は第1のレバー40に対して回動軸20上を移動して離間可能である。また、第1のレバー40の保持突起44のうち、第2のレバー50の保持突起54に隣接するもの、および第3のレバー60の保持突起64のうち、第2のレバー50の保持突起54に隣接するものは、保持突起の間隔を等間隔にするために、厚さが薄くなっている。
図5(a)から(c)は、ディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置を構成する分割部材である分割カムホルダ70の一実施例の構成を示すものである。分割カムホルダ70は、図5(c)に示すように、ディスク装置のストッカの分割機構6の近傍の筐体8にねじで固定されるものである。分割カムホルダ70の形状は、その筐体8への取付位置によって異なるが、基本的には筐体8に固着する取付部71と、取付部71に対して直角に形成されたガイド壁72とから構成されている。そして、ガイド壁72の上面に、係合部73とこの係合部73に連続するスロープ部74が設けられている。係合部73は、回動軸20に沿って第2のレバー50が下降した時に、第2のレバー50のカム55の下面に当接して第2のレバー50の下降を止める部分である。また、スロープ部74は、第2のレバー50のカム55が係合部73に係止されている状態で、回動軸20が回転した時に、カム55と係合し、カム55を係合部73とこれよりも低い位置との間で昇降させる働きをする。
図6(a)は本発明の一実施例を示すディスクチェンジャ1におけるディスク2、ストッカ4、ストッカの分割機構6、及びストッカ保持レバー10の設置位置の関係を示すものである。また、(b)は(a)に示したストッカ保持レバー10の一実施例の構成を示すものである。ストッカ保持レバー10は、ストッカ4を構成するストッカベースの上に回動可能に軸支されており、ストッカの分割機構6に対向するストッカ4の各可動ストッカに設けられた爪状の係止突起14を収容する凹部13が設けられている。この凹部13の高さは、ストッカベース上に積み重ねられた可動ストッカの係止突起14を全て収納できる高さである。
図6(a)に示すように、ストッカの分割機構6が可動ストッカ4の係止突起14に係合していない状態では、ストッカ保持レバー10の凹部13内に各可動ストッカ4の係止突起14が入っており、ストッカ4が分散しないようにしている。ストッカ保持レバー10の形状はこの実施例に限定されるものではなく、ストッカ4の係止突起14を全て保持できる形状であれば良い。また、図6(a)には、ストッカの分割機構6を回転させるためのモータ80、ギヤボックス81、及びアーク状板82が示されているが、これらの動作については後述する。
ここで、図7から図10を用いて、以上説明した本発明の実施例のストッカの分割機構6及びストッカ保持レバー10の動作を説明する。なお、この説明では、第1から第4のレバー40、50、60の形状、及びこれらに突設された保持突起44、54、64の形状は簡略化してあり、どの保持突起がどの分割ストッカに係合するかのみが分かるようになっている。また、ストッカの分割機構6の回動軸20が、45°回転した時の保持突起44、54、64は白抜きで示し、90°回転した時の保持突起44、54、64は太線で示してある。なお、ストッカベース4−Bは、第3のレバー60の保持突起64に係合しているので、ストッカベース4−Bの昇降により、第3のレバー60が昇降する。
図7(a)、(b)は分割機構6の回動軸20が回転する前の状態を示すものであり、図6に示したストッカ保持レバー10によってストッカ4の全ての係止突起14がストッカ保持レバー10に係止されている。この状態ではストッカ4はディスクチェンジャの上限方向に自由に昇降することができるので、この状態で、分割機構6の第2のレバー50の保持突起54に対向する位置に、再生しようとするディスクを収納するストッカ4を移動させることができる。
ここでは、図3で説明した実施例と同様に、上から3枚目のディスクを収納するストッカ4−3が、第2のレバー50の保持突起54に対向する位置に移動した例を説明する。なお、回動軸20は取付軸26によって筐体の天井板8Aと底板8Bに軸支されており、第1のレバー40と天井板8Aとの間の取付軸26の周囲には圧縮ばね27が挿入されているので、回動軸20の下端部は筐体の底板8Bの側に付勢されている。また、回動軸20の下部にある底板8Bは、回動軸20のフランジ部24の周囲が切り欠かれており、フランジ部24に設けられたカム25はこの状態では底板8Bには乗っていない。
図7(c)、(d)は、(a)、(b)の状態から回動軸20が矢印Rの方向に45°回転した状態を示すものであり、このとき、図6に示したストッカ保持レバー10は矢印Lの方向に回転して、ストッカ4の全ての係止突起14の係止が解除される。この状態ではストッカ4の可動ストッカ4−1,4−2が第1のレバー40の保持突起44に支持され、可動ストッカ4−3が第2のレバー50の保持突起54に支持され、可動ストッカ4−4〜4−6が第3のレバー60の保持突起64に支持される。この状態でも、フランジ部24に設けられたカム25は底板8Bには乗っていない。図7(a)〜(d)の状態が図3(a)に示した状態に対応する。
図8(a)、(b)は、図7(c)、(d)の状態から回動軸20が矢印Rの方向に更に45°、即ち、初期状態から90°回転した状態を示すものである。可動ストッカ4−1,4−2が第1のレバー40の保持突起44に支持され、可動ストッカ4−3が第2のレバー50の保持突起54に支持され、可動ストッカ4−4〜4−6が第3のレバー60の保持突起64に支持される状態は変わらない。一方、この状態では、フランジ部24に設けられたカム25が底板8Bに乗り上げ、この結果、回動軸20がカム25の高さだけ上方に移動する。第1のレバー40は回動軸20と共に動くので、筐体の天井板8A側に移動し、圧縮ばね27を圧縮する。この状態では、第1のレバー40の保持突起44に支持され可動ストッカ4−1,4−2のみが第1のレバー40の上昇に伴って上昇する。図8(a),(b)の状態が図3(b)に示した状態に対応する。
図8(c)、(d)は、図8(a)、(b)の状態からストッカベース4−Bが下降し始めた状態を示すものである。ストッカベース4−Bが下降すると、第1のレバー40の保持突起44に支持された可動ストッカ4−1,4−2の位置は変わらないが、可動ストッカ4−3〜4−6は下降し、これらを保持する第2のレバー50と第3のレバー60も一緒に下降する。図8(c),(d)の状態が図3(c)に示した状態に対応する。
図9(a)、(b)は、図8(c)、(d)の状態からストッカベース4−Bが更に下降し、この結果、第2のレバー50に突設されたカム55の底面が、分割カムホルダ70の係合部73に当接した状態を示すものである。第2のレバー50のカム55が分割カムホルダ70に当接すると、可動ストッカ4−3の下降が停止し、以後はストッカベース4−Bの下降によって、可動ストッカ4−4〜4−6のみが下降する。
図9(c)、(d)は、図9(a)、(b)の状態からストッカベース4−Bが更に下降し、最終的に第3のレバー60が回動軸20のフランジ部24に当接した状態を示すものである。第3のレバー60はこれ以上下降しない。第3のレバー60がフランジ部24に当接すると、可動ストッカ4−4〜4−6の下降が停止する。図9(c),(d)の状態が図3(d)に示した状態に対応する。図9(c)、(d)の状態で、可動ストッカ4−3の下側にターンテーブル32、上側にクランパ34が挿入される。
図10(a)、(b)は、図9(b)、(c)の状態において、可動ストッカ4−3の下側にターンテーブル32、上側にクランパ34が挿入され後に、回動軸20が矢印Mの方向に45°逆回転させられた状態を示すものである。回動軸20が矢印Mの方向に回転すると、第2のレバー50に突設されたカム55の底面が、分割カムホルダ70のスロープ部74に沿って下降する。これは、図4に示したように、第2のレバー50は、引っ張りばね12によって第3のレバー60側に付勢されているからである。すると、第2のレバー50の保持突起54に保持された可動ストッカ4−3が下降し、可動ストッカ4−3に収納されたディスク(図示せず)がターンテーブルの上に載置される。また、回動軸20の矢印Mの方向への回転によって、筐体の底板8Bの上にあった回動軸20のカム25が底板8Bから外れ、回動軸20もカム25の高さ分だけ筐体の底板8B側に移動する。 この結果、第1のレバー40は回動軸20と共に下降するが、第3のレバー60はベースストッカ4−Bが下降しないので、その位置は変わらない。図10(a),(b)の状態が図3(f)に示した状態に対応する。
この後、可動ストッカ4−3に収納されたディスク(図示せず)がターンテーブルにクランプされて引き抜かれてストッカ4の昇降に干渉しなくなる位置に移動すると、図10(a)、(b)の状態から回動軸20が矢印Rの方向に再び45°、即ち、初期状態から90°回転した状態まで回転させられる。この結果、第2のレバー50のカム55が分割カムホルダ70のスロープ部74に沿って上昇すると共に、フランジ部24に設けられたカム25が再び底板8Bに乗り上げ、この結果、回動軸20がカム25の高さだけ上方に移動する。図10(b),(c)の状態が図3(i)に示した状態に対応する。
図11(a)から(j)はディスクチェンジャ1のストッカ4へのディスク2の挿入動作を示すものである。図11(a)は「ストッカ選択」状態であり、ストッカの分割機構6は図7(a)、(b)又は図7(c)、(d)に示した状態と同じ状態にある。9はディスクのガイド部材、32はターンテーブル、34はクランパを示している。なお、以後ディスク挿入動作に関係のない部材には符号の記載を省略する。図11(b)は、ディスク2を挿入するストッカ4が上から2段目のストッカ4−2に決まった場合の「上分割」状態を示すものであり、ストッカの分割機構6は図8(a)、(b)に示した状態と同じ状態にある。
図11(c)は「小分割」状態を示すものであり、ストッカの分割機構6は図8(c)、(d)に示した状態と同じ状態にある。ディスク2をディスクチェンジャに挿入する場合は、図9に示した第2のレバー50のカム55が分割カムホルダ70に当接するまでストッカ4を下降させる必要はない。よって、図11(d)に示す「ディスク挿入」状態、図11(e)に示す「挿入完了」状態までは、ストッカの分割機構6は図8(c)、(d)に示した状態と同じ状態にある。なお、ディスク2の挿入時にはストッカ4に隣接するガイド部材9が開き、図示しないディスクの挿入/排出機構(挿排ローラを備えている)によってディスクが搬送される。
ディスクの挿入が完了すると、図11(f)に示すように「小分割解除」状態となり、ストッカの分割機構6においてストッカベース4−Bが上昇する。ストッカの分割機構6は図8(a)、(b)に示した状態と同じ状態にある。この後、ストッカベース4−Bの上昇と、回動軸の回転によって上昇していた第1のレバーに保持された可動ストッカの下降が行われ、図11(g)に示す「上分割解除」状態となる。この状態のストッカの分割機構6は図7(c)、(d)に示した状態と同じ状態である。
この後の「ディスク押込み」状態では、図示しないディスク押し込み機構によりディスクが押され、ストッカ4内に収容される。図11(i),(j)は、この後、ディスク2を挿入するストッカ4が上から3段目のストッカ4−3に決まった場合の「小分割」状態と「ディスク挿入」状態を示すものであり、以後、前述のディスク挿入動作が繰り返される。このようなディスクの挿入動作においても、本発明のディスク収納部の分割機構は効率的に動作する。
ここで、本発明のストッカの分割機構6を連動させる機構の一例について説明する。図12(a)、(b)はストッカの分割機構6を連動させるための動作機構を示すものである。図12(b)に示すように、ディスクチェンジャの筐体の要部には駆動源であるモータ80が取り付けられている。このモータ80には多数の歯車の組み合わせからなるギヤボックス81が接続しており、モータ80の回転力はギヤボックス81で減速されてアーク状板82に伝達される。アーク状板82は、図示しないディスクのディスクチェンジャ内での上下方向の移動に対して干渉しない形状となっている。
ディスクチェンジャの筐体の底面とこのアーク状板82の間には、回転軸83Dによって回動自在に底面に取り付けられた中継板83が設けられている。この中継板83には第1のピン83A,第2のピン83B、及び第3のピン83Cが突設されている。中継板83は、この第1のピン83Aでアーク状板82と係合しており、アーク状板82が移動すると中継板83が回転するようになっている。
また、図12(a)に示すように、中継板83は、この第2のピン83Bで第1の動作板84と係合しており、第3のピン83Cで第2の動作板85と係合している。そして、第1の動作板84は、その自由端部に設けられた係合溝によってストッカの分割機構6の第1ロッド46(図4(a)参照)に接続しており、第2の動作板85は、その自由端部に設けられた係合溝によって、別のストッカの分割機構6の第1ロッド46に接続している。
更に、第1の動作板84とディスク収納スペースを挟んで対向する位置のディスクチェンジャのシャーシには、両端がストッカの分割機構6に係合する第3の動作板86が取り付けられている。第3の動作板86の一方の端部は、第2の動作板85が接続するストッカの分割機構6の第2ロッド47に係合しており、他方の端部はまた別のストッカの分割機構6の第1ロッド47に係合している。
ここで、モータ80の回転により、アーク状板82が矢印N方向に回転した場合を考える。この場合は、図12(b)に示すように、中継板83が矢印P方向に回転し、この結果、第2のピン83Bが矢印Q方向に移動し、第3のピン83Cが矢印R方向に移動することになる。すると、第1の動作板84が矢印Q方向に移動するので、第1の動作板84に係合するストッカ分割機構6が矢印T方向に回転する。また、第2の動作板85が矢印R方向に移動するので、第2の動作板85に係合するストッカ分割機構6が矢印T方向に回転する。
ストッカ分割機構6が矢印T方向に回転すると、ストッカ分割機構6の第2ロッド47に一端が係合する第3の動作板86が矢印S方向に移動する。そして、第3の動作板86の矢印S方向への移動により、第3の動作板86の他端に係合するストッカ分割機構6が矢印T方向に回転する。このように、本実施例では、モータ80の回転により、全てのストッカ分割機構6が矢印T方向、即ち時計方向に回転する。この動作は、図6(a)で説明したように、ストッカ4の係止突起14をストッカ分割機構6が係止する動作であり、全てのストッカ分割機構6は連動して同じ動作を行うことができる。
本発明を適用するディスクチェンジャの構成を示す斜視図である。 (a)から(e)はディスクチェンジャのディスク再生動作を示す平面図である。 (a)から(l)はディスクチェンジャのディスク再生動作を示す側面図である。 (a)は本発明の一実施例におけるディスク収納部の分割機構の構成を示す分解斜視図、(b)は(a)の分割機構を組み立てた状態の側面図である。 (a)はディスク収納部の一方の端部近傍に設ける分割カムホルダの一実施例の構成を示す正面図、平面図、及び側面図、(b)はディスク収納部の他方の端部近傍に設ける分割カムホルダの一実施例の構成を示す正面図、平面図、及び側面図、(c)は(a)、(b)の分割カムホルダの設置位置を示すディスクチェンジャの要部側面図である。 (a)は本発明の分割機構の設置位置の一実施例を示すディスクチェンジャの平面図、(b)は本発明の分割機構に隣接して設けられるストッカ保持レバーの一実施例の構成を示す斜視図である。 本発明の分割装置の動作を示すものであり、(a)、(b)は分割機構の回動軸が回転する前の要部平面図と要部側面図、(c)、(d)は回動軸が45°回転した時の要部平面図と要部側面図である。 本発明の分割装置の動作を示すものであり、(a)、(b)は分割機構の回動軸が90°回転した時の要部平面図と要部側面図、(c)、(d)は分割機構の回動軸が90°回転した状態でベース板が下降し始めた時の要部平面図と要部側面図である。 本発明の分割装置の動作を示すものであり、(a)、(b)は分割機構の回動軸が90°回転した状態でベース板が下降し、第2レバーが分割カムホルダに当接した時の要部平面図と要部側面図、(c)、(d)は(a)、(b)の状態から更にベース板が下降して下端部に達した時の要部平面図と要部側面図である。 本発明の分割装置の動作を示すものであり、(a)、(b)は図9(c)と(d)に示した位置から分割機構の回動軸が45°戻り、第2レバーが分割カムホルダのスロープを下降した時の要部平面図と要部側面図、(c)、(d)は(a)、(b)の状態から分割機構の回動軸が再び90°まで回転した時の状態を示すものである。 (a)から(j)はディスクチェンジャのディスク挿入動作を示す側面面図である。 (a)はストッカの分割機構を連動させるための3つの動作板からなる動作機構を示す斜視図、(b)は(a)の動作機構から動作板を除去した状態の部分斜視図である。
符号の説明
1 ディスクチェンジャ
2 ディスク
4 ストッカ(ディスク収納部)
6 ストッカの分割機構
8 筐体
8B 底板
9 ディスクのガイド部材
10 ストッカ保持レバー
20 回動軸
23 キー
25 カム
40 第1のレバー
44 保持突起
46 第1ロッド
47 第2ロッド
50 第2のレバー
53 キー溝
54 保持突起
55 カム
60 第3のレバー
63 キー溝
64 保持突起
70 分割カムホルダ
73 係合部
74 スロープ部
80 モータ
82 アーク状板
83 中継板
84 第1の動作板
85 第2の動作板
86 第3の動作板

Claims (14)

  1. 個々に1枚のディスクを保持可能な可動棚板がベース板上に複数枚載置されて構成されたディスク収納部と、前記ベース板の昇降機構とを備え、前記ディスク収納部から所望の1枚のディスクを取り出して再生するディスクチェンジャにおいて、前記ディスク取り出し時に前記ディスク収納部を上下方向に分割する分割装置であって、
    前記ディスク収納部に近接する位置に少なくとも2箇所軸支され、回転機構によって所定角度だけ回転可能な回動軸と、
    前記回動軸の上端部に取り付けられ、前記回動軸が第1の角度回転することによって前記可動棚板を係止可能な第1のレバーと、
    軸線方向に移動可能に前記第1のレバーに隣接して前記回動軸に取り付けられ、前記回動軸の第1の角度の回転によって1枚の前記可動棚板を係止する第2のレバーと、
    軸線方向に移動可能に前記第2のレバーに隣接して前記回動軸に取り付けられ、前記回動軸の前記第1の角度の回転によって前記可動棚板を係止可能な第3のレバー、及び
    前記回動軸の近傍の前記ディスクチェンジャの筐体に固定され、前記回動軸が前記第1の角度より大きい第2の角度回転した状態で前記ベース板が所定高さ以下に下降した時に前記第2のレバーに係合してこれを支持する係合部と、この状態で前記回動軸が前記第2の角度と前記第1の角度との間を回転する時に、前記第2のレバーを所定高さだけに昇降させるスロープ部とを有する分割部材、を備えることを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  2. 請求項1に記載のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置であって、
    前記回動軸と、前記第1から第3のレバーとは、キーとキー溝により結合されていることを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  3. 請求項2に記載のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置であって、
    前記回動軸の下端部にカムが設けられており、このカムは、前記回動軸が前記第2の角度回転した時に、前記回動軸を上方向に移動させることを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置であって、
    前記第1のレバーと前記第3のレバーとの間に第1の引っ張りばねが掛け渡されており、前記第2のレバーと前記第3のレバーとの間に第2の引っ張りばねが掛け渡されていることを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置であって、
    前記第1のレバーと前記第3のレバーに爪状の係止部が設けられ、前記可動棚板の前記回動軸に対向する部位には係止突起が設けられており、前記係止部の先端部は、前記回動軸が第1の角度回転した時に、前記係止突起と係止突起の間、或いは前記係止突起と前記ベース板との間のスペースに挿入され易いようにテーパ状になっていることを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  6. 請求項5に記載のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置であって、
    前記ベース板上に、前記第1から第3のレバーの係止部が前記係止突起と係合していない時に、前記複数の可動棚板の分離を防止する保持レバーが設けられていることを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置であって、
    前記分割装置が、前記ディスク収納部の外周部近傍の少なくとも2箇所に設けられており、前記回転機構によって同時に同じ動作を行うことを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  8. 請求項7に記載のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置であって、
    前記第1のレバーに、前記回動軸に対して同心円上の離れた位置に設けられた2つのロッドが設けられており、このロッドの一方が前記回転機構によって回転させられることによって、前記第1のレバーが回転するようになっていることを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  9. 請求項8に記載のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置であって、
    前記分割装置が、前記ディスク収納部の両端部近傍と中央部近傍の3箇所に設けられた第1から第3の分割装置から構成されており、
    前記回転機構が、モータ、先端部が前記第1の分割装置の一方のロッドに係合し、前記モータの回転によってスライドして前記第1の分割部材を回転させる第1の動作板、先端部が前記第2の分割装置の一方のロッドに係合し、前記モータの回転によってスライドして前記第2の分割部材を回転させる第2の動作板、及び前記第1と第2の分割装置の何れか一方のロッドと前記第3の分割装置の一方のロッドとに係合し、前記第3の分割装置を他の分割装置の動作に同期させて回転させる第3の動作板を備えることを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  10. 請求項9に記載のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置であって、
    前記回転機構が更に、前記モータの回転力を減速させるギヤボックス、このギヤボックスに駆動されるアーク状板、及びこのアーク状板の移動によって回転する中継板とを備えており、
    前記中継板の回転によって前記第1と第2の動作板が同時にスライドすることを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  11. 複数のディスクを収納可能なディスク収納部と、
    ディスク再生部と、
    前記ディスク収納部を昇降する昇降機構と、
    前記昇降機構によって位置付けられたディスク収納部に係合可能な3つのレバーを備え、
    前記3つのレバーを係合させた後、前記昇降機構によって前記ディスク収納部を分割することを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  12. 請求項11に記載のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置であって、
    前記3つのレバーは回動することによって前記ディスク収納部に嵌合することを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  13. 請求項11または12に記載のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置であって、
    前記3つのレバーは、ばねで結合されるように構成されていることを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
  14. 請求項11から13の何れか1項に記載のディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置であって、
    前記昇降機構が下降したときに前記ディスク収納部は分割され、3つのレバーのうち中央のレバーが、再生するディスクに対応するディスク収納部を支持することを特徴とするディスクチェンジャのディスク収納部の分割装置。
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